JPS632560Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632560Y2 JPS632560Y2 JP1982017956U JP1795682U JPS632560Y2 JP S632560 Y2 JPS632560 Y2 JP S632560Y2 JP 1982017956 U JP1982017956 U JP 1982017956U JP 1795682 U JP1795682 U JP 1795682U JP S632560 Y2 JPS632560 Y2 JP S632560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone hole
- head
- cylindrical body
- cone
- long groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 4
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トンネル等のコンクリート打設時に
型枠を保持するため、アンカーボルトの端部に取
着されるコーンの抜取後の孔の閉塞に使用される
栓に関する。
型枠を保持するため、アンカーボルトの端部に取
着されるコーンの抜取後の孔の閉塞に使用される
栓に関する。
従来、コーン孔の閉塞にはモルタル又は截頭円
錘形のプラスチツク製栓が使用されていた。しか
しながら、前者は硬化時の収縮によりコンクリー
トとの界面に隙間が生じたり、施工時にまきこん
だ気泡によりクラツチを生じたりして該隙間又は
クラツクより透水する欠点を有し、後者はコーン
の形状にばらつきがあるため、栓の側壁がコーン
孔に密接せず透水するおそれがあるという欠点を
有していた。
錘形のプラスチツク製栓が使用されていた。しか
しながら、前者は硬化時の収縮によりコンクリー
トとの界面に隙間が生じたり、施工時にまきこん
だ気泡によりクラツチを生じたりして該隙間又は
クラツクより透水する欠点を有し、後者はコーン
の形状にばらつきがあるため、栓の側壁がコーン
孔に密接せず透水するおそれがあるという欠点を
有していた。
そこで、この欠点を補うものとして、例えば、
実公昭56−35490号公報に記載のように、コンク
リート層のコーン孔に接着剤により嵌着させる栓
であつて、コーン孔に嵌合する嵌合部とその嵌合
部の上部に一体に設けた覆部とからなり、該嵌合
部はその底面の中央にコンクリート層に埋設した
ボルトの端部が嵌入される凹部を設け、前記覆部
はコーン孔の周囲を覆い得る形状をなすとともに
その底面をコーン孔周囲のコンクリート面との接
着面とするコーン孔用栓が知られている。しかし
ながら、コーン孔に接着剤により栓の嵌合部を嵌
合密着させてコーン孔を埋込むのに、一々栓の覆
部の接着底面及び嵌合部に接着剤を付着させなけ
ればならず、その作業が煩瑣であり、またコーン
孔に埋込んでもコーン孔の形状、寸法にばらつき
があるため、接着剤だけでは充分に密着せず、特
に側壁、天井等におけるコーン孔に適用した場
合、栓がコーン孔から抜け易く、結局、栓の嵌合
部及び覆部の接着底面がコーン孔及びコンクリー
ト層に完全に密着せず依然として透水するおそれ
があるという欠点がある。
実公昭56−35490号公報に記載のように、コンク
リート層のコーン孔に接着剤により嵌着させる栓
であつて、コーン孔に嵌合する嵌合部とその嵌合
部の上部に一体に設けた覆部とからなり、該嵌合
部はその底面の中央にコンクリート層に埋設した
ボルトの端部が嵌入される凹部を設け、前記覆部
はコーン孔の周囲を覆い得る形状をなすとともに
その底面をコーン孔周囲のコンクリート面との接
着面とするコーン孔用栓が知られている。しかし
ながら、コーン孔に接着剤により栓の嵌合部を嵌
合密着させてコーン孔を埋込むのに、一々栓の覆
部の接着底面及び嵌合部に接着剤を付着させなけ
ればならず、その作業が煩瑣であり、またコーン
孔に埋込んでもコーン孔の形状、寸法にばらつき
があるため、接着剤だけでは充分に密着せず、特
に側壁、天井等におけるコーン孔に適用した場
合、栓がコーン孔から抜け易く、結局、栓の嵌合
部及び覆部の接着底面がコーン孔及びコンクリー
ト層に完全に密着せず依然として透水するおそれ
があるという欠点がある。
本考案は上記従来の欠点を解消し、施工が簡単
で、コーン孔用栓がコーン孔から緩んで抜けると
いうことがなく、且つ透水性の恐れのないコーン
孔用栓を提供することを目的とする。
で、コーン孔用栓がコーン孔から緩んで抜けると
いうことがなく、且つ透水性の恐れのないコーン
孔用栓を提供することを目的とする。
次に本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。1は筒状本体であつて、内面にはアンカーボ
ルト3の先端雄螺子部にも螺着可能な雌螺子11
が刻設されている。筒状本体1の一端には筒状本
体1より大径にして且つその裏面がコーン孔を覆
い得る鋲状頭部2が突設されており、該頭部2の
表面には、両端部が開放された長溝21及びこれ
と直交する凹陥部22が、両者の交叉部が頭部2
の中心を通るように穿設されている。頭部2の裏
面周縁には全周に亘つて垂下縁23が垂設されて
いる。
る。1は筒状本体であつて、内面にはアンカーボ
ルト3の先端雄螺子部にも螺着可能な雌螺子11
が刻設されている。筒状本体1の一端には筒状本
体1より大径にして且つその裏面がコーン孔を覆
い得る鋲状頭部2が突設されており、該頭部2の
表面には、両端部が開放された長溝21及びこれ
と直交する凹陥部22が、両者の交叉部が頭部2
の中心を通るように穿設されている。頭部2の裏
面周縁には全周に亘つて垂下縁23が垂設されて
いる。
第3図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、頭部2の裏面に垂設されている垂下縁23の
先端面には、2個の円形の隆条24,24が同心
円状に突設されている。
て、頭部2の裏面に垂設されている垂下縁23の
先端面には、2個の円形の隆条24,24が同心
円状に突設されている。
本考案コーン孔用栓はコンクリート層4中に埋
込まれたアンカーボルト3先端の雄螺子部に螺着
される。コーン孔用栓の材料としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等の弾性に富むプラスチツ
クスが使用され、これらにより一体成形される。
込まれたアンカーボルト3先端の雄螺子部に螺着
される。コーン孔用栓の材料としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等の弾性に富むプラスチツ
クスが使用され、これらにより一体成形される。
本考案は、アンカーボルト先端の雄螺子部に螺
着可能な雌螺子を刻設した筒状本体の一端に、該
筒状本体より大径にして且つその裏面がコーン孔
を覆い得る鋲状頭部を突設し、該頭部表面には両
端部が開放された長溝及びこれと直交する凹陥部
を両者の交叉部が頭部の中心を通るように穿設し
たので、ドライバーが手元にない場合でも手近の
直尺等を鋲状頭部の長溝に嵌挿し、ドライバーが
手元にある場合は凹陥部にドライバーの先端を嵌
挿して、各々アンカーボルトの雄螺子部に筒状本
体の雌螺子を螺合し締め付けることができ、施工
が簡単であるのみならず、コーン孔用栓がコーン
孔から抜け落ちることがなく、更に該締め付けに
よつて頭部裏面がコーン孔周囲のコンクリート面
に圧接され、コーン孔の形状にばらつきがあつて
も有効に止水することができる。
着可能な雌螺子を刻設した筒状本体の一端に、該
筒状本体より大径にして且つその裏面がコーン孔
を覆い得る鋲状頭部を突設し、該頭部表面には両
端部が開放された長溝及びこれと直交する凹陥部
を両者の交叉部が頭部の中心を通るように穿設し
たので、ドライバーが手元にない場合でも手近の
直尺等を鋲状頭部の長溝に嵌挿し、ドライバーが
手元にある場合は凹陥部にドライバーの先端を嵌
挿して、各々アンカーボルトの雄螺子部に筒状本
体の雌螺子を螺合し締め付けることができ、施工
が簡単であるのみならず、コーン孔用栓がコーン
孔から抜け落ちることがなく、更に該締め付けに
よつて頭部裏面がコーン孔周囲のコンクリート面
に圧接され、コーン孔の形状にばらつきがあつて
も有効に止水することができる。
又、頭部裏面周縁に全周に亘つて垂下縁を垂設
し、且つコーン孔用栓全体を弾性に富むプラスチ
ツクで一体に成形したので、コーン孔用栓のコン
クリート面への圧接が容易にして且つ均一になさ
れ、しかも垂下縁が圧縮変形されてパツキングと
しての機能を発揮し、止水効果を確実にすると共
に、製造に際しては均質なものの大量生産が可能
である。
し、且つコーン孔用栓全体を弾性に富むプラスチ
ツクで一体に成形したので、コーン孔用栓のコン
クリート面への圧接が容易にして且つ均一になさ
れ、しかも垂下縁が圧縮変形されてパツキングと
しての機能を発揮し、止水効果を確実にすると共
に、製造に際しては均質なものの大量生産が可能
である。
尚、垂下縁の先端面に同心円状に隆条を突設し
た場合には、コンクリート面が平滑でない場合に
も止水効果を確保できる。
た場合には、コンクリート面が平滑でない場合に
も止水効果を確保できる。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同上の使用状態を示す断面図、第3図は他の実施
例の使用状態を示す断面図である。 1:筒状本体、2:鋲状頭部、11:雌螺子、
21:長溝、22:凹陥部、23:垂下縁、2
4:隆条。
同上の使用状態を示す断面図、第3図は他の実施
例の使用状態を示す断面図である。 1:筒状本体、2:鋲状頭部、11:雌螺子、
21:長溝、22:凹陥部、23:垂下縁、2
4:隆条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 アンカーボルト先端の雄螺子部に螺着可能な
雌螺子を刻設した筒状本体の一端に、該筒状本
体より大径にして且つその裏面がコーン孔を覆
い得る鋲状頭部を突設し、該頭部表面には両端
部が開放された長溝及びこれと直交する凹陥部
を両者の交叉部が頭部の中心を通るように穿設
し頭部裏面周縁に全周に亘つて垂下縁を垂設し
てなり、且つ全体を弾性に富むプラスチツクで
一体に成形してなるコーン孔用栓。 2 垂下縁の先端面に同心円状の隆状が突設され
ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のコ
ーン孔用栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1795682U JPS58120341U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | コ−ン孔用栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1795682U JPS58120341U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | コ−ン孔用栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120341U JPS58120341U (ja) | 1983-08-16 |
JPS632560Y2 true JPS632560Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=30030232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1795682U Granted JPS58120341U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | コ−ン孔用栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120341U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635490U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1795682U patent/JPS58120341U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635490U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58120341U (ja) | 1983-08-16 |
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