JPH0247132Y2 - - Google Patents

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JPH0247132Y2
JPH0247132Y2 JP11244386U JP11244386U JPH0247132Y2 JP H0247132 Y2 JPH0247132 Y2 JP H0247132Y2 JP 11244386 U JP11244386 U JP 11244386U JP 11244386 U JP11244386 U JP 11244386U JP H0247132 Y2 JPH0247132 Y2 JP H0247132Y2
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JP
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surface material
groove
ceiling
wall
wall surface
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、夫々壁紙や、天井クロスのような表
層材が張りつけられた壁と天井との境界部分の化
粧構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、表層材が張りつけられた壁と天井との境
界部分には回り縁を取りつけて、壁と天井との表
層材の継目を隠していた。
しかしながら、回り縁が取付けられていると野
暮つたく且つ狭苦しい感じがするうえ、その取付
には足場が悪く相当の熟練を要する。
従つて、近時、回り縁を使用しない試みも種々
検討され始めている。例えば、第3図に示すよう
に、壁2と天井1との境界部分に溝4を設け、壁
表層材21の上端縁及び天井表層材11の側端縁
を溝4内に導入し、溝4の内面に接着していた。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、第3図に示すような化粧構造で
は、溝内面に接着した壁表層材の端縁及び天井表
層材の端縁が同図の2点鎖線で示すように、時間
の経過と共に剥がれて下方に垂下し、醜態を曝す
ことになり易い欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は叙上の欠点を解決するためになされた
ものであつて、施工に熟練を要さず、醜態を曝す
ことのない壁と天井との境界部分の化粧構造を提
供することを目的とするものであつて、その要旨
は、天井と壁との境界部分に第1の溝が設けら
れ、第1の溝の底部に第1の溝より幅狭の第2の
溝が設けられ、天井面に張りつけられた天井表層
材の側端縁及び壁面に張りつけられた壁表層材の
上端縁が第1の溝内に導入され、壁表層材抑止
片、天井表層材抑止片及び楔部を有する抑止具の
楔部が第2の溝内に挿入嵌着され、第1の溝内に
導入された壁表層材の上端縁及び天井表層材の側
端縁が夫々壁表層材抑止片もしくは天井表層材抑
止片により抑止されたことを特徴とする壁と天井
との境界部分の化粧構造に存する。
壁表層材としては、壁の化粧に従来使用されて
いる壁紙、壁クロス、塩化ビニル樹脂シート等が
使用できる。
天井表層材としては、天井の化粧に従来使用さ
れている天井クロス、塩化ビニル樹脂シート等が
使用できる。
第1の溝内に導入された壁表層材の上端縁及び
天井表層材の側端縁は第1の溝内において、夫々
接着されることが望ましい。
抑止具はABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン等の合成樹脂もしくはアルミ等の金属で製
すればよい。
抑止具の楔部は第2の溝内において、挿入嵌着
されるのみならず、接着されていてもよい。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図において、1は天井材、11はその表面
に張りつけられた天井クロスのような天井表層材
である。
2は壁板、22はその表面に張りつけられた壁
紙のような壁表層材である。
3は天井と壁との境界部分に設けられた断面形
状がほぼT形の長尺境界材であり、木材或いはコ
ンクリートのような不燃材料で製されている。境
界材3の下方片側の切欠部に天井材1が嵌合接着
され、他方片側の切欠部により天井と壁との境界
部分に第1の溝4が設けられ、溝4の底面に第1
の溝4より幅狭の第2の溝5が形成されている。
壁表層材21の上端縁は第1の溝4内に導入さ
れたうえ、第1の溝4の底面に添わせ、且つ接着
されている。
天井表層材11の側端縁は第1の溝4内に導入
されたうえ、その先端部は更に第2の溝5の側面
に添わせ、且つ接着されている。
6はABS樹脂製の断面形状がほぼT形の長尺
抑止具であり、第2図に拡大して示すように、先
端が稍上方に湾曲された壁表層材抑止片61、下
端が稍側方に湾曲された天井表層材抑止片62及
び断面形状が鋸刃状となされた楔部63を有す
る。
楔部63は第2の溝5内に挿入嵌着され、第1
の溝4内に導入された壁表層材21の上端縁が壁
表層材抑止片61により抑止され、第1の溝4内
に導入された天井表層材11の側端縁が天井表層
材抑止片62により抑止されている。
〔作用〕
本考案においては、天井と壁との境界部分に第
1の溝が設けられ、第1の溝の底部に第1の溝よ
り幅狭の第2の溝が設けられ、天井面に張りつけ
られた天井表層材の側端縁及び壁面に張りつけら
れた壁表層材の上端縁が第1の溝内に導入された
状態において、抑止具の楔部を第2の溝内に挿入
嵌着することにより、第1の溝内に導入された壁
表層材の上端縁及び天井表層材の側端縁が夫々壁
表層材抑止片もしくは天井表層材抑止片により抑
止される。
〔効果〕
本考案においては、抑止具の楔部を第2の溝内
に挿入嵌着することにより、第1の溝内に導入さ
れた壁表層材の上端縁及び天井表層材の側端縁が
夫々壁表層材抑止片もしくは天井表層材抑止片に
抑止されるので、施工が容易であり、熟練を必要
としない。
又、壁表層材の上端縁及び天井表層材の側端縁
は夫々壁表層材抑止片もしくは天井表層材抑止片
により抑止されるので、第1の溝内に導入された
状態を永く維持し、従来のように、壁表層材の上
端縁及び天井表層材の側端縁が時間の経過ととも
に垂下し醜態を曝すことはなく、回り縁のないす
つきりした状態を永く保持し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は抑止具を拡大して示す断面図、第3図は従来の
化粧例を示す断面図である。 1……天井材、11……天井表層材、2……壁
板、21……壁表層材、3……長尺境界材、4…
…第1の溝、5……第2の溝、6……抑止具、6
1……壁表層材抑止片、62……天井表層材抑止
片、63……楔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井と壁との境界部分に第1の溝が設けられ、
    第1の溝の底部に第1の溝より幅狭の第2の溝が
    設けられ、天井面に張りつけられた天井表層材の
    側端縁及び壁面に張りつけられた壁表層材の上端
    縁が第1の溝内に導入され、壁表層材抑止片、天
    井表層材抑止片及び楔部を有する抑止具の楔部が
    第2の溝内に挿入嵌着され、第1の溝内に導入さ
    れた壁表層材の上端縁及び天井表層材の側端縁が
    夫々壁表層材抑止片もしくは天井表層材抑止片に
    より抑止されたことを特徴とする壁と天井との境
    界部分の化粧構造
JP11244386U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPH0247132Y2 (ja)

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JP11244386U JPH0247132Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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JP11244386U JPH0247132Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6319641U JPS6319641U (ja) 1988-02-09
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JP5885644B2 (ja) * 2012-12-03 2016-03-15 フクビ化学工業株式会社 不燃下地材

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JPS6319641U (ja) 1988-02-09

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