JPS6028859A - 自動車車体の化成処理後の乾燥方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、塗装前処理としての化成処理を行った後の自
動車車体部品の乾燥方法に関する。

（従来技術） 自動車車体部品の塗装前処理として、湯洗、脱脂処理の
後、リン酸亜鉛などの化成被ＩＩ愼を表面に形成する化
成処理が一般に行なわれる。この被膜は、素地の居食防
止及び塗料の密着性を向上させるものとして有効である
が、仁の後の水洗、水切り乾燥工程における乾燥が不十
分であると、車体部品における合わせ部、溝部などに水
が残り、重着塗膜の形成不良が生じたり、電ｒｆ槽への
入槽時に塗装ムラ、すなわち、ハツシュマークが生じた
シする。

しかし、上記乾燥を十分に行っても下塗シのための電着
塗装において、局部的に厚い塗膜をもった塗装ムラが発
生し、その塗装ム２が上塗＃）塗装のムラとして現れる
ことがあった。従来でｔま、この塗装ムラを未然に防止
する手段がなく、厚い塗膜を事後的に研磨処理によって
除去していた。本発明者らは、上記塗装ムラが化成処理
後の乾燥方法に起因していることを突き止め、本発明を
完成するに至ったものでおる。

（本発明の目的） 従って、本発明の目的は、電着塗装における上記塗装ム
ラの発生を未然に防止することができる化成処理後の乾
燥方法を提供することを目的とする。

（本発明の構成及び効果） 本発明の上記目的は、以下の構成にょシ達成することが
できる１、すなわら、本発明ｔよ、表面に化成処理を施
しだ後、水洗し、乾鰹ｔし、その後電着塗装を行なう自
前１車車体部品の処理方法においてＭｉｌ記水洗後、間
接加熱炉で予熱ｎ、温し、次に前記Ｗ体部凸表面にミス
トを吹き付けるミストスシレー処理を行っｈ−後、直接
加熱炉で高温ガスを吹き付けて急速熱風乾く・■するこ
とをｌ時機とする。

水洗νとの乾燥Ｊｌ　４’：’ｙで生じる一般的な現象
として乾燥工程のＪ′ｌ；較的初＋＋７＋の段階で局部
的に水膜が切れ、部分的に乾燥した状態になる。この部
分乾燥状態はある期間維持され、その後残りの部分に乾
燥が進行し始めると完全乾燥に致る１での時間は比較的
短い。この現象は、車体部品の表面温度が一定温度を越
えたとき、急速に乾燥が進行することに基づくと考えら
ノシる。本発明者らは、上記部分乾燥状態における乾燥
部と未乾燥部すなわち濡れ部との境界付近の電着塗膜厚
さが他の部分より厚くなり、これが塗装ムラの原因にな
っていることを突き止めた。

従って、塗装ムラの発生を未然に防止するためｌｃｒよ
１この部分乾燥状態の発生憂防ぐか、またはその状態が
維持される時間を極力短くすれば良い。

本発明によれば、水洗後、間接加熱炉はぼ無風の高温琢
囲気下で車体我面を予熱昇温し、その後直接乾燥炉で一
気に熱風乾燥するようにしている。

この場合、熱風乾燥を行う前に本発明では、車体部品表
面にミストを吹きつけて全面均一な水膜を形成するよう
にしている。これによって、ｌｔＪ装ムラム２因となる
部分乾燥状／＋羽の発生を効果的に抑えることができる
とともに、間接加熱炉で万一部分乾燥状態が発生しても
それを解消すると２ができる。従って、間接加熱炉の制
御条件を緩やかにすることができる。直接乾燥を行う前
に車体部品の表面温度を３θ℃以上に昇温することが望
ましく、この条件を充足するため、間接加熱炉は、炉内
雰囲気温度ＳＯ℃〜１００″Ｃ屯体部品滞溜時間２〜３
分、対流流速／ｍ／ｓｅｃ以下で運転することが望まし
い。

７０秒で行うことが望−ましい。さらにｉへ接加；（へ
炉は炉内が囲’１２（ｊｉＡｌ、’ｃ　／　／　ＯＣ〜
／　３０℃、ｊｊｔ　体’ｆｉｌｓ　品ｊｍ　、ｋｉ　
ＩＩＪ’　ＩＮ］　３〜／θ６〕、対１ｒｉｆ、流速ｔ
〜／　Ｏｍ／ｓｅｃでパＣに転されることが望ましい。

　゛（Ｐメ　方角　「りの　Ｉ悦　リ［Ｊ　）（北東ン
例） 自動車重ｔｔ：　＋ｔ＋を品の塗装前処罪を第１図に示
すように行った。、　′！ｌず車体部品の湯洗脱脂ＪＡ
理を行ない、つづいて水洗した後、表面にリン１１多亜
鉛等の化成刀！−を形成する化成外びを施し之。

化成外１１　ｉ局　、ｙｓイップ槽すンλわら水タンク
に重体Ｐ（（品をぴ漬し、て水洗するり°イップＪや作
を以下の条件で行つな　（最終プ゛イッグナｐ作ン水温
　左℃〜λθ℃ 全没時間　２分間 タンク容ｓｒｓ、　７　ｏ　ｉ 次に、車体部品を下記のφ件でスプレー洗浄を行なった
。

水温　ｓ℃〜う０℃ スプレー時間　７０〜４０秒間 スプレー量　、２０θ１／ｓ 次に第２図に示す直接乾煩炉で虫体部品を乾燥した。第
２図を参照すれに、直接乾燥炉１０の車体部品１２の搬
送方向の両側壁面に沿って複数の噴出口１４を備えたヘ
ッダー１６．Ｉ８が取付けられている。これらのヘッダ
ー１６゜１８にはバーナー２２からの高温ガスが１４円
、ファン２４によって送られ、ダクト２０．２８を介［
２て供給されるようになう−Ｃいる。ダクト２６゜２８
にはガス量を調整して炉内温度を制御１１１ｉするため
の調整弁３２．３４がそれぞれ設けられている。

また炉内に噴射された高温ガスは図示しないダクトに、
回収され再循工９させるようになっている。直接乾燥炉
の運転条件はＪｉＪ４下の；！１りである。

雰囲気温度　／１０℃〜／汐θ℃ 時間　３〜／θ分 風速　６〜１０ｍ／ｓｅｃ 雰閂気中の／時定成分 ＣＯ・・・・・・・・・　Ｓ〜／θｐｐｍＮｏｘＨ゛０
…０３〜４　ｐｐｍ （Ｍａｘ　１５ｐｐｍ） Ｃｔ・・・・・曲　蚊ｐｐｍ 以上の処理によってイｑられた車体部品は電着？ｈ装徒
において、■Ｌ着着膜膜表面スジ状の段差が生じるとい
う不具合が発生した。このスジ状の段差は高さ／μ〜λ
μ、長さ、２門以上にわたるものでちったつこの例の＋
件は！１“ｆに冬ＤＩ）　ｉＣ酋通Ｖｃ　：ｒｉ　；ｒ
”ｖするもので、場所は主としてボンネット、ルーフ、
トランクの部品に発生し為い。発生率ハ、７１ｒンネを
例にとれは約６０％であった。

（実施例） 第３図に示すように、最終スプレー洗浄までの処理は比
較例と同様の処理を行った。次に、間接加熱炉を用いて
予熱１温を行った。間接加熱炉は、第り図に示すように
乾ｉ’ｆ＋炉１１の色白にヒークダクト２０を有し、こ
れにバーナー２３からの高温力スをダクト３０を介して
赤くようにした従来周知の形式のものを用いた。間接加
熱炉の運転争件は以下の通りである。

雰囲気調度　５０℃ 車体部品滞溜時間　３分 対流流速　／　ｍ　／　ｓｅｃ以下 次に、以下のσ？件でミストヌグレー処理ヲ行い車体表
面に均一な水膜を作るようにした。

水温　３５℃ 水膜　、２ｓｔ７町 スプレー時間　３秒 第左図に示すよう・に、車体部品の処理を行うために処
理の順序に従つＣ１９，ｌ’％５”イッグ仰最終スプレ
ー３６、間接加熱炉１１、及び直接乾燥炉１０が段りら
れてお９、本例ではミストスプレー３７が間）ｇ加熱炉
１１及び直接乾燥炉１゜との間に配向され”Ｃいる。舟
体部品Ｕ、間接加熱４７３１１からｉｒ１接乾燥炉１０
に移行するＸ；中でスプレーされるようになっている。

次に第、２Ｎの乾燥炉を用い−ｃｒ、〜風店、燥した。

乾燥炉の運転条件ｔｉｔ以下の通りである。

雰囲気７．Ｆ１度　／、？θ℃ 車体部品滞溜時間　ｇ分 対流流速　ｇｍ　、／　ｓｅｃ 以上の処理によって１囁られ足車（−Ｆ　Ｎｌｔ品の１
．’ｊ　Ｗｔ塗隻後の１（面に丸・ける小具合（」冬１
１ＪＪに〉いても見られなかった２ これｉ、ｉ：、ｆｒｃＪ図に示すように間接加十〜炉に
よって、所望の温度１で予熱昇温できるとともにミスト
スシレーによって全面濡れ状態が確実につくり出さｔま
た後、急速に完全乾″ｊｌ／４に達するためでるると考
えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の塗装前処理の概略流れ図、第２　＋ｄ
は直接乾燥炉の断面図、’ｒ”ｙＪ図は、本発明に係る
実倫例の塗装前処理］ｊ’、ｒ（ＲＳ　ｔ’ｌｒ、　’
、１１−　ｌ：；’４１１．↓り！パ１は間接加熱炉の
断面図、第Ｓ図ｔ」１、セ伯’′３Ｊｉの／占輸例に係
る処理装置の概１烙図で・ン）る。 符号の説明 １０．１１・・・・・・乾り７こ炉、 １２・・・・・・車体部品、 ２２．２３・・・・・・バーナー、 ２４．２５・・・・・・送夙フｆン、 ３Ｔ・・・・・・ミストスプレー、 勃許出鵬人　東洋工業株式会社 第１図 第２図 第３図 ｊｌｒ４ｖ？Ｊ １ ｊＩｓ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表面に化成処理を施した後、水洗し、乾燥し、その後電
   着滲装を行なう自動車車体部品の処理方法において、 前記水洗後、間接加熱炉で予熱昇温し、次に前記車体部
   品表面にミストを吹き付けるミストスグレー処理を行っ
   た後、直接加熱炉で高温ガスを吹きイ寸けて急連熱声、
   乾燥することをｌ持久とする自動車車体部品の乾燥方法
   。