JPS6142377A - 金属薄板構造物の塗装方法 - Google Patents
金属薄板構造物の塗装方法Info
- Publication number
- JPS6142377A JPS6142377A JP16319384A JP16319384A JPS6142377A JP S6142377 A JPS6142377 A JP S6142377A JP 16319384 A JP16319384 A JP 16319384A JP 16319384 A JP16319384 A JP 16319384A JP S6142377 A JPS6142377 A JP S6142377A
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- Japan
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- rust
- coat
- applying
- baking
- primer
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば自動車の車体のような金属薄板構造物
の塗装方法に関するものである。
の塗装方法に関するものである。
技術上良く知られているように、自動車の車体の塗装は
、先づ被塗装金属薄板に脱脂、化成処理等の必要な前処
理を施したのち、電着塗料等による下塗塗装を施して焼
付を行ない、更に必要に応じて中塗塗料を塗布し焼付け
を行なったのち、上塗塗装を施して焼付を行ない塗膜を
硬化させ、かつ安定させるのが、常套的手法であった。
、先づ被塗装金属薄板に脱脂、化成処理等の必要な前処
理を施したのち、電着塗料等による下塗塗装を施して焼
付を行ない、更に必要に応じて中塗塗料を塗布し焼付け
を行なったのち、上塗塗装を施して焼付を行ない塗膜を
硬化させ、かつ安定させるのが、常套的手法であった。
このような常套的手法によシ塗装された金属薄板構造物
の端末部分における塗膜の構成を第１図について説明す
ると、１０は自動車車体構造部材に一般に使用されてい
る鋼板（ｓｐｃｃ）であって、そのシャリングされた切
断端縁には、通常不規則な形状のシャーシエツジ１２が
形成されている。１４は上記鋼板の塗装に先立ち施工さ
れた脱脂、化成前処理によってその表面に形成された化
成皮膜、１６は自体周知の電着塗装法により形成された
下塗塗膜、１８は上記下塗塗膜１６の外面に塗布された
上塗塗膜である。又、第１図においては省略されている
が、下塗塗膜１６と上塗塗膜１８との間に中塗塗装が施
されることがあり、更に上記各塗膜は通常焼付によシ硬
化される。
の端末部分における塗膜の構成を第１図について説明す
ると、１０は自動車車体構造部材に一般に使用されてい
る鋼板（ｓｐｃｃ）であって、そのシャリングされた切
断端縁には、通常不規則な形状のシャーシエツジ１２が
形成されている。１４は上記鋼板の塗装に先立ち施工さ
れた脱脂、化成前処理によってその表面に形成された化
成皮膜、１６は自体周知の電着塗装法により形成された
下塗塗膜、１８は上記下塗塗膜１６の外面に塗布された
上塗塗膜である。又、第１図においては省略されている
が、下塗塗膜１６と上塗塗膜１８との間に中塗塗装が施
されることがあり、更に上記各塗膜は通常焼付によシ硬
化される。
上記通常の塗装方法によシ塗装された鋼板１０は、その
シャーシエツジ１２の先端部において耐食性十分な塗膜
を形成することが、極めて困難である。即ちシャーシエ
ツジ１２に下塗、中塗及び上塗塗膜が形成される際に、
塗料が未乾燥の状態ではシャーシエツジ１２に付着して
いても、焼付工程において加熱されたときに流動してし
まい、有効な塗膜が形成されず、従って使用時に上記シ
ャープエツジ１２の尖端から錆が進行して比較的早期に
腐食してしまう不都合があった。このような鋼板１０の
切断端からの腐食を防止するだめに、上記シャープエツ
ジ１２を削り落して端部を丸める加工を施すとか、切断
端にプロテクタを被着して外部環境から保護する等の対
策を施すことが考慮されるが、何れも可成のコストアッ
プを招く不具合がある。
シャーシエツジ１２の先端部において耐食性十分な塗膜
を形成することが、極めて困難である。即ちシャーシエ
ツジ１２に下塗、中塗及び上塗塗膜が形成される際に、
塗料が未乾燥の状態ではシャーシエツジ１２に付着して
いても、焼付工程において加熱されたときに流動してし
まい、有効な塗膜が形成されず、従って使用時に上記シ
ャープエツジ１２の尖端から錆が進行して比較的早期に
腐食してしまう不都合があった。このような鋼板１０の
切断端からの腐食を防止するだめに、上記シャープエツ
ジ１２を削り落して端部を丸める加工を施すとか、切断
端にプロテクタを被着して外部環境から保護する等の対
策を施すことが考慮されるが、何れも可成のコストアッ
プを招く不具合がある。
本発明は、上記事情に鑑み創案されたもので、金属薄板
構造物に、下塗塗料を塗装し、更に必要に応じ中塗塗料
を塗布して、焼付を行ったのち、上記構造物の端末部分
に防錆プライマを塗布し、その後上塗塗料を塗装するこ
とを特徴とする金属薄板構造物の塗装方法を要旨とする
ものである。
構造物に、下塗塗料を塗装し、更に必要に応じ中塗塗料
を塗布して、焼付を行ったのち、上記構造物の端末部分
に防錆プライマを塗布し、その後上塗塗料を塗装するこ
とを特徴とする金属薄板構造物の塗装方法を要旨とする
ものである。
以下本発明の実施例を第２図及び第３図について説明す
る。（なお、上記第１図と実質的に同一の部材及び部分
には、同一の符号を付し重複説明は省略する）先づ、自
動車車体を構成する鋼板１０には、第３図の工程図に示
すように、前処理が施されて化成皮膜１４が形成され、
次に周知の電着塗装により下塗塗膜１６が形成され焼付
が行なわれる。この後、直ちに第３図において二重枠で
囲んだ鋼板端末部分の防錆プライマ塗布が行なわれ、続
いて焼付乾燥を行なわずに、防錆プライマ塗膜２ｏ上に
上塗塗膜１１８゛が形成される。勿論、第３図に示すよ
うに、下塗塗膜１６・の形成後に、中塗塗料を塗布した
のち焼付を行って、その上にプライマを塗布しプライマ
塗膜２０’を形成してもよい。
る。（なお、上記第１図と実質的に同一の部材及び部分
には、同一の符号を付し重複説明は省略する）先づ、自
動車車体を構成する鋼板１０には、第３図の工程図に示
すように、前処理が施されて化成皮膜１４が形成され、
次に周知の電着塗装により下塗塗膜１６が形成され焼付
が行なわれる。この後、直ちに第３図において二重枠で
囲んだ鋼板端末部分の防錆プライマ塗布が行なわれ、続
いて焼付乾燥を行なわずに、防錆プライマ塗膜２ｏ上に
上塗塗膜１１８゛が形成される。勿論、第３図に示すよ
うに、下塗塗膜１６・の形成後に、中塗塗料を塗布した
のち焼付を行って、その上にプライマを塗布しプライマ
塗膜２０’を形成してもよい。
上記プライマに具備されることが望ましい特性としては
、（ｉ）薄膜でも成膜性が優れている（１１）防錆顔料
を含み薄膜でも防食効果が大きい（ｌｉｉ）次工程の塗
料の溶剤でおかされない（ψ常温速乾性であるＭ次工程
の塗膜の焼付硬化工程で熱により流動しない、等がある
。上記特性を概ね満足し、優れた防錆力を発輝し得るプ
ライマの構成の一例を示すと、下記第１表の通りである
。
、（ｉ）薄膜でも成膜性が優れている（１１）防錆顔料
を含み薄膜でも防食効果が大きい（ｌｉｉ）次工程の塗
料の溶剤でおかされない（ψ常温速乾性であるＭ次工程
の塗膜の焼付硬化工程で熱により流動しない、等がある
。上記特性を概ね満足し、優れた防錆力を発輝し得るプ
ライマの構成の一例を示すと、下記第１表の通りである
。
第１表：
上記組成のプライマをスプレー法により鋼板端末部に塗
布したのち常温乾燥させて（周囲環境にもよるが、好ま
しくは１分以内、おそくとも数分以内）上記プライマ塗
膜２０を形成し、その上に常法に従かい上塗塗装置８を
施した試験片人と、前記従来法による塗装試験片Ｂ１換
言すればプライマ塗膜２０を具備しない点だけが相違す
る同一条件の試験片とについて、塗膜性能試験を行なっ
た結果は、下記第２表に示す通シである。
布したのち常温乾燥させて（周囲環境にもよるが、好ま
しくは１分以内、おそくとも数分以内）上記プライマ塗
膜２０を形成し、その上に常法に従かい上塗塗装置８を
施した試験片人と、前記従来法による塗装試験片Ｂ１換
言すればプライマ塗膜２０を具備しない点だけが相違す
る同一条件の試験片とについて、塗膜性能試験を行なっ
た結果は、下記第２表に示す通シである。
第２表：
に）１．Ｆ側及びＲ側は夫々第１図、第２図の符号に対
応 ２各試験項目の詳細は次の通り （１）ツルトスプレー ＪＩＳ Ｋ５４００によ
る（２）耐水性 ＪＩＳ Ｋ ５４００による
（３）耐湿性 ＪＩＳ Ｄ Ｏ２０２による（
４）耐候性 ＪＩＳ Ｋ ５４００による上記
試験結果から明らかなように、本発明によれば、従来最
も錆を発生しやすかった鋼板の切断端末部分を効果的に
防止することができるのである。又、比較的安価な防錆
プライマーをスプレ法等によって所望の端末部分のみに
僅少量塗布すればよく、かつ焼付を必要としないので、
コスト面での犠牲も少くて済む等の利点がある。なお、
上記防錆プライマの組成及び配合割合は一例にすぎない
ものであり、前述したプライマの特性をできるだけ充足
する範囲内で組成及び配合割合を適宜変更することがで
きる。
応 ２各試験項目の詳細は次の通り （１）ツルトスプレー ＪＩＳ Ｋ５４００によ
る（２）耐水性 ＪＩＳ Ｋ ５４００による
（３）耐湿性 ＪＩＳ Ｄ Ｏ２０２による（
４）耐候性 ＪＩＳ Ｋ ５４００による上記
試験結果から明らかなように、本発明によれば、従来最
も錆を発生しやすかった鋼板の切断端末部分を効果的に
防止することができるのである。又、比較的安価な防錆
プライマーをスプレ法等によって所望の端末部分のみに
僅少量塗布すればよく、かつ焼付を必要としないので、
コスト面での犠牲も少くて済む等の利点がある。なお、
上記防錆プライマの組成及び配合割合は一例にすぎない
ものであり、前述したプライマの特性をできるだけ充足
する範囲内で組成及び配合割合を適宜変更することがで
きる。
斜上のように本発明に係る金属薄板構造物の塗装方法は
、金属薄板構造物に、下塗塗料を塗装し、更に必要に応
じ中塗塗料を塗布して、焼付を行ったのち、上記構造物
の端末部分に防錆プライマーを塗布し、その後上塗塗料
を塗装することを特徴とし、大きなコストアップを伴な
うことなく自動車車体等の金属薄板端末部分の発錆を効
果的に防止することができるので、極めて有益である。
、金属薄板構造物に、下塗塗料を塗装し、更に必要に応
じ中塗塗料を塗布して、焼付を行ったのち、上記構造物
の端末部分に防錆プライマーを塗布し、その後上塗塗料
を塗装することを特徴とし、大きなコストアップを伴な
うことなく自動車車体等の金属薄板端末部分の発錆を効
果的に防止することができるので、極めて有益である。
第１図は従来の塗装方法を採用した場合の金属板端末部
分の拡大断面図、第２図は本発明方法による同様の金属
板端末部分の拡大断面図、第３図は本発明方法の工程図
である。
分の拡大断面図、第２図は本発明方法による同様の金属
板端末部分の拡大断面図、第３図は本発明方法の工程図
である。
Claims (1)
- 金属薄板構造物に、下塗塗料を塗装し、更に必要に応じ
中塗塗料を塗布して、焼付を行ったのち、上記構造物の
端末部分に防錆プライマを塗布し、その後上塗塗料を塗
装することを特徴とする金属薄板構造物の塗装方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16319384A JPS6142377A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 金属薄板構造物の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16319384A JPS6142377A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 金属薄板構造物の塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142377A true JPS6142377A (ja) | 1986-02-28 |
| JPH0368751B2 JPH0368751B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=15769035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16319384A Granted JPS6142377A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 金属薄板構造物の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6142377A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5340604A (en) * | 1990-03-30 | 1994-08-23 | Ogura Atsushi | Method for manufacturing a composite vapor deposition film |
| JPH07335206A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Agency Of Ind Science & Technol | アルカリ電池用負極 |
| JPH07335210A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Agency Of Ind Science & Technol | アルカリ電池用電極 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49111459U (ja) * | 1972-10-18 | 1974-09-24 |
-
1984
- 1984-08-02 JP JP16319384A patent/JPS6142377A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49111459U (ja) * | 1972-10-18 | 1974-09-24 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5340604A (en) * | 1990-03-30 | 1994-08-23 | Ogura Atsushi | Method for manufacturing a composite vapor deposition film |
| JPH07335206A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Agency Of Ind Science & Technol | アルカリ電池用負極 |
| JPH07335210A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Agency Of Ind Science & Technol | アルカリ電池用電極 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0368751B2 (ja) | 1991-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |