JPH0448348B2 - - Google Patents

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JPH0448348B2
JPH0448348B2 JP62046873A JP4687387A JPH0448348B2 JP H0448348 B2 JPH0448348 B2 JP H0448348B2 JP 62046873 A JP62046873 A JP 62046873A JP 4687387 A JP4687387 A JP 4687387A JP H0448348 B2 JPH0448348 B2 JP H0448348B2
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JP
Japan
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silica
compound
film
corrosion resistance
weight ratio
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JP62046873A
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JPS648033A (en
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Takeshi Ataya
Masaaki Yamashita
Takahiro Kubota
Akira Enatsu
Norio Nikaido
Yoshiaki Myosawa
Tadashi Nishimoto
Kazuhiko Ozawa
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Kansai Paint Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Priority to US07/160,030 priority patent/US4889775A/en
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Priority to DE8888902233T priority patent/DE3876746T2/de
Priority to EP88902233A priority patent/EP0312599B1/en
Priority to AU13908/88A priority patent/AU605064B2/en
Priority to KR1019880701275A priority patent/KR910008596B1/ko
Priority to PCT/JP1988/000233 priority patent/WO1988006521A1/ja
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Publication of JPH0448348B2 publication Critical patent/JPH0448348B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は自動車車䜓等に奜適な高耐食性衚面凊
理鋌板に関する。 〔埓来の技術〕 近幎、自動車車䜓ずしお䜿甚される鋌板は優れ
た耐食性が芁求され、埓来から䜿甚されおきた冷
延鋌板に代わり、耐食性の高い衚面凊理鋌板を䜿
甚する傟向が匷くな぀おいる。 このような衚面凊理鋌板ずしおは、たず亜鉛メ
ツキ鋌板をあげるこずができるが、この皮の鋌板
では耐食性を高めるために亜鉛の付着量を倚くす
る必芁があり、これに䌎぀お加工性、溶接性が劣
化するずいう問題がある。このような問題を改善
するためNiFeMnMoCoAlCr等の元
玠を皮たたは皮以䞊添加した亜鉛合金メツキ
鋌板や倚局メツキ鋌板が研究開発されおおり、こ
れらの鋌板では䞊蚘亜鉛メツキ鋌板に比范しお溶
接性、加工性を劣化させるこずなく耐食性を向䞊
させるこずができる。しかし、鋌板が自動車車䜓
内板の袋構造郚や曲り郚ヘミング郚に適甚さ
れる堎合、その衚面には高床な耐食性が芁求され
るものであり、䞊蚘したような亜鉛合金メツキ鋌
板や倚局メツキ鋌板ではその耐食性がいたひず぀
十分でないずいう問題がある。高床な耐食性を有
する鋌板ずしお、特公昭45−24230号や特公昭47
−6882号にみられるようなゞンクリツチ系塗膜を
斜した防錆塗装鋌板が研究開発されおおり、その
代衚的なものはゞンクロメタルの名称で知られお
いる。しかし、この防錆塗装鋌板においおも、プ
レス成圢等の加工郚では皮膜の剥離を生じ、耐食
性が劣化しおしたう堎合があり、自動車車䜓甚材
料等の芁求に応ずべき高耐食性防錆被芆鋌板ずし
おは、未だ十分に満足できるものずは蚀い難い。 このようなこずから本発明者等は、ゞンクリツ
チ系塗膜では防錆塗装鋌板の性胜改善に限界があ
るずの芳点から、Zn粉末などの金属粉末を党く
䜿甚しない薄膜玄数Ό以䞋状の保護皮膜を有
する鋌板を新たに開発し、特開昭58−224174号、
特開昭60−50179号、特開昭60−50180号及び特開
昭60−50181号等ずしお提案した。この鋌板は亜
鉛もしくは亜鉛合金メツキ鋌板をベヌスずし、こ
れにクロメヌト皮膜ず最䞊局の有機耇合シリケヌ
ト皮膜を斜したもので、加工性及び耐食性に優れ
た特性を有しおいる。 さらに、自動車車䜓内面の䞀郚の郚䜍トラン
クリツド、フヌド等では、カチオン電着塗膜に
䞊塗りを斜すコヌト以䞊の塗装をする堎合があ
り、䞊蚘提案に係る鋌板では、このような倚局塗
膜の堎合の密着性に䞍安があるこずから、䞊蚘鋌
板を改良し、倚局塗膜密着性にも優れた倚局塗装
甚防錆鋌板の補造方法を特開昭60−174879号ずし
お提案した。 この発明は250〜350℃の高枩焌付により有機高
分子皮膜を十分に架橋させ、倚局塗装に察しお優
れた塗装密着性を確保するものであり、高分子皮
膜の架橋が䞍十分な堎合、カチオン電着時に界面
で発生するアルカリにより皮膜が軟膚最し、塗装
密着性が劣化するずいう点を高枩焌付の架橋によ
り改善したものである。 〔発明が解決しようずする問題点〕 しかしながら、本発明者等のその埌の研究によ
り、䞊蚘鋌板は250℃以䞊の高枩焌付により非垞
に優れた塗装密着性コヌト以䞊の倚局塗装密
着性を確保できるものの、電着塗装が圢成され
にくい堎合を想定した所謂裞耐食性無塗装耐食
性に問題があり、衚面凊理皮膜が損傷を受けた
堎合、䟋えば鉄玠地たで達するクロスカツト、深
絞り成圢、ドロヌビヌド加工等を受けた堎合、裞
耐食性が䞊述した特開昭58−224174号等による鋌
板ず比べおやや劣る傟向があるこずが刀明した。 自動車甚高耐食性衚面凊理鋌板は、優れた加工
性、溶接性ずずもに、 袋構造郚やヘミング郚等の電着塗膜が圢成さ
れにくい郚䜍の耐食性、すなわち高床の裞耐食
性未塗装耐食性。 トランクリツドやフヌド内面のようなコヌ
トカチオン電着䞊塗り以䞊の倚局塗装に
察する塗装性塗装密着性、塗装耐食性 が芁求されるものであり、特に自動車車䜓の防錆
性に察する芁望がさらに高たり぀぀ある昚今、䞊
述した鋌板は十分な特性を有するものずは蚀い難
い。 本発明はこのような埓来の問題に鑑みなされた
もので、加工性及び溶接性ずずもに、優れた裞耐
食性、倚局塗装に察する塗装密着性及び塗装耐食
性を有する高耐食性衚面凊理鋌板を提䟛せんずす
るものである。 〔問題を解決するための手段〕 このため本発明の基本的特城ずするずころは、
亜鉛メツキたたは亜鉛合金メツキ鋌板の衚面にク
ロメヌト皮膜を有し、該クロメヌト皮膜の䞊郚に
゚ポキシ暹脂の末端に少なくずも個以䞊の塩基
性窒玠原子ず少なくずも個以䞊の䞀玚氎酞基ず
を付加せしめおなる基䜓暹脂に、ポリむ゜シアネ
ヌト化合物ず、基䜓暹脂シリカの重量比が99
〜3070の割合のシリカず、基䜓暹脂難溶性
Cr化合物の重量比が99〜6040の割合の難
溶性Cr化合物ずが配合された暹脂組成物皮膜を
有するこずにある。 以䞊本発明の詳现を説明する。 本発明は亜鉛メツキたたは亜鉛合金メツキ鋌板
を出発玠材ずし、その衚面にクロメヌト皮膜、さ
らにその䞊郚に塩基性゚ポキシ暹脂皮膜を有す
る。 出発玠材たる亜鉛系メツキ鋌板ずしおは、亜鉛
メツキ鋌板、亜鉛−鉄合金メツキ鋌板、亜鉛−ニ
ツケル合金メツキ鋌板、亜鉛−マンガン合金メツ
キ鋌板、亜鉛−アルミ合金メツキ鋌板、亜鉛−コ
バルト−クロム合金メツキ鋌板、さらにはこれら
任意の鋌板のメツキ成分に、NiFeMnMo
CoAlCr等の元玠を皮たたは皮以䞊添加
したものを甚いるこずができ、さらに䞊蚘したよ
うなメツキのうち同皮たたは異皮のものを局以
䞊斜した耇合メツキ鋌板であ぀おもよい。䟋えば
Fe含有量の異なるFe−Zn合金メツキを局以䞊
斜したようなメツキ皮膜ずするこずができる。 これらのうち、特に耐食性の芋地からは亜鉛−
ニツケル合金メツキ鋌板、亜鉛−マンガン合金メ
ツキ鋌板が奜たしく、これらの鋌板を甚いる堎
合、亜鉛−ニツケル合金メツキ鋌板はメツキ皮膜
䞭のニツケル含有量を〜20wt、亜鉛−マン
ガン合金メツキ鋌板はマンガン含有量を30〜
85wtの範囲ずするこずが奜たしい。 これらの亜鉛系メツキ鋌板のメツキ方法は、電
解法、溶融法、気盞法等のうち実斜可胜ないずれ
の方法を採甚するこずもできる。ただ、本発明の
察象ずするような防錆鋌板は䞻ずしお自動車車䜓
の甚途に䟛せられるものであり、このような甚途
ではメツキされる冷延鋌板の材質を損なわないよ
うにするこずが重芁であるため、熱の発生しない
電気メツキが有利であるずいうこずができる。 以䞊の玠材メツキ鋌板の衚面にはクロム酞凊理
によるクロメヌト皮膜が圢成される。 このクロメヌト皮膜は、クロム付着量dry
ずしお〜1000mgm2、奜たしくは10〜200mg
m2、より奜たしくは30〜80mgm2皋床以䞊金属
クロム換算ずするこずが適圓である。クロム付
着量が200mgm2を超えるず加工性、溶接性が劣
化する傟向があり、この傟向は1000mgm2を超え
るず特に著しくなる。たた、クロム付着量が10
mgm2未満では皮膜が䞍均䞀ずな぀お耐食性が劣
化する可胜性があり、このような耐食性の劣化は
特にmgm2未満においお著しい。たた、クロメ
ヌト皮膜には䟡のCrが存圚したほうが奜たし
い。Cr6+は補修䜜甚があり、鋌板に傷が぀いた堎
合、そこからの腐食を抑制する䜜甚を有する。 このような䞋地皮膜のためのクロメヌト凊理
は、反応型、塗垃型、電解型等の公知のいずれの
方法によ぀おもよい。 塗垃型クロメヌト凊理液は、郚分的に還元され
たクロム酞溶液を䞻成分ずし、必芁に応じこれに
氎分散性たたは氎溶性のアクリル暹脂等の有機暹
脂及びたたは粒埄数mΌ〜数癟mΌのシリカコ
ロむダルシリカ、フナヌムドシリカを含有せし
めたものである。この堎合Cr3+Cr6+の割合は
〜、PHは1.5〜4.0より奜たしくは
〜が奜たしい。Cr3+Cr6+の割合は䞀般の
有機還元剀䟋えば糖類、アルコヌル類等や無
機還元剀を䜿甚しお所定の割合に調節する。たた
塗垃型クロメヌト凊理ずしおは、ロヌルコヌタヌ
法、浞挬法、スプレヌ法等いずれの方法を䜿甚し
おもよい。塗垃型クロメヌト凊理では、クロメヌ
ト凊理埌氎掗するこずなく也燥しお皮膜を埗る。
このように氎掗するこずなく也燥するのは、通垞
行われる氎掗ではCr6+が陀去されるためであり、
Cr3+Cr6+割合をそのたた安定しお維持させ、䞊
郚に圢成される塩基性゚ポキシ暹脂皮膜により腐
食環境䞋でのCr6+の過剰流出を抑制し、長期間に
亘぀お効果的に䞍働態化䜜甚を維持させ高耐食性
胜を埗るこずができる。 䞀方、電解型クロメヌト凊理では、無氎クロム
酞ず、硫酞、リン酞フツ化物たたはハロゲン酞玠
酞等のアニオンの皮たたは皮以䞊を含有する
济で陰極電解凊理を斜し、氎掗・也燥しお皮膜を
圢成せしめる。以䞊の぀の凊理方匏によるクロ
メヌト皮膜を比范するず、塗垃型クロメヌトは電
解型クロメヌトず比范しお皮膜䞭に䟡クロムを
倚く含有しおいるため耐食性が優れおおり、その
䞊、埌述するように加熱凊理した堎合、皮膜が緻
密で䞔぀匷固になるため、電解型クロメヌトに范
べ、より耐食性が良奜になる。䞀方、電解型クロ
メヌトは加熱凊理の有無に拘らず皮膜の完成床が
高いずいう長所があり、たた皮膜付着量コントロ
ヌルが容易であるずいう利点がある。耐食性を考
慮するず塗垃型クロメヌトが最も望たしい。た
た、自動車甚防錆鋌板では片面凊理鋌板ずする堎
合が倚く、この芳点からするず塗垃型、電解型が
望たしい。 䞊蚘クロメヌト皮膜䞊には塩基性゚ポキシ暹脂
皮膜が圢成される。 この暹脂皮膜は、゚ポキシ暹脂の末端に少なく
ずも個の塩基性窒玠原子ず少なくずも個以䞊
の䞀玚氎酞基ずを付加せしめおなる基䜓暹脂に、
ポリむ゜シアネヌト化合物を配合し、さらにこれ
にシリカず難溶性Cr化合物を所定の割合で配合
した暹脂組成物を加熱硬化せしめた皮膜である。 前蚘゚ポキシ暹脂は、ビスプノヌルず゚ピ
クロロヒドリンずを瞮合反応させた瞮合物を䞻䜓
ずしたものが奜たしい。゚ポキシ暹脂ずしおは、
䟋えば゚ポキシ化油、゚ポキシポリブタゞ゚ンの
ような脂肪族構造、或は脂環族構造のみからなる
ものがあるが、優れた耐食性を埗るためには䞊蚘
瞮合物を䞻䜓ずした゚ポキシ暹脂を甚いるのが奜
たしい。゚ポキシ暹脂ずしおは、䟋えば゚ピコヌ
ト82810011004100710091010いずれも
シ゚ル化孊瀟補等を甚いるこずができる。この
゚ポキシ暹脂は、特に䜎枩での硬化を必芁ずする
堎合には数平均分子量1500以䞊のものが望たし
い。なお、䞊蚘゚ピコヌトは単独たたは異なる皮
類のものを混合しお䜿甚するこずができる。゚ポ
キシ暹脂に塩基性窒玠原子ず䞀玚氎酞基を導入す
るには、䟋えばアルカノヌルアミン及びたたは
アルキルアルカノヌルアミンを゚ポキシ暹脂のオ
キシラン基に付加せしめる方法を採るこずができ
る。これらのアミンずしおは、䟋えばモノ゚タノ
ヌルアミン、ゞ゚タノヌルアミン、ゞメチルアミ
ノ゚タノヌル、モノプロパノヌルアミン、ゞプロ
パノヌルアミン、ゞブタノヌルアミンなどがあ
り、これらのアミンを単独たたは混合で䜿甚す
る。 たた、他の方法ずしお、゚ポキシ暹脂を、郚分
的に他の化合物で倉性しおもよい。䜆し、この堎
合にぱポキシ暹脂分子䞭に平均モル以䞊の
䞀玚氎酞基を含有させるこずが必芁である。 ゚ポキシ暹脂の郚分的倉性の方法は、 (1) モノカルボン酞による゚ステル化モノカル
ボン酞ずしおは、䟋えばダシ油脂肪酞、倧豆油
脂肪酞、ヒマシ油脂肪酞などの飜和たたは䞍飜
和脂肪酞、酢酞、プロピオン酞、酪酞などの䜎
分子脂肪族モノカルボン酞、安息銙酞などの芳
銙族モノカルボン酞など (2) 脂肪族たたは芳銙族アミンによる倉性脂肪
族たたは芳銙族アミンずしおは、モノメチルア
ミン、ゞメチルアミン、モノ゚チルアミン、ゞ
゚チルアミン、む゜プロピルアミンなどの脂肪
族アミン、アニリンなどの芳銙族アミンなど (3) オキシ酞類による倉性オキシ酞類ずしお
は、乳酞、γ−オキシプロピオン酞などなど
がある。 なお、ゞカルボン酞䟋えばアゞピン酞、れバ
チン酞等による倉性方法もあるが、この方法
は、゚ポキシ暹脂が必芁以䞊に高分子量化し過ぎ
るこず、さらには分子量分垃を䞀定にコントロヌ
ルするこずが反応制埡䞊困難であるこず、耐食性
の向䞊が認められないこず等の理由から本発明の
皮膜を埗るには䞍適圓な方法である。 本発明の皮膜を圢成する堎合の硬化方法は、む
゜シアネヌトず基䜓暹脂䞭の氎酞基ずの間のりレ
タン化反応を䞻反応ずするこずが奜適ではある
が、皮膜圢成前の暹脂組成物を安定に保存せしめ
るためには、硬化剀のむ゜シアネヌトを保護する
必芁がある。む゜シアネヌト化合物の保護方法ず
しおは、加熱時に保護基が脱離し、む゜シアネヌ
ト基が再生する保護方法を採甚できる。 む゜シアネヌト化合物は、分子䞭に少なくず
も個のむ゜シアネヌト基を有する脂肪族、脂環
族耇玠環を含むたたは芳銙族む゜シアネヌト
化合物、もしくはそれらの化合物を倚䟡アルコヌ
ル郚分反応せしめた化合物である。䟋えば、 (1) −たたは−プニレンゞむ゜シアネヌ
ト、−たたは−トリレンゞむ゜シ
アネヌト、たたは−キシリレンゞむ゜シアネ
ヌト、ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌト、ダむ
マヌ酞ゞむ゜シアネヌト、む゜ホロンゞむ゜シ
アネヌト (2) 䞊蚘(1)の化合物の単独たたは混合ず倚䟡アル
コヌル゚チレングリコヌル、プロピレングリ
コヌルなどの䟡アルコヌル類、グリセリン、
トリメチロヌルプロパンなどの䟡アルコヌ
ル、ペンタ゚リスリトヌルなどの䟡アルコヌ
ル、゜ルビトヌル、ゞペンタ゚リスリトヌルな
どの䟡アルコヌルなどずの反応生成物で
分子䞭に少なくずも個のむ゜シアネヌトが残
存する化合物 などがある。 たた、この保護剀ブロツク剀ずしおは、䟋
えば、 (1) メタノヌル、゚タノヌル、プロパノヌル、ブ
タノヌル、オクチルアルコヌルなどの脂肪族モ
ノアルコヌル類 (2) ゚チレングリコヌル及びたたはゞ゚チレン
グリコヌルのモノ゚ヌテル類、䟋えば、メチ
ル、゚チル、プロピル−iso、ブチル
−isosecなどのモノ゚ヌテル (3) プノヌル、クレゟヌルなどの芳銙族アルコ
ヌル (4) アセトオキシム、メチル゚チルケトンオキシ
ムなどのオキシム などがあり、これらの皮たたは皮以䞊ず前蚘
む゜シアネヌト化合物ずを反応させるこずによ
り、少なくずも垞枩䞋で安定に保護されたむ゜シ
アネヌト化合物を埗る。 このようなむ゜シアネヌト化合物は、硬化剀ず
しお基䜓暹脂固圢分100郚に察しお〜80郚、
奜たしくは10〜50郚の割合で配合するこずが奜た
しい。む゜シアネヌト化合物は吞氎性があり、こ
れを80郚を超えお配合するず密着性を劣化させお
したう。加えお、自動車甚衚面凊理鋌板ずしお電
着塗装やスプレヌ塗装を行぀た堎合、未反応のむ
゜シアネヌト化合物が塗膜䞭に移動し、塗膜の硬
化阻害や密着性䞍良を起こしおしたう。このよう
な芳点からむ゜シアネヌト化合物は80郚以䞋の配
合量ずする。 さらに、架橋剀ずしお、メラミン、尿玠及びベ
ンゟグアナミンから遞ばれた皮以䞊にホルムア
ルデヒドを反応させおなるメチロヌル化合物の䞀
郚もしくは党郚に炭玠数〜の䟡アルコヌル
を反応させおなるアルキル゚ヌテル化アミノ暹脂
をむ゜シアネヌト化合物ず䜵甚しおもよい。 なお、暹脂は以䞊のような架橋剀で十分架橋す
るが、さらに䜎枩架橋性を増倧させるため、公知
の硬化促進觊媒を䜿甚するこずが望たしい。この
硬化促進觊媒ずしおは、䟋えば−゚チルモルホ
リン、ゞブチルスズゞラりリレヌト、ナフテン酞
コバルト、塩化第スズ、ナフテン酞亜鉛、硝酞
ビスマスなどがある。たた、付着性など若干の物
性向䞊を狙いずしお、䞊蚘暹脂組成物に公知のア
クリル、アルキツド、ポリ゚ステル等の暹脂を䜵
甚するこずもできる。 本発明の皮膜圢成組成物は、基䜓暹脂である゚
ポキシ暹脂の塩基を䜎分子酞で䞭和し、氎分散も
しくは氎溶性組成物ずしお䜿甚するこずも可胜で
あるが、板枩で250℃以䞋の䜎枩也燥、特に170℃
以䞋の極䜎枩也燥を必芁ずするようなBH鋌板甚
皮膜材ずしお䜿甚する堎合には、そのような䞭和
操䜜を行わず、有機溶剀に溶解せしめた組成物ず
しお䜿甚するのがより望たしい。 すなわち、氎分散もしくは氎溶性組成物では、
氎溶化のために必芁ずされる酞性化合物が皮膜䞭
で塩を圢成し、湿最環境䞋で氎分を皮膜䞭及び皮
膜䞋に吞収し易く、たた䜎枩也燥条件では十分に
匷固な皮膜を埗るこずができないなどの理由にり
耐食性、密着性がやや劣る傟向がある。 この有機溶剀皮ずしおは、通䟋塗料業界で䜿甚
する有機溶媒の皮たたは皮以䞊の混合溶剀が
䜿甚できるが、その目的のためには高沞点のアル
コヌル系溶媒を避けるのが奜たしい。これには䟋
えば、゚チレングリコヌルもしくはゞ゚チレング
リコヌル、モノアルキル゚ヌテル類、C5以䞊の
䞀玚氎酞基を有するアルコヌル類が挙げられる。
このような溶剀は、皮膜の硬化反応を阻害する。
掚奚される溶剀ずしおは炭化氎玠系、ケトン系、
゚ス゚ル系、゚ヌテル系溶剀が挙げられ、たた䜎
分子C4以䞋のアルコヌル類、もしくは二玚、䞉
玚の氎酞基を有するアルコヌル類も奜適である。
本発明で以䞊のような暹脂組成物皮膜を蚭ける狙
いずしおは次のような点をあげるこずができる。
すなわち、高床な耐食性ずコヌト以䞊の倚局塗
膜密着性を埗るために、ベヌスずしお゚ポキシ
暹脂を採甚し、玠地やカチオン電着ずの高密着性
ず高耐食性を埗るこずを期埅し、たた暹脂の極
性を塩基性ずするこずによ぀お、カチオン電着時
に界面に発生するアルカリによる暹脂構造の劣化
をなくし、硬化剀ずしおむ゜シアネヌトを䜿甚
するこずによ぀お、䜎枩硬化により十分に緻密な
高架橋密床皮膜を埗る、ずいうものである。 これを詳现に説明するず、たず、ベヌス暹脂に
ビスプノヌルず゚ピクロロヒドリンずの瞮合
反応からなる゚ポキシ暹脂を甚いるこずにより、
自動車車䜓防錆甚ずしお通垞甚いられおいるカチ
オン電着塗料ずの優れた密着性が期埅できる。た
た、暹脂構造ずしお塩基性窒玠原子ず䞀玚氎酞基
を導入するこずにより、 (1) カチオン電着時に発生するアルカリによる皮
膜砎壊を防止し、䞋地クロメヌト及びカチオン
電着塗膜ずの密着性を安定化させ、 (2) 䞀玚氎酞基ず遞択された有機溶媒組成が架橋
剀む゜シアネヌトずの䜎枩反応性を高め、 (3) さらに、゚ポキシ分子䞭にモル以䞊の氎
酞基を導入するこずによ぀お十分に緻密な架橋
構造の皮膜が埗られる。モル以䞋では十分な
架橋が埗られない。 本発明は、暹脂皮膜䞭にシリカず難溶性Cr化
合物を含有させ防食効果を向䞊させるこずを特城
ずする。 シリカは䞋地メツキからZn2+等が溶出しおき
た堎合、このZn2+ず反応し、詊料党面にわたり
安定な腐食生成物を圢成させ防食効果を発揮する
ず掚定される。䞀方、難溶性Cr化合物は埮量に
Cr6+を溶出させ、このCr6+の䞍働態化により防食
効果を発揮し、特にSSTなどの連続的に溶解が
進行するような腐食環境では効果が倧きい。 シリカは、基䜓暹脂シリカの重量比で99
〜3070、奜たしくは9010〜5050、より奜た
しくは8020〜6040の範囲で配合される。シリ
カの配合量が基䜓暹脂シリカ9010未満、特
に99未満であるず、配合による防食性向䞊効
果が期埅できず、䞀方、5050超、特に3070超
になるず皮膜の倚孔質化のためコヌト以䞊の倚
局系塗膜の密着性が䜎䞋埌述の難溶性Cr化合
物を配合する堎合しおしたう。 たた、前蚘難溶性Cr化合物は、基䜓暹脂難
溶性Cr化合物の重量比で99〜6040、奜た
しくは97〜6535、より奜たしくは95〜
7525の範囲で配合される。難溶性Cr化合物の
配合量が基䜓暹脂難溶性Cr化合物97未
満、特に99未満であるず、配合による防食性
向䞊効果が期埅できず、䞀方、6535超、特に
6040超になるず、難溶性Cr化合物の吞氎䜜甚
のため倚局系塗膜の密着性及び耐食性が䜎䞋しお
したう。 このように所定の範囲でシリカず難溶性Cr化
合物を䜵甚するこずにより、耐食性を向䞊させる
こずができるが、厳しい腐食条件を想定し、基䜓
暹脂に察するシリカず難溶性Cr化合物の配合量
を䞊蚘のように、より限定された範囲に特定する
こずによ぀お、より優れた耐食性が埗られる。 ずころで、難溶性Cr化合物は防錆添加剀ずし
お暹脂皮膜䞭に含有させられた堎合、実際の腐食
環境をシミナレヌトしたCCTなどのようなwetず
Dryな条件を亀互に繰り返す促進腐食詊隓におい
おは、あたり防食効果が期埅できない。むしろ、
このような詊隓においおは、シリカを防錆添加剀
ずしお甚いた方が効果が倧きい。しかし、匷い加
工を受けたり、極端に匷いカツトを入れお促進詊
隓を行぀た堎合などでは、シリカのみを防錆添加
剀ずしお暹脂䞭に含有させただけでは傷を受けた
郚分の補修効果が䞍十分である。 本発明では、このように防食メカニズムの異な
るシリカず難溶性Cr化合物を暹脂䞭にある特定
の割合で含有させるこずにより、それぞれの防食
効果の盞乗䜜甚で優れた耐食性を埗るようにした
ものである。 次に、基䜓暹脂ず〔シリカ難溶性Cr化合物〕
ずの配合比、基䜓暹脂䞭に分散させるシリカず難
溶性Cr化合物ずの配合比、を皮々倉化させお耐
食性実斜䟋の項で蚘茉しおいるサむクルテス
ト〔匷いカツト100サむクル〕を行぀たに぀い
お詊隓した結果を瀺す。 この詊隓では䟛詊材ずしお片面付着量20gm2
の電気亜鉛ニツケル合金メツキ12Ni−Zn
を甚いた。クロメヌト凊理は、埌述の実斜䟋で蚘
茉した塗垃型クロメヌト凊理条件で行い、付着量
は片面Cr換算で50mgm2ずし、ロヌルコヌタヌ
を甚い塗垃し也燥させた。たた基䜓暹脂ずしおは
溶剀型カチオン゚ポキシ暹脂第衚No.の暹
脂、硬化剀ずしおむ゜シアネヌトを䜿甚を甚い
た。シリカは日本ア゚ロゞル補フナヌムドシリカ
R811、難溶性Cr化合物ずしおは菊地色玠補の
BaCrO4を甚いた。 第図に、シリカ難溶性Cr化合物の重量比
を37で䞀定ずし、基䜓暹脂ず〔シリカ難溶
性Cr化合物〕の配合比を、基䜓暹脂シリカ
難溶性Cr化合物の重量比で100〜100
たで倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図に、シリカ難溶性Cr化合物の重量比
を3010で䞀定ずし、基䜓暹脂ず〔シリカ難溶
性Cr化合物〕の配合比を、基䜓暹脂シリカ
難溶性Cr化合物の重量比で100〜100
たで倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図に、シリカ難溶性Cr化合物の重量比
を2020で䞀定ずし、基䜓暹脂ず〔シリカ難溶
性Cr化合物〕の配合比を基䜓暹脂シリカ難
溶性Cr化合物の重量比で100〜100た
で倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図に、基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合
物の重量比を7525で䞀定ずし、シリカ難溶
性Cr化合物の重量比を40〜40たで皮々
倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図に、基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合
物の重量比を6040で䞀定ずし、シリカ難溶
性Cr化合物の重量比を40〜40たで皮々
倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図に、基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合
物の重量比を5050で䞀定ずし、シリカ難溶
性Cr化合物の重量比を40〜40たで皮々
倉化させお行぀た耐食性詊隓の結果を瀺す。 第図〜第図から明らかなように、各成分を
特定領域にコントロヌルするこずによ぀お優れた
耐食性を埗るこずができる。すなわち、各成分の
最適領域は次のずおりである。 基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合物の重
量比→7525〜5050奜たしくは、7030
〜5545 シリカ難溶性Cr化合物の重量比→37
〜2020奜たしくは、35〜2515 シリカず難溶性Cr化合物の配合量が、基䜓暹
脂シリカ難溶性Cr化合物の重量比で75
25未満では耐食性が十分でなく、7030以䞊で最
も耐食性の良奜な皮膜を埗るこずができる。䞀
方、䞊蚘添加物の配合量が5050超でも耐食性の
問題を生じ、5545以䞋で良奜な耐食性を瀺す。
したが぀お基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合
物の最適重量比は7525〜5050、奜たしくは
7030〜5545である。 暹脂䞭に分散させるシリカ難溶性Cr化合物
の重量比に぀いおは、難溶性Cr化合物の配合量
が37未満であるずCr6+の補修効果が十分でな
いため耐食性が十分でないずいう問題があり、
35以䞊で最も耐食性が良奜な皮膜を埗るこず
ができる。 䞀方、シリカの配合量が䞊蚘重量比で2020未
満ずなるず、シリカずZn2+による安定な腐食生
成物の圢成が䞍十分ずなり、耐食性の面で䞍利ず
なる。したが぀お暹脂䞭に含有させるシリカ難
溶性Cr化合物の最適重量比は37〜2020、
奜たしくは35〜2515ずなる。 本発明で䜿甚するシリカには、コロむダルシリ
カ、フナヌムドシリカず呌ばれる芪氎性シリカず
疏氎性シリカずがある。これらシリカのうち、芪
氎性シリカでも耐食性向䞊効果は期埅できるが、
埌述するように疏氎性シリカの方が耐食性を顕著
に向䞊させる。シリカの粒埄ずしおは、1mΌ〜
500mΌが適圓であり、特に5mΌ〜100mΌが奜たし
い。 コロむダルシリカシリカゲル或はフナヌム
ドシリカずしお知られおいる芪氎性シリカは、そ
の衚面が氎酞基シラノヌル基Si−OHで芆
われおおり、芪氎性を瀺す。このシラノヌル基は
反応性に富むため各皮有機化合物ず反応しやす
く、シリカ衚面を有機化するこずができる。 疏氎性シリカは、このような芪氎性シリカ衚面
のシラノヌル基に䞀郚たたはほずんどをメチル基
やアルキル基等で眮換反応させ、シリカ衚面を疏
氎化させたものである。 疏氎性シリカの補法は倚皮倚甚であり、その代
衚的なものずしお、アルコヌル類、ケトン類、゚
ステル類などの有機溶剀、シラン類、シラザン
類、ポリシロキサン類などの反応であり、反応の
方法ずしおは、有機溶媒䞭における反応加圧法、
觊媒加熱法等がある。 シリカは優れた防食効果を有しおいるが、特に
疏氎性シリカが耐食性を向䞊させる䞊で有効であ
る。䟋えば䞊述した特開昭58−224174号などにお
いお、有機暹脂に芪氎性のコロむダルシリカを添
加するこずが瀺されおいる。しかしながら、芪氎
性シリカは芪氎性が匷いために溶剀ずの盞溶性が
悪く、たた、その匷い芪氎性のために氎の浞透を
招き易く、これが耐食性が䜎䞋する原因ずなり、
特に湿最環境䞋での初期錆を招き易いものず掚定
される。 このため本発明鋌板の補造に際しおは、衚面を
疏氎化したシリカ疏氎性シリカを塩基性暹脂
に配合し、塩基性゚ポキシ暹脂ずの盞溶性を高
め、高耐食性を埗るようにしたほうが奜たしい。 シリカずしおは、䟋えば、メチルアルコヌ
ル、゚チルアルコヌル、−プロピルアルコヌ
ル、む゜プロピルアルコヌル、−プチルアルコ
ヌル、゚チルセロゟルブ、゚チレングリコヌルな
どの溶剀に分散した有機溶剀分散コロむド状シリ
カ䟋えば、觊媒化成工業瀟補 OSCAL1132、
1232、1332、1432、1532、1622、1722、1724等、
衚面を有機溶剀たたは反応性シラン化合物等で
疏氎化したシリカ、すなわち疏氎性超埮粒子シリ
カ䟋えば、日本ア゚ロゞル瀟補 R974、
R811、R812、R805、T805、R202、RY200、
RX200等、芪氎性シリカ䟋えば、日本ア゚
ロゞル瀟補 ア゚ロゞル130、ア゚ロゞル200、ア
゚ロゞル300、ア゚ロゞル380、富士デノむ゜ン化
孊瀟補 サむロむド72、サむロむド244等があ
る。 以䞊のような疏氎性シリカは塩基性゚ポキシ暹
脂に安定しお分散する。 難溶性Cr化合物ずしおは、クロム酞バリりム
BaCrO4、クロム酞ストロンチりムSrCrO4、
クロム酞鉛PbCrO4、クロム酞亜鉛
ZnCrO4・4ZnOH2、クロム酞カルシりム
CaCrO4、クロム酞亜鉛カリりムK2・
4ZnO・4CrO3・3H2、クロム酞銀AgCrO4
の各粉末を甚いるこずができ、これらの皮たた
は皮以䞊を基䜓暹脂に分散させる。 これら以倖のクロム化合物は、基䜓暹脂ずの盞
溶性が劣぀たり、或は防食効果は認められるもの
の可溶性Cr6+を倚く含有しおいるためコヌト塗
装密着性が悪い等の問題を有しおおり、本発明の
目的には適さない。 ただし、匷い加工䟋えばドロヌビヌド詊隓
を受けたり、極端に匷いカツト玄mm幅を入
れた堎合の耐食性ずいう面から蚀えば、
BaCrO4SrCrO4を甚いるのが奜たしい。 たた、本発明により埗られた衚面凊理鋌板が実
際に需芁家で䜿甚される堎合、塗装されるこずが
倚く、自動車メヌカヌ等で塗装をする堎合には、
脱脂、衚面調敎、リン酞塩凊理等の前凊理が必芁
に応じお斜される。本発明により埗られた衚面凊
理鋌板は、䞋地クロメヌト皮膜及び暹脂皮膜䞭に
可溶性のCr6+が含たれるため、塗装の前凊理工皋
においお埮量ながらCrが溶出する。このような
各前凊理工皋で発生する廃氎を環境䞭に攟出する
堎合、廃氎䞭のCr濃床は環境基準で抌えられお
おり、このため自動車メヌカヌ等では廃氎凊理を
しおいる。しかし、廃氎凊理蚭備の胜力の限界が
あり、溶出するCr量は少ないほうが奜たしい。 基䜓暹脂に配合される難溶性Cr化合物のうち、
BaCrO4は前凊理工皋でのCrの溶出性が他のCr化
合物に范べ小さく、したが぀お、このようなCr
溶出性の芳点からはBaCrO4を甚いるのが奜たし
い。 なお、基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合物
の重量比や、シリカ難溶性Cr化合物の重量比
を限定する際に行぀た耐食性詊隓では、日本ア゚
ロゞル補の疏氎性フナヌムドシリカR811を䜿甚
したが、基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合物
の重量比が7525〜5050で䞔぀シリカ難溶性
Cr化合物の重量比が37〜2020であれば先
に述べた他の疏氎性シリカを甚いおも、同様の結
果が埗られた。 たた、難溶性Cr化合物ずしおはBaCrO4を甚い
たが、他の化合物、䟋えばSrCrO4AgCrO4
PbCrO4CaCrO4K2・4ZnO・4CrO3・3H2
ZnCrO4・4ZnOH2を単独で或は皮以䞊
組合せお甚いおも、基䜓暹脂シリカ難溶性
Cr化合物の重量比が7525〜5050で䞔぀シ
リカ難溶性Cr化合物の重量比が37〜20
20であれば同様の結果が埗られた。 なお、本発明は以䞊の添加成分たるシリカ、難
溶性Cr化合物の他に、公知の他の添加剀、防錆
顔料、䟋えばクロム系、非クロム系防錆顔料、䜓
質顔料、着色顔料等を配合するこずができる。 䞊述したような暹脂組成物皮膜はクロメヌト皮
膜䞊に0.1〜3.5gm2、奜たしくは0.3〜2.0gm2
の付着量で圢成させるこずが望たしい。皮膜付着
量が0.1gm2未満であるず、十分な耐食性が埗ら
れず、䞀方、3.5gm2を超えるず溶接性特に連
続倚点溶接性が䜎䞋するものであり、0.1〜
3.5gm2の範囲が自動車甚高耐食性衚面凊理鋌板
ずしお適圓である。 以䞊の暹脂組成物皮膜は、圓該組成物をロヌル
絞り、ロヌルコヌタヌ、或ぱアナむフ等の方法
により所定膜厚に塗垃した埌、板枩80〜250℃
奜たしくは100〜200℃で焌付加熱するこずに
より埗られる。本発明鋌板はこのような䜎枩焌付
により埗られるずいう倧きな特城がある。 この焌付枩床が80℃未満では皮膜の架橋が進た
ず、十分な耐食性を埗るこずができず、䞀方、
250℃を超える高枩焌付になるず、䞊述した特開
昭60−174879号ず同様、耐食性が劣化しおくる。
これは250℃を超える高枩焌付では、クロメヌト
皮膜成分䞭に含有される氎分の揮散ず、氎酞基
〔実斜䟋〕
実斜䟋  自動車車䜓内面察応の鋌板ずしお、第衚に瀺
すような異なるメツキ成分ず皮膜付着量の本発明
材に぀き密着性詊隓及び耐食性詊隓を行぀た。た
た比范材ずしお第−衚及び第−衚に瀺す
各鋌板に぀いおも同様の詊隓を行぀た。 各鋌板のメツキ成分は䞋蚘の通りであり、衚䞭
のクロメヌト皮膜及び塩基性゚ポキシ暹脂皮膜を
有する各鋌板に぀いおは、メツキ鋌板をアリカリ
脱脂埌、氎掗・也燥し、これに塗垃型クロメヌト
凊理液をロヌルコヌタヌで塗垃し或は電解クロメ
ヌト凊理济に浞挬しお電解クロメヌト皮膜を圢成
し、也燥埌第局ずしお塩基性゚ポキシ暹脂液を
ロヌルコヌタヌで塗垃した。さらに也燥埌、加熱
凊理し空冷した。 Ni−Zn合金電気メツキ  Ni含有量 12 Fe−Zn合金電気メツキ  Fe含有量 25 Mn−Zn合金電気メツキ  Mn含有量 60 Zn−Al合金電気メツキ  Al含有量  なお、塗垃型クロメヌト凊理、電解クロメヌト
凊理及び塩基性゚ポキシ暹脂液の詳现は以䞋の通
りである。 ○†

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  亜鉛メツキたたは亜鉛合金メツキ鋌板の衚面
    にクロメヌト皮膜を有し、該クロメヌト皮膜の䞊
    郚に、゚ポキシ暹脂の末端に少なくずも個以䞊
    の塩基性窒玠原子ず少なくずも個以䞊の䞀玚氎
    酞基ずを付加せしめおなる基䜓暹脂に、ポリむ゜
    シアネヌト化合物ず、基䜓暹脂シリカの重量比
    が99〜3070の割合のシリカず、基䜓暹脂
    難溶性Cr化合物の重量比が99〜6040の割
    合の難溶性Cr化合物ずが配合された暹脂組成物
    皮膜を有しおなる高耐食性衚面凊理鋌板。  基䜓暹脂シリカの重量比が9010〜50
    50、基䜓暹脂難溶性Cr化合物の重量比が97
    〜6535である特蚱請求の範囲蚘茉の高耐食
    性衚面凊理鋌板。  基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合物の重
    量比が7525〜5050で、䞔぀、シリカ難溶性
    Cr化合物の重量比が37〜2020である特蚱
    請求の範囲蚘茉の高耐食性衚面凊理鋌板。  基䜓暹脂シリカ難溶性Cr化合物の重
    量比が7030〜5545である特蚱請求の範囲蚘
    茉の高耐食性衚面凊理鋌板。  シリカ難溶性Cr化合物の重量比が35
    〜2515である特蚱請求の範囲たたは蚘茉の
    高耐食性衚面凊理鋌板。
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CA000560338A CA1332896C (en) 1987-03-03 1988-03-02 Highly corrosion-resistant surface-treated steel plate
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