JPS622033B2 - - Google Patents

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JPS622033B2
JPS622033B2 JP58129226A JP12922683A JPS622033B2 JP S622033 B2 JPS622033 B2 JP S622033B2 JP 58129226 A JP58129226 A JP 58129226A JP 12922683 A JP12922683 A JP 12922683A JP S622033 B2 JPS622033 B2 JP S622033B2
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JP
Japan
Prior art keywords
drying
body parts
temperature
chemical conversion
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP58129226A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6021384A (ja
Inventor
Makoto Nakayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP12922683A priority Critical patent/JPS6021384A/ja
Publication of JPS6021384A publication Critical patent/JPS6021384A/ja
Publication of JPS622033B2 publication Critical patent/JPS622033B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/82After-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塗装前処理としての化成処理を行つ
た後の自動車車体部品の乾燥方法に関する。
(従来技術) 自動車車体部品の塗装前処理として、湯洗、脱
脂処理の後、リン酸亜鉛などの化成被膜を表面に
形成する化成処理が一般に行なわれる。この被膜
は、素地の腐食防止及び塗料の密着性を向上させ
るものとして有効であるが、この後の水洗、水切
り乾燥工程における乾燥が不十分であると、車体
部品における合わせ部、溝部などに水が残り、電
着塗装工程で電着塗膜の形成不良が生じたり、電
着槽への入槽時に塗装ムラ、すなわち、ハツシユ
マークが生じたりする。
しかし、上記乾燥を十分に行つても下塗りのた
めの電着塗装において、局部的に厚い塗膜をもつ
た塗装ムラが発生し、その塗装ムラが上塗り塗装
のムラとして現れることがあつた。従来では、こ
の塗装ムラを未然に防止する手段がなく、厚い塗
膜を事後的に研磨処理によつて除去していた。本
発明者らは、上記塗装ムラが化成処理後の乾燥方
法に起因していることを突き止め、本発明を完成
するに至つたものである。
(本発明の目的) 従つて、本発明の目的は、電着塗装における上
記塗装ムラの発生を未然に防止することができる
化成処理後の乾燥方法を提供することを目的とす
る。
(本発明の構成及び効果) 本発明の上記目的は、以下の構成により達成す
ることができる。すなわち、本発明は、表面に化
成処理を施した後、水洗し、乾燥し、その後電着
塗装を行なう自動車車体部品の処理方法におい
て、前記水洗後、前記車体部品表面を濡れた状態
に維持しつつ予熱昇温し、次に該車体部品を高温
で通風乾燥することを特徴として構成される自動
車車体部品の化成処理後の乾燥方法である。
水洗後の乾燥工程で生じる一般的な現象とし
て、乾燥工程の比較的初期の段階で局部的に水膜
が切れ、部分的に乾燥した状態になる。この部分
乾燥状態はある期間維持され、その後残りの部分
に乾燥が進行し始めると完全乾燥に到るまでの時
間は比較的短い。
この現象は、車体部品の表面温度が一定温度を
越えたとき、急速に乾燥が進行することに基づく
と考えられる。本発明者らは、上記部分乾燥状態
における乾燥部と未乾燥部すなわち濡れ部との境
界付近の電着塗膜厚さが他の部分より厚くなり、
これが塗装ムラの原因になつていることを突き止
めた。したがつて、本発明は、この部分乾燥状態
の発生を防ぐか、またはその状態の維持される時
間を極力短縮するために、乾燥工程の第1段階で
は、車体部品表面を濡れた状態に維持しながら車
体部品を予熱昇温し、表面温度が一定温度に達し
た後、第2段階では、高温で通風乾燥を行うよう
にしている。従つて、上述の部分乾燥状態が長時
間維持されることはなく、電着塗装工程における
塗装ムラの発生を未然に防止することができる。
なお、第1段階で予熱昇温をする手段としては、
強制対流を行なわない間接加熱炉が挙げられる。
そして、第1段階では車体部品の表面温度を30℃
以上に昇温することが望ましく、この条件を充足
するため間接加熱炉は、炉内雰囲気温度50℃〜
100℃車体部品滞溜時間2〜3分、対流流速1m/
sec以下で運転することが望ましい。
また、第1段階で予熱昇温を行う手段として
は、この他に化成処理後の水洗工程におけるデイ
ツプ操作においてデイツプ槽の水温を上げる手段
を設けること、あるいはデイツプ操作と急速乾燥
操作との間の最終スプレー操作において温水ある
いは飽和水蒸気等でスプレーを行なうこと等が挙
げられ、濡れた状態で車体部品の表面温度を所望
の温度まで昇温できる任意の手段を用いることが
できる。
また、第2段階の乾燥工程を行なわせる手段と
して、強制対流を行なわせる直接乾燥炉が挙げら
れ、この直接乾燥炉は、炉内雰囲気温度110℃〜
150℃、車体部品滞溜時間5〜10分、対流流速6
〜10m/secで運転されることが望ましい。
(実施例の説明) (比較例) 自動車車体部品の塗装前処理を、第1図に示す
ように行つた。まず車体部品の湯洗脱脂処理を行
ない、つづいて水洗した後、表面にリン酸亜鉛等
の化成被膜を形成する化成処理を施した。
化成処理後、デイツプ槽すなわち水タンクに車
体部品を浸漬して水洗するデイツプ操作を以下の
条件で行つた。(最終デイツプ操作) 水 温 5℃〜20℃ 全没時間 2分間 タンク容量 70m3 次に、車体部品を下記の条件でスプレー洗浄を
行なつた。
水 温 5℃〜20℃ スプレー時間 10〜20秒間 スプレー量 200/min 次に第2図に示す直接乾燥炉で車体部品を乾燥
した。第2図を参照すれば、直接乾燥炉10の車
体部品12の搬送方向の両側壁面に沿つて複数の
噴出口14を備えたヘツダー16,18が取付け
られている。また下部には、内部が中空で板状の
加熱ダクト20が配設されている。これらのヘツ
ダー16,18及びダクト20にはバーナー22
からの高温ガスが送風フアン24によつて送ら
れ、ダクト26,28、及び30を介して供給さ
れるようになつている。ダクト26,28,30
にはガス量を調整して炉内温度を制御するための
調整弁32,34,36がそれぞれ設けられてい
る。本例の乾燥炉では高温ガスを噴出口14から
噴射供給することにより、炉内を強制対流させる
ことができるとともに、調整弁32,34を閉じ
ることにより、加熱ダクトからの放出熱による間
接加熱を行なわせることができる。また、加熱ダ
クトからの高温ガスはダクト38を通してまた炉
内に噴射された高温ガスは図示しないダクトによ
り回収され再循環させるようになつている。直接
乾燥炉の運転条件は以下の通りである。
雰囲気温度 110゜〜150℃ 時 間 5〜10分 風 速 6〜10m/sec 雰囲気中の特定成分 CO ……5〜10ppm Nox……3〜4ppm (Max15ppm) Cl ……数ppm 以上の処理によつて得られた車体部品は電着塗
装後において、電着塗膜表面にスジ状の段差が生
じるという不具合が発生した。このスジ状の段差
は高さ1μ〜2μ、長さ2mm以上にわたるもので
あつた。この例の条件は特に冬期に普通に遭遇す
るもので、場所は主としてボンネツト、ルーフ、
トランクの部品に発生し易い。発生率は、ボンネ
ツトを例にとれば、約60%のポンネツトに上記現
象が見られた。
(実施例) 第3図に示すように化成処理後、最終デイツプ
水洗、及びスプレー洗浄を上記、比較例と同様の
条件で行つた。次に、間接加熱炉を用いて予熱昇
温を行つた。間接加熱炉は、第1図の乾燥炉10
において、調整弁32,34を全閉としたものを
用いた。間接加熱炉の運転条件は以下の通りであ
る。
雰囲気温度 80℃ 車体部品滞溜時間 3分 対 流 流 速 1m/sec以下 次に第1図の乾燥炉を用いて通風乾燥した。乾
燥炉の運転条件は以下の通りである。
雰囲気温度 130℃ 車体部品滞溜時間 8分 対 流 流 速 8m/sec 以上の処理によつて得られた車体部品の電着塗
装後の表面における不具合の発生率はボンネツト
の場合10%以下であつた。これは、従来と異な
り、スプレー洗浄後、すぐに直接乾燥を行なわ
ず、第3図に示すように、濡れた状態で所望温度
まで予熱昇温した後一気に直接乾燥を行うように
したためと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、塗装前処理の概略流れ図、第2図
は、乾燥炉の断面を示した概略図、第3図は、本
発明の実施例の塗装前処理の概略流れ図である。 符号の説明、10……乾燥炉、12……車体部
品、22……バーナー、24……送風フアン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に化成処理を施した後、水洗し、乾燥
    し、その後電着塗装を行なう自動車車体部品の処
    理方法において、 前記水性後、前記車体部品表面を濡れた状態に
    維持しつつ間接加熱炉にて予熱昇温し、次に該車
    体部品を高温で通風乾燥することを特徴とする自
    動車車体部品の化成処理後の乾燥方法。
JP12922683A 1983-07-15 1983-07-15 自動車車体の化成処理後の乾燥方法 Granted JPS6021384A (ja)

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JP12922683A JPS6021384A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 自動車車体の化成処理後の乾燥方法

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JP12922683A JPS6021384A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 自動車車体の化成処理後の乾燥方法

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Publication Number Publication Date
JPS6021384A JPS6021384A (ja) 1985-02-02
JPS622033B2 true JPS622033B2 (ja) 1987-01-17

Family

ID=15004268

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2659926T3 (es) 2006-09-08 2018-03-20 Chemetall Gmbh Método de tratamiento superficial de metal base, material metálico tratado por el método de tratamiento superficial y método de recubrimiento del material metálico

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495839A (ja) * 1972-04-27 1974-01-19
JPS50109145A (ja) * 1974-02-07 1975-08-28
JPS5877595A (ja) * 1981-10-29 1983-05-10 Nippon Paint Co Ltd 電着用被塗物の前処理方法

Patent Citations (3)

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JPS495839A (ja) * 1972-04-27 1974-01-19
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JPS5877595A (ja) * 1981-10-29 1983-05-10 Nippon Paint Co Ltd 電着用被塗物の前処理方法

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JPS6021384A (ja) 1985-02-02

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