JPS61252477A - 水切乾燥方法 - Google Patents

水切乾燥方法

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JPS61252477A
JPS61252477A JP9486985A JP9486985A JPS61252477A JP S61252477 A JPS61252477 A JP S61252477A JP 9486985 A JP9486985 A JP 9486985A JP 9486985 A JP9486985 A JP 9486985A JP S61252477 A JPS61252477 A JP S61252477A
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JP
Japan
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furnace
convection
water
duct
car body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9486985A
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English (en)
Inventor
貴宣 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の車体等の水切乾燥方法に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の水切乾燥方法として対流炉および赤外炉
等を使用する方法がある。対流炉を使用する方法として
は、トンネル状の炉の内部に熱風吹出口が上部吹き出し
・上部吸い込み、横吹き出し・上部吸い込み、下部吹き
出し・上部吸い込み、のいずれかの方法によって配置さ
れたもの等がある。赤外炉は、同じくトンネル状の炉の
内部に赤外線ランプを配置したものがあり、このような
トンネル状の炉内を自動車の車体等を移動させながら、
車体を均一に効率よく乾燥させることを主眼にしている
。特に車体の下部に厚板部材等が使用さnているものに
も効藁良く乾燥するために、車体の下部から側部へ熱が
仏壇されるように設計されている。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来の方法、特に対流炉の場合では、効率的
な熱伝達昇温か主眼に設計されワーク部位毎の乾燥頴序
には、はとんど考慮が行なわれない。このため下吹き出
し、ま友は横吹き出しでは、吹き出し近くのワーク下部
、サイド部は速く乾燥し上部水面、例えば車体のルーフ
、エンジンフード等は乾燥が遅れる。こうした水平部で
は化成水洗水の濃縮、炉内雰囲気中の窒素酸化物、また
は二酸化炭素等の吸収もおこり、比較的汚染度の高い水
が残存し易くなる。この汚染水が、すでに乾燥された車
体垂直部などに、友れ落ちて跡が残ったり、また水平部
でそのまま乾燥し、水滴周囲部にリング状の錆跡を生じ
たりする。こうしたコンタミ部は、次工程の下塗り塗装
(電着塗装)で凹凸のコンタミ跡を生じ、下塗りまたは
中塗り後の研き修正が必要となる。こうした現象は、特
に冬期の水温が低下し、水切n性が低下した時期および
渇水期等、洗浄水實が悪化した時期に看しくなる。
他上部吹き出しでは、こうし友コンタミの問題は生じな
いが車体下部が、はとんど乾燥されず水切り乾燥の目的
を達成できない。また赤外−炉の場合では、車体内部の
熱輻射に対して隠れた部位の水切りは非常に難しく車体
のような複雑形状部品に対しては適用は難しい。また水
を残存させないように対流炉上吹き出しで長時間の水切
乾燥を施す方法が考えられるが、経費および時間的な制
約から充分な処理ができないという問題点がある。
そこで本発明の目的は、上記問題を解決すべく被乾燥物
に対する熱風の吹きつけの箇所を炉内の位置により変え
るように設定して水切乾昧することによって、水の残存
および残存した水のたn落ちによる跡が原因となる錆ま
たは腐蝕の発生を防止し、磨き作業の工程を削減した水
切乾脈方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この目的tS成するために本発明では、被乾燥物の対流
炉内の移動に関連して、炉内前半部では前記被乾燥物の
上部水平面に対して熱風を吹きつけ、次いで、炉内後手
部では前記被乾燥物の底面または垂直面に対して熱風を
吹きつけるものである。
(作 用) このような方法とすることにより、対流炉の前半部に例
えば、被乾燥物である自動車の車体が進入すると車体の
上部水平面に対して熱風が吹きつけられ、次に車体が対
流炉内の後°半部に進出°すると車体の底面および垂直
面に熱風が吹きつけられて、水切乾燥されるので水の残
存の問題が解消され、磨き作業の工程が削減される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図および第2図は第一の実施例を示しており、対流炉1
は、自動車製造ラインの一部をなし、概ねトンネル状の
外壁2a内の上部には各工程に連なるレール3が位置し
、レール3には被乾燥物である自動車の車体4を載置し
たハンガ5がローラ6を介して走行可能にクリ下げらn
ている。この対流炉1の側面(図示省略)から見て、車
体4が進入する対流炉1の断面を示す前半部7は第1図
に示すように1床面近くにおいてその長手方向に沿って
熱送風するための主ダクト8が延設されている。この主
ダクト8には図示省略されているが、熱源であるバーナ
と送風するファンが設けられて、主ダクト8から垂直に
吹出ダクト9へ連結されている。吹出ダクト9は第1図
に示すように主ダクト8の上部から略1゛字形状に分岐
し、ダンパ10ヲ介して、さらに略U字形状に延び、対
向して形成されたものであって、その終端は車体4より
も高く、終端付近と、その下方には左右に対向して二対
の吹出口11が車体4のルーフおよびエンジンフードの
水平面14に対して熱風を吹きつけることができ、また
、方向?A整と風量aI4祭ができる形で取り付けられ
ている。このように形成された吹出ダクト9が対流炉1
の前半部7の長手方向に沿って主ダクト8の複数箇所に
設けられている。吹出ダクト9は上記以外に、対流炉1
の前半部7に減り対向して設けた吹出口11を有する密
封の容器状であってもよい。
また、対流炉1の入口から出口部ち前半部7から後半部
15の全長に遁す断熱材である炉壁16が張設さnてい
る。この炉壁16は吹出ダクト9の両外側面の外壁2に
被われた炉壁16b、16dと、吹出ダクト9よりも高
い天井の外壁2aの位置の炉壁16aと、 主ダクト8から1字形状に分岐する箇所の内側面の炉壁
16Cとからなっている。
さらに天井の外壁2aの炉壁16aの上端からは、ハン
ガ5の頂部を中心にして両側に吸込口17ヲ有する天井
板18が、ハンガ5が移動できる間隙を形成して被うこ
とによって乾燥室19が形成されている。この乾燥室1
9と、これを囲んでいる外壁2aの内側との間には、礼
譲後の空気が戻るように吸込ダクト20が形成されて、
その戻り口20aが矢印で示す戻り空気を受は入れる主
ダクト8に形成されている。
対流炉1の後半部15は第2図に示すように、前半部7
から延びる主ダクト8から同じく分岐し、ダンパ10ヲ
介して略U字形状の吹出ダクト9が形成されている。吹
出ダクト9の概ね下方で、かつ車体4の底面21および
垂直面22に対して熱風を吹きつけることができ、かつ
方向調整と風量調整ができる形で・一対の吹出口11が
対向して取り付けられている。このような吹出ダクト9
が対流炉1の後半部15の長手方向に沿って主ダクト8
の複数箇所に設けられている。この吹出ダクト9は後半
部15に洩す対向して設けた吹出口11を有する密封の
容器状であってもよいし、また前半部7から後半部15
へ連続したものであってもよい。
第3図は第2の実施例を示す対流炉1の後半s15であ
り、前半部7は第1図に示したものと同様である。この
場合、主ダクト8の上部に形成された吹出口11から吹
出ダクト9t−通さないで直接、単体4の底面21に対
して熱Kt−吹きつける方法であり、特に単体4の下部
の昇温効率を上げるためによい。
次にその作用を説明する。
第1図および第2図に示す第1の実施例では、ハンガ5
に載置された車体4が対流炉l内の前半部7に進入する
ことによって、吹出口11からの熱風は車体4のルーフ
およびエンジン7−ド等の水平面14に対して吹きつけ
、車体4が対流炉l内の後半部15に進出することによ
って吹出口11からの熱風は車体4の底面21と垂直面
22に対して吹きつける。
第1図および第3図に対する第2の実施例では、対流炉
1内の前半部7においては、上記のように熱風全欧きつ
け、後半部15では車体4の底面21に対して吹きつけ
る。
このようにして水切乾燥した本発明の第1および第2の
実施例に示す方法の具体例と、他の比較例の結果を述べ
る。
具体例 対流炉1の全長iasm、対流炉1内の雰囲気温度t 
120℃、前半部7および後半部15の各通過時間をa
5分として、車体4の乾床状態を調べた結果、単体4の
ルーフおよびエンジンフード等の水平面14、ま尼車体
4のドアー面等の垂直面22は水筒を残すことなく就床
さn友。車体4の室内の床面には若干、水滴が残ったが
、次工程の下塗り電着塗装に対しては無視できる程度で
ある。そして、下塗り電着塗装焼付は後の仕上り状態は
、以前に発生してい友水滴のたれ落ちによる跡が原因と
なる凹凸段差が無く、良好な仕上りであつ友。
比較例−1 対流炉1の前半部7および後半部15の吹出口11の配
置が一様に第1図に示す側面上部吹出しのもので、対流
炉1の長さ、炉内の雰囲気温度2よび炉内通過時間は、
具体例と同じ条件である。この乾燥状B’を調べ友結果
、水切り状態は非常に悪く車体40床面には多量の水が
残存していた。特に骨組みおよび袋構造部内はほとんど
水切されておらず、次工程の電着槽に入僧する際、車体
4が傾くと多量の水が’1kt71iF槽に入り、電着
回収槽への給水量が減少する几めに回収効率が低下する
比較例−2 対流炉1の前半部7および後半部15の吹出口11の配
置が一様に第2図に示す側面吹出しのもので、礼譲条件
は比較例−1と同じである。この乾燥状態を調べた結果
、水切り状態は比較的良好であるが対流炉1内で車体4
の水平面14における濃縮された水滴の乾き跡が一部か
っ色比して残ってい九〇下塗り電着塗装後、水平面14
であるルーフ、エンジンフード等にはリング状の凹凸が
現われ、車体4の垂直面22にも水のたれ落ちのために
生じた凹凸が現われた。このために、電着塗装焼き付け
、および中塗抄塗装焼き付は後、凹凸の箇所をサンドペ
ーパーによって磨き作業を施した。
このように本発明による具体例と他の比較例−1および
比較例−2とから明らかなように、対流炉1の前半部7
では車体4の水平面14に熱風を吹きつけ、後半部15
では底面21および垂直面22に吹きつけることによっ
て水の残存の問題が解消され、磨き作業の工程が削減さ
れた。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから、対流炉内を前半部と後半
部に分けて熱風を被乾燥物である車体の水平面と、底面
および垂直面に対して吹きつけて水切乾燥することによ
り水の残存の問題が解消さル、磨き作業の工程が削減さ
ルたので作業性が向上し、かつ塗装品質が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、対流炉の前半部を示す略断面図、第2図は、
第1の実施例に使用する対流炉の後半部を示す略断面図
、 第3図は、第2の実施例に使用する対流炉の後半部を示
す略断面図である。 1・・・対流炉      4・・・被乾燥物(車体)
7・・・前半部      14・・・水平面15・・
・後半部      21・・・底面22・・・垂直面 特許出願人  トヨタ自動車株式会社 才3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被乾燥物の対流炉内の移動に関連して、炉内前半
    部では前記被乾燥物の上部水平面に対して熱風を吹きつ
    け、次いで、炉内後半部では前記被乾燥物の底面または
    垂直面に対して熱風を吹きつけることを特徴とする水切
    乾燥方法。
JP9486985A 1985-05-02 1985-05-02 水切乾燥方法 Pending JPS61252477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9486985A JPS61252477A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 水切乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP9486985A JPS61252477A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 水切乾燥方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61252477A true JPS61252477A (ja) 1986-11-10

Family

ID=14122054

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9486985A Pending JPS61252477A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 水切乾燥方法

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JP (1) JPS61252477A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09292175A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Daisoo:Kk 容器乾燥装置
JP2007271255A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd ボディヘムフランジの液体除去方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09292175A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Daisoo:Kk 容器乾燥装置
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