JPS63190199A - 電着塗装後処理方法 - Google Patents

電着塗装後処理方法

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JPS63190199A
JPS63190199A JP2328687A JP2328687A JPS63190199A JP S63190199 A JPS63190199 A JP S63190199A JP 2328687 A JP2328687 A JP 2328687A JP 2328687 A JP2328687 A JP 2328687A JP S63190199 A JPS63190199 A JP S63190199A
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JP
Japan
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paint
electrodeposition
coated
drying
zone
Prior art date
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Pending
Application number
JP2328687A
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English (en)
Inventor
Takanobu Mori
貴宣 森
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電着塗装後処理方法、更に詳しくは被塗物に電
着塗装後に行う塗料タレ落ち防止のための後処理方法及
び乾燥方法に関するものである・ 〔従来の技術〕 閉塞構造部を有する被塗装物に電着塗装を実施すると、
被塗装物の構造によっては内側閉塞部内の塗装膜厚が薄
くなシがちである@被塗装物内板側の塗装膜厚が薄いと
内側からの腐食進行によって穴あき腐食を生じる場合が
あシ、被塗装物内側の塗装膜厚を増加させ防錆力の向上
を図ることが従来からの課題であった0この為に電着塗
装時に被塗装物内外に補助電極を挿入する方法(4!開
昭52−132051号公報、4?開昭53−5241
号公報、特開昭53−134041号公報、特開昭54
−17944号公報、特開昭59−156499号公報
)、電着塗装後スプレー塗装、ディップ塗装等によシ内
板部の電着膜厚不足を補う方法、及び電着塗装後の水洗
を行わすに乾燥して電着膜厚を増加させる方法等多くの
考察が出されている@ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のこの種の方法では被塗装物内側に
は塗料液が残溜し、又被塗装物外側表面にも部分的に塗
料が液滴状に付着した状態で塗膜の乾燥が実施される。
この為、乾燥過程において前記塗料液滴残溜部及び塗料
液タレ落ち部にカルメラ状のワキを発生し易いという問
題点かあっ九@又、乾燥炉内フロア−は被塗装物から落
下した塗料による汚染が著しいという問題もあった。
本発明は上記従来技術における問題点を解決するための
ものであシ、その目的とするところは電着塗装後の水洗
を実施せずに電着塗膜乾燥を行い、被塗装物の電着膜厚
を厚くし且つその品質を向上させることができる方法を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明の電Mm装後処理方法は、被塗装物に電
着塗装後、水洗を実施せずに塗膜を焼き付け乾燥・硬化
させる方法において、電着塗装後の前記被塗装物に塗膜
硬化開始温度よりも低い温度で予備加熱を行うことを特
徴とする〇予備加熱温度及び加熱時間は塗料の種類や被
塗装物の性状に応じて選択する@予備加熱は例えば電着
塗装工程中の焼き付け乾燥のための乾燥炉の前にプレヒ
ート炉などの予備加熱手段を設けることにより行う。
又1本発明の方法において予備加熱前に、被塗装物に塗
料タレ切シのためのセツティング及び/又はエアー吹き
付けを行うと更によい。
セツティング及び二芥吹き付けは、どちらか一方のみを
行ってもよいし、又は両方を行ってもよい。
セツティングは例えば電着塗装工程にセツティングゾー
ンを設け、電着塗装後の被塗装物を所定時間かけてこの
セツティングゾーン内ヲ通過させることにより行う。
又、二芥吹き付けも、同様に例えば電着塗装工程にニジ
ブローゾーンを設け、電着塗装後の被塗装物にエアーブ
ローノズルからエアーを吹キ付けることによシ行う。
前記セツティングの際に被塗装物から除去された塗料は
回収する。又、セツティング及び/又はエアー吹き付け
の条件は被塗装物の性状や目的とする塗膜の膜厚及び仕
上シ外観などに応じて選択する。
〔実施例〕
以下の実施例において本発明を更に詳細に説明する◎な
お1本発明は下記実施例に限定されるものではない@ 実施例1: 第1図を用いて本実施例を説明する・第1図は本発明の
方法の一例の工程全体を示す@1は電着塗装ゾーンで被
塗装物表面に電着塗膜が析出形成される02はタレ切シ
セッティングゾーンで、被塗物内側に残溜した塗料液1
1及び。
被塗装物6の表面に過剰に付着した塗料液11のタレ切
りが行われる。3は二乃プローゾーンで被塗装物6の表
面に付着し液滴状になっ九塗料液11の除去及び被塗装
物内側及び被塗装物凹状構造部に残溜し九塗料液11の
液滴の除去を行う。4はプレヒート炉で塗膜を硬化させ
ずに、被塗装物6に残溜する塗料液11の乾燥を更に進
める@tは電着乾燥炉で塗料に所定の条件で、焼き付け
乾燥し、塗膜を硬化させる。
以下1本実施例を更に詳細に説明する・被塗装物6は、
搬送コンベア7によって電着塗装ゾーン1に送られ、乗
シ移り部8でコンベア乗り移シを行った後、昇降コンベ
ア9によって電着塗料槽10内の電着塗料液1!中に浸
漬され所定液温で、所定電圧が所定時間印加されて、被
塗装物表面に電着塗膜か析出する・なお、21は電着塗
料予備槽である◇この後、被塗装物6は、昇降コンベア
9によって上昇し、乗り移り部8で乗シ移シを行った後
搬送コンベア7によってセツティングシー72に移動す
るG同ゾーンで、被塗装物60表面に過剰に付着した塗
料液11及び被塗装物6の内側に残溜した塗料液11が
タレ受け12にタレ落ち、電着塗料槽10に回収される
。ついで、乗シ移ル部8で乗)移シ、搬送コンベア7に
よってエアーブローゾーン3に移動する・同ゾーンでは
1乗9移り部8で乗り移り、昇降コンベア9で下降する
ととくよって被塗装物6は、エアープローチャンバー1
7に入る。エアーブローチャンバー17内には、エアー
ブロー配管及びエアーブローノズル13が配置される。
工にブローノズル15は、被塗装物6の表面と共に、被
塗装物6の凹部等の塗料液11の溜シ易い部位も狙りて
エアー吹き出し方向を調整する0又、エアーブローチャ
ンバ−17上部には、エアーブローチャンバ−17壁面
の塗料汚れ防止用配管15t−設置しである0配管15
には、工業用水14が供給され、エアーブローチャンバ
−17壁面を濡れ壁状とし壁面の迩料付着汚れを防止す
る0配管15から出た工業用水14は、エアーブローチ
ャンバー17の壁面を落下した後、チャンバー底部18
を流れ、排水配管16か′ら排水処エアーによって、表
面の液滴状に残溜し九塗料液11が無くなり、又塗料液
11のタレ落ちも無い状態まで風乾される0ついで昇降
コンベア9によって被塗装物6は上昇する0ついで乗シ
移り部8による乗シ移シを経て搬送コンベア7によって
プレヒート炉4に送られ塗膜硬化開始温度以下で更に残
溜塗料液の乾燥除去が実施される0プレヒート炉4にお
いて19は加熱用バーナー、20は加熱エアー循環用の
ファンを示し、加熱されたエアーが、被塗装物6に向け
て吹き出され、被塗装物6の表面及び内部の乾燥が行な
われる。
ついで被塗装物6は、搬送コンベア7によって、電着塗
装乾燥炉5内に移動し、塗料に所定の温度で所定時間焼
き付け乾燥が行なわれ、塗膜が架橋・硬化される0本実
施例では、バッチ搬送方式を用いて説明したが、連続搬
送方式においても同様に本発明を適用できる0又本実施
例ではエアーブローシー/3に壁面汚れ防止の為に、工
業用水配管15を設けたが、塗料タレ液飛散の少い場合
は、不要である。また、チャンバー底面または、チャン
バー壁面または両者にアルミハク等の保護紙を設け、定
期的に交換することも、また、チャンバー壁面にフッ素
樹脂加工等汚れ防止を行りても良い。又1本実施例では
、エアーブローゾーン3に、エアーブローチャンバー1
7を設け、昇降コンベア9で被塗装物6を昇降させたが
、工にブローチャンバー17を設けず、昇降を省略して
エアーブローすることも可能である0 実施例2: 第2の実施例を第2図に示す0 本実施例では、電着塗装ゾーン1の後、セツティングタ
レ切りゾーンを省き、エアープロー(タレ切り)ゾーン
3でエアーブロータレ切りを行う。エアーブローレレ切
りノゾーン3で被塗装物6の表面に液滴状に残溜した塗
料液11及び、被塗装物6の内側に残溜した塗料液11
のタレ切りを実施した後、プレヒート丈−→fで更に乾
燥を進め、ついで電着塗装乾燥炉5で電着塗膜の焼き付
け乾燥・硬化を行うO 実施例5: 第3の実施例は、第2図のエアーブロー配管ノズル13
にエアーを供給せずエアーブロー(タレ切り)ゾーン3
でセツティングタレ切夛のみ実施した。本実施例では、
セツティングタレ切りをエアーブロー(タレ切りゾーン
3で実施したが、スペース及び工程時間上の余裕があれ
ば電y#塗料槽10上又は7の電着塗料予備槽21上で
セツティングタレ切シを行った後プレヒート炉4%電着
塗装乾燥炉5で電着塗膜の焼き付け乾燥。
塗膜硬化を行う。
実施例4: 第4の実施例は第2図において電着塗装ゾーン1の後エ
アーブローシー/を省略し直ぐにプレヒート炉4に投入
して被塗装物6の乾燥を実施してその後、電着塗装乾燥
炉4で塗膜を焼き付け乾燥し、塗膜を架橋、硬化させた
〇本発明において、電着塗装後の水洗無しという意味は
、被塗装物表面に付着した塗料液膜を水洗によって落と
してしまわないという意味であり、電着槽出槽時の乾き
が著しい場合は、出槽時に塗料液又は塗料限外濾過液を
被塗装物にかけても良い・但し、多量の塗料限外濾過液
シャワーは被塗装物内板の塗料液膜が薄くなシ。
内板膜厚を厚くするという目的を達成することができな
くなるので適fft定めて使用する。
比較例1及び2: 実施例1〜4と同様の設備を使用して、電着塗装後の水
洗及びプレヒート乾燥を行わない(比較例1)か、又は
前記水洗を行いプレヒート乾燥を行わない(比較例2)
で、電着塗装したO 前記実施例1〜4及び比較例1,2の結果を下記表にま
とめて示す0 上記表より明らかなように、本発明の方法を使用して電
着塗装を行うと、外観に優れかつ膜厚の厚いm膜が得ら
れる。
なお1本発明は、他の硬化タイプのカチオン電着塗料及
びアニオン電着塗料にも適用可能である。
〔発明の効果〕
上述のように本発明の電着塗装後処理方法は。
電着塗装後の水洗を実施せずに焼き付け乾燥を行うので
、電着塗装時に析出した塗膜成分と共に、電着塗装被塗
装物内板、外板表面に付着した塗料液中の塗膜成分も共
に塗膜となって、被塗装物の電着膜厚を厚膜化すること
ができる。
本発明では、被塗装物が所定条件の電着塗膜乾燥が行わ
れる時点で被塗装物表面の液滴又は液溜シ状塗料残溜液
が乾燥除去されている為。
電着塗膜乾燥時のワキ不良発生防止が可能となる0又、
電着塗装乾燥前のプレヒート炉温度が塗膜硬化開始温度
以下である為に、プレヒート炉内で塗膜が表面硬化を生
じない状態でサーマルフローして平滑化し、塗膜仕上シ
を良好なものとすることができる◇同時に、電着塗膜乾
燥炉に被塗装物が入る時点では、塗料タレ落ち。
飛散等が無い状態まで乾燥されている為、乾燥炉内の塗
料汚れ防止が可能である@ 又、被塗装物表面に、エアーブローのエアー又は、プレ
ヒート炉内の循環熱風エアーを吹き付けることによシ、
被塗装物外板表面に付着した塗料液膜の厚さが薄くなる
が、被塗装物内板へのエアーは比較的弱く、内板表面に
付着したIIZ料液膜は薄くならない0これにより、外
板膜厚をそれ程増やさずに、被塗装物内板膜厚を増加さ
せることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電着塗装後処理方法の一実施例の説明
図。 第2図は本発明の方法の別の実施例の説明図である。 図中、 1・・・電着塗装ゾーン 2・・・セツティングゾーン 3・・・エアーブローゾーン 4・・・プレヒート炉5
・・・乾燥炉      6・・・被塗装物7・・・搬
送コンベア   8・・・乗シ移り部9・・・昇降コン
ベア  10・・・塗料槽11・・・塗料液     
 12・・・タレ受け13・・・エアーブローノズル1
4・・・工業用水15・・・配管    °16・・・
排水配管17・・・! フープローチャンバー 18・・・チャンバー底部 19・・・バーナ20・・
・ファン     21・・・塗料予備槽特許出願人 
   トヨタ自動車株式会社才1図 1・−電着を篭ソ°−〉       2−t−テ4;
ブ/”−:、    3−4’T−70−7−。 4−7°lヒートy           S・ eA
i?        6=Hし室[物第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被塗装物に電着塗装後、水洗を実施せずに塗膜を
    焼き付け乾燥・硬化させる方法において、電着塗装後の
    前記被塗装物に塗膜硬化開始温度よりも低い温度で予備
    加熱を行うことを特徴とする電着塗装後処理方法。
  2. (2)予備加熱前に、被塗装物に塗料タレ切りのための
    セッティング及び/又はエアー吹き付けを行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電着塗装後処理方
    法。
JP2328687A 1987-02-03 1987-02-03 電着塗装後処理方法 Pending JPS63190199A (ja)

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JP2328687A JPS63190199A (ja) 1987-02-03 1987-02-03 電着塗装後処理方法

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JP2328687A JPS63190199A (ja) 1987-02-03 1987-02-03 電着塗装後処理方法

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JPS63190199A true JPS63190199A (ja) 1988-08-05

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ID=12106362

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