JPS6027830Y2 - 内燃機関用無接点点火装置の配電器 - Google Patents

内燃機関用無接点点火装置の配電器

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JPS6027830Y2
JPS6027830Y2 JP3469681U JP3469681U JPS6027830Y2 JP S6027830 Y2 JPS6027830 Y2 JP S6027830Y2 JP 3469681 U JP3469681 U JP 3469681U JP 3469681 U JP3469681 U JP 3469681U JP S6027830 Y2 JPS6027830 Y2 JP S6027830Y2
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JP3469681U
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圀彦 井上
蕃 功力
健一 伊藤
行範 辺見
光男 堀江
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東洋電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は内燃機関用無接点点火装置の配電器、特にパル
スジェネレータおよび配電装置を内部に収容したハウジ
ングの一側壁に、内燃機関の回転軸に連動する駆動軸を
回転自在に嵌挿すると共に、その駆動軸の、前記ハウジ
ング内に臨ませた一端部及び中間部に、前記配電装置の
配電ロータ及びパルスジェネレータのシグナルロータを
それぞれ連結した形式の配電器に関する。
(2) 従来の技術 従来の前記形式の配電器では、前記駆動軸の、ハウジン
グ内に突入させた一端部を、ハウジングの他側壁に設け
た軸受に嵌挿支持させていたので、ハウジング及び駆動
軸がそれらの軸線方向に長大化する不具合があった。
そこでハウジング内周壁に固着した軸受ブラケットに駆
動軸の中間部を嵌挿支持させることによって、前記ハウ
ジング他側壁の軸受を省略して前記不具合を解消できる
ようにしたものが従来より知られている。
(特開昭51−65244号公報参照)。(3)考案が
解決しようとする問題点 前記従来のものでは、駆動軸中間部を支持する軸受ブラ
ケットがハウジング内周壁に単独で固着されるので、該
軸受ブラケットに対する専用の固着手段を設ける必要が
あって、それだけ構造が複雑になり、また軸受ブラケッ
トをハウジング内周壁に固着するための押圧板や固定ね
じが軸受ブラケット上面より上方に突出しているので、
軸受ブラケットを軸方向にコンパクト化する上で不利で
ある。
本考案は上記従来のものの不具合を解消し得る、前記内
燃機関用無接点点火装置の配電器を提供することを目的
とする。
B 考案の構成 (1)問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を遠戚するために、前記形式の配電器
において、ハウジングの内周面に環状段部を形成してこ
の段部上に前記パルスジェネレータのステータ外輪を載
置し、さらにそのステータ外輪の上面には、前記配電装
置とパルスジェネレータ間で前記駆動軸を回転自在に支
持する軸受ブラケットの下面を嵌合載置し、この軸受ブ
ラケットの上面に載置係合した固定板の一部を、該軸受
ブラケットの外周に形成した切欠部を通して前記ステー
タ外輪に当接させ、前記固定板を介して前記軸受ブラケ
ット及びステータ外輪を前記ハウジングに一体に固定す
べく該固定板を前記段部に向けて押圧する押圧板を、前
記切欠部内に突入させると共に前記ハウジングに固着し
たことを特徴とする。
(2)作用 パルスジェネレータのステータ外輪及び軸受ブラケット
は、それらの共通の抑え部材である前記抑圧板によって
固定板を介してハウジングに一体に固定される。
前記押圧板は軸受ブラケットの切欠き部内に突入するの
で、該押圧板自身やそれの固定用ねじ等の用着具の、軸
受ブラケット上面より上方への各突出が抑えられる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、第1図において、1は配電器で、そのハウジング2は
アルミダイキャスト製ハウジング本体3と合成樹脂製キ
ャップ4とよりなり、そのキャップ4はシール部材5を
介してハウジング本体3に固定ねじ6により固定される
ハウジング本体3の下部側壁3aに含油軸受メタルより
なる第1軸受7□が嵌着され、またハウジング2内に固
定された軸受ブラケット8に同材質の第2軸受7゜が嵌
着され、さらに第1、第2軸受7□、7゜にそれぞれ駆
動軸9を構成する第1軸部9□ と、それに回転可能に
嵌合された第2軸部9゜とが回転可能に支承される。
第1軸部91のハウジング本体3からの突出端は図示し
ない動力伝達部材を介して内燃機関の回転軸としてカム
軸等に連結される。
前記軸受ブラケット8の固定構造については後述する。
駆動軸9の第2軸部9゜回りにはパルスジェネレータP
が次のように構成される。
即ち、ハウジング本体3の内周面に形成された環状段部
11上に環状基板12が載置され、またその基板12の
周方に、且つ対称位置に突設された一対の突出部12a
(図示には一方のみを示す)がハウジング本体3に形成
された一対の切欠き溝13が係合する。
基板12上面に各一対のフェライト等のマグネット14
およびマグネット基板15を対向させて埋設した合成樹
脂環状体16が固定される。
その環状体16の内周面と、その上縁から内方へ突出す
る突縁17とにより形成される空間内にはピックアップ
コイル18が嵌合され、これによりピックアップコイル
18は、上、下および周方に移動することを阻止される
19.20はピックアップコイル18のリード線、21
はピックアツプコイル18下面を基板12上面との間に
介在させたゴム製の環状パツキンである。
第2軸受9゜に、内燃機関の気筒数に応じた数の突起2
2aを有するシグナルロータ22が嵌着され、その周囲
に環状ステータ23が同心状に配設される。
ステータ23は、その内周面に前記ロータ22の突起2
2aに対応する数の突起24aを有する内輪24と、そ
の外周にボール軸受25を介して取付けられた外輪26
とを備え、その外輪26はハウジング本体3内周面に形
成された環状段部27上に載置される。
前記切欠き溝、13にはそれぞれ非磁性カラー28(図
には一方のみを示す)が嵌め込まれており、その内側面
の切欠き29によって上記ステータ外輪26とカラー2
8の干渉が防止される。
前記軸受ブラケット8は第4図に示すように第2軸受7
゜を嵌着したボス部8aと、それの外周点対称の浩係に
位置する一対の扇形部8bとよりなり、両用形部8b、
ab間に本考案のブラケット切欠き部8e、8eが形成
される。
軸受ブラケット8をハウジング2内に固定する場合には
、各扇形部8bをハウジング本体3の各切欠き溝13の
間に位置させると共にそれらの下面に形成された突縁8
dをステータ23の外輪26の上部外周面に嵌合して外
輪26上面に載置する。
軸受ブラケット8を固定する一対の帯状固定板30は平
面において全体形状を弧状に形成され、且つ両端にはL
字状脚片30aが一体に設けられている。
各固定板30は軸受ブラケット8の各扇形部8bに嵌め
込まれ、各脚片30aの水平部がステータ23の外輪2
6上面に載置される。
各カラー28には、固定ねじ31が挿通され、その固定
ねじ31に嵌められた押圧板32の一対の弾性押え片3
2aが各固定板30の脚片30a水平部上面に当てられ
、そして固定ねじ31を切欠き溝13底面に螺合するこ
とにより、基板12がカラー28を介してハウジング本
体3の段部11に押圧固定され、一方ステータ23の外
輪26が押圧板32によりハウジング本体3の段部27
上に押圧固定され、同時に各固定板30により軸受ブラ
ケット8がステータ23の外輪26上面に固定される。
ハウジング本体3の側面には、機関の吸気マニホールド
に接続される公知の真空進角機構■が設けられ、そのダ
イヤプラム(図示せず)により作動される作動杆34の
先端がステータ23の内輪24にピン35を介して連結
される。
基板12の下方において、ハウジング本体3内には、公
知の遠心進角機構Gが設けられる。
その遠心進角機構Gは第1軸部91に固定される保持板
37と、その保持板37に回転可能に取付けられた一対
の重錘板3Bと、第2軸部92に固定されたカム板39
と、そのカム板39と保持板37間を連結する一対の引
張りコイルばね40とを備えており、これにより第1、
第2軸部9□、9□が遠心進角機構Gを連結される。
軸受ブラケット8の上方に配電装置りが配設され、その
配電用電極41を持った配電ロータ42が第2軸部9゜
の上端に固着される。
その配電用電極42の基部には、キャップ4の中心電極
43が接触し、一方先端部は配電ロータ42の局方に突
出してキャップ4の複数の側電極44に順次対向するよ
うに構成される。
側電極44の数は機関の気筒数に対応して設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、カム軸等に
より駆動軸9を介してシグナルロータ22が回転し、そ
の各突起22aがステータ23の各突起24aが対向す
ると、マグネット14、ステータ23、シグナルロータ
22、第2軸部9゜、基板12、マグネット基板18お
よびマグネット14の間に磁束が形成され、次いで各突
起22a、24aが食い違うことによって上記磁束が変
化するのでピックアップコイル18にパルス状の電圧が
発生する。
その電圧は図示しないイグナイタユニットを点火コイル
の一次側に遮断するように動作させるので、それにより
点火コイルの二次側に高電圧が発生し、その高電圧は中
心電極43および配電用電極41を介して該当する側電
極44に分配され、点火プラグ(図示せず)をスパーク
させるものである。
この点火時期は、第1軸受91の回転が遠心進角機構G
を介して第2軸部9□に伝達されるシグナルロータ22
の回転速度が早められるので、シグナルロータ22とス
テータ23との各突起22 a、 24 aの対向から
次の対向までの時間が短縮されることにより進角される
真空進角機構■によってステータ23の内輪24が回転
させられるので、これによっても点火時期が進角される
而して駆動軸9は、配電装置りとパルスジェネレータ1
間の中間部が軸受ブラケット8を以って安定よく支持さ
れるので、該軸9の、配電装置り側の端部をハウジング
キャップ4に支持させる必要はなくなり、その上、駆動
軸9の軸受間距離を十分長くとることができ、且つ重量
の大きいシグナルロータ22に軸受ブラケット8を近接
配置することができるから、駆動軸9は高速回転時にお
いてシグナルロータ等から大なる負荷を受けるも、倒れ
や撓みを来たすことがなく常にスムーズに回転作動する
ことができる。
C考案の効果 以上のように本考案によれば、駆動軸9の中間部を支持
する軸受ブラケット8、及びパルスジェネレータPのス
テータ外輪26をそれらの共通の抑え部材である押圧板
32によって固定板30を介してハウジング2に一体に
固定できるので、それら軸受ブラケット8及びステータ
外輪26を別々にハウジング2に固着した場合に比べて
構成が簡単でコストの低減及び組立性の向上に寄与し得
る。
また前記押圧板32を、軸受ブラケット8の外周に形成
した切欠き部8e内に突入させたので、該抑圧板32自
身やそれの固定用ねじ31等の固着具の、軸受ブラケッ
ト8上面より上方への各突出を効果的に抑えることがで
き、軸受ブラケット8を軸方向にコンパクト化する上で
有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体の
縦断側面図、第2図はハウジング本体と軸受ブラケット
との取付は関係を示す平面図、第3図は第1図■−■線
断面図、第4図は軸受ブラケット取付部分の分解斜視図
である。 D・・・・・・配電装置、P・・・・・・パルスジェネ
レータ、2・・・・・・ハウジング、3a・・・・・・
側壁、9・・・・・・駆動軸、22・・・・・・シグナ
ルロータ、26・・・・・・ステータの外輪、27・・
・・・・環状段部、30・・・・・・固定板、30a・
・・・・・両端部としての脚片、32・・・・・・押圧
板、42・・・・・・配電ロータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルスジェネレータP及び配電装置りを内部に収容した
    ハウジング2の一側壁3aに、内燃機関の回転軸に連動
    する駆動軸9を回転自在に嵌挿すると共に、その駆動軸
    9の、前記ハウジング2内に臨ませた一端部及び中間部
    に、前記配電装置りの配電ロータ42及びパルスジェネ
    レータPのシグナルロータ22をそれぞれ連結した、内
    燃機関用無接点点火装置の配電器において、前記ハウジ
    ング2の内周面に環状段部27を形成してこの段部27
    上に前記パルスジェネレータPのステータ外輪26を載
    置し、さらにそのステータ外輪26の上面には、前記配
    電装置りとパルスジェネレータ1間で前記駆動軸9を回
    転自在に支持する軸受ブラケット8の下面を嵌合載置し
    、この軸受ブラケット8の上面に載置係合した固定板3
    0の一部を該軸受ブラケット8の外周に形成した切欠部
    8eを通して前記ステータ外輪26に当接させ、前記固
    定板30を介して前記軸受ブラケット8及びステータ外
    輪26を前記ハウジング2に一体に固定すべく該固定板
    30を前記段部27に向けて押圧する押圧板32を、前
    記切欠部8e内に突入させると共に前記ハウジング2に
    固着したことを特徴とする、内燃機関用無接点点火装置
    の配電器。
JP3469681U 1981-03-12 1981-03-12 内燃機関用無接点点火装置の配電器 Expired JPS6027830Y2 (ja)

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JPS57148068U JPS57148068U (ja) 1982-09-17
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