JPS6210975Y2 - - Google Patents
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- JPS6210975Y2 JPS6210975Y2 JP1982035542U JP3554282U JPS6210975Y2 JP S6210975 Y2 JPS6210975 Y2 JP S6210975Y2 JP 1982035542 U JP1982035542 U JP 1982035542U JP 3554282 U JP3554282 U JP 3554282U JP S6210975 Y2 JPS6210975 Y2 JP S6210975Y2
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- core
- coil
- ignition coil
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- resin
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関用点火コイル、特に樹脂モー
ルドタイプの点火コイルに関するものである。
ルドタイプの点火コイルに関するものである。
従来この種のコイルは、小型軽量化ができると
いう点で、コア、1次コイル、2次コイルをケー
スの中に入れ、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で
加熱硬化させていた。又、コアの表面にはヒート
サイクルによる樹脂クラツク防止の目的で熱可塑
性エラストマーがオーバーコートされている。
いう点で、コア、1次コイル、2次コイルをケー
スの中に入れ、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で
加熱硬化させていた。又、コアの表面にはヒート
サイクルによる樹脂クラツク防止の目的で熱可塑
性エラストマーがオーバーコートされている。
ところが、この従来方式のものでは、コアのオ
ーバーコートを行うことにより工数及び材料費が
アツプすると共に、コアに対する取付用の穴を樹
脂硬化後機械加工で行うことにより工数がアツプ
するという欠点がある。
ーバーコートを行うことにより工数及び材料費が
アツプすると共に、コアに対する取付用の穴を樹
脂硬化後機械加工で行うことにより工数がアツプ
するという欠点がある。
本考案は上記の欠点を解消するため、コアのオ
ーバーコートを廃止すべく、コアをケースと一体
成型しケースの材料でオーバーコートを兼用して
しまう構造にしたものであつて、コアは注型樹脂
を充填するケース内面側がすべてケース材料で覆
われていて、コアと注型樹脂とが直接接触するこ
とがなく、注型樹脂にクラツクが生ずるのを防ぐ
ことができるという効果が得られるのみならず、
コアの露出部分は、コイル取付座ぐり穴部と反対
側の取付用平面部のみであり、このようにすれば
取付用の座ぐり穴は後加工によらなくともコアと
ケースを成型する時に型のピンりにより自動的に
穴明けでぎ、かつコイル取付用の座面の部分のコ
アを露出させ相手ハウジング部との接触面積をふ
やして熱放散を良くできるという効果が得られ
る。
ーバーコートを廃止すべく、コアをケースと一体
成型しケースの材料でオーバーコートを兼用して
しまう構造にしたものであつて、コアは注型樹脂
を充填するケース内面側がすべてケース材料で覆
われていて、コアと注型樹脂とが直接接触するこ
とがなく、注型樹脂にクラツクが生ずるのを防ぐ
ことができるという効果が得られるのみならず、
コアの露出部分は、コイル取付座ぐり穴部と反対
側の取付用平面部のみであり、このようにすれば
取付用の座ぐり穴は後加工によらなくともコアと
ケースを成型する時に型のピンりにより自動的に
穴明けでぎ、かつコイル取付用の座面の部分のコ
アを露出させ相手ハウジング部との接触面積をふ
やして熱放散を良くできるという効果が得られ
る。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。まず、第1図及び第2図の実施例に基づき構
成を説明する。1は硅素鋼板を積層した両側部と
底部とを有するU型コアで、1′はコア1と同様
に積層されたI型コアで、このコア1′の外周に
は予め熱可塑性樹脂を一体成型しておき、これを
1次スプール2′とする。2は1次スプール2′上
に巻かれた1次コイル、3は1次コイル2の外周
側に巻かれた2次コイルである。4は1次コイル
および2次コイル3を収納する空間を形成する四
角形のコツプ状ケースであり、その成型時に、コ
ア1をインサート同時成型し、このコア1はコア
取付用座ぐり穴部7及び取付用座面8を除いてほ
ぼ全面がケース4を形成する樹脂で覆われてい
る。そして、前記コア1とコア1′、1次コイル
2、2次コイル3を組付後、エポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂5をケース4内に注入し硬化させる。
る。まず、第1図及び第2図の実施例に基づき構
成を説明する。1は硅素鋼板を積層した両側部と
底部とを有するU型コアで、1′はコア1と同様
に積層されたI型コアで、このコア1′の外周に
は予め熱可塑性樹脂を一体成型しておき、これを
1次スプール2′とする。2は1次スプール2′上
に巻かれた1次コイル、3は1次コイル2の外周
側に巻かれた2次コイルである。4は1次コイル
および2次コイル3を収納する空間を形成する四
角形のコツプ状ケースであり、その成型時に、コ
ア1をインサート同時成型し、このコア1はコア
取付用座ぐり穴部7及び取付用座面8を除いてほ
ぼ全面がケース4を形成する樹脂で覆われてい
る。そして、前記コア1とコア1′、1次コイル
2、2次コイル3を組付後、エポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂5をケース4内に注入し硬化させる。
また、コイル取付用の段付穴7は、ケース4成
型時にピンによりコア1の一方の面に4個形成さ
れる。さらに、取付用座面8は相手側座面と面接
触できるよう、コア1の他方の面をほぼ全面にわ
たつて露出させてある。9はコア1,1′間のギ
ヤツプであり、ケース4成型時にコア1の内端に
ケース材料にて一定寸法を確保している。
型時にピンによりコア1の一方の面に4個形成さ
れる。さらに、取付用座面8は相手側座面と面接
触できるよう、コア1の他方の面をほぼ全面にわ
たつて露出させてある。9はコア1,1′間のギ
ヤツプであり、ケース4成型時にコア1の内端に
ケース材料にて一定寸法を確保している。
上記の如くケース4とコア1を一体成型するこ
とにより、従来、樹脂クラツク対策としてコア1
の内外周面に応力吸収用の樹脂を成型していたが
これを省略できる為、その分小型化できる(具体
的にはコアコーテイング厚みを1.5mmとすると巾
でΔ3mm)。また、従来取付用座ぐり穴7を、機
械加工にて実施していたが、本考案によればケー
ス成型時に予めピンにより座ぐり穴7が形成でき
る。また、コイル取付座面8の相手ハウジングと
接触する部分を広く、しかも任意の形状で樹脂を
なくしてコア1を露出させることが可能であり、
放熱性の向上に役立つ。
とにより、従来、樹脂クラツク対策としてコア1
の内外周面に応力吸収用の樹脂を成型していたが
これを省略できる為、その分小型化できる(具体
的にはコアコーテイング厚みを1.5mmとすると巾
でΔ3mm)。また、従来取付用座ぐり穴7を、機
械加工にて実施していたが、本考案によればケー
ス成型時に予めピンにより座ぐり穴7が形成でき
る。また、コイル取付座面8の相手ハウジングと
接触する部分を広く、しかも任意の形状で樹脂を
なくしてコア1を露出させることが可能であり、
放熱性の向上に役立つ。
さらに、コア1の相手ハウジングと接触する部
分以外の外周部分のほぼすべてがケース4の成型
樹脂で覆われているため、コア1に錆等が発生す
ることもない。
分以外の外周部分のほぼすべてがケース4の成型
樹脂で覆われているため、コア1に錆等が発生す
ることもない。
第3図は第1図及び第2図図示の点火コイルを
一体に取付けたデイストリビユータの、キヤツプ
を取りはずした平面図であり、第4図は第3図の
B−B線に沿う全体構成の縦断面図である。デイ
ストリビユータ100はハウジング110および
キヤツプ120を含んでいる。ハウジング110
は第1の円筒部111及びその上端に連なるつた
大径の第2の円筒部112を有する。一方、キヤ
ツプ120はハウジング110の第2のの円筒部
112を蓋する配電キヤツプ121及びその側方
にあつて点火コイルをおおう点火コイルキヤツプ
部112を有する。
一体に取付けたデイストリビユータの、キヤツプ
を取りはずした平面図であり、第4図は第3図の
B−B線に沿う全体構成の縦断面図である。デイ
ストリビユータ100はハウジング110および
キヤツプ120を含んでいる。ハウジング110
は第1の円筒部111及びその上端に連なるつた
大径の第2の円筒部112を有する。一方、キヤ
ツプ120はハウジング110の第2のの円筒部
112を蓋する配電キヤツプ121及びその側方
にあつて点火コイルをおおう点火コイルキヤツプ
部112を有する。
キヤツプ120はハウジング110の第2の円
筒部112の上端に、図示しないビスにより、取
付けられ、その際、ハウジング110とキヤツプ
120との当接部にはシールリング130が介在
され、当接部がシールされている。なお、ハウジ
ング110には、配電器を図示しない内燃機関側
の取付部に固定するためのフランジ113が2箇
所、形成されている。
筒部112の上端に、図示しないビスにより、取
付けられ、その際、ハウジング110とキヤツプ
120との当接部にはシールリング130が介在
され、当接部がシールされている。なお、ハウジ
ング110には、配電器を図示しない内燃機関側
の取付部に固定するためのフランジ113が2箇
所、形成されている。
ハウジング110の第1の円筒部111には第
1の回転軸140が挿入され、その上端部が第2
の円筒部112の内部に位置している。この上端
部には円筒状の第2の回転軸(配電軸)150が
嵌合し、この第1と第2の回転軸140,150
とが周知のガバナ機構160により連結されてい
る。第1の回転軸140は下端部にギヤ141を
持ち、これを介して図示しない内燃機関と連結さ
れ、内燃機関の回転速度に比例して回転される。
第2の回転軸150はガバナ機構160の作動に
より第1の回転軸140に対して機関回転速度に
応じた量だけ進角されて回転する。
1の回転軸140が挿入され、その上端部が第2
の円筒部112の内部に位置している。この上端
部には円筒状の第2の回転軸(配電軸)150が
嵌合し、この第1と第2の回転軸140,150
とが周知のガバナ機構160により連結されてい
る。第1の回転軸140は下端部にギヤ141を
持ち、これを介して図示しない内燃機関と連結さ
れ、内燃機関の回転速度に比例して回転される。
第2の回転軸150はガバナ機構160の作動に
より第1の回転軸140に対して機関回転速度に
応じた量だけ進角されて回転する。
ハウジング110の第2の円筒部112の内部
にはガバナ機構160の上方側に、プレート17
0がビス171にて固定されている。プレート1
70には円筒状の支持部材172が結合され、第
2の回転軸150はその内側を挿通し、、ベアリ
ングブツシユ151にて支持部材172に回転自
在に支持されている。
にはガバナ機構160の上方側に、プレート17
0がビス171にて固定されている。プレート1
70には円筒状の支持部材172が結合され、第
2の回転軸150はその内側を挿通し、、ベアリ
ングブツシユ151にて支持部材172に回転自
在に支持されている。
第2の回転軸150には支持部材172による
支持部より上方側に、シグナルーロタ175が固
定され、これに対向してデイストリビユータ10
0の内部には回転信号発生器をなす電磁式ピツク
アツプ176が配置されている。シグナルロータ
175が内燃機関の気筒数と同数、ここでは4個
の突起175aを持ち、回転による各突起の作用
で、電磁式ピツクアツプ176に磁束変化を与え
る。電磁式ピツクアツプ176は、そのコイルを
樹脂でモールドしたコイル部176aを第1のブ
ラケツト176bに保持し、永久磁石176cを
第1のブラケツト176bと第2のブラケツト1
76dとの間に挟持して構成されている。第2の
ブラケツト176dは支持部材172の外周にベ
アリングブツシユ177により回動が自在に保持
されており、これによりピツクアツプ176の全
体も保持されている。このピツクアツプ176に
おいて、永久磁石176cによる磁束は、第2の
ブラケツト176d、ベアリング117、配電軸
150、シグナルロータ175及び第1のブラケ
ツト176bからなる磁気回路(第4図の破線)
を通り、ピツクアツプコイル176aに鎖交す
る。ピツクアツプコイル176aはシグナルロー
タ175の半径方向に磁束感応方向を持つてお
り、シグナルロータ175の回転でこの磁束が変
化し、これによりピツクアツプコイル176aに
は回転軸150の回転に同期した回転信号電圧が
発生する。この回転信号電圧を点火増巾器195
により増巾し、パワートランジスタのON,OFF
を行ない、これによつて点火コイル10の1次コ
イル2への通電を制御する。1次コイル2への通
電が遮断されたとき、2次コイル3に高電圧が発
生し、この高電圧をセンタ電極200、配電ロー
タ210のロータ電極211、サイド電極220
を介して各気筒に分配して点火を行なう。
支持部より上方側に、シグナルーロタ175が固
定され、これに対向してデイストリビユータ10
0の内部には回転信号発生器をなす電磁式ピツク
アツプ176が配置されている。シグナルロータ
175が内燃機関の気筒数と同数、ここでは4個
の突起175aを持ち、回転による各突起の作用
で、電磁式ピツクアツプ176に磁束変化を与え
る。電磁式ピツクアツプ176は、そのコイルを
樹脂でモールドしたコイル部176aを第1のブ
ラケツト176bに保持し、永久磁石176cを
第1のブラケツト176bと第2のブラケツト1
76dとの間に挟持して構成されている。第2の
ブラケツト176dは支持部材172の外周にベ
アリングブツシユ177により回動が自在に保持
されており、これによりピツクアツプ176の全
体も保持されている。このピツクアツプ176に
おいて、永久磁石176cによる磁束は、第2の
ブラケツト176d、ベアリング117、配電軸
150、シグナルロータ175及び第1のブラケ
ツト176bからなる磁気回路(第4図の破線)
を通り、ピツクアツプコイル176aに鎖交す
る。ピツクアツプコイル176aはシグナルロー
タ175の半径方向に磁束感応方向を持つてお
り、シグナルロータ175の回転でこの磁束が変
化し、これによりピツクアツプコイル176aに
は回転軸150の回転に同期した回転信号電圧が
発生する。この回転信号電圧を点火増巾器195
により増巾し、パワートランジスタのON,OFF
を行ない、これによつて点火コイル10の1次コ
イル2への通電を制御する。1次コイル2への通
電が遮断されたとき、2次コイル3に高電圧が発
生し、この高電圧をセンタ電極200、配電ロー
タ210のロータ電極211、サイド電極220
を介して各気筒に分配して点火を行なう。
上記ピツクアツプ176の第2のブラケツト1
76dにはピン178が設けられ、ハウジング1
10に取付けられた周知の負圧式進角機構180
のロツド181がピン178に連結されている。
従つて、負圧式進角機構180の作動で、ピツク
アツプ176は支持部材172(従つてシグナル
ロータ175)に対して回動される。このピツク
アツプ176の回動及び上記した第1の回転軸1
40に対する第2の回転軸150(シグナルロー
タ175)の回動で、各気筒において点火時期が
変化するのは周知の通りである。
76dにはピン178が設けられ、ハウジング1
10に取付けられた周知の負圧式進角機構180
のロツド181がピン178に連結されている。
従つて、負圧式進角機構180の作動で、ピツク
アツプ176は支持部材172(従つてシグナル
ロータ175)に対して回動される。このピツク
アツプ176の回動及び上記した第1の回転軸1
40に対する第2の回転軸150(シグナルロー
タ175)の回動で、各気筒において点火時期が
変化するのは周知の通りである。
第1図及び第2図に示す構成の点火コイル10
はデイストリビユータ100の特にハウジング1
10の側面に取付けられている。この点火コイル
10の取付けのためハウジング110の第2の円
筒部112は一部が切欠かれ、その両側には2つ
の支柱114が設けられている。そして、点火コ
イル10は上記切欠き部に一部を挿入した状態
で、コア1の両側の取付座面8を支柱114に直
接密着させると共に、コア1の底部の取付座面8
をハウジング110の切欠き部下部の平板状側壁
110aに直接密着させて、各座ぐり穴部7を通
して4個の取付ボルト46により支柱114に固
定されている。
はデイストリビユータ100の特にハウジング1
10の側面に取付けられている。この点火コイル
10の取付けのためハウジング110の第2の円
筒部112は一部が切欠かれ、その両側には2つ
の支柱114が設けられている。そして、点火コ
イル10は上記切欠き部に一部を挿入した状態
で、コア1の両側の取付座面8を支柱114に直
接密着させると共に、コア1の底部の取付座面8
をハウジング110の切欠き部下部の平板状側壁
110aに直接密着させて、各座ぐり穴部7を通
して4個の取付ボルト46により支柱114に固
定されている。
そして、点火コイル10をデイストリビユータ
取付けたとき、第4図から理解されるように、同
軸的きに巻回された1次コイルと2次コイル3の
共通軸は、デイストリビユータの回転軸140,
150とほぼ直角をなす方向を有することにな
る。
取付けたとき、第4図から理解されるように、同
軸的きに巻回された1次コイルと2次コイル3の
共通軸は、デイストリビユータの回転軸140,
150とほぼ直角をなす方向を有することにな
る。
点火コイル10のケース14の側面には、ハウ
ジング110の上面と一致するフランジ441が
形成され、ここには上記シールリング130を介
してキヤツプ120の点火コイルキヤツプ部12
2が当接している。従つて、点火コイル10はキ
ヤツプ120にて。カバーされている。
ジング110の上面と一致するフランジ441が
形成され、ここには上記シールリング130を介
してキヤツプ120の点火コイルキヤツプ部12
2が当接している。従つて、点火コイル10はキ
ヤツプ120にて。カバーされている。
ハウジング110の第2の円筒部112の内壁
には、点火増巾器195が、図示しないビス等の
適当な手段で固定されている。この増巾器195
は、放熱板を兼ねた金属ケース195aにパワー
トランジスタ等の電子素子を配設し、樹脂のケー
ス195bでこれを包囲して構成されており、ピ
ツクアツプ176及び点火コイル10にそれぞれ
リード線33及び34にて接続されている。増巾
器195、点火コイル10からのリード線35,
47は、ハウジング110に取付けられたグロメ
ツト190を通して外部へ引出され、図示しない
車載バツテリと接続される。
には、点火増巾器195が、図示しないビス等の
適当な手段で固定されている。この増巾器195
は、放熱板を兼ねた金属ケース195aにパワー
トランジスタ等の電子素子を配設し、樹脂のケー
ス195bでこれを包囲して構成されており、ピ
ツクアツプ176及び点火コイル10にそれぞれ
リード線33及び34にて接続されている。増巾
器195、点火コイル10からのリード線35,
47は、ハウジング110に取付けられたグロメ
ツト190を通して外部へ引出され、図示しない
車載バツテリと接続される。
キヤツプ120の配電キヤツプ部121の項部
中心にはセンタ電極200の一端が配置されてお
り、ここにはスプリング201で負荷されたブラ
シ202が配置されている。上記配電軸150の
上端には配電ロータ電極210が取付けられてい
て、その上面にロータ電極211が固定されてお
り、ブラシ202はこのロータ電極211に接し
ている。センタ電極200は点火コイルキヤツプ
部122へと延長し、他端では点火コイル10の
上方部に位置しており、ここにもスプリング20
3で負荷されたブラシ204が設けられている。
点火コイル10にはこれに対応して1次コイル3
と接続された高圧端子48が設けられており、こ
れを取り囲むようにして円筒状のタワー部49が
ケース4と一体に設けられている。そして、ブラ
シ204はこの高圧端子48に接している。従つ
て、点火コイル10の高電圧はセンタ電極200
に印加され、これを経てロータ電極211に導か
れる。なお、センタ電極200と点火コイル10
との接続は、キヤツプ120をハウジング110
に取付けるだけで完了される。
中心にはセンタ電極200の一端が配置されてお
り、ここにはスプリング201で負荷されたブラ
シ202が配置されている。上記配電軸150の
上端には配電ロータ電極210が取付けられてい
て、その上面にロータ電極211が固定されてお
り、ブラシ202はこのロータ電極211に接し
ている。センタ電極200は点火コイルキヤツプ
部122へと延長し、他端では点火コイル10の
上方部に位置しており、ここにもスプリング20
3で負荷されたブラシ204が設けられている。
点火コイル10にはこれに対応して1次コイル3
と接続された高圧端子48が設けられており、こ
れを取り囲むようにして円筒状のタワー部49が
ケース4と一体に設けられている。そして、ブラ
シ204はこの高圧端子48に接している。従つ
て、点火コイル10の高電圧はセンタ電極200
に印加され、これを経てロータ電極211に導か
れる。なお、センタ電極200と点火コイル10
との接続は、キヤツプ120をハウジング110
に取付けるだけで完了される。
キヤツプ120の配電キヤツプ部121の頂部
周辺にはサイド電極220が、機関の気筒数と同
数(ここでは4個)設けられている。このサイド
電極220はキヤツプ120の側方へ突出するタ
ワー部123へ導かれている。サイド電極220
には配電ロータ210の回転によつてロータ電極
211が順次対向し、高電圧が配電される。この
高電圧はタワー部123に高圧コードを介して接
続される図示しない点火プラグへと導かれる。
周辺にはサイド電極220が、機関の気筒数と同
数(ここでは4個)設けられている。このサイド
電極220はキヤツプ120の側方へ突出するタ
ワー部123へ導かれている。サイド電極220
には配電ロータ210の回転によつてロータ電極
211が順次対向し、高電圧が配電される。この
高電圧はタワー部123に高圧コードを介して接
続される図示しない点火プラグへと導かれる。
第5図及び第6図に本考案点火コイルの他の実
施例を示す。これは前記の例に対し、コア1,
1′の形状をE型とI型にしたもので、図から明
らかなように、1次コイル2、2次コイル3はた
て置き型になる。この場合、E型コア1の中央部
分はコアが露出しており、1次スプール2′をこ
こへ圧入固定させる。他の同一符号は第1図及び
第2図図示の実施例と均等もしくは同一の構成を
示す。
施例を示す。これは前記の例に対し、コア1,
1′の形状をE型とI型にしたもので、図から明
らかなように、1次コイル2、2次コイル3はた
て置き型になる。この場合、E型コア1の中央部
分はコアが露出しており、1次スプール2′をこ
こへ圧入固定させる。他の同一符号は第1図及び
第2図図示の実施例と均等もしくは同一の構成を
示す。
なお、図には示してないが、更に他の構成例と
しては、U型コアとT型コアとの組合せも同様に
考えられる。
しては、U型コアとT型コアとの組合せも同様に
考えられる。
また、コア1の取付用座面8はコア1の一面を
全面にわたつて露出させる必要はなく、その面の
うち相手方の取付用座面と面接触する部分のみ露
出させればよい。
全面にわたつて露出させる必要はなく、その面の
うち相手方の取付用座面と面接触する部分のみ露
出させればよい。
第1図は本考案点火コイルの一実施例を示す部
分縦断面図、第2図は第1図図示のA−A線に沿
う縦断面図、第3図は上記点火コイルを一体に取
付けたデイストリビユータの要部平面図、第4図
は第3図図示のB−B線に沿う全体構成の縦断面
図、第5図は本考案点火コイルの他の実施例を示
す部分縦断面図、第6図は第5図図示のC−C線
に沿う縦断面図である。 1,1′……コア、2……1次コイル、3……
2次コイル、4……ケース、5……注型樹脂、7
……取付用座ぐり穴部、8……取付用座面、9…
…ギヤツプ。
分縦断面図、第2図は第1図図示のA−A線に沿
う縦断面図、第3図は上記点火コイルを一体に取
付けたデイストリビユータの要部平面図、第4図
は第3図図示のB−B線に沿う全体構成の縦断面
図、第5図は本考案点火コイルの他の実施例を示
す部分縦断面図、第6図は第5図図示のC−C線
に沿う縦断面図である。 1,1′……コア、2……1次コイル、3……
2次コイル、4……ケース、5……注型樹脂、7
……取付用座ぐり穴部、8……取付用座面、9…
…ギヤツプ。
Claims (1)
- 両側部と底部とを有する第1のコアと、このコ
アに組合わされて閉磁路を構成する第2のコア
と、これらのコアに巻装される1次コイルおよび
2次コイルと、前記両コイルを収納する空間を形
成しかつ前記第1のコアの全面を取付用座ぐり穴
部および取付用座面のみを残して囲続する樹脂製
ケースと、前記空間に充填され前記両コイルを前
記ケースに固定する注型樹脂とを備えた内燃機関
用点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3554282U JPS58138318U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3554282U JPS58138318U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58138318U JPS58138318U (ja) | 1983-09-17 |
JPS6210975Y2 true JPS6210975Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=30047013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3554282U Granted JPS58138318U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58138318U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5194523A (ja) * | 1975-02-19 | 1976-08-19 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3554282U patent/JPS58138318U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5194523A (ja) * | 1975-02-19 | 1976-08-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58138318U (ja) | 1983-09-17 |
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