JPS6032388Y2 - 内燃機関用無接点点火装置の配電器 - Google Patents

内燃機関用無接点点火装置の配電器

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JPS6032388Y2
JPS6032388Y2 JP5562879U JP5562879U JPS6032388Y2 JP S6032388 Y2 JPS6032388 Y2 JP S6032388Y2 JP 5562879 U JP5562879 U JP 5562879U JP 5562879 U JP5562879 U JP 5562879U JP S6032388 Y2 JPS6032388 Y2 JP S6032388Y2
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JP
Japan
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stator
housing
rotor
fixed
permanent magnet
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Application number
JP5562879U
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JPS55156262U (ja
Inventor
明男 野路
享 八木
光男 堀江
健一 伊藤
茂雄 松本
行範 辺見
蕃 功力
和雄 旭
優 沼田
Original Assignee
本田技研工業株式会社
東洋電装株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両車両の内熱機関用無接点点火装置の配電器に
関するものである。
従来この種の配電器として、ハウジング内に遠心進角機
構により回転角を制御されるロータと、真空進角機構に
より回転角を制御されるステータと、上記ロータとステ
ータ間に磁束を形成するための永久磁石と、その磁束と
鎖交するピックアップコイルとを有するものが公知であ
る。
本考案は上記構成の配電器を改良し、上記ステータをハ
ウジング内にベアリングを介して回転可能に設け、その
ステータ下部に設けた支持板にピックアップコイルと永
久磁石を固定したものを提案した。
上記配電器は可動部分がステータのみであるからベアリ
ングの耐久性と向上し且真空進角機構の作動に対してス
テータがスムーズに応答するという利点を有する。
上記ベアリングのアウタレースおよび支持板はハウジン
グ内面に共通のボルト等によって固定するものであるが
、この場合通常の鉄製ボルトを用いた場合には、永久磁
石の磁束がボルトを介してアウタレースと支持板間にも
形成されるため、ピックアップコイルに十分な電圧が誘
起されないという問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので上記ボル
ト等を非磁性材料で形成し、漏洩磁束の発生を阻止する
ことを目的とするものである。
以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、1は配電器ハウジングで、例えばアルミダイキャスト
製の本体2と合成樹脂製のキャップ3とからなる。
上記ハウジング本体2の下部から突出した筒部2a内に
含油ベアリングメタル4.4を介して軸5が回転可能に
支持され、その回転軸5の筒部2aから突出した下部に
ギア6が固定されている。
そのギア6には図に省略した内熱機関のカム軸に固定し
たギアがかみ合い、上記軸5を回転させる。
その回転軸5のハウジング本体内に突出した上部にロー
タ7を固定した軸8の下部が回転可能に挿入支持されて
いる。
上記ロータ7はその外周面に4個の突起部9a〜9dを
有し、そのロータ7の外側に一定間隔をおいて内周面に
4個の突起部10a〜10dを有する遠吠のステータ1
1がボールベアリング12を介してハウジング本体2の
上部内周面に回転可能に支持されている。
そのボールベアリング12のアウタレース13は第3図
に示すようにハウジング本体内周面上部に形成された遠
吠段部14内に嵌合され、図の場合ステータ11の外周
縁がインナレースを兼ねている。
上記ロータ7およびステータ11の下にロータ軸8に遊
挿したボビン15に巻かれたピックアップコイル16お
よび、その外周に遠吠の永久磁石17が配置されている
ピックアップコイル16は永久磁石17の内周面に嵌合
され、そのコイル16のボビン内周面、ボビンおよび永
久磁石上面、更に永久磁石外周面を合成樹脂Rで被覆し
、コイル16と永久磁石17を一体構成している。
コイル16と永久磁石17は、下面をロータ軸8に遊挿
した鉄製の支持板18の上面に接着剤により固定されて
いる。
上記支持板18はハウジング本体2の下部内周面対称位
置2箇所に形成した凹部19内に突起部20を嵌めてハ
ウジング本体2内に支持されている。
上記ロータ7の突起部9a〜9dがステータ11の突起
部10a〜10dに対向すると、永久磁石17、ステー
タ11、ロータ7、ロータ軸8、支持板18、永久磁石
17の間に磁束が形成され、次いで各突起が食違うこと
によってピックアップコイル16に誘起された電圧が適
宜増幅されて点火装置の点火プラグ係回路の開閉制御素
子い印加され、後述する配電電極から該当する側電極に
高電圧が分配され、点火プラグをスパークさせるもので
ある。
上記ボールベアリング12のアウタレース13および支
持体18の固定用ボルト21.22は上記永久磁石によ
る磁束の漏洩を防止するため黄銅等の非磁性材料で形成
されており、上記ハウジング凹部19内において、その
ボルト21.22に嵌めてボルト頭部に係止させた当て
板23.24でアウタレース13の上面を、またボルト
21.22と同一材料により形成されボルトに挿通した
カラー25の下端面で上記支持板18の突起部20の上
面を押圧し固定している。
上記ハウジング本体2は、その上部に外方に突出する部
屋26を有し、その部屋26の開口27に機関の吸気マ
ニホルドに接続された公知の真空進角機構28のケース
29がボルト30により固定されている。
その真空進角機構28はダイヤフラム(図に省略)を備
え、そのダイヤフラムにより作動されるレバー31が上
記部屋26を挿通して、その先端をボルト32によりス
テータ11の上面に固定されている。
上記真空進角機構28によりレバー31を介してステー
タ11が回転し、その各突起部lea〜10dとロータ
7の各突起部9a〜9dの最初の対向から次の対向まで
の時間が短縮されると点火時期が進められるものである
またハウジング本体2は、その部屋26の上縁を含む口
縁全周に防水および防塵用の一連の曲縁33を有し、そ
の部屋26上の曲縁33aはL字形を威し、キャップ取
付は時に位置決め用として用いられる。
前記ロータ7への回転力は回転軸5からハウジング本体
内下部に設けられた公知の遠心進角機構39を介して伝
達される。
その遠心進角機構39は、上記回転軸5と一体の支持板
34、その板34に回転可能に取付けられた一対の重錘
板35、ロータ軸8に固定されたカム板36、そのカム
板36上のピン37aと支持板34上のピン37bを連
結する一対のコイルばね38を有する。
上記回転軸5の回転は遠心進角機構39を介してロータ
軸8に伝達され、ロータ7の回転速度を早めることによ
りロータ7の各突起部9a〜9dとステータ11の各突
起部10a〜10dの最初の対向から次の対向までの時
間が短縮され、点火時期が進められるものである。
上記ロータ軸8の上部には配電回転板40が固定され、
その上面に配電電極41を有する。
その配電電極41の基部はキャップ3の中心電極42に
接触し、先端部は配電回転板40の周方に突出し、キャ
ップ3の4本の側電極43に順次対向し高電圧を分配し
て、点火プラグをスパークさせるものである。
キャップ3はその開口部44を上記ハウジング本体2の
口縁に形成された曲縁33の外周に嵌合する形状に形成
されており、ハウジング本体曲縁33のL字形部33a
をキャップ3の位置決め用として使用し、各側電極43
の位置を誤まることなくキャップ3をハウジング本体口
縁に嵌合してボルト45により固定するものである。
46はロータ7と軸8の回り止め用スプリングピンであ
る。
以上のように本考案によれば、ベアリング12のアウタ
レース13と支持板18の間には非磁性材料製のボルト
21およびカラー25が介在するため、この部分に漏洩
磁束発生することがなくピックアップコイルに十分な高
電圧を誘起させることができるものである。
【図面の簡単な説明】 図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断正面
図、第2図は平面図、第3図は第2図■一曲線断面図で
ある。 1・・・・・・ハウジング、7・・・・・・ロータ、1
1・・・・・・ステータ、12・・・・・・ボールベア
リング、13・・・・・・アウタレース、16・・・・
・ゼックアップコイル、17・・・・・・永久磁石、1
8・・・・・・支持板、21・・・・・・ボルト、23
,24・・・・・・当て板、25・・曲カラー、28・
・・・・・真空進角機構、39・・・・・・遠心進角機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に遠心進角機構により回転角を制御される
    ロータと、真空進角機構により回転角を制御されるステ
    ータと、該ロータと該ステータ間に磁束を形成するため
    の永久磁石と、該磁束と鎖交するピックアップコイルと
    を有し、該ステータをボールベアリングを介してハウジ
    ング内に回転可能に設け、該ステータ下部に設けた支持
    板に該ピックアップコイルと該永久磁石とを固定した内
    熱機関用無接点点火装置の配電器において、該ボールベ
    アリングのアウタレース下面を該ハウジング内周面上部
    に形成した段部に非磁性材料製ボルトの頭部を利用して
    押圧固定し、該支持板を該ハウジング内周面下部に形成
    した段部に該ボルトに嵌めた非磁性材料製カラーの端面
    で押圧固定してなる配電器。
JP5562879U 1979-04-24 1979-04-24 内燃機関用無接点点火装置の配電器 Expired JPS6032388Y2 (ja)

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JP5562879U JPS6032388Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 内燃機関用無接点点火装置の配電器

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JP5562879U JPS6032388Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 内燃機関用無接点点火装置の配電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156262U JPS55156262U (ja) 1980-11-10
JPS6032388Y2 true JPS6032388Y2 (ja) 1985-09-27

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ID=29289819

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JP5562879U Expired JPS6032388Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 内燃機関用無接点点火装置の配電器

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