JPS6026523Y2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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Publication number
JPS6026523Y2
JPS6026523Y2 JP2877680U JP2877680U JPS6026523Y2 JP S6026523 Y2 JPS6026523 Y2 JP S6026523Y2 JP 2877680 U JP2877680 U JP 2877680U JP 2877680 U JP2877680 U JP 2877680U JP S6026523 Y2 JPS6026523 Y2 JP S6026523Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
frames
stator
frame
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP2877680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133260U (ja
Inventor
孜 志賀
Original Assignee
株式会社デンソー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP2877680U priority Critical patent/JPS6026523Y2/ja
Publication of JPS56133260U publication Critical patent/JPS56133260U/ja
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用交流発電機に関し、より詳細には薄肉
で十分な強度を持つよう改良されたフレームを有する車
両用交流発電機に関する。
近年の省資源、省エネルギー化の要求に伴ない車両用交
流発電機ではフレームの肉厚等の薄肉化による軽量化の
必要性がでてきた。
しか腰従来周知の車両用交流発電機では、アルミ合金よ
りなる一対のフレームの形状が側壁部と円筒部とがほぼ
直角をなす皿状であるため、このフレームの側壁部が強
度的に弱く、従って薄肉化が困難であった円筒部にあっ
ても、一対のフレームの円筒部でステータを挾持する構
造であるため、薄肉化には限度があり、これらの理由で
十分な軽量化が実質的には不可能であった。
さらに従来の構造で冷却性能の向上のために空気吐出口
をフレーム側壁部のステータコアとのインモー近くまで
広げようとすると、インロ一部の強度が弱くなるので、
空気吐出口はステータコアの端面からなるべく遠ざけて
設けねばならずこの場合、冷却風はステータコイルに十
分あたることなく吐出口より出てしまい、冷却効率の悪
化を余儀なくされていた。
そこで本考案は、一対のフレームの形状およびフレーム
へのステータの固定構造を改良することにより、強度低
下をきたすことなく大幅なフレームの薄肉化を可能にし
、合せてステータの十分な冷却を可能にすることを目的
としたものである。
本考案の一実施例を示す図において、一対のフレーム1
,1′はそれぞれ側壁部1.11’と円筒部12.12
’とを有する概略皿状で、円筒部12.12’の開口端
を嵌合部aで嵌合の上、複数のビス14により相互に結
合され、発電機外殻をなしている。
この一対のフレームのうち第1のフレーム1の円筒部1
2の内周には、環状に構成されたステータ2が嵌合の上
、適当な方法で固定されている。
(ステータ2は両フレーム1,1′の円筒部12.12
’の双方にまたがった内周に固定されでも良い。
)ステータ2はステータコア21おびこれに巻かれたス
テータコイル22から構成されている。
シャフト3は上記一対のフレーム1,1′の側壁部11
.11’の中心に、ベアリング31,31′を介して回
転自在に支持され、ロータ4は上記ステータ2内側でこ
のシャフト3に結合されている。
ロータ4は一対のボールコア41.41’およびその間
に固定されたロータコイル42よりなっている。
シャフト3の第1フレーム1からの゛突出端にはプーリ
32が結合されており、これを介してシャフト3は図示
しないエンジンと連絡され、このエンジンにより回転駆
動されるようになっている。
これによりロータ4が回転され、ステータコイル22に
交流電力が発生されるのは周知の通りである。
一対の冷却ファン5,5′はその第1の冷却ファン5が
斜流ファン、第2の冷却ファン5′が遠心ファンからな
るもので、ロータ4の両側にそれぞれ取付けられている
この両ファン5,5′の羽根51.51’は両フレーム
1,1′の側壁部11.1′とそれぞれ対面しており、
外径側にいくに従って(幅)が低くなったテーパ状に形
成されている。
このテーバ状の各冷却ファン5,5′に対応して一対の
フレーム1,1′の各々の側壁部11゜11′は円錐形
状に構成されている。
そして、この円錐形状側壁部11.11’と円筒部12
,12′とが、ステータコイル22と干渉しない範囲の
最大の半径を持ったR部(曲面状の連結部)13.13
’で連らねられている。
これにより一対のフレーム1.1’°は全体としてほぼ
卵形に構成されている。
上記一対のフレーム1,1′にはそれぞれ、側壁部11
.11’に空気吸入口15.15’が、また連結部13
.13’又はその近傍の円筒部12.12’でステータ
コイル22と対面する部分に空気吐出口16.16’が
形成されている。
この結果、ロータ4の回転と共に、両冷却ファン5.5
′が回転すると、第1のファン(斜流ファン)5の作用
で、第1のフレーム1の空気吸入口15から冷却風が吸
入され、その一部は外方のステータコイル22を冷却し
つつ空気吐出口16より吐出されると共に、残りは軸方
向へ流れてロータコイル42を冷却しつつステータコイ
ル22の他端部を冷却し、それから第2のフレーム1の
空気吐出口16′より吐出されるようになっている。
また第2フアン(遠心ファン)5′の作用で第2のフレ
ーム1′の空気吸入口15′からも冷却風が取入れられ
ステータコイル22を冷却して空気吐出口16′より吐
出されるようになっている。
この冷却風の流れは図中に矢印で示す。なお、第2のフ
レーム1′の外側には周知のレクチイファイヤ6および
ブラシホルダ7が取付けられ、これらを包囲してカバー
8が設けられている。
カバー8には冷却風の通路81が形成されており、上記
第2の冷却ファン5′による冷却風は通路81を通り、
レクチイファイヤ6を冷却してフレーム1′の内部に取
入れられるようになっている。
上述した如く一対のフレーム1,1′をステータコアを
介することなく直接嵌合して相互に結合し、かつこの一
対のフレームをがい略卵形にすると、その強度および耐
振性が大幅にアップする。
従ってフレーム1,1′り薄肉化、それによる軽量化が
可能となり、材料費が安くなる。
ステータコアをフレームの円筒部内周に嵌合することに
より、ステータコアとフレームとが互いに補強し合うの
で、この面からもフレームの薄肉化による軽量化が可能
となる。
そして、一対のフレーム直接結合され、ステータはフレ
ームの内周でコアの全周に渡って支えられることになる
ので、ステータの保持が確実となり、耐振性もアップす
る。
また、空気吐出口をステータコイルの端部近くまでもっ
てきてもフレームの嵌合部を弱くすることはないので、
冷却ファンの外周方向に対しステータコイル端面と同じ
位置まで吐出口を広げることができ、これによりステー
タコイルの冷却が十分に行なえる。
さらに各冷却ファンの羽根がテーバ状となっているので
、風の流れがスムーズとなり、ファン効率がアップする
なお、本考案における第1のファン5は斜流ファンでな
くても外方へ風を流すだけの遠心ファンであってもよい
また両冷却ファン5,5′の羽根51.51’のテーパ
部は直線でなくても曲線でもよく、要は外径側になるほ
ど羽根の高さが低くなるのであればよい。
以上の説明から明らかな通りで本考案によれば、発電機
フレームの薄肉化による軽量化を可能とし、かつステー
タの十分な冷却を可能とすることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になる発電機の一実施例を示す断面正面図で
ある。 1.1′・・・・・・フレーム、11.11’・・・・
・・側壁部、12,12’・・・・・・円筒部、13,
13’・・曲連結部、15,15’・・・・・・空気吸
入口、16,16′・・・・・・空気吐出口、a・・・
・・・嵌合部、2・・曲ステータ、3・・・・・・シャ
フト、4・・・・・山−夕、5.5’・・・・・・冷却
ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各々が円筒部と側壁部とを有する概略皿状で、前記円筒
    部の開口端どうしを嵌合させて相互に固定された一対の
    フレーム、この一対のフレームの一方又は双方の円筒部
    の内周に固定されたステータ、前記一対のフレームの側
    壁部に回転自在に支持されたシャフト、前記ステータの
    内側でこのシャフトに結合されたロータ、および前記一
    対のフレームの側壁部とそれぞれ対面して前記ロータの
    両側にそれぞれ取付けられた一対の冷却ファンを備え、
    上記一対の冷却ファンをそれぞれ外径側か幅狭となるテ
    ーパ状となし、かつ上記一対のフレームの側壁部を上記
    テーパ状冷却ファンに対応する傾斜を持った円錐形状に
    なすと共に、この円錐形状の側壁部と上記円筒部とを滑
    らかな曲面の連結部で連らねて上記一対のフレームを概
    略卵形となし、上記一対のフレームの各々の側壁部に空
    気吸入口をを形成し、上記連結部もしくは近傍に空気吐
    出口を形成したことを特徴とする車両用交流発電機。
JP2877680U 1980-03-05 1980-03-05 車両用交流発電機 Expired JPS6026523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2877680U JPS6026523Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 車両用交流発電機

Applications Claiming Priority (1)

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JP2877680U JPS6026523Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 車両用交流発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56133260U JPS56133260U (ja) 1981-10-08
JPS6026523Y2 true JPS6026523Y2 (ja) 1985-08-09

Family

ID=29624694

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JP2877680U Expired JPS6026523Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 車両用交流発電機

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JPS56133260U (ja) 1981-10-08

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