JPS60263751A - 4輪駆動車の4輪駆動切換表示装置 - Google Patents

4輪駆動車の4輪駆動切換表示装置

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JPS60263751A
JPS60263751A JP59121410A JP12141084A JPS60263751A JP S60263751 A JPS60263751 A JP S60263751A JP 59121410 A JP59121410 A JP 59121410A JP 12141084 A JP12141084 A JP 12141084A JP S60263751 A JPS60263751 A JP S60263751A
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JP
Japan
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wheel drive
speed
valve
transfer
oil
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Pending
Application number
JP59121410A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Chiaki Kato
千昭 加藤
Yoshiharu Harada
吉晴 原田
Tei Kondo
禎 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS60263751A publication Critical patent/JPS60263751A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [分野] 本発明は、走行状況に応じて現在の駆動状態から他の駆
動状態へ切換えを指示する4輪駆動車の4輪駆動切換表
示装置に関する。
[従来技術] 従来、4輪駆動車において、走行路が雪道、凍結路、砂
地道路等であるにもかかわらず運転者が4輪駆動を選択
せず2輪駆動走行状態で走行した場合、駆動輪がわが空
転(スリップ)を発生した時に、運転者の経験により2
輪駆動状態から4輪駆動への切換えを行っていた。この
ため全ての運転者に駆動軸がわの空転の発生を適確に検
知し、適切な駆動力を発生させるのは困難であった。
[発明の目的] 本発明の目的は、前輪または後輪のどちらか一方の車輪
駆動走行時において、駆動軸がわの空転を感知して現状
の2輪駆動状態から4輪駆動など他の駆動状態へと切換
えるよう運転者に知らせるように安全性を向上させた4
輪駆動車の4輪駆動切換表示装置の提供にある。
[発明の構成] 本発明の4輪駆動車の4輪駆動切換表示装置は、主変速
機と、2輪駆動と4輪駆動が切換可能な4輪駆動副変速
機とからなる4輪駆動中において、前輪の回転数と後輪
の回転数を検知し、前輪の回転数と後輪の回転数とがあ
る一定値以上の差を生じた時に、現状の駆動状態から他
の駆動状態へ切換えるよう指示覆る表示機構を備えたこ
とを構成とする。
[発明の効果] 以上の構成により本発明の4輪駆動車の4輪駆動切換表
示装置は、前輪または後輪のどららか一方の2輪駆動走
行時に、駆動軸がわの空転状態を感知しく、運転者に現
在の2輪駆動状態から4輪駆動など他の駆動手段へと切
換えるように知らせ、全ての運転者に適切な駆動力を発
生させることができる。
[実施例] 本発明の4輪駆動車の4輪駆動切換表示装置を図に示す
一実施例に基づき説明する。
第1図は本発明が適用される4輪駆動車を示し、第2図
はそのギアトレインを示す。10は主変速機であるオー
バードライブ付4速自動変速機、40は該4速自動変速
機10の遊星歯車変速装置の出力軸32に連結された副
変速機である4輪駆動用トランスファを示す。4輪駆動
用トランスファ40はエンジンEに装着された4速自動
変速機10に取付けられ、第1出力軸42は後輪駆動用
プロペラシャフトCに連結され、第2出力軸52は前輪
駆動用プロペラシャフトBに連結される。また前輪駆動
用プロペラシャフトBに前輪回転数を検知する前輪回転
数センサ701、後輪駆動用プロペラシャフトCに後輪
回転数を検知する後輪回転数レンサ702が取り付りら
れている。
4速自動変速機10は、流体式トルクコンバータT、オ
ーバードライブ機構OD、および前進3段後進1段のア
ンタードライブ機構UDを備える。
トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に連結され
たポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に連結
されたタービン13、一方向クラッチ14を介して固定
部分に連結されたステータ15、および直結クラッチ1
6からなり、トルクコンバータTの出力軸12は、オー
バードライブ機構ODの入力軸となっている。
オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素である多板ク
ラッチCo、多板ブレーキB0および一方向クリッチF
0と、これら摩擦係合要素の選択的係合により構成要素
が変速機ケースなど固定部祠に固定されるか、入力軸、
出力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまたはこ
れら固定もしくは連結が解放されるプラネタリギアセッ
トP0からなる。トルクコンバータTの出力軸12はオ
ーバードライブ機構ODの入力軸(12)となっている
プラネタリギアセットP0は、前記入力軸(12)に連
結されたキャリア21、オーバードライブ機構ODの出
力軸25に連結されたリングギア22、前記入力軸(1
2)に回転自在に外嵌されたブレートB0を介しく変速
機ケースに固定されると共に、多板クシッチC0および
該多板クラッチC0と並列された一方向クラッチF0を
介して前記キャリア21に連結されたサンギア23、お
よび、キャリア21に回転自在に支持されると共に前記
サンビア23およびリングギア22に歯合したプラネタ
リピニオン24からなる。
オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進3段後進
1段のアンダードライブ機構UDの入力軸を兼ねる。
アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素である多板
クラッチC1およびC2と、多様ブレーキB1、B2お
よびB3と、一方向クラッチF1およびF2と、前段プ
ラネタリギアP1と、後段プラネタリギアセットP2と
からなる。
後段プラネタリギアセットP2は、クラッチC1を介し
て前記入力軸(25)に連結されたリングギア31と、
アンダードライブ機構UDの出力軸32に連結されたキ
ャリア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(25
)に連結されると共に、ブレーキB1、該ブレーキB1
と並列されたブレーキB2およびブレーキB2と直列さ
れた一方向クラッチF1を介して変速機ケースに固定さ
れるサンギア34と、前記キャリア33に回転自在に支
持されると共にサンギア34およびリングギア31に歯
合したプラネタリピニオン35とからなる。
前段プラネタリギアセットP1は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方向クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるキャリア36と、前記後段
プラネタリギアセットP2のサンギア34と一体的に形
成されたサンギア37と、出力軸32に連結されたリン
グギア38と、キャリア36に回転自在に支持されると
共にサンギア37およびリングギア38に歯合したプラ
ネタリピニオン39とからなる。
この4輪駆動自動変速機は第3図に示す4速自動変速機
10の油圧制御装置100によりエンジンEのスロット
開度、車両の車速など車両走行条件に応じて摩擦係合要
素である各クラッチおよびブレーキの選択的係合または
解放が行われ、オーバードライブ(O/D)を含む前進
4段の自動変速と、手動変速のみによる後進1段の変速
とがなされる。
油圧制御装置100のマニュアル弁駆動のため運転席に
設けられたシフトレバー(図示せず)は、P(パーク)
、R(リバース)、N(ニュートラル)、R(ドライブ
)、S(セカンド)、L(ロー)の各レンジのシフトポ
ジションSPを有し、このシフトポジションSPと変速
段第4速(4)、第3速(3)、第2速(2)、第1速
(1)と、クラップおよびブレーキの作動関係を表1に
示す。
表1において、Oは摩擦係合要素の係合、空白は解放を
示し、F(フリー)は一方向クラッチの自由回転、L(
ロック)は一方向ラッチの係合を示す。
表1 4速自動変速機10の油圧制御装置100は、油圧ポン
プ101、圧力調整弁(レギュレータ弁)130、第2
圧力調整弁150、クーラバイパス弁105、プレッシ
ャリリーフ弁106、リバースクラッチシーケンス弁1
10、スロットル開度に応じたスロットル圧を発生させ
るスロットル弁200、カットバック弁145、直結ク
ラッチ制御弁120、マニュアル弁210、1−2シフ
1へ弁220、2−3シフト弁230、3−4シフト弁
240、前記1−2シフト弁220および3−4シフ1
ト弁240を制御するソレノイド弁S1、2−3シフト
弁230を制御づるソレノイド弁S2、直結クラッチ制
御か120を制御するソレノイド弁S3、ブレーキB1
への供給油圧を調整するインターミィティエイトコース
トモジュレータ弁245、ブレーキB3への供給油圧を
調整するローコーストモジュレータ弁250、クラッチ
C1のアキュームレータ260、アウトクラッチC2の
アキュームレータ270、ブレーキB2のアキュームレ
ータ280、クラッチC0、C1、C2およびブレーキ
BO、B1、B2、B3の各油圧すーボへ供給される圧
油の流量を制御するチェック弁付流量制御弁301、3
02、303、304、305、306、ブレーキB0
、B1、B2、B3、B4の油圧サーボB−0、B−1
、B−2、B−3、B−4、クラッチC0、C1、C2
、C3、C4の油圧サーボC−0、C〜1、C−2、C
−3、C−4並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの
油圧シリンダを連絡する油路からなる。前記ソレノイド
弁S1、S2、S3は後記する電子制御装置により、車
速、エンジン負荷など車両走行条件に応じてON、OF
Fされ、これにより1−2シフト弁220、2−3ジッ
ト弁230、3−4シフト弁240が制御される。これ
らシフト弁220、230、240はマニュアル弁21
0の設定位置に応じて油圧源と各クラツプおよびブレー
キの油圧サーボを選択的に連絡する。
マニュアル弁210は、運転席に段けられたシフトレバ
ーと連結されており、手動操作によりジフトレバーのレ
ンジに応じてP(パーク)、R(リバース)、N(ニュ
ートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)の各位置に移動する。
表2にシフトレバーの各シフトレンジにおける油路1と
油路2〜5との連通状態を示す。○は連通してライン圧
が供給されている場合を示し、×は排圧されている状態
を表わす。
表2 第2図におけるトランスファ40は、摩擦係合要素であ
るクラッチC3、ブレーキB4およびクラッチC4とプ
ラネタリギアセットP1、P2の出力軸32を入力軸と
し、該入力軸(32)に直列的に配されたトランスファ
の第1出力軸42、前記入力軸(32)と第1出力軸4
2との間に配されたプラネタリギアセットPf、前記第
1出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用スリー
ブ51、前記入力軸(32)に平行して並設され前記第
1出力軸42と反対方向に取付けられた第2出力軸52
、前記スリープ51と第2出力軸52との間の伝動機構
53を有する。
プラネタリギアセットPfは入力軸(32)の端部にス
プライン嵌合されたサンギア44、該サンギア44と歯
合するプラネタリピニオン45、該プラネタリピニオン
45と歯合するリンクギア46、および該プラネタリピ
ニオン45を回転自在に保持すると共に前記トランスフ
ァ40の第1出力軸42の先端に連結されたキャリア4
7からなる。
本実施例では第4図に示す如くブレーキB4はリングギ
ア46をトランスファケース48に係合するための多板
式摩擦ブレーキであり、トランスファケース48内に形
成されたシリンダ49と該シリンダ49内に装着された
ピストン49Pとで構成される油圧サーボB−4により
作動される。
クラッチC3はプラネタリギアレットPfの4速自動変
速機10側に配置され、サンギア44とキャリア47と
の断続を行なうものであり、キャリア47に連結された
シリンダ50と該シリンダ50内に装着されたピストン
50Pとぐ構成される油圧サーボC−3により作動され
る。
クラップC4はキャリア47に連結した第1出力軸42
とトランスファ40の第2出力軸52を駆動するための
伝動機構53の一方のスプロケット56に連結したスリ
ーブ51とを断続するための多板式摩擦クラッチであり
、トランスファケース48に回転自在に支持されたシリ
ンダ58と該シリンダ58内に装着されたピストン58
Pとで構成される油圧サーボC−4により作動される。
伝動機53は、スリーブ51と形成されたスプロケット
56、第2出力軸52にスプライン嵌合されたスプロケ
ツト55およびこれらスプロケット間に張設されたチェ
ーン57からなる。
油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側には、パーキ
ングギア59が周設されおり、4速自動変速機10のシ
フトレバーをパーキング位置に選択したとき歯止めがパ
ーキング爪(図示せず)に噛み合い第1出力軸12を固
定する。
60は4輪駆動用トランスファ40のクラッチC3、C
4およびブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4およ
びB−4に油圧を給排する油圧制御装置が設けられてい
るトアンスファバルブボディ、61はそのオイルバンで
ある。クラッチC−3、C−4およびゾレー二目34の
油圧1ノーボC−3、C4d3ヨびB−4に供給される
圧油は、トランスミッションケース62とトランスファ
ース48に設けられた油路64を介しくトランス制御装
置400が設けられているトランスファバルブボディ6
0に導かれる。
通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機の油圧制
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボB−4おチC4を解放せしめる
。これによりプラナタリギされ、動力は入力軸(32)
から第1出力軸42に減速比1で伝達され後輪のみの2
輪駆動走行が得られる。このとき入力軸(32)からの
動力は、サンギア44、プラネタリピニオン45、リン
グギア46を介さずにクラッチC3を介してキャリア4
7より第1出力軸42に伝達されるので、各ギアの歯面
に負荷がかからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆
動走行中4輪駆動走行が必要となったときは運転席等に
設けたトランスアシフトレバー401を手動シフトし、
トランスファ制御装置400の油圧サーボC−4にライ
ン圧を徐々に供給しクラッチC4を円滑に係合せしめる
と、第1出力軸42とスリーブ51とが連結され、伝動
機構53、第2出力軸52およびプロペラシャフトB(
第1図に図示)を経て前輪にも動力が伝達され入力軸(
32)から第1出力軸42および第2出力軸52に減速
比で動力伝達がむされ、4輪駆動心結走行状態(高速4
輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動走中、急坂路な
ど出力トルクの増大が必要なときにトランスファシフト
レバー401を手動シフトすると、油圧サーボへの油圧
は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態との切換弁であ
るインヒビタ弁440およびスプール弁であるアキュー
ムレータコントロール弁460を作用せしめ油圧サーボ
B−4へライン圧を徐々に供給するとともに適切なタイ
ミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキB
4を徐々に係合せしめるとともにクララ103を円滑に
解散させる。これによりサンギア44とキャリア47と
は解放されるとともにリングギア46は固定され、動力
は入力軸(32)からサンギア44、プラネタリピニオ
ン45、キャリア47を介して減速され第1出力軸42
および第2出力軸52に伝達され、トルクの大きな4輪
駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。表
3にトランスファ40の手段シフトの設定レンジとブレ
ーキB4、クラッチC3およびC4の係合および解放と
車両の走行状態を示す。
表3 表3において○は摩擦係合要素の係合状態を示し、×は
解放状態を示す。減速比(例の3.0)は、遊星歯車機
構のサンギア44とリングギア46の歯数比をλとし、
歯数比λを0.5とした場合の減速比=(1+λ)/λ
=3.0で算出したものである。
4輪駆動用トランスファ40のトランスファ制御装置4
00は、運転席に設けられたトランスファシフトレバー
401にリンク機構402を介して連結されているトラ
ンスファマニュアル弁410と、4輪駆動時において高
速(直結)と低速(減速)とを切換えるためのインヒビ
タ弁440と、該インヒビタ弁440と油圧サーボC−
3との間に設けられ、アキュームレータコントロール弁
460、アキュームレータ490および絞り480から
480からなるアップシフト(L4→H4シフト)タイ
ミング機構430、油路1と連絡した油路1Mに前記イ
ンヒビタ弁440の入力油圧(車両速度に関連した油圧
)を制御し、車速が設定値以上となったとき4輪駆動の
高速と低速とを自動的に切換えるためのトランスファ自
動制御機構500と、油圧サーボB−4への作動油の給
排油路1Nに設けられたチェック弁付絞り520と、油
圧サーボC−4への作動油の給排油路7に設けられたチ
ェック弁付絞り530と、インヒビタ弁440とアップ
シフトタイミング機構430との連絡油路1Pに設けら
れたチェック弁付絞り540とからなる。
トランスファマニュアル弁410は、運転席に設けられ
ているトランスファシフトレバー401にリンク機構4
02を介して連結されたスプール420を有し、前記4
速自動変速機10の油圧制御回路のライン圧発生油路1
に連絡するインポート411、油路6に連絡するアウト
ポート413、油路7に連絡するアラトポート415、
ドレインポート417、419を有するトランスファマ
ニュアル弁410は、スプール420が2輪駆動(H2
)位置に設定されたとき油路1と油路6とを連絡すると
ともに油路7をドレインポート419に連絡し、4輪駆
動高速段(H4)位置に設定されたとき油路1と油路6
および油路7とを連絡し、4輪駆動低速段(L4)位置
に設定されたとき油路1と油路7とが連絡し、油路6は
ドレインポート417に連絡される。
インヒビタ弁440は、図示下方からスプリング450
が行段されたスプール441および該スプール441と
直列されたプランジャ442を有し、スプール441は
いずれも同一径でスプリング450が背段された図示下
端ランド445と図示上端ランド447、および中間ラ
ンド446を有する。プランジャ442は前記スプール
441のランドより大径の図示下端ランド448と、該
下端ランド448より大径の上端ランド449を有する
。これらスプール441およびプランジャ442により
、下端ランド445と中間ランド446と下端ランド4
47の間の第1および第2油室452、453、スプー
ル441とプランジャ442との間の油室454、およ
び上端油室456が形成されている。
このインヒビタ弁440は、スプール441が図示上方
に設定されたときには、第1油室452はライン圧油路
1と減速用油路1Nを連絡し、第2油室453は直結用
油路1Pとドレインポート457を連絡し、第1スプー
ル441が図示下方に設定されたときは第1油室452
は減速用油路1Nとドレインポート459を連絡し、第
2油室453ライン圧油路1と直結用油路1Pを連絡し
、また油室454は常時車両速度に関連した油圧の発生
油路1Mと連絡し、上端油室456は常時前記油路6と
連絡している。
アキュームレータコントロール弁460は、図示下方に
スプリング410が背設されたスプール471を有し、
スプール471は下端ランド473および中間ランド4
75、およびこれら2つのランドより所定寸法だけ大径
の上端ランド477を有し、図示下方から下端油室46
1、中間の油室463、465、上端油室467が形成
されている。
このアキュームレータコントロール弁460は、下がわ
中間油室463が常時油圧サーボC−3に連絡7る油路
1Qと連絡し、上がわ中間油室465が常時ライン圧油
路1と連絡し、上端の油室467は油路1Qの油圧がフ
ィードバックされ、下端油室461には絞り480とア
キュームレータ490を介して油路1Qと連絡した油路
1Rの油圧が供給されている。
トランスファ自動制御機構500は、油路1に連絡した
油路1Mに設けられた絞り511、および電了制御装置
600の出力によりON、OFFされる電磁ソレノイド
弁S4からなり、車両速度が設定値(たとえば時速20
km/h)以上のときOFFされて油路1Mに油路1の
ライン圧を発生させ、設定値以下のときはONされ、油
路1Mの油圧を排圧する。これにより油路1Mには車両
速度に関連した油圧が発生する。前記ソレノイド弁S4
のON、OFFの設定値はたとえば車速センサ603か
らの入力信号により前記ソレノイド弁S4を制御する電
子制御装置600において容易に変更できるよう構成で
きるため、運転者が道路状況など車両の走行条件に応じ
て変更可能とすることが容易である。
ラインは油路1より中間油室465に入り、油路7はチ
ェック弁付絞り530を介して油圧サーボC−4に連結
されている。
トランスファ40の各設定レンジにおける作動を説明す
る。
a)トランスファマニュアル弁410がH2レンジに設
定されたとき油路7が排圧されているのでスリーブ51
には動力が伝達されず2輪駆動状態が維持される。また
油路6にライン圧が供給されインヒビタが440のスプ
ール441およびプランジャ442は図示下方に設定さ
れ油路1Nはドレインポート59に連絡して排圧され、
これによりブレーキB4は排圧され、油路7が排圧され
ているのでクラッチC4は排圧されている。油路1Pは
油路1に連絡しチェック弁付絞り540、アキュームレ
ータコントロール弁460を介して油路1Qに連絡しク
ラッチC3を係合させている。したがってトランスファ
40はH2(2輪駆動直結状態)になる。
b)トランスファマニュアル弁410がH4レンジに設
定されたとき、油路6および油路7の双方へライン圧が
供給される。油路6へ供給されたライン圧はインヒビタ
弁440のスプール441およびプランジャ442を図
示下方に設定され、油路1Nはドレインポート459に
連絡して排圧され、これによりブレーキB4は排圧され
ている。油路7へ供給されたライン圧はクラッチC4を
係合させる。
これにより、トランスファ40はH4(4輪駆動直結状
態)になる。
c)トランスファマニュアル弁410がL4レンジに設
定されたとき油路6が排圧されるためプランジャ442
は上方に設定され、油路7にライン圧が供給されている
ためクラッチC4は係合されて4輪駆動状態が維持され
る。
車速が設定値以下でソレノイド弁S4がOFFされてい
るときにトランスファマニュアル弁410がL4レンジ
に設定されたときは油路1Mにはライン圧が供給されて
いる。このためインヒビタ弁440のスプール441は
油室454に印加されるライン圧により図示下方に設定
されたままとなり変速はされず、エンジンFのオーバー
ランを防いでいる。
車速が設定値以下でソレノイド弁S4がONされている
ときにトランスファマニュアル弁410がL4レンジに
設定されたとき、または車速が所定値以上でソレノイド
弁S4がOFFのときトランスファマニュアル弁410
がL4状態で車速が設定値以上から設定値以下になり、
ソレノイド弁S4がOFFからONされたときは油路1
Mは排圧されるので、スプール441はスプリング45
0の作用で図示上方に設定され、これにより油路1と油
路1Nが連絡しブレーキB4の油圧サーボB−4に作動
油が供給され、油路1Pがドレインポート457に連絡
して排圧されクラッチC3の油圧サーボC−3の油圧が
排圧される。これによりトランスファ40は4輪駆動低
速段L4となる。いったん低速4輪駆動状態となった後
、車速が設定値以上になりソレノイド弁S4がOFFさ
れたとき油路1Mのライン圧はインヒビタ弁440の油
室454に印加されるためスプール441は図示上方に
設定され、これにより油路1と油路1Pが連絡しブレー
キB4の油圧サーボB−4に作動油が供給され、油路1
Nがドレインポート459に連絡して排圧され、クラッ
チC3の油圧サーボC−3に油圧が供給される。これに
よりトランスファ40は4輪駆動高速段H4となる。
図示しない車両の運転席がわには運転者に視覚的および
聴覚的に伝達できる位置に小電球、発光ダイオード、電
圧発光を利用したエレクトリックルミネセンス、モータ
などの駆動源を用いた表示変更装置、コンピュータと連
動したスピーカなどの表示手段により2輪駆動から4輪
駆動へと切換えるよう指示を与える表示機構の表示装置
が設けられており、この表示装置は後述する表示機構の
表示用電子制御装置700の出力により制御される。
つぎに電子制御装置600を第5図に示すブロック図に
基づき説明する。
変速用電子制御装置600は、主変速機の設定レンジを
検出する主変速機シフトレバー位置センサ601、副変
速機の設定レンジを検出するトランスファシフトレバー
位置センサ602、副変速機の出力軸回転数から検出し
た信号を車速に変換する車速センサ603、アクセル量
を検出するスロットル開度センサ604、これらからの
入力ポートであるとともにソレノイド弁S1〜S4への
出力ポートであるI/Oポート605、中央演算処理装
置CPU、変速点処理を行うランダムアクセスメモリR
AM、変速点やロックアップ点などの変速パターンのデ
ータを記憶しているリードオンリメモリROMからなり
、油圧制御装置内のソレノイド弁S1〜S4への通電制
御を行っている。
第6図に表示用電子制御装置700のブロック図を示す
表示用電子制御装置700は、前輪駆動用プロペラシャ
フトBに配設され、前輪の回転数を検出する前輪回転数
センサ701、後輪駆動用プロペラシャフトCに配設さ
れ、後輪の回転数を検出する後輪回転数センサ702、
前輪の回転数と後輪の回転数との差を比較して、前輪と
後輪の回転差がある所定の値以上であるかを検知し、表
示装置を制御する比較制御回路703からなる。
第7図に表示用電子制御装置700のフローチャートを
示す。
。めに前輪回転数センサ701の出力より前輪回転数の
読み込みを行い(710)、後輪回転数センサ702の
出力より後輪回転数の読み込みを行い(711)、次に
前輪の回転数と後輪の回転数との差がある所定値以上か
否かの判断を行う(712)。
所定値以上である(YES)の場合は車両の運転席がわ
に設けられた2輪駆動状態から4輪駆動へ切換えを行う
指示を表示する表示装置をONさせ、(713)、その
後リターンする。所定値以上でない(NO)の場合は表
示装置がONしているか否かを判断する(714)。O
Nしている(YES)場合は表示装置をOFFし(71
5)、リターンする。ONしていない場合(NO)場合
はその後リターンする。
本実施例では変速用電子制御装置と、表示用電子制御装
置と別体に設けたが、変速用電子制御装置と表示用電子
制御装置を同一電子制御装置内に設けてもよい。
変速制御装置に油圧制御装置を用いたが、他に同期噛合
式、常時噛合代など副軸を有した変速機を変速するフォ
ークシャフトの操作を電磁マグネットなど電気的に行う
自動変速機に適用してもよい。
また本実施例では前輪または後輪のいずれか一方の2輪
駆動状態から4輪駆動へ切換えるよう表示を行ったが、
他に他方の2輪駆動状態など他の駆動手段に切換可能な
変速機に適用し、他の駆動状態に切換えるよう表示させ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆動自動車の駆動機構の概略図、第2図は
4輪駆動用自動変速機の概略骨格図、第3図は4輪駆動
用自動変速機の油圧制御装置の油圧制御回路図、第4図
は4輪駆動用トランスファの断面図および4輪駆動用ト
ランスファの油圧制御装置の回路図、第5図は4輪駆動
用自動変速機の変速用電子制御装置のブロック図、第6
図は警告装置の表示用電子制御装置のブロック図、第7
図は表示用電子制御装置のフローチャートである。 図中 10・・・主変速機(4速自動変速機)40・・
・4輪駆動用トランスフア 600・・・電子制御装置
B4・・・ブレーキ C3・・・クラッチ C4・・・
クラッチ B−4、C−3、C−4・・・油圧サーボ代
理人 石黒健二 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主変速機と、2輪駆動と4輪駆動が切換可能な4輪
    駆動副変速機とからなる4輪駆動車において、 前輪の回転数と後輪の回転数を検知し、前輪の回転数と
    後輪の回転数どがある一定値以上の差を生じた時に、現
    状の駆動状態から他の駆動状態へ切換えるよう指示する
    表示機構を備えたことを特徴とする4輪駆動車の4輪駆
    動切換表示装置。
JP59121410A 1984-06-13 1984-06-13 4輪駆動車の4輪駆動切換表示装置 Pending JPS60263751A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5780926A (en) * 1980-11-11 1982-05-20 Fuji Heavy Ind Ltd Transfer directing device of four-wheel driving car
JPS5949532B2 (ja) * 1977-02-12 1984-12-03 株式会社エステック ガス濃度分析装置

Patent Citations (2)

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