JPS60261946A - 車両用ク−ラアイドルアツプ制御装置 - Google Patents

車両用ク−ラアイドルアツプ制御装置

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JPS60261946A
JPS60261946A JP11750084A JP11750084A JPS60261946A JP S60261946 A JPS60261946 A JP S60261946A JP 11750084 A JP11750084 A JP 11750084A JP 11750084 A JP11750084 A JP 11750084A JP S60261946 A JPS60261946 A JP S60261946A
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idle
cooler
vehicle
sensor
engine
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JP11750084A
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Yoshiro Danno
団野 喜朗
Akira Takahashi
晃 高橋
Kazumasa Iida
和正 飯田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling
    • F02D41/083Introducing corrections for particular operating conditions for idling taking into account engine load variation, e.g. air-conditionning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/004Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle stop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンのアイにル運転状態を制御する。
だめの装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、この種のエンジンアイドル回転数制御装置ノ
中には、エンジン回転数やスロットル弁の開度あるいは
車速等を検出し、これらの検出信号に基づく制御信号を
モータへ供給することにより、ロンドを前進あるいは後
退させて、スロットル弁のストップ位置を移動させるこ
とによって、アイドル運転時のある条件I下で、エンジ
ン回転数のフィードバック制御1回転数フィードバック
(NFB)制御1を行な・)−・力、アイドル運転時の
池の条件■下で、スロットル弁のポジションフィードバ
ック(PFB)制御を行なえるようにしたものが提案さ
れている。
ここで、上記条件■とは少なくとも人のπ項が満足され
た場合をいい、エンジンか比較的安定している条件をい
う。
〜(1)アイドルスイッチがオフからオンへ変化したの
ち、所定時間が経過していること。
(2)車速が極く低速(例えば2、(lkill/b以
下)である、即ち車速に比例した周波数を有するパルス
信号で車速を検出する車速センサからの信号周波数が所
定値以下であること。
(3)クーラを有する車両等においては、クーラ負荷に
応じてクーラリレー等が切り替ったのち、所定時間が経
過していること。
また、上記条件■とは、上記条件■を満足せず、エンジ
ンが比較的安定しておらず、迅速にフィードバック制御
したい場合の条件をいう。
ところで、従来の車両用クーラアイドルアップ制御装置
では、クーラスイッチ(クーラSW)がオン(クーラ作
動要求が発生)状態となったときに、次のような作動を
行なっている。
(1)自動的にコンプレッサのクラッチをオン状態にし
て、コンプレッサの駆動を開始すると同時に、エンジン
のアイドル出力を制御して通常のエンジンアイドル回転
数よりも・回転数を高くする/Bx>’)>を出力を増
大させる。すなわち、空気量を増量してクーラ負荷分よ
りも大きくなるように、混合気量を増大する。
(2)エンジン出力を増大させるとともに、ディレータ
イマを作動させ、一定時間後に、クーラコンプレッサの
クラッチをオン状態とする。
(3)エンジン出力を増大させるとともに、エンジン回
転数をチェックして、一定回転数取]−どなってか呟ク
ーラコンプレッサのクラッチをオン状態にする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しカルながら、このような従来の車両用クーラアイドル
アンプ制御装置では、車両か極低速でスロットル弁を閉
じた状態で走行中に、クーラスイッチがオン状態になる
と、エンジン出力が増大してしまうので、車速か上昇し
、予期せぬ前進走行状態ないし後進走行状態を招くとい
う問題点がある。
これにより、車両が前方ないし後方へ、急に移動するの
で、衝突等(特に、追突)を発生させる恐れもある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、クーラスイッチがオン状態となった場合にも、車両の
走行状態に応じて、エンジン出力を制御することにより
、車速の急激な上昇を確実に防止することができるよう
にして、車両の安全性を向上させることができるように
した、車両用クーラアイドルアップ制御装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の車両用クーラアイドルアップ制御装
置は、車両用エンジンの吸気通路に設けられたスロット
ル弁の閉鎖側ストップ位置を規制するストッパ部ヰAと
、同ストッパ部材を駆動することにより上記閉鎖側スト
・ンプ位置を変更して上記スロットル弁の開度を制御す
るアクチュエータと、上記エンジンがアイドル運転状態
であることを検出すべく上記スロッレレ弁カ弓二記閉鎖
側ストップ位置にあることを検出するアイドルセンサと
をそなえるとともに、車室内を冷却すべく上記エンジン
により駆動されるコンプレッサを有するクーラと、同ク
ーラのコンプレッサを作動させるクーラスイッチと、上
記アイドルセンサによりアイドル運転状態て゛あること
が検出され且つ上記クーラスイッチがオン状態になった
場合に上記エンジンのアイドル回転数を高めるだめのア
イドルアップ制御信号を上記アクチュエータへ出力する
クーラアイドルア・ンプ制御手段とをそなえ、上記エン
ジンと車両の駆動機構との結合状態またはその結合の準
備状態を検出する結合センサが設けられるとともに、同
結合センサからの検出信号を受けて上記クーラアイドル
ア・ンプ制御手段によるアイドル回転数の上昇を禁止す
るアイドルア・ノブ禁止手段が設けられたことを特徴と
している。
〔作用〕
上述の構成により、アイドル運転状態にお11て、クー
ラスイッチがオン状態になった場合にも、エンジンと車
両の駆動機構とが結合されて1するときまたは結合が予
測されると島にアイドルア・ノブ禁止手段によるクーラ
アイドルアップ制御手段によるアイドリング回転数の上
昇を禁止して、アイドリング回転数が一定となる。
−〔実施例〕 以下、図面により本発明の実施例につし1て説明すると
、第1〜15図は本発明の第1実施例としての車両用ク
ーラアイドルアップ制御装置を示すもので、第1図はそ
の全体構成図、第2図はその要部構成図、第3〜6図は
それぞれその作用を説明するためのグラフ、第7図(a
L(I))および第8〜12図はいずれもその作用を説
明するための70−チャート、第13図はその一部を変
形したフローチャート、第14,15図はいずれもその
要部を変形した構成図であり、第16図は本発明の第2
実施例としての車両用クーラアイドルアップ制御装置を
示すブロック図であり、第17図は本発明の第3実施例
としての車両用クーラアイドルアップ制御装置を示すブ
ロック図である。
第1図に示すごとく、第1実施例にかかる自動車搭載用
のガソリンエンジンのごとき内燃機関E(以下単に「エ
ンジンEJという)は、ターボチャージャ3をそなえて
いる。このターボチャージャ3は、エンジンEの排気通
路2に介装されるタービン4をそなえるとともに、エン
ジンEの吸気通路1に介装されタービン4によって回転
駆動されるコンプレッサ5をそなえてい)る。
なお、排気通路2のタービン配設部分を迂回するバイパ
ス通路が排気通路2に接続されており、このバイパス通
路を開閉するウェストゲートバルブ6が設けらている。
このウェストゲートバルブ6は2枚ダイアフラム式圧力
応動装置7によって開耐駆動されるようになっているが
、電磁式切替弁34(この弁34は弁体用の図示しない
戻しばねをもつ)によって、圧力応動装置7の一圧力室
へ大気圧および過給圧を選択的に供給することで、ウェ
ストゲートバルブ6の開時期等を調整し、少なくとも2
種の過給圧性+!1を実現できるようになっている。
また、エンジンEの吸気通路1には、その上流側(エア
クリーナ側)から順に、エアフローセンサ16.ターボ
チャージャ3のコンプレッサ5.インタクーラ8.電磁
式燃料噴射弁9.10(これらの弁9,10は噴射容量
が異なる)およびスロットル弁11が設けられ、エンジ
ンEの排気通路2には、その上流側(エンンン燃焼室側
)から順に、ターボチャージャ3のタービン4゜触媒コ
ンバータ31および図示しないマフラーが設けられてい
る。
第29図に示すごとく、エンジンEの吸気通路1に配設
されるスロットル弁11?軸11aは吸気通路1の外部
でスロットルレバー11cに連結されている。
また、スロットルレバー11cの端部lidには、アク
セルペダル(図示せず)を踏み込むと、スロットルレバ
ー11cを介してスロットル弁11を第2図中時計まわ
りの方向(開方向)へ回動させるワイヤ(図示せず)が
連結されており、さらにスロットル弁11には、これを
閉方向へ付勢する戻しばね(図示せず)が装着されてい
て、これにより上記ワイヤの引張力を弱めると、スロッ
トル弁11は閉じてゆくようになっている。
ところで、エンジンアイドル運転時にスロットル弁11
の開度を制御するアクチュエータ12が設けられており
、このアクチュエータ12は、回転軸にウオーム14a
を有する直流モータ(以下単に「モータ」という。)1
3をそなえていて、このモータ13イ寸きのつオーム1
4aは環状のつオームホイール14bに噛合している。
このウオームホイール14bには雌ねじ部14dを有す
るパイプ軸14cが一体に設けられており、このパイプ
軸14cの雌ねじ部14dに螺合する雄ねし部]Saを
有するロッド(ストッパ部材)15が、つオームホイー
ル141)およびパイプ軸14cを貫通して取り付けら
れている。
そして、ロッド、15の先端部は、アイドルセンサとし
てのアイドルスイッチ25を介して、スロットルレバー
11cの端部lidに、スロットル弁11が閉鎖側(例
えば、全閉状態)にあるときに当接するようになってい
る。すなわち、ロッド15でスロットル弁11の閉鎖側
ストップ位置を規制するようになっている。
ここで、アイドルスイッチ25は、スロットル弁11か
閉鎖側ストップ位置にあるとト(このときエンジン回転
数が所定値以下であればアイドル運転状態となる)にオ
ン(閉)、それ以外でオフ(開)となるスイッチである
−なお、ロッド15には長穴151Jが形成されており
、この長穴15bにはアクチュエータ本体側のピン(図
示せず)が案内されるようになっており、これによりロ
ッド15の回転防止がはかられている。
このように、ロッド15の先端部は、エンジンEがアイ
ドル運転状態にあると外に当接しているので、モータ1
3をある方向に回転させることにより、ウオームギヤを
介しパイプ軸14cを回転させ、ロッド15をアクチュ
エータ12から突出させる(前進させる)と、スロット
ル弁11を開き、モータ13を逆方向に回転させて、ロ
ッド15をアクチュエータ12内へ引っ込ませる(後退
させる)と、スロットル弁11を戻しばねの作用によっ
て閉じるように制御することができる。
針なわち、ロッド15を駆動することにより、スロット
ル弁11の全開ストップ位置を変更して、スロットル弁
11のアイドル開度を制御できるのである。
また、スロットル弁11の開度(スロットル開度)を検
出するスロットルセンサ20が設(すられており、この
スロットルセンサ20としては、スロットル開度に比例
した電圧を発生するボテ′シ・メ〜り等が用゛られる・
、)さらに、第1図に示すごとく、エンジンEのvxt
paigi度としての冷却水温TWを検出する水温セン
サ21が設けられるとともに、エンジン回転数を例えば
イグニッションコイル32の1次側マイナス端子から得
られる点火パルス情報で検出するエンジン回転数センサ
17が設けられている。
さらにまた、車速をこれに比例した周波数を有するパル
ス信号で検出する車速センサ24が設けられており、こ
の車速センサ24としては、公知のリードスイッチが用
いられる。
また、エンジンクランキング状態を検出するクランキン
グセンサとしてのクランキングスイッチ26が設けられ
ており、このクランキングスイッチ26は、セルモータ
がオンされたときにオン(閉)、それ以外でオフ(開)
となるスイッチである。
ところで、エアフローセンサ16は、吸気通路1内に配
設された柱状体によって発生するカルマン渦の個数を超
音波変調手段によって検出したり、抵抗値の変化によっ
て検出したりすることにより、吸気通路1の吸入空気量
を検出するもので、エア70−センサ16からのディジ
タル出力はアイドル回転数制御手段M1゜クーラアイド
ルアップ制御手段M2.アイドルアップ禁+L手段M3
およびアイドルアップ禁止解除手段M4としてのコント
ローラ29へ入力されるようになっている。なお、エア
70−センサ16からのディジタル出力はコントローラ
29内で例えば1/2分周器にかけられてから各種の処
理に供される。
また、一般にエア70−センサ16はエンジンEの低速
高負荷状態において吸気脈動等により誤動作するといわ
れているが、本実施例では、エア70−センサ1Gの下
流側にインタクーラ8を設はエアクリーナ部分の月決等
を適宜調整することにより、上記のような吸気脈動はほ
とんど起きなくなったので、エア70−センサ16によ
る計測信頼性あるいは精度は十分に高いものと考えられ
る。
さらに、上記のセンサやスイッチのほか、吸気温度を検
出する吸気温センサ18.大気圧を検出する大気圧セン
サ19.排気中の酸素濃度を検出する02センサ22、
エンジンノック状態を検出するノックセンサ23゜ディ
ストリビュータ33付き充電変換手段によってりランク
角度を検出するクランク角度センサ27.スロットル弁
11の基準開度(この開度は例えばエンジン回転数60
0rp11+前後に対応する小さい開度として設定され
ている。)に対応するアクチュエータ12付きのロッド
15の位置(基準位置)を検出するポジションセンサと
してのモータポジションスイッチ28やクーラスイッチ
(クーラ5W)38などが設けられており、これらのセ
ンサやスイッ゛チからの信号はコントローラ29へ入力
されるようになっている。
なお、モ2タポジションスイッチ2;;は、第2図に示
すごとく、ロッド15の後端面より後方に設けられてお
り、ロッド15が最も後退した状態の近傍でオン(閉)
、それ以外でオフ(開)となるように構成されている。
また、吸気温センサ18.大気圧センサ19.水温セン
サ21.スロットルセンサ20.0.センサ22,7ノ
ークセンサ23などは、その検出信号がアナログ信号で
あるので、A/Dフンバータを介してコントローラ29
へ入力される。
なお、大気圧センサ19はコントローラ29内に組み込
んでもよい。
また、イグニッションフィル32が設けられており、こ
のイグニッションコイル32はスイッチングFランシ゛
スタとしてのパワーtランジスタ30によって1次側電
流を断続されるようになっている。
さらに、車室内には、表示計35が設けられている。
この表示計35としては、斜式表示部35aをもつもの
や、発光ダイオード(LED)を列状に配設して、これ
らのLEDが適宜点滅するセグメント式表示部35bを
もつものなどが考えられる。
ところで、コントローラ29は、CPUやメモリー(マ
ツプを含む)、適宜の入出力インタフェースをそなえた
マイクロコンピュータで構成されているが、このコント
ローラ29は、バッチ1バ電源)37にイグニッション
キースイッチ36を介して接続され、このイグニッショ
ンキースイッチ36のオン動作後作動を開始するように
なっている。) また、コントローラ29には、車両の駆動機構45に旧
設するクラッチスイッチ46および変速段センサ47か
らのクラッチ係合信号および噛合状態を示す変速段係合
信号が送られるようになっていて、また、コントローラ
29がらは、エンジンEとクーラ44のコンプレッサ6
7とをプーリー機構68およびクーラコンプレッサクラ
ッチ66を介して連結させるべく、クーラコンプレッサ
クラッチ66へクーラリレー42を介して制御信号を供
給しうるように結線がなされている。
そして、このコントローラ29は、アイドルスイッ、チ
25によるアイドル運転状態検出時(アイドル制御信号
がオンの状態でエンジン回転数が所定値よりも小さい時
)の設定された条件Iの下にtついて、回転数センサ1
7からの信号によりエンジン回転数のフィードバック制
御(回転数フィードバック制御)を行なう一方、上記ア
イドル状態検出時の他の設定された条1!1■の下にお
いて、スロットルセンサ20からの18号1こよりスロ
ットル弁11のポジションフィードバック制御を行なう
ために、イグニッションキースイッチ36のオン動作後
、アイドルスイッチ251回転数センサ17.スロット
ルセンサ20.車速センサ24からの検出信号に基づく
アイドル制御信号をアクチュエータ12のモータ13へ
出力するアイドル回転数制御手段M1の機能を有してい
る。
また、回転数フィードバック制御を行なうに際しては、
冷却水温TWに応じて目標エンジン回転数NsをtjS
3図のように変更し、ポジションフィードバック制御を
行なうに際しては、冷却水温TWに応じて目標スロット
ル開度θSを第4図のように変更することが行なわれる
さらに、アクチュエータ12のモータ13の駆動時ni
lADと、偏差jNまたはAθとの関係は、それぞれ第
5.6図に示すようになっている。ここで、偏差ΔNと
は、実エンジン回転数N「と目標エンジン回転数Nsと
の差を意味し、偏差Δθとは、実スロツトル開度θfと
目標スロットル開度θSとの差を意味する。
なお、上記条件Iについては既に述べたが、この条件l
とは少なくとも次の事項が満足された場合をいい、エン
ジンが比較的安定している条件をいう。
(1)アイドルスイッチ25がオフからオンへ変化した
のち、所定時間が経過していること。
(2)車速が極く低速(例えば2.0kio/h以下)
であること。
(3)クーラを有する車両等においては、クーラ負荷に
応してクーラリレー等が切り替ったのち、所定時間が経
過していること。
なお、条件Iとして、実際のエンノンIi:il転故(
実回転数)の目標回転数からのずれが、所定範囲内であ
ることを加えてもよい。
また、上記条件■とは、上記条1!+1を満足せず、エ
ンジンが比較的安定しておらず、迅速にフィードバンク
制御したい場合の条件をいう。
さらに、コントローラ29における各アイドル回転数制
御手段M1.クーラアイドルアップ制御手段M2。
アイドルアップ禁止手段1V13およびアイドルアンプ
禁−止解除手段M4の処理の流れを示すと、第7図(a
)、(1〕)に示すようになる。
なお、第7図(a)中の端子AA、BBは、第7図(1
))中の同符号の端子とそれぞれ接続関係にある。
すなわち、まず、キーオンの後に、各種フラグ等をイニ
シャライズを行ない(ステップa1)、ついで、各種デ
ータ(冷却水温TW、エンジン実回転数Nf、実スロッ
トル開度θr等)の読み込みが行なわれ(ステップa2
)、この冷却水温TWに基づいたアイドル目標回転数N
5(TW)および基本目標スロットル開度θ5(TW)
をマツプからめて、それぞれ目標回転数Nsおよび目標
スロットル開度θSに設定する(ステップa3.a4)
そして、ブロックA1において、まず、クーラスイッチ
(クーラ5W)38のオンオフ状態が判定され(ステッ
プa5)、クーラSWのオン状態においては、クーラオ
フ後タイマのプリセットが行なわれて(ステップa6)
、ついで、クーラアイドルアップフラグがオン状態であ
るかどうかが判定され(ステップaal)、オン状態で
あり、目標回転数Nsがクーラオン時目標回転数Nsc
より小さい場合には(ステップa7)、目標回転数Ns
お上び目標スロットル開度θSにそれぞれクーラオン時
目)標回転数Nscおよびクーラオン時目標スロットル
開度θscが設定される(ステップa8)。
また、目標回転数Nsがクーラオン時1j標回転数Ns
以上である場合には、ステップa7からNoルートを経
るので、目標回転数Nsおよびスロットル開度θSは、
冷却水温に基づく目標回転数N5(TW)およびスロッ
トル開度θ5(TW)をそれぞれ維持されるのである。
クーラアイドルアップフラグがオフ状態であれば、ステ
ップaalからNoルートを経て、車速パルスタイマが
ゼa(車速が2、0km/時以下)であるとき(ステッ
プaa2)、およびオートマチックトランスミッション
(A/T)のセレクトレバー位置検出用インヒビタスイ
ッチ(結合センサ)39がパーキング(F゛)レンジま
たはニュートラル(N)レンツのとき(ステップa「3
)に、クーラアイドルアップフラグをオン状態とした後
に(ステップaa4)、上述のステップa7に至る。
なお、ステップaa3の処理内容としては、エンジンE
の出力軸と車両の駆動機構45との間に介装されたクラ
ッチの分離状態を検出したとぎに、ステップaa4+a
7へ至るように構成してもよく、さらに、実際の変速段
がニュートラル位置にあるときに、ステップaa4+a
7へ至るように構成してもよい。
また、車速か2km/時以上で、かつ、パーキングレン
ジないしニュートラルレンジ以外では、クーラアイドル
オン後タイマを0.5秒に相当するカウント数にセット
口(ステップaa5)、ブロックA1の処理を終了する
そして、クーラ5W38のオフ状態においては、クーラ
オン後タイマのプリセットが行なわれて(ステップa9
)、さらに、クーラアイドルアップフラグがオフ状態と
なって(ステップaa6)、目標回転数Nsおよびスロ
ットル開度θSは、冷却水温に基づく目標回転数N5(
TW)およびスロットル開度θ5(TW)をそれぞれ維
持され、ステップaa5へ至る。
このように、ブロックA1では、目標回転数NsBよび
目標スロットル開度θSの設定を行なうとともに、クー
ラのオンオフ切換時に、ダウンカウンタの作動を開始さ
せる準備としで、クーラオン後タイマおよびクーラオフ
後タイマにそれぞれ2秒間に相当するカウント数を予め
セットし、さらに、クーラアイドルオン後タイマを所定
値にセットする。
ついで、ブロックA2において、クーラアイドルオン後
タイマかゼロであるかどうか判定され(ステップaa7
)、り〜ラアイドルオフ状態からオン状態への切換時か
ら所定時間経過した場合には、クーラコンプレッサクラ
ッチフラグをオン状態として(ステップaa8)、ステ
ップalOへ至る。
クーラアイドルオン後タイマがゼロでない場合には、ク
ーラスイッチ38がオン状態、かつ、クーラコンプレッ
サクラッチフラグがオン状態である場合(ステップaa
9.aalO)、およびクーラスイッチ38がオン状態
、かつ、エンジン回転数Neが900(rpm)以下の
場合(ステップaa9.aall)に、ステップaa8
へ至る。
クーラスイッチ38がオフ状態である場合と、クーラス
イッチ38がオン状態でクーラコンプレッサクラッチフ
ラグがオフ状態で、さらに、エンジン回転数Ne−が9
(10(rpm)より大きい場合とにおいでは、クーラ
コンプレッサクラッチフラグがオフ状態となって(ステ
ップaa12)、次のステップalOへ至る。
ついで、アイドルスイッチ(ID−8W)25のオンオ
フ状態が判定され(ステップa10)、アイドルスイッ
チ25がオフ状態では、ブロックA3において、まず、
電気負荷(補機類)が作動するときのエンジン回転数の
低下を防止すべく、リアルタイム用学習値θrが0.3
5゜に設定される(ステップa11)。なお、これらの
補機類の作動によるエンジン回転数の低下を考慮しない
場合には、θr−0°に設定される。
ついで、アイドルスピードコントロール(ISO)フラ
グをリセットしくステップa12)、アイドルスイッチ
(ID−8W)オン直後タイマに2秒間に相当するカウ
ント数がプリセットされる(ステップa13)。
アイドルスイッチ25がオン状態であれば、ステップa
lOからYESルートを経て、ブロックA4へ至り、エ
ンジン回転数フィードバック制御(ステップa24)お
よびポジションフィードバンク制御(ステップa20)
のうち一方が選択される。
まず、ブ・ツクA4では、アイドルスイッチ25が)オ
ン状態であるので、l5C7ラグをセットしくステップ
a15)、ついで、次の場合に(ステップa24)へ至
る。
アイドルスイッチオン直後タイマか゛アイドルスイッチ
25のオフ状態からオン状態への切換時から2秒経過後
(ステップa16)、かつ、車速パルスタイマが車速ゼ
ロ(2,0km/時以下)であることを示していて(ス
テップa17)、かつ、クーラSWオン状態でオフ状態
からオン状態への切換時から2秒経過(ステップa1δ
a23)しているときに、ステラフ゛乏1ン・・1・\
至る。
また、アイドルスイッチオンi(i後タイマかアイドル
スイッチ25のオフ状態からオン状態・\の切換時から
2秒経過後(ステップa16)、がっ、車速パルスタイ
マが車速ゼロ(2,0km/時以下)であることを示し
ていて(ステップa17)、かつ、クーラSWオフ状態
でオン状態からオフ状態への切換時から2秒経過(ステ
ップal8、a19ルでいるときに、ステップa24へ
至る。
ステップa24で゛は、エンジン回転数フィードパ′ン
ク制御を行なわせるために、エンジン回転数フィードバ
ック(NFB)7ラグをセットする。
ブロックA41こおいて、ポジションフィードバンク制
御を行なう状態であることが検出された場合には、まず
、NFBフラグがリセットされる(ステップa20)。
そして、上述のステップal3.a20.a24の処理
が行なわれた後は、再度ステップa2がらの処理が実行
される。
」二連のメイン70−の池、第8〜12図に示すような
各割込外Jffi7t7−が設けられてお1)、これら
の処理フローはクロックからの所定時間毎の割込信号な
いし車速パルスを割込信号としてシーケンシャルに実行
される。
まず、第8図に示すように、各タイマのカウントダウン
ルーチンでは、50IIlsec毎の割込要求信号に基
づき、クーラアイドルオン後タイマ、アイドルスイッチ
オン直後タイマ、車速パルスタイマ、クーラオン後タイ
マおよびクーラオフ後タイマの各カウント数が減算(−
1)されて(ステップbi)、減算された後のカウント
数が負になるときには、タイマのカウント数はゼロに保
持される。
これにより、各タイマは、設定時開の開、そのカウンF
数が1以上の値となって、カウント数をゼロと比較する
ことにより、タイマ機能が発拝される。
次に、第9図に示すように、車速検出ルーチンでは、車
速パルスが車速センサ24から送られてくる度に、車速
パルスタイマを()、7秒間に相当するカウント数にセ
ットするもので(ステップci)、これにより、車速セ
ンサ24から車速パルスが送られてきた時から()、7
秒間は、車速パルスタイマのカウント数か1以−Lとな
って、車速検出状態となる。
また、第10図に示すように、NFB制御におけるアイ
ドルスピードコントロール(ISCC用アクチュエータ
駆動ルーチンでは、1see毎の割込要求信号に基づき
、アイドルスイッチ25のオン時(lsc7ラグのセッ
ト時)かっNFB7ラグのセット時において(ステップ
di、d2)、ブロックD1でNFB制御が実行される
ブロックDJでは、目標回転数Nsと東回転数Nfと−
の差ΔNをめ(ステップc13)、この差jNに応した
モータ13の駆動時間りを算出して(ステップd4)、
この駆動時間りをモータ用タイマにセットしくステップ
d5)1、二のモータ用タイマをトリガすることにより
、モータ用タイマがゼロになるまでモータ13を駆動す
る(ステップc16)。
さらに、第11図に示すように、PFB制御におけるア
イドルスピードコントロール(ISO)用アクチュエー
タ駆動ルーチンでは、lOOrnsec毎の割込要求信
号に基づき、アイドルスイッチ25のオン時(ISCフ
ラグのセット時)がっNFBフラグのリセット時におい
て(ステップel、e2)、ブロックE1でPFB制御
がχ行される。
ブロックE1では、メインルーチンで補正等が行なわれ
たアイドル制御信号としての目標スロットル開度θSと
、実スロツトル開度θfとの差Δθをめ(ステップe3
)、この差Δθに応じたモータ13の駆動時間りを算出
して(ステップe4)、この駆動時間りをモータ用タイ
マにセットしくステップe5)、このモータ用タイマを
トリガすることにより、モータ用タイマがゼロ1になる
まで、モータ13を駆動する(ステップe6)。)なお
、ΔDが正である場合には、スロットル弁11は開側に
駆動され、ΔDが負である場合には、スロットル弁11
は閉側に駆動される。
これにより、エンジン回転数フィードバック制御および
ポジションフィードバック制御のいずれの場合にも、エ
ンジンが目標とする状態で制御されるようになる。すな
わち、エンジンアイドル回転数を最適な状態に制御でき
るのである。
また、第12図に示すように、クーラフンプレッサクラ
ッチ作動ルーチンが設けられており、クーラコンプレッ
サクラッチフラグがオン状態のときに(ステラツボ1)
、クーラコンプレッサクラッチ66をオン状態にすべく
、クーラコンプレッサクラッチ用リレー42へ制御信号
力咄力され(ステラツボ2)、クーラコンプレッサクラ
ッチフラグがオフ状態のときに、クーラコンプレッサク
ラッチ用リレー42の作動を停止する(ステラツボ3)
なお、第7図(a)、(b)に示すブC17りAl、A
2の処理を、第13図に示すブロックA5に示すように
変更して、ブロックAI、A2と置き換えてもよい。
さらに、この第1実施例では、モータ13によりスロッ
トル弁の開度を微調整しうるように構成されているが、
クーラアイドルアップ機構43としては、第14図に示
すよ−うなダイアフラム形式の差圧応動機構を用いても
よく、第14図に示す構成の一部を第15図に示すよう
に構成してもよい。
また、インヒビタスイッチ39はPレンジおよびNレン
ジでオン状態となり、クラッチスイッチ46はクラッチ
断時にオン状態となり、変速段センサ47はニュートラ
ル位置でオン状態となる。
なお、第14’、IS図中の符号24aはリードスイッ
チ、43aはソレノイド、48はキースイッチ、49は
温度スイッチ、69は点火プラグをそれぞれ示している
本発明の第1実施例としての車両用クーラアイドルアッ
プ制御装置は上述のごとく構成されているので、コント
ローラ29は、アイドル回転数制御手段M1。
クーラアイドルアップ制御手段M2.アイドルアップ禁
止手段へり3およびアイドルアップ禁止解除手段M4と
しての機能を次のように発揮する。
i)アイドル回転数制御手段M1としての機能水温セン
サ21からのエンジン冷却水温TWとクーラスイッチ3
8からのクーラオンオフ信号とを受けて、目標回転数N
sおよび目標スロットル開度θSを設定する(ステップ
a3.a4.a8)。
このとき、他のセンサ16〜20.22〜28からの信
号に応じて、適宜目標回転数Nsおよび目標スロットル
開度θSを変化させてもよい。
11)クーラアイドルアップ制御手段M2としての機能
キースイッチ48のオン時、がっ、クーラSW3Sのオ
ン時、がっ、温度スイッチ49のオン時において、クー
ラ44がオン状態(冷却状態)となるように、クーラコ
ンプレッサクラッチ66がオン状態となって、エンジン
Eとクーラ用コンプレッサ67とが係合状態となる。
−このクーラオン状態において、アイドルスイッチ25
がオン状態となると、エンジンアイドル回転数Nsをク
ーラアイドル回転数Nscに高めて、クーラ負荷に相当
する分のエンジン出力の増加が行なわれる(以下、この
状態をアイドルアップ状態という。)。
1ii)アイドルアップ禁止手段M3としての機能次の
各条件■が成立したとき、アイドルアップ制御手段M2
におけるアイドルアップ状態に優先して、アイドル回転
数Nsを冷却水温に応じたアイドル回転数N5(TW)
に保持する。
(1)車速を検出して、車速が設定値(2,0kn+/
I+)より太きいとき。
(2)クラッチの係合状態ないしギアの変段状態を検出
して、エンジンEと車両の駆動機構45とが結合してい
るときまたは結合が予測されるとき。
(3)オートマチックトランスミッション車において、
PレンツおよびNレンジ以外の場合。
(4)上記第1項および第3項の両方が同時に成立しす
こ場合。
上述の第1〜4項に該当する場合には、クーラsW)3
8がオフ状態からオン状態に切換えられても、車速が変
化する可能性があると判断して、エンジン出力の増大へ
の切換、すなわち、アイドルアップ状態への移行を禁止
する。
また、エンジン回転数Neが設定回転数(例えば、90
0rpm)以下において、上述の条件■が成立した場合
には、アイドルアップを禁止するとともに、クーラコン
プレッサクラッチ66を脱状態として、フンプレッサ負
荷によりエンジン回転数が低下して、振動が発生するの
を防止する(以下、この状態をアイドルアップ禁止状態
という。)・ iv)アイドルアップ禁止解除手段M4としての機能上
述のアイドルアップ禁止手段M3により、条件■が成立
して、アイドルアップ禁止状態となる場合において、エ
ンジン出力が大きい次に示す条I4:Ivが成立する場
合には、アイドルアップ禁止状態を解除して、アイドル
アップを行なう(以下この状態をアイドルアップ禁止解
除状態という。)。
(1)エンジン回転数が設定値以上の場合。
(2)エア70−センサ16からの空気量が一定値以上
の場合。
上述の条件IVにおいては、クーラオン状態に伴うエン
ジン出力の増大が全出力に対して、比較的小さいため、
車速の急変にはつながらないと判断して、エンジン出力
の増大を許容し、クーラコンプレッサクラッチ66をオ
ン状態としてもよいのである。
第16図に示すように、本発明の第2実施例では、エン
ノン回転数が、900rpm以上では、クーラアイドル
アップが行なわれないようになっていて、フントローラ
29に、エンジン回転数センサ(イグナイタ)17から
のエンンン回転数Ne、車速センサ24からの低車速信
号(2k1n/hでハイレベルの信号)、クーラスイッ
チ38からのクーラオンオフ信号、インヒビタスイッチ
39からの係合(Pレンジ、Nレンジ以外のレンジ)信
号が入力されるようになっている。
コントローラ29では、アンド回路50に、クーラオン
信号と現在のクーラアイドルアップ信号Cupとを受け
たときに、クーラアイドルアップ状態を保持すべく、ク
ーラアイドルアップ信号Cuplを出力して、オア回路
55.トランジスタ62を経由して、アイドルアップ機
構(例えば、第14図に示す差圧応動式アクチュエータ
)43をオン状態(クーラアイドルアップ状態)とする
また、アンド回路51に、クーラオン信号と低車速信号
とを受けたときに、クーラアイドルアップ状態とすべく
、クーラアイドルアップ信号Cup2を出力して、オア
回路56.55.)ランジスタロ2を経由してアイドル
アップ機構43をオン状態とする。
さらに、アンド回路52に、クーラオン信号と係合信号
とを受けたときに、クーラアイドルアップ状態とすべく
、クーラアイドルアップ信号Cup3を出力して、オア
回路5G、55.)ランジスタロ2を経由してアイドル
アップ機構43をオン状態とする。
また、オア回路55の出力信号であるクーラアイドルア
ップ信号Cupは、ディレー61を介して遅れ時間経過
後、オア回路58.トランジスタ63を経由し、−クー
ラオン信号Conをクーラコンプレッサクラッチ用リレ
ー42へ供給することにより、クーラコンプレッサクラ
ッチ用リレー42をオン状態(係合状態)とする。
そして、比較部としての比較器60に、イグナイタ17
からの実エンジン回転数Nf信号と、設定器40からの
設定エンジン回転数(ここでは、900rpm)信号と
を受けて、Nf≧900rpmのときに、クーラオン状
態にすべく、高エンジン回転数信号Nhをアンド回路5
3に出力し、アンド回路53は、クーラオン信号と高エ
ンジン回転数信号Nhとを受けたときに、クーラオン信
号Cor++を出力して、オア回路57.58.)ラン
ジスタロ3を経由して、クーラコンプレッサクラッチ用
リレー42をオン状態(係合状態)とする。
さらに、アンド回路54に、クーラオン信号Conとク
ーラスイッチオン信号とを受けたときに、クーラオン状
態にすべく、クーラオン信号C0112を出力して、オ
ア回路57.58.)ランジスタロ3を経由して、クー
ラコンプレッサクラッチ用リレー42をオン状態とする
なお、第16図中の符号64.65はツェナーグイ1゜
オードを示している。
上述の構成により、本発明の障2実施例では、第1実施
例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
また、第17図に示すように、本発明の第3実施例では
、第2実施例におけるアンド回路54およびオア回路5
7.58が省略されて、ディレー61の出力が直接トラ
ンジスタ63へ供給され、アンド回路53およびオア回
路56の各出力がオア回路59を経由して、オア回路5
5へ供給されるように構成されており、他の構成は、第
2実施例とほぼ同様である。
これにより、第3実施例では、エンジン回転数が900
rpI11以上において、クーラアイドルアップが行な
われる。
本尖施例の他の作用効果としては、第1ないし第2実施
例とほぼ同様のものが得られる。
本実施例の目標スロットル開度θSは、77ストアイド
ル時の目標スロットル開度とクーラアイドルアップ時の
目標スロットル開度とを適宜切換制御するものであるが
、この他にスロットル弁の開度が減少する状態において
、未燃焼ガスの多量の発生を防止すべく、急激なスロッ
トル開度の減少を行なわせずに徐々にスロットル開度を
減少させるダッシュボットモードを設定してもよく、こ
のダッシュポットモードにおける目標スロットル開度を
マツプ等からめるようにしてもよい。
なお、各割込信号の発生間隔は例示である。
本実施例では、容量の異なる一対の電磁式燃料噴射弁9
,10が常時作動するものとし、噴射時間幅の制御によ
って燃料噴射量の制御が行なわれるようになっているが
、必要に応じて両噴射弁9,10の切替えを行なえるよ
うにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の車両用クーラアイドルア
ップ制御装置によれば、車両用エンジンの吸気通路に設
けられたスロットル弁の閉鎖側ストップ位置を規制する
ストッパ部材と、同ストッパ部材を駆動することにより
上記閉鎖側ストップ位置を変更して上記スロットル弁の
開度を制御するアクチュエータと、上記エンジンがアイ
ドル運転状態であることを検出すべく上記スロットル弁
が上記閉鎖側ストップ位置にあることを検出するアイド
ルセンサとをそなえるとともに、車室内を冷却すべく上
記エンジンにより駆動されるコンプレッサを有するクー
ラと、同クーラのコンプレッサを作動させるクーラスイ
ッチと、上記アイドルセンサによりアイドル運転状態で
あることが検出され且つ上記クーラスイッチがオン状態
になった場合に上記エンジンのアイドル回転数を高める
ためのアイドルアップ制御信号を上記アクチュエータへ
出力するクーラアイドルアップ制御手段とをそなえ、上
記エンジンと車両の駆動機構との結合状態またはその結
合の準備状態を検出する結合センサが設けられるととも
に、同結合センサからの検出信号を受けて上記りクーラ
アイドルアップ制御手段によるアイドル回転数の上昇を
禁止するアイドルアップ禁止手段が設けられるという簡
素な構成で、次のような効果ないし利点を得ることがで
きる。
(1)エンジンと車両の駆動機構との係合状態である単
一画の低速走行時およびエンジンと車両の駆動機構との
係合が予測されるクラッチ結合時において、クーラ炙イ
ンチがオフ状態からオン状態へ変化した場合にも、エン
ジン出力が変動しないので、急激な車速の変動が生じな
い。
(2)上記第1項により、車両の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜15図は本発明の第1実施例としての車両用クー
ラアイドルアップ制御装置を示すもので、第1図はその
全体構成図、第2図はその要部構成図、第3〜6図はそ
れぞれその作用を説明するためのグラフ、第7図(a)
、(b)および第8〜12図はいずれもその作用を説明
するための70−チャート、第13図はその一部を変形
した70−チャート、第14,15図はいずれもその要
部を変形した構成図であり、第16図は本発明の第2実
施例としての車両用クーラアイドルアップ制御装置を示
すブロック図であり、第17図は本発明の第3実施例と
しての車両用クーラアイドルアップ制御装置を示すブロ
ック図である。 1・・吸気通路、2・・排気通路、3・・ターボチャー
ジャ、4・・タービン、5・・コンプレッサ、6・・ウ
ェストゲートバルブ、7・・圧力応動装置、8・・イン
タクーラ、9、10・・電磁式燃料噴射弁、11・・ス
ロットル弁、11a・・軸、11c・・スロットルレバ
ー、11d・・スロットルレバーIN、12・・アクチ
ュエータ、13・・モータ、14a゛・・つオーム、1
4b・・ウォームホイール、14c・・パイプ軸、14
d・・雌ねじ部、15・・ストッパ部材としてのロッド
、15a・・雄ねし部、151)・・長穴、16・・エ
アフローセンサ、17・・エンジン回転数センサ(イグ
ナイタ)、18・・吸気温センサ、19・・大気圧セン
サ、20・・スロットルセンサ、21・・水温センサ、
22・・o2センサ、23・・ノックセンサ、24・・
結合センサとしての車速センサ、24a・・リードスイ
ッチ、25・・アイドルセンサとしてのアイドルスイッ
チ(ID、Sw)、26・・クランキングスイッチ、2
7・・クランク角度センサ、2))・・ポジションセン
サとしてのモータポジションスイッチ、29・・コント
ローラ、3o・・パワートランジスタ、31・・触媒コ
ンバータ、32・・イグニッションコイル、33・・デ
ィストリビュータ、34・・電磁式切替弁、35・・表
示器、35a・・斜式表示部、35b・・セグメント式
表示部、36・・イグニッションキースイッチ、37・
・バッテリ、38・・クーラスイッチ(クーラSW)、
39・・結合センサとしてのインヒビタスイッチ、40
・・設定器、41・・クラッチスイッチ(クラッチSW
)、42・・クーラコンプレッサクラッチ用リレー、4
3・・アイドルアップ機構、43a・・ソレノイド、4
4・・クーラ、45・・駆動機構、46・・結合センサ
としてのクラッチスイッチ、47・・結合センサとして
の変速段センサ、48・・キースイッチ、49・・温度
スイッチ、50〜54・・アンド回路、55〜59・・
オア回路、60・・比較部としての比較器、61・・デ
ィレー、62.63・・トランジスタ、64.6.5・
・ツェナーダイオード、66・・クーラコンプレッサク
ラッチ、67・・クーラ用コンプレッサ、68・・プー
リー機構、69・・点火プラグ、E・・車両用エンジン
、Ml・・アイドル回転数制御手段、M2・・クーラア
イドルアップ制御手段、M3・・アイドルアップ禁止手
段、M4・・アイドルアップ禁止解除手段。 代理人弁理士飯沼義彦 第3図 ↑ Ns水温−t (TW) 第4図 ↑ 目 (TW) 第5図 ΔN(東回転数−目標回転数) 第6図 υ Δθ(実開度−目標開度) 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両用エンジンの吸気通路に設けられたスロット
    ル弁の閉鎖側ストップ位置を規制するストッパ部材と、
    同ストッパ部材を駆動することにより上記閉鎖側ストッ
    プ位置を変更して上記スロットル弁の開度を制御するア
    クチュエータと、上記エンジンがアイドル運転状態であ
    ることを検出すべく上記スロットル弁力吐記閉鎖側スト
    ップ位置にあることを検出するアイドルセンサとをそな
    えるとともに、車室内を冷却すべく上記エンジンにより
    駆動されるコンプレッサを有するクーラと、同クーラの
    コンプレッサを作動させるクーラスイッチと、上記アイ
    ドルセンサによりアイドル運転状態であることが検出さ
    れ且つ上記クーラスイッチがオン状態になった場合に上
    記エンジンのアイドル回転数を高めるためのアイドルア
    ップ制御信号を上記アクチュエータへ出力するクーラア
    イドルアップ制御手段とをそなえ、上記エンジンと車両
    の駆動機構との結合状態またはその結合の準備状態を検
    出する結合センサが設けられるとともに、同結合センサ
    からの検出信号を受けて上記クーラアイドルアップ制御
    手段によるアイドル回転数の上昇を禁止するアイドルア
    ップ禁止手段が設けられたことを特徴とする、車両用ク
    ーラアイドルアップ制御装置。
  2. (2)上記結合センサが、上記車両の速度を検出する車
    速センサとして構成されて、同車速センサからの検出信
    号を受けて上記車両の低速走行状態設定信号より大きい
    車速を検出したときにアイドルアップ禁止信号を出力す
    る比較部と、同比較部から上記アイドルアップ禁止手段
    へ結線がなされている、特許請求の範囲第1項に記載さ
    れた車両用クーラアイドルアップ制御装置。
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