JPH0243907B2 - Enjinaidoruseigyosochi - Google Patents

Enjinaidoruseigyosochi

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JPH0243907B2
JPH0243907B2 JP9813184A JP9813184A JPH0243907B2 JP H0243907 B2 JPH0243907 B2 JP H0243907B2 JP 9813184 A JP9813184 A JP 9813184A JP 9813184 A JP9813184 A JP 9813184A JP H0243907 B2 JPH0243907 B2 JP H0243907B2
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JP
Japan
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idle
engine
sensor
throttle valve
switch
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JP9813184A
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JPS60243337A (ja
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Yoshiro Danno
Akira Takahashi
Katsuo Akishino
Kazumasa Iida
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH0243907B2 publication Critical patent/JPH0243907B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンのアイドル運転状態を制御
するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、この種のエンジンアイドル制御装置
の中には、エンジン回転数やスロツトル弁の開度
あるいは車速等を検出し、これらの検出信号に基
づく制御信号をモータへ供給することにより、ロ
ツドを前進あるいは後退させて、スロツトル弁の
ストツプ位置を移動させることによつて、アイド
ル運転時のある条件下で、エンジン回転数のフ
イードバツク制御(回転数フイードバツク制御)
を行なう一方、アイドル運転時の他の条件下
で、スロツトル弁のポジシヨンフイードバツク制
御を行なえるようにしたものが提案されている。
ここで、上記条件とは少なくとも次の事項が
満足された場合をいい、エンジンが比較的安定し
ている条件をいう。
(1) アイドルスイツチがオフからオンへ変化した
のち、所定時間が経過していること。
(2) 車速が極く低速(例えば2.5Km/h以下)で
ある、即ち車速に比例した周波数を有するパル
ス信号で車速を検出する車速センサからの信号
周波数が所定値以下であること。
(3) 実際のエンジン回転数(実回転数)の目標回
転数からのずれが、所定範囲内であること。
(4) クーラを有する車両等においては、クーラ負
荷に応じてクーラリレー等が切り替つたのち、
所定時間が経過していること。
また、上記条件とは、上記条件を満足せ
ず、エンジンが比較的安定しておらず、迅速にフ
イードバツク制御したい場合の条件をいう。
ところで、従来のエンジンアイドル制御装置
は、その主制御部をマイクロコンピユータ内にそ
なえており、このマイクロコンピユータはバツテ
リにイグニツシヨンキースイツチを介して接続さ
れていて、イグニツシヨンキースイツチをオンす
ることにより、作動を開始するようになつてい
る。
また、このマイクロコンピユータは、バツテリ
を取り外さない限りイグニツシヨンキースイツチ
をオフにしてもこのオフ時のロツド位置(又はモ
ータ位置)の記憶内容を保持しておくバツクアツ
プメモリをそなえている。
これにより、再度イグニツシヨンキースイツチ
をオンにした場合でもその後のアイドル制御を正
確に行なうことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のエンジンアイ
ドル制御装置では、アイドルスイツチが断線し、
且つ、バツテリバツクアツプ用電源回路が断線し
ている状態で、エンジンを始動させようとして、
イグニツシヨンキースイツチをオンオフを何回か
繰り返すと、次のような不具合が生じる。
すなわち、イグニツシヨンキースイツチのオン
時にマイクロコンピユータが記憶しているモータ
位置(ロツド位置)と目標スロツトル開度との偏
差に応じた時間で見込駆動を行なうが、上記のよ
うにバツクアツプ用電源回路が断線しているよう
な場合は、マイクロコンピユータの記憶内容が常
にリセツトされてモータ位置(ロツド位置)が初
期値となるため、イグニツシヨンキースイツチの
オンオフを繰り返すと、ロツドがどんどん前進す
るため、エンジン始動後に、アイドルエンジン回
転数が異常に高くなるのである。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、バツクアツプメモリ付きコンピユータ
によつてエンジンアイドル状態を制御されるもの
において、アイドルセンサが断線し、且つ、バツ
テリバツクアツプ用電源回路が断線したような二
重故障の場合でも、アイドル時のエンジン回転数
が異常に高くなることを防止できるようにした、
エンジンアイドル制御装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明のエンジンアイドル制御装置
は、エンジンの吸気通路に設けられたスロツトル
弁の全閉ストツプ位置を規制するストツパ部材
と、同ストツパ部材を駆動することにより上記全
閉ストツプ位置を変更して上記スロツトル弁の開
度を制御するアクチユエータと、エンジンがアイ
ドル運転状態であることを検出すべく上記スロツ
トル弁が上記全閉ストツプ位置にあることを検出
するアイドルセンサと、上記スロツトル弁の基準
開度に対応する上記ストツパ部材の基準位置を検
出するポジシヨンセンサと、上記スロツトル弁の
開度を検出するスロツトルセンサと、エンジン回
転数を検出する回転数センサとをそなえるととも
に、アイドル運転時にエンジン回転数のフイード
バツク制御または上記スロツトル弁のポジシヨン
フイードバツク制御を行なうべく、電源にスイツ
チを介して接続され同スイツチのオン動作後上記
の各センサからの検出信号に基づくアイドル制御
信号を上記アクチユエータへ出力するアイドル制
御手段をそなえ、同アイドル制御手段が、上記電
源の装着状態で上記スイツチをオフにしても上記
ストツパ部材の位置の記憶内容を保持するバツク
アツプメモリをそなえて成り、上記電源の装着後
に上記スイツチからのオン信号を受けた場合に上
記アイドルセンサによつて上記スロツトル弁が上
記全閉ストツプ位置にあることが検出されないと
きは、上記ストツパ部材を上記基準位置へ駆動す
るための較正用制御信号を上記アクチユエータへ
出力する較正制御手段が設けられたことを特徴と
している。
〔作 用〕
このような構成により、電源装着後、最初に上
記スイツチからのオン信号を受けた場合に、上記
アイドルセンサによつて上記スロツトル弁が上記
全閉ストツプ位置にあることが依然として検出さ
れないときは、エンジン高回転状態になるのを防
止すべく、上記ストツパ部材が上記基準位置まで
駆動されるのである。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としてのエ
ンジンアイドル制御装置について説明すると、第
1図はその全体構成図、第2図はその要部構成
図、第3〜7図はそれぞれの作用を説明するため
のグラフ、第8〜13図はそれぞれの作用を説明
するための流れ図である。
第1図に示すごとく、本実施例にかかる自動車
搭載用のガソリンエンジンのごとき内燃機関E
(以下単に「エンジンE」という)は、ターボチ
ヤージヤ3をそなえている。このターボチヤージ
ヤ3は、エンジンEの排気通路2に介装されるタ
ービン4をそなえるとともに、エンジンEの吸気
通路1に介装されタービン4によつて回転駆動さ
れるコンプレツサ5をそなえている。
なお、排気通路2のタービン配設部分を迂回す
るバイパス通路が排気通路2に接続されており、
このバイパス通路を開閉するウエストゲートバル
ブ6が設けられている。このウエストゲートバル
ブ6は2枚ダイアフラム式圧力応動装置7によつ
て開閉駆動されるようになつているが、電磁式切
替弁34(この弁34は弁体用の図示しない戻し
ばねをもつ)によつて、圧力応動装置7の一圧力
室へ大気圧および過給圧を選択的に供給すること
で、ウエストゲートバルブ6の開時期等を調整
し、少なくとも2種の過給圧特性を実現できるよ
うになつている。
また、エンジンEの吸気通路1には、その上流
側(エアクリーナ側)から順に、エアフローセン
サ16,ターボチヤージヤ3のコンプレツサ5,
インタクーラ8,電磁式燃料噴射弁9,10(こ
れらの弁9,10は噴射容量が異なる)およびス
ロツトル弁11が設けられ、エンジンEの排気通
路2には、その上流側(エンジン燃焼室側)から
順に、ターボチヤージヤ3のタービン4,触媒コ
ンバータ31および図示しないマフラーが設けら
れている。
第2図に示すごとく、エンジンEの吸気通路1
に配設されるスロツトル弁11の軸11aは吸気
通路1の外部でスロツトルレバー11cに連結さ
れている。
また、スロツトルレバー11cの端部11dに
は、アクセルペダル(図示せず)を踏み込むと、
スロツトルレバー11cを介してスロツトル弁1
1を第2図中時計まわりの方向(開方向)へ回動
させるワイヤ(図示せず)が連結されており、さ
らにスロツトル弁11には、これを閉方向へ付勢
する戻しばね(図示せず)が装着されていて、こ
れにより上記ワイヤの引張力を弱めると、スロツ
トル弁11は閉じてゆくようになつている。
ところで、エンジンアイドル運転時にスロツト
ル弁11の開度を制御するアクチユエータ12が
設けられており、このアクチユエータ12は、回
転軸にウオーム14aを有する直流モータ(以下
単に「モータ」という。)13をそなえていて、
このモータ13付きのウオーム14aは環状のウ
オームホイール14bに噛合している。
このウオームホイール14bには雌ねじ部14
dを有するパイプ軸14cが一体に設けられてお
り、このパイプ軸14cの雌ねじ部14dに螺合
する雄ねじ部15aを有するロツド(ストツパ部
材)15が、ウオームホイール14bおよびパイ
プ軸14cを貫通して取り付けられている。
そして、ロツド15の先端部は、アイドルセン
サとしてのアイドルスイツチ25を介して、スロ
ツトルレバー11cの端部11dに、スロツトル
弁11が全閉状態にあるときに当接するようにな
つている。すなわち、ロツド15でスロツトル弁
11の全閉ストツプ位置を規制するようになつて
いる。
ここで、アイドルスイツチ25は、スロツトル
弁11が全閉ストツプ位置にあるとき(このとき
エンジン回転数が所定値以下であればアイドル運
転状態となる)にオン(閉)、それ以外でオフ
(開)となるスイツチである。
なお、ロツド15には長穴15bが形成されて
おり、この長穴15bにはアクチユエータ本体側
のピン(図示せず)が案内されるようになつてお
り、これによりロツド15の回転防止がはかられ
ている。
このように、ロツド15の先端部は、エンジン
Eがアイドル運転状態にあるときに当接している
ので、モータ13をある方向に回転させることに
より、ウオームギヤを介しパイプ軸14cを回転
させ、ロツド15をアクチユエータ12から突出
させる(前進させる)と、スロツトル弁11を開
き、モータ13を逆方向に回転させて、ロツド1
5をアクチユエータ12内へ引つ込ませる(後退
させる)と、スロツトル弁11を戻しばねの作用
によつて閉じるように制御することができる。
すなわち、ロツド15を駆動することにより、
スロツトル弁11の全閉ストツプ位置を変更し
て、スロツトル弁11のアイドル開度を制御でき
るのである。
また、スロツトル弁11の開度(スロツトル開
度)を検出するスロツトルセンサ20が設けられ
ており、このスロツトルセンサ20としては、ス
ロツトル開度に比例した電圧を発生するポテンシ
ヨメータ等が用いられる。
さらに、第1図に示すごとく、エンジンEの暖
機温度としての冷却水温を検出する水温センサ2
1が設けられるとともに、エンジン回転数を例え
ばイグニツシヨンコイル32の1次側マイナス端
子から得られる点火パルス情報で検出する回転数
センサ17が設けられている。
さらにまた、車速をこれに比例した周波数を有
するパルス信号で検出する車速センサ24が設け
られており、この車速センサ24としては、公知
のリードスイツチが用いられる。
また、エンジンクランキング状態を検出するク
ランキングセンサとしてのクランキングスイツチ
26が設けられており、このクランキングスイツ
チ26は、セルモータがオンされたときにオン
(閉)、それ以外でオフ(開)となるスイツチであ
る。
ところで、エアフローセンサ16は、吸気通路
1内に配設された柱状体によつて発生するカルマ
ン渦の個数を超音波変調手段によつて検出した
り、抵抗値の変化によつて検出したりすることに
より、吸気通路1の吸入空気量を検出するもの
で、エアフローセンサ16からのデイジタル出力
はコントローラ29へ入力されるようになつてい
る。なお、エアフローセンサ16からのデイジタ
ル出力はコントローラ29内で例えば1/2分周器
にかけられてから各種の処理に供される。
また、一般にエアフローセンサ16はエンジン
Eの低速高負荷状態において吸気脈動等により誤
動作するといわれているが、本実施例では、エア
フローセンサ16の下流側にインタクーラ8を設
けエアクリーナ部分の寸法等を適宜調整すること
により、上記のような吸気脈動はほとんど起きな
くなつたので、エアフローセンサ16による計測
信頼性あるいは精度は十分に高いものと考えられ
る。
さらに、上記のセンサやスイツチのほか、吸気
温度を検出する吸気温センサ18,大気圧を検出
する大気圧センサ19,排気中の酸素濃度を検出
するO2センサ22,エンジンノツク状態を検出
するノツクセンサ23,デイストリビユータ33
付き光電変換手段によつてクランク角度を検出す
るクランク角度センサ27,スロツトル弁11の
基準開度(この開度は例えばエンジン回転数
600rpm前後に対応する小さい開度として設定さ
れている。)に対応するアクチユエータ12付き
のロツド15の位置(基準位置)を検出するポジ
シヨンセンサとしてのモータポジシヨンスイツチ
28などが設けられており、これらのセンサやス
イツチからの信号はコントローラ29へ入力され
るようになつている。
なお、モータポジシヨンスイツチ28は、第2
図に示すごとく、ロツド15の後端面より後方に
設けられており、ロツド15が最も後退した状態
の近傍でオン(閉)、それ以外でオフ(開)とな
るように構成されている。
また、吸気温センサ18,大気圧センサ19,
水温センサ21,スロツトルセンサ20,O2
ンサ22,ノツクセンサ23などは、その検出信
号がアナログ信号であるので、A/Dコンバータ
を介してコントローラ29へ入力される。
なお、大気圧センサ19はコントローラ29内
に組み込んでもよい。
また、イグニツシヨンコイル32が設けられて
おり、このイグニツシヨンコイル32はスイツチ
ングトランジスタとしてのパワートランジスタ3
0によつて1次側電流を断続されるようになつて
いる。
さらに、車室内には、表示計35が設けられて
いる。
この表示計35としては、針式表示部35aを
もつものや、発光ダイオード(LED)を列状に
配設して、これらのLEDが適宜点滅するセグメ
ント式表示部35bをもつものなどが考えられ
る。
ところで、コントローラ29は、CPUやメモ
リー(マツプを含む),適宜の入出力インタフエ
ースをそなえたマイクロコンピユータで構成され
ているが、このコントローラ29は、バツテリ
(電源)37にイグニツシヨンキースイツチ36
を介して接続され、このイグニツシヨンキースイ
ツチ36のオン動作後作動を開始するようになつ
ている。
そして、このコントローラ29は、アイドルス
イツチ25によるアイドル運転状態検出時(アイ
ドルスイツチがオンの状態でエンジン回転数が所
定値よりも小さい時)の設定された条件の下に
おいて、回転数センサ17からの信号によりエン
ジン回転数のフイードバツク制御(回転数フイー
ドバツク制御)を行なう一方、上記アイドル状態
検出時の他の設定された条件の下において、ス
ロツトルセンサ20からの信号によりスロツトル
弁11のポジシヨンフイードバツク制御を行なう
ために、イグニツシヨンキースイツチ36のオン
動作後、アイドルスイツチ25,回転数センサ1
7,スロツトルセンサ20,車速センサ24から
の検出信号に基づくアイドル制御信号をアクチユ
エータ12のモータ13へ出力するアイドル制御
手段M1の機能を有している。
また、回転数フイードバツク制御を行なうに際
しては、冷却水温に応じて目標エンジン回転数を
第3図のように変更し、ポジシヨンフイードバツ
ク制御を行なうに際しては、冷却水温に応じて目
標スロツトル開度を第4図のように変更すること
が行なわれる。
さらに、アクチユエータ12のモータ13の駆
動時間ΔDと、偏差ΔNまたはΔPとの関係は、そ
れぞれ第5,6図に示すようになつている。ここ
で、偏差ΔNとは実エンジン回転数と目標エンジ
ン回転数との差を意味し、偏差ΔPとは、実スロ
ツトル開度と目標スロツトル開度との差を意味す
る。
なお、上記条件については既に述べたが、こ
の条件とは少なくとも次の事項が満足された場
合をいい、エンジンが比較的安定している条件を
いう。
(1) アイドルスイツチ25がオフからオンへ変化
したのち、所定時間が経過していること。
(2) 車速が極く低速(例えば2.5Km/h以下)で
あること。
(3) 実際のエンジン回転数(実回転数)の目標回
転数からのずれが、所定範囲内であること。
(4) クーラを有する車両等においては、クーラ負
荷に応じてクーラリレー等が切り替つたのち、
所定時間が経過していること。
また、上記条件とは、上記条件を満足せ
ず、エンジンが比較的安定しておらず、迅速にフ
イードバツク制御したい場合の条件をいう。
さらに、このアイドル制御手段M1による処理
の流れを示すと、第8図のようになる。すなわ
ち、まずステツプA1で、各種のデータが入力さ
れたのち、ステツプA2で、エンジンアイドル運
転状態かどうかが判断される。もしエンジンアイ
ドル運転状態(アイドルスイツチ25がオンでし
かもエンジン回転数がある値よりも小さい運転状
態)であるなら、ステツプA2でYESルートをと
り、ステツプA2′で、フラグS4=0としたのち、
ステツプA3で、前記の条件かかを判断する。
もし条件、即ち回転数フイードバツク制御を行
ないたい条件下であると、ステツプA4で、回転
数フイードバツク制御モードが選択される。
これによりエンジンEについて、目標エンジン
回転数となるよう回転数フイードバツク制御が行
なわれる。
また、ステツプA3で、条件であると判断さ
れると、ステツプA5で、ポジシヨンフイードバ
ツク制御モードが選択される。
これによりエンジンEについて、目標スロツト
ル開度となるようポジシヨンフイードバツク制御
が行なわれる。
なお、ステツプA2でNOの場合は、リターンさ
れる。
また、フラグS4についての説明は後で行なう。
なお、たとえ上記の条件,のいずれかを満
足していても、例えばスロツトル最低開度以下あ
るいはスロツトル最高開度以上への制御が不可能
な場合は、コントローラ29から出力はされな
い。
さらに、コントローラ29は、バツテリ37が
接続されている状態でイグニツシヨンキースイツ
チ36をオフにしてもロツド15の位置の記憶内
容を保持するバツクアツプメモリをそなえてい
る。すなわち第1図において、バツテリ37から
直接コントローラ29へ接続されるラインが、コ
ントローラ29内のバツクアツプメモリにつなが
つているのである。
なお、このバツクアツプメモリもバツテリ37
を一旦取り外すと、記憶内容がクリアされてしま
うようになつている。
ところで、コントローラ29は、バツテリ37
をつないだあと、イグニツシヨンキースイツチ3
6からのオン信号を受けた場合にアイドルスイツ
チ25がオフのときは、ロツド15を後退させた
基準位置へ駆動するための較正用制御信号をモー
タ13へ出力する較正制御手段M2の機能を有す
るほか、この較正制御手段M2によつて較正が終
了することによりモータポジシヨンスイツチ28
からの基準位置検出信号が入力されると、この基
準位置検出信号をトリガ信号としてロツド15を
所定の初期アイドル開度状態まで駆動してゆくた
めの初期スロツトル開度設定用信号をモータ13
へ出力する初期アイドル開度設定手段M3の機能
も有している。
まず、較正制御手段M2によつて行なわれる処
理につき、第9図を用いて説明する。すなわちス
テツプB1で、各種のデータが入力され、ステツ
プB2で、バツテリオン後、最初にイグニツシヨ
ンキースイツチがオンされたかどうかが判断され
る。すなわちバツテリ37を取り外したのちに再
度バツテリ37を接続した場合、その後はじめて
エンジンを始動させるために、イグニツシヨンキ
ースイツチ36をオンしたかどうかが判断され
る。
そして、もしYESであるなら、ステツプB3で、
アイドルスイツチ25がオフかどうかが判断され
る。もしオフであるなら、ステツプB3でYESル
ートをとつて、ステツプB4でフラグS1=1とす
ることが行なわれてから、次のステツプB4′で、
S4=1かどうかがチエツクされる。S4ははじめ
にS4=0であるから、NOルートをとつて、次の
ステツプB5で、フラグS2=1かどうかが判断さ
れる。最初はS2=0であるから、ステツプB5で
NOルートをとつて、ステツプB6で、モータポジ
シヨンスイツチ28がオン(閉)かどうかが判断
される。通常はロツド15の後端がモータポジシ
ヨンスイツチ28の前方にあるので、モータポジ
シヨンスイツチ28はオフ(開)である。したが
つてステツプB6では、NOルートをとつて、ステ
ツプB7で、パルス幅L1でモータ13を駆動させ
てロツド15を後退駆動させることが行なわれ
る。
ここで、パルス幅L1は比較的大きく設定され
ているので、ロツド15は大きく後退駆動されて
ゆく。
このようにして、ロツド15が後退していつた
結果、モータポジシヨンスイツチ28がオン
(閉)とすると、ステツプB8で、フラグS2=1と
して、ステツプB9で、モータポジシヨンスイツ
チ28がオフ(開)かどうかが判断されるが、こ
のときモータポジシヨンスイツチ28はオンであ
るので、ステツプB10において、パルス幅L2(<
L1)でモータ13を駆動させて、ロツド15を
前進駆動させることが行なわれる。
ここで、パルス幅L2は比較的小さく設定され
ているので、ロツド15の前進度は小さい。この
処理の後はリターンされ、例えば次のタイマ割込
み信号が入力されると、再びステツプB1,B2,
B3,B4,B4′,B5と続く処理がなされるが、こ
の場合ステツプB8でS2=1とされているので、
ステツプB5でステツプB9へジヤンプし、その後
ステツプB9,B10の処理がなされる。
このようにして、ロツド15が徐々に前進して
ゆくことにより、モータポジシヨンスイツチ28
がオフする。これによりロツド15は基準位置を
とることになる。
したがつてその後は、ステツプB9でNOルート
をとり、ステツプB11で、S3=1とする処理が行
なわれる。ここで、フラグS3=1とする処理は、
ロツド15の較正が終了したことを示す処理であ
る。
なお、ステツプB2,B3でNOの場合は、ステ
ツプB12で、フラグS1=0とする。
次に、初期アイドル開度設定手段M3によつて
行なわれる処理につき、第10図を用いて説明す
る。
すなわち、まずステツプC1で、フラグS3=1
かどうかが判断される。
もしロツド15の較正が終了している、即ちロ
ツド15が基準位置にあると、S3=1であるか
ら、ステツプC1でYESルートをとつて、次のス
テツプC2で、設定スロツトル開度に応じたモー
タ駆動時間ΔDをタイマにセツトし、ステツプC3
で、タイマが0になるまでモータ13を駆動す
る。
これにより、ロツド15が更に前進し、スロツ
トル弁11が所定の初期アイドル開度状態にな
る。
また、ロツド15が所定位置まで前進して初期
アイドル開度に設定されると、ステツプC4,C5,
C6で、S2=0,S3=0,S4=1とすることが行
なわれる。
なお、フラグS4=1とする処理は初期アイド
ル開度に設定されたことを示す処理である。
このように、S4=1となると、アイドルスイ
ツチ25がオンとなり、第8図によつてS4=0
となるまで、または後述のごとく、ダツシユポツ
ト待機が行なわれて第11図でS4=0となるま
では、S4=1がつづくため、上記の較正制御や
設定制御は1度限りとなる。すなわち、たまたま
スロツトル開度一定で走行していたため、上記故
障判定が成立した場合、上記の制御後も故障判定
が引きつづき成立しているが、上記の較正制御や
設定制御は1度だけしか行なわれず、これにより
無駄な作動による耐久性悪化や、較正作業中にス
ロツトル弁11を戻してエンジン回転が無駄に低
下するような不利益を避けることができる。
さらに、コントローラ29は、アイドル運転状
態が検出されない場合にもロツド15を例えば次
のような要領で移動させる見込制御手段M4の機
能を有している。
すなわち、コントローラ29はスロツトル開度
が所定値以上の場合に、ロツド15を予め高スロ
ツトル開度(これはスロツトル開度の状態によつ
て2種選択される)側へ駆動しておき、アイドル
スイツチ25によりスロツトル弁11が全閉スト
ツプ位置にあることが検出されると、ロツド15
を上記高スロツトル開度よりも小さい所定の低ス
ロツトル開度(例えばフアストアイドル開度)側
へ駆動させるようなダツシユポツト動作を行なわ
せるべく、各センサからの検出信号を受けこれら
の検出信号に基づくダツシユポツト制御信号をア
クチユエータ12のモータ13へ出力するダツシ
ユポツト制御手段(見込制御手段)M4の機能も
有している。ここで、このダツシユポツト制御手
段M4によつて制御されるロツド15のダツシユ
ポツト動作は、ダツシユポツト待機見込動作とダ
ツシユポツトテーリング動作とから成る。
まず、ダツシユポツト待機見込動作は2段(モ
ード1およびモード2)となつており、次の条件
を満たせばそれぞれのダツシユポツト待機開度
θd1,θd2までロツド15を前進させ、その後のダ
ツシユポツトテーリング動作にそなえるための動
作である。
ここで、モード1によるロツド前進が行なわれ
るための条件は、スロツトル開度が所定値θ1以上
のゾーンに所定時間(例えば0.5秒程度)以上滞
在することであり、モード2によるロツド前進が
行なわれるための条件は、スロツトル開度が他の
所定値θ2(>θ1)以上で且つエンジン回転数が所
定値N0以上のゾーンに所定時間(例えば0.5秒程
度)以上滞在することである。
なお、モード1によるロツド15の前進度(ダ
ツシユポツト待機開度θd1)はモード2によるロ
ツド15の前進度(ダツシユポツト待機開度θd2
よりも小さい(第7図参照)。
また、ダツシユポツトテーリング動作とは、上
記のダツシユポツト待機見込動作終了後、スロツ
トル弁11の急閉によつて、アイドルスイツチ2
5がオンすると、所望の勾配でフアストアイドル
開度θiへ向けてロツド15を徐々に後退させてゆ
くような動作をいう。
また、コントローラ29は、アイドルスイツチ
25によつてスロツトル弁11が全閉ストツプ位
置にあることが最初に検出されるまで、即ちアイ
ドルスイツチ25が最初にオンされるまでは、ダ
ツシユポツト制御手段M4による制御を禁止する
禁止手段M5の機能も有している。
次に、ダツシユポツト制御手段M4や禁止手段
M5による処理の流れを示すと、第11図のよう
になる。すなわち、まずステツプD1で、各種の
データが入力されたのち、ステツプD2で、フラ
グS5=1かどうかの判断が行なわれる。
このフラグS5は、イグニツシヨンキースイツ
チ36をオフにすると、ゼロにリセツトされてい
るので、最初はS5=0である。
したがつて、ステツプD2では、NOルートをと
つて、ステツプD3で、アイドルスイツチ25が
オンかどうかが判断される。
もし、アイドルスイツチ25が一度もオンして
いないと、ステツプD3でNOルートをとるが、一
度でもオンすると、ステツプD3でYESルートを
とつて、ステツプD4で、フラグS5=1とする。
その後は、ステツプD5で、モード1かモード
2かあるいはモード1,2以外であるのかの判断
が行なわれる。
もし、モード1であると判定されると、ステツ
プD6で、ダツシユポツト待機開度θd1までロツド
15を見込前進させる。またモード2であると判
定されると、ステツプD7で、ダツシユポツト待
機開度θd2までロツド15を見込前進させる。
これにより、ロツド15は各モードに応じた位
置まで見込前進せしめられ、これによりダツシユ
ポツト待機見込動作が完了する。
かかるダツシユポツト待機見込動作のあとは、
ステツプD8で、フラグS4=0とするが、その
後、スロツトル弁11が急閉して、アイドルスイ
ツチ25が閉じると、ステツプD8′でYESルート
をとつて、ステツプD9で、ダツシユポツトテー
リング動作が行なわれる。これによりスロツトル
弁11が徐々にフアストアイドル開度まで閉じて
ゆく。
これら一連のダツシユポツト動作特性を示す
と、第7図のようになる。
なお、イグニツシヨンキースイツチ36のオン
後少なくと1回アイドルスイツチオンの履歴があ
ると、イグニツシヨンキースイツチ36がオフに
されない限り、ステツプD2でYESルートをとる
ため、ステツプD5以降のダツシユポツト制御の
処理が円滑に行なわれる。
また、イグニツシヨンキースイツチ36のオン
後アイドルスイツチオンの履歴が1回もないと、
ステツプD3でNOルートをとりつづけるため、ダ
ツシユポツト制御が禁止されたままになる。
なお、コントローラ29は、ロツド15をダツ
シユポツト制御時以外に見込み突出しさせるため
の見込制御手段としての機能も有している。すな
わちこの見込制御手段は、クランキングやフアス
トアイドルを行なう場合に使用される。つまりア
クセルペダルを踏んでエンジンをかけた場合に、
その後足をアクセルペダルから離してアイドルス
ピードコントローラがきくまでの回転落ちを防止
するため、クランキングやフアストアイドルを実
現すべく、ロツド15を見込前進させるのであ
る。
そして、かかる場合も、ダツシユポツト制御時
と同様、アイドルスイツチ25およびバツテリバ
ツクアツプ用電源回路の故障によつて、ロツド1
5の後退が行なわれない場合があるので、かかる
故障の場合は、ロツド15を、一旦基準位置へ戻
したのち、設定位置まで前進させるようにするの
である。なお、この場合の処理フローは、第9,
10図で説明したものと同じである。
また、コントローラ29は、例えば表示器35
がブーストメータの場合、エアフローセンサ1
6,回転数センサ17,吸気温センサ18,大気
圧センサ19からの信号を受け吸入空気量Aの情
報,エンジン回転数Nの情報,吸気温Tの情報,
大気圧APの情報に基づいて吸気通路圧力Pに対
応した信号を表示器35へ出力する吸気通路圧力
表示用制御手段M6の機能を有している。
今、この吸気通路圧力表示処理に着目して、コ
ントローラ29内で行なわれる処理の流れを簡単
に示すと、第12図のようになる。すなわち、第
12図のステツプE1で、エアフローセンサ16,
回転数センサ17,吸気温センサ18,大気圧セ
ンサ19からの各データを入力し、次のステツプ
E2で、吸気温Tや大気圧APに応じ補正された吸
入空気量Aとエンジン回転数Nとから、A/Nを
演算する。
このA/Nは、吸気通路1内密度(マニホルド
内密度)に比例し、吸気通路1内密度は、吸気通
路圧力(P/T)に比例するので、A/N,吸気
温Tがわかれば、吸気通路圧力Pもわかるから、
その後はステツプE3で、上記のように吸気通路
圧力Pの情報をもつたA/Nに対応した駆動信号
(表示信号)が表示器35へ出力される。これに
より表示器35で吸気通路圧力が表示される。こ
の場合表示器35へ出力される信号は電流信号で
あるが電圧信号でもよい。
さらに、コントローラ29は、前述のフラグ
S1が1またはフラグS5が0のときに吸気通路圧
力表示用制御手段M6に優先して、表示器35に
故障あるいは警告表示信号を出力する故障表示用
制御手段M7の機能も有している。
次に故障表示用制御手段M7等による処理の流
れを示すと、第13図のようになる。
まず、ステツプF1で各種のセンサやスイツチ
からのデータが入力され、ついでステツプF2で、
フラグS1が1あるいはS5が0かどうかが判断さ
れる。もしバツテリ装着後最初にイグニツシヨン
キースイツチ36がオンしたときにアイドルスイ
ツチ25がオフのままであるときはフラグS1=
1とされ、アイドルスイツチ25のオン履歴が1
度もない場合は、フラグS5=0のままであるか
ら、かかる場合は、ステツプF2でYESルートが
選択される。
このように、ステツプF2でYESと判断される
と、ステツプF3で、故障表示用制御手段M7に
よつて吸気通路圧力表示用制御手段M6に優先し
て、表示器35へ故障あるいは警告表示信号が出
力され、これにより表示器35に故障等の表示を
行なわせる。
故障等の表示の仕方としては例えば針の指す値
を運転状態にかかわらず一定値とすることが行な
われる。このように一定値を指しつづけることに
よつて故障等の表示が行なわれる。
なお、ステツプF2でNOすなわちS1=0あるい
はS5=1であるなら、ステツプF4で、吸気通路
圧力表示用制御手段M6によつて表示器35に通
常の吸気通路圧力表示を行なわせる。その具体的
手段は、前述のとおりである。
また、コントローラ29は、上記の各センサや
スイツチからの信号を受けてその他エンジンEの
運転状態に応じ電磁式燃料噴射弁9,10へ燃料
供給のための信号を出力する燃料供給用制御手
段,エンジンEの運転状態に応じ点火時期制御信
号を出力する点火時期制御手段,異なつた過給圧
特性を得るためにウエストゲートバルブ6の開時
期等を調整すべく2枚ダイアフラム式圧力応動装
置7を制御する電磁式切替弁24(この弁24は
弁体用の図示しない戻しばねをもつ)へ信号を出
力するウエストゲートバルブ用制御手段の機能も
有している。
なお、上記のようにA/N情報は吸気通路圧力
情報をもつているため、これをエンジン負荷情報
とし、この情報とエンジン回転数情報とからエン
ジンの運転状態を検出して、燃料供給制御などが
行なわれている。
換言すれば、エアフローセンサ16,回転数セ
ンサ17あるいは吸気温センサ18,大気圧セン
サ19は吸気通路圧力Pを表示するためにだけ使
われているのではなく、本来的には、電子燃料供
給制御等のために使われており、したがつて吸気
通路圧力を表示するため新たにエアフローセンサ
16,回転数センサ17等を設けるわけではな
い。
また、故障表示を行なわせるための表示手段と
して、ブーストメータのほかに、コントローラ2
9からの信号によつて駆動されるもの、例えば速
度計やタコメータ等を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のエンジンアイド
ル制御装置によれば、エンジンの吸気通路に設け
られたスロツトル弁の全閉ストツプ位置を規制す
るストツパ部材と、同ストツパ部材を駆動するこ
とにより上記全閉ストツプ位置を変更して上記ス
ロツトル弁の開度を制御するアクチユエータと、
エンジンがアイドル運転状態であることを検出す
べく上記スロツトル弁が上記全閉ストツプ位置に
あることを検出するアイドルセンサと、上記スロ
ツトル弁の基準開度に対応する上記ストツパ部材
の基準位置を検出するポジシヨンセンサと、上記
スロツトル弁の開度を検出するスロツトルセンサ
と、エンジン回転数を検出する回転数センサとを
そなえるとともに、アイドル運転時にエンジン回
転数のフイードバツク制御または上記スロツトル
弁のポジシヨンフイードバツク制御を行なうべ
く、電源にスイツチを介して接続され同スイツチ
のオン動作後上記の各センサからの検出信号に基
づくアイドル制御信号を上記アクチユエータへ出
力するアイドル制御手段をそなえ、同アイドル制
御手段が、上記電源の装着状態で上記スイツチを
オフにしても上記ストツパ部材の位置の記憶内容
を保持するバツクアツプメモリをそなえて成り、
上記電源の装着後に上記スイツチからのオン信号
を受けた場合に上記アイドルセンサによつて上記
スロツトル弁が上記全閉ストツプ位置にあること
が検出されないときは、上記ストツパ部材を上記
基準位置へ駆動するための較正用制御信号を上記
アクチユエータへ出力する較正制御手段が設けら
れるという簡素な構成で、電源装着後、最初に上
記スイツチからのオン信号を受けた場合に、上記
アイドルセンサによつて上記スロツトル弁が上記
全閉ストツプ位置にあることが依然として検出さ
れないときは、上記ストツパ部材が上記基準位置
まで駆動されるので、従来のようにエンジン回転
数が異常に高くなることがなく、これにより信頼
性の高いエンジンアイドル制御を実現できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例としてのエンジンアイド
ル制御装置を示すもので、第1図はその全体構成
図、第2図はその要部構成図、第3〜7図はそれ
ぞれの作用を説明するためのグラフ、第8〜13
図はそれぞれその作用を説明するための流れ図で
ある。 1……吸気通路、2……排気通路、3……ター
ボチヤージヤ、4……タービン、5……コンプレ
ツサ、6……ウエストゲートバルブ、7……圧力
応動装置、8……インタクーラ、9,10……電
磁式燃料噴射弁、11……スロツトル弁、11a
……軸、11c……スロツトルレバー、11d…
…スロツトルレバー端部、12……アクチユエー
タ、13……モータ、14a……ウオーム、14
b……ウオームホイール、14c……パイプ軸、
14d……雌ねじ部、15……ストツパ部材とし
てのロツド、15a……雄ねじ部、15b……長
穴、16……エアフローセンサ、17……回転数
センサ、18……吸気温センサ、19……大気圧
センサ、20……スロツトルセンサ、21……水
温センサ、22……O2センサ、23……ノツク
センサ、24……車速センサ、25……アイドル
センサとしてのアイドルスイツチ、26……クラ
ンキングスイツチ、27……クランク角度セン
サ、28……ポジシヨンセンサとしてのモータポ
ジシヨンスイツチ、29……コントローラ、30
……パワートランジスタ、31……触媒コンバー
タ、32……イグニツシヨンコイル、33……デ
イストリビユータ、34……電磁式切替弁、35
……表示器、35a……針式表示部、35b……
セグメント式表示部、36……イグニツシヨンキ
ースイツチ、37……バツテリ、E……エンジ
ン、M1……アイドル制御手段、M2……較正制
御手段、M3……初期アイドル開度設定手段、M
4……ダツシユポツト制御手段、M5……禁止手
段、M6……吸気通路圧力表示用制御手段、M7
……故障表示用制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの吸気通路に設けられたスロツトル
    弁の全閉ストツプ位置を規制するストツパ部材
    と、同ストツパ部材を駆動することにより上記全
    閉ストツプ位置を変更して上記スロツトル弁の開
    度を制御するアクチユエータと、エンジンがアイ
    ドル運転状態であることを検出すべく上記スロツ
    トル弁が上記全閉ストツプ位置にあることを検出
    するアイドルセンサと、上記スロツトル弁の基準
    開度に対応する上記ストツパ部材の基準位置を検
    出するポジシヨンセンサと、上記スロツトル弁の
    開度を検出するスロツトルセンサと、エンジン回
    転数を検出する回転数センサとをそなえるととも
    に、アイドル運転時にエンジン回転数のフイード
    バツク制御または上記スロツトル弁のポジシヨン
    フイードバツク制御を行なうべく、電源にスイツ
    チを介して接続され同スイツチのオン動作機上記
    の各センサからの検出信号に基づくアイドル制御
    信号を上記アクチユエータへ出力するアイドル制
    御手段をそなえ、同アイドル制御手段が、上記電
    源の装着状態で上記スイツチをオフにしても上記
    ストツパ部材の位置の記憶内容を保持するバツク
    アツプメモリをそなえて成り、上記電源の装着置
    後に上記スイツチからのオン信号を受けた場合に
    上記アイドルセンサによつて上記スロツトル弁が
    上記全閉ストツプ位置にあることが検出されない
    ときは、上記ストツパ部材を上記基準位置へ駆動
    するための較正用制御信号を上記アクチユエータ
    へ出力する較正制御手段が設けられたことを特徴
    とする、エンジンアイドル制御装置。
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