JPH0244576Y2 - - Google Patents

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JPH0244576Y2
JPH0244576Y2 JP1985176053U JP17605385U JPH0244576Y2 JP H0244576 Y2 JPH0244576 Y2 JP H0244576Y2 JP 1985176053 U JP1985176053 U JP 1985176053U JP 17605385 U JP17605385 U JP 17605385U JP H0244576 Y2 JPH0244576 Y2 JP H0244576Y2
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JP
Japan
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rotation speed
gear
engine rotation
shift position
vehicle
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JP1985176053U
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JPS6283734U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動変速機付車両の安全装置に関す
る。
〈従来の技術〉 自動変速機付車両の安全装置の従来例として、
例えばエアーフローメータが故障したときに所定
の運転領域で機関への燃料供給を停止させて車両
のエンジンストール、暴走等を防止し運転の安全
性を図るようにしたものがある。
具体的には第4図は自動変速機のシフト切換パ
ターンの一例を示しシフトアツプ時には第4図中
実線で示す運転領域でシフト切換がなされシフト
ダウン時には第4図中破線で示す運転領域でシフ
ト切換がなされるようにシフト切換パターンは車
速と吸気絞弁開度とにより設定されている。
そして、例えばエアフローメータの故障時には
機関回転速度が例えば2000r.p.m.を超えたときに
機関への燃料供給を停止させる。一方、機関回転
速度が例えば2000r.p.m.以下のときにエアフロー
メータの検出信号に拘わらず所定量の燃料を機関
に供給することによりエンジンストール、車両の
暴走等を防止しつつ車両を所定速度以下で運転で
きるようにした。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、シフト位置に拘わらず機関回転速度
が2000p.p.m.を超えたときに機関への燃料供給を
停止させるようにすると、第4図に示すシフト切
換パターンにおいては第4図中一点鎖線以下の運
転領域でのみ車両の走行が可能となる。
したがつて、第4図に示すシフト切換パターン
においては吸気絞弁開度が約1/4以上の広範囲の
運転領域で第1変速段から第2変速段にシフトア
ツプされずこのときの最高車速は約20Km/hにな
る。このため、エアフローメータ等の故障時に交
差点等で右折する場合にはアクセルペダルを通常
よりも多く踏むことが多くシフト位置が第1変速
段に維持された交差点からの脱出に時間がかかり
危険であつた。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたも
ので、交差点等からの脱出を短時間で可能にしつ
つエンジンストール、暴走等を防止できる自動変
速機付車両の安全装置を提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、第1図に示すように運転
状態に基づいてシフト切換制御される自動変速機
Aを備える車両において、車両搭載機器Bの異常
を検出する異常検出手段Cと、前記自動変速機A
のシフト位置を検出するシフト位置検出手段D
と、車両駆動用内燃機関Eの機関回転速度を検出
する回転速度検出手段Fと、シフト位置が第2変
速段以上で車両を走行させる第1目標機関回転速
度を設定する第1設定手段Gと、前記第1目標機
関回転速度より低くシフト位置が第1変速段を含
む変速段で車両を走行させる第2目標機関回転速
度を設定する第2設定手段Hと、検出されたシフ
ト位置が第1変速段か第2変速段以上かを判定す
るシフト位置判定手段Iと第1変速段と判定され
たときには前記第1目標機関回転速度と検出され
た機関回転速度とを比較し第2変速段以上と判定
されたときには前記第2目標機関回転速度と検出
された機関回転速度とを比較し検出された機関回
転速度がそれら目標機関回転速度以上のときに内
燃機関Eに燃料を供給する燃料供給装置Jの作動
を停止する燃料供給停止手段Kと、を備えるよう
にした。
〈作用〉 このようにして、自動変速機のシフト位置が第
1変速段のときには機関回転速度を高めて第1変
速段から第2変速段にシフトアツプさせ、また第
2変速段以上のときには機関回転速度を低くしそ
のシフト位置を保持するようにし、もつて、交差
点等を短時間で脱出できるようにした。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第2図及び第3図
に基づいて説明する。
図において、例えばマイクロコンピユータから
なる制御装置1には、吸入空気流量を検出するエ
アフローメータ2と、機関の吸気通路に介装され
た吸気絞弁の全閉時にON信号を出力するアイド
ルスイツチ3と、機関回転速度を検出する回転速
度検出手段としての回転速度センサ4と、スター
タモータの作動時にON信号を出力するスタート
スイツチ5と、自動変速機のシフト位置を検出す
るシフト位置検出手段としてのシフト位置センサ
6と、から検出信号が入力されている。制御装置
1は、第3図に示すフローチヤートに従つて作動
し、燃料噴射弁7の駆動回路8に噴射パルス信号
を出力する。
ここでは、制御装置1が第1設定手段と第2設
定手段とシフト位置判定手段と燃料供給停止手段
とを構成する。また、燃料噴射弁7と駆動回路8
により燃料供給装置が構成される。
次に作用を第3図のフローチヤートに従つて説
明する。
S1では前記エアフローメータ1、アイドルス
イツチ2等のセンサからの各種信号を読込む。
S2ではスタートスイツチ2がONか否かを判定
し、YESのときにはスタータモータが作動して
いると判定しS1に戻り、NOのときには機関が始
動したと判定しS3に進む。
S3ではエアフローメータ1の出力電圧が
2080mV以上か否かを判定し、2080mV以上のと
きにはエアフローメータ1が正常に作動している
と判定しS1に戻り、2080mV未満のときには断線
等によりエアフローメータ1が異常であると判定
しS4に進む。
S4ではアイドルスイツチ3がONか否かを判定
し、YESの場合には車両が停止していると判定
しS1に戻り、NOの場合には車両が走行している
と判定しS5に進む。
S5では検出された自動変速機のシフト位置が
第1変速段か否かを判定し、YESすなわち第1
変速段のときにはS6に進み、NOすなわち第2変
速段以上のときにはS7に進む。
S6では検出された機関回転速度が第2目標機
関回転速度である2000r.p.m.を超えているか否か
を判定し、YESの場合すなわち2000r.p.m.を超え
ているときにはS8に進み燃料噴射弁7への噴射
パルス信号の出力を停止させ燃料供給作動を停止
させる。
S7では検出された機関回転速度が第1目標機
関回転速度である3500r.p.m.を超えているか否か
を判定し、YESの場合すなわち3500r.p.m.を超え
ているときにS8に進み前記と同様に噴射パルス
信号の出力を停止させ燃料供給作動を停止させ
る。
S6若しくはS7でNOと判定されたときすなわち
機関回転速度が2000r.p.m.若しくは3500r.p.m.以
下のときには、S9若しくはS10でエアフローメー
タ2の検出信号に拘わらず略一定量の燃料を燃料
噴射弁7から機関に供給する。具体的にはアイド
ルスイツチ3がONのときには噴射パルス信号の
パルス巾を2.5msに固定しアイドルスイツチ3が
OFFのときには前記パルス巾を3.5msに固定し、
機関一回転当りの噴射量を一定にする。
以上説明したように、シフト位置が第1変速段
と判定されたときには機関回転速度が3500r.p.m.
に上昇するまで燃料を機関に供給するようにした
ので、その間に第4図に示すようにシフト位置を
第1変速段から第2変速段に車速及び吸気絞弁開
度に拘わらず切換えることができるため、エアフ
ローメータ等の故障時の最同車速を従来より大巾
に高くできる。したがつて、交差点等を脱出する
ときにスムーズに脱出することができる。一方、
第2変速段以上のときには機関回転速度を2000r.
p.m.に設定したので、燃料噴射量を従来例と同様
にでき燃費を節減できる。
尚、車両搭載機器としてはエアフローメータの
他にクランク角センサ等がある。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、車両搭載機器
の異常が発生したときに自動変速機のシフト位置
が第1変速段にあるときには第1変速段から第2
変速段にシフトアツプ可能な機関回転速度に達し
た後燃料供給作動を停止させるようにしたので、
異常時にも全運転領域に2速にシフトアツプする
ことができる。このため、従来より異常時の最高
車速を高めることができ、交差点等においてもス
ムーズに交差点から脱出できる。また、第2変速
段以上のときには目標機関回転速度を低下させた
ので、燃費を節減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクレーム対応図、第2図は本
考案の一実施例を示す構成図、第3図は同上のフ
ローチヤート、第4図は同上の作用を説明するた
めの図である。 1……制御装置、2……エアフローメータ、4
……回転速度センサ、6……シフト位置センサ、
7……燃料噴射弁、8……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転状態に基づいてシフト切換制御される自動
    変速機を備える車両において、車両搭載機器の異
    常を検出する異常検出手段と、前記自動変速機の
    シフト位置を検出するシフト位置検出手段と、車
    両駆動用内燃機関の機関回転速度を検出する回転
    速度検出手段と、シフト位置が第2変速段以上で
    車両を走行させる第1目標機関回転速度を設定す
    る第1設定手段と、前記第1目標機関回転速度よ
    り低くシフト位置が第1変速段を含む変速段で車
    両を走行させる第2機関回転速度を設定する第2
    設定手段と、検出されたシフト位置が第1変速段
    か第2変速段以上かを判定するシフト位置判定手
    段と、第1変速段と判定されたときには前記第1
    目標機関回転速度と検出された機関回転速度とを
    比較し第2変速段以上と判定されたときには前記
    第2目標機関回転速度と検出された機関回転速度
    とを比較し検出された機関回転速度がそれら目標
    機関回転速度以上のときに内燃機関に燃料を供給
    する燃料供給装置の作動を停止させる燃料供給停
    止手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機
    付車両の安全装置。
JP1985176053U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0244576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176053U JPH0244576Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176053U JPH0244576Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Publication Number Publication Date
JPS6283734U JPS6283734U (ja) 1987-05-28
JPH0244576Y2 true JPH0244576Y2 (ja) 1990-11-27

Family

ID=31115938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985176053U Expired JPH0244576Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010014868A (ko) * 1999-07-02 2001-02-26 최진해 자동차의 급발진을 방지하기 위한 전자제어장치

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Publication number Publication date
JPS6283734U (ja) 1987-05-28

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