JPH0445660B2 - - Google Patents

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JPH0445660B2
JPH0445660B2 JP57230047A JP23004782A JPH0445660B2 JP H0445660 B2 JPH0445660 B2 JP H0445660B2 JP 57230047 A JP57230047 A JP 57230047A JP 23004782 A JP23004782 A JP 23004782A JP H0445660 B2 JPH0445660 B2 JP H0445660B2
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JP
Japan
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speed
duty ratio
engine
value
control
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Yoshasu Ito
Katsushi Anzai
Juji Takeda
Toshio Suematsu
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0445660B2 publication Critical patent/JPH0445660B2/ja
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用エンジンの吸入空気量の制
御、特にアイドル運転時の吸入空気量の制御に係
り、より詳しくは、エンジンのスロツトルバルブ
をバイパスするアイドル空気用バイパス通路に設
置されたリニアソレノイド型のオン・オフ作動式
空気制御弁(アイドルスピードコントロールバル
ブ)を備えた吸入空気量の電子制御装置に関す
る。
電子制御式燃料噴射装置(EFI)は種々の要求
に応じて燃焼用混合気の空燃比を制御し得るので
今日では排気ガスの浄化および燃料経済の向上等
の見地から自動車用エンジンの燃料供給装置とし
て気化器に代えて多用されている。EFI装置のう
ちL−ジエトロニク方式と呼ばれるものに於いて
は、吸気系に設けたエアフローメータによつて計
測された吸気量に応じて装置のマイクロコンピユ
ータにより燃料噴射量が計算され、所定量の燃料
がインジエクタにより吸入空気中に噴射されて燃
焼用混合気が形成される。吸入空気量は車両のア
クセルペダルに連動したスロツトルバルブにより
制御される。エンジンのアイドル回転数はスロツ
トルバルブ全閉時にスロツトルバルブとスロツト
ルボデーとの間の隙間を通つて流れる吸気量によ
り決定される。エンジンの長期間の作動に伴いこ
の隙間には塵埃が付着するのでアイドル時の吸気
量は経時的に低下し、このためエンジンのアイド
ル回転数が低下する。また、新しいエンジンの慣
らし運転が終りエンジン内部抵抗が減少するに判
いアイドル回転数が経時的に変化することもあ
る。更に、エアコンデイシヨナーやトルクコンバ
ータやパワーステアリング等を備えた車両に於て
は、それらの機器の作動時にはアイドル時の空気
量を増加させねばならない。そこで、従来のEFI
装置付きエンジンに於ては、スロツトルバルブを
バイパスするアイドル空気用バイパス通路を設
け、このバイパス通路中には空気制御弁を設け
て、この空気制御弁の作動を制御することによ
り、アイドル時の吸気量を調節し、もつてアイド
ル回転数を目標値に制御している。本明細書で
は、このようなアイドル空気用バイパス通路を
「アイドルスピードコントロール通路」といい、
その空気制御弁を「アイドルスピードコントロー
ルバルブ」もしくは単に「ISCV」と称すること
とする。従来より使用されているISCVには、負
圧作動式のものと、ステツプモータ式のものと、
リニアソレノイドを有するオン/オフ作動型のも
のとの三種がある。本発明は後者のリニアソレノ
イド型のISCVに関するもので、この型式のISCV
は自動車に塔載された電子制御ユニツト(ECU)
からパルス状の駆動電流を供給されてオン/オフ
作動する。ISCVを通るアイドル用空気の流量は、
単位時間内に実際にパルス電流が供給された時間
の百分率である「デユーテイ比」に比例してい
る。従つて、電子制御ユニツト(ECU)のマイ
クロプロセツサによりこのデユーテイ比を適当な
値に計算すれば、アイドル時の吸入空気量を目標
値に制御することができる。
ISCVの開度はエンジン運転条件に応じてフイ
ードバツク制御またはオープンループ制御され
る。即ち、スタータの作動状態、エンジン冷却水
温、スロツトル開度、車速、等を判断し、スター
タがOFFで冷却水温が設定値(例えば70℃)以
上で車速が無くかつスロツトルが全開状態の時に
はISCVはフイードバツク制御され、これら条件
のいずれかが充たされない場合にはオープンルー
プ制御される。
フイードバツク制御時には、一般に、エアコン
デイシヨナー等の外部負荷の有無に応じて目標ア
イドル回転数を設定し、次に現在の回転数と目標
アイドル回転数との差を計算し、この差に応じて
積分比例動作によりデユーテイ比を演算してい
る。即ち、前記回転数差に応じてデユーテイ比の
積分項と比例項を定め、これらに必要により見込
み項を加え、それらの合計を最終デユーテイ比と
なし、この最終デユーテイ比をもつたパルス信号
をISCVに出力する。これによりアイドル時の吸
入空気量ひいてはアイドル回転数をフイードバツ
ク制御することができる。そして、前記積分項と
比例項との和は学習値として不揮発メモリに記録
しておく。
オープンループ制御の際には、フイードバツク
制御時に記録した学習値をメモリから読み出し、
この学習値に必要により補正を加えて最終デユー
テイ比としている。
前述したように、フイードバツク条件成否判断
の要素の一つにスロツトル開度がある。このスロ
ツトル開度は、周知のように、スロツトルバルブ
のシヤフトに連繋されたスロツトルポジシヨンセ
ンサにより検出される。スロツトルポジシヨンセ
ンサは複数の接点を有するスイツチから成り、ス
ロツトル開度ゼロに対応する接点はアイドル接点
と称されている。しかしながら、スロツトルポジ
シヨンセンサの構造上、実際にはアイドル接点は
多少のスロツトル開度の範囲内でONとなるのが
通常であり、一般にはスロツトル開度が0〜3度
の間にある場合にはアイドル接点はONとなるよ
うになつている。従つて、実際にはスロツトルバ
ルブが僅かに開いている場合であつても、アイド
ル接点がONとなつている限りはISCVのフイー
ドバツク制御が実行される。このため、例えばエ
ンジンを空ふかししたような場合に、以下のよう
な問題を生ずる。
第5図aを参照すると、A時点まではスロツト
ルバルブは全閉であり、A時点からスロツトルバ
ルブがゆつくりと開弁開始され、B時点でスロツ
トル開度が3゜を越えてアイドル接点がOFFとな
り、C時点でスロツトル開度が再びゼロとなると
想定する。B時点以前およびC時点以後ではスロ
ツトル開度は3゜以下であり、従つてスロツトルポ
ジシヨンセンサのアイドル接点はONとなるか
ら、他のフイードバツク条件(車速、冷却水温、
等)が充たされている場合にはフイードバツク制
御が行われるが、BC間ではスロツトル開度が3゜
を超えアイドル接点がOFFとなるからオープン
ループ制御が実行される。スロツトル全閉となつ
てA時点までの間に十分な時間が経過していると
仮定すると、A時点まではフイードバツク制御に
より出力デユーテイ比Dは安定値に達しており、
エンジン回転数は目標アイドル回転数に維持され
ている。空ふかしによりA時点からスロツトルバ
ルブが除々に開かれ始めると、吸入空気量が増加
し、エンジン回転数が高まる。しかし、B時点ま
ではフイードバツク制御が続行されているため
に、エンジン回転数を低下させるために最終デユ
ーテイ比である出力デユーテイ比が減少せしめら
れ、積分項と比例項の和である学習値も減少せし
められる。B時点でスロツトル開度が3゜を超える
とアイドル接点がOFFとなりオープンループ制
御が開始される。このオープンループ制御時の出
力デユーテイ比として学習値がそのまま使用され
る。BC間の出力デユーテイ比はB時点の直前で
最後に更新された学習値であり、この学習値の値
はスロツトル開度が3゜であつたため安定値より大
幅に低下している。しかし、BC間ではスロツト
ル開度は3゜以上であるから、ISCVの開度が小さ
くても吸入空気量が不足することはない。ところ
が、C時点でスロツトルバルブが全閉となると、
スロツトルバルブを通過する吸入空気量は実質上
ゼロとなり、エンジンにはISCVのみを介して吸
入空気が供給されることとなる。しかも、C時点
ではB時点直前に最後に更新された学習値を出発
値としてフイードバツク制御が開始されるため
に、ISCVの開度が吸入空気量の変化に追従する
ことができず、吸入空気量は過少となる。この結
果エンジン回転数が大きくアンダシユートし、場
合によつてはエンジンストールを起こすという問
題があつた。
本発明は従来技術の叙上の問題点に鑑み案出さ
れたもので、エンジンの空ふかしを行つた後にス
ロツトルバルブが全閉となつた時にエンジンスト
ールを起すことの無いような吸入空気量制御装置
を提供することを目的とするものである。
上記問題点を解決するため本発明によれば、内
燃機関のスロツトルバルブをバイパスするバイパ
ス通路に設けられパルス信号のデユーテイ比に応
じて前記バイパス通路を流れる吸入空気量を制御
せしめる電磁式空気制御弁と、スロツトルバルブ
の開度を検出するスロツトルバルブ開度検出手段
と、車両の速度を検出する車速検出手段と、機関
回転数を検出する機関回転数検出手段とを備え、
スロツトルバルブの開度が予め定められた開度以
下でありかつ車両の速度が予め定められた速度以
下であるという少なくとも2つの条件を満足する
ときに電磁式空気制御弁をフイードバツク制御せ
しめて機関回転数が予め定められた目標アイドル
回転数となるように制御すると共にフイードバツ
ク制御時以外においては電磁式空気制御弁をオー
プンループ制御せしめる吸入空気量制御装置であ
つて、フイードバツク制御時において機関回転数
と目標アイドル回転数との差に応じてパルス信号
のデユーテイ比の積分項DIと比例項DPを夫々連
続的に計算する第1計算手段と、フイードバツク
制御時において積分項DIと比例項DPとを加算し
てデユーテイ比の学習値DGを連続的に計算する
第2計算手段と、第2計算手段によつて計算され
る毎に学習値DGを順次更新して記憶する第1記
憶手段と、フイードバツク制御時においては積分
項DIと比例項DPとの加算値に基づいて最終デユ
ーテイ比を連続的に計算する第3計算手段と、オ
ープンループ制御時においては第1記憶手段に記
憶された学習値DGに基づいて最終デユーテイ比
を計算する第4計算手段と、最終デユーテイ比を
有するパルス信号を電磁式空気制御弁に出力せし
める出力手段と、オープンループ制御からフイー
ドバツク制御に変化したときには第4計算手段に
よつて計算された最終デユーテイ比を初期値とし
てフイードバツク制御を開始せしめる手段と、車
両の速度が予め定められた速度以下となつてか
ら、オープンループ制御からフイードバツク制御
に初めて変化したときの学習値DGを基準学習値
として記憶する第2記憶手段と、第2計算手段に
よつて計算される学習値DGを、第2記憶手段に
記憶された基準学習値DGを基準として予め定め
られた範囲内に制限する制限手段とを備えてい
る。
以下、添付図面を参照して、従来の吸入空気量
制御装置および本発明の実施例についてより詳し
く説明する。
第1図は従来のならびに本発明の吸入空気量制
御装置を備えた電子制御燃料噴射エンジンの概略
図である。エンジンの吸気系は図示しないエアク
リーナに連なるエアフローメータハウジング1
0、吸気管12、サージタンク14、吸気マニホ
ールド16、吸気ポート18から成り、吸気マニ
ホールド16には各シリンダ毎にインジエクタ2
0が配置されている。インジエクタ20は図示し
ない加圧燃料供給系に接続されており、電子制御
ユニツト(ECU)30が出力するパルス信号に
より開弁して所定量の燃料を吸入空気中に噴射し
て燃焼用混合気を形成し得るようになつている。
吸気管12には車両のアクセルペダルに連動し
たスロツトルバルブ32が設けてあり、このスロ
ツトルバルブ32のシヤフトには複数の接点を有
するスロツトルポジシヨンセンサ34が連繋しあ
つてスロツトル開度に応じた信号を電子制御ユニ
ツト(ECU)30に出力し得るようになつてい
る。
エアフローメータハウジング10には吸気流量
を計量するメジヤリングプレート36が設けてあ
り、後者にはポテンシヨメータ型の吸気量センサ
38が連繋してあつて吸入空気流量に応じた信号
がECU30に出力し得るようになつている。
吸気管12とサージタンク14との間にはアイ
ドルスピードコントロール通路48が設けてあ
り、スロツトルバルブ32の全閉時にもエンジン
のアイドル回転数に必要な空気がスロツトルバル
ブ32をバイパスしてエンジンに供給されるよう
になつている。このアイドルスピードコントロー
ル通路48にはリニアソレノイド型のオン・オフ
式空気制御弁すなわちアイドルスピードコントロ
ールバルブ(ISCV)50が設けてあり、この
ISCV50は公知のようにECU30が出力するパ
ルス状駆動電流により閉開する。
デイストリビユータ52には公知の回転角セン
サ54が設けてあり、エンジンのクランクシヤフ
トの角位置および回転数に応じた信号をECU3
0に出力し得るようになつている。56はシリン
ダブロツク、58はピストン、60は排気マニホ
ールド、62は車速センサである。
第2図は第1図の電子制御ユニツト(ECU)
30のブロツク図であつて、ECU30はプログ
ラム制御されたマイクロコンピユータである。電
子制御ユニツト(ECU)30は、後述するISCV
のデユーテイ比の演算を含む各種の演算処理を行
なうマイクロプロセツサ(MPU)70と、演算
処理のプログラムや演算定数が格納されているリ
ードオンリメモリ(ROM)72と、不揮発性記
憶部と揮発性記憶部から成るランダムアクセスメ
モリ(RAM)74と、各種クロツク信号を発生
するクロツク76から構成されている。MPU7
0とROM72とRAM74はコモンバス78に
より互いに接続されており、クロツク76は
MPU70に接続されていて直接MPU70にクロ
ツク信号を送つている。
エアフローメータ38からのアナログ信号はバ
ツフア80およびマルチプレクサ82を介して
A/D変換器84に入力されデジタル信号に変換
されて入出力ポート86およびコモンバス78を
介してMPU70に読込まれる。
スロツトルポジシヨンセンサ34からの信号は
入力ポート88を介してMPU70に読込まれ、
車速センサ62および回転角センサ54からの信
号は整形回路90および入力ポート88を介して
MPU70に夫々読込まれる。
MPU70は、前記各センサから読込まれ
RAM74に格納されたデータに基いて、ROM
72に格納されたプログラムに従い後述の演算処
理を行なつてISCVのデユーテイ比を演算する。
求められたデユーテイ比は従来方法と同様に
MPU70内のレジスタに移され、クロツク76
からのクロツク信号によりダウンカウントするこ
とにより所望のデユーテイ比をもつたパルス信号
として出力ポート90を介して駆動回路92へ送
られ、そこで増幅されて駆動用電流の形でISCV
50に供給される。
第3図はISCVのデユーテイ比を計算するため
の従来のプログラムのフローチヤートで、このデ
ユーテイ比計算ルーチンは回転角センサ54から
の信号により開始される割込みルーチンであつて
クランクシヤフトの一回転毎に実行されるもので
ある。ステツプ101では前回のルーチンに於て
RAM74のうちの不揮発RAMに記録されたデ
ユーテイ比の学習値DGを読込んで揮発性RAMに
移す。ステツプ102はエンジンがISCV50を
フイードバツク制御し得る条件下にあるか否かを
判別するためのステツプであつて、例えば、スタ
ータスイツチ、エンジン冷却水温、車速、スロツ
トル開度を判別して、スタータスイツチがOFF、
冷却水温が設定値以上、車速が2.5Km/h以下、
スロツトルバルブが全閉の時にはステツプ103
以下に進んでISCV50のフイードバツク制御を
行なう。スタータが作動中の場合、冷却水温が設
定値以下の場合、車速が2.5Km/hをこえる場合、
スロツトルバルブが開いている場合にはステツプ
113以下に於てISCV50はオープンループ制
御される。
フイードバツク条件が成立している場合には、
ステツプ103では、エアコンデイシヨナーやト
ルクコンバータ等のような付属機器の作動状態に
応じてエンジンの目標アイドル回転数NFが選択
される。即ち、エアコンデイシヨナーのコンプレ
ツサが駆動されている場合やトルクコンバータが
ドライブレンジにある場合にはアイドル時のエン
ジン負荷が変るので、異なる目標アイドル回転数
NFが選ばれる。
ステツプ104では現在のエンジン回転数NE
と目標回転数NFとの差NE−NFが計算される。
この様にして求めたNE−NFに基いて比例積分
動作によりISCV50をフイードバツク制御する
ため、ステツプ105〜111では次式を計算す
るための手順が行なわれる。
D=DI+DP+DT ………(1) ここで、DはISCV50に通電されるパルス電
流の最終的デユーテイ比、DIはデユーテイ比の
積分項、DPは比例項、DTは見込み項である。積
分項DIを用いたのは前回のルーチン(第3図の
ルーチンは前述したようにクランク軸の一回転毎
に実行されている)のデユーテイ比を取り入れそ
れを出発点としてデユーテイ比を補正するためで
あり、比例項DPを用いたのは制御目標回転数が
大きくオーバーシユートまたはアンダーシユート
した時に迅速に回復させるためであり、見込み項
DTを用いたのはエアコンデイシヨナーやトルク
コンバータ等の負荷が加わつた時に直ちに回転数
を目標値に近づけるためである。
即ち、ステツプ105では、ステツプ104で
求めたNE−NFに基いて積分項DIの補正分ΔDI
ROM72から読込まれる。このため、ROM7
2は第4図aに示すようなマツプがテーブル化さ
れて予め格納されており、例えば、NEが690
(rpm)でNFが700(rpm)であり従つてNE−NF
=−10(rpm)の時にはΔDIは0.02(%)とするこ
とができる。
ステツプ106では、前回のルーチンの積分項
DIに補正分ΔDIを加えて今回のDIとする(DI←DI
+ΔDI)。
次に、ステツプ107では、ステツプ104で
求めたNE−NFに基いて比例項DPがROM72か
ら読込まれる。このため、ROM72には第4図
bに示すマツプがテーブル化されて予め格納され
ている。このマツプは例えばNE−NF=−100
(rpm)の時にDPが0.5(%)となるように設定す
ることができる。第4図a,bのマツプを対比す
れば明らかなように、第4図bに示したDPのマ
ツプは第4図aに示したΔDIにマツプに較べて大
きなNE−NFの範囲にわたつて直線状部分を有
する。従つて、ΔDIはDIを微少に補正するのに適
しており、DPは現在の回転数と目標回転数との
間のずれ(即ち、〓NE−NF〓)が大きい時に
デユーテイ比を迅速に補正するのに適している。
ステツプ108では、エアコンデイシヨナーの
作動状態やトルクコンバータのシフト状態に応じ
て、予めROM72に格納された同様のマツプか
ら見込み項DTが読込まれる。
ステツプ109ではDI+DPが計算されその和
がデユーテイ比の学習値DGとされる(DG←DI
DP)。そしてステツプ110に於てこの学習値DG
はRAM74の不揮発RAMの所定領域に格納さ
れ、前回ルーチンのDGが更新される。この様に
して不揮発RAMに格納された学習値DGは後述す
るオープンループ制御の際に使用されるものであ
る。
次いで、ステツプ111で(1)式の計算が実行さ
れ、求めた最終デユーテイ比Dはステツプ112
に於いてMPU70のレジスタに移される。
次に、オーブンループ時の演算プログラムにつ
いて述べるに、ステツプ102に於いてフイード
バツク条件が成立しないと判別された時にはステ
ツプ113に進む。ステツプ113ではエンジン
冷却水温が設定値(例えば70℃)以下であるか否
かを判別する。
水温が設定値以上の場合にはステツプ114で
フイードバツク時の前回のルーチンの学習値を今
回のデユーテイ比Dとする(D←DG)。この様
に、フイードバツク制御中にRAMに記録された
学習値DGをオープンループ制御時にデユーテイ
比Dとして利用することにより、ISCVを学習制
御することが可能となり、オープンループ時の制
御が向上する。
水温が設定値以下の場合にはステツプ115に
進み、D←DG+5(%)とする。この様に学習値
DGに5%を加えるのはエンジン冷間時の吸気量
を増加させるためである。
次に、ステツプ116でスタータがオンである
か否かを判別し、YESならばステツプ117で
デユーテイ比を100(%)とする(D←100)。これ
はISCV50が常時開弁される事を意味しており、
エンジン始動時には要求空気量が多いのでより多
くの空気を供給するためである。以上のステツプ
113〜117で求められたデユーテイ比Dはス
テツプ112でMPU70のレジスタに移される。
前述したデユーテイ比演算ルーチンの最終ステ
ツプ112に於てMPU70のレジスタに記憶さ
れたデユーテイ比Dの値は、次にパルス信号の形
成に使用される。即ち、レジスタが出力するパル
ス信号の1サイクル分のパルス幅を多数に分割し
て成る単位時間毎にクロツク76からクロツク信
号がレジスタに出力され、レジスタに記憶された
デユーテイ比の数値は前記一単位時間毎にダウン
カウントされる。その間、レジスタの数値が存在
する限りレジスタはONパルスを出力し、レジス
タが零となればONパルスは終了してパルス信号
の1サイクルが終る。このパルス信号は出力ポー
ト90を介して駆動回路92に入力され、駆動回
路はパルス信号を増幅して駆動用パルス電流の形
でISCV50に送り、ISCVを閉開させる。従つ
て、駆動用パルス電流は第3図のルーチンで計算
されたデユーテイ比を有するから、ISCVもまた
所望のデユーテイ比をもつてON/OFF制御され
ることとなる。
以上が従来の吸入空気量制御装置のデユーテイ
比演算プログラムの内容である。次に、この従来
例においてエンジンの空ふかしを行なつた時にど
のようにエンジン回転数のアンダーシユートが起
るかを第5図aのグラフを参照して説明する。こ
のグラフにおいて、時間を表わす横軸上、A時点
まではスロツトルバルブは全閉であり、A時点で
エンジンの空ふかしを開始し、B時点でスロツト
ル開度が3゜を超え、C時点で再びスロツトル開度
がゼロとなると想定する。B時点以前およびC時
点以後ではスロツトル開度は3゜以下であり、従つ
てスロツトルポジシヨンセンサのアイドル接点は
ONとなるから、他のフイードバツク条件(車
速、冷却水温、等)が充たされている場合にはフ
イードバツク制御が行われるが、BC間ではスロ
ツトル開度が3゜を超えアイドル接点がOFFとなる
からオープンループ制御が実行される。スロツト
ル全閉となつてA時点までの間に十分な時間が経
過していると仮定すると、A時点まではフイード
バツク制御により出力デユーテイ比Dは安定値に
達しており、エンジン回転数は目標アイドル回転
数に維持されている。空ふかしによりA時点から
スロツトルパルプが開かれ始めると、吸入空気量
が増加し、エンジン回転数が高まる。しかし、B
時点まではフイードバツク制御中であるから前述
のプログラムに従い出力デユーテイ比Dはエンジ
ン回転数を低下させるべく閉じ側に補正され、こ
れに伴い学習値DGも閉じ側に更新され漸減する。
B時点ではスロツトル開度が3゜を超えるとアイド
ル接点がOFFとなりオープンループ制御が開始
される。このオープンループ制御時の出力デユー
テイ比Dとして例えば学習値DGがそのまま使用
される場合(第3図のステツプ114参照)に
は、BC間の出力デユーテイ比はB時点の直前で
最後に更新されたDGであり、このDGの値はスロ
ツトル開度が3゜であつたため安定値より大幅に低
下している。しかし、BC間ではスロツトル開度
は3゜以上であるから、ISCVの開度が小さくても
吸入空気量が不足することはない。ところが、C
時点でスロツトルバルブが全閉となると、スロツ
トルバルブを通過する吸入空気量は実質上ゼロと
なり、エンジンにはISCVを介してのみ吸入空気
が供給されることとなる。しかも、C時点ではB
時点直前に最後に更新されたDGの数値を出発値
としてフイードバツク制御が開始されるから、吸
入空気量は過小となり、エンジン回転数は大きく
アンダーシユートし、場合によつてはエンジンス
トールを起すことがあつた。
本発明は上記の不具合を解消するもので、次
に、本発明によるデユーテイ比演算プログラムを
第6図のフローチヤートを参照して説明する。
ステツプ201では車速が2.5Km/h以下か否
かを判別し、2.5Km/hを超えている場合にはス
テツプ210で車速判別フラグFSPDOに“1”を
立て、2.5Km/h以下の場合にはステツプ202
に進む。ステツプ202ではスロツトルポジシヨ
ンセンサのアイドル接点がONでかつエンジン冷
却水温が70℃以上か否かを判別する。車速が2.5
Km/h以下で、かつスロツトルポジシヨンセンサ
のアイドル接点がONすなわちスロツトル開度が
3゜以下のときの機関運転状態はアイドル運転であ
る。“YES”の場合にはフイードバツク条件が成
立するのでステツプ203以下に進み、“NO”
の場合にはステツプ220においてオープンルー
プ制御時のデユーテイ比を計算する。なお、ステ
ツプ220は第3図のフローチヤートのステツプ
113〜117に対応する。
ステツプ203からステツプ206は車速が
2.5Km/h以下となつてから、フイードバツク条
件が初めて成立したときに学習値DGを基準学習
値DGSとして記憶するためのもので、ステツプ2
03では車速判別フラグFSPDOが“1”であるか
否かを判別し、“NO”ならばステツプ207へ
飛び、“YES”の場合(即ち、車速が2.5Km/h以
下となつてから初めてフイードバツク条件が成立
した場合)にはステツプ204に進む。ステツプ
204では車速がゼロか否かを判別する。ステツ
プ204においては、車速が2.5Km/h以下とな
つたか否か判定される。“YES”の場合にはステ
ツプ205で車速判別フラグFSPDOを倒し、ステ
ツプ206で前回の学習値DGを基準学習値DGS
してRAMの所定領域から成るメモリに格納す
る。このようにして車速が2.5Km/h以下となつ
てから、フイードバツク条件が初めて成立したと
きに学習値DGを基準学習値DGSとして記憶する。
従つて、例えば、車速が2.5Km/h以下となつて
からフイードバツク条件が初めて成立した後に、
アイドル接点がOFFとなつてフイードバツク条
件が不成立となり、この後アイドル接点が再び
ONとなつてフイードバツク条件が成立しても、
車速が2.5Km/h以下に保持されている限りは基
準学習値DGSは新たな学習値DGに更新されない。
この場合には、車速が一旦2.5Km/h以上となり、
その後フイードバツク条件が成立したときに基準
学習値DGSは新たな学習値DGに更新される。後述
する如く、このメモリはイグニツシヨンスイツチ
を切つた時にも電源にバツクアツプされるような
不揮発性メモリで構成するのが好ましい。
ステツプ207〜214は第3図のフローチヤ
ートのステツプ103〜109に夫々対応するも
のであり改めて説明を要しない。
ステツプ215では、ステツプ214で計算し
た今回の学習値DGがDGS−2%より大きいか否か
を判別する。DG≧DGS−2%の場合にはステツプ
217に進んでそのままの値でDGを更新するが、
DG<DGS−2%の場合にはステツプ216におい
てDGS−2%の値に今回のDGを設定しその値をス
テツプ217で前回の学習値に置換することによ
り学習値DGを更新する。ステツプ218では(1)
式を計算し、最終デユーテイ比はステツプ219
で出力レジスタに移される。
前記ステツプ216の処理により、学習値DG
には基準学習値DGSから所定範囲(この実施例で
は2%)内にガードが付されることになり、ステ
ツプ214で計算されたDGの値が如何に小さな
ものであつても、ステツプ217でメモリに格納
されるDGの値はDGS−2%の下限値を下回ること
がない。第5図bはこの状態を示すもので、車両
速度が2.5Km/h以下となつてから、フイードバ
ツク条件が初めて成立したとき(図中左方で図示
せず)における学習値DG、すなわち基準学習値
DGSを基準として2%以下に学習値DGが低下する
ことはない。基準学習値DGSを、車速が2.5Km/h
以下となつてからフイードバツク条件が初めて成
立したときにおける学習値DGとしているのは、
フイードバツク制御が開始されると学習値DG
エンジン回転数に応じて連続的に更新されるた
め、エンジン回転数が目標アイドル回転数より高
くなると学習値DGが小さくなつてしまい、基準
学習値DGSが過度に低下してしまうおそれがある。
従つて、本実施例のようにフイードバツク条件が
成立したときにおける学習値DGを基準学習値DGS
とすることによつて基準学習値DGSが過度に低下
することを防止することができる。このため、B
時点に至つたときに最終デユーテイ比Dが大幅に
低下していても、学習値DGはDGS−2%以下とな
ることがなく過度に低下しない。従つて、C時点
でスロツトルバルブが全閉となつても、フイード
バツク制御はDGS−2%のDGから開始され、この
ときのDGは前述のように過度に低下していない
ために、C時点における回転数のアンダーシユー
トは最小限に止めることができ、エンジンストー
ルを回避することができるのである。また、車速
が2.5Km/h以下となつてからフイードバツク条
件が初めて成立したときに学習値DGを基準学習
値DGSとしているために以下のような効果を奏す
ることができる。すなわち、例えば、フイードバ
ツク条件が成立するときに常に学習値DGを基準
学習値DGSとすると、第5図bで説明したように、
空ぶかしをすることによつて学習値DGがDGS−2
%となり(第6図のステツプ216参照)、この
後スロツトルバルブを全閉とするとフイードバツ
ク条件が成立してDGS−2%が新たなDGSとして記
憶される(第6図のステツプ206参照)。従つ
て、車速を2.5Km/h以下に維持したままで、空
ぶかしを繰り返すと、すなわちスロツトル弁の開
閉を繰り返すと、DGSが2%ずつ低下して結局DGS
が過度に減少し、斯くして前述の従来の問題点で
あるエンジン回転数の大幅なアンダシユートある
いはエンジンストールを生ずるおそれがある。こ
のため、本発明では車速が2.5Km/h以下となつ
てからフイードバツク条件が初めて成立したとき
にだけDGSを更新するようにしており、このため、
このような問題点を解消することができる。
本発明は以上のような効果を奏するのである
が、基準学習値DGSを不揮発メモリに記録した場
合には更に次のような効果が得られる。即ち、車
速センサが断線し、その結果車速センサからの信
号が常に車速0Km/hを表示している場合には、
車両が減速走行した時には実際には車速が有つて
もスロツトルバルブが全閉となつた瞬間からフイ
ードバツク制御が開始される。しかし、減速中は
エンジン回転数は目標アイドル回転数より高いの
で、フイードバツク制御によりデユーテイ比は次
第に減少せられ、車両が停止した時には吸入空気
量が過少となりエンジンストールを起す可能性が
ある(第7図a)。この場合、スタータを作動さ
せてエンジンを再始動させても、学習値DGが過
小となつているため再始動後のデユーテイ比が小
さく、再びエンジンストールを起す。
本発明に従い基準学習値DGSを設定し学習値DG
の下限値をDGSから所定範囲(たとえば2%)内
にガードした場合には、減速中にDGが更新され
ても下限値より下がることが無いため、再始動後
直ちにエンジンストールを起すことが無い(第7
図b)。しかし、エンスト、再始動を繰返えすと、
基準学習値DGSは再始動の度に更新されるため、
DGSおよびDGは例えば2%ずつ減少してゆき、遂
には第7図aと同じ状態となる。
しかし、本発明の好ましい実施態様に従いDGS
を不揮発性メモリに記録した場合には、車速が一
度ゼロとなつた以上はDGSは更新されず、車速セ
ンサ断線前の正常時の値が記憶されており、DG
の下限値もDGS−2%に止まるから(第7図C)
再始動後直ちにエンジンストールを起こすという
危険を回避することが可能となるのである。
以上のように本発明によれば、車両速度が予め
定められた速度以下となつてから、オープンルー
プ制御からフイードバツク制御に初めて変化した
ときの学習値DGを基準学習値DGSとして記憶し、
フイードバツク制御時に計算される学習値DG
基準学習値DGSを基準として予め定められた範囲
内に制限するようにしているために、エンジン空
ふかし後にスロツトルバルブが全閉とされてもエ
ンジン回転数の大幅なアンダシユートおよびエン
ジンストールの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吸入空気量制御装置を備えたエンジン
の概略図、第2図は電子制御ユニツトのブロツク
図、第3図は従来のデユーテイ比演算プログラム
のフローチヤート、第4図はデユーテイ比の積分
項の補正分と比例項のマツプを例示したもの、第
5図は従来装置と本発明の装置におけるスロツト
ル開度学習値の変動およびエンジン回転数の変動
を示すグラフ、第6図は本発明のデユーテイ比演
算プログラムのフローチヤート、第7図は車速セ
ンサ断線時のデユーテイ比および学習値の変動を
エンジン回転数の変動に対比して示したグラフで
ある。 12……吸気管、30……電子制御ユニツト、
32……スロツトルバルブ、34……スロツトル
ポジシヨンセンサ、48……アイドルスピードコ
ントロール通路、50……電磁式空気制御弁
(ISCV)、62……車速センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関のスロツトルバルブをバイパスする
    バイパス通路に設けられパルス信号のデユーテイ
    比に応じて前記バイパス通路を流れる吸入空気量
    を制御せしめる電磁式空気制御弁と、前記スロツ
    トルバルブの開度を検出するスロツトルバルブ開
    度検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手
    段と、機関回転数を検出する機関回転数検出手段
    とを備え、前記スロツトルバルブの開度が予め定
    められた開度以下でありかつ前記車両の速度が予
    め定められた速度以下であるという少なくとも2
    つの条件を満足するときに前記電磁式空気制御弁
    をフイードバツク制御せしめて機関回転数が予め
    定められた目標アイドル回転数となるように制御
    すると共にフイードバツク制御時以外においては
    前記電磁式空気制御弁をオープンループ制御せし
    める吸入空気量制御装置であつて、 フイードバツク制御時において機関回転数と前
    記目標アイドル回転数との差に応じてパルス信号
    のデユーテイ比の積分項DIと比例項DPを夫々連
    続的に計算する第1計算手段と、 フイードバツク制御時において前記積分項DI
    と前記比例項DPとを加算してデユーテイ比の学
    習値DGを連続的に計算する第2計算手段と、 該第2計算手段によつて計算される毎に前記学
    習値DGを順次更新して記憶する第1記憶手段と、 フイードバツク制御時においては前記積分項
    DIと前記比例項DPとの加算値に基づいて最終デ
    ユーテイ比を連続的に計算する第3計算手段と、 オープンループ制御時においては前記第1記憶
    手段に記憶された前記学習値DGに基づいて最終
    デユーテイ比を計算する第4計算手段と、 前記最終デユーテイ比を有するパルス信号を前
    記電磁式空気制御弁に出力せしめる出力手段と、 オープンループ制御からフイードバツク制御に
    変化したときには前記第4計算手段によつて計算
    された最終デユーテイ比を初期値としてフイード
    バツク制御を開始せしめる手段と、 前記車両の速度が前記予め定められた速度以下
    となつてから、オープンループ制御からフイード
    バツク制御に初めて変化したときの学習値DG
    基準学習値として記憶する第2記憶手段と、 前記第2計算手段によつて計算される学習値
    DGを、前記第2記憶手段に記憶された前記基準
    学習値DGSを基準として予め定められた範囲内に
    制限する制限手段と、 を備えた内燃機関の吸入空気量制御装置。
JP23004782A 1982-12-29 1982-12-29 内燃機関の吸入空気量制御装置 Granted JPS59122761A (ja)

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JPS59122761A JPS59122761A (ja) 1984-07-16
JPH0445660B2 true JPH0445660B2 (ja) 1992-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210248A (ja) * 1985-03-13 1986-09-18 Fujitsu Ten Ltd 学習制御機能を備えたアイドル回転数制御装置
JP2002276438A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Toyota Motor Corp アイドル燃料供給量制御方法及び装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656947A (en) * 1979-10-17 1981-05-19 Nippon Denso Co Ltd Controlling method for engine rotation speed

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