JPS6025766B2 - 酸素透過性コンタクトレンズ材料 - Google Patents
酸素透過性コンタクトレンズ材料Info
- Publication number
- JPS6025766B2 JPS6025766B2 JP12781480A JP12781480A JPS6025766B2 JP S6025766 B2 JPS6025766 B2 JP S6025766B2 JP 12781480 A JP12781480 A JP 12781480A JP 12781480 A JP12781480 A JP 12781480A JP S6025766 B2 JPS6025766 B2 JP S6025766B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact lens
- lens material
- oxygen permeability
- weight
- less
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- Eyeglasses (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸素透過性良好なフッ素含有ハードコンタクト
レンズ材料に関する。
レンズ材料に関する。
従釆のコンタクトレンズはポリメチルメタクリレートを
主成分とするハードコンタクトレンズ及びポリヒドロキ
シェチルメタクリレートを主成分とするソフトコンタク
トレンズに大別される。
主成分とするハードコンタクトレンズ及びポリヒドロキ
シェチルメタクリレートを主成分とするソフトコンタク
トレンズに大別される。
これら従釆のコンタクトレンズ材料は透明性の良好な重
合体であり、それぞれの利点を有してはいるものの種々
改良すべき点が残されている。例えばポリメチルメタク
リレートを主成分とするハードコンタクトレンズは透明
性、切削・研磨加工性、寸法安定性、機械的強度にすぐ
れており、広く使用されているが、近年角膜への酸素供
孫舎の必要性が論じられてからは、その酸素透過性が著
しく悪いことが最大の欠点となっている。又、ポリメチ
ルメタクリレートを主成分とするハードコンタクトレン
ズはソフトコンタクトレンズに比較して柔軟性に欠ける
ため「特に菱用初期において角膜への刺激が大きく、装
用者に異物感を与える。一方、ポリヒドロキシェチルメ
タクリレ−ト等のヒドロゲルからなるソフトコンタクト
レンズは軟か〈、比較的酸素透過性が良好であり、菱用
感は良いが機械的強度、寸法安定性が劣り、更に細菌の
生育に好適な培地となり易く、煮沸等による消毒が不可
欠であるため、取り扱いが煩雑である。上記以外に酸素
透過性良好なしンズとしてシリコーンラバーレンズが知
られているが、弾性体であるため機械加工が困難であり
、又疎水性からくる涙液との濡れの悪さ、汚れ易いこと
等が欠点である。又シリコーンを含む酸素透過性ハード
コンタクトレンズは機械加工が可能であるが、汚れ易く
、特に脂質が吸着され易いという欠点を有している。既
に特公昭51一46614号公報にはメチルメタクリレ
ート「パープルオロアルキルメタクリレート及びテロマ
ーアルコールメタクリレートからなる低屈折率「Q及び
C02に対する透過性のすぐれたコンタクトレンズが開
示されており、又特閥昭54一2966ぴ号公報にはパ
ープルオロアルキルメタクリレートと極性基を有する(
メタ)アクリレートとの共重合体からなるコンタクトレ
ンズが開示されている。しかし、これらはいずれも塊状
重合物から直接機械加工によってコンタクトレンズに仕
上げることはできず、一旦残留揮発分を除去した後べレ
ット化し、更にシートに成形してレンズ素材を抜き取る
か、又は溶液重合によって重合物を得た後フィルムに加
圧成形する方法がとられている。このように、従来の含
フッ素コンタクトレンズ材料は「塊状重合物から直接切
削、研磨等の機械加工によってコンタクトレンズに仕上
げることができない。特公昭51−46614号公報に
は含フッ素共重合体が低屈折率であることを開示してい
るが、屈折率が涙液に近づく利点はあるにしても、低屈
折率材料では強度レンズの肉厚が厚くなって必ずしも好
ましくない。又、当業者にとっては、塊状重合体から直
接切削、研磨等の機械加工によってコンタクトレンズに
成形するほうが前掲の公告又は公開公報開示の方法より
はるかに有利である。本発明者らは以上のような現状の
コンタクトレンズの種々の欠点に鑑み、鋭意研究した結
果、ェステル基にフッ素を含有するアクリル酸ヱステル
又はメタクリル酸ェステルで、ェステル基の比較的短い
モノマーを含む重合物から作られたコンタクトレンズが
、酸素透過性が良好で汚れにくく、更に塊状重合物から
直接機械加工によってコンタクトレンズに成形し得るこ
とを見出し本発明に到達した。
合体であり、それぞれの利点を有してはいるものの種々
改良すべき点が残されている。例えばポリメチルメタク
リレートを主成分とするハードコンタクトレンズは透明
性、切削・研磨加工性、寸法安定性、機械的強度にすぐ
れており、広く使用されているが、近年角膜への酸素供
孫舎の必要性が論じられてからは、その酸素透過性が著
しく悪いことが最大の欠点となっている。又、ポリメチ
ルメタクリレートを主成分とするハードコンタクトレン
ズはソフトコンタクトレンズに比較して柔軟性に欠ける
ため「特に菱用初期において角膜への刺激が大きく、装
用者に異物感を与える。一方、ポリヒドロキシェチルメ
タクリレ−ト等のヒドロゲルからなるソフトコンタクト
レンズは軟か〈、比較的酸素透過性が良好であり、菱用
感は良いが機械的強度、寸法安定性が劣り、更に細菌の
生育に好適な培地となり易く、煮沸等による消毒が不可
欠であるため、取り扱いが煩雑である。上記以外に酸素
透過性良好なしンズとしてシリコーンラバーレンズが知
られているが、弾性体であるため機械加工が困難であり
、又疎水性からくる涙液との濡れの悪さ、汚れ易いこと
等が欠点である。又シリコーンを含む酸素透過性ハード
コンタクトレンズは機械加工が可能であるが、汚れ易く
、特に脂質が吸着され易いという欠点を有している。既
に特公昭51一46614号公報にはメチルメタクリレ
ート「パープルオロアルキルメタクリレート及びテロマ
ーアルコールメタクリレートからなる低屈折率「Q及び
C02に対する透過性のすぐれたコンタクトレンズが開
示されており、又特閥昭54一2966ぴ号公報にはパ
ープルオロアルキルメタクリレートと極性基を有する(
メタ)アクリレートとの共重合体からなるコンタクトレ
ンズが開示されている。しかし、これらはいずれも塊状
重合物から直接機械加工によってコンタクトレンズに仕
上げることはできず、一旦残留揮発分を除去した後べレ
ット化し、更にシートに成形してレンズ素材を抜き取る
か、又は溶液重合によって重合物を得た後フィルムに加
圧成形する方法がとられている。このように、従来の含
フッ素コンタクトレンズ材料は「塊状重合物から直接切
削、研磨等の機械加工によってコンタクトレンズに仕上
げることができない。特公昭51−46614号公報に
は含フッ素共重合体が低屈折率であることを開示してい
るが、屈折率が涙液に近づく利点はあるにしても、低屈
折率材料では強度レンズの肉厚が厚くなって必ずしも好
ましくない。又、当業者にとっては、塊状重合体から直
接切削、研磨等の機械加工によってコンタクトレンズに
成形するほうが前掲の公告又は公開公報開示の方法より
はるかに有利である。本発明者らは以上のような現状の
コンタクトレンズの種々の欠点に鑑み、鋭意研究した結
果、ェステル基にフッ素を含有するアクリル酸ヱステル
又はメタクリル酸ェステルで、ェステル基の比較的短い
モノマーを含む重合物から作られたコンタクトレンズが
、酸素透過性が良好で汚れにくく、更に塊状重合物から
直接機械加工によってコンタクトレンズに成形し得るこ
とを見出し本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は酸素透過性良良好なフッ素含有ハ
ードコンタクトレンズ材料を提供することである。
ードコンタクトレンズ材料を提供することである。
本発明の他の目的は汚れに〈し、ハートコンタクトレン
ズ材料を提供することであり、又、機械加工性良好なハ
ードコンタクトレンズ材料を提供することである。本発
明は、50〜100重量%の下記一般式(1)で示され
るフッ素含有アクリル酸ヱステル及びメタクリル酸ェス
テルの少なくとも1種と、下記一般式(0)で示される
アクリル酸ェステル及びメタクリル酸ェステル、湿潤性
向上用モノマー、及び多官能性モノマーの3種の群の1
種、2種又は3種の組み合わせの5堰窒量%未満とを重
合して得られうる重合体又は共重合体からなることを特
徴とする酸素透過性にすぐれたコンタクトレンズ材料に
関するものである。
ズ材料を提供することであり、又、機械加工性良好なハ
ードコンタクトレンズ材料を提供することである。本発
明は、50〜100重量%の下記一般式(1)で示され
るフッ素含有アクリル酸ヱステル及びメタクリル酸ェス
テルの少なくとも1種と、下記一般式(0)で示される
アクリル酸ェステル及びメタクリル酸ェステル、湿潤性
向上用モノマー、及び多官能性モノマーの3種の群の1
種、2種又は3種の組み合わせの5堰窒量%未満とを重
合して得られうる重合体又は共重合体からなることを特
徴とする酸素透過性にすぐれたコンタクトレンズ材料に
関するものである。
記
式中R,は水素原子又はメチル基、R2は−CQCF3
又は−CH(CF8)2である。
又は−CH(CF8)2である。
式中R3は水素原子又はメチル基、R4は−(C舷)n
CH3、nは0〜6の整数である。一般式(1)で示さ
れるフッ素含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸ェ
ステルはトリフルオロエチルアクリレート、トリフルオ
ロエチルメタクリレート、ヘキサフルオロイソピルアク
リレート及びへキサフルオロィソプロピルメタクリレー
トであり、いずれもェステル基が短く、このため重合性
が良好で、得られた塊状重合物は直接切削、研磨等の機
械加工を行なうことができる。上記フッ素含有アクリル
酸ェステル又はメタクリル酸ェステルは5の重量%以上
の範囲で使用される。5の重量%以上とした理由は、こ
れ以下ではすぐれた酸素透過性が得られないからである
。又、フッ素含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸
ェステルを使用することにより、シリコーンを含むコン
タクトレンズに見られるような脂質による汚れが無いこ
とも本発明のコンタクトレンズ材料の特徴である。一般
式(0)で示されるアクリル酸ェステル又はメタクリル
酸ェステルは通常の直鎖アルキルェステルであり、メチ
ルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート等がその代表例である
。
CH3、nは0〜6の整数である。一般式(1)で示さ
れるフッ素含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸ェ
ステルはトリフルオロエチルアクリレート、トリフルオ
ロエチルメタクリレート、ヘキサフルオロイソピルアク
リレート及びへキサフルオロィソプロピルメタクリレー
トであり、いずれもェステル基が短く、このため重合性
が良好で、得られた塊状重合物は直接切削、研磨等の機
械加工を行なうことができる。上記フッ素含有アクリル
酸ェステル又はメタクリル酸ェステルは5の重量%以上
の範囲で使用される。5の重量%以上とした理由は、こ
れ以下ではすぐれた酸素透過性が得られないからである
。又、フッ素含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸
ェステルを使用することにより、シリコーンを含むコン
タクトレンズに見られるような脂質による汚れが無いこ
とも本発明のコンタクトレンズ材料の特徴である。一般
式(0)で示されるアクリル酸ェステル又はメタクリル
酸ェステルは通常の直鎖アルキルェステルであり、メチ
ルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート等がその代表例である
。
これは5の重量%未満の範囲で使用され、重合物の切削
・研磨加工性、光学的安定性、寸法安定性等を向上させ
る。又、架橋成分としての多官能性モノマーは10重量
%以下の範囲で使用され、耐熱性、耐化学薬品性、切削
・研磨加工性等を向上させる。多官能性モノマーとして
はエチレングリコールジメタクリレート、ジヱチレング
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレー
ト、ネオベンチルグリコールジメタクリレート及び対応
するアクリレ−ト等が挙げられる。更に、本発明のコン
タクトレンズ材料の湿潤性を向上させたい場合には水酸
基含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸ェステル、
例えばヒドロキシェチルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリセリルメタク
リレート等を2の重量%以下の範囲で使用することがで
きる。又、湿潤性を向上させるモノマーとしては上記以
外にビニルピロリドン、アクリル酸、メタクリル酸等を
使用しても差し支えない。本発明の酸素透過性にすぐれ
たコンタクトレンズ材料は上記モノマー及び通常のフリ
ーラジカルを発生する重合開始剤、例えばペンゾィルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロ
ピルバーオキシジカーボネート、2・2−アゾピスィソ
プチロニトリル等を混合し加熱重合することによって得
られる。
・研磨加工性、光学的安定性、寸法安定性等を向上させ
る。又、架橋成分としての多官能性モノマーは10重量
%以下の範囲で使用され、耐熱性、耐化学薬品性、切削
・研磨加工性等を向上させる。多官能性モノマーとして
はエチレングリコールジメタクリレート、ジヱチレング
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレー
ト、ネオベンチルグリコールジメタクリレート及び対応
するアクリレ−ト等が挙げられる。更に、本発明のコン
タクトレンズ材料の湿潤性を向上させたい場合には水酸
基含有アクリル酸ェステル又はメタクリル酸ェステル、
例えばヒドロキシェチルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリセリルメタク
リレート等を2の重量%以下の範囲で使用することがで
きる。又、湿潤性を向上させるモノマーとしては上記以
外にビニルピロリドン、アクリル酸、メタクリル酸等を
使用しても差し支えない。本発明の酸素透過性にすぐれ
たコンタクトレンズ材料は上記モノマー及び通常のフリ
ーラジカルを発生する重合開始剤、例えばペンゾィルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロ
ピルバーオキシジカーボネート、2・2−アゾピスィソ
プチロニトリル等を混合し加熱重合することによって得
られる。
板状、棒状、円盤状等必要な形状に塊状重合することが
可能であり、これを通常の方法に従って直接切削・研磨
加工することにより所定の形状のコンタクトレンズとす
ることができる。上記以外に紫外線重合を行なってもよ
く、又、直接コンタクトレンズを成形する所謂注型重合
を行なっても差し支えない。本発明の酸素透過性にすぐ
れたコンタクトレンズ材料は、酸素透過性がすぐれてい
ることは勿論のこと、汚れにく〈、透明性、機械加工性
が良好で硬度、耐熱性もコンタクトレンズ材料として適
しているので、従来のコンタクトレンズ材料よりすぐれ
た総合性能を兼備しているといえる。
可能であり、これを通常の方法に従って直接切削・研磨
加工することにより所定の形状のコンタクトレンズとす
ることができる。上記以外に紫外線重合を行なってもよ
く、又、直接コンタクトレンズを成形する所謂注型重合
を行なっても差し支えない。本発明の酸素透過性にすぐ
れたコンタクトレンズ材料は、酸素透過性がすぐれてい
ることは勿論のこと、汚れにく〈、透明性、機械加工性
が良好で硬度、耐熱性もコンタクトレンズ材料として適
しているので、従来のコンタクトレンズ材料よりすぐれ
た総合性能を兼備しているといえる。
以下に実施例を示すが、これらは本発明を限定するもの
ではない。実施例中、部は重量部を表わす。実施例 1 トリフルオロェチルアルコールとメタクリル酸クロリド
から通常の方法でトリフルオロェチルメタクリレートを
合成し、このトリフルオロェチルメタクリレート10碇
都‘こ重合開始剤として2・2ーアゾピスィソブチロニ
トル0.2部を加え燈拝した後混合物をガラス製重合管
に入れ、窒素ガス置換後封管し、6000の湯浴中でl
q寿間、更に、80℃で2時間重合した。
ではない。実施例中、部は重量部を表わす。実施例 1 トリフルオロェチルアルコールとメタクリル酸クロリド
から通常の方法でトリフルオロェチルメタクリレートを
合成し、このトリフルオロェチルメタクリレート10碇
都‘こ重合開始剤として2・2ーアゾピスィソブチロニ
トル0.2部を加え燈拝した後混合物をガラス製重合管
に入れ、窒素ガス置換後封管し、6000の湯浴中でl
q寿間、更に、80℃で2時間重合した。
得られた無色透明の重合物から試験片を切り出し、酸素
透過係数及びヌープ硬さを測定し、又、切削・研磨性を
調べた。その結果、酸素透過係数は6.5×10‐lo
cc6TP)・肌/cボ・sec・抑Hg、ヌープ硬さ
は3.9、切削・研磨性は良好であった。生理食塩水に
よる含水、膨?園は殆んどなかった。なお、酸素透過係
数は製科研式フィルム酸素透過率計(理化精機工業株式
会社製)によって測定した。又、ヌープ硬さは明石製作
所製の微小硬度計にヌープ圧子を装着し、荷重100夕
、3晩沙後の圧痕の長さを求めた。実施例 2 へキサフルオロイソフ。
透過係数及びヌープ硬さを測定し、又、切削・研磨性を
調べた。その結果、酸素透過係数は6.5×10‐lo
cc6TP)・肌/cボ・sec・抑Hg、ヌープ硬さ
は3.9、切削・研磨性は良好であった。生理食塩水に
よる含水、膨?園は殆んどなかった。なお、酸素透過係
数は製科研式フィルム酸素透過率計(理化精機工業株式
会社製)によって測定した。又、ヌープ硬さは明石製作
所製の微小硬度計にヌープ圧子を装着し、荷重100夕
、3晩沙後の圧痕の長さを求めた。実施例 2 へキサフルオロイソフ。
ロピルアルコールとメタクリル酸クロリドからへキサフ
ルオロイソフ。ロピルメタクリレートを合成し、このへ
キサフルオロィソプロピルメタクリレート10の都‘こ
重合開始剤として2・2−アゾビスイソブチロニトリル
0.2部を加え、実施例1と同様に重合した。この重合
物の酸素透過係数は10.5×10‐lcc6TP)・
弧/地・sec・肌Hg、ヌープ硬さは4.3、切削・
研磨性は良好であった。実施例3〜7、比較例1 次に、実施例1及び実施例2と同様の手法により各種組
成の重合物を製造し、酸素透過係数、ヌープ硬さ及び切
削・研摩性を測定、評価した。
ルオロイソフ。ロピルメタクリレートを合成し、このへ
キサフルオロィソプロピルメタクリレート10の都‘こ
重合開始剤として2・2−アゾビスイソブチロニトリル
0.2部を加え、実施例1と同様に重合した。この重合
物の酸素透過係数は10.5×10‐lcc6TP)・
弧/地・sec・肌Hg、ヌープ硬さは4.3、切削・
研磨性は良好であった。実施例3〜7、比較例1 次に、実施例1及び実施例2と同様の手法により各種組
成の重合物を製造し、酸素透過係数、ヌープ硬さ及び切
削・研摩性を測定、評価した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 50〜100重量%の下記一般式(I)で示される
フツ素含有アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステ
ルの少なくとも1種と、下記一般式(II)で示されるア
クリル酸エステル及びメタクリル酸エステル、湿潤性向
上用モノマー、及び多管能性モノマーの3種の群の1種
、2種又は3種の組み合わせの50重量%未満とを重合
して得られる重合体又は共重合体からなることを特徴と
する酸素透過性にすぐれたコンタクトレンズ材料。 記▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R_1は水素原子又はメチル基、R_2は−CH
_2CF_3又は−CH(CF_3)_2である。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R_3は水素
原子又はメチル基、R_4は−(CH_2)nCH_3
、nは0〜6の整数である。 2 一般式(II)で示されるアクリル酸エステル又はメ
タクリル酸エステルが50重量%未満の範囲で使用され
る特許請求の範囲第1項記載の酸素透過性にすぐれたコ
ンタクトレンズ材料。 3 架橋成分として多官能性モノマーが10重量%以下
の範囲で使用される特許請求の範囲第1項又は第2項記
載の酸素透過性にすぐれたコンタクトレンズ材料。 4 湿潤性を向上させるモノマーとして、水酸基含有ア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルが20重量
%以下で使用される特許請求の範囲第1項乃至第3項の
いずれかに記載の酸素透過性にすぐれたコンタクトレン
ズ材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12781480A JPS6025766B2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 酸素透過性コンタクトレンズ材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12781480A JPS6025766B2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 酸素透過性コンタクトレンズ材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751705A JPS5751705A (en) | 1982-03-26 |
JPS6025766B2 true JPS6025766B2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=14969320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12781480A Expired JPS6025766B2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 酸素透過性コンタクトレンズ材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025766B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928127A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-14 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 酸素透過性硬質コンタクトレンズ |
JPS5919918A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-01 | Hoya Corp | 酸素透過性ハ−ドコンタクトレンズ |
JPS59159807A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光学式情報記録盤用樹脂組成物 |
JPS59195201A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Showa Denko Kk | プラスチツクレンズ |
JPS59193924A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-02 | Showa Denko Kk | 光学材料用組成物 |
JPS60200223A (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-09 | Toyo Contact Lens Co Ltd | 酸素透過性硬質コンタクトレンズ |
JPS61111308A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-29 | Green Cross Corp:The | フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体 |
JPS62123425A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-06-04 | Sharp Corp | 液晶表示素子 |
JP2540507B2 (ja) * | 1985-11-28 | 1996-10-02 | 株式会社シード | 含水性軟質コンタクトレンズ |
JPH073517B2 (ja) * | 1985-11-29 | 1995-01-18 | チバ―ガイギー アクチエンゲゼルシャフト | 非含水型ソフトコンタクトレンズおよびその製造方法 |
CA1300803C (en) | 1986-12-29 | 1992-05-12 | Mitsui Chemicals Inc. | Fluorine-containing polymers and oxygen-permeating articles composed of said polymers |
EP0297822B1 (en) * | 1987-06-29 | 1992-08-26 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Fluorine-containing mono- or poly-alkylene glycol and method for producing same |
US5157091A (en) * | 1987-10-07 | 1992-10-20 | Murahara Masataka | Ultraviolet-absorbing polymer material and photoetching process |
JPH02242808A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-27 | Ricoh Co Ltd | 含フッ素重合体の製造方法 |
FR2656316B1 (fr) * | 1989-12-21 | 1993-12-31 | Norsolor Sa | Nouveaux copolymeres acryliques et leur application comme revetements. |
DE4027594A1 (de) * | 1990-08-31 | 1992-03-05 | Herberts Gmbh | Wasserverduennbares copolymerisat, dessen herstellung und verwendung, sowie waessrige ueberzugsmittel |
US5183839A (en) * | 1990-12-17 | 1993-02-02 | Allied-Signal Inc. | Fluoropolymers and fluoropolymer coatings |
US5225244A (en) * | 1990-12-17 | 1993-07-06 | Allied-Signal Inc. | Polymeric anti-reflection coatings and coated articles |
US5061769A (en) * | 1990-12-17 | 1991-10-29 | Allied-Signal Inc. | Fluoropolymers and fluoropolymer coatings |
CN105837739A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-08-10 | 常熟林润氟硅材料有限公司 | 一种水性含氟羟基丙烯酸乳液的制备方法 |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP12781480A patent/JPS6025766B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5751705A (en) | 1982-03-26 |
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