JPS60256559A - 慣性摺動式セルスタ−タ - Google Patents

慣性摺動式セルスタ−タ

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JPS60256559A
JPS60256559A JP11350484A JP11350484A JPS60256559A JP S60256559 A JPS60256559 A JP S60256559A JP 11350484 A JP11350484 A JP 11350484A JP 11350484 A JP11350484 A JP 11350484A JP S60256559 A JPS60256559 A JP S60256559A
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JP
Japan
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pinion
engine
drive shaft
sliding
sliding member
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JP11350484A
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JPH021982B2 (ja
Inventor
Naoya Toida
直也 樋田
Kennosuke Narita
研之助 成田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH021982B2 publication Critical patent/JPH021982B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
    • F02N15/02Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
    • F02N15/04Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
    • F02N15/06Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は自動二輪車、或いは芝刈機、除雪機の如く各種
作業機等に用いられる慣性摺動式セルスタータ、所謂ベ
ンディクスタイプのセルスタータに関する。
(従来技術) 慣性摺動式セルスタータはエンジンを始動せしめるセル
スタータの一つとして知られている。慣性摺動式セルス
タータは第3図に示す如くで、ギヤ(51)、(52)
を介して駆動モータ(53)の出力軸(54)に接続さ
れた駆動軸(55)と、駆動軸(55)に形成したヘリ
カルスプライン(5B)に内歯(61)を嵌合させ外歯
(B2)を有するピニオン(63)と、ピニオン(63
)を停止位置(ハ)側に付勢し、停止位置(ハ)でのピ
ニオン(63)のガタつきを防止する戻しスプリング(
84)等を備える。
斯かる慣性摺動式セルスタータによるエンジンの始動は
、まず駆動モータ(53)の作動により駆動軸(55)
を回動し、ピニオン(63)の慣性とヘリカルスプライ
ン(56)のねじ作用により戻しスプリング(64)を
圧縮しつつピニオン(63)をエンジンに接続されたリ
ングギヤ(71)との噛合位置(ニ)へ摺動移動せしめ
、ピニオン(63)の外歯(62)とリングギヤ(71
)とを噛合して行なう、そしてエンジンが始動されるま
ではリングギヤ(71)が負荷となって駆動軸(55)
の回転速度はピこオン(63)の回転速度よりも犬きく
、ピニオン(63)とリングギヤ(71)の噛合状態は
維持される。エンジン始動後はりングギャ(7])によ
りピニオン(63)は回転され、ピこオン(83)の回
転速度は駆動軸(55)の回転速度よりも大きくなり、
前記とは逆にピニオン(63)はりングギャ(71)か
ら離れる方向に摺動移動し、斯かるピニオン(θ3)の
摺動移動は戻しスプリング(64)により付勢されつつ
行なわれ、当初の停止位置(ハ)に復帰する。
このため、慣性摺動式セルスタータにおいてはもしエン
ジンが不正着火、例えば一旦着火後すぐに止まった場合
等にはピニオン(83)の早期離脱か行なわれ、この時
のピニオン(63)の回転速度は大きい。従ってエンジ
ン始動回路をオンに操作維持していても、或いは駆動モ
ータ(53)を再駆動させてもピニオン(63)の回転
速度が低下するまでピニオン(63)をリングギヤ(7
1)に噛合させ難く、不正着火等の場合にはエンジンの
再始動を容易に行ない難い不具合があった。
斯かる慣性摺動式セルスタータの不具合を解消するため
、本出願人が既に出願した特開昭55−19929号公
報に示すように、ピこオン(63)に摺接制動する摺接
部材を設け、不正着火時、リングギヤ(71)から離脱
したピニオン(63)の高速回転動を一急速に減速させ
ることも考えられる。しかしながら、単に摺接部材を設
けた場合、ピニオン(83)は急速に減速され、一方、
戻しスプリング(64)の弾発力は主として停止位置(
ハ)でのピニオン(63)のガタつきを防止する程度の
弾発力であるため、エンジン始動後、回転差による慣性
だけではピニオン(63)は当初の停止位置(ハ)まで
復帰し難く、リングギヤ(71)の近傍でピニオン(B
3)は停止してしまう。
特に、芝刈機、除雪機の如く各種作業機に用いたフライ
ホイールにリングギヤ(71)を取付けてあり、ピニオ
ン(83)は泥、水等の影響を受けるためなおさらであ
る。
(発明の目的) 本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発
明の目的とする処は、エンジンの不正着火が行なわれた
場合にもエンジンの再始動を簡易且つ確実に行なわしめ
ると共に、エンジン始動後のピニオンの復帰動も確実に
行なしめるようにした慣性摺動式セルスタータを提供す
るにある。
(発明の構成) 本発明は前記目的を達成するため、ピニオンに接触しピ
ニオンの回転動を摺接制動する摺接部材を設け、不正着
火時、該摺接部材によりピニオンの高速回転動を速やか
に減速させると共に、駆動軸側に一端が係止され他端が
ピニオンに係止されてピニオンを前記噛合位置から離間
した停止位置側へ移動するよう回動付勢する捩りスプリ
ングを設け、エンジン始動後、該捩りスプリングにより
ピニオンを停止位置に確実に復帰させるようにしたこと
を特徴とする。
(実施例) 以下本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明する
第1図は本発明の要部拡大側面図を示す。
駆動モータの出力軸(1)にギヤ(2)、(3)を介し
て接続された駆動軸(4)は、ベアリング(5)を介し
てケース(6)で支持する。ケース(6)から露出する
駆動軸(4)箇所にはヘリカルスプライン(7)を形成
し、駆動軸(0の先端には駆動軸(・0と一体回動する
ようにばね受(8)を取付固定する。
前記駆動軸(4)には内歯(11)をヘリカルスプライ
ン(7)に係合してピニオン(12)を嵌合し、ビこオ
ン(12)にはエンジンのリングギヤ(13)に噛合自
在な外歯(14)を形成する。
第1図中(イ)はピニオン(12)がリングギヤ(13
)から所定距離離れた停止位置を示し、(ロ)はピニオ
ン(12)とりングギャ(13)が噛合する噛合位置を
示し、前記ヘリカルスプライン(7)はピニオン(12
)が停止位置(イ)と噛合位置(ロ)の間を摺動移動す
るに充分な長さに形成する。
前記ばね受(8)とピニオン(12)との間における゛
 駆動軸(4)上には捩りスプリング(21)を巻装し
、捩りスプリング(21)の一端(21a)を駆動軸(
4)側、実施例ではばね受(8)に係止させると共に、
他端(21b)をピニオン(12)に係止させ、捩りス
プリング(21)によりピニオン(12)を停止位置(
イ)側に復帰するように回動付勢する。
ピニオン(12)の回転動を摺接制動する摺接部材(3
1)は、ピニオン(12)に接触する略環・状の摺接部
(32)と、摺接部(32)から延出され適宜屈曲され
た基部(33)とからなる。前記摺接部(32)はピニ
オン(12)の外周溝(34)に係合させて該溝(34
)に弾接的に接触させ、前記基部132)は駆動軸(4
)に対して静止側、例えばケース(6)にその基端(3
3a)を取付固定する。実施例では摺接部(32)を溝
(30に弾接的に接触させると共に、基部(33)にお
ける弾発力によりピニオン(12)を噛合位置(ロ)側
へ常時移動付勢し、ピニオン(12)の噛合位置(ロ)
側へ嘩 の摺動移動をより円滑化せしめである。
次に作動について説明する。
まずエンジン始動時駆′動モータを作動すれば、ピニオ
ン(12)の慣性とヘルカルスプライン(7)のねじ作
用により、捩りスプリング(21)を捩りつつピニオン
(12)は噛合位置(ロ)へ摺動移動し、外歯(14)
とりングギャ(13)の噛合によりエンジンを始動する
。この場合ピニオン(12)の回動は摺接部材(31)
により摺接制動されているので、駆動モータ始動時にお
けるピニオン(12)の回転速度の上昇は緩やかで、従
って噛合位置(ロ)へ円滑に移動する。
エンジン始動後はりングギャ(13)によりピニオン(
12)は回転され、ピニオン(12)の回転速度は駆動
軸(4)の回転速度よりも大きくなり、前記とは逆にピ
ニオン【12)は停止位置(イ)方向に摺動移動じ、摺
接部材(31)によりピニオン(12)の回動は摺接制
動されているものの、ピニオン(12)の摺動移動は捩
りスプリング(21)による捩り力により付勢されつつ
行なわれて円滑になされ、当初の停止位置i)C確実1
復帰t6・ 5、( 次に不正着火時について説明すると、一旦リン ′グギ
ャ(13)と噛合したピニオン(12)は高速で回転さ
れ停止位置(イ)側に摺動移動するが、ピニオン(12
)の高速回転動は摺接部材(21)による摺接制動によ
り急速に駆動軸(4)の回転速度よりも減速1:・□ される。ピニオン(12)が駆動軸(0の回転速度より
も減速された後は、駆動モータにより回動される駆動軸
(4)により通常の始動時と同様に噛合位置(ロ)まで
摺動移動し、ピニオン(12)は再度り □ングギャー
(13)に噛合しエンジンを始動する。従っ□ てエンジン始動回路をオンに操作維持することにより、
不正着火が行なわれても不正着火の毎にピニオン(12
)は速やかに自動的に駆動軸(0上を五□ 復摺動移動し、エンジンの始動が簡易且つ確実になされ
る。
また、以上の作動を単に捩りスプリング(21)と摺接
部材(31)を設けることにより行なうことがで。
きるので、構造も簡易で従来の慣性摺動式セルスタータ
にも容易に適用することができる。
第2図は本発明の第2実施例を示し、第1実施例と同一
部材、同一筒所には同一符号を付す。
第2実施例ではピニオン(12)の胴部周面を截頭円錐
面(12a)に形成し、斯かる截頭円錐面(12a)に
摺接部材(41)を弾接させ、ピニオン(12)の軸方
向変位に対応させて摺接部材(41)によるピニオン(
lシ)の摺接制動力を変化させ、ピニオン(12)の軸
方向変位に対応して変化する捩りスプリング(21)と
の弾発力との適切な関係を得、本発明に係る慣性摺動式
セルスタータのエンジン始動時、不正着火時等における
作動のより円滑化を図ったものである。
尚、慣性摺動式セルスタータは実施例のものに限らず、
例えば駆動軸(0とピニオン(12)の間にワンウェイ
クラッチが設けられたもの等にも本発明は適用される。
 ・ (発明の効果) 以上の説明で明らかなように本発明によれば、エンジン
の不正着火が行なわれた場合にもエンジンの再始動を簡
易且つ確実に行なわしめると共に、エンジン始動後のピ
ニオンの復帰動を確実に行なうことができ、従って特に
ピニオンが泥、水等の影響を受ける汎用エンジンに用い
られて好適で、また構造簡易で従来のものにも容易に適
用することができる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る慣性摺動式セルスタータの要部拡
大側面図、第2図は第2実施例の要部拡大側面図、第3
図は従来の慣性摺動式セルスタータの要部断面側面図で
る。 尚図面中(4)は駆動軸、(12)はピニオン、(13
)はりングギャ、(21)は捩りスプリング、(31)
は摺接部材、(イ)は停止位置、(ロ)は噛合位置であ
る。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 1) 容一部 間 弁理士 大 橋 邦 部 同 弁理士 小 山 有 背

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動モータに接続する駆動軸と、この駆動軸上にヘリカ
    ルスプライン係合により嵌合され駆動モータの駆動によ
    りエンジンのリングギヤと噛合する噛合位置に摺動移動
    するピニオンとを備える慣性摺動式セルスタータにおい
    て、前記ピニオンに接触しピニオンの回転動を摺接制動
    する摺接部材を設けると共に、前記駆動軸側に一端が係
    止され他端がピニオンに係止されてビニ□オンを前記噛
    合位置から離間した停止位置側へ移動するよう回動付勢
    する捩りスプリングを設けたことを特徴とする慣性摺動
    式セルスタータ。
JP11350484A 1984-06-01 1984-06-01 慣性摺動式セルスタ−タ Granted JPS60256559A (ja)

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JP11350484A JPS60256559A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 慣性摺動式セルスタ−タ

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JPS60256559A true JPS60256559A (ja) 1985-12-18
JPH021982B2 JPH021982B2 (ja) 1990-01-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63271469A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Konica Corp 負電荷潜像現像剤
JPS63271468A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Konica Corp 負電荷潜像現像剤
JPS63284564A (ja) * 1987-05-15 1988-11-21 Konica Corp 負電荷潜像現像剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63271469A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Konica Corp 負電荷潜像現像剤
JPS63271468A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Konica Corp 負電荷潜像現像剤
JPS63284564A (ja) * 1987-05-15 1988-11-21 Konica Corp 負電荷潜像現像剤

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JPH021982B2 (ja) 1990-01-16

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