JPH0286962A - 減速機構付スタータ - Google Patents
減速機構付スタータInfo
- Publication number
- JPH0286962A JPH0286962A JP23642988A JP23642988A JPH0286962A JP H0286962 A JPH0286962 A JP H0286962A JP 23642988 A JP23642988 A JP 23642988A JP 23642988 A JP23642988 A JP 23642988A JP H0286962 A JPH0286962 A JP H0286962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- motor
- shaft
- torque
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 title claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スタータのピニオン噛込機構に係り、キース
イッチON時よりモータを全出力回転させ噛込みを行う
スタータのピニオン噛込機構に関する。
イッチON時よりモータを全出力回転させ噛込みを行う
スタータのピニオン噛込機構に関する。
特許第998596号等で知られるようにスタータのピ
ニオンとリングギヤーは平歯車同士でこの噛込みは軸力
と回転トルクの合成により行なわれる。
ニオンとリングギヤーは平歯車同士でこの噛込みは軸力
と回転トルクの合成により行なわれる。
ギヤーの相互には、面取りが施されておりこの面取り同
士が重なった時は噛込みはスムーズに行なわれるが面取
りされていない部分に重なった時噛込みはモータのトル
ク成分のみの力となり、歯面が荒れると噛込ミスが増大
する。
士が重なった時は噛込みはスムーズに行なわれるが面取
りされていない部分に重なった時噛込みはモータのトル
ク成分のみの力となり、歯面が荒れると噛込ミスが増大
する。
上記従来技術は、ギヤー噛込過程で充分トルクを得られ
るキースイッチON時よりモータを全出力回転させる噛
込方式の噛込時の衝撃力を小さくする事については何等
配慮されていない。
るキースイッチON時よりモータを全出力回転させる噛
込方式の噛込時の衝撃力を小さくする事については何等
配慮されていない。
本発明の目的は、前記噛込時の衝撃力を小さくすること
にある。
にある。
本発明の目的は、ピニオンとリングギヤーが平歯車同士
の端面で衝突した時にピニオンをモータ回転方向と逆方
向に回転させモータトルクを吸収する構造とすることに
よって達成される。
の端面で衝突した時にピニオンをモータ回転方向と逆方
向に回転させモータトルクを吸収する構造とすることに
よって達成される。
この様に構成した本発明では、ピニオンシャフトの一端
に第2ヘリカルスプラインを介して、配設されたピニオ
ンがモータの動力により回転しつつリングギヤ一端面に
軸方向で接触し、ギヤ一端面上をモータトルクにより転
位する時に、第2ヘリカルスプラインの作用により、ピ
ニオンをモータ回転方向と逆に回転させピニオン後端に
前記したバネによりモータ回転トルクを吸収するので、
平歯車の噛込時の衝撃力を小さくする事ができる。
に第2ヘリカルスプラインを介して、配設されたピニオ
ンがモータの動力により回転しつつリングギヤ一端面に
軸方向で接触し、ギヤ一端面上をモータトルクにより転
位する時に、第2ヘリカルスプラインの作用により、ピ
ニオンをモータ回転方向と逆に回転させピニオン後端に
前記したバネによりモータ回転トルクを吸収するので、
平歯車の噛込時の衝撃力を小さくする事ができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す。
1はモータシャフトで、一端にアーマチャギヤー2が設
けられている。3はピニオンクラッチのクラッチアウタ
で、外周にクラッチギヤー4が設けられている。前記ア
ーマチャギヤー2とクラッチギヤー4とにより減速機を
構成する。5はローラ、6はクラッチインナで、この両
端はボールベアリング7.8を介してハウジング9に保
持されている。又、クラッチインナ6の外周とローラ5
及びクラッチアウタ3の内周に設けられたクラッチプロ
フィル1oによって一方面クラッチの機構を形成してい
る。
けられている。3はピニオンクラッチのクラッチアウタ
で、外周にクラッチギヤー4が設けられている。前記ア
ーマチャギヤー2とクラッチギヤー4とにより減速機を
構成する。5はローラ、6はクラッチインナで、この両
端はボールベアリング7.8を介してハウジング9に保
持されている。又、クラッチインナ6の外周とローラ5
及びクラッチアウタ3の内周に設けられたクラッチプロ
フィル1oによって一方面クラッチの機構を形成してい
る。
11はピニオンシャフトで、第1のへりカルスプライン
12によって、前記クラッチインナ6とスプライン結合
している。第1のへりカルスプライン12は、エンジン
に動力を伝達するスタータのピニオン軸の回転方向に対
して、反対の方向(反回転方向)にねじれており、この
角度は□1となっている。ピニオンシャフト11の先端
には、第2のヘリカルスプライン13を介して、ピニオ
ン14が設けられている。第2のへりカルスプライン1
3は、第1のへりカルスプライン12に対し回転方向は
逆で、この角度は。2である。
12によって、前記クラッチインナ6とスプライン結合
している。第1のへりカルスプライン12は、エンジン
に動力を伝達するスタータのピニオン軸の回転方向に対
して、反対の方向(反回転方向)にねじれており、この
角度は□1となっている。ピニオンシャフト11の先端
には、第2のヘリカルスプライン13を介して、ピニオ
ン14が設けられている。第2のへりカルスプライン1
3は、第1のへりカルスプライン12に対し回転方向は
逆で、この角度は。2である。
15は皿バネ、16はスリーブワッシャ、17はストッ
パ、18はストッパクリップである。
パ、18はストッパクリップである。
ピニオン14の軸方向は、前記の皿バネ15によって固
定される。
定される。
19はピニオンもどしバネ、2oはピニオンストッパ、
21はクリップである。ピニオンもどしバネ19の荷重
は前記皿バネ15に対して、低く設定されているが、ピ
ニオンシャフト11が前進した後、もどるには充分の荷
重特性を有している。
21はクリップである。ピニオンもどしバネ19の荷重
は前記皿バネ15に対して、低く設定されているが、ピ
ニオンシャフト11が前進した後、もどるには充分の荷
重特性を有している。
22はシフトレバ−で、ピニオンシャフト11を突出す
作用をする。23はエンジンのリングギヤーである。次
にピニオンの噛込動作について説明する。
作用をする。23はエンジンのリングギヤーである。次
にピニオンの噛込動作について説明する。
シフトレバ−22によってピニオンシャフト11を押し
出し、同時にモータの発生トルクがシャフト1よりアー
マチャギヤー2を介してクラッチアウタ3のクラッチギ
ヤー4に伝達され、ローラ5を介して、クラッチインナ
6の第1へりカルスプライン12がらピニオンシャフト
11に、更に第2ヘリカルスプライン13がらピニオン
14にトルクが伝達される。ピニオン14に前記シフト
レバ−22による軸力と、モータのトルクが作用し、ピ
ニオン14はリングギヤー23に噛込みが行なわれる。
出し、同時にモータの発生トルクがシャフト1よりアー
マチャギヤー2を介してクラッチアウタ3のクラッチギ
ヤー4に伝達され、ローラ5を介して、クラッチインナ
6の第1へりカルスプライン12がらピニオンシャフト
11に、更に第2ヘリカルスプライン13がらピニオン
14にトルクが伝達される。ピニオン14に前記シフト
レバ−22による軸力と、モータのトルクが作用し、ピ
ニオン14はリングギヤー23に噛込みが行なわれる。
しかしピニオン14とリングギヤー23が端面で接触し
ピニオン14がリングギヤー23の端面上を転位する時
前記のトルクが大きい為噛込時の衝撃力が大きく歯面の
摩耗が大きいため、ついにはピニオン14はリングギヤ
ー23へ噛込まず端面すべりをはじめる。
ピニオン14がリングギヤー23の端面上を転位する時
前記のトルクが大きい為噛込時の衝撃力が大きく歯面の
摩耗が大きいため、ついにはピニオン14はリングギヤ
ー23へ噛込まず端面すべりをはじめる。
本実施例による噛込動作を第2図、第3図、第4図を用
い説明する。第2図は、噛込動作をはじめた瞬間で、ピ
ニオン14とシャフト11は、皿バネ15により固定さ
れたまま、リングギヤー23へ向かう。第3図は、ギヤ
ー14.23の端面に接触した状態を示したもので皿バ
ネ15は変形していない。この状態で、ピニオンシャフ
ト11がシフトレバ−22によって、軸方向へ移動する
と、第4図に示す様に第2へりカルスプライン13へ沿
ってピニオン14は、モータ回転方向と逆に回転する。
い説明する。第2図は、噛込動作をはじめた瞬間で、ピ
ニオン14とシャフト11は、皿バネ15により固定さ
れたまま、リングギヤー23へ向かう。第3図は、ギヤ
ー14.23の端面に接触した状態を示したもので皿バ
ネ15は変形していない。この状態で、ピニオンシャフ
ト11がシフトレバ−22によって、軸方向へ移動する
と、第4図に示す様に第2へりカルスプライン13へ沿
ってピニオン14は、モータ回転方向と逆に回転する。
ここで、皿バネ15の荷動によるトルク成分は、モータ
j・ルク方向と逆に作用するので、前記のピニオン14
がリングギヤー23の端面上を転位する時のモータトル
クを小さくする事が出来、噛込時の衝撃力を小さくする
事が出来る。従って本発明によれば、キースイッチON
時よりモータを全出力回転させ噛込みを行うスタータに
おける噛込衝撃力を小さく出来、歯端面の摩耗を少なく
する効果がある。
j・ルク方向と逆に作用するので、前記のピニオン14
がリングギヤー23の端面上を転位する時のモータトル
クを小さくする事が出来、噛込時の衝撃力を小さくする
事が出来る。従って本発明によれば、キースイッチON
時よりモータを全出力回転させ噛込みを行うスタータに
おける噛込衝撃力を小さく出来、歯端面の摩耗を少なく
する効果がある。
本発明によれば、噛込衝撃力を低減出来るので、ピニオ
ンシャフト、ピニオンシャフトとクラッチインナを係合
するスプライン、及びピニオンクラッチからなる噛込機
構部の小形軽量化が可能となり、ピニオンクラッチ外周
とモータシャフトからなる減速ギヤ一部の小形軽量化も
可能となる。又、ギヤ一端面の摩耗を低減できる。
ンシャフト、ピニオンシャフトとクラッチインナを係合
するスプライン、及びピニオンクラッチからなる噛込機
構部の小形軽量化が可能となり、ピニオンクラッチ外周
とモータシャフトからなる減速ギヤ一部の小形軽量化も
可能となる。又、ギヤ一端面の摩耗を低減できる。
従って、スタータの噛合耐久性向上、信頼性確保、小形
軽量化が容易で、且つ安価な機器を提供することが出来
る。
軽量化が容易で、且つ安価な機器を提供することが出来
る。
第1図は本発明であるピニオン噛込機構部の軸方向断面
構造図、第2図は噛込動作開始時の断面構造図、第3図
はギヤ一端面接触時の断面構造図、第4図はギヤ一端面
接触時のピニオンとシャフトの相対変位時の断面構造図
である。 3・・クラッチアウタ、6・・・クラッチインナ、11
・・・ピニオンシャフト、12・・第1ヘリカルスプラ
イン、13・・第2ヘリカルスプライン、14 ・ピニ
オン、15・・皿バネ、23・・・リングギヤー、α・
・・ピニオンとピニオンシャツ1−の相対変位量、θ1
・・・第1ヘリカルスプラインねじれ角、ez・・第2
ヘリカルスプラインねじれ角。
構造図、第2図は噛込動作開始時の断面構造図、第3図
はギヤ一端面接触時の断面構造図、第4図はギヤ一端面
接触時のピニオンとシャフトの相対変位時の断面構造図
である。 3・・クラッチアウタ、6・・・クラッチインナ、11
・・・ピニオンシャフト、12・・第1ヘリカルスプラ
イン、13・・第2ヘリカルスプライン、14 ・ピニ
オン、15・・皿バネ、23・・・リングギヤー、α・
・・ピニオンとピニオンシャツ1−の相対変位量、θ1
・・・第1ヘリカルスプラインねじれ角、ez・・第2
ヘリカルスプラインねじれ角。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、モータとピニオンクラッチ間に減速ギヤーを有する
スタータで、ピニオンクラッチのクラッチインナ内周に
ヘリカルスプラインで係合され軸方向に移動可能なピニ
オンシャフトとこの一端にピニオンを配設したスタータ
において、ピニオンクラッチのクラツチインナとピニオ
ンシャフトの間に、第1のヘリカルスプラインを配設し
、前記ピニオンシャフトの一端に、第1スプラインに対
し回転方向が逆の第2のヘリカルスプラインを介してピ
ニオンを係合したことを特徴とした減速機構付スタータ
。 2、特許請求の範囲第1項において、ピニオンシャフト
の第2スプライン上のピニオンの軸方向を、ストッパと
皿バネで固定したことを特徴とした減速機構付スタータ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23642988A JPH0286962A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 減速機構付スタータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23642988A JPH0286962A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 減速機構付スタータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286962A true JPH0286962A (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=17000623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23642988A Pending JPH0286962A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 減速機構付スタータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0286962A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462491B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-12-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 스타터 모터와 플라이휠의 기어치합 제어방법 |
JP2013227914A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン始動装置 |
CN105626344A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-06-01 | 法雷奥电机设备公司 | 具有空气通风孔的机动车辆燃烧发动机起动器 |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP23642988A patent/JPH0286962A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462491B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-12-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 스타터 모터와 플라이휠의 기어치합 제어방법 |
JP2013227914A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン始動装置 |
CN105626344A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-06-01 | 法雷奥电机设备公司 | 具有空气通风孔的机动车辆燃烧发动机起动器 |
US10605220B2 (en) | 2014-10-27 | 2020-03-31 | Valeo Equipments Electriques Moteur | Motor vehicle combustion engine starter with air vent opening |
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