JPS60251598A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS60251598A
JPS60251598A JP59104629A JP10462984A JPS60251598A JP S60251598 A JPS60251598 A JP S60251598A JP 59104629 A JP59104629 A JP 59104629A JP 10462984 A JP10462984 A JP 10462984A JP S60251598 A JPS60251598 A JP S60251598A
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信之 佐藤
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氏家 和聡
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寺沢 正明
Shinji Nabeya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、内蔵の昇圧回路によって形成された高電圧により書
込みが行われるプログラマブルROM(リード・オンリ
ー・メモリ)を含むものに利用して有効な技術に関する
ものである。
〔背景技術〕
半導体不揮発性メモリ、例えば比較的薄いシリコン酸化
膜とその上に形成され比較的厚いシリコン窒化膜(ナイ
トライド)との2N構造のゲート絶縁膜を持つ絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタ(以下、単にMNOSという)
は、その駆動電源が遮断されても記憶内容を保持する。
このMNOSは、記憶情報の書込み及び消去を電気的に
行うことができる。
MNOSにおいて、消去状態もしくは記憶情報が書込ま
れていない状態では、そのしきい値電圧は例えば−4ボ
ルトのような負電圧になる。MNOSのゲート絶縁膜に
は、記憶情報の書込み又は消去のために、トンネル現象
によりキャリアの注入が生じるような高電界が作用させ
られる。
書込み動作において、基体ゲートには、例えばは−゛回
路接地電位のような0■が印加され、ゲートには、例え
ば+25Vのような高電圧が印加される。ソース領域及
びドレイン領域には、書込むべき情報に応じたレベルの
電圧、例えばばソ°0■の低電圧又は+20Vのような
高電圧が印加される。ソース領域及びドレイン領域との
間のシリコン領域表面には、上記のようなゲートに正の
高電圧が加えられることに応じてチャンネルが誘導され
る。このときのチャンネルの電位はソース領域及びドレ
イン領域の電位と等しい。そこで、ソース領域及びドレ
イン領域に上記のように0■の電圧が印加されるとゲー
ト絶縁膜には上記ゲートの高電圧に応じた高電界が作用
するようになる。
その結果、ゲート絶縁膜にはトンネル現象によりチャン
ネルからキャリアとしての電子が注入される。これによ
って、MNOSのしきい値電圧は、上記−4■から例え
ば+4■のような正の値に変化する。一方、ソース領域
及びドレイン領域に上記のように+20Vが印加されて
いる場合、ゲートとチャンネルとの間の電位差は数■に
しかならない。すなわち、トンネル現象による電子の注
入が起こるには不十分な電圧がゲート絶縁膜に加わる。
そのため、MNOSのしきい値電圧は変化しない。
消去の場合には、ゲートにOvを与えながら基体ゲート
に+25Vのような高電圧を印加して、逆方向のトンネ
ル現象を生じしめて、キャリアとしての電子を基体ゲー
トに戻すものである。 このような記憶素子を用いた場
合には、そのアドレス選択回路等の周辺回路を動作させ
るための電源電圧の他、上記のような書込み高電圧を供
給する必要がある。そこで、本願出願人においては、こ
の発明に先立って上記書込み用高電圧を形成する昇圧回
路を内蔵させた半導体記憶装置を開発した。
しかしながら、このように内蔵の昇圧回路によって書込
み高電圧を形成するものとした場合には、次のような問
題の生じることが本願発明者の研究によって明らかにさ
れた。すなわち、その動作モードを指示する外部信号の
レベルが電源投入時に不定になっていると、それに応じ
て内蔵の昇圧回路が不所望に動作して書込み用の高電圧
が形成されることとなり、誤書込み又は誤消去が行われ
る虞れがある。このような誤動作を防止する方法として
は、プログラムモード(書込みモード)としないように
する制御信号を、外付は回路を設けることによって形成
することが考えられる。しかしながら、このような方法
では、外部部品が増加することの他、ユーザーにおいて
極めて使いにくいものとなってしまうという問題がある
(MNOSについては、例えば特開昭55−15637
0号公報、雑誌r日経エレクトロニクスJ1981年7
月6日付、第193頁〜第206頁等を参照ン。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、電源投入時の誤動作を防止した半導
体集積回路装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
(発明の概要〕 本願において開示される発明の・うち代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、電源投入により一方のレベルの記憶情報を保
持し、外部端子からの所定の制御信号によって他方のレ
ベルの記憶情報が書込まれる記憶手段を用いて、書込み
又は消去等を行う高電圧を形成する昇圧回路の動作の停
止及び/又はその昇圧電圧の送出を停止と、その解除と
を行わせるものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明をMNOSを記憶素子とするプロ
グラマブルROM装置に適用した場合の一実施例の回路
図が示されている。
この実施例の回路は、後で詳細に説明するようなメモリ
アレイM−ARYとともにXデコーダ。
Yデコーダ、制御回路等の比較的低電圧の信号を形成す
る回路と、書込み回路、消去回路等比較的高電圧の信号
を形成する回路とを含んでいる。
特に制限されないが、上記低電圧信号を形成する回路の
ための電源端子Vccに、+5Vの低電源電圧が供給さ
れる。これに応じて、低電圧信号のハイレベルは、はv
+5Vとされ、ロウレベルは、はり回路の接地電位のO
Vにされる。
上記書込み回路、消去回路等のために用いられる高電圧
■ppは、後述するような発振回路と昇圧回路及びその
制御回路とからなる一種の電圧変換回路としての高電圧
発生回路Vpp−Gにより形成される。この高電圧発生
回路の出力は、電源端子Vccから供給された低電源電
圧に基づいて、回路装置に書込み動作をさせるとき及び
消去動作をさせるときに必要な、はり+25Vのような
高電圧とされる。上記高電圧VpPに応じて高電圧信号
のハイレベルは、はv+25Vもしくは+20Vとされ
、ロウレベルははゾ0■とされる。
同図において、M−ARYはメモリアレイであり、マト
リックス配置されたメモリセルMS11ないしMS22
を含んでいる。メモリセルのそれぞれは、MSllを代
表として第1図に具体的に示したように、アドレス選択
用MO3FETQ2と、MNO3QIとから構成されて
いる。
同一の行に配置されたメモリセルMSII、MS12の
それぞれのアドレス選択用MO5FETQ2のゲートは
、第1ワード線Wllに共通接続され、それぞれのMN
O3QIのゲートは、第2ワード線W12に共通接続さ
れている。同様に他の同一の行に配置されたメモリセル
MS21.MS22のアドレス選択用MO5FET及び
MNOSのゲートは、それぞれ第1ワード線W21.W
22に共通接続されている。
同一の列に配置されたメモリセルMS11.MS21の
アドレス選択用MO3FETQ2のドレインは、ディジ
ット(データ)線D1に共通接続され、MNOSのソー
スは基準電位線EDIに共通接続されている。同様に他
の同一の列に配置されたメモリセルMS12.MS22
のアドレス選択用MOS F ETのドレイン及びMN
OSのソースは、それぞれディデッド線り2.基準電位
線ED2に共通接続されている。
図示の各回路は、NチャンネルMO3FETと若干のバ
イポーラトランジスタとから構成することができる。図
示のほとんどの回路の具体的構成は、本発明と直接関係
ないのでその説明を省略する。図示のほとんどの回路は
、本願出願人の出■になる前記特開昭55−15637
0号公報に詳細に記載されている回路と類伯の構成をと
ることができる。
制御回路CRLは、外部端子C3,PGM、OEを介し
て供給されるチップ選択信号、プログラム信号、出力エ
ネイブル信号(以下チップ選択信号C8、プログラム信
号PGMのように記す)を受け、図示の各回路の動作を
制御するための内部制御信号を形成する。
特に制限されないが、チップ選択信号CSがハイレベル
であり、プログラム信号PGMがロウレベルであるなら
、それらの信号の組み合わせはチップ非選択モードを意
味する。
チップ選択信号CS及び出力エネイブル信号OEがロウ
レベルであり、プログラム信号PGMがロウレベルであ
るなら、その組み合わせは読み出し動作モードを意味す
る。
チップ選択信号C8がハイレベルで、プログラム信号P
GMがハイレベルなら、その組み合わせは書き込み動作
モードを意味する。
チップ選択信号C8がロウレベルでプログラム信号PG
Mがハイレベルなら、その組み合わせは消去動作モード
を意味する。
内部制御信号C3Iは、読み出し動作モードにおいてロ
ウレベルにされる。データ出力回路り。
Bは、このtlilJ御信号C3Iのロウレベルによっ
て動作状態にされ、その入力と対応した信号を共通外部
端子POに出力する。
内部制御信号rは、書き込み動作モード及び消去動作モ
ードにおいてロウレベルにされる。高電圧発生回路Vp
p−Gは、この信号rがロウレベルにされることによっ
て動作可能状態にされる。
内部制御信号we及びweば、書き込み動作モードにお
いてそれぞれハイレベル、ロウレベルにされる。データ
入力回路DrBは、信号weがロウレベルならその出力
をフローティング状態にし、信号weがハイレベルなら
、共通外部端子POに供給される信号と対応する信号を
その出力端子に出力する。書き込み禁止回路IHA2は
、信号rがハイレベルならばはvQボルトの信号を線I
HVに出力し、信号r及び石がロウレベルなら高電圧信
号を線IHVに出力する。
内部制御信号vpは、書き込み動作モードにおいてロウ
レベルにされる。書き込み回路WAIないしWA2は、
信号vpがハイレベルなら、第2ワード線W12ないし
W22のレベルを第1ワード線WllないしW21のレ
ベルにかかわらずには!“0ボルトのロウレベルにさせ
、信号vpがロウレベルなら、対応する第1のワード線
WllないしW21のレベルに応じた高電圧系の信号を
、第2ワード線W12ないしW22に出力する。
内部制御信号iは、消去動作モードにおいてロウレベル
にされる。消去回路ER3は、信号r7がロウレベルに
されることに応じて、高電圧のハイレベルの信号を線e
rに出力する。
図示の各回路は、半導体集積回路の製造技術によって1
つの半導体基板上に形成される。上記特開昭55−15
6370号公報は、またこの種の半導体集積回路の製造
技術及び構造についても詳しく記載している。
簡単に言えば、この実施例の回路を構成する各MO3F
ET及びMNOSは、N型単結晶シリコンからなる半導
体基板上に形成されたP型つェル領域上に形成される。
この実施例に従うと、MNOSの記憶情翰を消去するた
めに、メモリセルを構成するMNOS及びアドレス選択
用MO5FETの基体ゲートとしてのウェル領域に正の
高電圧が印加される。この消去において、Xデコーダ、
Yデコーダ等の周辺回路を構成するMOSFETは、も
しもその基体ゲートに高電圧が印加されると基板バイア
ス効果によって生ずるであろうしきい値電圧の不所望な
増大を防ぐという点や、得るべき高電圧に対する制限を
無くす点などのために、その基体ゲートに高電圧が印加
されないことが望ましい。そこで、この実施例において
は、メモリアレイが構成されるP型つェル領域WELL
は、Xデコーダ、Yデコーダ等の周辺回路が構成される
P型ウェル領域と電気的に分離される。すなわち、メモ
リアレイが形成されるP型ウェル領域と周辺回路が構成
されるP型ウェル領域は互いに独立にされかつ離された
状態をもって形成される。
上記の消去のために、個々のメモリセルをそれぞれ独立
のウェル領域に形成したり、同じ行もしくは列に配置さ
れるメモリセルを共通のウェル領域に形成したりするこ
とができるが、この実施例では、メモリセルの全体すな
わちメモリアレイM−ARYが1つの共通なウェル領域
W E L Lに形成される。
上記第1のワード線Wll、W21は、それぞれゲート
が5■の電源電圧に維持されるディプレッションモード
のMO3FETQ4.Q5を介してXデコーダXDI、
XD2の出力端子に接続され、このXデコーダMDI、
XD2により形成された選択信号が供給される。この信
号は、選択状態にははV5Vのハイレベルにされ、非選
択状態にははゾ0■のロウレベルにされる。
第2のワード線W12.W22は、それぞれ書込み回路
WAI、WA2の出力端子に接続される。
この書込み回路WA1.WA2は、その入力端子が第1
のワード線Wll、W12に結合され、その制御入力端
子が後述する制御回路CRLの出力we、vpに結合さ
れている。書き込み回路WA1.WA2は、書込み動作
以外においてははゾOVのロウレベルの選択出力信号を
出力する。これに対し書込み動作においては、高電圧V
pPにより、第2のワード線W12.W22のそれぞれ
の信号レベルは、第1のワード線W11.W21の信号
レベルに応じて決められるようにされる。すなわち、例
えば第2のワード線W12は、第1のワード線Wllの
レベルが上記のようなはゾ5vのハイレベルならは一’
+25Vのハイレベルとされ、第1のワード線Wllの
レベルが上記ロウレベルならは−′0■のロウレベルに
される。他の第2のワード線W22の信号レベルも同様
に、対応する第1のワード線21の選択/非選択レベル
に従って決められる。
メモリアレイM−ARYの各基準電位線EDI。
ED2は、書込み禁止回路IHAIに接続されている。
この書込み禁止回路IHAIは、それぞれ各基準電位線
と回路の接地点との間に配置された単位スイッチ回路を
含んでいる。各単位スイッチ回路は互いに同じ構成であ
り、1つの単位スイッチ回路は、特に制限されないが、
図示のように基準電位線EDlと接地端子との間に直列
接続されたMO3FETQ20とQ21とから構成され
ている。この単位スイッチ回路におけるMO3FETQ
21は、制御回路CRLから制御線rを介して制御信号
を受ける。上記制御信号rは、記憶情報の読み出し動作
の時MO5FETQ21をオン状態にさせるよう、+5
Vのようなハイレベルとされ、書込み動作及び消去動作
のときオフ状態にさせるようO■のようなロウレベルと
される。したがって、上記単位スイッチ回路は、読み出
し動作のとき上記基準電位線EDIをは\゛OVにする
なお、MO3FETQ20は、単位スイッチ回路を高耐
圧にさせるために設けられている。すなわち、M OS
 F ET Q 21のようなMOS F ETのドレ
イン耐圧は、ゲート電位によって影響され、ゲート電位
が低いとそれに応じて低い値を示す。
ドレイン耐圧の低下は、ゲート電極近傍のドレイン接合
から延びるべき空乏層の広がりが、低電位にされている
ゲート電極から与えられる電界によって制限されてしま
う、ということに基づいて生ずるものとして説明される
。MO3FETQ20は、MO3FETQ21がオフ状
態にされているときのそのMO3FETQ21のドレイ
ンに加わる電圧を制限する。MO3FETQ20それ自
体は、そのゲートが電源電圧Vccのレベルにされてい
るので、高いドレイン耐圧を持つ。従って、MO3FE
TQ20とQ21とからなる単位スイッチ回路は、高耐
圧を持つ。これによってこの単位スイッチ回路が基準電
位線EDIに加わる高電圧のレベルを制限しでしまうこ
とが防がれる。
上記基準電位線EDIと高電圧系信号線IHVとの間に
MO3FETQ22が接続されている。
上記高電圧系信号線I HVには、書込み禁止電圧発生
回路IHA2から、書込み動作及び消去動作の時は\+
20Vの高電圧レベルとされ、読み出し動作の時は\O
vとされる信号が印加される。
書込み動作及び消去動作において、上記単位スイッチ回
路のMO3FETQ21がオフ状態にされると、基準電
位線EDIにはMO3FETQ22を介して上記高電圧
系信号線IHVから高電圧が供給される。このことは、
他の基準電位線ED2に設けられた単位スイッチ回路に
ついても同様である。
メモリアレイM−ΔRYの各ディジット線D1゜D2と
共通ディジット線CDとの間にYゲート回路YGOが設
けられている。Yゲート回路YGOにおいて、ディシソ
l−11i1D1と共通ディジット線CDとの間に直列
接続されたMO3FETQI 1゜Q12とは1つの単
位ゲート回路を構成し、ている。
この単位ゲート回路は、YデコーダYDIの出力に応じ
て上記ディジット線D1と共通ディジット線CDとを結
合する。同様にMOS F F、TQ、 13とQ14
とは他の単位ゲート回路を構成し、この単位ゲート回路
はYデコーダTD2の出力に応じてディジット線D2と
共通ディジット線CDとを結合させる。
消去動作時に各ディジット線DI、D2に高電圧信号が
加わるで、上記Yゲート回FI8YGOにおける各単位
ゲート回路は、高耐圧であることが必要とされる。各単
位ゲート回路において、そのゲートに定常的に電源電圧
Vccを受けるデイプレッ’/a7型MO3FE’rQ
12.’Ql 4は、高耐圧化のために設けられている
。MO3FETQI 2゜G14は、前述のMO3FE
TQ20等と同様な理由によって高い接合耐圧を持つ。
MO8FETQll、C13の電極el、e2に加わる
電圧は、たとえディジット線DI、D2に高電圧が加え
られていても、MO3FETQI 2.Ql 4によっ
て比較的低い値に制限される。この結果、MO3FET
QI 1.Ql 3の降伏が防がれる。上記Yデコーダ
YD1.YD2の選択動作は、上記XデコーダX−DI
、XD2のそれと同様である。
上記共通ディジット線CDには、センス回路を含むデー
タ出力回路DOBの入力端子と、データ入力回路DIB
の出力端子が接続されている。特に制限されないが、上
記データ出力回路DOBの出力とデータ入力回路DIR
の入力とは、共通の入出力端子POに接続されている。
消去回路ER3は、制御回路CRLからの信号を受け、
消去動作時にメモリアレイM−ARYのウェル領域WE
LLをはゾ+25Vの高電圧にし、書込み動作及び読み
出し動作時には、上記ウェル領域WELLの電位をはx
’ o vのロウレベルにする。
この実施例においては、電源投入時の娯書込み又は誤消
去を防止するため、上記高電圧発生回路vpp−cが第
2図のような制御回路を含む構成とされている。
同図において、O20は発振回路、G1はナンド(NA
ND)ゲート回路、G2はノア(NOR)デー1−回路
、IVIないしIV4はインバータ回路、VDSは電圧
識別回路である。これらの各回路は電源電圧Vccをそ
の電源電圧として受けるように構成されている。
発振回路OSCは、特に制限されないが、電源電圧Vc
cが投入されることによってはソ゛0ボルトのロウレベ
ルとぼり電圧vCcのレベルのハ′イレベルとに周期的
に変化されるパルス信号φを出力すると理解されたい。
同図における他の各回路は、その人力状態に応じてはゾ
ロボルトのロウレベルか又はは\′電圧Vccのハイレ
ベルの出力信号を出力する。
発振回路O8Cにより形成されたパルス信号φは、ナン
トゲート回路G1に供給される。このナントゲート回路
G1から出力されたパルス信号71は、駆動用のインバ
ータ回路1.Vlに供給される。インバータ回路IVI
は、その出力端子に非反転パルス信号φ1を出力する。
駆動用のインバータ回路IV2は、パルス信号φ1を受
けることによって、その出力端子に反転パルス信号φを
出力する。回路IVI及びIV2によって形成された相
補的なパルス信号φ、φは、昇圧回路VBSTに供給さ
れる。昇圧回路VBSTは、同図では、図面の複雑化を
さけるためダイオードD1〜D4とキャパシタ02〜C
5とからなる梯子状の回路からなるように表示されてい
る。しかしながら、MO5集積回路装置として構成され
るこの実施例のダイオードDIないしD4のそれぞれは
、第3図に示したようにダイオード接続されたMOSF
ETから構成されると理解されたい。同様に、キャパシ
タC2ないしC4のそれぞれは、MO3容量から構成さ
れると理解されたい。各キャパシタのMOSFETのゲ
ート電極と対応する電極は、ダイオードの共通接続点に
結合され、各キャパシタの、MOSFETのドレインも
しくはソースと対応する電極はインパーク回路IVI又
はIV2の出力端子に結合される。キャパシタC5は、
MO3容量ならびに第り図に示した回路を構成するMO
SFETにおりる寄生容量、配線容量、各種ウェル領域
と半導体基板との間の接合容量を含んでいると理解され
たい。
第3図の1./I OS F F、 Tの電極el、e
’lは、それぞれ第2図に示したダイオードのアノード
e1、カソードe2と対応する。同図のMOSFETは
、その電極e1の電位がその電極e2の電位に対してそ
のしきい値電圧よりも大きく正になることによって導通
する。なお、第3図のMOSFETは、その基体ゲート
が回路の接地電位に維持されているので、基板バイアス
効果によってそのしきい値電圧が変化される。すなわち
、このMOSFETのしきい値電圧は、スイッチすべき
電圧レベルが増大すれするほど増大する。かかるしきい
値電圧の増大は、電圧損失の増大を意味する。そこで、
必要ならば、しきい値電圧の増大を回避するために、第
2図の各ダイオードのそれぞれを、第4図又は第5図の
よう接続されたMOSFETから構成することもできる
昇圧回路VBSTにおいて、インバータ回路■v1によ
って形成された非反転タイミン、グ信号φは、ダイオー
ドD1を介してキャパシタC2の一方の電極に供給され
る。このキャパシタC2の他方の電極には、上記インバ
ータ回路IV2によって形成された反転タイミング信号
φが供給される。
そして、上記キャパシタC2の一方の電極は、ダイオー
ドD2を介してキャパシタC3の一方の電極に接続され
る。このキャパシタC3の他方の電極には、上記インバ
ータ回路IVIによって形成された非反転タイミング信
号φが供給される。
さらに、上記キャパシタC3の一方の電極は、ダイオー
ドD3を介してキャパシタc4の一方の電極に接続され
ている。このキャパシタc4の他方の電極には、上記イ
ンバータ回路IV2によって形成された反転タイミング
信号jが供給される。
次に、上記キャパシタc4の一方の電極は、ダイオード
D4を介してキャパシタc5の一方の電極に接続される
。このキャパシタc5の他方の電極は、回路の接地電位
点に接続されている。
この実施例の昇圧回路の動作を簡単に説明すると、次の
通りである。非反転タイミング信号φがハイレベルの時
、反転タイミング信号7はロウレベルになっている。し
たがって、キャパシタc2にはダイオードDIを通して
上記ハイレベルによりチャージアップがなされる。次に
、非反転タイミング信号φがロウレベルにされ、反転タ
イミング信号φがハイレベルにされている期間では、上
記キャパシタC2の他方の電極がハイレベルになるため
、ブートストランプ作用によって、キャパシタC2の一
方の電極には電圧Vccの約2倍のハイレベルに昇圧さ
れた電圧が現れる。この昇圧電圧は、ダイオードD2を
介してキャパシタC3の一方の電極に供給される。この
時、キャパシタC3はそれにおける他方の電極が上記非
反転タイミング信号φによってロウレベルにされている
ので、上記昇圧電圧によりチャージアップされる。
次に、再び非反転タイミング信号φがハイレベルに、反
転タイミング信号1がロウレベルになると、これに応じ
て上記キャパシタC2が再びチャージアップされる。同
時に、キャパシタC3の他方の電極がハイレベルにされ
ることに応じて、このハイレベルと上記チャージアップ
動作により蓄積されたレベルとが加算されたブートスト
ラップ電圧がごのキャパシタC3の一方の電極に現れる
このブートストランプ電圧がダイオードD3を介してキ
ャパシタC4に供給される。
さらに、非反転タイミング信号φがロウレベルに、反転
夕・fミング信号Vがハイレベルになると、上記キャパ
シタC3へのチャージアップがなされる。これととも、
上記キャパシタC4の他方の電極がハイレベルにされる
ので、このハイレベルと上記チャージアップ動作により
蓄積されたレベルとが加算されたブートストラップ電圧
がキャパシタC4の一方の電極に現れる。その結果キャ
パシタC5は、ダイオードD4を介してチャージアップ
される。
以上の動作の繰り返しによって、キャパシタC5には、
最終的には電源電圧Vccのようなハイレベルの約5倍
に昇圧された高電圧VPI+が得られるものとなる。な
お、厳密にはダイオードD1〜D4における順方向電圧
分だけレベル損失が生じるものである。
特に制限されないが、この実施例では、上記高電圧VP
r)を所望のレベルに安定化するために、上記出力キャ
パシタC5には、それと並列形態に定電流圧ダイオード
ZDが設けられ′Cいる。定電圧ダイオードZDと回路
の接地点との間には、MO3FETQ36が設けられて
いる。定電圧ダイオードZDによる定電圧化は、このM
O3FETQ36がオン状態にされている時に有効にさ
れる。
定電圧ダイオードZDによる安定化レベルは、MNOS
への情報の書き込みを効率的に行わせるために、MNO
Sの接合耐圧にできるだけ近くかつその接合耐圧よりも
低いレベルとなるようにされる。
第6図には、定電圧ダイオードZDの構造断面がMO3
FETQ36のそれとともに示され°ζいる。定電圧ダ
イオードZDは、N型半導体基板1の表面に形成された
P型ウェル領域2aと、そのP型ウェル領域2aの表面
に形成されたN型半導体領域4と比較的高不純物濃度に
されたP中型半導体領域3とから構成されている。MO
SFET、Q36は、P型ウェル領域2bの表面に形成
されたドレイン領域、ソース領域としてのN型半導体領
域5a、5bと、これら半導体領域5a、5bによって
はさまれた部分のP型ウェル領域2bの表面にケート絶
縁膜6を介して形成されたゲート電極としてのN型ポリ
シリコン層7とから構成されているう半導体基板10表
面のうち素子や半導体配線をするための活性領域とすべ
き部分以外の部分は、図示しないが比較的厚い厚さとさ
れたフィールド絶縁膜によって覆われる。定電圧ダイオ
ードZD、MO3FETQ36等に対しては、かかるフ
ィールド絶縁膜上に延長された蒸着アルミニュウム層な
どからなる配線層が結合される。
上記P型ウェル領域2a及びN型半導体領域4は、半導
体集積回路装置製造技術によってそれぞれMOSFET
及びMNOSを形成するためのP型ウェル領域及びソー
ス、ドレイン領域と同時に形成され、それぞれそれら領
域と同じ濃度分布の導電決定型不純物を持つようにされ
る。定電圧ダイオードZDの定電圧レベルは、図示のよ
うにN型半導体領域4と高不純物濃度のP型半導体領域
3とが互いに近接されいることによって、MOSFET
及びMNOSのドレイン、ソース接合降伏電圧のレベル
よりも部分低いレベルとなる。
この実施例では、電源投入時に前述のような誤書き込み
又は誤消去を防止するため、および性能試験を容易にす
るため、次に説明する各回路が設けられている。
その入力端子T1がパッド電極BPIに結合されかつそ
の出力端子1”0がノアゲート回路G2の1つの入力端
子に結合された電圧検出回路VLDは、集積回路装置の
試験において肩出回路VBSTの出力を無効にさせるた
めに設けられている。
この電圧検出回路VLDは、パッド電極BDIに所定の
レベル以上の電圧が印加されるとは’−’5Vのハイレ
ベル信号を出力し、パッド電極BDIがフローティング
状態にされているか又は所定レベル以下のレベルにされ
ているとはゾOvのロウレベル信号を出力する。電圧検
出回路VLDの検出レベルは、特に制限されないが、電
源電圧Vcc以上のレベル、望ましくは昇圧回路VBS
Tによって得られるレベルとは!′同じレベルにされる
。これによって、パッド電極BDIと他の配線との間の
不所望な結合容量等を介してこのパッド電極BD1に雑
音とみなせるような不所望な電位変動が与えられても、
それによって電圧検出回路VLDが誤動作をしてしまう
ことを充分に防止することができる。
電圧検出回路VLDは、特に制限されないが、高い論理
しきい値電圧を持つMOSインバータ回路と電源電圧V
ccの範囲内の低い論理しきい値電圧を持つMOSイン
バータ回路の入出力を互いに交差結合させることによっ
て構成したフリップフロップ回路と、そのソリツブフロ
ップ回路の出力を受ける波形整形回路もしくはバッファ
回路としてのMOSインパーク回路とから構成され°ζ
良い。
この場合、パッド電極BDIは、高い論理しきい値電圧
を持つM OSインバータ回路の入力端、子に結合され
る。この構成によって、上記の高い論理しきい値を電圧
検出し・ベルとみなすことができる。
バンド電極BDIを上記の高い論理しきい値電圧を越え
るレベルの電圧が印加されると、電圧検出回路VLDは
はり電源電圧Vc、cのレベルのハイレベル信号を出力
する。上記フリップフロップ回路は、それを構成する2
゛つの・rンバータ回路が非対称であるので、パッド電
極BDLがフローティング状態に置かれているなら一方
の安定状態となる。
これに応じて電圧検出回路VLDははソ0ボルトのロウ
レベル信号を出力する。
パッド電極BDIは、特に制限されないが、第1図に示
した集積回路装置の外部端子とすべきポンディングパッ
ド電極と同じ構造をもって半導体基板上に形成される。
しかしながら、パッド電極BDIは、もっばら試験のた
めに設けられるものであり、完成された状態ずなわぢ封
止された状態における集積回路装置の外部端子とされな
くて良い。パッド電極BDIには、半導体ウェーハ試験
時のように半導体基板上に形成された種々のパッド電極
が露出されている状態においてタングステンからなるよ
うなプローブ針を介し°C所望の電圧が加えられる。
第2図において、F” Fは電源投入検出回路としての
フリップフロップ回路である。このフリップフロップ回
路FFは、図示のようにエンハンスメント型MO3FE
TQ30.Q31により構成された駆動手段と、ディプ
レッション型MO3FETQ32.Q33により構成さ
れた負荷手段とからなる一対のインバータ回路を含み、
この一対のインバータ回路のの入力端子と出力端子は互
いに交叉結合されている。このフリップフロップ回路の
一方の入出力であるMOSFETQ31のドレインと回
路の接地電位点との間にはキャパシタC1が設けられて
いる。フリップフロップ回路FFの一方の入出力と電源
Vccとの間及び他方の入出力と回路の接地点との間に
は、それぞれ反転書き込み用もしくは状態反転用のMO
3FETQ34゜Q35が設けられている。これらのM
O3FETQ34.Q35は、そのゲートに制御信号r
が供給される。
特に制限されないが、フリップフロップ回路FFを構成
する一対のインバータ回路は、互いに等しい入出力特性
を持つようにされている。
図示のフリップフロップ回路FFの電源電圧投入時の安
定状態は次のようになる。
すなわち、MO3FETQ30.Q31のゲートは、電
源電圧Vccが投入されるとそれぞれ負荷MO3FET
Q33.Q32を介してチャージアンプされ始めること
になる。この場合、キャパシタC1により、電源投入時
のMO3FETQ30のゲートへのチャージアップスピ
ードが低下される。その結果として、このフリップフロ
ップ回路FFは、電源投入時にMO3FETQ30がオ
フ状態に、MO3FETQ31がオン状態に安定するよ
うにされる。
フリップフロップ回路FFのハイレベル側に安定する信
号(MO3FETQ30のドレイン出力)は、ノア(N
OR)ゲート回路G2に供給される。このノアゲート回
路G2の信号は、特に制限されないが、縦列形態の一種
のバッファ回路としてのインバータ回路IV3.IV4
に供給される。
この構成によってインバータ回路TV4の出力端子には
、ノアゲート回路の出力と対応する制御信号Cが出力さ
れる。上記インバータ回路IV4の出力端子から送出さ
れる制御信号Cは、一方において上記発振回路O8Cの
出力側に設けられたナントゲート回路G1に供給され、
他方において上記ツェナーダイオードZDに直列に設け
られたMO3FETQ、36のゲートに供給される。
電源投入時において、第1図の外部端子に供給される制
御信号の不定レベルが、制御回路CRLによってt/1
4qで書き込みモード又は消去モードを指示するレベル
と判定されていたなら、これに応じて内部制御信号rは
ロウレベルにされる。誤った書き込みモード又は消去モ
ードによって第1図の書き込み禁止電圧発生回路IHA
2.IHAIによる書き込み禁止動作が停止されたり、
消去回路ER3が動作されたりする。もしも第2図のよ
うなフリップフロップ回路が設けられていないとすると
、昇圧回路VBSTから高電圧が出力されこの高電圧が
第1図の書き込み禁止電圧発生回路IHA2、ll−l
Al又は消去回路ER3を介して同図のメモリアレイM
−ARYに印加されることになる。その結果、誤書き込
み又は誤消去が生ずる。
しかしながら、この実施例においては上記のようなフリ
ツプフロツプ回路FFによって誤書き込み又は誤消去が
防止される。
すなわち、電源投入時にフリップフロップ回路FFの出
力が自動的にハイレベルにされることによって、制御信
号Cはロウレベルにされる。制御信号Cのロウレベルに
よって、昇圧回路VBSTの動作が無効にされ、昇圧回
路VBSTからは高電圧は出力されない。その結果誤っ
た書き込み又は消去は行われない。
電源投入時にお・いて外部から供給される制御信号の不
定レベルが、制御回路CR,Lによって書き込み動作モ
ード及び消去モードでないモードを指示するレベルと判
定されていたなら、内部制御信号rはハイし・ベルにさ
れる。この制御信qrのハイレベルによって、上記MO
3FETQ34.Q35がオン状態にされるので、上記
フリップフロップ回路FFはロウレベル信号を出力する
。これに応じて、上記制御信号Cがハイレベルとなるの
で、ナントゲート回路G1が開いて発振回路osCによ
り形成されたタイミンク信号ψが昇圧回路に供給される
。この結果この場合は、電源投入とともに上述のような
昇圧動作によって、高電圧■ppが形成される。また、
上記制御信号Cのハイレベルにより、MO3FETQ3
6がオン状態にきれ、定電圧ダイオードによって高電圧
Vppが定電化される。
しかしながら、この場合は、書込み動作モード又は消去
モードではないので、高電圧Vppを形成するものとし
ても、上述のような誤書込み又は誤消去が行われる恐れ
はない。
なお、通宝の書き込み動作及び消去動作は、電源投入後
に制御信号rが一旦ハイレベルになるように外部制御信
号が制御された後に行われる。
半導体ウェーハ試験のような試験においては、タングス
テン針からなるようなプローブ針が昇圧回路V ’B 
S Tの出力に結合されたパッド電極B I)2に接触
され、そのプローブ針を介して昇圧回路VBSTの出力
レベルがチソックされる。
電圧マージン試験のような試験においては、プローブ針
を介してパッド電極BDIに高電圧が供給され、それに
よって昇圧回路VBSTの動作が無効にされる。また定
電圧ダイオードと直列接続されたM OS F E T
 Q 36がオフ状態にされる。
このとき昇圧回路V B S Tの出力に結合されたパ
ッド電極BD2にはプローブ針を介して適当なレベルの
外部電圧が供給される。これによって、第1図に示した
種々の回路の動作マージンを検査することができるよう
になる。MO3FETQ36は、このような試験を可能
とするために設けられている。MO3FB’l’Q36
のオフ状態によって、定電圧ダイオードZDの動作は無
効にされる。これによってパッド電極BD2に定電圧ダ
イオードZDの定電圧レベルを越えるレベルの電圧を印
加することが可能となる。
〔効 果〕
+11電源投入により一方のレベルを記憶する記憶手段
を用いて、昇圧回路の実質的な動作の停止、言い換える
ならば、昇圧動作そのものの停止又はその昇圧電圧の出
力を停止させることによって、電源投入時における外部
制御信号が書込み又は消去動作モードになりでいても、
実質的な書込み又は消去動作を禁止することができる。
これにより、外部付加回路を設けることなく、誤書込み
又は誤消去を防止することができるという効果が得られ
る。
(2)上記+11により、ユーザーにおいては、電源投
入に特別の付加回路を設けたり、制御信号レベルの配慮
が不要になるので、極めて扱いやすい記憶回路を有する
半導体集積回路装置とすることができるという効果が得
られる。
(3)内部昇圧回路の動作を停止し、その解除を行う記
憶手段として、電源投入により一方のレベルに安定する
フリップフロップ回路を用いることによって、極めて簡
単に半導体集積回路に内蔵することができるとともに、
その解除制御が簡単に行えるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、記憶回路は、
コントロールゲートとフローティングゲートとを有する
FAMO3(フローティングゲート・アバランシェイン
ジエクジョン・MOS)を記憶素子とするものであって
もよい。このようなF A ’M OSを記憶素子とす
る記憶回路にあっても、比較的高電圧によってその書込
みを行うものであり、書込み用の高電圧発生回路を内蔵
する場合には、その電源投入時に前述のような誤書込み
が行われる虞れを有するものである。また、上記記憶回
路は、これらMNOS、MONO3(3屑のゲート絶縁
膜:比較的薄い酸化膜、比較的厚いシリコン窒化膜、比
較的厚い酸化膜からなる)、F’LOTOX (フロー
ティングゲートトンネルオキサイド)等の電気的に書き
換え消去可能な記憶素子とスタティック型メモリセルと
を組み合わせて、電源遮断前に、スタティック型メモリ
セルの記憶情報を上記記憶素子に書込むものとして、再
び電源を投入した時に、上記記憶素子の記憶情報をスタ
ティック型メモリセルに書込ませるような機能を持った
記憶装置(NVSRAM)であってもよい。
また、上記電源投入直後の昇圧動作を実質的に停止させ
る制御信号を形成する記憶手段として、フリップフロッ
プ回路を用いる場合には、その素子特性をアンバランス
にすることによって、必ず一方のレベルに安定させるも
のであってもよい。
第2図のようにナントゲート回路G1を設ける構成にお
いては、発振回路O5Cの起動特性にかかわらずに、そ
の発振動作を予め安蔵化させておくことができる。それ
故に、昇圧動作停止の解除とともに安定塚9A振信号を
昇圧11路V B S Tに供給することができる。し
かしながら、発振回路O8Cの起動特性をS視しても良
いのであれば、制御信号Cによっ゛ζスイッチ制御され
るパワースイッチとしCのMOSFETを発1辰回路O
3Cの電源端子側又は接地端子側に設け、発振回路OS
Cの出力を直接に昇圧回路VBSTに供給するようにし
てもよい。
第1図の制御回路CRLから出力されるべき内部制御信
号の出力タイミングが若干遅延されてよいなら、制御回
路CRL内に第2図のフリップフロップ回路FFと同様
なフリップフロップ回路を設け、そのフリップフロップ
回路の出力によって出力されるべき内部制御信号r、e
r等を強制的に所定のレベルにさせることもできる。第
7図は、電源投入時に制御信号r、orを所定レベルに
強制する回路例を示している。同図においてFFは、第
2図のMO3FETQ30〜Q35及び容量C1からな
るフリップフロップ回路と同様な構成にされるフリップ
フロップ回路である。電源投入時のフリップフロップ回
路FFの出力Qはハイレベルである。この状態において
は、出力制御信号r及び青は外部制御信号に基づいて形
成される制御信号r°及び「しにかかわらずにハイレベ
ルに強制される。すなわら、第1図の書き込み禁止電圧
発生回路IHA2.IHAI、消去回路ER3等に供給
される信号r、erは、外部制御信号の不定レベルにか
かわらずに卯書き込みモード、又は非消去モードを示す
レベルとされる。その結果、誤書き込み又は誤消去が防
止される。第7図のフリップフロップ回路は、外部制御
信号の明確なレベルによって制御信号r°がハイレベル
にされることによってリセット状態にされる。フリップ
フロップ回路FFがリセット状態にされた後においては
、制御回路CRLから出力される信号r。
宜は、信号r’、Sr’ と実質的に同じになる。
なお、制御回路CRLに第7図のような回路が設けられ
る場合は、第2図のフリップフロップ回路FFは設けら
れなくて良い。この場合は、昇圧回路VBSTは、その
動作は停止されない。
さらに、昇圧回路は、2相のタイミング信号を利用する
もの等積々の実施形態を採ることができるものである。
そして、上記制御信号は、昇圧回路の動作そのものを停
止させることの他4.昇圧回路は動作状態にしておいて
、その出力高電圧を書込み又は消去回路に送出するのを
禁止させるようにするものであってもよいや 〔利用分野〕 この発明は、高電圧によって書込み又は消去が行われる
記憶回路と、その動作に必要な高電圧発生回路を内蔵を
含む半導体集積回路装置に広く利用でき、前記実施例の
ような記憶装置の他、マイクロコンビエータ等のよ・5
に上記記憶回路を含む各種の半導体集積回路装置に広く
利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明をMNOSを記憶素子とする記憶装
置に利用した場合の一実施例を示す回路図・ 第2図は、その高電圧発生回路の一実施例を示す回路図
、 第3図ないし第5図は、整流回路の回路図、第6図は、
半導体基板の断面図、 第7図は、他の実施例の回路図である。 M−ARY・・メモリアレイ、MS・・メモリアレイX
D・・Xデコーダ、yD・・Yデコーダ、WA・・書込
み回路、YGO・・Yゲート回路、ER3・・消去回路
、IHA・・書込み禁止回路、CRL・・制御回路、D
OB・・データ出力回路、DIB・・データ入力回路、
Vpp−G・・高電圧発生回路、OSC・・発振回路、
G1・・ナントゲート回路、G2・・ノアゲート回路、
IVI〜IV4・・インバータ回路、FF・・フリップ
フロップ回路 第 2 図 第 4 図 第 5 図 第 6 図 第 7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その内部状態の変更のために外部端子から供給され
    る電源電圧に対して異なったレベルの印加電圧を必要と
    する記憶回路を含む半導体集積回路装置であって、上記
    電源電圧をその電源電圧として受け上記印加電圧を形成
    する電圧変換回路と、電源投入においてその記憶情報が
    一方のレベルにされかつ外部端子からの所定の制御信号
    に基づいてその記憶情報が他方のレベルにされる記憶手
    段と、上記一方のレベルの記憶情報に基づいて上記電圧
    変換回路の出力を無効にする回路手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記記憶回路は、半導体不揮発性メモリを記憶素子
    とするものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体集積回路装置。 3、上記半導体不揮発性メモリは、FAMO3からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の半導体集
    積回路装置。 4、上記半導体不揮発性メモリは、電気的に消去及び書
    込みが可能な記憶素子から成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。 5、上記記憶手段は、電源投入により一方のレベルに安
    定するフリップフロップ回路であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1、第2、第3又は第4項記載の半導体
    集積回路装置。 6、上記記憶手段に他方のレベルの記憶情報を書込む制
    御信号は、上記記憶回路に対する書込み制御信号である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1、第2、第3、第
    4又は第5項記載の半導体集積回路装置。
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