JPS60251297A - いぶし調装飾部品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、いぷし調装飾部品の製造方法に関するＣ 〔従来技術と問題点〕 従来−腕時計、ライター、プレスレ・ノド、タイピン−
メガネ等の装飾部品に復古調な風味を出す方法として、
装飾品の表面をいぶすことが知られている。この表面処
理の１例は一素材上に被覆された金等の貴金属めっき層
の上に黒クロムめっき層を形成し−この黒クロムめっき
層を、パフ研摩で取り除き、いぶし調に仕上げるものが
あった。

この方法は−バフ研摩のとき−バフが装飾部品の形状に
よって、装飾部品σ）表面に均一に当たらないため一黒
クロムめっき層が平均的に、且つまだら状に除去されず
一貴金属色の強い部分と黒色の強い部分が偏在し一良好
のいぶし調を得ることは不可能であった。又、装飾部品
の形状によってパフ研摩の多くかかる部分では一貴金属
めっき層が研摩され、特に装飾部品力エソヂ部の貴金属
めっき膜厚が激しく減少し、素材面が露出することにな
り耐食性品質の低下を招ねく欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は一上記欠点を改善し１時計ケース、メガネ、ラ
イター−タイピン等の装飾部品の貴金属めっき層の上の
黒クロムめっき層を取り除くにあたり一装飾部品の形状
いかんＫかかわらず黒クロムを均一に除去し且つ貴金属
めっき層の膜厚を減少させずに装飾効果の高い均一ない
ふし調の外観を有する装飾部品を得ることを目的とした
ものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の詳細な説明する、 図は本発明によって製造される装飾部品θ）断面図で一
第２図はホーニング前のもの一第１図はホーニング后の
ものを示している。

第２図に於いては一素材１の表面に下地めっき層２−貴
金属めっき層３．黒クロムめっき層ルが順次層状に被覆
されている。

第１図に於いては−ホーニングによって黒クロム層・４
が微細にかつ部分的に取り除かれたもので一表面の谷底
に黒クロムが残留し、見た目には、いぷし調の風合いを
出している。

実施例１ あらかじめ−ニッケルめっきθ）下地処理を施した黄銅
材時計ケースに、金めつき５μを形成したのチー黒クロ
ム０３μをめっきし−ガラスビーズ粒度１００番の研摩
メデアを用い−１，５ｋｇ／　（ｙｊの圧力にてホーニ
ング処理を行ない一黒クロム層をいぷし調に除去し均一
な金色いぷｌ〜外観を有する時計ケースを得た。

実施例２ あらかじめ−ニッケルめっきの下地処理を施した洋白材
時計ケースに、バラジュームーニッケル合金を５μめっ
きにより形成し−さらに黒クロム０．３μをめっきした
のち、ガラスピーズ粒度２００番の研摩メデアを用い−
１，、ｏｋｇ／ｆｆｌの圧力にてホーニング処理を行な
い一黒クロム層を−いぷし調に除去し均一な白色いぶし
外観を有する時計ケースを得た。尚−実施例２に於いて
、貴金属めっき材料として−パラジーーム単独でもよい
。

〔発明の効果〕

以上−述べた如く一本発明は装飾部品の表面に−いぷし
調を出すために、ホーニング加工を利用したもので従来
のものに比べ一装飾部品の形状が複雑であっても−はぼ
均一に黒クロムめっき層を除去でき−長い年月の間に自
然につくられたいぶし調のものと遜色のないものが得ら
れた。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例を示したもので、第１図はホーニ
ング後、第２図はホーニング前の装飾部品の断面図であ
る。 １・・・・・・素材−２・・・・・・下地めっき層−３
・・・・・・貴金属めっき層− ６・・・・・・黒クロムめっき層。 特許出願人　シチズン時計株式会社 第１図　第２図 ム

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基材−Ｆに貴金属めっき層を形成したのち一該貴
   金属めっき層上に黒クロムめっきを施し−その後ホーニ
   ング処理により、黒クロムめっき層’（ｆｆ＝いぶし調
   に除去させたことを特徴とするいぶし調装飾部品の製造
   方法。
2. （２）基材上の貴金属めっき層が一金めつき層、バラジ
   ュームめっき層又は、パラジューム合金めっき層である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のいぶし調
   装飾部品の製造方法。