JPS5896894A - 加飾方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属滑沢面をもつステンレスの表面に少くとも
ステンレス固有の金属滑沢面と、第−鍍金層の鍍金滑沢
面と第二鍍金層の鍍金マット面とを混在させて形成する
加飾法に係り、金属滑沢面をもつステンレスの表面の一
部に第−鍍金層を設け、その鍍金層と非鍍金層とに掛け
て所望の絵柄を抜き模様で形成したサンドブラスト防護
膜を張りつけ、その上からサンドブラストを施して吹付
研摩粒により粗面からなるマット面を形成し、次いで前
記サンドブラスト防護膜を鍍金防護膜に利用して前記マ
ット面の一部又は全部に第二鍍金層を形成することを特
徴とするものであって、ステンレスの装飾効果を高める
ことを目的とするものである。

本発明方法の一実施例を添付図面について説明する。

第１図は表面を磨いて固有の金属滑沢面λを形成したス
テンレス板を示し、その金属滑沢面コの一部に常法によ
って第２図の通りに全鍍金層（第一鍍金層）３を設け、
その全鍍金層３と、非鍍金層である金属滑沢面λに掛け
て、所望の絵柄を抜き模様ｊによって形成したサンドブ
ラスト防護膜ｑを第３図のとおりに張りつけ、サンドブ
ラスト法により研摩粒６を吹きつけ、第ｑ図のように抜
き模様Ｓに表れた全鍍金層３と金属滑沢面２に細かい凹
凸面の粗面からなるマット面３′と２′を形成し、次い
で前記サンドブラスト防護膜ダを鍍金防護膜に利用し、
マット面２′、３′の一部又は全部に第Ｓ図のとおりに
第二鍍金層ｌがａ屏を防ぐには当該部分の抜き模様ｊ中
に別の鍍金防護用剤７を塗り込める。

以上の加工を施してからサンドブラスト防護膜ダを除去
すると第６図に示すようにステンレス板ｌにはステンレ
ス固有の金属滑沢面２ａと滑沢な全鍍金模様３ａとが抜
き模様Ｓの抜き部分以外に現れるの他、全鍍金のマット
面３ａ′、そのマット面３′及び金属滑沢面に凹凸を生
じさせたマット面λ′に第二鍍金層ｒを被覆固定したマ
ット鍍金面ｊａが表現された加飾を現わす。

サンドブラスト防護膜ダは薄いゴム板等から抜き模様を
切抜いて形成することもできるが、抜き模様が複雑又は
繊細であるときは、台紙に感光樹脂膜をロール等で延展
してから、前記感光樹脂膜に不透光性の墨などで模様を
現した透明原紙を重ねて露光し、それ・から水洗を施し
て光の通った光硬化部分を除く軟質部分を溶解して除去
する現象を施したものを、台紙ごとに金属滑沢面２及び
全鍍金層３に張りつける。この場合、研摩粒乙によって
すぐに破壊される台紙を使用してあれば、前記貼りつけ
後に台紙を除きとる必要はない。

本発明方法は前記実施例の説明により明らかにした（程
を施すものであって、ステンレスの表面に、少くともス
テンレス固有の金属滑沢面と第一鍍金層の鍍金滑沢面と
、第二鍍金層による鍍金マット面とを混在させた模様加
飾面を形成できるものであって、ステンレスの加飾性を
簡易な手段の組合せで増加できる利益をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１図は加飾を施すステンレス板の側面図、第２〜５図
は同加飾工程を順序に従って示した側面図、第６図は加
飾されたステンレス板の側面図である。 ２ａ→金属滑沢面、３ａ→金鍍金模様、Ｊａ’→マット
面、％ａ→マット鍍金面 第１図 ２ 第３図 第４図 第５図 第６図 ８　　　１　　３　　８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属滑沢面をもつステンレスの表面の一部に第−鍍金層
   を設け、その鍍金層と非鍍金層とに掛けて所望の絵柄を
   抜き模様で形成したサンドブラスト防護膜を張りっけ、
   その上がらサンドブラストを施して吹付研摩粒により粗
   面からなるマット面を形成し、次いで前記サンドブラス
   ト防護膜を鍍金防護膜に利用して前記マット面の一部又
   は全部に第二鍍金層を形成して、少くともステンレス固
   有の金属滑沢面と、第−鍍金層の鍍金滑沢面と、第二鍍
   金層の鍍金マット面とを形成することを特徴とする加飾
   方法。