JPS6025121Y2 - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPS6025121Y2 JPS6025121Y2 JP8561380U JP8561380U JPS6025121Y2 JP S6025121 Y2 JPS6025121 Y2 JP S6025121Y2 JP 8561380 U JP8561380 U JP 8561380U JP 8561380 U JP8561380 U JP 8561380U JP S6025121 Y2 JPS6025121 Y2 JP S6025121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- case
- dielectric
- inner conductor
- dielectric filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気的特性を劣化させず、しかも組立が容易
で、安定にコアを固定した誘電体フィルタに関するもの
である。
で、安定にコアを固定した誘電体フィルタに関するもの
である。
第１図は半同軸共振器を用いた誘導体フィルタの概略的
断面図を示す。
断面図を示す。
第１図において、１は内導体、２は周波数調整用ネジ、
３は誘電体コア、４は上面フタ、５はケース、６は入力
端子である。
３は誘電体コア、４は上面フタ、５はケース、６は入力
端子である。
従来のコア固定方法を第２図、第３図に示す。
第２図において、１は内導体、３は誘電体コア、４は上
面フタ、５はケース、７は接着剤の如く構成されており
、７は短絡電流が流れる重要な部分である。
面フタ、５はケース、７は接着剤の如く構成されており
、７は短絡電流が流れる重要な部分である。
しかし、ここにロスを与える物（ハンダ、接着剤）を置
くと、共振器のＱが劣化し、フィルタのロスが増大する
。
くと、共振器のＱが劣化し、フィルタのロスが増大する
。
また組立も難しく、寸法精度も出ない欠点がある。
第３図において、１は内導体、３は誘電体コア４は上面
フタ、５はケース、８は容量電極、９゜１１はかしめ部
、１０は円板状容量電極部、１２はワッシャの如く構成
されている。
フタ、５はケース、８は容量電極、９゜１１はかしめ部
、１０は円板状容量電極部、１２はワッシャの如く構成
されている。
かしめ部９゜１１で内導体１に力を加えてコアを固定し
ている。
ている。
しかし、内導体１は共振器のＱを決定するもっとも重要
な部分であり、内導体１とコア間がズしたりすると、特
性が不安定になる欠点があった。
な部分であり、内導体１とコア間がズしたりすると、特
性が不安定になる欠点があった。
また、以上からコアの固定と内導体を電気的にもっとも
良い状態に保つことは非常に困難であることがわかる。
良い状態に保つことは非常に困難であることがわかる。
本考案の目的は、これらの欠点を除去する為、コア外周
の一部に電極を焼き付け、ケースに開けられた穴やスリ
ットにハンダを流し込み、ケースと固定したもので、以
下詳細に説明する。
の一部に電極を焼き付け、ケースに開けられた穴やスリ
ットにハンダを流し込み、ケースと固定したもので、以
下詳細に説明する。
第４図は本考案の第１実施例を１部切り欠いて示すもの
であり、第４図Ａは側断面図、第４図Ｂは平断面図であ
る。
であり、第４図Ａは側断面図、第４図Ｂは平断面図であ
る。
第４図Ａにおいて、１は内導体、２は周波数調整用ネジ
、３は誘電体コア、４は上面フタ、５はケース、６は入
力端子、１３はコア固定用穴である。
、３は誘電体コア、４は上面フタ、５はケース、６は入
力端子、１３はコア固定用穴である。
この第４図Ｂにおいて、１４は誘電体コア３に焼き付け
られた電極、１５は固定する為に用いられたハンダで、
このように構成されている。
られた電極、１５は固定する為に用いられたハンダで、
このように構成されている。
第４図かられかるように、ケースに入力端子を設け、誘
電体コアを挿入して、焼き付けられた電極をケースに開
けられた両側の穴の位置にくるようにする。
電体コアを挿入して、焼き付けられた電極をケースに開
けられた両側の穴の位置にくるようにする。
その後、ハンダが流れる位の温度に温め、ケ−スの外側
からハンダを流し人み、コアを固定する。
からハンダを流し人み、コアを固定する。
以上説明したように、第１図の実施例では、コア固定の
為に短絡電流の流れる部分に何にも入れてないし、内導
体に何の力を加えることなく行なわれている。
為に短絡電流の流れる部分に何にも入れてないし、内導
体に何の力を加えることなく行なわれている。
したがって共振器のＱが劣化することなく、内導体を電
気的にもっとも良い状態（低抵抗の導体を形成すること
）に保つことができる。
気的にもっとも良い状態（低抵抗の導体を形成すること
）に保つことができる。
また、安定にコアを固定し、組立が容易に出来る利点が
ある。
ある。
第５図は本考案の第２の実施例であって、１６はコア固
定用スリットである。
定用スリットである。
その他は第１の実施例と同じ構成である。
このスリット１６を用いることにより、ハンダを一様に
流し込むことができ、組立が容易であり、また製造上で
量産性が向上される効果が生じる。
流し込むことができ、組立が容易であり、また製造上で
量産性が向上される効果が生じる。
第６図は本考案の第３の実施例であって、ケースにコア
固定に用いられるハンダ付の為の穴やスリットを開けず
、ハンダシート１７を利用して、ペーパーフェーズでハ
ンダ付する方法である。
固定に用いられるハンダ付の為の穴やスリットを開けず
、ハンダシート１７を利用して、ペーパーフェーズでハ
ンダ付する方法である。
この方法を用いると穴やスリットがなくなり、気密の保
持が向上し、また製造上、組立容易でさらに量産性が向
上される効果が生じる。
持が向上し、また製造上、組立容易でさらに量産性が向
上される効果が生じる。
以上の説明から明らかなように、本考案はハンダを用い
、該ケース側面とコア外周の一部を固定しているので、
従来の欠点をことごとく除去できる優れた効果が得られ
、電気的にも量産的にも優れた誘電体フィルタを提供し
得ることができる。
、該ケース側面とコア外周の一部を固定しているので、
従来の欠点をことごとく除去できる優れた効果が得られ
、電気的にも量産的にも優れた誘電体フィルタを提供し
得ることができる。
第１図は一盤的な半同軸共振器を用いた誘電体フィルタ
の断面図、第２図と第３図は従来のコア固定構造の例を
示す断面図、第４図、第５図、第６図は一部を切り欠い
てそれぞれ本考案の一実施例を示すものであって、第４
図Ａは側断面図、第４図Ｂは平断面図、第５図は側断面
図、第６図は平断面図である。 １・・・・・・内導体、２・・・・・・周波数調整用ネ
ジ、３・・・・・・誘電体コア、４・・・・・・上面フ
タ、５・・・・・・ケース、６・・・・・・入力端子、
７・・・・・・接着剤、８・・・・・・容量電極、９，
１１・・・・・・かしめ部、１０・・・・・・円板状容
量電極部、１２・・・・・・ワッシャ、１３・・・・・
・コア固定用穴、１４・・・・・・・・・コアに焼き付
けられた電極、１５・・・・・・ケースとコアを固定す
る為に用いられたハンダ、１６・・・・・・コア固定用
スリット、１７・・・・・・ハンダシート。
の断面図、第２図と第３図は従来のコア固定構造の例を
示す断面図、第４図、第５図、第６図は一部を切り欠い
てそれぞれ本考案の一実施例を示すものであって、第４
図Ａは側断面図、第４図Ｂは平断面図、第５図は側断面
図、第６図は平断面図である。 １・・・・・・内導体、２・・・・・・周波数調整用ネ
ジ、３・・・・・・誘電体コア、４・・・・・・上面フ
タ、５・・・・・・ケース、６・・・・・・入力端子、
７・・・・・・接着剤、８・・・・・・容量電極、９，
１１・・・・・・かしめ部、１０・・・・・・円板状容
量電極部、１２・・・・・・ワッシャ、１３・・・・・
・コア固定用穴、１４・・・・・・・・・コアに焼き付
けられた電極、１５・・・・・・ケースとコアを固定す
る為に用いられたハンダ、１６・・・・・・コア固定用
スリット、１７・・・・・・ハンダシート。
Claims (1)
- 地導体を兼ねたケースと、一端が当該ケースの底面に短
絡され且つ他端が開放状態にある内導体と、中心の中空
部が当該内導体を貫通する如く前記ケース内に収容され
た誘電体コアとを備えた誘電体フィルタにおいて、前記
誘導体コアの一部外周側面に電極が焼付形成されており
、当該電極が前記ケースの内側面にハンダ付けされて前
記誘導体コアが前記ケースに固定されていることを特徴
とした誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8561380U JPS6025121Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8561380U JPS6025121Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5710102U JPS5710102U (ja) | 1982-01-19 |
| JPS6025121Y2 true JPS6025121Y2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=29447847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8561380U Expired JPS6025121Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025121Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP8561380U patent/JPS6025121Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5710102U (ja) | 1982-01-19 |
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