JPS60250069A - コ−テイング剤 - Google Patents

コ−テイング剤

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JPS60250069A
JPS60250069A JP59107916A JP10791684A JPS60250069A JP S60250069 A JPS60250069 A JP S60250069A JP 59107916 A JP59107916 A JP 59107916A JP 10791684 A JP10791684 A JP 10791684A JP S60250069 A JPS60250069 A JP S60250069A
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JP
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diisocyanate
polyurethane resin
compd
dicarboxylic acid
acid
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JP59107916A
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Iori Naito
内藤 伊織
Keiichiro Togawa
戸川 恵一朗
Yutaka Mizumura
水村 裕
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高電界の印加により直接静電潜像をつくり、こ
れにトナーを塗布し定着する所謂静電記録紙用に適した
コーティング剤輪関するものである。
(従来技術との関係) 従来より静電記録紙には誘電物質として、例えば特公昭
45−9593号公報にみられるような塩ビー酢ビ共重
合体やポリエステル樹脂、アクリル面固有抵抗値が充分
なものでなく、また耐ブロッキング性においても充分な
ものではなく、改良がめられていた。更に、最近になっ
て特殊な無溶剤型のスタンプインキが使用されはじめ、
押印したところが経時的ににじむという問題がでてきた
ため、その改良が強くめられてきた。
(発明の目的) 本発明者等はこうした事情に鑑み、高湿度下における表
面固有抵抗値が高く、耐ブロッキング性に優れ、しかも
スタンプインキのにじみ性が大幅に改良されたコーティ
ング剤を得る目的で、種々鋭意研究を続けた結果、本発
明に到達した。
(発明の構成) すなわち本発明は芳香族ジカルボン酸を主体とする数平
均分子量500〜10000のポリエステルジオール(
A)と1分子中に少なくとも2個のヒドロキシル基を有
するポリシーキサン化合物(J3)とを(A)/(B)
 = 10010.001〜3(重量比)で、ジイソシ
アネート化合物(C)と共重合させた数千′均分子量8
000以上、ガラス転移点50℃以上のポリウレタン樹
脂を主体とするコーティング剤である。
本発明で使用される芳香族ジカルボン酸を主体とする数
平均分子′!に500〜10000のポリエステルジオ
ール(4)のジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、オルソフタル酸、2,6−す7タレンジカ
ルボン酸、1.5−す7タレンジカルボン酸、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸を挙
げることができるが、特性を損わない範囲内でコハク酸
、アジピン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸あ
るいはp−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸を一部
使用することができる。
グリコール成分としてはエチレングリコール、1.2−
プロピレングリコール、1.3−プロパンジオール、l
、4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、■、
6−ヘキサンジオール等の脂肪族ジオール、1.4−シ
フ四ヘキサンジメタツール等の脂環族ジオール、ビスフ
ェノール人のエチレンオキサイ′ドあるいはプロピレン
オキサイド付加物等を挙げることができる。
本発明で使用される1分子中に少なくとも2個のヒドロ
キシル基を有するポリシロキサン化合物CB)としては
、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキ
サンあるいはポリジフェニルシロキサン、ポリジエチル
シロキサンの骨格を有し、両末端に硅素原子に炭素数1
〜20のアルキル基、アリル基、アラルキル基を介して
ヒドロキシル基を有する化合物および硅素原子に炭素数
1〜20のオキシアルキル基、オキシアリル基、オキシ
アラルキル基を介してヒドロキシル基を有する化合物を
拳げろことができる。本発明の少なくとも2個のヒドロ
キシル基を有するポリシロキサン化合物として、2個の
ヒドロキシル基を有するものが好ましく、望ましい数平
均分子量としては400〜2000のものである。
本発明で使用されるジイソシアネート化合物(C)とし
ては、トルエンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
水添ジフェニルメタンジイソシアネート、水添キシリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
等公知のものを使用することができるが、望ましいもの
は、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水添キシリレンジイソシアネートである。
本発明のポリエステルジオール(4)と1分子中に2個
のヒドロキシル基を有するポリシロキサン化合物ωンと
の配合比は、重量比で(A)/の)=10010.00
1〜3の割合、望ましくは囚/ω)=1o olo、o
 s〜1の割合であり、(4)100部に対して、(6
)が0.001部未満の割合、耐ブシツキング性、スタ
ンプインキのにじみ性防止効果が充分なものではなく、
逆に(A)100部に対してω)が3部以上になると、
コートへの筆記性、印刷性、スタンプの押印性が悪くな
り、実用性のないものとなる。
本発明のコーティング剤として使用されるポリウレタン
樹脂は、数平均分子量8000以上、望ましくは120
00以上、ガラス転移点50℃以上、望ましくは60℃
あることが好ましい。数平均分子量が8000未満、あ
るいはガラス転移点が50℃未満の場合には、ブロッキ
ング性が悪くなり、実用に供し得ない。
本発明のコーティング剤は芳香族ジカルボン酸を主体と
するポリエステルジオール囚と1分子中に2個のヒドロ
キシル基を有するポリシロキサン化合物ω)とジイソシ
アネート化合物(C)とを必須成分とするポリウレタン
樹脂より成るが、これ以外に公知の技術より考えられる
化合物を必要により一部使用することができる。例えば
ポリウレタン樹脂重合時に鎖延長剤として、分子量40
0以下のポリヒドロキシ化合物、あるいはアミノ2化合
物等を任意に選択し使用することができる。
本発明のコーティング剤は、主に有機溶剤に溶解して使
用されるものであり、使用される溶剤としてはアセトン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シフ
四ヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸メチ
ル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤が主に使用され、更
に上記溶剤とジオキサン、テトラハイドロ7ラン等の環
状エーテル化合物等を使用することができる。
本発明のコーティング剤は主に単独あるいは無機顔料、
例えば酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、
カオリン、アルミナ等を混入した後、使用されるが、必
要により公知の樹脂、例えハポリエステル樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン樹脂、セル
ロース系樹脂等を混合して使用することができ、又公知
の硬化剤、例えばポリイソシアネート化合物、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂を使用することができる。
(発明の効果) 本発明は、電子写真用あるいはファクシミリ用等の静電
記録紙に塗布される誘電物質として優れた性質を有する
コーティング剤に関するものであり、特に高湿度下にお
ける表面固有抵抗値が高く、耐ブロッキング性に優れ、
しかもスタンプインキのにじみ性が大巾に改良されたコ
ーティング剤に関するものである。
本発明のコーティング剤を105〜1011Ω/−の体
積抵抗を有する基紙の片面又は両面に塗布したものは、
高湿下でも高い表面固有抵抗値を有し、優れた耐ブロッ
キング性を有していた。しかもスタンプインキの耐にじ
み性も大幅に改良されたものであった。
(実施例) 以下、実施例で本発明を具体的に説明するが、本発明は
これらの実施例に限られるものではない。
なお実施例中、単に部とあるのは重量部を示すものであ
る。
製造例1 温度計、冷却管、攪拌機付2tフラスコ中に、ジメチル
テレフタレート388部、ジメチルイソフタレート38
8部、エチレングリコ−#298m、ネオペンチルグリ
コール333部、テトラブチルチタしていき、過剰のグ
リコール成分を溜出きせ、1時間後、250℃、20m
Hyとした。そして更に1〜5m11(y、250℃で
40分間重縮合反応を行い、ポリエステル樹脂(A−1
)を得た。
ポリエステル樹脂(A−1)をNMRを用いて組成分析
を行ったところ、テレフタル酸50モル%、イン7タル
酸50モル%、エチレングリコール52モル%、ネオペ
ンチルグリコール48モル%であった。また高速液体ク
ロマトグラフによる数平均分子貝は2500、OH価4
4.0であった。
ポリエステル樹脂(A−1)と同様の方法ニヨリポリエ
ステル樹IJa(A−2)〜(A−4)を得た。樹脂の
組成、数平均分子量OH価は表−1のとおりであった。
表−1 *)比較ポリエステル樹脂 製造例2 温度計、速流冷却管、攪拌機を具備した2tフラスコ中
にポリエステル樹脂(A−1)300tIIS、メチル
エチルケトン150部、トルエン150部を入れ、70
℃で1時間かけて溶解した。次に、信越化手製、ポリジ
メチルシロキサンジオール「X−22−160A SJ
 (分子数= 1000 、OH価=110に%Hmy
/r ) 0.6部を加えた後、キシリレンジイソシア
ネー) 21.7部を加え、70℃にて7時間反応させ
た後、メチルエチルケトン226部、トルエン226部
、ジブチルチンジラウレート0.3部を加え、80℃に
て5時間反応させた。得られたポリウレタン樹脂(B−
1)は、液体クロマトグラフによる数平均分子量は24
000、DSCによるガラス転移温度は70℃であった
同様の方法にてポリウレタン樹脂(B−2)〜(B−7
)を作成した。その組成、特性値を表−2に示した。
表 −2 *)比較ポリウレタン樹脂 *1)SF−3427 東しシリコン(株)!Ii! ポリジメチルシロキサンジオール 数平均分子量 19000H価 59 実施例1 針葉樹クラフトパルプを主体としてつくられた6of/
m’の上質紙に、アルギン酸ソーダの10%水溶液をサ
イズプレスして体積抵抗105Ω/dの基紙を形成した
。その表面上にポリウレタン樹脂(B−1)中に炭酸カ
ルシウム微粉末を固形分樹脂と同重量均−に分散した液
をロールコータ−にてlOf/靜塗布し、静電記録紙を
作成した。
20℃、65%湿曳下、および40℃、90%湿度下で
の表面固有抵抗はそれぞれI X 101SΩ、7 X
 1014Ωであり、10枚重ね合わせ、50汚/d圧
力下でのブロッキングテストは、上記条件下でいずれも
全くブロッキングは認められなかった。
また静電潜像を乾式トナーを用いて記録したものを、セ
ロテープを用いて剥離テストを行ったが、トナーの記録
紙からの剥離はほとんど認められなかった。
次にこの記録紙上にシャチハタ製Xスタンパーブラック
11を用いて押印し、室温下1週間静置しておいたが、
押印部のにじみは認められなかった。
実施例2〜3 実施例1と同様の方法によりポリウレタン樹脂(B−2
)〜(B−a)について評価を実施した。
その結果を表−3に示した。
比較例1〜4 実施例1と同様の方法によりポリウレタン樹脂(B−4
)〜(B−7)を用いて評価を実施した。
その結果を表−3に示した。
表 −3 表−3から明らかなように、本発明のコーティング剤は
高温下でも高い表面固有抵抗値を有し、耐ブロッキング
性、トナ一定着性、トナー密着性ならびにスタンプ押印
性、スタンプにじみ性に優れている。
特許出願人 東洋紡總株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芳香族ジカルボン酸を主体とする数平均分子量500〜
    10000のポリエステルジオール(4)と1分子中に
    少なくとも2個のヒドロキシル基を有するポリシロキサ
    ン化合物ω)とを(A) / (B) = toolo
    、oot〜3(重量比)で、ジイソシアネート化合物(
    C)と共重合させ、た数平均分子′j18000以上、
    ガラス転移点50℃以上のポリウレタン樹脂を主体とす
    るコーティング剤。
JP59107916A 1984-05-28 1984-05-28 コ−テイング剤 Granted JPS60250069A (ja)

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JP59107916A JPS60250069A (ja) 1984-05-28 1984-05-28 コ−テイング剤

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JPS60250069A true JPS60250069A (ja) 1985-12-10
JPH0134468B2 JPH0134468B2 (ja) 1989-07-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61291660A (ja) * 1985-06-19 1986-12-22 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 水蒸気透過性コーティングの製造方法
JPS63317514A (ja) * 1987-05-28 1988-12-26 ロード コーポレーション コーティング組成物及びその製法
JP2018510255A (ja) * 2015-04-28 2018-04-12 エイチピー・インディゴ・ビー・ブイHP Indigo B.V. コーティングシステム

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US3243475A (en) * 1960-05-27 1966-03-29 Bayer Ag Polyurethanes

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US10294363B2 (en) 2015-04-28 2019-05-21 Hp Indigo B.V. Coating system

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