JPS60248565A - シ−ト自動処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は定規板會印字装置・簡易印刷機等の画像形成装
置、その他シート類（カットシート紙・カードゆ薄板等
の枚葉物）を次々と出力する装置のシート出力部に装着
して使用され、シート出力装置から順次出力されるシー
トを受容し、その受容シートを自動的に相互整合（シー
ト相互の揃え合せ）し、次いでその整合シート束を自動
的に製本処理（ステイプル止め・のり付は等）し、更に
はそれを自動的に排出するシート自動処理装置に関する
。

この種のシート自動処理装置は事務処理の合理化等を行
う上で効果的なもので、既に種々提案され（例えば特開
昭５０−９９５４８号公報・特開昭５３−１１９０４７
号公報等）、又実用機もある。しかし従来装置は総じて
特殊−高級な特定機種のシート出力装置に組合せて使用
される大型・複雑・高価格なもので、例えば一般普及型
複写機にも容易に組合せ装着して使用することはできず
、汎用性に欠けるものであった。

本発明は上記に鑑みて提案されたもので、各種の既存の
シート出力装置に広く組合せ装着して使用することがで
きる汎用性を有し、且つ高信頼性で、全体にコンパクト
で低コストのこの種のシート自動処理装置を提供するこ
とを目的とする。

更に詳しくは、シート束を製本後、トレイ上からスタッ
カ等へ束搬送するにあたり、トレイの揺動によるトレイ
面傾斜を利用し、滑落搬送を行なう装置において、トレ
イ上のシート東遺留トラブル防止機構を付加することを
目的としたものであ゛　る。

前記目的を達成するために本発明に係るシート自動処理
装置は、シート出力装置から出力されるシートを受容す
る揺動自由に支持されたシート捕集トレイと、シート出
力装置から所定枚数のシートがトレイ内へ出力された後
の所定のタイミング時点で動作してトレイ内のシート束
を一括バインドする製本手段と、上記トレイをシート出
力装置からの出力シートを受容可能な第１姿勢と、製本
手段によりバインドされたシート束をトレイ外へ滑落排
出可能な第１姿勢よりも急傾斜の第２姿勢とに選択的に
転換するトレイ揺動手段と、上記トレイ揺動手段をこよ
り、トレイを第２姿勢に転換するにあたり、バインドさ
れたシート束を第２姿勢へ転換中のトレイ傾斜に沿わせ
るべく、トレイシート堆積面方向へシート束を付勢する
付勢手段と、を有したことを特徴とする。

以下図に示した一実施例に基づいて具体的に説明する。

図に於て１は本例のシート自動処理装置の全体符号、１
００はシート出力装置、２００はそのシート出力装置を
据え置いたペデスタルを示す。シート出力装置１００は
本例では複写機とする。１０１は定規板機筺の左端面板
１０２面に横長に形成されたシート出力口（シート排出
口）１０５は該シート出力口１０１の内側で該出力口の
近傍に配設されたシート排出ピンチローラである。複写
機機筐内に内蔵の不図示の画像形成ブス ロセン機構によシ画像形成処理されたコピーシートは上
記のシート排出ピンチローラ１０３て排出搬送されて出
力口１０１から機外へ出力される。

（１）　シート自動処理装置１の大略構成本例の装置１
はシート整合を傾斜トレイ６と、互いに直角配置の第１
及び第２のシート整合定規板７・８ＩＦ−よシ行わせ、
又製本をステイプル止めによシ行わせるようにしたもの
で、その大略構成は装置シャシ２に対して下記のような
部材・機構を組付けてなる。

ａ、複写機１００のシート出力口１０１から出力された
シー）Ｐを引続いて受入れて前方へ案内する上下一対の
シートガイド板３・３ｂ、そのシートガイド板の先端辺
部に配設したシート排出ピンチｐ−２４・５ Ｃ１該ピンチローラから送り出されたシートを受容する
。傾斜姿勢に配設したシート捕集トレイ６ ｄ、そのトレイ内へ次々と排出されて堆積するシートを
傾斜トレイとの共働作用で互いに対応直角２辺同士を揃
え合せ状態に整合する。互に直角配置の第１及び第２の
シート整合定規板７・８ ｅ、上記トレイを揺動自由に支持し、第１及び第２の傾
斜姿勢に選択的に転換するトレイ揺動機構９ ｆ、）・レイ内に整合されて堆積状態にあるシート束を
一括スティプル止め（ｇ本）するステイブ２機構１０ ｇ、その他、電気回路、賦電気回路を複写機１００＠の
電気回路とを結ぶケープ−（信号送受線）等 （２）装置シャシ２（第２図） 装置シャツ２は複写機１００のシート出力口側たる左端
面板１０２と、該複写機を据え置いたペデスタル２００
の左端面板２０１の両者にほぼ渡る大きさの垂直背板部
２ａを主体とし、その垂直背板部２ａの左右側辺に夫々
前方へ突出させた左右側板部２ｂ・２ｃと、垂直背板部
２ａの中間部よシも少し上位位ｆに背板左辺側から右辺
側にかけて背板を略横断させて配設した横長の中間棚板
部２ｄと、その中間棚板部の左端側に該棚板と一連に形
成した前方突出腕余部２ｅと、垂直背板部２ａの上辺寄
シの面部分に形成した横長窓孔２ｇと、垂直背板部２ａ
の略下半面部分の四隅部に大々形成した縦方向のビス挿
入用長孔２ｈ、等を具備させである。

中間棚板部２ｄ　、及びこれに一連の左端側の１ 胱全部２ｅは全体に、後述するトレイの傾斜との関係に
於て垂直背板部２ａに対して前方へ前止ルに傾斜αさせ
、且つ右下りに傾斜βさせた姿勢に配設してあ、る。

（！１）　シートガイド板３・３及びシート排出ピンチ
ローラ４・５　（第１・３・４図） シートガイド板６・５は複写機１００のシート出力口１
０１から出力されたシートＰを引続いて受入れてシート
先端辺をシート排出ピンチロー２４・５のニップ部へ案
内するためのもので、シャシ左右側板２ｂ・２０間に両
端部をシャシ側板内側に固定して配設しである。

シート排出ピンチローラ４・５はそのシートガイド板３
・３の先端辺側に配設してあり、ガイド板３・３の隙間
通路を通して送られてきたシートを咬え込んで後述する
トレイ６内へ排出する役目をする０本例では下側ロー２
４を駆動ローラ、上側ローラ５を従動押圧ローラとして
あシ、駆動ローラ４はシャシ左右側板２ｂ・２０間に回
転自由に軸受させ、且つシャシ左側板２ｂの外側に取付
は支持させ九モータＭ１で回転駆動される回転軸１１に
その長手に沿って予め設定し要所定間隔をあけて３測置
着支持させである。その各駆動ローラ４１に対する従動
ローラ５は、シャシ左右側板２ｂ・２０間に配設したス
テー１３に基部をねじ止め等で固着したばね板製の支持
腕１２の先端側に回転自由に軸受支持させてあシ、夫々
はね板支持腕１２の下方偏倚力で駆動ローラ４の上面に
常時抑圧接触している。

上下のシートガイド板３・３で構成する通路嬬両ガイド
板間でのシートのばたつきを防ぐために約１〜２１＋１
１の小さな隙間通路にするのがよい。又シートガイド板
はその間を通過するシートから発生する水蒸気の露結、
該露結水によるシート搬送障害を防止するためにシート
の搬送性が妨げられない限シ通気孔を形成するとか、針
金状部材・メツシュ部材等で構成するのがよい。

シート排出ピンチローラ４・５紘シートガイド軟３・３
間でのシートのたるみを防止するためにその回転周速を
複写機１００側のシート排出ピンチローラ１０３のそれ
よシも多少速いものにしてあシ、又ニップ圧は複写機１
００１ｍのローラ１０３のそれよりも弱く設定しである
。

（４）　シート捕集トレイ６及びその揺動機構９（第１
，３〜７図） トレイ６は、シャシ中間棚板部２ｄの裏面で。

該棚板の中間部位置よシも少し左端寄シの位置に基部を
固定支持部材１４にしっかシと保持させ、且つ前方へ前
玉りに傾斜（α）させて配設した軸棒１５に裏面を軸受
部材１６を介して該軸棒１５を中心に左右に揺動回動自
由に連結支持させである。而して該トレイ６は。

シャシ腕金部２ｅｌｌｌに形成したラグ２１とトレイ６
の左辺寄勺の裏面間に張設した引張りばね１７（第１・
５図）にょる引張力を常時受けて軸棒１５を中心に反時
計方向に回動付勢され。

算時は最終的にシャシ腕金部２ｅの上面に′トレイ左辺
側の裏面が轟接して受け止められ、前方へ前止ルに傾斜
αし、且つ右下りに傾斜βした傾斜姿勢状態に保持され
る。以下この姿勢状態管第１姿勢と称す。上記トレイ６
０第１姿勢に於ける前止夛傾斜角α、及び右下シ傾斜角
βは夫々例えば２３〜２６°、６〜１０′″の範囲で設
定・設計される。

１８はトレイ揺動用カムで、該カムは駆動モータＭ２　
（シャシ中間棚板部２ｄの裏面で該棚板の右端寄シの位
置に支持部材８０に＊ｐ付は配設されている）の回転軸
８１の先端カム８２に固定したビン８３と当接するリン
ク８４を介して、モータＭ２の回転・停止で第５図実線
示の姿勢から２点鎖線示の姿勢に変換され、又、逆に元
の姿勢に戻される。

即ち、待機位ｔ（第７図（ａ））からモータＭ２が回転
し、後述のステイプル動作（第７図（ｂ））を行い０次
いでビン８３がリンク８４を押し下げる。リンク８４は
、棚板２ｄの裏面に固設された回転軸８５のまわシに回
転し、シャシ読会都々に固定した揺動用カム１８のビン
８７（先述の固定支持部材１４上の回転軸８６のまわル
に回転自由）を介して、揺動用カムを２点鎖線位置へと
押上ける。（第７図（Ｃ）） このとき、カム１８の先端がトレイの後辺側左隅角部裏
面に接触して突き上は方向に押圧しトレイ６が引張シば
ね１７に抗して軸棒１５を中心に時計方向に回動されに
１姿勢時の右下夛傾斜角βよシも更に大きな角度〆で右
下シに傾斜した落５図２点鎖線示の姿勢状態に転換保持
される。以下この姿勢状態を第２姿勢と称す。

また、この姿勢において、モータＭ２のカム８２の円周
部に当接するマイクロスイッチＭ８がＯＮされ、モータ
Ｍ２の回転を所定時間Ｔｏの開停止させる０次いで、モ
ータＭ２梗に回転させ、マイクロスイッチＭ８がＯＦＦ
　した位置で停止しく第７図（、））、次の指令まで待
機する。この際に、リンク８４は、ビン８３から祉ずれ
、引張ばね１７によって第１姿勢に復帰する。

トレイ揺動機構９は本例に於ては上記のトレイ支持棒１
５．引張ばね１７、揺動カム１８、ビン８３、リンク８
４．モータＭ２゜モータカム８２％を構成部材とする。

その全体機構を指す。

（５）　シート整合定規板７・８（第１〜６，１１図）
シート整合定規板７・８は、第１姿勢状態にあるトレイ
６内へ排出されトレイの傾斜によシトレイ内を滑シ下シ
移動するシートの滑シ下シ側の直角２辺、即ち本例では
シートの後辺ＰＢ（第８図）と右辺ＰＲを受け止めてト
レイ内へ次々と排出されて堆積する各シートを互いに揃
え付せ状態（整合状態）にする部材でお９．シートの後
辺ＰＢを受け止める側の定規板７を第１のシート整合定
規板、シートの右辺ＰＲを受け止める側の定規板８を第
２のシート整合定規板とする。

第１の定規板７はシャシ中間棚板部２ｄの先端辺に沿っ
てブラケット２０（第２・６図）を介して取付は支持さ
せてｌ）、又第２部の定規板８はシャシ右側棚板部２ｆ
の先端部に定規板後端部をブラケット２１’ｉ介して片
持ちにしつかシと取付は支持させてあｐ、画定規板７・
８は互いに直角をなしている。トレイ６の後辺側の右隅
角部は方形に切シ落してあシ（第１・８図）、第１の定
規板７の右端、及び＠２の定規板８の後端はそのトレイ
切シ落し部に対応する位置までにして互いに会合させず
、その部分を開口部２２としである。

第１図及び第２の定規板７・８は何れもその下辺部を直
角に内向きに折シ曲げて細幅の張り出し縁７ａ・８ａを
形成しておる。而してトレイ６は第１姿勢状態に於て第
９図（ＩＬ）及び同図（１１）に示すように、その後辺
６Ｂて第１定規板７０下辺細幅張多出し縁７色に対して
僅不な隙間と１を介して対応位置し、又右辺軸が第２定
規板８の下辺細幅張シ出し縁８ａに対して僅小なトレイ
回動許容隙間ｄ２を介して対応位置する。

又このときトレイ６の上面６′に対して第１及び第２の
定規板７・８の各下辺細幅張シ出し縁７ａ・８ｂの上面
７ａ’８ａ’が下位面となるように段差ｗｔ−生ずる関
係構成にしである。

（６）紙押え機構（第５・７図） 紙押え機構はシャシ中間棚板部２この表側に設けた紙押
え２３と同棚板部２ａの裏側に組み付けた駆動部とから
なる。

紙押え２３は、＠板部２（１０表面に騰固定した部材２
４ａ、２４ｂを中心に回動可能゛であシ、トレイ表面と
接触する面２５ｈと紙押えリンク２５と接触する面２３
ｍ）を有している。駆動部は沁棚板部２ｄＣ１裏面に支
持部材２６を介して固定したグランジャ２７を駆動源に
しており、リンク２５が支持部材２６上のビン２７を回
転軸としてプランジャの吸引力及びリンク２５、ｌｊ板
部２ｄ間の引張ばね２８の引張力によって回転する。

ここで複写機１００からシート自動処理装置１０トレイ
６へ順次に排出されるシートは個々にその後端辺の複写
機出力口部１０１通過。

又はシート自動処理装置側のシート排出口部４・５通過
がシートセンサ８（第５図）により検出され、その検出
信号を基点として、トレイ６へ排出されたフビーシート
がその後トレづ内に完全に整合状態になるＶＣ要する所
定の遅延時間Ｔ経過後に制御回路により、プランジャ２
７が励磁、吸引される。この吸引によｌンク２５が回転
され、それにつれて２紙押え２３がトレイ上の紙面に落
下する（第７図（司の２点鎖線）、さらに所定の時間′
ｒ２ｆｉｋ過後に励磁を停止し、引張ばね２８の引張力
により最初の状態（第７図（４）実線）に復帰する。

この紙押え２３の落下、復帰は、複写機１００側からト
レイ６ヘコビーシートが出力・排出される毎に繰シ返し
て実行される１紙押え２３の落下によって、シート後端
カールが抑圧されて矯正され、シート相互の整合性が向
上する。

（７）　ステイプラ機４１１（第１，５〜７図）ステイ
グラ機＄１１０は棚板部２ｄの右ｌｉ１面から着脱自在
のステイブ２本体２９と棚板部２ａに設けた駆動機構部
とからなる。

ステイブ２本体２９は１本例では、１０号Ｕ字針を用い
る一般的手動ステイプラ（通称ホチキス）でおる。（そ
の栴成社衆知のものであり、省略する）。ステづプラ２
９Ｃ）着脱は装置シャシ右側板部２Ｃの切欠き部５０か
ら行なわれる。ステ４プラ２９の固定は棚板部２ａに設
けたエンボス３１ａ、５１ｂにステイプラ２９の底板の
穴５２ａ、５２ｂが嵌合することによって位置決めされ
４棚板部２ｄの裏面に固定部材３５を介して配置したマ
グネツ）ＭＰの磁力によって固定される。

６４は横向き腕部５４ａと下向き腕部５４ｂを有し、軸
５５を中心に揺動自由のＬ形ステイプラ押下げレバーで
、横向き腕部５４ａの先端部には、上記ステイブ２本体
２９の背面先端部に当接するゴム３６が接着しである。

このゴム３６けステイブ２本体２９の背面を均一に押す
ためのものである。下向き腕部５４１）の下辺は、Ｓ板
部２ｄ面にあけたスリット孔２ｊから棚部下方へ突入さ
せである。

５６紘軸５５を中心に揺動するステイプルリンクで、他
端には、長孔６７が形成しである。この長孔５７には前
述の駆動モータＭ２の先端カムＢ２ｒｃ固定したビンＳ
８を嵌入させている。ｔた。リンク３６の中央部と押下
はレバー３４の下向き腕部５４）には、それぞれ、ばね
掛はビン５９，４０が絞めてあり、その間には、引張に
ね４１が張設しである。このばね４１はリンク６６の上
部にわるビン４２と押下はレバー５４Ｃ）下向き腕＠　
５４ｂの１辺とが圧接する状態で所定の張力含有する長
さでアリ、この圧接によってリンク５６とレバー５４の
位置関係を定めている。

第７図（ａ）はステイプラ待機状態であシ、マイクロス
イッチＭ８はＯＦＦ　した状態で、押下げレバー５４は
大揺動のほぼ上死点に位置している。ｔた。ステイブ２
２９はその内部板バネ（不図示）によって、開口部を大
きく開けている。

複写機１００＠からステイプル命令がシート自動処理装
置の制御回路（不図示）に入・方さｈｂとｍシー）搬送
部のセンサｓによルコヒーシートの後端検知信号に基い
て、所定の遅延時間Ｔ、が経過後に、モータＭ２０回転
駆動が開始されてスティプラ本体２９の押下は動作がな
される。スティプラ本体開口部がシート束を挾んで閉じ
られてさらに押下げられると、シート束ｆ１１字針が貫
き得るカ（以下ステイプルカ）になる迄、引張ばね４１
に刀がチャージされ、シート束の枚数に応じたステイグ
ルカ史となり九時点で、シート束を上記はね力によって
スティプルする（第７図（ｂ））。

尚１通常のコピー用紙では、２０枚で１２Ｋｆｆの力を
要する。美 実施例では、ばねにチャージされるカはスティプル部に
おいて最大１５Ｋｆｆに設定してあり、万一の場合でも
装置全体に損傷がないようにしである。スティプル後、
さらにモータ゛Ｍ２は回転し、前述のトレイ揺動を行っ
たのち、スティプル待機位置（第７図（ａ））に復帰す
る。

ここで、モータＭ２の軸のカムム２に固定したスティプ
ラ駆動用ビン３Ｂ、トレイ遥動用ビン８３の配置紘、ス
テイプル後、ステイブ２本体開口部がピン３８によシ、
開口したのちにトレイが揺動するようにしである。

（８）　シート自動処理装置１の複写機１００への装着
（第１図） シート出力１ｋｆＩｔたる複写機１００に対するシート
自動処理装置１の装着は本例装置の場合法の要領でなさ
れる。先ず複写機１００の左端面板側のシート出力口部
１０１に外方へ突出して装着されている通常の排出シー
トトレイを取り至る。そして複写機１００ｆ：据え置い
たペデスタル２００の左端面板２０１を定着している四
隅部の止めどス２０２を一旦外して装置１のシャシ垂直
背板２ａの下半面四隅部の各縦長孔２ｈに止めビス２０
２を挿通してペデスタル左端面板２０１と装置１のシャ
シ背板２ａの下半面とをペデスタル本体に共締めするこ
とに−よシなされる。この場合縦長孔２ｈを利用して装
置１０複写機１００に対する上下位置を。

複写機１００＠のシート出力口１０１に対して装置１側
のシャシ垂直背板２ａに形成した開口部２ｇが対面し、
複写機１ａＯ＠のシート排出ピンチローラ１０３に対し
て装置１＠の上下のシートガイド板対３・６のシート受
入れ口側が正対するように位置調節して各ビス２０２を
緊締する。

この装着方法はこの他にも、ベディスタルにシート排出
方向に伸びるアヤユライドレールに取カ付け、複写機の
ジャム処理を容易に行い得る機構とする等２種々考えら
れる。

又図には省略したが装置１には該製錠側の電気回路と複
写機ｉｏｏ　＠の電気回路とを結ぶケーブル（信号ｉ１
！りがあシ、そのケーブルの先端プラグを複写機側のコ
ンセントに差し込むことにより両装置１・１００を電気
的にも接続させる。これにょシ複写機１００に対する装
置１の装着全完了する。

（９）動作 ａ、複写機１００に１部当シの複写枚数Ｎと必要製作部
数Ｍを条件設定して複写を開始させる。複写機の稼動に
より先ず１部目のコピーシートが次々と複写機１００の
シート出力口１０１から出力される。その出力シートＰ
は装置１＠の上下のガイド板３・３間の隙間通路を通っ
てシート排出ピンチロー２４・５　のニップ部に挾み込
まれ、［ピンチｐ−２で第１姿勢状態に保持されている
トレー１６へ送ｐ出されてトレイ６内へ排出される。

尚１本例の場合複写機１００側からトレイ６へのシート
排出は各種サイズのシート何れもトレイ右辺寄シの破線
Ｒ−Ｒ（第１１図）を基準線とする片ｌＩ基準搬送（シ
ート右辺基準搬送）でなされるものとする。

ｂ、ピンチローラ４・５にょクトレイ６１！ｌｌへ送夛
出しの開始されたシートＰはある長さ分送夛出されると
その送ル出されたシート部分が自重によｎ＊の強さに抗
して第１図実線示のように下方へ湾曲して下シ状態とな
シ、トレイ６が右下りに傾斜しているからその下方湾曲
シート４分の先端辺左隅角部Ｐ１が最初にトレイ６面（
或は２枚目以降は既にトレイ内へ排出されたシート上面
）に接する。このときのトレイ４面へのシート進入角θ
は鋭角である。

Ｃ０次いで引続くシー）Ｐのピンチローラ４・５による
トレイ６側への送）出しに伴ないそのシート送υ力でシ
ート先端辺側かトレイ６の前止シ斜爾をその斜面に沿っ
てトレイ先端辺方向へスムーズに昇ル摺動移動してシー
トＰのトレイ内への送９出しが進行する。

ｄ、そして、何れシートＰの後端はピンチロー２４・５
０ニップ部を通過して抜は切ると。

シー）Ｐは全体にトレイ６内に落下排出状１′　態にな
る（第１１図実線）。

ｅ、）しづ６内へ落下排出されたシートＰ紘次いでトレ
イ６の前止夛傾斜、逆に云えば後下〕傾斜と、右下シ傾
斜の合成傾斜面をトレイ６の後辺側右隅角部へ向う方向
Ａ（第８図）へ自重で自然に滑９下シ移動する。

ｆ、該シー）Ｐのム方向への滑シ下シ過程で本例の場合
性先ずシートＰの右辺ＰＲが第２のシート整合定規板８
の内面に突き当って位置規制を受ける（同図１点鎖、線
示り′状１１）。

６０次いでそのシートｌは該第２の定規板８に沿って第
１の定規板７へ向うＢ方向へ滑ル下シ移動しシートの後
辺ＰＢが該第１の定規板７の内面に突き当って位置規制
を受ける（同図２点鎖線示Ｐ１状態）。

ｈ、′）ま）トレイ６内へ排出されたシー）Ｐは最終的
に滑シ下シ儒の直角２辺たる右辺ＰＲと後辺ＰＢとが夫
々整合定規たる互いに直角の第１及び第２の定規板７・
８の内面に受け止められた位置決め状態になってトレイ
６内に収まる。こ０時点で前記（６）項で説明したよう
に紙押え機構が１回グランジャの吸引・復帰動作し、こ
れによシ紙押え２５下降・復帰でトレイ６内へ排出・整
合されたシートの紙押えか実行される。

１、かくして２枚目以降の出力シートも上記ｂ−ｈ項と
同様の過程でトレイ６内へ順次排出・整合・紙押えされ
て次々と整合堆積して行く。尚トレイ６内に整合された
シート束の後辺側の右隅角部は第１及び第２の整合定規
板７・８間の開口部２２からシャシ中間棚板部２ｄ＠へ
突出してステイプル針受は座３９の上に位置した状態と
なる。

ｊ、而して１部目の最後のコピーシートが出力されてト
レイ６内に排出され、それが整合状態になった時点で前
記（６）項で説明したようにステイブ２駆動機構がステ
イブ２本体を押し下げ、これによりトレイ内の全シート
束はその後辺側の右隅角部にステイプル針が打ち込まれ
て一括スティプル止め処理される（第７図（ｂ））　。

ｋ、ステイプラ機構がシート束をステ１プルしたあと、
さらにそ−タＭ２が回転し、前記（４）項で説明したよ
うに、トレイ揺動機構がトレイを第１姿勢状態から、＃
第１姿勢時よシも右傾斜度の大きいｇ２姿勢状態に転換
する。（マイクロスイッチＭ８のＯＮ信号にて、モータ
ー回転を停止）、これによって、トレイ６の右辺と、第
２の定規板８の下縁間に隙間開口を生じ、トレイ６内の
ステイプル済みの１部のコピーシート束がトレイの右斜
面に沿って右方に滑落し、上記隙間開口から滑落側に配
設し九−収納容器（スタッカ）４３内にステイブル止め
された側を先頭にして自動的に排出収納される。

ステイプル止めされたシート束をそのスティグル止め側
を先頭にしてトレイ６からスタッカ４５儒へ滑落排出さ
せることにより各シートの７ｙｒｕばら妙を防止するこ
とができる。

１、トレイ６が第２姿勢状態に転換されてからトレイ内
の製本済みのシート束が完全にトレイ外へ排出されるに
要する予め定めた先述のタイマ時間Ｔｏ（普通１秒程度
）経過後、或はスタッカ４３の入口部に配設したセンナ
（不図示）により（シート束がスタッカ側に排出収容さ
れたことが検知された後に、再びモータＭ２の回転を開
始し、トレイ６を再び第１姿勢状態に転換し、マイの クロスイッチＭ８，０ｉＰＩＦ　ｏ　ｇｉ号にてモータ
Ｍ２０回転を停止、待機状態とする。

ｍ０次いで２部目についてのコピーシートが複写機１０
０＠から装置１側へ次々と出力され、上記と同様に２部
目のコピーシートについての自動整合・自動製本・自動
排出かなされる。かくして上記ｂ　％　ｍ項の繰シ返し
サイクルによシ最終的にＭ部の各製本法みのコピーシー
ト束が自動的に調整されてスタッカ４３内に収容された
状態となる。

第１０図は上記シーケンス制御の）四−チャードを示し
たものである。

（１０）その他の構成１作用、変形例等ａ、）レイロの
後辺側の右隅角部は、（５）て説明したように、方形に
切ｐ＃ｒとしてあり。

その切ル落し部には、スティプラ本体のスティプル針受
Ｓ（針曲げ部材）が位置している。その為、スティグ左
後。トレイ６を回転させてシート束をスタッカ４３に滑
落させる際に、シート東端部がこの針受部に引りかかシ
、所定の角度！傾けてもシート束の腰によってトレイ−
針受部間にの斗ｆｔまとなる事故が生じ易い。

そこで１本例装置に於ては、上記のような原因になるシ
ート東遺留のトラブルを除去するために、トレイ６にト
レイシート載置面と対向する稜部を有したごの字型の落
し込み部材９０を配設しである。

咳、落し込み部材９０は、そのトレイシート載置面に垂
直な部分がシート整合時のシート後辺位置よシも後側に
位置している。

（第５，８図）。また、後測定規板７はこの部分を逃け
るべく、切９欠き９１が設けである。トレイ載置面と、
対向後部との間隔は、トレイが第２姿勢に転換したとき
に。

シート束を針受部等からトレイ面方向へ落し込むに十分
な長さに設定してあル、実際には、トレイ６の第２姿勢
への揺動中にシート束が針受部よＣＭれて滑落を開始す
る（第６図）。

このような落し込み機構は、後測定規板７をトレイと一
体的にし、その一端にシート載ｆｉＬ藺と対向するｍｔ
設ける機構、或いはトレイ揺動と同期してリンク構成等
でシート載置面上方から大下方へ押し込む機構等でもよ
い、即ち、トレイ揺動中心とスティプル針受部間に、シ
ート束を強制的に１方へ洛し込む機構を設ければ、シー
ト束ｒ留トラブルを防止することができる。

ｂ、ステイプラ本体の着脱部には、ステインラ検知器９
６が配置しである。（第１１陣シヤシ棚板部２ａ右奥側
には、穴９２力開いており（第２図）、ここには、棚板
部２ａの裏側に固設したマイクロスイッチ９３のアクチ
ュエータが突出している。ステイプラ本体２９が装着さ
れている場合位、誼マイクロスイッチ９５はＯＮとな９
Ｓ不図示の表示装置により、ステイプラ装置状態を表示
する。こＯアクチェエータの２ｄ＠突出長さは約１ｍで
設定してあり、確実にステイグラが、エンボス５１ａ、
！ｉ１ｂと嵌合し。

マグネットＭｆの吸引によって装着された場合に表示す
るようになつ才いる。仁の検出信号によって、ステイプ
ラ駆動の許可。

禁止を制御することも可能である。

本発明に係るシート自動処理装置は上述の通りの構造で
あり、付勢手段によって、第２姿勢転換時にトレイ上の
シート束をトレイ堆積面方向へ付勢するため、シート束
は確実に第１姿勢よりも急傾斜な第２姿勢トレイ堆積面
にならい、トレイ外へ滑落する。即ち、製本後シート束
搬送を確実たらしめることができる。

また、上記付勢手段として、トレイシート堆積面と対向
する面、或いは、稜部を有する部材をトレイに配設すれ
ば簡単かつ安価な方法で付勢手段を構成することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第１図はシ
ート出力装置のシート出力口部側に装着した状態の斜面
図、第２図は装置シャシの斜面図、第３図は装置の縦断
側面図、第４図は同横断正面図、第５図はスティブル状
態を示すトレイ揺動機構部分の正面図、第６図はトレイ
の傾斜（，１ 状態を示すトレイ揺動機構部分の正面図、第７図（ａ）
〜第７図（ｄ）はスティブルの動作を示す側面図、第８
図はシート整合過程説明図、第９図（ａ）及び慢（ｂ）
は夫々第１及び第２のシート整合定規板の断面図、第１
０図は装置作動のフローチャート、第１１図はステイプ
ラを取り付けた状態を示す斜視図である。 ｌはシート自動処理装置、１００は複写機等のシート出
力装置、２００はペデスタル、６はシート捕集傾斜型ト
レイ、７・８は第１及び第２のシート整合定規板、９は
トレイ揺動機構、ｌＯはステイプラ機構（製本手段）、
１８はカム、２９はステイプラ本体、３６はリンク、４
１は引張ばね、８２はモータカム、８３はピン、８４は
リンク、Ｍ２はモータ、９０は落し込み部材、９１は切
り欠き。 出願人　キャノン株式−会社 第７０図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート出力装置から出力されるシートを受容する
   揺動自由に支持されたシート捕集トレイと、 シート出力装置から所定枚数のシートがトレイ内へ出力
   された後の所定のタイミング時点で動作してトレイ内の
   シート束を一括バインドする製本手段と、 上記トレイをシート出力装置からの出力シートを受容可
   能な第１姿勢と、製本手段により／へインドされたシー
   ト束をトレイ外へ滑落排出可能な、第１姿勢よりも急傾
   斜の第２姿勢とに選択的に転換するトレイ揺動手段と、 上記トレイ揺動手段により、トレイを第２姿勢に転換す
   るにあたり、パイ、ソドされたシート束を第２姿勢へ転
   換中のトレイ傾剰に沿わせるべく、トレイシート堆積面
   方向へシート束を付勢する付勢手段と、を有したことを
   特徴とするシート自動処理装置。
2. （２）付勢手段はトレイシート堆積面と対向する面、或
   いは、綾部を有した部材を該トレイに固定もしくは、一
   体重に構成したものであることを特徴とした前記特許請
   求の範囲第（１）項に記載のシート自動処理装置。