JPS6024688B2 - 刈取機の穀稈搬送装置 - Google Patents
刈取機の穀稈搬送装置Info
- Publication number
- JPS6024688B2 JPS6024688B2 JP14284878A JP14284878A JPS6024688B2 JP S6024688 B2 JPS6024688 B2 JP S6024688B2 JP 14284878 A JP14284878 A JP 14284878A JP 14284878 A JP14284878 A JP 14284878A JP S6024688 B2 JPS6024688 B2 JP S6024688B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- tip
- lugs
- conveying device
- reaper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は刈取った毅稗を捕捉して後方へ搬送するための
刈取機の毅稗搬送装置に関するものである。
刈取機の毅稗搬送装置に関するものである。
刈取機において、引起し装置によって垂直状態に起立さ
れた穀稗は、その根元部を刈刃で刈取られたのち、根元
部と穂先部とをそれぞれ根元搬送装置と穂先搬送装置と
によって捕捉され、コンバインにおいては脱穀機へ、ま
たバィンダにおいては結束機へと搬送される。
れた穀稗は、その根元部を刈刃で刈取られたのち、根元
部と穂先部とをそれぞれ根元搬送装置と穂先搬送装置と
によって捕捉され、コンバインにおいては脱穀機へ、ま
たバィンダにおいては結束機へと搬送される。
圃場に並列して楯立する2条列以上の穀稗は、搬送装置
の入口において掻込み装置により刈刃の中央部へ掻き寄
せられ合流して搬送されるが、4条以上の多条刈りコン
バインの場合には、4条以上の穀稗を一挙に合流させる
ことがその刈取幅からして困難であるから、根元搬送装
置を前後に分割し、さらに前部の根元搬送装置を左右に
分割して、例えば4条刈りの場合には、4条の毅稗を前
部の根元搬送装置によって2条づつ捕捉して搬送し、そ
の終端部においてこれらを合流させて後部の根元搬送装
置で搬送するという2段式の根元搬送装置が用いられて
いる。このような根元搬送装置を備えたものとして実関
昭52一79322号が提案されている。しかるに、こ
の提案における装置の穂先搬送装置は、刈取り位置から
脱穀部入口位置に至るまでを斜め上方に突出したラグを
もった−本の搬送体によって形成したものである。した
がって、刈取り時ないし刈取り直後において直立状態に
ある穀梓も脱穀部入口附近で倒伏状態にある穀稗も同じ
方向すなわち斜め上方に向けて突出したラグによって送
られることになる。
の入口において掻込み装置により刈刃の中央部へ掻き寄
せられ合流して搬送されるが、4条以上の多条刈りコン
バインの場合には、4条以上の穀稗を一挙に合流させる
ことがその刈取幅からして困難であるから、根元搬送装
置を前後に分割し、さらに前部の根元搬送装置を左右に
分割して、例えば4条刈りの場合には、4条の毅稗を前
部の根元搬送装置によって2条づつ捕捉して搬送し、そ
の終端部においてこれらを合流させて後部の根元搬送装
置で搬送するという2段式の根元搬送装置が用いられて
いる。このような根元搬送装置を備えたものとして実関
昭52一79322号が提案されている。しかるに、こ
の提案における装置の穂先搬送装置は、刈取り位置から
脱穀部入口位置に至るまでを斜め上方に突出したラグを
もった−本の搬送体によって形成したものである。した
がって、刈取り時ないし刈取り直後において直立状態に
ある穀梓も脱穀部入口附近で倒伏状態にある穀稗も同じ
方向すなわち斜め上方に向けて突出したラグによって送
られることになる。
しかるに、このような構造では、搬送途上の一部におい
てはともかく、少なくとも女台端部附近と終端部附近で
は、ラグの突出方向が稗身と直交しない方向にあるため
、搬送幅が相対的に狭くなるという欠点がある。すなわ
ち、始機部附近では直立する穀稗に対して直交せず傾斜
した状態でラグが当るため、掻込み範囲が相対的に狭く
なり、また外れやすくもなり、終端部附近ではオーバフ
ロ‐するため多くの穀稗が送れなくなるからである。特
にこのような現象は多数条の毅稗を合流させ大量の搬送
を行なう大型コンバインにおいて顕著となる。また、こ
のように長いチェーンを使用するには、小型コンバイン
においてはともかく大型コンバインではチェーンの伸び
を修復しされないという不具合もある。
てはともかく、少なくとも女台端部附近と終端部附近で
は、ラグの突出方向が稗身と直交しない方向にあるため
、搬送幅が相対的に狭くなるという欠点がある。すなわ
ち、始機部附近では直立する穀稗に対して直交せず傾斜
した状態でラグが当るため、掻込み範囲が相対的に狭く
なり、また外れやすくもなり、終端部附近ではオーバフ
ロ‐するため多くの穀稗が送れなくなるからである。特
にこのような現象は多数条の毅稗を合流させ大量の搬送
を行なう大型コンバインにおいて顕著となる。また、こ
のように長いチェーンを使用するには、小型コンバイン
においてはともかく大型コンバインではチェーンの伸び
を修復しされないという不具合もある。
また、このような構造では、株元側で供給深さ調節を行
なった場合、これに追随させて穂先側の調節を併せ行な
えるという構造にすることができないという不都合もあ
る。
なった場合、これに追随させて穂先側の調節を併せ行な
えるという構造にすることができないという不都合もあ
る。
さらに、左右の穂先搬送装置のラグがその合流箇所にお
いて互に干渉しないようにするために、ラグ先端の走行
軌跡を上下に離間させているため、これによって穀稗の
搬送が円滑に行なわれないという不具合があった。
いて互に干渉しないようにするために、ラグ先端の走行
軌跡を上下に離間させているため、これによって穀稗の
搬送が円滑に行なわれないという不具合があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、穂先搬送
装置を八の字状に配設され水平方向に突出するラグを有
する一対の前部穂先搬送装置と、これに連接し斜め上方
に突出するラグを有する後部穂先搬送装置とに分割して
設けるとともに、互の走行軌跡がその合流点において重
複するごとく配設された前部穂先搬送装置のラグの間へ
後部穂先搬送装置のラグの先端を臨ませて走行させるご
とく構成することにより、掻込み範囲ないし搬送幅が広
く、前後の搬送装置間における穀稗の引継ぎを確実にし
て穀稗搬送の円滑化を実現した刈取機の穀稗搬送装置を
提供するものである。
装置を八の字状に配設され水平方向に突出するラグを有
する一対の前部穂先搬送装置と、これに連接し斜め上方
に突出するラグを有する後部穂先搬送装置とに分割して
設けるとともに、互の走行軌跡がその合流点において重
複するごとく配設された前部穂先搬送装置のラグの間へ
後部穂先搬送装置のラグの先端を臨ませて走行させるご
とく構成することにより、掻込み範囲ないし搬送幅が広
く、前後の搬送装置間における穀稗の引継ぎを確実にし
て穀稗搬送の円滑化を実現した刈取機の穀稗搬送装置を
提供するものである。
以下その構成等を図に示す実施例により詳細に説明する
。
。
本実施例は本発明を3〜4条刈りコンバインの刈取機に
実施した例を示し、第1図はこれを実施したコンバイン
の側面図、第2図は穀稗搬送装置の平面図、第3図は第
2図のA−A断面図である。
実施した例を示し、第1図はこれを実施したコンバイン
の側面図、第2図は穀稗搬送装置の平面図、第3図は第
2図のA−A断面図である。
これらの図において、コンバイン1は圃場の穀稗を刈取
って搬送する刈取機2と、搬送された穀程を脱穀選別す
る脱穀機3と、これらを搭載して走行する走行部4とに
よって構成されている。このうち刈取機2の前端部には
、圃場の殻稗を掻き分けてその刈取幅を決める4個の分
草体5が設けられており、その後方には、無端チェーン
と多数のラグ6とからなり無端チェーンの走行により倒
伏した穀稗を垂直状態に起立させる3個の引起し袋贋7
が、隣接する引起し装置7間にそれぞれ穀稗搬送径路を
形成させてほぼ垂直状態に設けられている。前記分草体
5を支持する分草村8の後部には、穀稗の根元部を刈取
る刈刃9が地面に近接して支架されており、その上方に
は、偏D回転により円筒体10から間欠的に突出する掻
込み棒11によって穀程を隣接する円筒体10の間へ掻
き寄せる3個の掻込み装置12が、引起し装置7に対応
して設けられている。そして3個のうち両端2個の掻込
み装置12の上方には、これと同軸上のスプロケツトに
張架され、掻込まれた穀稗の根元部を保持して搬送する
無端状の前部根元チェーン13および14が互の終端部
を近接させて八の字状に配設されている。さらにその後
方には、前部根元チェーン13,14によって搬送され
た毅梓の根元部を合流させて搬送する調節チェーン15
および挟掘村16が、始端部を前部根元チェーン13,
14の終端部に臨ませ、かつ終端部を脱穀機3側へ傾倒
させて装架されている。なお、この調節チェーン15と
挟掘村16は、搬送される穀稗の穀身方向に対して揺動
自在に枢支されており、図示しない操作レバーによって
揺動させることにより後述する後部根元チェーン17へ
の穀稗引継ぎ位置を移動させて扱き深さを調節するもの
である。この調節チェーン15の後方には、調節チェー
ン15から引継がれた穀稗の根元部を脱穀機3へ向って
搬送する前記後部根元チェーン17が、始端部を調節チ
ェーン15の終端部に臨ませ、かつ終端部を脱穀機3の
フィードチェーン18始端部に臨ませて装架されており
、これには挟裾杵19がチェーンの走行端に沿って支架
されている。一方、前記左右一対の前部根元チェーン1
3,14の上方には、濠端チェーンとこれに一定間隔を
おいて配設されたラグ20とからなり、掻込み装置12
によって掻込まれた穀梓の穂先部を搬送する左右一対の
前部穂先搬送装置21および22が前部根元チェーン1
3,14と上下にほぼ平行して装架されている。
って搬送する刈取機2と、搬送された穀程を脱穀選別す
る脱穀機3と、これらを搭載して走行する走行部4とに
よって構成されている。このうち刈取機2の前端部には
、圃場の殻稗を掻き分けてその刈取幅を決める4個の分
草体5が設けられており、その後方には、無端チェーン
と多数のラグ6とからなり無端チェーンの走行により倒
伏した穀稗を垂直状態に起立させる3個の引起し袋贋7
が、隣接する引起し装置7間にそれぞれ穀稗搬送径路を
形成させてほぼ垂直状態に設けられている。前記分草体
5を支持する分草村8の後部には、穀稗の根元部を刈取
る刈刃9が地面に近接して支架されており、その上方に
は、偏D回転により円筒体10から間欠的に突出する掻
込み棒11によって穀程を隣接する円筒体10の間へ掻
き寄せる3個の掻込み装置12が、引起し装置7に対応
して設けられている。そして3個のうち両端2個の掻込
み装置12の上方には、これと同軸上のスプロケツトに
張架され、掻込まれた穀稗の根元部を保持して搬送する
無端状の前部根元チェーン13および14が互の終端部
を近接させて八の字状に配設されている。さらにその後
方には、前部根元チェーン13,14によって搬送され
た毅梓の根元部を合流させて搬送する調節チェーン15
および挟掘村16が、始端部を前部根元チェーン13,
14の終端部に臨ませ、かつ終端部を脱穀機3側へ傾倒
させて装架されている。なお、この調節チェーン15と
挟掘村16は、搬送される穀稗の穀身方向に対して揺動
自在に枢支されており、図示しない操作レバーによって
揺動させることにより後述する後部根元チェーン17へ
の穀稗引継ぎ位置を移動させて扱き深さを調節するもの
である。この調節チェーン15の後方には、調節チェー
ン15から引継がれた穀稗の根元部を脱穀機3へ向って
搬送する前記後部根元チェーン17が、始端部を調節チ
ェーン15の終端部に臨ませ、かつ終端部を脱穀機3の
フィードチェーン18始端部に臨ませて装架されており
、これには挟裾杵19がチェーンの走行端に沿って支架
されている。一方、前記左右一対の前部根元チェーン1
3,14の上方には、濠端チェーンとこれに一定間隔を
おいて配設されたラグ20とからなり、掻込み装置12
によって掻込まれた穀梓の穂先部を搬送する左右一対の
前部穂先搬送装置21および22が前部根元チェーン1
3,14と上下にほぼ平行して装架されている。
そして、この前部穂先搬送装置21,22は、始端部が
関き終端部が合流するごとく八の字状に配設されており
、第3図に示すごとくそれぞれ水平方向に突出するラグ
20の走行軌跡を合流箇所において重複させかつ上下に
離間させるごとく位置されている。さらにこの前部穂先
搬送装置21,22の後方には、無端チェーンとこれに
一定間隔をおいて配設されたラグ23とを備え、前部穂
先搬送装置21,22によって合流された毅稗の穂先部
をラグ23の先端に沿って支架された穂先ガイド24と
の間で保持して搬送する後部穂先搬送装置25が、始端
部を前部穂先搬送装置21,22の終端部に臨ませ、か
つ終端部を脱穀機3の入口漏斗26上に臨むように装架
されている。この後部穂先搬送装置25は、第3図に示
すようにそのラグ23が先端を前記重複して上下に離間
したラグ20の間へ臨んで走行するように、前部穂先搬
送装置21,22に対して傾斜して配設されている。ま
た後部穂先搬送装置25と穂先ガイド24とは、ともに
終端部近傍において後部根元チェーン17から遠ざかる
ようにほぼ直角方向に折曲されている。以上のごとく構
成された刈取機1によって4条の穀稗を刈取る場合の刈
取りと搬送動作を説明する。
関き終端部が合流するごとく八の字状に配設されており
、第3図に示すごとくそれぞれ水平方向に突出するラグ
20の走行軌跡を合流箇所において重複させかつ上下に
離間させるごとく位置されている。さらにこの前部穂先
搬送装置21,22の後方には、無端チェーンとこれに
一定間隔をおいて配設されたラグ23とを備え、前部穂
先搬送装置21,22によって合流された毅稗の穂先部
をラグ23の先端に沿って支架された穂先ガイド24と
の間で保持して搬送する後部穂先搬送装置25が、始端
部を前部穂先搬送装置21,22の終端部に臨ませ、か
つ終端部を脱穀機3の入口漏斗26上に臨むように装架
されている。この後部穂先搬送装置25は、第3図に示
すようにそのラグ23が先端を前記重複して上下に離間
したラグ20の間へ臨んで走行するように、前部穂先搬
送装置21,22に対して傾斜して配設されている。ま
た後部穂先搬送装置25と穂先ガイド24とは、ともに
終端部近傍において後部根元チェーン17から遠ざかる
ようにほぼ直角方向に折曲されている。以上のごとく構
成された刈取機1によって4条の穀稗を刈取る場合の刈
取りと搬送動作を説明する。
先ず4条の穀稗は機台の進行とともに分草体5によって
掻き分けられ、3個の引起し装置7によって形成された
2列の穀稗搬送径路へ2条づつ導かれて引起これる。
掻き分けられ、3個の引起し装置7によって形成された
2列の穀稗搬送径路へ2条づつ導かれて引起これる。
さらに聯合の進行とともに穀稗はその根元部が刈刃9に
達して刈取られると同時に、掻込み装置12によって掻
込まれ、根元部は2条づつに分れて前部根元チェーン1
3,14へ引継がれて搬送される。また引起し装置7か
ら開放された穂先部は水平方向に突出した前部穂先搬送
装置21,22のラグによって2条づつ捕捉されて搬送
される。このように2条づつ搬送された穀稗は、前部根
元搬送チェーン13,14および前部穂先搬送装置21
,22の終端部において合流してその根元部と穂先部を
それぞれ調節チェーン15と後部穂先搬送装置25によ
って捕捉されるが、この場合、第3図に示すように、後
部穂先搬送装置25のラグ23が前部穂先搬送装置21
,22のラグ20の間へ臨んでいることにより、ラグ2
0で搬送された穀稗はラグ23によって確実に捕捉され
る。この後、穀稗は4条すべてが合流されて根元部は調
節チェーン15に挟持され、また穂先部は後部穂先搬送
装置25によって保持されて搬送される。そして後部穂
先搬送装置25の折曲近傍において、毅稗の根元部は後
部根元チェーン17へ引継がれて搬送されるとともに、
穂先部が穂先ガイド24に沿って搬送されるので、穀梓
は起立状態から横臥状態に姿勢変更されて脱穀機3へ供
給される。第4図は本発明の他の実施例を第3図と同方
向から見た断面図であって、両方の前部穂先搬送装置2
1,22のラグ20が合流部において重複していること
は前記実施例と同様であるが、本実施例においては、こ
のラグ20が上下に離間しておらず同一水平面上を位相
をずらせて走行するようになされており、さらに後部穂
先搬送装置25のラグ23が両方のラグ20の間を位相
をずらして走行するように配置されている。
達して刈取られると同時に、掻込み装置12によって掻
込まれ、根元部は2条づつに分れて前部根元チェーン1
3,14へ引継がれて搬送される。また引起し装置7か
ら開放された穂先部は水平方向に突出した前部穂先搬送
装置21,22のラグによって2条づつ捕捉されて搬送
される。このように2条づつ搬送された穀稗は、前部根
元搬送チェーン13,14および前部穂先搬送装置21
,22の終端部において合流してその根元部と穂先部を
それぞれ調節チェーン15と後部穂先搬送装置25によ
って捕捉されるが、この場合、第3図に示すように、後
部穂先搬送装置25のラグ23が前部穂先搬送装置21
,22のラグ20の間へ臨んでいることにより、ラグ2
0で搬送された穀稗はラグ23によって確実に捕捉され
る。この後、穀稗は4条すべてが合流されて根元部は調
節チェーン15に挟持され、また穂先部は後部穂先搬送
装置25によって保持されて搬送される。そして後部穂
先搬送装置25の折曲近傍において、毅稗の根元部は後
部根元チェーン17へ引継がれて搬送されるとともに、
穂先部が穂先ガイド24に沿って搬送されるので、穀梓
は起立状態から横臥状態に姿勢変更されて脱穀機3へ供
給される。第4図は本発明の他の実施例を第3図と同方
向から見た断面図であって、両方の前部穂先搬送装置2
1,22のラグ20が合流部において重複していること
は前記実施例と同様であるが、本実施例においては、こ
のラグ20が上下に離間しておらず同一水平面上を位相
をずらせて走行するようになされており、さらに後部穂
先搬送装置25のラグ23が両方のラグ20の間を位相
をずらして走行するように配置されている。
こうすることによってラグ23による穀稗の捕捉がさら
に確実になる。以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、刈取機の穀稗搬送装置において、穂先搬送
装置を、八の字状に配設され水平方向に突出するラグを
有する一対の前部穂先搬送装置と、これに連接し斜め上
方に突出するラグを有する後部穂先搬送装置とに分割し
て設けたものであるから、刈取り時ないし刈取り直後に
おいて直立状態にある穀稗に対しては水平に突出するラ
グによって搬送され、横臥状態に姿勢変更する穀程に対
しては斜め上方へ突出するラグによってそれぞれ常に略
直交状態に支承して搬送する。
に確実になる。以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、刈取機の穀稗搬送装置において、穂先搬送
装置を、八の字状に配設され水平方向に突出するラグを
有する一対の前部穂先搬送装置と、これに連接し斜め上
方に突出するラグを有する後部穂先搬送装置とに分割し
て設けたものであるから、刈取り時ないし刈取り直後に
おいて直立状態にある穀稗に対しては水平に突出するラ
グによって搬送され、横臥状態に姿勢変更する穀程に対
しては斜め上方へ突出するラグによってそれぞれ常に略
直交状態に支承して搬送する。
したがって、穀稗の捕捉範囲と搬送幅を広くとることが
でき、捕捉ミスや脱落などが無くなる。また、搬送チェ
ーンの伸びの修復も容易となる。また、互の走行軌跡が
その合流箇所において重複するごとく配設された前部穂
先搬送装置のラグの間へ後部穂先搬送装置のラグの先端
を臨ませたものであるから、左右の前部搬送装置のラグ
によって搬送された穀稗はその合流箇所において3個の
ラグが重複することによって、確実に後部搬送装置のラ
グに捕捉され、穀稗の搬送が従来と比べて著しく円滑に
なる。
でき、捕捉ミスや脱落などが無くなる。また、搬送チェ
ーンの伸びの修復も容易となる。また、互の走行軌跡が
その合流箇所において重複するごとく配設された前部穂
先搬送装置のラグの間へ後部穂先搬送装置のラグの先端
を臨ませたものであるから、左右の前部搬送装置のラグ
によって搬送された穀稗はその合流箇所において3個の
ラグが重複することによって、確実に後部搬送装置のラ
グに捕捉され、穀稗の搬送が従来と比べて著しく円滑に
なる。
第1図ないし第4図は本発明に係る刈取機の穀稗搬送装
置を示し、第1図はこれを実施したコンバインの側面図
、第2図は穀程搬送装置の平面図、第3図は第2図のA
−A断面図、第4図は本発明の他の実施例を第3図と同
方向から見た断面図である。 2・・・・・・刈取機、20…・・・ラグ、21,22
..・.・・前部穂先搬送装置、23・・・・・・ラグ
、25…・・・後部穂先搬送装置。 第1図 第2図 第3図 第4図
置を示し、第1図はこれを実施したコンバインの側面図
、第2図は穀程搬送装置の平面図、第3図は第2図のA
−A断面図、第4図は本発明の他の実施例を第3図と同
方向から見た断面図である。 2・・・・・・刈取機、20…・・・ラグ、21,22
..・.・・前部穂先搬送装置、23・・・・・・ラグ
、25…・・・後部穂先搬送装置。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 穀稈の穂先部を搬送するところの穂先搬送装置を、
終端部で合流するごとく八の字状に配置されそれぞれ水
平方向に突出するラグ20,20を有する左右一対の前
部穂先搬送装置21,22と、この前部穂先搬送装置2
1,22の終端部に始端部を臨ませて配設され斜め上方
へ突出するラグ23を有する後部穂先搬送装置25とに
分割して設け、前記一対の前部穂先搬送装置21,22
をそのラグ20,20の走行軌跡が合流箇所において重
複するごとく位置させて配設するとともに、前記後部搬
送装置25とそのラグ23が先端を前記重複したラグ2
0,20の間へ臨ませて走行するごとく傾斜させて配設
したことを特徴とする刈取機の穀稈搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284878A JPS6024688B2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 刈取機の穀稈搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284878A JPS6024688B2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 刈取機の穀稈搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5571413A JPS5571413A (en) | 1980-05-29 |
JPS6024688B2 true JPS6024688B2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=15325013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14284878A Expired JPS6024688B2 (ja) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | 刈取機の穀稈搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024688B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62177939U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | ||
JPH0314265A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
-
1978
- 1978-11-21 JP JP14284878A patent/JPS6024688B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62177939U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | ||
JPH0314265A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5571413A (en) | 1980-05-29 |
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