JPS60242951A - 面取り加工システム - Google Patents

面取り加工システム

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JPS60242951A
JPS60242951A JP9905284A JP9905284A JPS60242951A JP S60242951 A JPS60242951 A JP S60242951A JP 9905284 A JP9905284 A JP 9905284A JP 9905284 A JP9905284 A JP 9905284A JP S60242951 A JPS60242951 A JP S60242951A
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polishing
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work
chamfering
tape
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Masashi Makino
牧野 正志
Toshiharu Okada
俊治 岡田
Noriyuki Inagaki
典之 稲垣
Kunio Nakada
中田 邦夫
Takeichi Yoshida
吉田 竹一
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の面取シ加ニジステムは、主としてフロッピーデ
ィスクヘッドの面取シ加工に利用されるものである。
従来例の構成とその問題点 フロッピーディスクヘッド(被加工物)Aは第1図に示
す如く、セラミックスなどの脆性材料からなる略直方体
形状のものであるが、フロッピーディスクを傷付けない
ようにこれに対向する面(加工対象面)1の外縁部2に
は全周にわたって曲面状の面取シ加工が施されている。
そして前記面1の7ラツト部3と曲面状の面取り部2a
との継ぎ目の滑らかさが高精度で要求されている。
第2図は前記ヘッドAの加工対象面1の短軸Y方向にお
ける断面プロフィルを示すが、前記ヘッドAの機能上こ
の短軸方向における前記継ぎ目の清らカサとして、a/
b=o、oo03iun10 、020mmという規格
が実用許容値として定められている。これを継ぎ目間お
ける#i取シ部2aの曲面の傾斜角度θに換算すると0
.86°となシ、前記曲面を。、86゜以下の傾斜角度
θで形成しなければならないことになる。
このような高精度の面取り加工を行う従来例としては、
第3図及び第4図に示すものかある。
この従来例は、回転円ff118上に弾性シート4を介
在させて研磨シート5を配設した研磨装置6と、被加工
物Aに自転、揺動及び自転軸方向の付勢力を与える被加
工物保持装置7とを用いて面取り加工を行なうものであ
る。
前記被加工物保持装置7は3個の被加工物Aを同時に面
取シ加工できるように3本のホルダ8を備え、これらホ
ルダ8の夫々に被加工物Aをその加工対象面1か下にな
るように保持させている。
前記ホルダ8はその中心線を自転軸P′として自転する
ことにより被加工物Aに自転を与えている。
9は前記ホルダ8を自転させるだめのモータである。前
記ホルダ8はホルダ支持体10に上下動可能に支持され
ると共にバネ11によって下方に付勢されている。この
結果、被加工物Aは自転軸P′方向に付勢され、その加
工対象面1の外縁部2は所定弾性荷重下前記研磨シート
5に常に圧接する。
前記ホルダ支持体10は揺動アーム12の先端部に取付
けられ、揺動アーム12の揺動に伴って所定角度範囲α
′内で揺動する。この結果ボルダ8ひいては被加工物A
に、図にQで示される揺動中心線回りの揺動が与えられ
る。尚、第3図及び第4図において、13は揺動アーム
12に揺動を与えるクランク機構、14は被加工物保持
装置7全体を機枠15に対し上下動させるシリンダ装置
、16は前記研磨装置6の回転円盤18を回転駆動する
モータである。
従来例は上述のように被加工物Aに自転、揺動及び自転
軸P′方向の付勢力を与えつつ、その加工対象面1の外
縁部2を前記研磨装置6の研磨シート5に圧接させるこ
とによって面取シ加工を行っている。そして、被加工物
Aの揺動範囲を、第4図に示す如く、前記揺動中心線α
を通り研磨シート5に垂直な垂直線v′の片側にのみ存
するように定めて、被加工物Aのフラット部3(第1図
参照)が研磨シート5に接触して研磨痕跡が付けられる
のを回避している。又、被加工物Aが第4図仮想線で示
すように前記垂直aV/に最も近付いた揺動位置おいて
、前記加工対象面1にフラット部3と面取り部2aとの
継ぎ目における傾斜曲面の加工が行なわれるのであるが
、このとき研磨シート5の下の弾性シート40弾性変形
によって、前記傾斜曲面の傾斜角度θが0.86°以下
の面取シ加工が可能になる。
しかし上記従来例は次のような問題点を有している。
■ 前記弾性シート40弾性係数2表面硬さなどの初期
のばらつきやその経年変化によって、前記傾斜曲面の傾
斜角度θが大きく影春を受け、面取り加工後の被加工物
Aの品質が不安定になる。
■ フロッピーディスクヘッドはそれが取付けられる機
種毎に、面取シ部2aの曲面形状の規格が異なっている
。このように面取り部2aの曲面形状が異なる種々の被
加工物Aに対応させるためには、前記弾性シート4を種
々取揃えることが必要である上に、被加工物Aの種類が
異なる毎に、トライアンドエラー的に弾性シート4を選
択したり、加工条件を決めることが必要である。
■ 上記従来例上用いた面取り加ニジステムは、荒加工
から仕上加工までのすべてを前記回転円盤18上の研磨
シート5で行っているので、加工能率か低いことに加え
て、研磨シート5の消耗コストが高くつき、製品のコス
トがアップするという問題がある。
■ 上記面取)加ニジステムでは、荒加工から仕上加工
までの各研磨工程毎に別々の研磨装置を用いるというバ
ッチ生産方式を採用してbる。
このため各工程毎に被加工物Aの取付け、取外しが必要
で製品の加工精度が安定せず、又生産能率も低いという
問題がある。
発明の目的 本発明は上記従来例の諸問題点を一挙に解消し。
加工精度、否質の均一性、加工粂件の変更に対する対応
性、生産性のいずれにおいても優れた面取り加ニジステ
ムを提供することを目的とする。
発明の構成 本発明は上記目的を達成するため、平面状の加工対象面
1を有する被加工物Aの前記加工対象面1の外縁部2を
、多段の研磨工程において順次面J!!2シ加工を行う
システムにおいて、円筒形砥石22を備え、その円周部
を研磨21aとする砥石式研磨装置51.52を前段研
磨工程Mに配する一方、回転ドラム40に研磨テープ4
1を捲き掛けてなシ、研磨テープ41の外面を研磨面2
1bとする研磨テープ式研磨装置53.64を後段研磨
工程Nに配し、前記被加工物Aを保持装置26に保持さ
せた状態で、これに自転、揺動及び自転軸方向の付勢力
を与え、且つ前記保持装置26を被加工物Aを保持させ
た状態で各研磨工程間に順次移動させ、各研磨工程にお
いて、前記被加工物Aの加工対象面1の外縁部2を前記
各研磨装置の研磨面21a、21bに圧接させて面取シ
加工を行なわせ、且つ前記被加工物Aの揺動量αを各研
磨工程において任意に選定できるように構成したことを
特徴とする。
実施例の説明 以下本発明を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
第5図及び第6図に示す面取り加ニジステムの全工程は
次の6エ程からなる。
第1工程I: 被加工物Aの供給、取シ出し第2工程■
: 荒加工 第3工程■: 中加工 第4工程■: 洗浄 第5工程■: 中仕上 第6エ程■: 仕上 この面取り加ニジステムはロータリインデックス方式を
とシ、インデックスターンテーブル5゜上には等間隔に
6組の保持装置26を配設している。前記インデックス
ターンテーブル50は6ステツプで1回転し、その間保
持装置26に保持された被加工物AKは夫々の停止位置
において、各工程の作業が加えら九る〇 第1工程1では、被加工物供給、取シ出し装置65によ
って、面取シ加工が完了した製品が前記保持装置26か
ら取り出された後、未加工の被加工物Aが前記保持装置
26に取付けられる。尚、第5図において56は被加工
物自動搬送装置である。
第2工程■では、前記保持装置26に保持された被加工
物Aに、砥石式研磨装置51を用いて荒加工としての面
取り加工を施す。
第3工程■では、前記被加工物Aに、砥石式研磨装置5
2を用いて中加工としての面取り加工を施す。
前記第2工程■及び第31程■は、共に砥石式研磨装置
51.52を用いて面取り加工を行う前段研磨工gMK
属している。
第4工程■では、前記保持装置26に保持されたままの
被加工物Aを超音波洗浄装置67内で洗浄し、前段研磨
工程Mにおいて被加工物Aに付着した砥粒や研磨粉末を
除去する。仁の洗浄工程中破加工物Aを自転させておく
と、洗浄効果が上る。
又洗浄装置57はタイミングをとって上下動する。
第5工程■では、前記被加工物Aに、研磨テープ式研磨
装置53を用いて中仕上としての面取り加工を施す。こ
の工程では、剛性の回転ドラム40に研磨テープ41を
直接捲き掛けた研磨装置63を用いている。
第6エ程■では、前記被加工物Aに、研磨テープ式研磨
装置54を用いて仕上としての面取り加工を施す。この
工程では、弾性シート44が捲回された回転ドラム40
に研磨デープ41を捲き掛けた研磨装置54を用いてい
る。
前記第5工程■及び第61程■は、共に研磨テープ式研
磨装置53.54を用いて面取り加工を行う後段研磨工
程Nに属している。
前記保持装置26は第8図及び第13図に示す如く前記
被加工物Aを着脱可能に保持するホルダ27を備え、こ
のホルダ27に被加工物Aをその加工対象面1が下にな
るように保持させている。
前記ホルダ27はホルダ支持体28に回転自在且つ上下
動自在に保持されている。29は前記ホルダ27を回転
駆動するモータで、この回転は1対のプーリ30a、3
0))及びタイミングベルト31を経てホルダ27に伝
えられる。これによってホルダ27はその中心線を自転
軸Pとして自転することにより、被加工物Aに自転を与
えている。前記ホルダ支持体28にはバネ32が内装さ
れておシ、このバネ32によってホルダ27を下方に向
は付勢している。これによって、被加工物Aは前記自転
軸P方向に変位可能に配されると共に、その加工対象面
1の外縁部2が常に各研磨装置51゜52.53.54
の研磨面21a、21biC接触するように付勢される
前記ホルダ支持体28は略[形の揺動アーム33の先端
部に取付けられている。この揺動アーム$3はその基端
部において、水平方向の揺動中心線0回りに揺動するよ
うに、インデックスターンテーブル60上の支持部6B
に枢着されている。
本実施例の保持装置26は各工程において5個の被加工
物へに面取シ加工などの作業を同時に加えることができ
るよう、ホルダ27.ホルダ支持体28及び揺動アーム
33からなる保持ユニットを5組備えている。そしてこ
れら6組の保持ユニットは、第2工程■、第3工程■、
第5工程■及び第6エ程■の面取シ加工工程において、
第10図に示す如く、互いに平行な関係を保って前記自
転軸Pを含む鉛直面内で揺動する。
前記揺動け、カム機構を利用して行なわれる。
このため、前記インデックスターンテーブル60の上方
に配した固定板59の面取り加工工程■。
111、V、Vlに対向する部位の夫々には、カム60
及びこれを駆動するモーメロ1を配している。このカム
60及びモータ61は、エアシリンダ62によって上下
動される支持板63に取付けている。
そしてインデックスターンテーブル6oの回動時には、
カム60及びモータ61は上動位置にあって、カム60
が後記カムフォロア64に干渉するのを回避している。
他方、前記保持装置26の1つの保持ユニットに、前記
カム60の動きを揺動アーム33の揺動に変換する揺動
レバー65を設け、その先婦にカム6oに接触するカム
フォロア64を取付けている。
又各保持ユニットを互いに連結リンク66で連結して、
同一の揺動が行なわれるように構成している。尚、67
は前記カムフォロア6を前記カムのに圧接するためのり
[張バネである。
本発明は前記保持装置26の揺動量、ひいては被加工物
Aの揺動量αを、各研磨工程n 、 m 、 v。
■において任意に選定できるように構成したことを特徴
の1つとするが、前記揺動量αの選定は前記カム6oの
形状8寸法を選択することによって容易に行うことがで
きる。尚、前記揺動をクランク機構など他の機構を利用
して行なわせることもできる。
前記インデックスターンテーブル50は矢印で示す方向
に、タイミングをとシつつ間欠回動し、第1工程Iにお
いて保持装置26に取付けられた被加工物Aを、保持装
置26に保持させた状態で各工程11.I[I、IV、
V、Vlに順次移送する。そして、第1工程Iに戻った
とき、製品となった被加工物Aは保持装置26から取り
外される。
第2工程Hには上述のように荒加工を行うための砥石式
研磨装置61が配設されている。この砥石式研磨装置5
1は第8図乃至第10図に示す如く、円筒形砥石22を
機枠68に上下方向jに移動可能に支持させている。6
9はエアシリンダ70によって、前記機枠68にガイド
されて上下動せしめられる第1基台である。又前記円筒
形砥石22は左右方向kにトラバースするように構成さ
れ、研磨面21aの損耗が均一に行なわれるようにして
いる。71はこのための送りネジであって、第1基台6
9に支持されて、第2基台72を左右方向kに往復動せ
しめる。73は前記送りネジ71を正逆回転させるモー
タである。更に前記円筒形嘩石22は前後方向2の位置
を任意に設定できるように構成されている。このため砥
石支持台74は第2基台72に取付けた位置調整ネジ7
6によって1前後方向βに位置調整される。この調整に
よって後記Xの値を任意に設定することができる。
前記砥石支持台74には円筒形砥石22が固定される外
、砥石駆動用のモータ23が取付けられると共に、円筒
形砥石22に研削液を供給する5木のディスペンサ76
が取付けられている。前記モータ23の回転は1対のプ
ーリ26a 、26b及びベルト24を介して円筒形砥
石22に伝えられ、これを第8図に矢印で示す方向に回
転させる。
前記円筒形砥石22は、インデックスターンテーブル6
0によって前記保持装置26が第2工程■の所定の位置
に達っした後、エアシリンダ70の働きによって上昇し
、第8図に示す位置に停止する。このとき円筒形砥石2
2の回転軸心Sと前記保持装置26が揺動する面(以下
揺動面と称する。)Fとの間の距離Xは荒加工に適する
ように定められている。
尚、第3工程■、第6エ程■、第6エ程■において前記
Xを定めるに当っては、前記加工対象面1の自転時の最
小径(これは第1図に示す如く。
被加工物Aの短軸y方向の幅に該当する。)をり。
前記円筒形砥石22の半径をrとしたとき、次の関係式
を充足する範囲で定めると好適である(第11図)。
又前記揺動中心線Qは被加工物Aの加工対象面1より若
干下方に位置するように定められている(第12図)。
更に被加工物Aの揺動量aば、鉛直方向の基準線Vに対
し左右対称の所定角度範囲にあるように定められている
第3工程■の中加工用の砥石研磨装置62は、第2工程
■のそれと全く同一に構成されている。
但し、前記Xは第2工程■の場合と異なっている。
第6エ程■の中仕上用の研磨テープ式研磨装置63は、
第13図に示す如く、剛性の回転ドラム4oに研磨テー
プ41を捲き掛けてなるものである。そして回転ドラム
40上を走行する研磨テープ41の外面の研磨21bに
よって、被加工物Aの前記外縁部2を面取シ加工するも
のである。
前記回転ドラム40はその回転軸心Sの回シにフリー回
転するように配される一方、研磨テープ41の一端部は
捲取シローラ42に、他端部は捲戻しローラ43の夫々
に捲回されている。夫々のローラ42.43にはこれら
を回転駆動するモータ45.46が接続されている(第
6図)。そして捲取シローラ42の回転によって、研磨
テープ41は第13図に矢印で示す方向に走行して、上
記面取シ加工を行うのである。尚、回転ドラム4゜を回
転駆動することによって、研磨テープ41を走行させる
ように研磨テープ式研磨装置53を構成してもよい。
前記研磨テープ式研磨装置53は、砥石式研磨装置51
.52と同様に、上下方向j、左右方向に、前記方向β
に可動に構成されている。又保持装置26との位置関係
も、砥石式研磨装置51゜52の場合と略同様であるが
、この第5工程Vにおける中仕上用の研磨テープ式研磨
装置53においては、前記揺動量αを極めて小に設定し
ている。
尚、47(d研磨チーブ41に発生する静電気を除去す
るための磁気シャワーである。
第6エ程■の仕上用の研磨テープ式研磨装置64は、第
5工程■のそれと基本的には同一に構成されているが、
第13図に仮想線で示す如く、回転ドラム4oと研磨テ
ープ41との闇に弾性シート44が介在している点にお
いてのみ異なっている。
かくして上記構成の面取シ加ニジステムによれば、第1
工程1において保持装置26に取付けた被加工物Aはイ
ンデックスターンテーブル5oによって、第2工程■〜
第6エ程■に送られる間忙、荒加工及び中加工の2段の
前段研磨工程Mに2おいて円筒形砥石22による面堆シ
加工を受け、次いで超音波洗浄装置67によって洗浄さ
れた後、中仕上及び仕上の2段の後段研磨工程において
研磨テープ41による面取り加工によって仕上げられ、
第1工程Iに戻ったとき前記保持装置26から取シ出さ
れる。そして4回の面取シ加工によって、極めて高精度
の面取シ加工が施された製品を得ることができる。
上記谷研磨工程n、m、v、v+においては、その加工
条件が最適に選ばれる。その1例を第7と対照して下記
に記す。但しr = 150mmである。
a2=±400 a3=±400 a5−±1° α6
=±3oOx2=12.0mm、X3=3.2mm X
5”2.36 x6二3.omm本発明は上記実施例に
示す外、種々の態様に構成することができる。例えば前
段研磨工程Mに1段又は3段以上の砥石式研磨装置によ
る研磨工程を、後段研磨工程Nに1段又は3段以上の研
磨テープ式研磨装置による研磨工程を夫々配してもよい
又面取シ加ニジステムとしてロークリインデックス方式
に代えて、ライン方式を採用してもよい。
発明の効果 本発明は上記構成を有するので次のような効果を奏する
ことができる。
■ 本発明システムにおいて採用する両研磨方式は基本
的には剛性円筒上の研磨加工方式であり、被加工物と研
磨装置との幾何学的位置関係によって、被加工物の面取
り部の曲面形状が決定されるので、弾性シートの弾性変
形を利用した従来例と異なシ、前記曲面形状を安定させ
且つ高精度にすることができるので、製品の品質を安定
させ且つ良好なものとすることができる。
■ 本発明システムは前段研磨工程において砥石式研磨
装置による重研磨を、後段研磨工程において研磨テープ
式研磨装置による重研磨を夫々行って、面取り加工を行
うので、従来例に比較して遥かに高能率に面取り加工を
行うことができる上に、無理な研磨作業を行なわないの
で、製品の品質を良好なものとすることができる。
又従来例における研磨シートの消耗コストが高くつくと
いう問題点を解消することができる。
■ 本発明システムは製品の精度上大きな影響を与える
被加工物の揺動量を各研磨工程において任意に選定でき
るように構成しているので、製品の品質の向上を図るこ
とができる。
又被加工物の種類2寸法が異なっても、前記揺動量等の
加工条件を容易に変更できるので、多品種加工に適して
いる。
■ 本発明システムは被加工物を保持装置に保持させた
状態で全研磨工程間に順次移動させる方式を採用してい
るので、バッチ方式の従来例に比較し、格段に生産能率
を向上させることができる。しかも本発明システムにお
いては、被加工物を途中工程で取外す必要がないので、
保持位置の誤差が生じず、製品の品質及び精度を高品位
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明illの被加工物の1例であるンロソピ
ーディスクヘッドの斜視図、第2図はそのy軸方向の断
面を示す斜視図、第3図は従来4’rすに用いられる装
置を示す坦面図、第4図はその要部の拡大ゲ・1面図、
第5図は本発明の実施例を一部切欠いて示す斜視図、第
6図はそのシステムを原理的に示す平面図、第7図は各
研磨工程の加工条件を示す概略図、第8図は砥石式研磨
装置による研磨工程を示す縦断正面図、第9図はその平
面図、第10図はその背面図、第11図はその原理を示
す概略正面図、第12図はその概略側面図、第13図は
研磨テープ式研磨装置による研磨工程を示す縦断正面図
である。 1・・・・・・加工対象面、2・・・・・・外縁部、2
1a、21b・・・・・・研磨面、22・・・・・・円
筒形砥石、26・・・・・・保持装置、40・・・・・
・回転ドラム、41・・・・・・研磨テープ、51.5
2・・・・・・砥石式研磨装置、53.54・・・・・
・研磨テープ式研磨装置、A・・・・・・被加工物、M
・・・・・・前段研磨工程、N・・・・・・後段研磨工
程、a・・・・・・揺動量・ 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第4
図 V′ 第3図 、−m=(−一、 7図 第9図 第10図 第11図 第12図 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)平面状の加工対象面を有する被加工物の前記加工
    対象面の外縁部を、多段の研磨工程において順次面取シ
    加工を行うシステ1ムにおいて、円筒形砥石を備え、そ
    の円周部を研磨面とする砥石式研磨装置を前段研磨工程
    に配する一方、回転ドラムに研磨テープを捲き掛けてな
    り、研磨テープの外面を研磨面とする研磨テープ式研磨
    装置を後段研磨工程に配し、前記被加工物を保持装置に
    保持させた状態で、これに自転、揺動及び自転軸方向の
    付勢力を与え、且つ前記保持装置を被加工物を保持させ
    た状態で各研磨工程間に順次移動させ、各研磨工程にお
    いて、前記被加工物の加工対象面の外縁部を前記各研磨
    装置の研磨面に圧接させて面取シ加工を行なわせ、且つ
    前記被加工物の揺動量を谷研磨工程において任意に選定
    できるように構成したことを特徴とする面取シ加ニジス
    テム。 Q)前段研磨工程が複数の研磨工程からをシ、夫々に前
    記砥石式研磨装置を配した特許請求の範囲第1項記載の
    面取シ加ニジステム。 (3)後段研磨工程か複数の研磨工程からなシ、夫々に
    前記研磨テープ式研磨装置を配した特許請求の範囲第1
    項記載の面取シ加ニジステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4031163A1 (de) * 1989-10-03 1991-04-11 Speedfam Corp Kanten-poliergeraet
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