JPS6024250Y2 - 保温容器 - Google Patents

保温容器

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Publication number
JPS6024250Y2
JPS6024250Y2 JP17307980U JP17307980U JPS6024250Y2 JP S6024250 Y2 JPS6024250 Y2 JP S6024250Y2 JP 17307980 U JP17307980 U JP 17307980U JP 17307980 U JP17307980 U JP 17307980U JP S6024250 Y2 JPS6024250 Y2 JP S6024250Y2
Authority
JP
Japan
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rust
liquid
inner container
generating member
container
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Expired
Application number
JP17307980U
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English (en)
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JPS5794430U (ja
Inventor
照男 竹田
敏彦 臼井
喜信 中村
勝 浅田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ステンレス製の内容器を有する保温容器に関
するものである。
従来、この種保温容器においては、さびにくくするため
に内容器をステンレス製としているが、内容液中の塩素
イオンの影響や鉄分によるもらい錆が原因で、内容器に
錆が発生することがあるという問題があった。
本考案は、上記問題点に鑑み、内容器内において常時内
容液に浸漬される部位に鉄よりイオン化傾向の大きい金
属素材からなる錆発生部材を配設して局部電池を構成せ
しめて、内容器への錆の発生を防止するようにすること
を目的とするものである。
以下、添付の図面を参照して本考案の保温容器の幾つか
の実施例を説明する。
第1図は本考案の第1の実施例に係る保温容器である液
体汲上式の湯沸ポYトを示している。
図において、符号1は容器本体、2は容器本体1の上部
開口を開閉自在に覆蓋する蓋体、3は容器本体1の内周
面を構成するステンレス製の内容器、4は内容器3の下
部外周に配設してヒータ、5は内容器3の外方を囲繞す
る断熱材、6は内容器3の上下部を連通ずる液量表示管
、7は内容器3の上部開口を着脱自在に覆蓋するステン
レス製の内蓋、8は内蓋7上面に固着された中栓、9は
蓋体2内に配設されたエアーポンプ、10はエアーポン
プ9を押圧操作する操作板、11は中栓8内の通気路、
12は中栓8内の通水路、13は液体汲上管、14は液
体注出管をそれぞれ示している。
この湯沸ポットは、内容器3内に収容された内容液(水
)Wをヒータ4で沸騰寸前迄加熱した後、保温するとと
もに、蓋体2内のエアーポンプ9から内容器3内に圧送
される加圧空気によって内容液Wを液体汲上管13及び
液体注出管14を通して外部へ押し出すようにされてい
る。
本実施例では、液体注出通路を構成する前記液体汲上管
13をステンレス製とし且つ該液体汲上管13下端には
、鉄よりイオン傾向の大きい金属素材(例えばアルミニ
ウム)からなるリング状の錆発生部材15が配設されて
いる。
該錆発生部材15は、第2図図示の如く汲上管13下端
に当接され、該汲上管13下端に被嵌されるシリコンゴ
ムからなるキャップ16によって固定されている。
符号16に形成された吸込穴である。
このリング状の錆発生部材15は、第3図図示の第2実
施例の如く、液量表示用通路を構成する液量表示管6の
下端部にナツト18で取付けるようにしてもよい。
即ち、錆発生部材15の取付位置は、内容器3内であっ
て常時内容液Wに浸漬される部位であれば適当に選択し
てもよい。
第4図は本考案の第3実施例である液体汲上式の湯沸ポ
ットを示しており、この場合、液体汲上管13を鉄より
イオン化傾向の大きい金属素材(例えはアルミニウム)
で製作し、該汲上管13上端にネジ19を刻設して、中
栓8に対して螺着脱可能としている。
即ち、この実施例においては、液体汲上管13をして錆
発生部材15を兼用せしめている。
第5図は本考案の第4実施例である重力注出式の湯沸ボ
ットを示している。
この場合液体注出管14は、本体1の下部に設けられて
おり、該注出v14先端に設けられたコック20を開栓
して内容器3内の液体Wを注出するようにされている。
従って蓋体2は内蓋7と一体化されて、本体1の開口部
に螺着脱されようになっている。
本実施例においては、液体注出通路を構成する注出管1
4の入口部にアルミニウムからなるリング状の錆発生部
材15がアタツク21によって取付けれている(第6図
参照)。
符号22は基台である。
上記実施例において、錆発生部材15はステンレス製の
内容器3に対して局部電池の作用をなす。
即ち、内容液W中の塩素イオンを錆発生部材15のアル
ミニウムイオンに作用させることによって錆発生部材1
5に錆を発生させ、ステンレス製の内容器3への錆の発
生を防止する。
尚、錆発生部材15に生じた錆は、洗浄時に除去される
が、一定期間経過すると、錆発生部材15を新しいもの
と交換する。
尚上記実施例では、錆発生部材15を、アルミニウム製
としたが、これに代って、マグネシウムあるいは亜鉛製
としてもよい。
続いて本考案の保温容器の効果を説明する。
本考案によれば、ステンレス製の内容器3内において常
時内容液中に浸漬される部位に、鉄よりイオン化傾向の
大きい金属素材からなる錆発生部材15を配設して、局
部電池として作用せしめるようにしたので、内容液中に
存する塩素イオン等の錆発生原因物質を錆発生部材15
に作用せしめて、該錆発生部材15に錆を生せしめるこ
ととなり、内容器3への錆の発生を未然に防止し、耐久
性を著しく向上せしめることができるという実用的な効
果がある。
又錆発生部材15を既存部品である液体注出通路あるい
は液量表示用通路を構成する部材に設けたので、錆発生
部材15を取付けるための特別な部材が不要となり、コ
ストアップにならないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図、第5図は本考案の第1第3及び第4
実施例に係る保温容器の縦断面図、第2図及び第6図は
第1図のA部及び第5図のB部拡大図、第3図は本考案
の第2実施例に係る保温容器要部拡大断面図である。 3・・・・・・内容器、15・・・・・・錆発生部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステンレス製の内容器3を有する保温容器であって、前
    記内容器3において常時内溶液に浸漬される部位となる
    液体注出通路あるいは液量表示用通路を構成する部材に
    、鉄よりイオン化傾向の大きい金属素材からなる錆発生
    部材15を設けたことを特徴とする保温容器。
JP17307980U 1980-12-01 1980-12-01 保温容器 Expired JPS6024250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17307980U JPS6024250Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01 保温容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17307980U JPS6024250Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01 保温容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5794430U JPS5794430U (ja) 1982-06-10
JPS6024250Y2 true JPS6024250Y2 (ja) 1985-07-19

Family

ID=29531345

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17307980U Expired JPS6024250Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01 保温容器

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JPS5794430U (ja) 1982-06-10

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