JPS60239971A - ヘツド位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術〕 本発明は電磁駆動方式による揺動型ヘッド位置決め装置
に関する。

〔従来技術〕

磁気ディスク装置等において記録トラックに対する磁気
ヘッドの位置決めを行う装置を、電磁駆動方式のいわゆ
るボイスコイル型リニアモータで構成することは知られ
ている。例えば。

本出願人は揺動型のヘッド位置決め装置を既に提案（特
開昭５５−６７９７５号）している。

しかし、この装置は種々の改良がなされているとは言っ
ても、構成上、永久磁石の端面が開放されており、磁束
の漏洩を無視することができない。しかも、漏洩磁束が
あれば、磁気記録再生に悪影響を及ぼすため磁気ディス
ク、いわゆる磁気記録媒体を装置に接近させるには限度
がある。そのためヘッド位置決め装置のへラドアームを
長くする必要があり９位置決め装置全体の小型化を図る
のに支障がある。

〔発明の目的〕

本発明は上述のような欠点を解決して、装置の小型化を
図るとともに、駆動力を大きくすることができるヘッド
位置決め装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

本発明は、磁気ヘッドを搭載したヘッドアームを回動軸
に固着して成る揺動形ヘッド位置決め装置において、前
記回動軸に取付けた板面に複数の略四角形コイルを固定
配置し、前記回動軸の径方向に延在する前記コイル辺に
それぞれ前記板面に垂直な磁束を与えるように複数の磁
石を固定配置し、しかも各磁石は前記コイルに供給され
る電流に応じて前記コイルに生ずる電磁力が同一回動方
向に作用するように配極して成り、カップ状の磁性ヨー
クと該カップの蓋体としての磁性ヨークとから成る容器
に、前記板を含む前記回動軸の一部と前記複数の永久磁
石とを前記回動軸が回動可能な状態にて収納して成るヘ
ッド位置決め装置である。

〔実施例〕 以下に本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の第１の実施例を縦断面図で示す。図に
おいて、１は非磁性材による回動軸で、上端に１個以上
のへノドアーム２が取付けられている。ヘッドアーム２
の先端には磁気ヘッド３が搭載されている。４はリング
状永久磁石で、ここでは第２図に示すように１周方向に
間隔をおいて４組の異磁極を交互に配極したものが用い
られる。５はコイルで、第６図に示すように、永久磁石
４の磁極数の１／２の偏平コイル５ａ〜５ｄが回動軸１
に取付けられた円板６に固設されている。７は円筒形の
カップ状磁性ヨークで、七〇内底壁においてベアリング
８を介して回動軸１を支持している。９はカップ状ヨー
ク７と共にヨークを形成する蓋状磁性ヨークで、下面に
永久磁石４が固着されている。永久磁石４とコイル５ａ
〜５ｄとは、径方向に延在するコイル辺に各磁極がギャ
ップを介して対向するように配置される。そして、第２
図に矢印で　３− 示した磁束がコイル辺を板面に垂直に通過するようにし
、一つのコイルの対向辺に作用する電磁力Ｆ１．Ｆ２が
同一回動方向に作用するようにしている。回動軸１はヨ
ーク９においてもベアリング１０で支持されている。

このような構成においては各コイルに電流を流すと、フ
レミングの左手の法則にもとづく電磁力が生じて回動軸
１はその電流値に対応して回動する。そして、磁石、コ
イルは周方向に複数組配置されているため、上記提案（
特開昭５５−６７９７５号）による装置より駆動力を犬
きくすることが可能となる。換言すれば、同じ駆動力と
する場合にはさらに小形の構造とすることが可能となる
。また、第１図に示すように、磁石４、コイル５はヨー
ク７及び９に包み込まれるように収納されるため、磁気
回路からの磁気漏洩は格段に小さくできる。このことに
よりヘッドアームも短くでき、ヘッド位置決め装置の小
型化、さらには磁気ディスク装置全体も小さくすること
ができる。

＝４− 第４図は本発明の他の実施例である。この実施例は基本
的には第１図と同じであるが１円板６の上下両面にコイ
ル５ａ〜５ｄ、５ａ′〜５ｄ’を固設し、これらのコイ
ルに対向させて第２図と同様のリング状磁石４ａ、４ｂ
をヨーク７．９の内面側に固設している。蒋は磁性流体
シールで２回動軸ｌの回転摩耗により生ずる粉じんがヨ
ーク７．９外へ漏れないようにしたものである。

なお１本発明で用いる永久磁石は、材質９寸法や磁極数
の制限は無い。例えば、第５図に示すように９円板上に
その厚み方向に磁極軸を有する複数の永久磁石を固着し
たものでも良い。

また、コイルは、コイル枠に組み込んだものでも、プリ
ントコイルでも良いことは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上９本発明によれば駆動力が犬きく、小型化の可能な
ヘッド位置決め装置を提供できる。

以下余０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を縦断面図で示し、第２
図、第６図はそれぞれそのうちの永久磁石、コイルの斜
視図、平面図、第４図は本発明の他の実施例の縦断面図
、第５図は永久磁石の他の例の斜視図。 図中、■は回動軸、２はヘッドアーム、３は磁気ヘッド
、４は永久磁石、５はコイル、７，９はヨーク。 　７− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁気ヘッドを搭載したヘッドアームを回動軸に固着
   して成る揺動形ヘッド位置決め装置において、前記回動
   軸に取付けた板面に複数の略四角形コイルを固定配置し
   、前記回動軸の径方向に延在する前記コイル辺にそれぞ
   れ前記板面に垂直な磁束を与えるように複数の磁石を固
   定配置し、しかも各磁石は前記コイルに供給される電流
   に応じて前記コイルに生ずる電磁力が同一回動方向に作
   用するように配置して成り、カップ状の磁性ヨークと該
   カップの蓋体としての磁性ヨークとから成る容器に、前
   記板を含む前記回動軸の一部と前記複数の永久磁石とを
   前記回動軸が回動可能な状態にて収納して成るヘッド位
   置決め装置。