JPS6023553Y2 - 主軸装置 - Google Patents
主軸装置Info
- Publication number
- JPS6023553Y2 JPS6023553Y2 JP13835480U JP13835480U JPS6023553Y2 JP S6023553 Y2 JPS6023553 Y2 JP S6023553Y2 JP 13835480 U JP13835480 U JP 13835480U JP 13835480 U JP13835480 U JP 13835480U JP S6023553 Y2 JPS6023553 Y2 JP S6023553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- oil
- head body
- spindle head
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主軸装置に関するもので、その目的とするとこ
ろは、軸受部の冷却効果を高めて主軸の高速回転時にお
ける主軸に熱変位を低減させることである。
ろは、軸受部の冷却効果を高めて主軸の高速回転時にお
ける主軸に熱変位を低減させることである。
一般に主軸装置において、回転主軸を軸承する軸受部に
潤滑油を供給して軸受部を冷却するようにしているが、
軸受部に供給された潤滑油を回収するために、従来のも
のでは排油路しか設けられていないため、油の排出速度
を高めることが難しく、多量の潤滑油を供給すると油洩
れを生ずるおそれがあり、このために潤滑油の供給量が
制限され、軸受部の発熱を十分冷却することができない
問題があった。
潤滑油を供給して軸受部を冷却するようにしているが、
軸受部に供給された潤滑油を回収するために、従来のも
のでは排油路しか設けられていないため、油の排出速度
を高めることが難しく、多量の潤滑油を供給すると油洩
れを生ずるおそれがあり、このために潤滑油の供給量が
制限され、軸受部の発熱を十分冷却することができない
問題があった。
本考案は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、以下その実施例を図面に基いて説明する。
、以下その実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1は主軸頭本体、2は回転主軸で、こ
の回転主軸2は主軸頭本体1に穿設された水平内孔1a
に軸受部3.4.5を介して回転可能に軸承されている
。
の回転主軸2は主軸頭本体1に穿設された水平内孔1a
に軸受部3.4.5を介して回転可能に軸承されている
。
6は回転主軸2上に取付けられた駆動歯車である。
7は主軸頭本体1内の上方位置に主軸軸線方向に穿設さ
れた給油路で、その一端は主軸頭本体1の先端部に固着
されたキャップ8にて閉塞され、他端は潤滑油供給ポン
プに接続されている。
れた給油路で、その一端は主軸頭本体1の先端部に固着
されたキャップ8にて閉塞され、他端は潤滑油供給ポン
プに接続されている。
9,10,11は前記各軸受部3.4.5の中央に開口
する給油ノズルで、前記給油路7にそれぞれ連通されて
いる。
する給油ノズルで、前記給油路7にそれぞれ連通されて
いる。
12,13.14は各軸受部3.4.5の両側に対応し
て前記キャップ8および主軸頭本体1に凹設された環状
の集油凹部で、これら集油凹部12,13゜14には前
記給油ノズル9,10,11より軸受部3,4,5に供
給された潤滑油が集められる。
て前記キャップ8および主軸頭本体1に凹設された環状
の集油凹部で、これら集油凹部12,13゜14には前
記給油ノズル9,10,11より軸受部3,4,5に供
給された潤滑油が集められる。
16は集油凹部12,13,14を互いに連通させる排
油路で、主軸頭本体1内の下方位置に主軸軸線方向に穿
設され、而してこの排油路16は第2図に示すように複
数本並設されている。
油路で、主軸頭本体1内の下方位置に主軸軸線方向に穿
設され、而してこの排油路16は第2図に示すように複
数本並設されている。
17は主軸頭本体1内の上方位置に主軸軸線方向に穿設
された空気取入孔で、その一端はキャップ8に凹設され
た集油凹部12の上方に開口され、他端は主軸頭本体1
の後方内部に開口されて大気に連通されている。
された空気取入孔で、その一端はキャップ8に凹設され
た集油凹部12の上方に開口され、他端は主軸頭本体1
の後方内部に開口されて大気に連通されている。
本考案の主軸装置は上述したように、排油路16に連通
する集油凹部12の上部に空気取入孔17を開口した構
成であるので、集油凹部12,13.14を介して排油
路16より排出される潤滑油の排出速度が空気の補給作
用によって著しく高められ、これにより多量の潤滑油を
供給しても潤滑油の外部への漏洩を防止でき、従って潤
滑油の供給量を多くして冷却能力を高め得ることから、
回転主軸2の高速回転時においても軸受部3゜4.5の
発熱を抑え、高精度の加工を遠戚できる効果がある。
する集油凹部12の上部に空気取入孔17を開口した構
成であるので、集油凹部12,13.14を介して排油
路16より排出される潤滑油の排出速度が空気の補給作
用によって著しく高められ、これにより多量の潤滑油を
供給しても潤滑油の外部への漏洩を防止でき、従って潤
滑油の供給量を多くして冷却能力を高め得ることから、
回転主軸2の高速回転時においても軸受部3゜4.5の
発熱を抑え、高精度の加工を遠戚できる効果がある。
しかも本考案によれば、空気取入孔17の一端は主軸頭
本体1の後方向部に開口され、この主軸頭本体内を介し
て大気に連通されているため、特別なエアブリーザ等を
設けなくとも空気取入孔17からの塵芥等の侵入を防止
できる利点がある。
本体1の後方向部に開口され、この主軸頭本体内を介し
て大気に連通されているため、特別なエアブリーザ等を
設けなくとも空気取入孔17からの塵芥等の侵入を防止
できる利点がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は主軸装置
の縦断面図、第2図は第1図の■−■線矢視断面図であ
る。 1・・・・・・主軸頭本体、1a・・・・・・内孔、2
・・・・・・回転主軸、3.4. 5・・・・・・軸受
部、7・・・・・・給油路、9、 10. 11・・・
・・・給油ノズル、12. 13. 14・・・・・・
集油凹部、16・・・・・・排油路、17・・・・・・
空気取入孔。
の縦断面図、第2図は第1図の■−■線矢視断面図であ
る。 1・・・・・・主軸頭本体、1a・・・・・・内孔、2
・・・・・・回転主軸、3.4. 5・・・・・・軸受
部、7・・・・・・給油路、9、 10. 11・・・
・・・給油ノズル、12. 13. 14・・・・・・
集油凹部、16・・・・・・排油路、17・・・・・・
空気取入孔。
Claims (1)
- 主軸頭本体に穿設した水平内孔に複数の軸受部を介して
回転主軸を回転可能に軸承した主軸装置において、前記
主軸頭本体の上方位置に潤滑油供給源に連通された給油
路を主軸軸線方向に穿設し、この給油路に前記各軸受部
に開口する給油ノズルをそれぞれ連通し、前記主軸頭本
体の内孔に前記軸受部の両側に近接して開口する集油凹
部を形威し、これら集油凹部を互いに連通ずる排油路を
前記主軸頭本体の下方位置に主軸軸線方向に穿設し、ま
た前記主軸頭本体の上方位置には前記集油凹部の上部に
開口する空気取入孔を主軸軸線方向に穿設し、この空気
取入孔を主軸頭本体の後方内部に開口させて主軸頭本体
を介して大気に連通したことを特徴とする主軸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13835480U JPS6023553Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 主軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13835480U JPS6023553Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 主軸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5761224U JPS5761224U (ja) | 1982-04-12 |
JPS6023553Y2 true JPS6023553Y2 (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=29498387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13835480U Expired JPS6023553Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 主軸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023553Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3334657A1 (de) * | 1983-09-24 | 1985-04-11 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Reibungskupplung mit kupplungsscheibe und spielunterdrueckung zwischen nabe und getriebewelle |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13835480U patent/JPS6023553Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5761224U (ja) | 1982-04-12 |
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