JPS6023413B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPS6023413B2 JPS6023413B2 JP51132138A JP13213876A JPS6023413B2 JP S6023413 B2 JPS6023413 B2 JP S6023413B2 JP 51132138 A JP51132138 A JP 51132138A JP 13213876 A JP13213876 A JP 13213876A JP S6023413 B2 JPS6023413 B2 JP S6023413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- motor
- speed
- servo system
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
Landscapes
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、その回転状態に応じて記録媒体に対する再生
ヘッドの位相を制御し得るモータを具備し、このモータ
の回転速度に応じた速度検出信号と、記録媒体から再生
して得た再生コントロール信号とに応じた制御信号によ
って上記モータの速度制御と位相制御とを行い得るよう
にした記録再生装置に関し、特にVTR、EVR、シー
トレコーダ等に用いて最適なものである。
ヘッドの位相を制御し得るモータを具備し、このモータ
の回転速度に応じた速度検出信号と、記録媒体から再生
して得た再生コントロール信号とに応じた制御信号によ
って上記モータの速度制御と位相制御とを行い得るよう
にした記録再生装置に関し、特にVTR、EVR、シー
トレコーダ等に用いて最適なものである。
VTR等の記録再生装置においては、2個の回転ビデオ
ヘッドをへIJカル走査させて、1フィ−ルドの映像信
号につき1本づつの記録トラックを磁気テープ等の記録
媒体上に交互に形成し、これによって映像信号を記録す
るようにしている。
ヘッドをへIJカル走査させて、1フィ−ルドの映像信
号につき1本づつの記録トラックを磁気テープ等の記録
媒体上に交互に形成し、これによって映像信号を記録す
るようにしている。
この場合、2個のビデオヘッドの切り換え部分が再生画
面に現われないように、テープ上の記録トラックの一側
端に垂直同期信号が存在する状態で記録し、ヘッドの切
り換えの時点が垂直婦線期間内にくるようにする必要が
ある。また再生画面のゆれ(水平同期信号の不3前いに
よるジッター)をなくすために記録時にヘッドを定速回
転させる必要がある。更に、再生時にビデオヘッドはテ
ープの記録トラック上を忠実にトラツキングさせる必要
がある。従ってこのような目的で、ビデオヘッドの回転
に対して速度及び位相を制御するためのヘッドサーボ回
路が用いられる。またテープの走行についても、記録及
び再生時にテープを定速で走行させる目的及び再生時の
トラツキングを取る目的で、テープを走行させるキャプ
スタンの回転の速度及び位相を制御するキャプスタンサ
ーボ回路が用いられる。一般にVTRの記録再生装置に
ついては、ヘッドサーボのみが用いられているものもあ
り、またヘッドサーボとキャプスタンサーボとが併用さ
れているものもある。
面に現われないように、テープ上の記録トラックの一側
端に垂直同期信号が存在する状態で記録し、ヘッドの切
り換えの時点が垂直婦線期間内にくるようにする必要が
ある。また再生画面のゆれ(水平同期信号の不3前いに
よるジッター)をなくすために記録時にヘッドを定速回
転させる必要がある。更に、再生時にビデオヘッドはテ
ープの記録トラック上を忠実にトラツキングさせる必要
がある。従ってこのような目的で、ビデオヘッドの回転
に対して速度及び位相を制御するためのヘッドサーボ回
路が用いられる。またテープの走行についても、記録及
び再生時にテープを定速で走行させる目的及び再生時の
トラツキングを取る目的で、テープを走行させるキャプ
スタンの回転の速度及び位相を制御するキャプスタンサ
ーボ回路が用いられる。一般にVTRの記録再生装置に
ついては、ヘッドサーボのみが用いられているものもあ
り、またヘッドサーボとキャプスタンサーボとが併用さ
れているものもある。
そしてこれらの両サーボ系の位相サーボについては、再
生時には、通常サーボ系の基準となる信号(目標値)は
、ヘッドの回転の位相を示すパルス信号(PGパルス)
であり、この基準信号と比較される信号(比較信号)は
記録時にテープの−側縁に記録された所定の基準周波数
信号を再生したコントロール信号(CTLパルス)であ
る。あるいは上誌PGパルスを比較信号とし、またCT
Lパルスを基準信号とする場合もある。このようなサー
ボ系において、再生時に、ポーズ釘を押して再生待機状
態(即ち、ポーズ状態)にした場合、あるいはテープの
リーダー部分やテープを編集したためにCTLパルスが
記録されていない無信号部分を再生する場合には、CT
Lパルスがサーボ系に供給されないため、サーボ系が制
御機能を失う。
生時には、通常サーボ系の基準となる信号(目標値)は
、ヘッドの回転の位相を示すパルス信号(PGパルス)
であり、この基準信号と比較される信号(比較信号)は
記録時にテープの−側縁に記録された所定の基準周波数
信号を再生したコントロール信号(CTLパルス)であ
る。あるいは上誌PGパルスを比較信号とし、またCT
Lパルスを基準信号とする場合もある。このようなサー
ボ系において、再生時に、ポーズ釘を押して再生待機状
態(即ち、ポーズ状態)にした場合、あるいはテープの
リーダー部分やテープを編集したためにCTLパルスが
記録されていない無信号部分を再生する場合には、CT
Lパルスがサーボ系に供給されないため、サーボ系が制
御機能を失う。
この結果、ヘッドを回転させるヘッドモータあるいはキ
ヤプスタンを回転させるキャプスタンモータがフリーラ
ンの状態となる。従ってポーズ状態が解除されるか、或
はまた正常な記録状態のテープ部分になってCTLパル
スが供給され始めても、サーボ系が機能を回復してロッ
ク状態(安定状態)に達するまでに長時間要したり、あ
るいは擬似的なロック状態になったりするおそれがある
。特に上記へッドモ−夕及びキヤプスタンモータとして
直流ブラシレスモータを使用する場合、無騒音、長寿命
等の利点がある反面、イナーシャが大きくて減速応答特
性が悪いため上述の欠点は特に顕著に現われる。
ヤプスタンを回転させるキャプスタンモータがフリーラ
ンの状態となる。従ってポーズ状態が解除されるか、或
はまた正常な記録状態のテープ部分になってCTLパル
スが供給され始めても、サーボ系が機能を回復してロッ
ク状態(安定状態)に達するまでに長時間要したり、あ
るいは擬似的なロック状態になったりするおそれがある
。特に上記へッドモ−夕及びキヤプスタンモータとして
直流ブラシレスモータを使用する場合、無騒音、長寿命
等の利点がある反面、イナーシャが大きくて減速応答特
性が悪いため上述の欠点は特に顕著に現われる。
本発明は上述の問題点に鑑みて発明されたものであって
、上述のような場合に、再生コントロール信号が得られ
ない状態から得られる状態になったときに、モータを減
速する必要がなく、常にモータを加速する方向でサーボ
回路をロック状態とすることができるようにしている。
、上述のような場合に、再生コントロール信号が得られ
ない状態から得られる状態になったときに、モータを減
速する必要がなく、常にモータを加速する方向でサーボ
回路をロック状態とすることができるようにしている。
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図
は本発明をVTRに適用した−実施例を示すヘッドサー
ボ系及びキヤプスタンサーボ系のブロック回路図である
。
は本発明をVTRに適用した−実施例を示すヘッドサー
ボ系及びキヤプスタンサーボ系のブロック回路図である
。
第1図において、VTRの回転ビデオヘッドの回転を制
御するためのヘッドサーボ系及びテープの走行を制御す
るためのキャプスタンサーボ系と共にテープ走行機構の
一部が示されている。
御するためのヘッドサーボ系及びテープの走行を制御す
るためのキャプスタンサーボ系と共にテープ走行機構の
一部が示されている。
磁気テープーはピンチローラ8をキヤプスタン7に圧着
することによって第2図の矢印方向に走行される。この
テープ1はヘッドシリンダに巻回され、回転ビデオヘッ
ド2,3によって、その所定の映像信号用トラックに1
フィールドごとの映像信号が記録されるようになってい
る。この映像信号はビデオ系回路11の記録アンプから
供給される。また再生時においては、これらのビデオヘ
ッド2,3から得られた再生映像信号はビデオ系回路1
1の再生アンプに供V給され、この再生アンプの出力
によって所定の再生画像が得られるようになっている。
なおこれらのビデオヘッド2,3はヘッドモータ4によ
って回転駆動される。モータ4の軸にはマグネット47
が取り付けられ、このマグネット47を検出する位贋検
出コイル45によってモータ4の回転位相が検出される
。
することによって第2図の矢印方向に走行される。この
テープ1はヘッドシリンダに巻回され、回転ビデオヘッ
ド2,3によって、その所定の映像信号用トラックに1
フィールドごとの映像信号が記録されるようになってい
る。この映像信号はビデオ系回路11の記録アンプから
供給される。また再生時においては、これらのビデオヘ
ッド2,3から得られた再生映像信号はビデオ系回路1
1の再生アンプに供V給され、この再生アンプの出力
によって所定の再生画像が得られるようになっている。
なおこれらのビデオヘッド2,3はヘッドモータ4によ
って回転駆動される。モータ4の軸にはマグネット47
が取り付けられ、このマグネット47を検出する位贋検
出コイル45によってモータ4の回転位相が検出される
。
この位相検出信号はパルスアンプ46に供給されて増中
及び波形整形される。パルスアンプ46の出力信号(以
下PGパルスと称する)はヘッドサーボ回路13に供孫
合される。このヘッドサーボ回路13は再生時には上記
PGパルスに塞いてモータ4を制御するので、このモー
タ4はフレーム周波数(30HZ)で回転する。またこ
のヘッドサーボ回路は記録時には上許PGパルスと記録
すべき映像信号から得られる後述の基準信号とに基いて
モータ4を制御するので、このモータ4は上記映像信号
の垂直同期信号にその回転位相が同期した状態で回転す
る。上記垂直同期信号は、1/2分周器(図示せず)に
よってその周波数が1/2(30HZ)に逓降された後
、記録時の基準信号としてヘッドサーボ回路13に供給
される。
及び波形整形される。パルスアンプ46の出力信号(以
下PGパルスと称する)はヘッドサーボ回路13に供孫
合される。このヘッドサーボ回路13は再生時には上記
PGパルスに塞いてモータ4を制御するので、このモー
タ4はフレーム周波数(30HZ)で回転する。またこ
のヘッドサーボ回路は記録時には上許PGパルスと記録
すべき映像信号から得られる後述の基準信号とに基いて
モータ4を制御するので、このモータ4は上記映像信号
の垂直同期信号にその回転位相が同期した状態で回転す
る。上記垂直同期信号は、1/2分周器(図示せず)に
よってその周波数が1/2(30HZ)に逓降された後
、記録時の基準信号としてヘッドサーボ回路13に供給
される。
以下においてこの基準信号をVD/2信号と称する。ま
た記録時において、このVD/2信号は、記録にTLア
ンプ1 4及びスイッチ28aのREC接点を経てCT
L記録/再生ヘッド6に供給される。この結果、テープ
1の一側縁にCTLパルスが所定ピッチで記録される。
また記録時には音声信号は、オーディオ系回路12から
オーディオ記録/再生ヘッド5を介して、テープ1のオ
ーディオトラックに記録され、また再生時には再生音声
信号がヘッド5からオーディオ系回路12に供給され、
スピーカーを通じて再生される。
た記録時において、このVD/2信号は、記録にTLア
ンプ1 4及びスイッチ28aのREC接点を経てCT
L記録/再生ヘッド6に供給される。この結果、テープ
1の一側縁にCTLパルスが所定ピッチで記録される。
また記録時には音声信号は、オーディオ系回路12から
オーディオ記録/再生ヘッド5を介して、テープ1のオ
ーディオトラックに記録され、また再生時には再生音声
信号がヘッド5からオーディオ系回路12に供給され、
スピーカーを通じて再生される。
テープ1の送り速度は、キヤプスタンモータ9によって
回転駆動されるキャプスタン7の回転速度で定まる。
回転駆動されるキャプスタン7の回転速度で定まる。
このキャプスタンモータ9の回転数は、例えばヘッドモ
ータ4と同じ30HZであり、キャプスタンサーボ回路
の速度サーボ系及び位相サーボ系によって夫々回転速度
及び回転位相が制御される。第1図に示すように、速度
サーボ系は、キャプスタンモータ9の回転速度を検出す
るための周波数発電機10、パルス整形回路16、単安
定マルチパイプレータ17、遅延回路18、比較信号形
成回路19、サンプリング・ホールド回路20、DCア
ンプ21及びサンプリングパルス形成回路53から構成
されている。
ータ4と同じ30HZであり、キャプスタンサーボ回路
の速度サーボ系及び位相サーボ系によって夫々回転速度
及び回転位相が制御される。第1図に示すように、速度
サーボ系は、キャプスタンモータ9の回転速度を検出す
るための周波数発電機10、パルス整形回路16、単安
定マルチパイプレータ17、遅延回路18、比較信号形
成回路19、サンプリング・ホールド回路20、DCア
ンプ21及びサンプリングパルス形成回路53から構成
されている。
位相サーボ系は、1/6カウンタ22、単安定マルチパ
イプレータ23、比較信号形成回路24、サンプリング
・ホールド回路25、DCアンプ26及びサンプリング
パルス形成回路27から構成されている。
イプレータ23、比較信号形成回路24、サンプリング
・ホールド回路25、DCアンプ26及びサンプリング
パルス形成回路27から構成されている。
なお上記1/6カウンタ22と単安定マルチパイプレー
タ23との間には、記録/再生切り換えスイッチ28b
が設けられている。そして記録時には、周波数発電機1
0から得られた周波数信号をパルス整形回路16におい
てパルス整形した後に1/6カウンタ22において1/
6にカウントダウンした信号が、切換えスイッチ28b
のREC接点から位相サーボ系に供給される。一方、再
生時には、CTLパルスが再生CTLアンプ15及び切
り換えスイッチ28bのP母顔点を経て位相サーボ系に
供輪蒼される。次に第1図に示すVTRのヘッドサーボ
系及びキャプスタンサーボ系の動作を第2図〜第3図の
波形図と共に説明する。まず記録時を以下に説明する。
タ23との間には、記録/再生切り換えスイッチ28b
が設けられている。そして記録時には、周波数発電機1
0から得られた周波数信号をパルス整形回路16におい
てパルス整形した後に1/6カウンタ22において1/
6にカウントダウンした信号が、切換えスイッチ28b
のREC接点から位相サーボ系に供給される。一方、再
生時には、CTLパルスが再生CTLアンプ15及び切
り換えスイッチ28bのP母顔点を経て位相サーボ系に
供輪蒼される。次に第1図に示すVTRのヘッドサーボ
系及びキャプスタンサーボ系の動作を第2図〜第3図の
波形図と共に説明する。まず記録時を以下に説明する。
記録時には、記録卸(図示せず)に連動して各記録/再
生切り換えスイッチ28a,28b,28cがREC接
点側に切り換えられる。この操作によってVTRのビデ
オ系回路11及びオーディオ系12が記録モードになり
、またモータ4,9が起動されてビデオヘッド2,3の
回転及びテープ1の走行が開始される。このテープ1を
走行させるキャプスタンモータ9に取り付けられた周波
数発電機10の歯数は、例えば12である。従ってモー
タ9が30HZで回転すると、周波数発電機10から得
られるほぼ正弦波状の周波数信号は360HZ(周期2
.78msec)となる。この周波数信号はパルス整形
回路16に供給され、このパルス整形回路から第2図a
に示す矩形波の周波数信号aが得られる。この周波数信
号aは単安定マルチパイプレータ17に供給され、ここ
で第2図bに示す一定パルス中のパルス信号bが形成さ
れる。このパルス信号bは遅延回路18に供給される。
遅延回路18は、サーボ系の比較基準となる遅延量丁の
一定パスル中の基準信号を作るためのものである。
生切り換えスイッチ28a,28b,28cがREC接
点側に切り換えられる。この操作によってVTRのビデ
オ系回路11及びオーディオ系12が記録モードになり
、またモータ4,9が起動されてビデオヘッド2,3の
回転及びテープ1の走行が開始される。このテープ1を
走行させるキャプスタンモータ9に取り付けられた周波
数発電機10の歯数は、例えば12である。従ってモー
タ9が30HZで回転すると、周波数発電機10から得
られるほぼ正弦波状の周波数信号は360HZ(周期2
.78msec)となる。この周波数信号はパルス整形
回路16に供給され、このパルス整形回路から第2図a
に示す矩形波の周波数信号aが得られる。この周波数信
号aは単安定マルチパイプレータ17に供給され、ここ
で第2図bに示す一定パルス中のパルス信号bが形成さ
れる。このパルス信号bは遅延回路18に供給される。
遅延回路18は、サーボ系の比較基準となる遅延量丁の
一定パスル中の基準信号を作るためのものである。
この遅延回路18は、トランジスタ34,38からなる
スイッチング回路、抵抗32とコンデンサ35とから成
る時定数回路及びトランジスタ36,37と抵抗48〜
52とから成るシュミット・トリガ回路から構成されて
いる。またモータ9の回転位相を制御するために、抵抗
31と32との接続点には抵抗30を介してトランジス
タ29が接続されている。このトランジスタ29のベー
ス端子には位相サーボ系のDCアンプ26の出力電圧が
位相誤差信号として供給される。このトランジスタ29
はこの位相誤差信号に応じてそのインピーダンスが変化
する可変インピーダンス素子として動作するものである
。そしてこのインピーダンスの変化に応じて抵抗30と
31との接続点の電位が変化するので、抵抗32及びコ
ンデンサ35から成る時定数回路への供給電圧が制御さ
れる。単安定マルチパイプレータ17において形成され
たパルス信号b(第2図)が高レベルのとき、トランジ
スタ34,38はオンとなり、また低レベルのとき、オ
フとなる。
スイッチング回路、抵抗32とコンデンサ35とから成
る時定数回路及びトランジスタ36,37と抵抗48〜
52とから成るシュミット・トリガ回路から構成されて
いる。またモータ9の回転位相を制御するために、抵抗
31と32との接続点には抵抗30を介してトランジス
タ29が接続されている。このトランジスタ29のベー
ス端子には位相サーボ系のDCアンプ26の出力電圧が
位相誤差信号として供給される。このトランジスタ29
はこの位相誤差信号に応じてそのインピーダンスが変化
する可変インピーダンス素子として動作するものである
。そしてこのインピーダンスの変化に応じて抵抗30と
31との接続点の電位が変化するので、抵抗32及びコ
ンデンサ35から成る時定数回路への供給電圧が制御さ
れる。単安定マルチパイプレータ17において形成され
たパルス信号b(第2図)が高レベルのとき、トランジ
スタ34,38はオンとなり、また低レベルのとき、オ
フとなる。
そしてパルス信号bの立下りの時点ではトランジスタ3
7がオンとなり、またトランジスタ36がオフとなる。
なおトランジスタ34がオフとなった直後から、抵抗3
2とコンデンサ35とによりほぼ決まる時定数でコンデ
ンサ35が充電される。そして一定時間7が経過すると
、コンデンサ35の充電電圧が、抵抗48,51,52
で定まるトランジスタ37のベース電圧迄上昇するので
、トランジスタ36がオンに、またトランジスタ37が
オフに反転する。従ってィンバータを構成しているトラ
ンジスタ39のコレクタからは、第2図cに示すように
、一定時間↑の間高レベルである基準パルスcが得られ
る。この基準パルスcは比較信号形成回路19に供給さ
れる。
7がオンとなり、またトランジスタ36がオフとなる。
なおトランジスタ34がオフとなった直後から、抵抗3
2とコンデンサ35とによりほぼ決まる時定数でコンデ
ンサ35が充電される。そして一定時間7が経過すると
、コンデンサ35の充電電圧が、抵抗48,51,52
で定まるトランジスタ37のベース電圧迄上昇するので
、トランジスタ36がオンに、またトランジスタ37が
オフに反転する。従ってィンバータを構成しているトラ
ンジスタ39のコレクタからは、第2図cに示すように
、一定時間↑の間高レベルである基準パルスcが得られ
る。この基準パルスcは比較信号形成回路19に供給さ
れる。
この比較信号形成回路19は速度サーボ系の周波数誤差
を電圧レベル誤差に変換するためのものであって、ここ
では、第2図dに示すように所定の煩斜を有する比較用
三角波信号dが基準パルスcの“0”の間形成される。
このような比較信号形成回路19は、例えばコンデンサ
を定電流で充電する定電流充電回路あるいはミラー積分
回路でもつて構成されている。比較用三角波信号dはサ
ンプリング・ホールド回路2川こ供聯合される。一方、
周波数発電機10の出力信号を波形整形して得られた周
波数信号aはサンプリングパルス形成回路53に供給さ
れる。
を電圧レベル誤差に変換するためのものであって、ここ
では、第2図dに示すように所定の煩斜を有する比較用
三角波信号dが基準パルスcの“0”の間形成される。
このような比較信号形成回路19は、例えばコンデンサ
を定電流で充電する定電流充電回路あるいはミラー積分
回路でもつて構成されている。比較用三角波信号dはサ
ンプリング・ホールド回路2川こ供聯合される。一方、
周波数発電機10の出力信号を波形整形して得られた周
波数信号aはサンプリングパルス形成回路53に供給さ
れる。
そしてこのサンプリングパルス形成回路において、第2
図eに示すサンプリングパルスeが周波数信号aの立下
りの時点で形成される。このサンプリングパルスeはサ
ンプリング・ホールド回路20のゲートに供給され、こ
のサンプリングパルスeによって三角波信号dの傾斜部
分がサンプリングされる。このサンプリング電圧はサン
プリング・ホールド回路20で次のサンプリングが行わ
れるまで保持されるので、この回路から第2図に示すサ
ンプリングホールド電圧fが得られる。そしてこのサン
プリングホールド電圧fはDCアンプ21を介してモー
タ9に供給される。この場合、正常状態においては、こ
の速度サ−ボ系は上官己遅延回路18で形成される比較
基準信号cのパルス中↑を基準としてロック状態になっ
ているので、モータ9は30日Zで回転する。
図eに示すサンプリングパルスeが周波数信号aの立下
りの時点で形成される。このサンプリングパルスeはサ
ンプリング・ホールド回路20のゲートに供給され、こ
のサンプリングパルスeによって三角波信号dの傾斜部
分がサンプリングされる。このサンプリング電圧はサン
プリング・ホールド回路20で次のサンプリングが行わ
れるまで保持されるので、この回路から第2図に示すサ
ンプリングホールド電圧fが得られる。そしてこのサン
プリングホールド電圧fはDCアンプ21を介してモー
タ9に供給される。この場合、正常状態においては、こ
の速度サ−ボ系は上官己遅延回路18で形成される比較
基準信号cのパルス中↑を基準としてロック状態になっ
ているので、モータ9は30日Zで回転する。
このためキヤプスタン7が所定回転数で回転し、テープ
ーは所定の送り速度で走行される。そしてモータ9の速
度が変動したとき、上記基準信号cのパルス中7は変化
せず、三角波信号dの懐斜部分をサンプリングするサン
プリング位置に対する三角波信号dの立上り位置が変わ
るので、サンプルホールド電圧fに誤差電圧が現われる
。この誤差電圧はDCアンプ21を介してモータ9に供
給されるので、モータ9の回転速度は一定値(30HZ
)に保たれる。一方、周波数発電機10から得られた周
波数信号a(360HZ)は、第3図gに示すように、
1/6カウンタ22において周波数が1/6に逓降され
るので、60HZのパルス信号gが形成される。
ーは所定の送り速度で走行される。そしてモータ9の速
度が変動したとき、上記基準信号cのパルス中7は変化
せず、三角波信号dの懐斜部分をサンプリングするサン
プリング位置に対する三角波信号dの立上り位置が変わ
るので、サンプルホールド電圧fに誤差電圧が現われる
。この誤差電圧はDCアンプ21を介してモータ9に供
給されるので、モータ9の回転速度は一定値(30HZ
)に保たれる。一方、周波数発電機10から得られた周
波数信号a(360HZ)は、第3図gに示すように、
1/6カウンタ22において周波数が1/6に逓降され
るので、60HZのパルス信号gが形成される。
このパルス信号gは、切り換えスイッチ28bのREC
接点を通って位相サーボ系の単安定マルチパイプレータ
23に供給される。この単安定マルチパイプレータ23
において、パルス信号gが1/2に分割されそのデュー
ティ比が第3図hのように調節される。単安定マルチパ
イプレータ23の出力信号hは比較信号24に供V給さ
れる。比較信号形成回路24は、位相サーボ系の位相誤
差を電圧レベル誤差に変換するためのものであって、第
1図に示すように、結合コンデンサ40と抵抗54とか
らなる/・ィパスフィルター、スイッチングトランジス
タ41及び抵抗42,43とコンデンサ44とから成る
充放電回路から構成されている。コンデンサ40と抵抗
54とから成るフィルターは、単安定マルチパイプレー
夕23の出力信号hの周波数を通過させるような/・ィ
パスフィルタ−として動作する。
接点を通って位相サーボ系の単安定マルチパイプレータ
23に供給される。この単安定マルチパイプレータ23
において、パルス信号gが1/2に分割されそのデュー
ティ比が第3図hのように調節される。単安定マルチパ
イプレータ23の出力信号hは比較信号24に供V給さ
れる。比較信号形成回路24は、位相サーボ系の位相誤
差を電圧レベル誤差に変換するためのものであって、第
1図に示すように、結合コンデンサ40と抵抗54とか
らなる/・ィパスフィルター、スイッチングトランジス
タ41及び抵抗42,43とコンデンサ44とから成る
充放電回路から構成されている。コンデンサ40と抵抗
54とから成るフィルターは、単安定マルチパイプレー
夕23の出力信号hの周波数を通過させるような/・ィ
パスフィルタ−として動作する。
従って比較信号形成回路24に供給される単安定マルチ
パイプレータ23の出力信号hが低レベルのときトラン
ジスタ41がオンし、このためにコンデンサ44がこの
トランジスタ及び抵抗42を介して充電される。この場
合、抵抗42とコンデンサ44とで定まる時定数は比較
的小さいので、コンデンサ44の端子電圧は、第3図i
に示すように、比較的急激に立上る。次に出力信号hが
高レベルになると、トランジスタ41がオフとなるので
、コンデンサ44の充電電圧は抵抗43を通じて放電す
る。このとき抵抗43とコンデンサ44とで定まる放電
時点数は比較的大きく設定してあるので、コンデンサ4
4の端子電圧は、第3図iに示すように、比較的なだら
かに立下る。なおこの比較的中のある台形波信号iの立
下りの鏡斜部分をサンプリングするようにしている。こ
の場合、この立下りの頃斜部分が位相サーボ系に対して
必要な応答特性及びロックィンレンジを与えている。こ
の台形波信号iはサンプリング・ホールド回路25に供
給される。一方、サンプリングパルス形成回路27には
、記録すべき映像信号の垂直同期信号を1/2に分周し
たVD/2信号(30HZ)が位相サーボ系の基準信号
として供給される。従ってサンプリングパルス形成回路
27から、第3図iに示すサンプリングパルスiが形成
され、これがサンプリング・ホールド回路25に供野合
される。サンプリング・ホールド回路29においては、
台形波信号iの立下りの額斜部分がサンプリングパルス
jでサンプリングされ、サンプリングホールド電圧(第
3図k)が得られる。
パイプレータ23の出力信号hが低レベルのときトラン
ジスタ41がオンし、このためにコンデンサ44がこの
トランジスタ及び抵抗42を介して充電される。この場
合、抵抗42とコンデンサ44とで定まる時定数は比較
的小さいので、コンデンサ44の端子電圧は、第3図i
に示すように、比較的急激に立上る。次に出力信号hが
高レベルになると、トランジスタ41がオフとなるので
、コンデンサ44の充電電圧は抵抗43を通じて放電す
る。このとき抵抗43とコンデンサ44とで定まる放電
時点数は比較的大きく設定してあるので、コンデンサ4
4の端子電圧は、第3図iに示すように、比較的なだら
かに立下る。なおこの比較的中のある台形波信号iの立
下りの鏡斜部分をサンプリングするようにしている。こ
の場合、この立下りの頃斜部分が位相サーボ系に対して
必要な応答特性及びロックィンレンジを与えている。こ
の台形波信号iはサンプリング・ホールド回路25に供
給される。一方、サンプリングパルス形成回路27には
、記録すべき映像信号の垂直同期信号を1/2に分周し
たVD/2信号(30HZ)が位相サーボ系の基準信号
として供給される。従ってサンプリングパルス形成回路
27から、第3図iに示すサンプリングパルスiが形成
され、これがサンプリング・ホールド回路25に供野合
される。サンプリング・ホールド回路29においては、
台形波信号iの立下りの額斜部分がサンプリングパルス
jでサンプリングされ、サンプリングホールド電圧(第
3図k)が得られる。
このサンプリングホールド電圧k‘まDCアンプ30を
介して前記遅延回路18のトランジスタ29のベースに
供給され、遅延回路18の時定数回路への供V給電流が
制御される。従って、このサンプリングホールド電圧k
‘こよって、速度サーボ系の基準信号となる遅延回路1
8の遅延量7が制御されるので、キャプスタン7の回転
は、記録すべき映像信号より得られた垂直同期信号を1
/2に分周した基準の位相信号(VD/2信号)に同期
するように位相制御される。次に再生時について説明す
る。
介して前記遅延回路18のトランジスタ29のベースに
供給され、遅延回路18の時定数回路への供V給電流が
制御される。従って、このサンプリングホールド電圧k
‘こよって、速度サーボ系の基準信号となる遅延回路1
8の遅延量7が制御されるので、キャプスタン7の回転
は、記録すべき映像信号より得られた垂直同期信号を1
/2に分周した基準の位相信号(VD/2信号)に同期
するように位相制御される。次に再生時について説明す
る。
再生時には、VTRの再生鋤に連動して切換えスイッチ
28a,28b,28cがすべてP母懐点側に切り換え
られる。この操作によってVTRのビデオ系回路11及
びオーディオ系回路12は再生モーWこなると共に、モ
ータ4,9が起動されてビデオヘッド2,3の回転及び
テープ1の走行が開始され、この結果画像及び音声の再
生が行なわれる。キャプスタン7の速度は、記録時と同
機に、周波数発電機10の出力信号に基いて速度サーボ
系によって制御される。また記録時にテープ1の一側緑
に所定ピッチで記録されたCTLパルスは、再生時には
CTLパルス記録/再生ヘッド6によって検出される。
この検出されたCTLパルスは、スイッチ28aのPB
接点及びCTLパルス再生アンプ15を経てキヤプスタ
ンサーボ回路の位相サーボループに供給される。従って
第3図舷′に示すCTLパルスが単安定マルチパイプレ
ータ23に供V給される。単安定マルチパイプレータ2
3においては、記録時と同様にデューティ比が調節され
た第3図hに示すパルスhが形成される。一方、サンプ
リングパルス形成回路27には、DG検出コイル45に
よって検出されかつヘッド2,3の回転位相を表わすP
Gパルスがパルスアンプ46を介して供V給される。従
って第3図iのサンプリングパルスjはPCパルスに基
いて形成される。以下位相サーボ系は記録時と同様な動
作をし、CTLパルスとPGパルスとが同期するように
キャプスタンモ−夕9の回転位相が制御される。
28a,28b,28cがすべてP母懐点側に切り換え
られる。この操作によってVTRのビデオ系回路11及
びオーディオ系回路12は再生モーWこなると共に、モ
ータ4,9が起動されてビデオヘッド2,3の回転及び
テープ1の走行が開始され、この結果画像及び音声の再
生が行なわれる。キャプスタン7の速度は、記録時と同
機に、周波数発電機10の出力信号に基いて速度サーボ
系によって制御される。また記録時にテープ1の一側緑
に所定ピッチで記録されたCTLパルスは、再生時には
CTLパルス記録/再生ヘッド6によって検出される。
この検出されたCTLパルスは、スイッチ28aのPB
接点及びCTLパルス再生アンプ15を経てキヤプスタ
ンサーボ回路の位相サーボループに供給される。従って
第3図舷′に示すCTLパルスが単安定マルチパイプレ
ータ23に供V給される。単安定マルチパイプレータ2
3においては、記録時と同様にデューティ比が調節され
た第3図hに示すパルスhが形成される。一方、サンプ
リングパルス形成回路27には、DG検出コイル45に
よって検出されかつヘッド2,3の回転位相を表わすP
Gパルスがパルスアンプ46を介して供V給される。従
って第3図iのサンプリングパルスjはPCパルスに基
いて形成される。以下位相サーボ系は記録時と同様な動
作をし、CTLパルスとPGパルスとが同期するように
キャプスタンモ−夕9の回転位相が制御される。
即ち、ビデオヘッド2,3がテープ1に記録された映像
信号トラック上を正しくトラッキングするようにキャブ
スタンサーポ系が動作する。今、VTRのポーズ釦を押
して再生待機状態(即ち、ポーズ状態)にした場合、あ
るいはテープ1のリーダー部やテープを編集したために
CTLパルスが記録されていない無信号部分が生じた場
合、CTLパルスが位相サーボ系の単安定マルチパイプ
レータ23に供聯合されなくなる。
信号トラック上を正しくトラッキングするようにキャブ
スタンサーポ系が動作する。今、VTRのポーズ釦を押
して再生待機状態(即ち、ポーズ状態)にした場合、あ
るいはテープ1のリーダー部やテープを編集したために
CTLパルスが記録されていない無信号部分が生じた場
合、CTLパルスが位相サーボ系の単安定マルチパイプ
レータ23に供聯合されなくなる。
従って単安定マルチパイプレータ23の出力信号hがな
くなるので、直流信号が比較信号形成回路24のコンデ
ンサ40に供給されるようになる。この直流信号はコン
デンサ40で遮断されるので、トランジスタ41はオフ
状態となってこのオフ状態を持続する。このため台形波
信号iが形成されず、比較信号形成回路24の出力信号
は零しベルになる。従ってサンプリング・ホールド回路
25においては、零しベルがサンプリングされてDCア
ンプ26の出力信号は零しベルとなる。この結果、速度
サーボ系の遅延回路18のトランジスタ29は完全にオ
ン状態となってそのインピーダンスが零に近くなるので
、抵抗32とコンデンサ35とから成る時定数回路への
供給電圧が低下する。このため遅延回路18の遅延時間
が、第2図cの点線で示すように△丁だけ増加する。こ
の遅延時間の増加によって、比較信号形成回路19にお
ける三角波信号dの立上りが、第2図dの点線で示すよ
うに右にシフトする。この結果、サンプリング・ホール
ド回路20おけるサンプリング電圧が第2図fに示すよ
うに△vだけ減少し、この減少分はDCアンプ21を介
してキャプスタンモータ9に伝えられる。従ってCTL
パルスが供給されなくなったとき、モータ9の回転数は
上記△vに対応した△nだけ減少する。なお比較信号形
成回路24にはコンデンサ40と抵抗54とから成る/
・ィパスフィルターが設けられているから、CTLパル
スの周期がハイパスフイルタ−を通過し得る範囲で正常
値よりも長くなった場合には、位相サーボ系は正常に動
作し、比較的に長い間CTLパルスが欠如したときのみ
上述のようなモータ9の減速状態が生ずる。
くなるので、直流信号が比較信号形成回路24のコンデ
ンサ40に供給されるようになる。この直流信号はコン
デンサ40で遮断されるので、トランジスタ41はオフ
状態となってこのオフ状態を持続する。このため台形波
信号iが形成されず、比較信号形成回路24の出力信号
は零しベルになる。従ってサンプリング・ホールド回路
25においては、零しベルがサンプリングされてDCア
ンプ26の出力信号は零しベルとなる。この結果、速度
サーボ系の遅延回路18のトランジスタ29は完全にオ
ン状態となってそのインピーダンスが零に近くなるので
、抵抗32とコンデンサ35とから成る時定数回路への
供給電圧が低下する。このため遅延回路18の遅延時間
が、第2図cの点線で示すように△丁だけ増加する。こ
の遅延時間の増加によって、比較信号形成回路19にお
ける三角波信号dの立上りが、第2図dの点線で示すよ
うに右にシフトする。この結果、サンプリング・ホール
ド回路20おけるサンプリング電圧が第2図fに示すよ
うに△vだけ減少し、この減少分はDCアンプ21を介
してキャプスタンモータ9に伝えられる。従ってCTL
パルスが供給されなくなったとき、モータ9の回転数は
上記△vに対応した△nだけ減少する。なお比較信号形
成回路24にはコンデンサ40と抵抗54とから成る/
・ィパスフィルターが設けられているから、CTLパル
スの周期がハイパスフイルタ−を通過し得る範囲で正常
値よりも長くなった場合には、位相サーボ系は正常に動
作し、比較的に長い間CTLパルスが欠如したときのみ
上述のようなモータ9の減速状態が生ずる。
このようにCTLパルスが供給されなくなった場合に必
ず、モータ9の回転数が速度サーボ系の正常なロック状
態よりも減少するようにしておけば、ポーズ状態が解除
されるかもし〈はテープ1が無信号部分から信号部分と
なってCTL信号が再びサーボ系に供給されるようにな
ったとき、モータ9が加速されてキヤプスタンサーポ系
がすみやかにロック状態となる。特に直流ブラシレスモ
ータのようにィナーシャが大きく、減速特性が悪いモー
タを使用するような場合、常にモータを加速する方向で
ロックィンするようにすれば、ロックィンまでの時間を
短くすることができ、立上りの応答特性のよいサーボ系
にすることができる。なおポーズ時あるいは無信号時の
キヤプスタンモータ9の回転数の減少分△nを選定する
ための既述の△vについては、遅延回路18の抵抗30
と31との分割比を変えることによって、適正値に設定
することができる。この場合、サーボ系のモータの回転
数のロックインレンジの下限もしくはそれに近い値に上
記△nが選定されるように、上記△vを設定するのが好
ましい。例えば、モータの回転数のロックインレンジが
土3%であれば、△nは−4%程度にするのが好ましい
。以上本発明を一実施例に基いて説明したが、本発明の
技術思想に基いて種々の変更が可能である。第1図〜第
3図に示した実施例は、本発明をキヤプスタンサーボ系
に適用したものであるが、本発明はヘッドサーボ系(ド
ラムサーボ系)についても適用可能である。
ず、モータ9の回転数が速度サーボ系の正常なロック状
態よりも減少するようにしておけば、ポーズ状態が解除
されるかもし〈はテープ1が無信号部分から信号部分と
なってCTL信号が再びサーボ系に供給されるようにな
ったとき、モータ9が加速されてキヤプスタンサーポ系
がすみやかにロック状態となる。特に直流ブラシレスモ
ータのようにィナーシャが大きく、減速特性が悪いモー
タを使用するような場合、常にモータを加速する方向で
ロックィンするようにすれば、ロックィンまでの時間を
短くすることができ、立上りの応答特性のよいサーボ系
にすることができる。なおポーズ時あるいは無信号時の
キヤプスタンモータ9の回転数の減少分△nを選定する
ための既述の△vについては、遅延回路18の抵抗30
と31との分割比を変えることによって、適正値に設定
することができる。この場合、サーボ系のモータの回転
数のロックインレンジの下限もしくはそれに近い値に上
記△nが選定されるように、上記△vを設定するのが好
ましい。例えば、モータの回転数のロックインレンジが
土3%であれば、△nは−4%程度にするのが好ましい
。以上本発明を一実施例に基いて説明したが、本発明の
技術思想に基いて種々の変更が可能である。第1図〜第
3図に示した実施例は、本発明をキヤプスタンサーボ系
に適用したものであるが、本発明はヘッドサーボ系(ド
ラムサーボ系)についても適用可能である。
なお遅延回路18のトランジスタ29の極性は、PNP
となっているが、これをNPNとすることができ、この
場合には、CTLパルスがなくなったとき位相サーボ系
からの誤差信号が正万向に増加するようにすればよい。
また上記実施例におけるキャプスタンサーボ系において
は、位相サーボ系の誤差信号を遅延回路18に供聯合し
て速度サーボ系の誤差信号と重畳するようにしているが
、これらの位相誤差信号と速度誤差信号とを互に加算す
るようにしてもよい。本発明は上述の如き構成であるか
ら、速度検出信号と再生コントロール信号とに応じた制
御信号によってモータの速度制御と位相制御とを行って
いる場合に、所定の再生コントロール信号が得られない
状態から得られる状態になったときに、モータを減速す
る必要がなく、常にモータを加速する方向でサーボ回路
がロック状態となる。
となっているが、これをNPNとすることができ、この
場合には、CTLパルスがなくなったとき位相サーボ系
からの誤差信号が正万向に増加するようにすればよい。
また上記実施例におけるキャプスタンサーボ系において
は、位相サーボ系の誤差信号を遅延回路18に供聯合し
て速度サーボ系の誤差信号と重畳するようにしているが
、これらの位相誤差信号と速度誤差信号とを互に加算す
るようにしてもよい。本発明は上述の如き構成であるか
ら、速度検出信号と再生コントロール信号とに応じた制
御信号によってモータの速度制御と位相制御とを行って
いる場合に、所定の再生コントロール信号が得られない
状態から得られる状態になったときに、モータを減速す
る必要がなく、常にモータを加速する方向でサーボ回路
がロック状態となる。
従ってロックィンまでの時間を短くすることができる。
図面の簡単な説明図面は本発明をVTRに適用した一実
施例を示すものであって、第1図はヘッドサーボ系及び
キャプスタンサーボ系のブロック回路図、第2図及び第
3図は第1図の各部の波形を示す波形図である。
図面の簡単な説明図面は本発明をVTRに適用した一実
施例を示すものであって、第1図はヘッドサーボ系及び
キャプスタンサーボ系のブロック回路図、第2図及び第
3図は第1図の各部の波形を示す波形図である。
なお図面に用いられている符号において、1は磁気テー
プ、2,3はビデオヘッド、4はヘッドモータ、6はC
TLパルス記録/再生ヘッド、9はキャプスタンモータ
、10は周波数発電機、13はヘッドサーボ回路、18
は遅延回路である。
プ、2,3はビデオヘッド、4はヘッドモータ、6はC
TLパルス記録/再生ヘッド、9はキャプスタンモータ
、10は周波数発電機、13はヘッドサーボ回路、18
は遅延回路である。
第2図第1図
第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 その回転状態に応じて記録媒体に対する再生ヘツド
の位相を制御し得るモータと、このモータの回転速度を
検出して速度検出信号を発生し得る速度検出手段と、上
記記録媒体に順次記録されているコントロール信号を再
生し得るコントロール信号再生手段と、上記速度検出信
号と上記コントロール信号再生手段からの再生コントロ
ール信号とに応じた制御信号によつて上記モータの速度
制御と位相制御とを行い得る速度サーボ系及び位相サー
ボ系を備え、上記位相制御は、上記速度サーボ系内で制
御速度の基準を与える遅延回路の遅延時間を位相サーボ
出力でもつて可変することによつて達成するように構成
すると共に、上記再生コントロール信号が得られないと
きには、上記遅延回路の遅延時間を上記モータの標準目
標速度よりやや遅い所定の速度となる値に固定するよう
にした記録再生装置。 2 上記モータがキヤプスタンを回転駆動させるための
キヤプスタンモータである特許請求の範囲第1項に記載
した装置。 3 上記モータが回転ヘツドを回転駆動させるためのヘ
ツドモータである特許請求の範囲第1項に記載した装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51132138A JPS6023413B2 (ja) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51132138A JPS6023413B2 (ja) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5357008A JPS5357008A (en) | 1978-05-24 |
JPS6023413B2 true JPS6023413B2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=15074243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51132138A Expired JPS6023413B2 (ja) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023413B2 (ja) |
-
1976
- 1976-11-01 JP JP51132138A patent/JPS6023413B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5357008A (en) | 1978-05-24 |
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