JPS60233744A - 履歴記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は情報処理装置における動作履歴記録方式に関し
、特に１履歴記録のトリガ方式に関するものである。

従来技術の説明 従来、この種の情報処理装置の故障解析やプログラムの
デパックなどに役立つ動作履歴記録を採取するためのト
リガを得る方法として、■、命令実行があらかじめ設定
しておいたブレイクポイント番地に到達した時にトリガ
を発生する、■、オペランドアドレス（たとえばメモリ
アドレス）があらかじめ設定しておいたアドレスと一致
した時にトリガを発生する、■、特定のデータパターン
あるいは命令コードパターンあるいは信号パターンが検
出された時にトリガを発生する、などのように、ある信
号パターンと期待値が一致することで動作履歴記録のト
リガを得る方法が使われてきた。

しかしながら、これら方法ではトリガ発生条件が一義的
であるために、情報処理装置のある特定区間内（ウィン
ドと呼ぶ）で、発生時点が不確定の非同期的な信号が期
待値になった時にのみ動作履歴記録をおこないたい場合
には、トリガを得ることが困難であるという欠点があり
、また、情報処理装置の動作中、多数の時点で信号が期
待値になってしまうような場合には、各々の発生時点を
区別しである動作区間内で発生した時にのみ動作履歴記
録をおこないたい場合にトリガを得ることが困難である
という欠点があった。

発明の目的 本発明は従来の上記事情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来一義的に設定されていた履
歴記録のトリガ条件に、情報処理装置のある動作の任意
の区間（ウィンドウ）を示すことができる条件を設ける
ことにより、このウィンドウ内である信号が期待値にな
ったことを履歴記録のトリガにできるようにすることに
より、上記欠点を除去した新規な履歴記録方式を提供す
ることにある。

発明の構成 上記目的を達成する為に、本発明に係る履歴記録方式は
、情報処理装置において、第１の値を発生する第１の手
段と、前記第１の値と同じか又は異なる第２の値を発生
する第２の手段と、該情報処理装置の動作に応じて内容
が更新されるカウンタと、前記第１の手段による第１の
値と該カウンタの内容を比較し一致したことを通知する
第３の手段と、前記第２の手段による第２の値と前記カ
ウンタの内容を比較し一致したことを通知する第４の手
段と、前記第３の手段の通知にもとづきイネーブル信号
を発生したのち前記第４の手段の通知にもとづきイネー
ブル信号を取り消す第５の手段と、該イネーブル信号の
制御により該情報処理装置の１つ以上の信号の状態があ
らかじめ指定された状態値になったことを通知する第６
の手段と、該第６の手段の通知に対応して線情報処理装
置の動作履歴を記録する手段とを備えて構成され、前記
第１の値及び第２の値で規定される該情報処理装置のあ
る動作区間内に該情報処理装置の１つ以上の信号があら
かじめ指定された状態値になった時に該情報処理装置の
動作を停止又は続行させた状態で該情報処理装置の動作
記録を開始又は停止することを特徴とする。

３、発明の詳細な説明 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図で−あ
る。第１図において、本発明に係る履歴記録方式の一実
施例は、動作履歴記録の対象である情報処理装置１と、
前記情報処理装置１の特定動作を検出する動作検出回路
２と、第１の値を発生するスイッチ群３と、第２の値を
発生するスイッチ群４と、動作検出回路２の動作検出結
果をカウントするカウンタ５と、スイッチ群３で発生さ
れた第１値とカウンタ５の内容を比較する比較回路７と
、スイッチ群４で発生された第２値とカウンタ５の内容
を比較する比較回路８と、比較回路７の比較結果により
セットされ、比較回路８の比較結果によシリセットされ
るフリップフロップ９と、情報処理装置ｉｔ１の信号五
の期待値を発生する期待値スイッチ６と、信号Ａと期待
値を比較する排他的オアゲート１０と、排他的オアゲー
ト１０の一致検出信号Ｎとフリップフロップ９の出力で
あるイネーブル信号Ｐのアンド条件をとるアンドゲート
１１と、アンドゲート１）の出力によル開始または停止
が制御される履歴記録回路１２とから構成される。

以下、本発明の動作の詳細を第１図及び第２図を参照し
て説明する。

第１図において、情報処理装置１がある特定動作（第２
図に示す動作状態信号Ｂの餐印箇所）を実行した時に、
動作状態信号Ｂを監視している動作検出回路２は、第２
図のＴｌ、Ｔ３．Ｔ５のタイミング位［（単ＫＴＩ　、
　Ｔ３　、　Ｔ５と呼ぶ。以下Ｔ２　、　Ｔ４も同じ。

）で動作検出信号りを発生し、カウンタ５をインクリメ
ントする。スイッチ群３はウィンドウのスタート位置を
示す第１の値？（本例では値をｍとする）を発生し、ス
イッチ群４はウィンドウのエンド位置を示す第２の値Ｈ
Ｃ本例では値をｎとする）を発生する。さて、動作検出
信号りによシカウンタ５の内容がＴ１でｍになった時に
、第１の値１′とカウンタ５の出力であるカウンタ値Ｇ
が比較回路７で比較され、ともに値がｍなのでタイミン
グ信号工により第２図のＴ２でセット信号りが出力され
、る。フリップフロップ９は該セット信号りに応じてウ
ィンドウ信号Ｐを１″にする。

これ以後（第２図の例ではＴ４で）、被監視信号Ａが、
あらかじめ期待値スイッチ６で設定された期待値にと一
致すると、排他的オアゲートの出力である一致検出信号
Ｎが“１”になシ、ウィンドウ信号Ｐも１１”なのでア
ンドゲート１１は履歴記録制御信号Ｑを１”にする。履
歴記録回路１２は、同制御信号Ｑをトリガにして、情報
処理装置１の被履歴記録信号Ｃの記録を開始あるいは停
止する。

スイッチ群４から発生されるウィンドウを閉めるエンド
位置を示す第２の値Ｈとカウンタ９の内容Ｇは比較回路
８で比較される。第２図のＴ５でカウンタ９の内容がｎ
ｌｃなるものとすると、比較回路８はタイミング信号Ｊ
によ［Ｔ６でリセット信号Ｍを発生し、フリップフロッ
プ９をリセットしてウィンド信号Ｐを０″にすることで
ウィンドウを閉じることにより、これ以後、被監視信号
Ａが期待値にと一致しても履歴記録制御信号Ｑが発生す
ることはない。

発明の効果 本発明には、以上説明したように、ｉＪガ条件にウィン
ドウ指定を加えて拡大することにより、指定されたウィ
ンドウ内で非同期に発生する信号を履歴記録動作のトリ
ガにでき、あるいは多数の時点で発生する信号をウィン
ドウ指定によル選択して履歴記録動作のトリガＡＩＣで
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図は第１図に示すブロック構、成の動作タイミング図で
ある。 １・・・情報処理装置、２・・・動作検出回路、３．４
・・・スイッチ群、５・・・カウンタ、６・・・期待値
スイッチ、７．８・・・比較回路、９・・・７リツプフ
ロツプ、１０・・・排他的オアゲート、１１・・・アン
ドゲート、１２・・・履歴記録回路、Ａ・・・被監視信
号、Ｂ・・・動作状態信号、Ｃ・・・被履歴記録信号、
Ｄ・・・動作検出信号％Ｅ１工、Ｊ・・・タイミング信
号、？・・・第１の値、Ｇ・・・カラ／り値、Ｈ・・・
第２の値、Ｋ・・・期待値、Ｌ・・・セット信号、Ｍ・
・・リセット信号、Ｎ・・・一致検出信号、Ｐ・・・ウ
ィンドウ信号、Ｑ・・・履歴記録制御信号特許出願人　
日本電気株式会社 代　理　人　弁理士　熊谷雄太部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報処理装置において、第１の値を発生する第１の手段
   と、前記第１の値と同じか又は異なる第２の値を発生す
   る第２の手段と、前記情報処理装置の動作に応じて内容
   が更新されるカウンタと、前記第１の手段による第１の
   値と前記カウンタの内容を比較し一致したことを通知す
   る第３の手段と、前記第２の手段による第２の値と前記
   カウンタの内容を比較し一致したことを通知する第４の
   手段と、前記第３の手段の通知にもとづきイネーブル信
   号を発生したのち前記第４の手段の通知にもとづきイネ
   ーブル信号を取シ消す第５の手段と、前記イネーブル信
   号の制御によシ前記情報処理装置の少なくとも１つの信
   号の状態があらかじめ指定された状態値になったことを
   通知する第６の手段と、該第６の手段の通知に対応して
   前記情報処理装置の動作履歴記録をおこなう手段を備え
   、前記第１の値および第２の値で規定される前記情報処
   理装置のある動作区間内に前記情報処理装置の少なくと
   も１つの信号があらかじめ指定された状態値になった時
   に、前記該情報処理装置の動作を停止又は続行させた状
   態で前記情報処理装置の動作履歴記録を開始又は停止す
   ることを特徴とした履歴記録方式。