JP2979553B2 - 障害診断方式 - Google Patents

障害診断方式

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JP2979553B2 JP1238047A JP23804789A JP2979553B2 JP 2979553 B2 JP2979553 B2 JP 2979553B2 JP 1238047 A JP1238047 A JP 1238047A JP 23804789 A JP23804789 A JP 23804789A JP 2979553 B2 JP2979553 B2 JP 2979553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は障害診断方式に関し、特にマイクロプログラ
ム制御方式の情報処理装置における障害診断方式に関す
る。
従来技術 一般に、情報処理システムは、各種の処理を行う情報
処理装置と、この情報処理装置における障害の診断を行
う診断装置とを含んで構成されている。従来、そのよう
な情報処理システムにおいては、診断装置内の診断プロ
セッサが情報処理装置を診断する場合、次のような方式
が採用されていた。それは、診断プロセッサが診断プロ
セッサと情報処理装置との間のインタフェース(以下、
診断バスと呼ぶ)を通じて定期的に情報処理装置の状態
を示すデータを引取り、その内容に応じて情報処理装置
に対して再立上げ、障害に関する詳細情報の採取、情報
処理装置内の診断プログラムの起動等を実行するという
方式である。
また、他の方式としては、情報処理装置内でハードウ
ェア障害が発生した場合やプロセッサがエラーを検出し
た場合、診断バスを通じてエラー発生の旨を診断プロセ
ッサに通知することによって診断プロセッサに障害情報
の引取りを要求し、診断プロセッサが引取った障害情報
をもとに情報処理装置に対して種々の動作を実行すると
いう方式が考えられる。この方式の場合、診断プロセッ
サへ通知する場合は情報処理装置内での重大障害検出時
であることが多い。
上述のように情報処理装置内でハードウェアの障害が
検出され、診断プロセッサへ障害情報の引取りを要求す
る場合、重大障害であれば情報処理装置内のプロセッサ
は、必要ならば診断プロセッサへその障害の通知手順を
実行した後、停止する。さらに、その後診断プロセッサ
からのリカバリ処理となり、診断プロセッサからの再立
上げ処理が実行される。
一方、情報処理装置内で検出された障害がプロセッサ
自体のリカバリ処理によって復旧可能である場合、プロ
セッサはリカバリ処理実行後、通常の処理を続行する。
この場合には、プロセッサは診断プロセッサへの通知手
順を実行しない。すると、リカバリ可能な障害に関する
情報は診断プロセッサに引取られないため、その障害の
解析ができないという欠点がある。
また、リカバリ可能な障害発生時に毎回、診断プロセ
ッサへの通知手順を実行するのは処理手順が繁雑になっ
てプロセッサへの負荷が高くなり、続行される通常の処
理に対する影響が大きいという欠点がある。
発明の目的 本発明は上述した従来の欠点を解決するためになされ
たものであり、その目的は情報処理装置内のプロセッサ
に負荷をかけず、より有効に障害の解析を行うための障
害診断方式を提供することである。
発明の構成 本発明による障害診断方式は、自装置内の障害につい
てのリカバリ処理を行う内部プロセッサを含む情報処理
装置と、前記内部プロセッサによってはリカバリ不可能
な障害についてのリカバリ処理を行う診断プロセッサを
含む診断装置とを有する情報処理システムにおける障害
診断方式であって、前記情報処理装置内の障害発生時、
前記内部プロセッサが行うリカバリ処理に並行して該障
害に関する障害情報を前記診断プロセッサに送出するよ
うにしたことを特徴とする。
実施例 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による障害診断方式を採用した情報処
理システムの構成を示すブロック図である。
図において、情報処理システムは、情報処理装置1
と、図示せぬ診断装置とを含んで構成されている。診断
装置は診断プロセッサを含んでいるものとする。
また、情報処理装置1は、プロセッサ100と、マイク
ロ命令が格納されているRAM200と、データバス300と、
エラーレジスタ500と、番地レジスタ610と、比較レジス
タ620と、通知レジスタ650と、マルチプレクサ700と、
カウンタ710とを含んでいる。
プロセッサ100はマイクロ命令のアドレスをRAM200に
対して出力し、RAM200からマイクロ命令を取出して実行
することによって情報処理装置全体を制御するものであ
る。
データバース300はプロセッサが使用するものであ
り、このデータバス300を通じてプロセッサ100は各レジ
スタの読込み、書込みを実行できるのである。
情報処理装置内で検出された各種エラーはエラー信号
ERR0〜Nとしてエラーレジスタ500の各ビットに保持さ
れ、これらのうち一部ないし全部がエラートラップの要
因となる。このエラーレジスタ500の内容はデータバス3
00を通してプロセッサ100から読込み可能である。さら
に、プロセッサ100は実行する処理内容に応じてエラー
トラップを禁止することが可能である。
すなわち、プロセッサ100の出力であるMASK信号が
“0"のときは、エラーの和であるオアゲート420の出力
をアンドゲート410で抑止し、エラートラップ信号41が
“0"となる。この場合には、プロセッサ100は適当なタ
イミングでエラーレジスタ500の内容を読込み、その内
容に応じて各種のエラーリカバリ処理を実行する。
番地レジスタ610はプロセッサ100の出力するマイクロ
命令番地をプロセッサのサイクルで毎サイクル保持する
ものである。なお、この番地レジスタ610の保持容量は
必ずしもマイクロ命令番地の全ビット分存在する必要は
ない。
比較レジスタ620には原則としては復旧可能なエラー
に対するリカバリ処理の先頭番地を格納しておく。本例
においては比較レジスタ620の内容は情報処理装置1の
立上げ時にプロセッサ100からデータバス300を経由して
書込まれるようになっている。また、場合によっては、
ハードウェア的に常に固定値が比較レジスタ620に保持
されるようにしても良いし、周知のDIPスイッチ等を用
いて任意に設定可能にしても良い。
番地レジスタ610と同様に比較レジスタ620の保持容量
もマイクロ命令番地の全ビット分存在していなくても良
い。
ゲート630は実際には複数のEX−ノア回路で構成され
ており、番地レジスタ610と比較レジスタ620との保持内
容を比較し、内容が一致していたら“1"を出力する回路
である。すなわち、リカバリ処理が開始されるとき、そ
の出力が“1"になるのである。
また、このゲート630の出力はゲート640の入力端子の
片方への入力信号となる。なお、本例ではゲート630は
一致検出回路であるが、大小関係など番地レジスタ610
と比較レジスタ620との間の予め決められた一定の関係
が満されたとき“1"を出力する回路であれば良く、必ず
しも一致検出回路でなくても良い。
ゲート640には上述したゲート630の出力とエラートラ
ップが有効、すなわちMASK信号が“1"のときのエラース
トップ信号が入力され、どちらか一方が“1"であれば、
ゲート640の出力は“1"となり、図示せぬ診断装置内の
診断プロセッサへの通知信号の要因を保持するレジスタ
650(以下、通知レジスタと呼ぶ)へ入力される。
通知レジスタ650のうちの少なくとも1つの入力が
“1"になるとゲート660を通して診断プロセッサへの通
知信号ATTが有効となり、診断プロセッサに対してエラ
ー情報の引取りを要求する。なお、データバス300が通
知レジスタ650ヘ直接接続されているのは、プロセッサ1
00が重大障害を検出したとき、プロセッサ100が通知レ
ジスタ650に“1"を書込み、診断プロセッサに対してデ
ータ引取り要求後、停止し、診断プロセッサによって再
立上げが実行されるような使い方もあり得るからであ
る。
マルチプレクサ700はエラーレジスタ500の内容のうち
セレクト信号SELによって1つを選び、診断プロセッサ
へのシリアルデータであるSIN信号として出力するもの
である。なお、マルチプレクサ700へのセレクト信号SEL
は診断装置内の診断バス上のクロックCLKに同期してカ
ウンタ710においてつくられる。
次に、かかる構成からなる情報処理システムの動作に
ついて説明する。
プロセッサ100の出力であるMASK信号が“1"のとき、
エラートラップは許可される。そのため、この状態にお
いてエラーが発生すと、ゲート410の出力が“1"となり
トラップする。プロセッサ100はトラップしたことによ
りエラートラップ処理に入り、同時にゲート640の出力
が“1"となる。よって、レジスタ650及びゲート660の出
力が夫々“1"となって診断プロセッサ100への出力ATTが
“1"となる。
すると、診断プロセッサはエラー情報の引取り処理を
実行し、診断バス上のクロックを起動する。これによ
り、診断プロセッサはカウンタ710でセレクト信号SELが
つくられ、マルチプレクサ700を通じてSIN信号としてシ
リアルに出力されるエラーレジスタ500の内容を引取
る。この間プロセッサ100は診断プロセッサの動作と並
行してそのエラーについてのリカバリ処理を実行し、復
旧可能ならばリカバリ処理後通常の処理を続行する。
また、プロセッサ100の出力であるMASK信号が“0"の
ときはエラートラップは禁止される。この場合はプロセ
ッサ100は適切なタイミングでエラーレジスタ500の内容
を読み、エラー発生を検出して復旧可能ならばリカバリ
処理後通常の処理を続行する。ここで、比較レジスタ62
0には先述したように予めリカバリ処理の先頭番地が格
納されているため、プロセッサ100がリカバリ処理を開
始すると同時にゲート630の出力が“1"となる。よっ
て、ゲート640の出力、レジスタ650、ゲート660の出力
が順次“1"となり診断プロセッサへの出力ATTが“1"と
なる。すると、プロセッサ100がリカバリ処理を実行す
るのと並行して、診断プロセッサはエラーレジスタ500
の内容をマルチプレクサ700を通して取込む。
つまり、本発明の障害診断方式によれば、プロセッサ
がリカバリ処理中、障害に関する詳細情報が診断プロセ
ッサに引取られるため、プロセッサの通常処理を妨げる
ことはないのである。
発明の効果 以上説明したように本発明の障害診断方式によれば、
エラートラップの禁止の有無にかかわらず診断プロセッ
サに対してデータの引取り要求を通知し、エラーの内容
が復旧可能なものであったとき、プロセッサがエラーリ
カバリ処理及びその後の通常処理を実行するのと並行し
て診断プロセッサによるエラー情報の採取が可能とな
り、プロセッサに負荷をかけることなく、情報処理装置
の障害解析等に用いるエラー情報を入手できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による障害診断方式を採用した情報処理
システムの構成例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 100……プロセッサ 200……RAM 500……エラーレジスタ 610……番地レジスタ 620……比較レジスタ 650……通知レジスタ 700……マルチプレクサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自装置内の障害についてのリカバリ処理を
    行う内部プロセッサを含む情報処理装置と、前記内部プ
    ロセッサによってはリカバリ不可能な障害についてのリ
    カバリ処理を行う診断プロセッサを含む診断装置とを有
    する情報処理システムにおける障害診断方式であって、
    前記情報処理装置内の障害発生時、前記内部プロセッサ
    が行うリカバリ処理に並行して該障害に関する障害情報
    を前記診断プロセッサに送出するようにしたことを特徴
    とする障害診断方式。
JP1238047A 1989-09-13 1989-09-13 障害診断方式 Expired - Fee Related JP2979553B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012172682A1 (ja) * 2011-06-17 2015-02-23 富士通株式会社 演算処理装置及び演算処理装置の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2012172682A1 (ja) * 2011-06-17 2015-02-23 富士通株式会社 演算処理装置及び演算処理装置の制御方法

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