JPS60230312A - フレキシブルプリント配線板 - Google Patents

フレキシブルプリント配線板

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JPS60230312A
JPS60230312A JP8595484A JP8595484A JPS60230312A JP S60230312 A JPS60230312 A JP S60230312A JP 8595484 A JP8595484 A JP 8595484A JP 8595484 A JP8595484 A JP 8595484A JP S60230312 A JPS60230312 A JP S60230312A
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JP
Japan
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aramid
flexible printed
nonwoven fabric
resin
printed wiring
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JP8595484A
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敬一 宇野
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐熱寸法安定性、耐ハンダ性、電気絶縁性、機
械的性質の優れたフレキシブルプリント配線板に関する
ものである。
C従来技術との関係) 近年、フレキシブルプリント配線板(以後フラットケー
ブル、集積回路チップキアリアーテープを含め広義に用
いる)は、電子機器の小型化、軽量化、薄物化、高密度
化の流れの中で、その需要が増大している。フレキシブ
ルプリント配線板に使用される基材やそのカバーレイフ
ィルムトシて使用されているのは、主としてポリエチレ
ンテレフタレートフィルムとポリイミドフィルムでるり
、その他に僅かにガラスクロス強化エポキシ樹脂シート
やアラミツド紙が使われている。ポリエステルフィルム
は優t1.た機械的性質、電気的性質、耐薬品性などを
有しているが耐熱性は充分とは言えず、ハンダ付は工程
で200〜230℃の様な温度に加熱されても収縮率が
大きく使用が著しく制限されている。ポリイミドフィル
ムは優れた機械的性質、耐熱性を有しているが、耐水性
が悪くカバーレイの積層工程やハンダ工程で充分な水分
の管理が必要なほか吸湿による電気特性の低下も問題で
ある。又価格も高い点も問題の一つである。ガラスクロ
ス強化エポキシ樹脂シートは電気絶縁性や耐薬品性、耐
湿性などは優れているが、フレキシプルプリント配線板
に要求される可撓性が非常に悪い点が致命的である。ア
ラミツド紙Cデュポン■ 社ノーメックス ペーパー)をフィルムの代りとして、
使用している例もあるが、耐水性、耐寸法変化、カーリ
ングなど実用土問題が多い。
以上の様に、従来のフレキシブルプリント配線板vc′
Fi各々、問題をかかえている。
(発明の目的) 本発明はこ才りらの問題点を解決した新しいタイプのフ
レキシブルプリント配線板全提供するものである。
(発明の詳細な説明) すなわち本発明はアラミツドを主成分とする不織布ある
いは紙に、ジアリルフタレート系41J脂を主成分とす
る樹脂を含浸させた電気絶縁層を、基材および/またけ
カバーレイに1更用したことを特徴とするフレキシフ゛
ルブリン゛ト自己線板である。
本発明に用いるアラミツドを主成分とする不織布あるい
は紙において、アラミツド、即ち芳盾゛族ポリアミドの
種類は特に限定されないが、通常次2 HNRmCo− 〔式中、R1、R1、R1は置換さfした、もしくけ置
換されない芳香環であって、例えば次のものがある。
CH。
R,、R,の芳香環への置換基として炭素原子数1〜3
のアルキル基、塩素原子、臭素原子、フェニル基がある
。〕 上記式l又は/および式2で示さルる構造単位を有する
芳香族ポリアミド重合体(共重合体を含む)としては、
好1しくにポリメタフェニレンインフタルアミドあるい
はポリパラフェニレンテレフタルアミド等がある。
アラミツド不織布の構造は、乾式法、湿式法、いずれの
方法も可能である。乾式法にはカード方式(ウーレンカ
ード、ガーネットなどを用いるウェブ形成)と気流方式
(ランドウェブ、プロクタウェブ、ハンタウヱブ2があ
り、湿式法は通常の抄紙機を用いる方法である。本発明
のアラミツド不織布ll″を乾式法では気流方式、ある
いけ湿式法で形成したものが特に重重しい。それは不織
布の仲維の配回にツブ向性があると、フレキシブルプリ
ント配線板の機械的性質、寸法変化率などに方向性が現
ハ、て、都合が悪いからである。
不織布中の芳香膠ポリアミド繊維間の結付は、機械的な
接合あるいは/および結合剤による接合のいずれでもよ
いが、本発明に用いる不織布は特に結合材VCよる接合
が好ましい(この方が厚みの薄い不織布が得ら几る]。
結合材として好1しく使用されるものとして、アラミツ
ド繊維状結合材あるいは熱可塑性耐熱性ポリマーの繊維
状結合材(ポリエチレンテレフタレートなどのポリエス
テル、6.6−ナイロンfxトのポリアミド、ポリスル
ホン、ポリフェニレンスルフィドなど)がある。勿論通
常の合成仲維土繊布や紙に用いられる水溶性あるいは水
分散性の結合材あるいは粉抹状の結合材、浴I剤可溶性
の結合材も使用可能である。
本発明のアラミツドを主成分とする不織布はアラミツド
成分を50重量%、好ブしくけ70重量%、特に好捷し
くは90重量%以上含有する。アラミツド成分としては
アラミツド短繊維、結合材−たとえばアラミツド線維状
結合材(通常アラミツトフィブリッド)がある。不織布
中のアラミツド以外の成分は主として先に挙げた結合材
や、他の合成樹脂短繊維やガラス短繊維、セラミック短
繊維等である。
アラばラド短伊維は通常1.5〜10デニール、カット
長5〜100朋、好−!tL(U5〜8o朋である。
本発明に用いるアラミツド不織布の厚さは20μ〜15
0μ、好’jL(Fi3oμ〜60μであり、米坪量と
しては10f//d〜509/wl、好ましく Fi1
5 f/WIに501/artである。
本発明における一つの特徴はアラばソド不織肩iに樹脂
を含浸させた電気絶縁層を基材および/またけカバーレ
イとして用いる点であり、不織布の内部および両表面層
に樹脂が存在する。このため、従来アラミツド紙を貼り
合わせたタイプのフレキシブルプリント配線板が(1)
カーリング、(11)耐水性が悪い、011)絶縁層(
アラミツド不織布の組織〕の中への薬液の侵入による劣
化、(IV)ボイドによる貫層耐電圧が低いなどの欠点
を有していたのに対し、本発明のフレキシブルプリント
配線板ではこれらの欠点を解消できる。
アラミツド不織布中に樹脂全完全に含浸させるために、
本発明に用いるアラミツド不織布の見掛は密wu o、
15y/l* −0,5y /Cll7%好−fL<、
そのため本発明のアラミツド不織布は、結合材以外の短
繊維成分を、全体の60重量%以上含むことが好ましい
又、アラミツド紙と樹脂との接着性を高める目的で、種
々の表面処理を施してもよい。
本発明の絶縁層全構成する樹脂はジアリルフタレート系
+m IIWを主成分とする。ジアリルフタレート系樹
脂とは、オルソフタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリ
ル、テレフタル酸ジアリル、テトラヒドロフタル酸ジア
リル、ヘキサヒドロフタル酸ジアリルおよびこn、らの
ハロゲン化物(例えば、ジアリルクロレンデート等)の
モノマーおよびそのオリゴマー、およびそのポリマー(
通常β−ポリマーと呼はハる熱可塑性で、溶媒可溶性の
重合体)から得られる硬化物を指す。ジアリルフタレー
ト系樹脂は機椋的性質、電気絶縁性、耐水性、耐溶剤性
、耐熱性等が優れた樹脂であり、この樹脂成分が、プリ
ント配線板に上記性能全賦与する。
しかしながらジアリルフタレート系樹脂成分のみでは可
撓性や強靭性に欠け、フレキシブルプリント配線板、l
J3 、!!、縁層として好ましくないため、可撓性や
強靭性を賦与する樹脂成分を必要とする。この成分はジ
アリルフタレート系樹脂と化学的に結合するのが好まし
いが、単に混合されたものであってもよ論し、一部分が
結合し一部分が混合しているものであってもよい。この
様な可撓性や強靭性′ft賦与する樹脂成分音形成する
ものとして(1)−官能あるいは/および多官能のビニ
ルモノマー。
アクリルモノマー、これらのオリゴマー、ポリマー〔共
重合体を含む) 、(Ill飽和ポリエステル、不飽和
ポリエステル、(amゴム系ポリマー、Ov)ポリエー
テル、(至)ポリチオエーテル、(vDポリアミド、6
/1;ポリウレタン(但しウレタンアクリレートはアク
リルモノマーに含1せる)、 (1)の−官能あるいは/および多官能のビニルモノマ
ー、Cメタ)アクリルモノマー、こn、らのオリゴマー
、ポリマー(共重合体を含む〕の例會モノマーの形で示
せば、スチレンC同誘導体)、酢隙ビニル、塩化ビニル
、ビニルエーテル、エチレン、プロピレン、(メタ)ア
クリル酸、(メタノアクリル酸エステ!L/(例工ばメ
チルエステル、エチルエステル、ブチルエステル、2−
エチルヘキシルエステル、インデシルエステル、Cゎ〜
C1,のアルキルエステル、2−ヒドロキシエチルエス
テル。
2−ヒドロキシプロピルエステル、2−ヒドロキシ−3
−フェノキシプロビルエステル、ジメチル丁ミノエチル
エステル、ジエチルアミノエチルエステル)、エチレン
グリコールジ(メタンアクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジCメタ)アクリレート、1.6−ヘキサンシオールジ
(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチルフタル酸、2−(メタコアクリロイルオキシコ
ハク酸、≠Φ≠≠井グリフグリシジル)アクリレート、
モノ(又け/およびジ、トリー)(メタ)アクリロイル
オキシエチルホスフェート、テトラヒドロフリル(メタ
)アクリレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオベンチルグリコールジCメタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタンアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ノ・イミック酸ジアリル、トリアリルシアヌレート
、トリアリルイソシアヌレート、ブトキシエチル(メタ
)アクリレート、エチルカルピトール(メタンアクリレ
ート、メチルトリグリコール(メタ)アクリレート、ビ
スフェノール−Aのポリエチレンオキサイド付加物のジ
(メタ)アクリレート、ボリエー子ル型ウレタンCメタ
)アクリレート、メリエステル型つレタンCメタファク
リレート、エポキシ化合物とアクリル酸の反応物(L)
′Jフゆるエポキシアクリレート)、 (++l和ポリニス子ル、不*;U 71]ポリニス干
ルとけエチレングリコール、ジエチレングリコール、ネ
オベンチルダリコールなどのアルギレングリゴールとテ
レフタル醒、イソフクル酸、オルソフタル酸等の芳香族
ジカルボン1便、マレイン酵、7−rル酸、テトラヒド
ロ活水フタル敵などの不96 :mジカルボン酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セパチン酸などの脂肪族ジカル
ボン1段から通常の方法で得らn、るM、 %luポリ
エステル、不Pal和ポリニス干ルである。
On+ コム系ポリマーとし丁はイソフ”レンコ゛ム、
クロロブレンゴム、ニトリル/ブタジェンゴム、アクリ
ルゴム、工、ビクロルヒドリンゴム、クロルスルホン化
ポリエチレン、シリコーンゴム、弗素系ゴムなどがある
4vl ホ17エーテルとはポリエチレングリコール。
ポリテトラメチレングリコールなど、 ■)ポリエチレンチオグリコール、ポリ子トラメチレン
チオグリコールなどがある。
位1)ポリアミドはポリ−ε−カプロラクタム、アジピ
ン酸、ヘキサメチレンジアミン、キシリレンジアミンな
ど2ヨラクタム、ジカルボン酸。
ジアミンがら通常の方法で得られるポリアミドなどがあ
る。
&llポリウレタンはポリエステルウレタン、ポリエー
テルウレタンなどを例示することが出来る。
ジアリルフタレート系樹脂成分に樹脂分全体の10重量
係以上90重′tチ以下であり、10重景%未満では耐
熱性、機械的性質、耐・薬品性、電気絶縁性などのジア
リルフタレート系樹脂の優れた物性が充分発揮されず、
90%を越えると可撓性が悪くなり、フレキシブルプリ
ント配線板の要求性能を満足することが出来ない。
樹脂成分としてはこれらの他に通常ラジカル開ジカル開
始剤として、例えばメチルエチルケトンパーオキサイド
、シクロヘギサノンバーオキサイド、メチルヘキサノン
パーオキサイドなどのケトンパーオキサイドQ、3,3
.5− )リメチルシクロヘキサノン、1.】−ビス(
t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンなどのパーオキ
シケタール類、t−ブチルハイドロパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼン
ハイドロバーオキサイi゛などのハイドロパーオキサイ
ド類、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミ
ルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイドなどのジア
ルキルパーオキサイド類、アセチルパーオキサイド、イ
ソブチロイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサ
イド、デカノイルパーオキサイドなどのジアシルパーオ
キサイド類、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート
、ジー2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、
ジー。−プロピルパーオキシジカーボネートなどのパー
オキシジカーボネート類、t−ブチルパーオキシアセテ
ート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチ
ルパーオキシビバレートナトのパーオキシエステル類、
その他、アセチルシクロへキシルスルホニルパーオキサ
イドなどの熱重合開始剤などがあげらn、る。
又、光ラジカル開始剤と17でベンゾイン、ベンゾイン
エチルエーテル、ベンゾインメチルエーテルなどのベン
ゾイン類、アントラキノン、1−クロルアントラキノン
などのアントラキノン類、ベンゾフェノン、p−ジメチ
ルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類、ジフ
ェニルスルフィド、チオキサントン等の宮硫黄化合物、
メチレンブルー、エオシンなどの色素類等も利用出来る
これらの熱あるいけ光ラジカル開始剤を単独に又は2種
以上併用して使用される。
なお本発明に用いる樹脂中には、本発明の性能を損わな
い範囲内で滑剤(シリカ、タルク、シリコーンなど)、
難燃剤(ハロゲン化物、リン化合物、水醒化アルミニウ
ム、三酸化アンチモン等)、安定剤CrR化防止剤、紫
外線吸収剤1重合禁止剤等)、離型剤(シリコーン系、
弗素系、無機系〕、その他無機、有機充填剤(タルク、
酸什チタン弗素系ポリマー微粒子、顔料、染料、炭化カ
ルシウムなど〕を添加してもよい。
本発明のフレキシブル配線板とけ、 (1)本発明に特有な電気絶縁層を基材にし、その少く
とも片面に導電体のパターンを形成したものである一0
導電体パターンの形成法としては、アディティブ法、サ
ブトラクティブ法(エツチドフォイル法)等の通常の技
術が用いられる。サブトラクティブ法の場合、予め基材
と金属箔(銅消、アルミニウム箔など〕が積層されたシ
ートを製造する。
金属箔と基材を接着剤を界して積層してもよいし、接着
性を有する状態の基材を接着剤を用いることなく積層す
ることも出来る。
(2)本発明に特有な電気絶縁層をフレキシブルプリン
ト配線板のカバーレイに用いる場合である。アラミツド
不織布を内部に含む樹脂シートを予め作り、これに接着
剤をコーティングした通常のカバーレイフィルムと同様
な形態として用いる場合、アラミツド不織布を内部に含
有する樹脂層自体が接着性を有する場合は、更に接着剤
をコーティングすることなくカバーレイとして用いるこ
とが出来る。
本発明に特有の電気絶縁層を上記+11のフレキシブル
プリント配線板の基板のみに用いてもよいし、上記(2
)のカバーレイにのみ用いてもよいし、父上記+11 
、 (21共同時に用いてもよい。基材又に/およびカ
バーレイとして本発明の電気絶縁層が用いらnでいると
、フレキシブルプリント配線板に要求される耐熱寸法安
定性、配線板全体としての腰の強ζ(これは部品実装時
やその他の加工時あるいは取扱う嘘の作業性を向上させ
るのに役に立つ)を賦与する、又、同時に、この眠気絶
縁Wrけ1χ気絶縁性、°耐ハンダ性、耐薬品性、引き
裂き件、可撓性彦どに優16ている。
次に本発明に特有なアラミツドを主成分とする不織布に
樹脂を含浸させた電気絶縁層を形成する方法について述
べる。前記した不織、布にジアリルフタレート系樹脂溶
液を含浸させ、要すれば溶媒を乾燥後、硬化させればよ
い。但し、接着剤を用いずに金属箔を貼り合わせたシ、
配線板にカバーレイとして貼り合わす場合は、熱接着性
を未だ有している間に加熱・加圧によシ貼り合わせた後
、硬化を行い、所望の性能を有する電気絶縁層を形成す
る。
アラミツド不織布に樹脂溶液を含浸させる代りに予め、
固形の樹脂シートを形成しておき、アラミツド不織布を
間にはさんで加熱骨加圧することにより、アラミツド不
織布に一樹脂を含浸させた電気絶縁層を形成させること
も可能である。
アラミツド不織布への樹脂溶液の含浸は通常用いられて
いる水平式あるいは/および垂直式の含浸機を用いるこ
とが出来、1回おるいは複数回の含浸を行うことも出来
る。又、アラミツド不織布の片面からコーティング(塗
工]することも出来、次いで要すれば反対面がらコーテ
ィングする、云わゆるコーティング法も採用できる。
含浸めるいけ/およびコーテイング後の乾燥も特別のも
のを必要としない。乾燥後の含浸シートに貼着性があれ
ば、適当な工程で随意、離型シートを使えばよい。
離形シー)f1通常のセルロース系の紙やフィルムに離
型剤をコーティングしたものや、ポリプロピレンフィル
ム、ポリビニルアルコールフィルム等をそのまま用いる
ことも出来る。
(発明の効果) 以上述べて来た様に本発明のプリント配線板は印アラミ
ッド不熾布を補強材として用いており、熱寸法安定性に
優れ、また、可撓性があり、同時に腰も強く、作業性に
優れる。(11)アラミツド不織布が樹脂層の内部に存
在する′構造になってお〕、このことにより(イ)フレ
キシブルプリント配線板のカーリングが起こらない、(
ロ)アラミツド紙の欠点である耐水性の悪い点が、樹脂
で充分被覆されることにより緩和される、(ハ)不織布
中への薬液の侵入がない、に)ボイドが少い、(Ill
)ジアリルフタレート系樹脂の優れた電気絶縁性、耐水
性、機械的性質を残しつつ、変性による可撓性、強靭性
が賦与されている等の特徴を有し、フレキシブルプリン
ト配線板としてバランスのとれた性能を示すことが出来
るのである。
(実施例) 次に実施例により、本発明を更に詳しく説明する。実施
例中、単に部とあるのはyr量部を示す。
実施例で用いた測定法は次の通りである。
(1)回路形成は次の手順で行う。
(1)銅張りシートの銅面に、東洋紡c株)M紫外線硬
化型エツチングレジストインキUER110(青色)’
Iaooメツシュポリエステル繊維張ク繊維ワクスクリ
ーン回路パターン状に印刷する。
(11)高圧水銀灯で700mJ/m 照射し7、同レ
ジストを硬化させる。
(Ill) 38〜4rfボーメの塩化第2鉄溶液金用
い、40℃、100秒でエツチングする。
0φ4重量%苛性ソーダ水溶液で、エツチングレジスト
金剥離する。
■)水洗、乾燥する により所望の回路が形成される。
(2)電気絶縁抵抗 (1)の回路形成法により、回路幅1.Qilg、回路
間距離1.Qll、回路長251EIで、電極接続用ラ
ンド(直径5fiの円状)を設は几試験ノくターンを形
成する。両端に直流500Vt−1分間印加後の電気抵
抗を測定する。
測定器:横筒ヒユーレット/々ツカード社高絶縁抵抗計
4329A (3)電気絶縁破壊電圧 (2)の電気絶縁抵抗の測定と同じノくターンを用い、
交流0.2mA流し、絶縁が破壊する電圧を読む。
測定器:国洋電機工業c株〕耐圧絶縁自動試験器MOD
ELMS−5 (4)銅箔引き剥し強さ く1)の回路形法により、幅1禦寓、長さ100富萬の
銅箔パターンを作り、IPCFC241により90°剥
離する。引張り速度50闘/分ゞである。
測定機:東洋精機(株)テンシロンUTM−II型(5
)耐折強度 (1)の回路形成法により、幅15冨篤の基板の中央に
2mの銅箔パターンをつくり、MIT法(JISP81
15 )により測定する。荷重5001R=1.0顛導
通の切れるまでの回数をめた。
(6)熱収縮率(寸法変化率〕 IPCFC241C法によシ、150℃×30分処理前
後の熱収縮率をめる。
(7)耐ハンダ性 JIS C6481により、膨れ、色の変化を観察する
ポストフラックスは田村化学研究所製ソルダーライト 
MH820Vを使用する。
実施例に用いたアラばラド不織布(ANW)表1 (但しANWl、2.4は上記組成以外にアクリル系バ
インダーt’l東量堡含む) ANWl、2.4は湿式抄紙法によって製造。
ANW3.5は乾式紡機法によって製造。
表1記載の原料明細 ■アラミツド短繊維(ARC) ABC−1ポリメタフェニレンイソフタルアミド2デニ
ール、カット長1011g A101l ポリメタフェニレンイソフタルアミド2デ
ニール、カット長351m ABC−3ポリバラフェニレンテレフタルアミド1.5
デニール、カット長45冨舅 ■繊維状バインダー ARP−1ポリメタフェニレンイソフタルアミドフィブ
リッド PTC−1ポリエチレンテレフタレート短締維0.5デ
ニール、カット長5篇罵 ■他の短繊維 GF−IB−ガラス短欅維 直径6μ、カット長6n 実施例1 ジアリルフタレートプレポリマ−40m1ジアリルフタ
レートモノマー5部、ポリエステルウレタンジアクリレ
ート(日本合成化学工業■XP−4000B) 30部
、ビスフェノールAにエチレンオキサイドを4モル付加
′したもののジアクリレート(共栄社油脂化学工業■製
BP−4FA)10部、2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロピルアクリレート15部、t−ブチルパーベンゾ
エート3部をアセトン100部に溶解した液をアラミツ
ド不織布ANW−1に含浸させ、100℃で5分乾燥し
、樹脂含浸シートラ作製した。
このシートと35μ電解銅箔(古河サーキットフォイル
■製T8TO−HD箔)を重ね合わせ、170℃、ブレ
ス圧20KP/ffで積層した。得られ九積層物を13
0℃で10分、更に150℃で16時間、加熱硬化しフ
レキシブル鋼張積層シートを製造した。
このフレキシブル銅張積層シートより製造したフレキシ
ブルプリント配線板の性能を表2に示す。
実施例2 実施例1においてアラミツド不織布ANW−1の代り[
ANW−21−用い、同様にしてフレキシブル銅張積層
シートを製造した。との銅張シートから製造したフレキ
シブルプリント配線板の恰能を表2に示す。
比較例1 デュポン社のアラミッド不織布ノーメックスペーハー金
銅箔に貼り合わせ念タイプのフレキシブルプリント配線
板°にツカン工業■製二カフレッ/ X F 20VC
+50 Cat )よシ製造)の性能を表2に示すが、
このフレキシブルプリント配線板はエツチング後のカー
リングが大きく作業性の点で非常に悪いものでめった。
0この貼り合わせ物の接着剤はエポキシ樹脂である。
実施例3〜 ジアリルフタレートプレポリマー50部、ジアリルフタ
レートモノマー5部、ポリエーテル型ウレタンジアクリ
レート(日本合成化学工業■XP7000B)35部、
テトラエチレングリコールジアクリレート10部、ジク
ミルパーオキサイド3部をメチルエチルケトン100部
に溶解した液をアラミツド不織布ANW−3に含浸させ
、実施例1と同様にしてフレキシブル鋼張積層シートを
製造した。このフレキシブル銅張積層シートより製造し
たフレキシブルプリント配線板の性能を表2に示す。
実施例4 実施例3においてアラミツド不織布ANW−3の代りに
ANW−5i用い、同様にしてフレキシブル銅張積層シ
ー)Th製造した。このシー41から得られたフレキシ
ブルプリント配線板の性能を表2に示す。
実施例5 ジアリルフタレートプレポリマー40部、ジアリルフタ
レートモノマー5部、ポリエーテル型ウレタンジアクリ
レート(日本合成化学工業■XP7000 B ) 4
0部、ヒドロキシエチルアクリレート10部、ビスアク
リロイルオキシエチルフォスフニー ) 5 部、ベン
ゾイルパーオキサイド3部をメチルエチルケト7100
部に溶解した液をアラミツド不織布A NW −4に含
浸させ、100 ℃で5分乾燥後、離型紙(本州製紙−
100EVW)にはさみ、150℃、プレス圧’i 5
 Kp/aで積層した。1枚の離型紙を剥し、ポリイミ
ド基材のフレキシブルプリント配置i1板にッ“カン工
業四二カフレックスF−30T25C■)[積層L[r
150℃でプレス後、100℃で16時間ポストキュア
ーな行った)。貼り合わせ物の性能を表2に記す。
表2から明らかなように本発明のフレキシブルプリント
配線板は電気絶縁抵抗、鋼箔引き剥し強さ、熱収縮性、
耐ハンダ性に優扛、しかもエツチング後のカーリングを
生じない。
特許出願人 東洋紡績株式会社 手 続 補 正 書(自発) 昭和59年上月1日 1 事件の表示 昭和59年特許願第55954 号 (昭和59年4月86日出願) 2 発明の名称 フレキシブルプリント配線板 8 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 弧 補正の対象 ANY−2の「105」を「85」に山王する。
(2)同24頁第11〜12行目 「170℃、プレス圧20 tp/cIm」を[150
℃、プレス圧101g/cvaJに訂正する。
(3) 同第27頁第1〜2行目 「1枚の離型紙を剥し、」の次に「アラミツド含浸シー
ト面を」挿入する。
(4) 同第27頁第3〜4行目 「二カフレックスr−3oT 25c1.)に積層した
」を「ニカフレックスF−30T2501mより製造)
の回路面に積層した」に訂正する。
(5) PI第28頁表2「耐折強度jの項実施例3の
「29/35」を「35/29」に訂正し、実施例4の
「z 5/30Jをr30/25」に訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アラミツドを主成分とする不織布あるいけ友は
    カバーレイに使用したことを特徴とするフレキシブルプ
    リント配線板。
  2. (2) アラミツドを主成分とする不織布あるいは紙が
    ポリメタフェニレンイソフタルアミド系短繊維を主成分
    とすることを特徴とする特V+請求の範囲第1項記載の
    フレキシブルプリント配りfj板。
JP8595484A 1984-04-26 1984-04-26 フレキシブルプリント配線板 Pending JPS60230312A (ja)

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