JPS60228396A

JPS60228396A - 巻胴用ロ−プガイド装置

Info

Publication number: JPS60228396A
Application number: JP8357384A
Authority: JP
Inventors: 潔渡辺; 久保　耕造
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1984-04-25
Filing date: 1984-04-25
Publication date: 1985-11-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えばグラブトロリ一式アンローダのグラブ
バケットの巻上ロープと開閉ロープをそれぞれの巻胴に
確実に巻付けるためのロープガイド装置に関するもので
ある。

（従来技術とその間、生魚）グラブバケットの着地転倒時の巻上ロープ。

開閉ロープの弛み過ぎ、ロープ巻取り始めのショック等
により、ロープは、巻胴軸方向（・第４図のａ方向また
はｂ方向）に振れて正規のロープ溝から外れた状態で巻
胴に巻取られ易く、ロープが第４図のａ方向振れで巻胴
上のロープに乗り上げて該ロープ間上に巻取られると、
乗り上げ部分でロープが擦れあって損傷し、またロープ
が第４図のｂ方向撮れで巻胴のロープ溝間を跨ぐと、ロ
ープ溝を形成する突条部分とロープが擦れあってロープ
が損傷し、ロープ溝が璧耗するが、従来では、かかる不
具合を生じさせるロープの巻胴軸方向振れを何ら抑制せ
ず、保守点検作業を行なっているにすぎず、その手間が
かかり、またそれだけ荷役作業時間を延長しなければな
らないなどの不具合を免２″Ｌなかった。

（発明の目的）本発明は、前記従来の問題点を解決するために創案され
たもので、巻胴に出入りするロープの巻胴軸方向振れを
抑制して該ロープ全巻胴の正規のロープ溝に確実に係合
させることができる衝単な巻胴用ロープガイド装置を提
供することを目的とする。

（発明の構成）本発明の巻胴用ロープガイド装置は、巻胴のロープ出入
側に巻胴軸方向にて巻胴表面に沿うガイドロッドを設け
、該ガイドロッドに、これに沿い移動可能でかつ回転可
能に、巻胴上のロープおよび出入りするロープに係合す
るロープ溝付き押えローラを幅Ｉえた装置において、１
亥押えローラにその移動方向（巻胴軸方向）に係止され
、かつ、その軸方向に回転可能に吊フレームを４着し、
該吊フレームに、巻胴に出入りする前把ロープの巻胴か
ら離間した部分で巻胴軸方向両側から係合する一対のガ
イドローラを装着し、かつ、該ガイドローラを巻胴方向
にて弾性支持する弾性支持機構を設けたことを特徴とす
る０（実施例）以下本発明の一実施例をオ１図〜第４図により説明する
と、図中１はクラブパケット巻上げまたは開閉用のロー
プ溝付き巻胴で、該巻胴ｌのロープ出入側には、巻胴軸
方向にて巻胴表面に沿うガイドロッド２が図示しなｈブ
ラケットを介して設けられている。ガイドロッド２には
、これに沿い移動可能で、かつ回転可能に、押えローラ
３が装着されており、紋押えロー２３の周部には平行２
条のロープ溝４，４が形成され、ボス部には軸部５，５
が同軸に突設されている。

軸部５，５には、水平リンク６の両端上部にブラケット
７．７を対設したＵ形部材が該ブラケット７．７の軸受
部でブツシュ８，８を介して回転可能に装着されている
。水平リンク６の両端部に−ｔｒｉ、ピン９，９により
リンク１０ｔ　１０７５！枢着されて垂下しておシ、該
リンク１０．１０の下端部には、ガイドフレーム１１が
軸受１２．　１２を介してピン１３．１３により枢支さ
れている。ガイドフレーム１１には開口部１４が形成さ
れており、該開口部１４内には、水平リンク６方向にて
対をなすガイドローラ１５．　１５がピン１６，１６１
Ｃより回転可能に装着されている。また、ピン９・９，
１３・１３間には、Ｘ状に交差する２本の引張バネ１７
゜１７が介装されている。

他方、クラブパケットの巻上げまたは開閉用ロープ１８
は、巻胴１にその一端に元付けされて螺旋状に巻付けら
れると共に、仙痛は核巻胴ｌから垂下してｈる。

本装置は、押えローラ３が、巻胴１から垂下したロープ
１８Ａに隣合うロープ１８Ｂによりガイドされ、一方、
ガイドローラ１５．　１５が巻胴１から離間した位置で
ロープ１８Ａを挾持するものであり、従って、咳ガイド
ローラ１５．　１５間が、ロープ１８Ａの巻胴１より下
方に離間する部分に対応する位置に位置するよう構成さ
れている。

（作用］巻胴１を回転すると、押えロー２３は、その際、該巻胴
１上のロープ１８Ｂ　、（Ｋ係合して回転されつつ、ネ
ジ機構の原理によりガイドロッド２を介して巻胴表面に
沿い水平移動するから、ロープ１８Ａは１、この押えロ
ーラ３により、正規のロープ溝１９に係合するようガイ
ドされる。

ロープ１８Ａを巻胴１の近くでガイド支持するガイドロ
ーラ１５．　１５は、ガイドフレーム１１に装着されて
、リンク１０．１０により水平リンク６゜ブラケット７
．７を介して押えローラ３に巻胴軸方向に揺動可能に吊
持され、その揺動機構６〜１３に組込んだ引張バネ１７
．１７により巻胴軸方向にて弾性支持されている。

従って、ロープ１８Ａがグラブバケットの着地転倒時の
弛み過ぎ等により巻胴軸方向に振れても、その振れは吸
収抑制され、該ロープ１ａＡが押えローラ３によりガイ
ドされる箇所で振れず、紋押えローラ３によるガイド作
用が保障される。

尚、本実施例では、吊フレーム６〜１４にガイドローラ
１５．１５全巻胴軸方向にて弾性支持する弾性支持機構
８〜１３．１７を組込んだが、第５図〜オフ図に示すよ
うに、一体物の吊フレーム加を使用した場合は、該吊フ
レーム２０の上部に設けたブラケット７．７の軸受部に
リング状の弾性ゴム２１．２１を介してブツシュ８，８
を装着してもよい。

また、本実施例ではロープの撮れが１α接作用するグラ
ブバケット巻上げ、開閉用巻胴におけるロープガイド装
置につき説明したが、シープを介してロープを巻取る巻
胴を備えたコンテナクレーン、水平引込みクレーン、ジ
ブクレーン等でもロープの振れが巻胴に作用することは
免れないから、本装置は巻上機構を有するもの全てに適
用できるものである。

（発明の効果）以上の通り本発明は、ガイドローラを介して弾性支持機
構により巻胴に出入りするロープの巻胴軸方向撮れを抑
制することができ、その結果、核ロープを巻胴の正規の
ロープ溝に確実に保合保持できる。また、簡単な構成で
あるから、容易かつ安価に製造できると共に、巻上機構
を有するクレーンに容易に適用できる。

【図面の簡単な説明】

オ１図、第２図、第３図、第４図は本発明の一実施例を
示す側断面図、■〜線に沿う正断面図、■−線に浴う平
断面図、■〜線に沿う部分的平断面図、第５図、オ６図
、オフ図は本発明の他実施例を示す側断面図、■〜線に
沿う正断面図、■〜線に沿う平断面図である。１・・・巻胴（ロープ溝１９）、２・・・ガイドロッド
、３・・・押えローラ（ロープ溝４．軸部５）、６・・
・水平リンク、７・・・ブラケット、８・・・ブツシュ
、９．１３・・・ピン、ｌＯ・・・リンク、１１・・・
ガイドフレーム（軸受１２．開口部１４）、１５・・・
ガイドローラ、１６・・・ピン、１７・・・引張バネ、
１８　、　１８Ａ　、　１８Ｂ・・・ローフミ頷・・・
吊フレーム、２１・・・弾性コム。１

Claims

【特許請求の範囲】

巻胴のロープ出入側に巻、胴軸方向にて巻胴表面に浴う
ガイドロッドを設け、該ガイドロッドに、これに沿い移
動可能で、かつ回転可能に、巻胴上のロープおよび出入
りするロープに係合するロープ溝付き押えローラを備え
た装置罠おいて、紋押えローラにその移動方向（巻胴軸
方向）に係止され、かつ、その軸方向に回転可能に吊フ
レームを装着し、核吊フレームに、巻胴に出入りする前
記ロープの巻胴から離間した部分で巻胴軸方向両側から
係合する一対のガイドローラを装着し、かつ、該ガイド
ローラを巻胴方向にて弾性支持する弾性支持機構を設け
たことを特徴とする巻胴用ロープガイド装置。