JP2001089052A - 自走式エレベータ装置 - Google Patents

自走式エレベータ装置

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JP2001089052A
JP2001089052A JP27017999A JP27017999A JP2001089052A JP 2001089052 A JP2001089052 A JP 2001089052A JP 27017999 A JP27017999 A JP 27017999A JP 27017999 A JP27017999 A JP 27017999A JP 2001089052 A JP2001089052 A JP 2001089052A
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car
hoisting
rope
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sheave
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Hiroshi Kikawa
弘 木川
Takashi Yumura
敬 湯村
Takenobu Honda
武信 本田
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/02Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable
    • B66B9/027Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable by rope climbing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/0035Arrangement of driving gear, e.g. location or support
    • B66B11/0045Arrangement of driving gear, e.g. location or support in the hoistway
    • B66B11/005Arrangement of driving gear, e.g. location or support in the hoistway on the car

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かごに巻胴式巻上機を設けることにより機械
室をなくした自走式エレベータ装置において、昇降路の
平面スペースを小さくする。 【解決手段】 かご1に巻胴式巻上機4が取付られ、一
端が昇降路6の頂部に固定され、他端が巻胴式巻上機4
の巻胴綱車4aに直接巻き掛けされた第1の巻上ロープ
5によって昇降路6に配設されたガイドレール2に沿っ
て前記かご1を昇降させる自走式エレベータ装置におい
て、第1の巻上ロープ5が巻き掛けされた巻胴綱車4a
の端面がかご1の鉛直方向への投影領域より外部に位置
するように、巻胴式巻上機4をかご1の底部下側に取付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ装置
のかごを巻き上げるための駆動機(電動機や巻上機)を
かごそのものに設けたいわゆる自走式のエレベータ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロープ式エレベータ装置は昇降路の頂部
に巻上機や電動機を設置する機械室が必要であり、この
ため建物の全高が高くなり、建物のコスト高のみならず
日照権の点からも、大きな問題となっていた。この問題
を解消する目的でかご本体に駆動機(電動機や巻上機)
を設けることにより、機械室を無くす、いわゆる自走式
エレベータ装置が提案されている。
【0003】図10は、例えば特開昭62-31686
号公報に示さた従来の自走式エレベータ装置を示す図で
ある。図において、1はかご、2はガイドレール、3は
ガイドローラ、4はかご1の外部側面に取付られた巻胴
方式巻上機、5は巻上ロープ、6は昇降路である。この
ような従来の自走式エレベータ装置は、図に示すように
かご1の外部側面に巻胴方式巻上機4を設け、ロープ式
エレベータ装置の場合に必要であった昇降路頂部の機械
室をなくすことにより、昇降路の高さ方向の省スペース
を図ったものであり、巻胴方式巻上機4をかご1と昇降
路6の間に配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく従来の自
走式エレベータ装置は、かごの外部側面と昇降路の壁と
の間において、かごの側面に巻胴方式巻上機を設けてい
るため、昇降路の高さ方向では省スペース化されている
が、昇降路の平面スペースは従来の機械室に巻上機を設
けた方式と比較し、逆に増加している。また、かごを吊
る位置はかご重心から離れた位置に取付けられるため、
かごに偏心モーメントが発生し、ガイドレールの水平方
向の負担荷重が大きくなる問題があった。さらに、図1
0には図示されていないが、巻胴式の場合には巻上ロー
プは巻胴綱車上で重ならない様に巻付けられるため、巻
胴綱車と巻上ロープの接点は巻胴綱車の軸方向に移動す
る。従って、巻上ロープが巻胴綱車のロープ溝へ入る角
度、いわゆるフリート角度が変動し、巻上ロープ、吊り
車の摩耗を生じさせる問題があった。また、かごに巻胴
方式巻上機を設けているため、かごの重量が大となる。
従って、従来の機械室に巻上機を設けた方式と比較し、
巻上機を駆動する電動機は大型となり、また電力も多く
消費される問題があった。
【0005】この発明は上記の問題を解決するもので、
かごに巻胴方式巻上機を備えた自走式エレベータ装置に
おいて、昇降路の平面スペースを小さくすることを目的
とするものである。また、巻上ロープの張力に基づくか
ごの偏心モーメントを発生させないようにして、ガイド
レールの負担荷重を軽減させることを目的とするもので
ある。また、巻上ロープのフリート角度の変動を小さく
し、巻上ロープ吊り車の摩耗を減少させ、信頼度を高め
ることを目的とする。また、巻上機を駆動する電動機の
小型化、消費電力の低減を図ることを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ装置は、かごに巻胴式巻上機が取付られ、一端が昇降
路の頂部に固定され、他端が巻胴式巻上機の巻胴綱車に
直接巻き掛けされた第1の巻上ロープによって昇降路に
配設されたガイドレールに沿ってかごを昇降させる自走
式エレベータ装置において、第1の巻上ロープが巻き掛
けされた巻胴綱車の端面がかごの鉛直方向への投影領域
より外部に位置するように、巻胴式巻上機をかごの底部
下側に取付けたものである。
【0007】また、この発明に係るエレベータ装置は、
かごの底部下側において巻胴綱車と対向する位置に設け
られた吊り車と、一端が昇降路の頂部に固定され、他端
が前記吊り車に巻き掛けされた後、巻胴綱車に巻き掛け
される第2の巻上ロープとをさらに備え、昇降路の頂部
からの第2の巻上ロープが吊り車に巻き掛けられた端面
がかごの鉛直方向への投影領域より外部に位置するよう
に吊り車を取付けたものである。
【0008】また、この発明に係るエレベータ装置の吊
り車は、回動可能に取付けられていることを特徴とする
ものである。
【0009】また、この発明に係るエレベータ装置の吊
り車は、巻胴綱車の軸方向と平行な方向に移動自在に取
付けられていることを特徴とするものである。
【0010】また、この発明に係るエレベータ装置の吊
り車の第2の巻上ロープが巻掛けられる外周部は、巻胴
綱車の軸方向と平行な方向に所定長さの幅を有し、か
つ、第2の巻上ロープが巻き掛けられる溝が設けられて
いないことを特徴とするものである。
【0011】また、この発明に係るエレベータ装置は、
一端をかごに他端を釣合おもりに固定したロープを設
け、かごと釣合おもりとの間で昇降路頂部に設けた返し
車に巻き掛ける構成をさらに備えたものである。
【0012】また、この発明に係るエレベータ装置の釣
合おもりの重量は、かごの自重より小としたことを特徴
とするものである。
【0013】また、この発明に係るエレベータ装置の釣
合おもりの重量は、かごの自重の1/2以上で、かつ、
最大積載量とかご自重の和の1/2以下としたことを特
徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の一実施の
形態を図面に基づいて説明する。尚、図において従来と
同一符号は従来のものと同一あるいは相当のものを表
す。図1は、実施の形態1における自走式エレベータ装
置の概略構成を示す側面図であり、また、図2は図1に
示した自走式エレベータ装置を下側からかご底部を見た
時の平面図である。図1および図2において、1はか
ご、2はかご1の左右に平行に2本配置され、かご1の
昇降を案内するガイドレールである。3a、3b、3c
はかご1に取付けられ、ガイドレール2に添って転動す
るガイドローラであって、3aはかご1上部のガイドロ
ーラ、3bはかご1下部のガイドローラで、かご1が後
述する巻胴綱車の回転軸まわりに回転するモーメントを
支持している。
【0015】また、3cはかご1の上下左右4カ所に取
り付けられたガイドローラで、図2において2本のガイ
ドレール2が作る平面内においてかご1が回転するモー
メントを支持している。4はかご1の下部(底部下側
面)に取付けられた巻胴式巻上機であって、4aは巻胴
綱車、4bは電動機、4cは減速機(ブレーキ)であ
る。即ち、巻胴式巻上機4は、巻胴綱車4a、電動機4
b、減速機(ブレーキ)4cで構成されている。また、
5は第1の巻上ロープであって、一端が巻胴綱車4aに
巻き掛けられ、他端は昇降路頂部の取付部7に固定され
ている。
【0016】上記のように構成された自走式エレベータ
装置において、巻胴式巻上機4をかご1の下部に配置
し、かつ、巻胴綱車4aが第1の巻上ロープ5と接する
端面(即ち、図1の符号Aで図示した第1の巻上ロープ
5が巻き掛けられている巻胴綱車4aの端部)をかご1
の鉛直方向への投影領域の外部に突出するように位置さ
せ、突出する寸法は巻上ロープ5が振動してもかご1と
接触しない程度の必要最小限の寸法とする。尚、かご1
の鉛直方向への投影領域とは、昇降路頂部の取付部7か
ら鉛直方向に縣架されている第1の巻上ロープ5と平行
な方向(即ち、鉛直方向)の平行光束をかご1の上部よ
り照射した時に、かご1により形成されるかご1の影部
の領域のことである。
【0017】また、巻上ロープ5が振動しても昇降路6
の内部壁面とも接触しないように、必要最小限の空間部
が確保されている。これにより、昇降路6の平面スペー
スを小さくすることができる。また、一般的にエレベー
タ装置はかご下に剛性の高い非常止め枠あるいはかご下
枠を有しており、この枠に巻上機4を取付けることによ
り、かご下部以外の他の部位に巻胴方式巻上機4を取付
ける場合に比べ、巻胴方式巻上機4取付け用の機械台な
どを設ける必要がなく部品点数が少なくなる。
【0018】また、巻胴綱車4aの軸方向中心から一方
側を右ねじ方向、他方側を左ねじ方向とした二方向の巻
上ロープ溝を設け、各々の方向に別々の巻上ロープを巻
胴綱車4aの軸方向の中心位置に対して対称となる様に
巻き掛け、巻胴綱車4aの位置をかご1の底部下側面に
おいてかご1側面の中央部になるように配置すれば、か
ご1を吊り上げる力は常にかご1側面の中央部にかか
り、2本のガイドレール2が作る面内においてかご1が
回転するモーメントをほとんど発生させない。従って、
ガイドローラ3cからガイドレール2へ加わる荷重を小
さくでき、ガイドローラおよびガイドレールの製作コス
ト、保守費用等の点で改善される。
【0019】尚、本実の形態では、かご1の回転モーメ
ントを支える部材をガイドローラーとしているが、かご
1に取り付けられ、ガイドレール2と接触しながら可動
し、モーメントを支えるに足るものであれば、以下の実
施の形態2で述べるガイドシューなどの他の部材でも構
わない。
【0020】実施の形態2.図3は、実施の形態2にお
ける自走式エレベータ装置の概略構成を示す俯瞰図であ
る。図において、1はかご、2はかご1の左右に平行に
2本配置され、かご1の昇降を案内するガイドレールで
ある。3dは実施の形態1におけるガイドローラに相当
する部材であるガイドシューであって、かご1の上下左
右4カ所に設けられている。そして、ガイドシュー3d
は2本のガイドレール2が作る平面内で、かご1が回転
するモーメント、および、鉛直方向の軸ならびに同じ高
さ位置の2本のガイドレール間を結ぶ直線のまわりにか
ご1が回転するモーメントを支えながらガイドレール上
を摺動する。
【0021】また、4aはかご1の下部(底部下側面)
に取り付けた巻胴式巻上機4の巻胴綱車である。また、
9はかご1の下部(底部下側面)に配置され、かご1の
重心に対し巻胴綱車4aと点対称の位置に吊り車の取付
部材10により取付けられた吊り車である。11は一端
が巻胴綱車4aに巻き掛けされ、他端が昇降路6頂部の
取付部13に固定された第1の巻上ロープであって、前
述の実施の形態1と同様に、巻胴綱車4aの第1の巻上
ロープ11と接する端面(即ち、符号Aで図示した第1
の巻上ロープ11が巻き掛けられている巻胴綱車4aの
端部)をかご1の鉛直方向への投影領域の外部に突出す
るように位置させ、突出する寸法は第1の巻巻上ロープ
11が振動してもかご1と接触しない程度の必要最小限
の寸法とする。
【0022】また、12は一端が巻胴綱車4aに巻き掛
けされ、さらに吊り車9に巻き掛けられたのち、他端が
昇降路6頂部の取付部14に固定された第2の巻上ロー
プである。そして、昇降路頂部の取付部14側からの第
2の巻上ロープ12が吊り車9と接触して巻き掛けられ
る端面(符号Bで図示)をかご1の鉛直方向への投影領
域の外部に突出するように位置させ、突出する寸法は第
2の巻上ロープ12が振動してもかご1と接触しない程
度の必要最小限の寸法とする。
【0023】本実施の形態では、上記のように構成され
た自走式エレベータ装置において、第1の巻上ロープ1
1と第2巻上ロープ12の2系統の巻上ロープでかご1
を昇降させるので、かご1両側に均等に巻上ロープ張力
がかかり、2本のガイドレール2が作る面内でかご1が
回転するモーメントをほとんど発生させない。また、吊
り車9は巻胴綱車4aとかご1の重心に対し点対称の位
置に設けられているため、同じ高さ位置の2本のガイド
レールを結んだ直線のまわりにかご1を回転させるモー
メントの発生は抑制される。従って、ガイドシュー3d
からガイドレール2へかかる荷重は小さくなるので、ガ
イドシュー3dおよびガイドレール2の製作コスト、保
守費用等の点で改善される。
【0024】さらに吊り車9の配置も巻胴綱車4aと同
様に、吊り車9の第2の巻上ロープ12と接する端面
(符号Bで図示)をかご1の鉛直方向への投影領域の外
部に突出す様に位置させ、突出する寸法は第2の巻上ロ
ープ12がかご1と接触しない程度の必要最小限の寸法
としているので、昇降路6の平面スペースを小さくする
という効果もある。尚、本実施の形態では、かご1の回
転モーメントを支える部材をガイドシューとしている
が、かご1に取り付けられ、ガイドレール2と接触しな
がら可動し、モーメントを支えるに足るものであれば、
実施の形態1で述べたガイドローラなどの他の部材でも
よいことは言うまでもない。
【0025】実施の形態3.図4は、実施の形態3にお
ける自走式エレベータ装置をかごの下側からかごの底部
を見た時の平面図である。図において、1はかご、2は
ガイドレール、3dはかご1の上下左右4カ所に設けら
れているガイドシュー、4aは巻胴綱車、6は昇降路、
12は第2の巻上ロープ、15はかご1の底部下側面の
中心線に対し巻胴綱車4aと線対称の位置に回動可能に
配置された吊り車、16は吊り車15の回転中心から、
かご1下部の吊り車取付面(かご底部下側面)に引いた
垂線(垂線と吊り車取付面との交点がP点)の回りに回
動可能に吊り車15を取付ける吊り車取付部材である。
本実施の形態は、前述の図3に示した実施の形態2の自
走式エレベータ装置において、かご1の下部に固定して
取り付けられていた吊り車9に代わり、図4に示すよう
にP点を中心に回動可能に取り付けられる吊り車15を
配置したことを最も特徴とする。
【0026】その他の構成は実施の形態2と同様であ
り、実施の形態2と同様に、図示しない第1の巻上ロー
プ11が接触して巻き掛けされている巻胴綱車4aの端
面をかご1の鉛直方向への投影領域の外部に突出するよ
うに位置させ、突出する寸法は第1の巻上ロープ11が
振動してもかご1と接触しない程度の必要最小限の寸法
とする。また、昇降路6上部の図示しない取付部14側
からの第2の巻上ロープ12が吊り車15と接触して巻
き掛けられる端面(符号Cで図示)をかご1の鉛直方向
への投影領域の外部に突出するように位置させ、突出す
る寸法は第2の巻上ロープ12が振動してもかご1と接
触しない程度の必要最小限の寸法とする。
【0027】本実施の形態では、第2の巻上ロープ12
は巻胴綱車4a上で重ならない様に巻付けられるため、
かご1が昇降すると第2の巻上ロープ12と巻胴綱車4
aとの接点は巻胴綱車4aの軸方向に移動する。この
時、吊り車15が実施の形態2のように回動可能でなく
固定されたままであると、巻胴綱車4aのロープ溝ある
いは吊り車15のロープ溝とそれに巻付く第2の巻上ロ
ープ12とのなす角度(以後フリート角度と呼ぶ)が大
きくなり、巻胴綱車4aあるいは吊り車15と第2の巻
上ロープ12の接触により第2の巻上ロープ12や巻胴
綱車4a、吊り車15に摩耗を生じたり、第2の巻上ロ
ープ12がロープ溝から外れたりする。
【0028】これに対し、吊り車15が回動可能に配置
された本実施の形態による自走式エレベータ装置では、
図4に破線で示したごとく第2の巻上ロープ12が巻胴
綱車4a上を巻胴綱車4aの軸方向に移動するのに追従
して、吊り車15が回動するので、フリート角度は小さ
くなり、摩耗やロープ外れの問題は解消する。従って、
本実施の形態による自走式エレベータ装置は、前述の実
施の形態2よる自走式エレベータ装置の効果に加え、さ
らに摩耗やロープ外れのない信頼度の高い自走式エレベ
ータ装置を実現できるという効果もある。
【0029】実施の形態4.図5は、実施の形態4にお
ける自走式エレベータ装置をかご下部から見た時の平面
図である。図において、1はかご、2はガイドレール、
3dはガイドシュー、4aは巻胴綱車、6は昇降路、1
2は第2のロープ、17はかご1の底部下側面の中心線
に対し巻胴綱車4aと線対称の位置に配置された吊り
車、18は吊り車17が巻胴綱車4aの軸方向と平行な
方向へ自在に移動できる様な機構を設けた吊り車取付部
材である。本実施の形態は、前述の図3に示した実施の
形態2の自走式エレベータ装置において、かご1の下部
に固定して取り付けられていた吊り車9に代わり、図5
に示すように巻胴綱車4aの軸方向と平行な方向へ自在
に移動できる吊り車17を配置したことを最も特徴とす
る。
【0030】その他の構成は実施の形態2と同様であ
り、実施の形態2と同様に、図示しない第1の巻上ロー
プ11が接触して巻き掛けされている巻胴綱車4aの端
面をかご1の鉛直方向への投影領域の外部に突出するよ
うに位置させ、突出する寸法は第1の巻巻上ロープ11
が振動してもかご1と接触しない程度の必要最小限の寸
法とする。また、昇降路6上部の図示しない取付部14
側からの第2の巻上ロープ12が吊り車17と接触して
巻き掛けられる端面(符号Dで図示)をかご1の鉛直方
向への投影領域の外部に突出するように位置させ、突出
する寸法は第2の巻上ロープ12が振動してもかご1と
接触しない程度の必要最小限の寸法とする。
【0031】本実施の形態では、実施の形態3の場合と
同様に第2の巻上ロープ12は巻胴綱車4a上で重なら
ない様に巻付けられるため、かご1が昇降すると第2の
巻上ロープ12と巻胴綱車4aとの接点は巻胴綱車4a
の軸方向に移動する。この時、図に破線で示したごとく
吊り車17も第2の巻上ロープ12と巻胴綱車4aとの
接点の移動に追従して巻胴綱車4aの軸方向と平行な方
向に移動するように吊り車取付部材18が設けられてい
るので、フリート角度は殆んど生じなくなり、第2の巻
上ロープ12や巻胴綱車4a、吊り車17の摩耗やロー
プ外れの問題は解消する。従って、本実施の形態による
自走式エレベータ装置は、実施の形態3による自走式エ
レベータ装置と同様に、前述の実施の形態2よる自走式
エレベータ装置の効果に加え、さらに摩耗やロープ外れ
のない信頼度の高い自走式エレベータ装置を実現できる
という効果もある。
【0032】実施の形態5.図6は、実施の形態4にお
ける自走式エレベータ装置をかご下部から見た時の平面
図である。図において、1はかご、2はガイドレール、
3dはガイドシュー、4aは巻胴綱車、6は昇降路、1
2は第2のロープ、19はかご1の底部下側面の中心線
に対し巻胴綱車4aと線対称の位置に配置された吊り車
である。本実施の形態は、前述の図3に示した実施の形
態2の自走式エレベータ装置において、かご1の下部に
固定して取り付けられていた吊り車9に代わり、図6に
示すようなかご1の昇降に伴い第2の巻上ロープ12と
巻胴綱車4aとの接点が巻胴綱車4aの軸方向に移動す
る距離に見合った軸方向の幅(所定長さの幅)を有し、
かつ、巻上ロープ用の溝が加工されていない吊り車19
を配置したことを特徴とする。即ち、本実施の形態によ
る吊り車19の第2の巻上ロープ12が巻き掛けられる
円筒状の周面は、符号Wで図示した上記所定長さの幅を
有し、その周面は第2の巻上ロープ12が滑りやすいよ
うに滑らかに形成されている。
【0033】その他の構成は実施の形態2と同様であ
り、実施の形態2と同様に、図示しない第1の巻上ロー
プ11が接触して巻き掛けされている巻胴綱車4aの端
面をかご1の鉛直方向への投影領域の外部に突出するよ
うに位置させ、突出する寸法は第1の巻巻上ロープ11
が振動してもかご1と接触しない程度の必要最小限の寸
法とする。また、昇降路6上部の図示しない取付部14
側からの第2の巻上ロープ12が吊り車19と接触して
巻き掛けられる端面(符号Fで図示)をかご1の鉛直方
向への投影領域の外部に突出するように位置させ、突出
する寸法は第2の巻上ロープ12が振動してもかご1と
接触しない程度の必要最小限の寸法とする。
【0034】本実施の形態では、第2の巻上ロープ12
は巻胴綱車4a上で重ならない様に巻付けられるため、
かご1が昇降すると第2の巻上ロープ12と巻胴綱車4
aとの接点は巻胴綱車4aの軸方向に移動するが、この
とき、図に破線で示したごとく第2の巻上ロープ12は
巻胴綱車4aと吊り車19の最短距離を通るように吊り
車19上を滑るので、フリート角度を生じることはな
い。従って、第2の巻上ロープ12や巻胴綱車4a、吊
り車19の摩耗やロープ外れの問題は解消する。また、
吊り車と巻上ロープが接する面は摩耗係数を下げる手
段、例えば潤滑油の補給、低摩耗材を吊り車に施工する
等の手段により、さらに摩耗の問題を解消できる。
【0035】従って、本実施の形態による自走式エレベ
ータ装置は、実施の形態3あるいは実施の形態4による
自走式エレベータ装置と同様に、前述の実施の形態2よ
る自走式エレベータ装置の効果に加え、さらに摩耗やロ
ープ外れのない信頼度の高い自走式エレベータ装置を実
現できるという効果もある。さらに、吊り車19の軸方
向の幅は、かご1が最上階にある時のフリート角度およ
びかご1が最下階にある時のフリート角度が、それぞれ
巻胴綱車4aのロープ溝と±4度以下となる最低限の長
(所定長さ)さとすれば、吊り車19の幅を小さくで
き、製作コストも安くできる。
【0036】実施の形態6.図7は、実施の形態6にお
ける自走式エレベータ装置の概略の構成を示す側面図、
図8は図7の実施の形態6における自走式エレベータ装
置をかご下側から見た時の平面図である。図7および図
8において、1はかご、2はかご1の左右に平行に2本
配置され、かご1の昇降を案内するガイドレール、3d
はかご1の上下左右4カ所に設けられているガイドシュ
ー、4aは巻胴綱車、6は昇降路、5は第1の巻上ロー
プ、6は昇降路、20は釣合おもり、21は釣合おもり
を縣架するロープ、22は返し車、23は取付部材、2
4は取付部、25は釣合おもり20の昇降をガイドする
ための一対のガイドレール、3eは釣合おもり20の左
右上下に取付られ、ガイドレール25上を摺動するガイ
ドシューである。
【0037】図7に示すように、釣合おもり20を縣架
するロープ21は一端が釣合おもり20に取付られ、他
端はかご1に取付部24を介して取付られている。そし
て、昇降路6の頂部に取付部材23を介して取付られた
返し車22は、釣合おもり用ロープ21が巻き付けら
れ、かご1と釣合おもり20の昇降方向を反転する。ま
た、実施の形態1と同様に、巻胴綱車4aの巻上ロープ
5と接触して巻き掛けされる端面(符号Aで図示)をか
ご1の鉛直方向への投影領域の外部に突出するように位
置させ、突出する寸法は、第1の巻上ロープ5が振動し
てもかご1と接触しない程度の必要最小限の寸法として
いる。このように本実施の形態は、実施の形態1におけ
る自走式エレベータ装置において、ガイドローラ3a、
3b、3cに代えてガイドシュー3dを用い、さらに返
し車22を介して釣合おもり20を設けたことを特徴と
するものである。
【0038】上記のように構成された自走式エレベータ
装置において、返し車22を介して釣合おもり20を設
けることにより、かご1は釣合おもり20の重量に相当
する力を釣合おもり用ロープ21から反重力方向に受け
る。従って、巻胴綱車4aに巻き掛けられた巻上ロープ
5の負担荷重は軽減されるので巻胴式巻上機のサイズダ
ウンが可能になり、電動機の出力を軽減でき、消費電力
の低減も可能となる。
【0039】尚、釣合おもり20の重量を大きくすれ
ば、巻胴巻上機の巻胴綱車4aに巻き掛けられた巻上ロ
ープ5の張力は小となるが、巻上ロープ5の張力が負の
値となり巻上ロープ5に弛緩を生じさせない様にする必
要があるので、釣合おもり20の重量は、かご1の自重
を超えない様にする必要がある。
【0040】また、図9に示すように、巻胴綱車4aの
軸方向中心から一方側を右ねじ方向、他方側を左ねじ方
向とした二方向の巻上ロープ溝を設け、各々の方向に別
々の巻上ロープ5a、5bを巻胴綱車4aの軸方向の中
心位置に対して対称となる様に巻き掛け、さらに、巻胴
綱車4aと釣合おもり20の取付部24の位置をかご1
の底部下側面上でかご1の重心に対して点対称となるよ
うに配置すれば、かご1をつり上げる力はかご1の重心
を通る線上に作用するする。従って、ロープ張力により
発生する2本のガイドレール2によって作られる平面内
をかご1が回転するモーメントおよびかご1の底部下側
面内において2本のガイドレール2を結ぶ直線を回転軸
としてかご1が回転するモーメントを小さくすることが
出来る。これにより、ガイドレールへの負担荷重を軽減
することができる。
【0041】さらに、釣合おもりの重量は、かごの自重
の1/2以上、かつ、最大積載量とかごの自重の和の1
/2以下とすれば、乗客の多少による巻上ロープ5a、
5bと釣合おもり用ロープ21との張力差が小となるの
で、2本のガイドレール2が作る平面内でかごを回転さ
せるモーメントを小さくすることができる。従って、か
ご1の傾きを防ぎ、かご1は安定した状態で昇降でき、
ガイドシューおよびガイドレールへの負担荷重を軽減す
ることができる。
【0042】尚、上述した本実施の形態は、実施の形態
1における自走式エレベータ装置において、ガイドロー
ラ3a、3b、3cに代えてガイドシュー3dを用い、
さらに返し車22を介して釣合おもり20を設けた場合
をベースとして説明したが、実施の形態3における自走
式エレベータ装置において、さらに返し車22を介して
釣合おもり20を設けた構成としてもよいことは言うま
でもない。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、かごに巻胴式巻上機
が取付られ、一端が昇降路の頂部に固定され、他端が巻
胴式巻上機の巻胴綱車に直接巻き掛けされた第1の巻上
ロープによって昇降路に配設されたガイドレールに沿っ
て前記かごを昇降させる自走式エレベータ装置におい
て、第1の巻上ロープが巻き掛けされた巻胴綱車の端面
がかごの鉛直方向への投影領域より外部に位置するよう
に、巻胴式巻上機をかごの底部下側に取付けたので、昇
降路の平面スペースを小さくすることができる。
【0044】また、この発明によれば、かごの底部下側
において巻胴綱車と対向する位置に設けられた吊り車
と、一端が昇降路の頂部に固定され、他端が前記吊り車
に巻き掛けされた後、巻胴綱車に巻き掛けされる第2の
巻上ロープとをさらに備え、昇降路の頂部からの第2の
巻上ロープが吊り車に巻き掛けられた端面がかごの鉛直
方向への投影領域より外部に位置するように吊り車を取
付けたことにより、第1および第2の2系統の巻上ロー
プによりかごを昇降するので、巻上ロープの張力により
かごに発生する偏心モーメントが小さくなり、ガイドレ
ールの負担荷重を軽減させることができる。
【0045】また、この発明によれば、吊り車が回動可
能に取付けられていることにより、第2の巻上ロープの
フリート角度が小さくなり、第2の巻上ロープや吊り車
の摩耗が減少し、第2の巻上ロープが巻胴綱車の溝から
外れる危険性がなくなる。
【0046】また、この発明によれば、吊り車が巻胴綱
車の軸方向と平行な方向に移動自在に取付けられている
ので、第2の巻上ロープのフリート角度が小さくなり、
第2の巻上ロープや吊り車の摩耗が減少し、第2の巻上
ロープが巻胴綱車の溝から外れる危険性がなくなる。
【0047】また、この発明によれば、吊り車の第2の
巻上ロープが巻掛けられる外周部は巻胴綱車の軸方向と
平行な方向に所定長さの幅を有し、かつ、第2の巻上ロ
ープが巻き掛けられる溝が設けられていないので、第2
の巻上ロープが吊り車上をすべる事ができ、その結果第
2の巻上ロープのフリート角度を所定値以下に小さくで
き、第2の巻上ロープや吊り車の摩耗が減少し、第2の
巻上ロープが巻胴綱車の溝から外れる危険性をなくする
ことができる。
【0048】また、この発明によれば、一端をかごに他
端を釣合おもりに固定したロープを設け、かごと釣合お
もりとの間で昇降路頂部に設けた返し車に巻き掛ける構
成をさらに備えたので、巻胴式巻上機の荷重負担を軽減
し、電動機を小形化し消費電力を低減することができ
る。
【0049】また、この発明によれば、釣合おもりの重
量は、かごの自重より小としたので、巻上ロープが弛緩
することがなく、安定してかごを昇降することができ
る。
【0050】また、この発明によれば、釣合おもりの重
量は、かごの自重の1/2以上で、かつ、最大積載量と
かご自重の和の1/2以下としたので、巻上ロープおよ
び釣合おもり用ロープの張力差が小さくなり、かごの回
転モーメント、すなわち、ガイドレールへの負担荷重を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における自走式エレベータ装置
の概略構成を示す側面図である。
【図2】 実施の形態1における自走式エレベータ装置
をかご下側から見た時の平面図である。
【図3】 実施の形態2における自走式エレベータ装置
の概略構成を示す俯瞰図である。
【図4】 実施の形態3における自走式エレベータ装置
をかご下側から見た時の平面図である。
【図5】 実施の形態4における自走式エレベータ装置
をかご下側から見た時の平面図である。
【図6】 実施の形態5における自走式エレベータ装置
をかご下側から見た時の平面図である。
【図7】 実施の形態6における自走式エレベータ装置
の概略構成を示す側面図である。
【図8】 実施の形態6における自走式エレベータ装置
をかご下側から見た時の平面図である。
【図9】 実施の形態6における自走式エレベータ装置
において巻胴綱車へ巻回される巻上ロープの他の実施例
を説明するための側面図である。
【図10】 従来の自走式エレベータ装置の概略構成を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 かご 2 ガイドレール 4
巻胴式巻上機 3a、3b、3c ガイドローラ 3d、3e
ガイドシュー 4 巻胴式巻上機 4a 巻胴綱車 4b
電動機 5 第1の巻上ロープ 6 昇降路 7
取付部 9 吊り車 10 吊り車取付部材 11 第1の巻上ロープ 12 第2の巻上ロープ 13 取付部 14 取付部 1
5 吊り車 16 吊り車取付部材 17 吊り車 1
8 吊り車取付部材 19 吊り車 20 釣合おもり 2
1 ロープ 22 返し車 23 取付部材 2
4 取付部 25 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 武信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3F305 AA15 BA02 BB19 3F306 AA07 BA16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごに巻胴式巻上機が取付られ、一端が
    昇降路の頂部に固定され、他端が前記巻胴式巻上機の巻
    胴綱車に直接巻き掛けされた第1の巻上ロープによっ
    て、前記昇降路に配設されたガイドレールに沿って前記
    かごを昇降させる自走式エレベータ装置において、 前記第1の巻上ロープが巻き掛けされた前記巻胴綱車の
    端面が、前記かごの鉛直方向への投影領域より外部に位
    置するように、前記巻胴式巻上機を前記かごの底部下側
    に取付けたことを特徴する自走式エレベータ装置。
  2. 【請求項2】 かごの底部下側において巻胴綱車と対向
    する位置に設けられた吊り車と、一端が昇降路の頂部に
    固定され、他端が前記吊り車に巻き掛けされた後、前記
    巻胴綱車に巻き掛けされる第2の巻上ロープとをさらに
    備え、 前記昇降路の頂部からの前記第2の巻上ロープが前記吊
    り車に巻き掛けられた端面が、前記かごの鉛直方向への
    投影領域より外部に位置するように前記吊り車を取付け
    たことを特徴とする請求項1に記載の自走式エレベータ
    装置。
  3. 【請求項3】 吊り車は、回動可能に取付けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の自走式エレベータ装
    置。
  4. 【請求項4】 吊り車は、巻胴綱車の軸方向と平行な方
    向に移動自在に取付けられていることを特徴とする請求
    項2に記載の自走式エレベータ装置。
  5. 【請求項5】 吊り車の第2の巻上ロープが巻掛けられ
    る外周部は、巻胴綱車の軸方向と平行な方向に所定長さ
    の幅を有し、かつ、前記第2の巻上ロープが巻き掛けら
    れる溝が設けられていないことを特徴とする請求項2に
    記載の自走式エレベータ装置。
  6. 【請求項6】 一端をかごに他端を釣合おもりに固定し
    たロープを設け、前記かごと前記釣合おもりとの間で昇
    降路頂部に設けた返し車に巻き掛ける構成をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に
    記載の自走式エレベータ装置。
  7. 【請求項7】 釣合おもりの重量は、かご自重より小と
    したことを特徴とする請求項6に記載の自走式エレベー
    タ装置。
  8. 【請求項8】 釣合おもりの重量は、かご自重の1/2
    以上でかつ最大積載量とかご自重の和の1/2以下とし
    たことを特徴とする請求項7に記載の自走式エレベータ
    装置。
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