JPS6022779Y2 - キヤンド式潜水形電動機 - Google Patents
キヤンド式潜水形電動機Info
- Publication number
- JPS6022779Y2 JPS6022779Y2 JP1976073028U JP7302876U JPS6022779Y2 JP S6022779 Y2 JPS6022779 Y2 JP S6022779Y2 JP 1976073028 U JP1976073028 U JP 1976073028U JP 7302876 U JP7302876 U JP 7302876U JP S6022779 Y2 JPS6022779 Y2 JP S6022779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- submersible electric
- stator
- insulating ring
- type submersible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキャンド式潜水形電動機、特に構造簡単にし
て生産性のすぐれた固定子の構造に関するものである。
て生産性のすぐれた固定子の構造に関するものである。
一般にキャンド式潜水形電動機の固定子は、第1図に示
すように固定子コイル1が巻回された固定子鉄心2の外
側にフレーム外筒3、内側にキャン4、両端の端カバー
8を配置し、夫々A−B部において溶接して、固定子を
完全に密封すると共に、固定子コイル1のコイルエンド
部11とキャン4の間に絶縁環6を挿入し、かつコイル
エンド部11の周囲の空間には熱伝導の良好な樹脂7を
注入して加熱硬化させ、絶縁耐力を向上させるを共に、
冷却効果を良好にしている。
すように固定子コイル1が巻回された固定子鉄心2の外
側にフレーム外筒3、内側にキャン4、両端の端カバー
8を配置し、夫々A−B部において溶接して、固定子を
完全に密封すると共に、固定子コイル1のコイルエンド
部11とキャン4の間に絶縁環6を挿入し、かつコイル
エンド部11の周囲の空間には熱伝導の良好な樹脂7を
注入して加熱硬化させ、絶縁耐力を向上させるを共に、
冷却効果を良好にしている。
このような固定子構造において、従来は第2図に示す如
く穴のない絶縁環6を使用していたが、樹脂の注入時、
キャン4と絶縁環6との間、即ち第1図のC,D部に空
気が局部的に残存することがあり、加熱硬化時にこの空
気が膨張し、キャン4が内径側に局部的に膨出し、回転
子(図示せず)の挿入組立が不可能になるなどの不具合
があった。
く穴のない絶縁環6を使用していたが、樹脂の注入時、
キャン4と絶縁環6との間、即ち第1図のC,D部に空
気が局部的に残存することがあり、加熱硬化時にこの空
気が膨張し、キャン4が内径側に局部的に膨出し、回転
子(図示せず)の挿入組立が不可能になるなどの不具合
があった。
この考案はこの従来のものの欠点を解消するためになさ
れたもので、第3図に示す如く、絶縁環6の外周部に数
個あるいは多数の小穴61を設けている。
れたもので、第3図に示す如く、絶縁環6の外周部に数
個あるいは多数の小穴61を設けている。
このような絶縁環6を使用すれば、樹脂注入時に、絶縁
環6とキャン4との間の空気は、小穴61を通して排出
されるため残存空気は絶無となり、従って加熱硬化時の
キャンの膨出は防止される。
環6とキャン4との間の空気は、小穴61を通して排出
されるため残存空気は絶無となり、従って加熱硬化時の
キャンの膨出は防止される。
なお樹脂の注入、加熱硬化後は、上記絶縁環の小穴は、
樹脂によって完全に充満されるので、固定子コイルとキ
ャンの間の絶縁性は完全に保たれる。
樹脂によって完全に充満されるので、固定子コイルとキ
ャンの間の絶縁性は完全に保たれる。
上記のようにこの考案によるキャンド式潜水形電動機は
固定子コイルのコイルエンド部とキャンとの間に複数の
小穴を有する絶縁環を配置したもので、樹脂の注入、加
熱硬化時の不良がな(なるので、性能を低下させること
なく、著しく生産性を向上することができる。
固定子コイルのコイルエンド部とキャンとの間に複数の
小穴を有する絶縁環を配置したもので、樹脂の注入、加
熱硬化時の不良がな(なるので、性能を低下させること
なく、著しく生産性を向上することができる。
第1図はキャンド式潜水形電動機部の部分断面図、第2
図は従来の絶縁環の斜視図、第3図はこの考案の一実施
例を示す斜視図である。 図中、1は固定子コイル、11はコイルエンド部、2は
固定子鉄心、3はフレーム外筒、4はキヤン、5は端カ
バー、6は絶縁環、61は小穴、7は樹脂である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図は従来の絶縁環の斜視図、第3図はこの考案の一実施
例を示す斜視図である。 図中、1は固定子コイル、11はコイルエンド部、2は
固定子鉄心、3はフレーム外筒、4はキヤン、5は端カ
バー、6は絶縁環、61は小穴、7は樹脂である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 固定子コイルが巻回された固定子鉄心をフレーム外筒、
端カバー、およびキャンによって囲み内部に樹脂を封入
したものにおいて、上記固定子コイルのコイルエンド部
とキャンとの間に複数の小穴を有する絶縁環を配置して
なるキャンド式潜水形電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976073028U JPS6022779Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | キヤンド式潜水形電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976073028U JPS6022779Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | キヤンド式潜水形電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52163722U JPS52163722U (ja) | 1977-12-12 |
JPS6022779Y2 true JPS6022779Y2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=28544881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976073028U Expired JPS6022779Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | キヤンド式潜水形電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022779Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS475929U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-20 |
-
1976
- 1976-06-04 JP JP1976073028U patent/JPS6022779Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS475929U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52163722U (ja) | 1977-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0819202A (ja) | 同期式モータのインシュレータ | |
JPS6022779Y2 (ja) | キヤンド式潜水形電動機 | |
JPS6156699B2 (ja) | ||
JP2886083B2 (ja) | 電動機の固定子 | |
JPS6345819Y2 (ja) | ||
JPH08205442A (ja) | 通風式車両用誘導主電動機の固定子コイル | |
JPS6134849Y2 (ja) | ||
JPS5910929Y2 (ja) | 磁石式発電機の冷却装置 | |
JPH0242046Y2 (ja) | ||
JP3522067B2 (ja) | 電動機 | |
JPS5849058A (ja) | 高温用キヤンドモ−タのステ−タ組立 | |
JPS6149637A (ja) | 小型モ−タの外被構造の製造方法 | |
JP2850450B2 (ja) | 電動機の固定子製造方法 | |
JPS63224638A (ja) | 内転型電動機の固定子鉄心 | |
JPH0453165Y2 (ja) | ||
JPS6166553A (ja) | キヤンドモ−タ用ステ−タの製造法 | |
JPH0152983B2 (ja) | ||
JPH09322497A (ja) | モールドモータ | |
JPS58127834U (ja) | 回転電機 | |
JPS5886841A (ja) | 回転電機 | |
JP3028144B2 (ja) | 電動機 | |
JPS649822B2 (ja) | ||
JPH0223078Y2 (ja) | ||
JPH04251538A (ja) | モールドモータの固定子 | |
JPH04289747A (ja) | 電動機カバー |