JPS6134849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134849Y2 JPS6134849Y2 JP1980100409U JP10040980U JPS6134849Y2 JP S6134849 Y2 JPS6134849 Y2 JP S6134849Y2 JP 1980100409 U JP1980100409 U JP 1980100409U JP 10040980 U JP10040980 U JP 10040980U JP S6134849 Y2 JPS6134849 Y2 JP S6134849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- stator coil
- insulating material
- stator
- protrusions
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 19
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は波形鋼板外枠回転電機、とくにその
固定子コイルの冷却の改良に関するものである。
固定子コイルの冷却の改良に関するものである。
従来のこの種の回転電機として第1図および第
2図に示すものがあつた。
2図に示すものがあつた。
図において、1は固定子鉄心、2は固定子コイ
ル、2aは固定子コイルエンド、3は固定子鉄心
1の外周に密着され、薄鋼板を波状に屈曲させて
複数個の軸方向の外側突起部31、内側突起部3
2および内周部32aを形成した外枠で、上記外
側突起部31間に外部通風路4が、内側突起部3
2間に内部通風路5が形成されている。6は外枠
3の両端に設けられたフランジ、7はブラケツ
ト、8は回転子、9は回転子8と一体に回転する
回転軸、10は内部フアン、11は外部フアン1
2はフアンカバー、13は間隔片、14はコイル
ブレースリングである。
ル、2aは固定子コイルエンド、3は固定子鉄心
1の外周に密着され、薄鋼板を波状に屈曲させて
複数個の軸方向の外側突起部31、内側突起部3
2および内周部32aを形成した外枠で、上記外
側突起部31間に外部通風路4が、内側突起部3
2間に内部通風路5が形成されている。6は外枠
3の両端に設けられたフランジ、7はブラケツ
ト、8は回転子、9は回転子8と一体に回転する
回転軸、10は内部フアン、11は外部フアン1
2はフアンカバー、13は間隔片、14はコイル
ブレースリングである。
次にこれらの構成について説明する。
薄鋼板を波状に屈曲して成形した外枠3は固定
子鉄心1の外周部に内気を密閉するように取付け
られ、その内側には内部フアン10による内部通
風路5を、外側には外部フアン11による外部通
風路4が形成されている。したがつて回転子8が
回転すると、回転軸9にそれぞれ取付けられてい
る内部フアン10および外部フアン11により冷
却風が第1図矢印のように循環および通過して回
転電機を冷却する。
子鉄心1の外周部に内気を密閉するように取付け
られ、その内側には内部フアン10による内部通
風路5を、外側には外部フアン11による外部通
風路4が形成されている。したがつて回転子8が
回転すると、回転軸9にそれぞれ取付けられてい
る内部フアン10および外部フアン11により冷
却風が第1図矢印のように循環および通過して回
転電機を冷却する。
固定子コイル2は隣接する固定子コイルエンド
2a間に間隔片13を挿入し、その外周をコイル
ブレースリング14で縛つて固定する。
2a間に間隔片13を挿入し、その外周をコイル
ブレースリング14で縛つて固定する。
従来のこのような構成において、回転電機稼動
時の固定子コイル2の発生熱は固定子コイルエン
ド2aで内部循環冷却風によつて冷却されるが、
この内部循環冷却風はそのほとんどが固定子コイ
ルエンド2aの外周側を流れ、隣接する固定子コ
イルエンド2a間、すなわち、間隔片13の内側
空間にはあまり流れないため、冷却効果が十分で
なく、また、間隔片13およびコイルブレースリ
ング14の取付作業に多くの時間を要するなどの
欠点があつた。
時の固定子コイル2の発生熱は固定子コイルエン
ド2aで内部循環冷却風によつて冷却されるが、
この内部循環冷却風はそのほとんどが固定子コイ
ルエンド2aの外周側を流れ、隣接する固定子コ
イルエンド2a間、すなわち、間隔片13の内側
空間にはあまり流れないため、冷却効果が十分で
なく、また、間隔片13およびコイルブレースリ
ング14の取付作業に多くの時間を要するなどの
欠点があつた。
この考案は上記のような欠点を除去するために
なされたもので、固定子コイルエンド端部を外枠
内面に当接させると共に、絶縁材で外枠に固着す
ることにより、冷却効果が向上できる波形鋼板外
枠回転電機を提供することを目的としている。
なされたもので、固定子コイルエンド端部を外枠
内面に当接させると共に、絶縁材で外枠に固着す
ることにより、冷却効果が向上できる波形鋼板外
枠回転電機を提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を第3図および第4図
について説明する。
について説明する。
15は絶縁材である。固定子コイル2を巻装し
た固定子鉄心1の外周に波状に屈曲した外枠3を
装着し、この外枠3の内側突起部32の内周32
aに接触するようにコイルエンド2aの端部を径
方向に拡径して形成する。この際、コイル数のお
よそ半数のコイルエンド2aは内側突起部32の
内周部32aと接触し、これら接触した数のおよ
そ半数のコイルエンド2aは内部通風路5に近接
して配設されている。
た固定子鉄心1の外周に波状に屈曲した外枠3を
装着し、この外枠3の内側突起部32の内周32
aに接触するようにコイルエンド2aの端部を径
方向に拡径して形成する。この際、コイル数のお
よそ半数のコイルエンド2aは内側突起部32の
内周部32aと接触し、これら接触した数のおよ
そ半数のコイルエンド2aは内部通風路5に近接
して配設されている。
このコイルエンド2a端部のコイル間の外周部
隙間、およびその外方近傍の内部通風路5内に絶
縁材15を充填して強固に固着する。これによ
り、回転電機稼動時の内部循環冷却風は外枠3の
内部通風路5を経て下流域の充填絶縁材15で阻
止され固定子コイルエンド2aのコイル間の隙間
を通過して強制冷却を行ない、また、固定子コイ
ルエンド2a端部と外枠3との接触によつて熱伝
導が行なわれ冷却を促進する。
隙間、およびその外方近傍の内部通風路5内に絶
縁材15を充填して強固に固着する。これによ
り、回転電機稼動時の内部循環冷却風は外枠3の
内部通風路5を経て下流域の充填絶縁材15で阻
止され固定子コイルエンド2aのコイル間の隙間
を通過して強制冷却を行ない、また、固定子コイ
ルエンド2a端部と外枠3との接触によつて熱伝
導が行なわれ冷却を促進する。
なお上記実施例では外枠3の内部通風路5の全
数に絶縁材15を充填したものを示したが、交互
に充填し、内部通風路5内を直進通風のものと、
コイルエンド2a間強制通風のものと、二種類の
循環通風路を形成してもよい。
数に絶縁材15を充填したものを示したが、交互
に充填し、内部通風路5内を直進通風のものと、
コイルエンド2a間強制通風のものと、二種類の
循環通風路を形成してもよい。
以上のようにこの考案によれば、固定子コイル
エンド端部を外枠の内周に接して配設すると共
に、コイルエンド相互間および内部通風路内に絶
縁材を充填して固定子コイルエンド間の隙間を通
過する内部循環冷却風によつて強制的に冷却する
ように構成したので、間隔片挿入等の作業が不要
となり、冷却効率が向上できる効果がある。
エンド端部を外枠の内周に接して配設すると共
に、コイルエンド相互間および内部通風路内に絶
縁材を充填して固定子コイルエンド間の隙間を通
過する内部循環冷却風によつて強制的に冷却する
ように構成したので、間隔片挿入等の作業が不要
となり、冷却効率が向上できる効果がある。
第1図は従来の波形鋼板外枠回転電機を示す縦
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図はこの考案の一実施例による固定子コイルエン
ドの要部を示す縦断面図、第4図は第3図の−
線断面図である。 図中、2……固定子コイル、2a……固定子コ
イルエンド、3……外枠、31……外側突起部、
32……内側突起部、32a……内周部、4……
外部通風路、5……内部通風路、10……内部フ
アン、11……外部フアン、15……絶縁材。な
お図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図はこの考案の一実施例による固定子コイルエン
ドの要部を示す縦断面図、第4図は第3図の−
線断面図である。 図中、2……固定子コイル、2a……固定子コ
イルエンド、3……外枠、31……外側突起部、
32……内側突起部、32a……内周部、4……
外部通風路、5……内部通風路、10……内部フ
アン、11……外部フアン、15……絶縁材。な
お図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 固定子コイルを巻装した固定子鉄心の外周に、
鋼板を波状に屈曲させることにより、複数個の軸
方向の外側突起部、内側突起部及び内周部が形成
された外枠を装備し、この外枠の上記外側突起部
に外部通風路、また内側突起部間に内部通風路が
形成された波形鋼板外枠回転電機において、上記
固定子コイルのコイルエンドを上記外枠の内周部
に当接させ、かつ絶縁材で上記外枠に固着させる
とともに、該絶縁材を上記固定子コイルエンド端
部近傍の外枠の内部通風路に充填せしめ、上記内
部通風路を経て流れてきた内部循環冷却風が、下
流域に設けられた上記絶縁材で阻止され、上記固
定子コイルエンドのコイル間の隙間を通過して循
環するように構成したことを特徴とする波形鋼板
外枠回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980100409U JPS6134849Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980100409U JPS6134849Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727760U JPS5727760U (ja) | 1982-02-13 |
JPS6134849Y2 true JPS6134849Y2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=29461980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980100409U Expired JPS6134849Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134849Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5019126B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2012-09-05 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
EP3174180B1 (en) * | 2014-07-25 | 2020-05-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotating electric machine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826461A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-07 | ||
JPS51115114A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-09 | Canon Kk | Printer |
-
1980
- 1980-07-15 JP JP1980100409U patent/JPS6134849Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826461A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-07 | ||
JPS51115114A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-09 | Canon Kk | Printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5727760U (ja) | 1982-02-13 |
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