JPS6114294Y2 - - Google Patents

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JPS6114294Y2
JPS6114294Y2 JP1977173571U JP17357177U JPS6114294Y2 JP S6114294 Y2 JPS6114294 Y2 JP S6114294Y2 JP 1977173571 U JP1977173571 U JP 1977173571U JP 17357177 U JP17357177 U JP 17357177U JP S6114294 Y2 JPS6114294 Y2 JP S6114294Y2
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JP
Japan
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motor
bearing
motor frame
body case
metal
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JP1977173571U
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JPS5498511U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミキサー等のモータ付き調理器に関
する。
従来、ミキサー等において使用されるモータ
は、固定鉄心に対して、両側にモータフレームを
有し、このモータフレームに夫々軸受を取付け、
これら軸受により電機子を支持する回転軸を軸支
して構成される独立部品であり、このモータは調
理器本体ケース内に収納されるものであつた。す
なわち、従来では調理器本体ケースでモータフレ
ームの一部を構成するという思想が全くなく、こ
のためコストダウン化を促進することができなか
つた。
本考案は上記の事情のもとに提案されたもの
で、その目的は、コストダウンを図ることができ
るとともに、その実現に当つて生じる軸受部での
発熱の影響を調理器本体ケースが受けないように
配慮し、かつ組立ても容易化できるモータ付き調
理器を提供することにある。
以下本考案の一実施例を第1図および第2図を
参照して説明する。図中1は調理器本体ケース
で、合成樹脂製である。この本体ケース1の上部
には、モータフレームの上部フレームを兼用する
モータフレーム部2が一体に形成されている。そ
して、上記本体ケース1にはそのモータフレーム
部2の下方において、モータ取付部1aが一体に
形成されている。このモータ取付部1aには、固
定鉄心3及びモータフレームの金属板で形成した
下部モータフレーム4が、直接に螺子5により共
締めされて取付けてある。下部フレーム4には軸
受メタル6が取付けてあつて、後述する軸受メタ
ル21との間に回転軸7回転自在に軸支してい
る。回転軸7には回転子鉄心8と、整流子9が取
付けてあり、その上端にはフアン24付きのカツ
プリング装置10を取付け、この装置10を介し
てミキサーのボルト11内に設けたカツター羽根
12を回転駆動するようになつている。前記回転
軸7、回転子鉄心8、整流子9等とで電機子16
を構成している。17は固定子巻線で固定子鉄心
3に巻回してある。
前記下部フレーム4にはブラシホルダー13が
取付けてあり、このホルダー13に支持したブラ
シ14は整流子9に接触している。また、整流子
9は回転子鉄心8に巻回した回転子巻線15に結
線してあり、電流を授受している。
18は底板で合成樹脂等で形成せられ、本体ケ
ース1の下部に外周壁部で接合して設けられ、そ
して、この底板18と本体ケース1とにより調理
器本体が形成されている。
前記モータフレーム部2は第2図に示すように
厚肉な軸受支持部22を一体に有している。な
お、22aは位置決め用のリブ状突出部を示す。
この軸受持部22には、軸受支え板19およびこ
れに重ねられる軸受抑え板20を、ねじ23によ
り締付け固定してある。これら各板19,20
は、いずれも耐熱性でかつ非熱伝導性材料例えば
前記の性質を有する合成樹脂製である。そして、
これら軸受支え板19と軸受抑え板20との間
に、外周を円弧面とした軸受メタル21を挾み込
んで支持してある。
しかして、以上の構造によれば、軸受メタル2
1を、耐熱性でかつ非熱伝導性材料で製した軸受
支え板19と、軸受抑え板20とで支持している
ので、軸受メタル21が回転軸7との摩擦で発熱
しても、熱は軸受支え板19と軸受抑え板20と
で遮断され、合成樹脂製の調理器本体ケース1の
方へ伝導することはない。よつて、本体ケース1
を耐熱性を要求されない通常の樹脂で製作するこ
とが出来る。耐熱性樹脂は一般に高価であるが、
軸受支え部のみの使用であるから、使用材料は少
く、上記本体ケースの軸受部近傍全体を耐熱性樹
脂で製作するものに比し、はるかに廉価となる。
軸受支え部は高温となるが耐熱性の樹脂を使用し
ており、カツプリング装置10の下面には冷却用
のフアン24が取付けてあるから冷却風で冷却せ
られ、破壊温度迄上昇することはない。
第3図は他の実施例を示すもので、軸受支え部
材に複数の凸部26を形成し、これを本体ケース
1に設けた軸受支持部22に固定したものであ
る。図示の場合は、軸受支え板19の例で凸部2
6を4個設けたものを示しており、対向する二個
所の凸部に固着用の孔27を設け、この孔と略直
角な位置に少くとも1ケ所の位置決め用の孔28
を設けてある。この位置決め用の孔28を、組立
時に組立用治具のガイドとして利用すれば軸受支
え部材の組込の際の位置決めが容易となる。この
孔28を軸受支え部材の固着用の孔27とほぼ直
角の位置に設けておくことにより強度も充分に確
保出来る。又凸部26を形成することにより突部
間に空隙29が生じ冷却風の通路となり軸受の冷
却が促進せられる。
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするものである。
したがつて、調理器本体ケースを合成樹脂製と
して、この本体ケースの一部に、調理器本体ケー
ス内に収納されるモータの一方のモータフレーム
を兼用するモータフレーム部を一体に形成した構
成により、モータに必要とされる一対のモータフ
レームの一方を省略して、部品点数を削減でき
る。
モータフレーム部に軸受支持部を一体形成して
この支持部に共締めされる軸受支え板および軸受
抑え板で、モータ回転軸の軸受メタルを挾持する
軸支構造を備えるにも拘らず、軸受支え板および
軸受抑え板を耐熱性でかつ非熱伝導性材料製とし
た構成により、低コストの合成樹脂材料で、モー
タフレーム部を一体に有する調理器本体ケースを
製作できる。つまり、モータの作動によりその回
転軸と軸受メタルとの間で摩擦熱を発生するが、
この発熱が軸受支え板および軸受抑え板を介して
モータフレーム部へ熱伝導することを防止でき、
このために調理器本体ケース全体をコスト高な耐
熱性合成樹脂で製作する必要がない。
調理器本体ケースにはモータ取付部を一体に形
成して、この取付部にモータを螺着する構成とし
たから、モータの固定鉄心および電機子の位置が
正確に定められ、一体成形品である調理器本体ケ
ースへのモータの取付けが容易となることと相ま
つて既述のように部品点数も減少されていること
により、組立てを容易に行うことができる。
すなわち、本考案によれば以上のように部品点
数を削減できること、低コストの樹脂材料を使用
できること、組立てが容易なこと等により、製造
コストが安価なモータ付き調理器を提供できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、
第2図は同実施例の軸受部の縦断側面図、第3図
は本考案の他の実施例における軸受部を示す分解
斜視図である。 1……調理器本体ケース、7……回転軸、19
……軸受支え板、20……軸受抑え板、21……
軸受メタル、22……軸受支持部、23……ね
じ、26……凸部、1a……モータ取付部、2…
…モータフレーム部、3……固定鉄心、4……金
属製モータフレーム、5……螺子、6……軸受、
14……ブラシ、16……電機子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂製の調理器本体ケースと、この本体
    ケースに一体に形成されたモータフレーム部
    と、上記本体ケースに一体に形成されたモータ
    取付部と、ブラシおよび一方の軸受メタルを取
    付けた一方の金属製モータフレーム、固定子鉄
    心および電機子を備えてなり、上記モータ取付
    部に上記モータフレームおよび固定子鉄心を螺
    子により共締めして上記本体ケース内に収納さ
    れるとともに、上記モータフレーム部で他方の
    モータフレームが兼用されたモータと、上記モ
    ータフレーム部に一体に設けられた軸受支持部
    と、上記モータの回転軸を軸支する他方の軸受
    メタルを挾持して上記軸受支持部に螺子により
    共締めされて固定されるとともに、耐熱性でか
    つ非熱伝導材料よりなる軸受支え板および軸受
    抑え板とを具備したことを特徴とするモータ付
    き調理器。 (2) 上記軸受メタルを支える軸受支え部材は、上
    記軸受支持部に先端がねじ止めされるととも
    に、相互間に冷却風通路となる空隙を形成する
    複数の凸部を有して形成したことを特徴とする
    上記実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のモー
    タ付き調理器。
JP1977173571U 1977-12-23 1977-12-23 Expired JPS6114294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977173571U JPS6114294Y2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977173571U JPS6114294Y2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS5498511U JPS5498511U (ja) 1979-07-12
JPS6114294Y2 true JPS6114294Y2 (ja) 1986-05-02

Family

ID=29179374

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JP1977173571U Expired JPS6114294Y2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59160005U (ja) * 1983-04-13 1984-10-26 三洋電機株式会社 調理機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927603U (ja) * 1972-06-14 1974-03-09
JPS5048907U (ja) * 1973-09-03 1975-05-14
JPS5725562Y2 (ja) * 1973-10-30 1982-06-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5498511U (ja) 1979-07-12

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