JPH0317580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317580Y2 JPH0317580Y2 JP1367186U JP1367186U JPH0317580Y2 JP H0317580 Y2 JPH0317580 Y2 JP H0317580Y2 JP 1367186 U JP1367186 U JP 1367186U JP 1367186 U JP1367186 U JP 1367186U JP H0317580 Y2 JPH0317580 Y2 JP H0317580Y2
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- JP
- Japan
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- stator
- movable element
- coil winding
- motor
- central member
- Prior art date
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- Expired
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、フアン用等の電動機に関する。
従来の技術
小型のモータフアンは、最近小型コンピユータ
等の工業製品や電磁調理器等の家電製品に冷却用
として広く用いられている。小型のモータフアン
は、ブラシレスモータを使用して簡易な構造に形
成されているものの、需要の増大等とともに、価
格競争が激化しているものである。
等の工業製品や電磁調理器等の家電製品に冷却用
として広く用いられている。小型のモータフアン
は、ブラシレスモータを使用して簡易な構造に形
成されているものの、需要の増大等とともに、価
格競争が激化しているものである。
考案が解決しようとする問題点
しかし、従来の小型のモータフアンはブラシレ
スモータとなつて簡易な構造で小型化しているも
のの、積層鉄心にコイルを巻回して固定子を構成
していたり、所要の固定部に固着するために特別
の取付枠等を配設しているものであつた。
スモータとなつて簡易な構造で小型化しているも
のの、積層鉄心にコイルを巻回して固定子を構成
していたり、所要の固定部に固着するために特別
の取付枠等を配設しているものであつた。
そのため、製造に手間がかかるとともに、さら
に小型化するには一定の限度があつて、価格の低
減にも限度が生じているものであつた。
に小型化するには一定の限度があつて、価格の低
減にも限度が生じているものであつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記のような点に鑑みたもので、固定
子2に可動子3を回転自在に配設した電動機にお
いて、固定子2は円板状の固定子中央部材5の周
部にコイル巻回部6、取付脚10を放射状に配設
しており、コイル巻回部6は所定幅で軸対称状に
固定子中央部材5から複数個側周方へ一体的に突
き出し、その一端部を可動子3の円周面にそうよ
うに垂直状に折曲して円弧状の磁極部7を形成し
ているとともに、放射状の直線部分に駆動コイル
8を挿着しており、上記コイル巻回部6の先端の
磁極部7に対向して円筒状の可動子3を回転駆動
自在に上記の固定子2に嵌装し、、固定子2から
突き出した電動機固定用の取付脚10に可動子3
を回転制御するためのICホール素子の位置検出
器16を取り付けたことを特徴とする電動機を提
供するにある。
子2に可動子3を回転自在に配設した電動機にお
いて、固定子2は円板状の固定子中央部材5の周
部にコイル巻回部6、取付脚10を放射状に配設
しており、コイル巻回部6は所定幅で軸対称状に
固定子中央部材5から複数個側周方へ一体的に突
き出し、その一端部を可動子3の円周面にそうよ
うに垂直状に折曲して円弧状の磁極部7を形成し
ているとともに、放射状の直線部分に駆動コイル
8を挿着しており、上記コイル巻回部6の先端の
磁極部7に対向して円筒状の可動子3を回転駆動
自在に上記の固定子2に嵌装し、、固定子2から
突き出した電動機固定用の取付脚10に可動子3
を回転制御するためのICホール素子の位置検出
器16を取り付けたことを特徴とする電動機を提
供するにある。
実施例
以下、本考案を実施例に基ずいて説明する。
第1図以下は、本考案をモータフアンに実施し
た一実施例である。モータフアン1は、第1図の
ように固定子2を内側に配設し、可動子3を外側
に配設した、いわゆるアウターロータ型のもの
で、可動子3にフアン4を一体的に取着して排風
または送風自在としているものである。固定子2
は、第2図に示すように円板状とした薄板の金属
プリント基板である固定子中央部材5の側周部に
90度間隔でコイル巻回部6を外側方へ放射状に突
設し、その端部を第1図、第2図のように可動子
3の円周方向にそうように折曲してやや広幅状の
円弧状の磁極部7を形成し、コイル巻回部6に駆
動コイル8を所要数それぞれ巻回して、金属プリ
ント基板である固定子中央部材5に設けたプリン
ト回路9にそれぞれ接続し、可動子3を回転駆動
できるようにしている。また、上記固定子中央部
材5の側周部には、図のように各コイル巻回部6
の間に細長状の取付脚10を外側方に放射状に一
体的に突設し、中間部を上記磁極部7と反対方向
に折曲して先端部に固定用孔11を開孔し、第1
図のようにモータフアン1を所要の固定部12に
固定用孔11を介して固着具(図示せず)で固着
できるようにしている。そして、固定子中央部材
5の中中心部には、第1図、第2図のように固定
子中央部材5を円筒に絞つて打ち抜いた軸支部1
3とし、この軸支部13に周部に円筒状の磁石材
14を正弦曲線等の所定の着磁をした可動子3の
中心部に取着した回転軸部15を上記軸支部12
に嵌装してかしめや溶接等で固着し、モータフア
ン1を形成している。そして、ICホール素子の
ような位置検出器16を、第1図、第2図のよう
に隣り合う取付脚10の段落部17の可動子3の
磁石材14に近接し対向した位置にそれぞれ取着
して、可動子3の回転位置を検出自在とし、固定
子中央部材5のプリント回路9を介して必要に応
じ金属プリント基板に装着した所要の公知のモー
タ制御回路構成(図示せず)を経てフアン4を回
転制御できるようにしている。18は、固定子2
部に嵌脱自在の裏蓋である。
た一実施例である。モータフアン1は、第1図の
ように固定子2を内側に配設し、可動子3を外側
に配設した、いわゆるアウターロータ型のもの
で、可動子3にフアン4を一体的に取着して排風
または送風自在としているものである。固定子2
は、第2図に示すように円板状とした薄板の金属
プリント基板である固定子中央部材5の側周部に
90度間隔でコイル巻回部6を外側方へ放射状に突
設し、その端部を第1図、第2図のように可動子
3の円周方向にそうように折曲してやや広幅状の
円弧状の磁極部7を形成し、コイル巻回部6に駆
動コイル8を所要数それぞれ巻回して、金属プリ
ント基板である固定子中央部材5に設けたプリン
ト回路9にそれぞれ接続し、可動子3を回転駆動
できるようにしている。また、上記固定子中央部
材5の側周部には、図のように各コイル巻回部6
の間に細長状の取付脚10を外側方に放射状に一
体的に突設し、中間部を上記磁極部7と反対方向
に折曲して先端部に固定用孔11を開孔し、第1
図のようにモータフアン1を所要の固定部12に
固定用孔11を介して固着具(図示せず)で固着
できるようにしている。そして、固定子中央部材
5の中中心部には、第1図、第2図のように固定
子中央部材5を円筒に絞つて打ち抜いた軸支部1
3とし、この軸支部13に周部に円筒状の磁石材
14を正弦曲線等の所定の着磁をした可動子3の
中心部に取着した回転軸部15を上記軸支部12
に嵌装してかしめや溶接等で固着し、モータフア
ン1を形成している。そして、ICホール素子の
ような位置検出器16を、第1図、第2図のよう
に隣り合う取付脚10の段落部17の可動子3の
磁石材14に近接し対向した位置にそれぞれ取着
して、可動子3の回転位置を検出自在とし、固定
子中央部材5のプリント回路9を介して必要に応
じ金属プリント基板に装着した所要の公知のモー
タ制御回路構成(図示せず)を経てフアン4を回
転制御できるようにしている。18は、固定子2
部に嵌脱自在の裏蓋である。
作 用
しかして、上記構成のモータフアン1を製造す
るにあつては、所定の金属プリント基板の薄板材
を打ち抜いて第2図のように上記した所要の形状
に折曲し、所定のプリント回路9を形成した固定
子中央部材5を形成し、コイル巻回部6に所要の
駆動コイル8を巻回して位置検出器16を取りつ
けて接続すれば固定子2ができ上がるものであ
る。このように、従来の積層鉄心のものに比して
著しく軽量化できるとともに製造工数を削減で
き、また側周部に突設した取付脚が駆動コイルの
巻回装着時に取手や固定部分として利用でき、コ
イル巻回が行いやすいものである。このように形
成した固定子2の軸支部13に、フアン4と一体
的に取着した可動子3の中心部に固着した回転軸
部15を嵌装してかしめや溶接等で固定し、裏蓋
18を嵌着すればモータフアン1が第1図のよう
にでき上がるものである。このモータフアンは固
定子から一体的に突出している取付脚9によつ
て、所要の固定部に簡単に取着できるため、従来
のように外周部にケースや固定用枠体等を取りつ
けて取着しなくてもよいもので、きわめて構造を
簡素化でき、また薄型の小型にすることもでき
て、価格の低減がはかれるものである。
るにあつては、所定の金属プリント基板の薄板材
を打ち抜いて第2図のように上記した所要の形状
に折曲し、所定のプリント回路9を形成した固定
子中央部材5を形成し、コイル巻回部6に所要の
駆動コイル8を巻回して位置検出器16を取りつ
けて接続すれば固定子2ができ上がるものであ
る。このように、従来の積層鉄心のものに比して
著しく軽量化できるとともに製造工数を削減で
き、また側周部に突設した取付脚が駆動コイルの
巻回装着時に取手や固定部分として利用でき、コ
イル巻回が行いやすいものである。このように形
成した固定子2の軸支部13に、フアン4と一体
的に取着した可動子3の中心部に固着した回転軸
部15を嵌装してかしめや溶接等で固定し、裏蓋
18を嵌着すればモータフアン1が第1図のよう
にでき上がるものである。このモータフアンは固
定子から一体的に突出している取付脚9によつ
て、所要の固定部に簡単に取着できるため、従来
のように外周部にケースや固定用枠体等を取りつ
けて取着しなくてもよいもので、きわめて構造を
簡素化でき、また薄型の小型にすることもでき
て、価格の低減がはかれるものである。
また、可動子の位置検出用の位置検出器を電動
機取付用の取付脚に取り付けて位置検出自在とし
ているため位置検出器の取り付け部材の節約がは
かれるとともに、可動子の磁石材に近接した最適
の位置に取着できて、位置検出ができるものであ
る。
機取付用の取付脚に取り付けて位置検出自在とし
ているため位置検出器の取り付け部材の節約がは
かれるとともに、可動子の磁石材に近接した最適
の位置に取着できて、位置検出ができるものであ
る。
さらに、固定子材を金属プリント基板で形成し
て、所要のプリント回路構成を施しているため、
固定子中央部材とプリント回路基板との部材の共
用がはかれて、部材等の削減がはかれるものであ
る。
て、所要のプリント回路構成を施しているため、
固定子中央部材とプリント回路基板との部材の共
用がはかれて、部材等の削減がはかれるものであ
る。
なお、上記の実施例では、固定子中央部材に磁
極部を一体的に折曲して設けたが、別体として接
合するようにしてもよく、また上下に一対の固定
子材を対向させるようにして固定子を形成するな
ど適宜に行えるものである。
極部を一体的に折曲して設けたが、別体として接
合するようにしてもよく、また上下に一対の固定
子材を対向させるようにして固定子を形成するな
ど適宜に行えるものである。
また、位置検出器の取付脚としては、固定子取
付用のものと別個に一体的に短く突設してもよい
ものであり、その取付角度は、単相用、三相用に
対応して適宜に行えるものである。
付用のものと別個に一体的に短く突設してもよい
ものであり、その取付角度は、単相用、三相用に
対応して適宜に行えるものである。
また、以上の実施例で、取付脚の強度を向上さ
せるため、取付脚にそつてリブを突設したり、凹
設したりするなど適宜に行えるものである。
せるため、取付脚にそつてリブを突設したり、凹
設したりするなど適宜に行えるものである。
また、以上の実施例では、アウターロータのブ
ラシレスモータについて述べたが、インナーロー
タのものへも適宜に転用でき、また磁極部をコ字
状に曲折するなどして磁極部と磁石材とが軸方向
に対向する軸対向型モータにも適用できるもので
ある。
ラシレスモータについて述べたが、インナーロー
タのものへも適宜に転用でき、また磁極部をコ字
状に曲折するなどして磁極部と磁石材とが軸方向
に対向する軸対向型モータにも適用できるもので
ある。
さらに、磁極は図示のような4極のものに限る
ことなく、2極や6極等のものでもよく、また電
動機は冷却や暖房のフアン用に限らずに転用可能
なものに適宜に適用できるものである。
ことなく、2極や6極等のものでもよく、また電
動機は冷却や暖房のフアン用に限らずに転用可能
なものに適宜に適用できるものである。
考案の効果
以上のように本考案にあつては、位置検出器を
固定子に一体的に突設した取付脚に取着して可動
子の磁石材に対する最適の位置に設置できて回転
制御でき、また製造工数を著しく削減できるとと
もに一層の軽量で薄型状の小型にすることができ
て、価格の低減がはれるものである。
固定子に一体的に突設した取付脚に取着して可動
子の磁石材に対する最適の位置に設置できて回転
制御でき、また製造工数を著しく削減できるとと
もに一層の軽量で薄型状の小型にすることができ
て、価格の低減がはれるものである。
第1図は本考案の一実施例の側断面図、第2図
は同上の固定子の斜視図である。 1……モータフアン、2……固定子、3……可
動子、4……フアン、5……固定子中央部材、7
……磁極部、10……取付脚、12……固定部、
16……位置検出器。
は同上の固定子の斜視図である。 1……モータフアン、2……固定子、3……可
動子、4……フアン、5……固定子中央部材、7
……磁極部、10……取付脚、12……固定部、
16……位置検出器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定子2に可動子3を回転自在に配設した電動
機において、 固定子2は円板状の固定子中央部材5の周部に
コイル巻回部6、取付脚10を放射状に配設して
おり、 コイル巻回部6は所定幅で軸対称状に固定子中
央部材5から複数個側周方へ一体的に突き出し、
その一端部を可動子3の円周面にそうように垂直
状に折曲して円弧状の磁極部7を形成していると
ともに、放射状の直線部分に駆動コイル8を挿着
しており、 上記コイル巻回部6の先端の磁極部7に対向し
て円筒状の可動子3を回転駆動自在に上記の固定
子2に嵌装し、 固定子2から突き出した電動機固定用の取付脚
10に可動子3を回転制御するためのICホール
素子の位置検出器16を取り付けたことを特徴と
する電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1367186U JPH0317580Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1367186U JPH0317580Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125356U JPS62125356U (ja) | 1987-08-08 |
JPH0317580Y2 true JPH0317580Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30802951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1367186U Expired JPH0317580Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317580Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP1367186U patent/JPH0317580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125356U (ja) | 1987-08-08 |
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