JPS605717Y2 - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPS605717Y2 JPS605717Y2 JP8195680U JP8195680U JPS605717Y2 JP S605717 Y2 JPS605717 Y2 JP S605717Y2 JP 8195680 U JP8195680 U JP 8195680U JP 8195680 U JP8195680 U JP 8195680U JP S605717 Y2 JPS605717 Y2 JP S605717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- outer frame
- rotating electric
- electric machine
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は波形鋼板外枠を持った回転電機の改良に関す
るものである。
るものである。
従来この種の回転電機として一般に知られているるもの
を第1図、第2図に示す。
を第1図、第2図に示す。
図において、1は波形の中空状フィン2を周方向に複数
個形成した薄鋼板からなる外枠、3は外枠1の内周に溶
接された固定子鉄心、4は固定子コイル、5は回転子、
6は回転軸、7は外枠1の両端に設けられたフランジ、
8はフランジ7に取りつけられたブラケットで、軸受9
を介して回転軸6を支承している。
個形成した薄鋼板からなる外枠、3は外枠1の内周に溶
接された固定子鉄心、4は固定子コイル、5は回転子、
6は回転軸、7は外枠1の両端に設けられたフランジ、
8はフランジ7に取りつけられたブラケットで、軸受9
を介して回転軸6を支承している。
10は回転軸6に固着された内部ファン、11は同じく
回転軸6に固着された外部ファン、12は外部ファン1
1を覆う外扇カバー 13は端子箱、14は取付足であ
る。
回転軸6に固着された外部ファン、12は外部ファン1
1を覆う外扇カバー 13は端子箱、14は取付足であ
る。
このような構成において、電動機が回転すると内部ファ
ン10による内部空気はフィン2の内部通風路A1回転
子5の貫通穴を通ってしま模様矢印のように循環される
。
ン10による内部空気はフィン2の内部通風路A1回転
子5の貫通穴を通ってしま模様矢印のように循環される
。
一方、外部ファン11によって外扇カバー12の側面か
ら取入れられた外気は、フィン2の外部通風路Bを通っ
て実線矢印のように通過腰フィン2によって電動機内部
の熱と熱交換して電動機を冷却する。
ら取入れられた外気は、フィン2の外部通風路Bを通っ
て実線矢印のように通過腰フィン2によって電動機内部
の熱と熱交換して電動機を冷却する。
ところが、従来の回転電機は第1図、第2図。
第3図に示すように、外枠1を固定子鉄心3の外周と一
致するように曲げて溶接していたので、固定子鉄心自身
はそれ以前に既に溶接して一体化しておく必要がある。
致するように曲げて溶接していたので、固定子鉄心自身
はそれ以前に既に溶接して一体化しておく必要がある。
そのため固定子鉄心3は単体時と、外枠1を固着すると
きの2度の溶接作業を行う必要があり作業性が悪い。
きの2度の溶接作業を行う必要があり作業性が悪い。
また、固定子鉄心3と外枠1の溶接は、外枠1が円筒状
に形成されているため、スプリングバック力により隙間
ができ、固定子鉄心3からの熱伝導を妨げ、冷却性能が
著しく低下する等の欠点があった。
に形成されているため、スプリングバック力により隙間
ができ、固定子鉄心3からの熱伝導を妨げ、冷却性能が
著しく低下する等の欠点があった。
この考案は以上のような欠点を解消することを目的とし
てなされたもので、周長の短かい形の異なる2種以上の
外枠を固定子鉄心の外周に配置すると共に、互に隣接す
る外枠の片方の谷部は、固定子鉄心単体の製作時に、固
定子鉄心3に設けられた溝に入れて変形あるいは溶接に
より、締金として利用することにより、溶接回数が少な
く、スプリングバックもなく、冷却性能のよい回転電機
を提供するものである。
てなされたもので、周長の短かい形の異なる2種以上の
外枠を固定子鉄心の外周に配置すると共に、互に隣接す
る外枠の片方の谷部は、固定子鉄心単体の製作時に、固
定子鉄心3に設けられた溝に入れて変形あるいは溶接に
より、締金として利用することにより、溶接回数が少な
く、スプリングバックもなく、冷却性能のよい回転電機
を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明する。
第4図、第5図において、15は片側の谷部となる部分
に湾曲部を有する枠片15aが形成された外枠、16は
片側の谷部となる部分に段付部16aが形成された外枠
である。
に湾曲部を有する枠片15aが形成された外枠、16は
片側の谷部となる部分に段付部16aが形成された外枠
である。
そして、これら外枠15.16は第5図に示すように、
固定子鉄心3の全周に交互に配置され、波形鋼板外枠を
構成する。
固定子鉄心3の全周に交互に配置され、波形鋼板外枠を
構成する。
この場合、外枠15の枠片15aは第5図に示すように
固定子鉄心3に設けられた溝3aに変形挿入され締金を
兼ねる構成としでいる。
固定子鉄心3に設けられた溝3aに変形挿入され締金を
兼ねる構成としでいる。
すなわち、外枠15は固定子鉄心3を成形する時に取付
け、これは変形又は溶接によって締金兼用に固着される
。
け、これは変形又は溶接によって締金兼用に固着される
。
その後、外枠16を外枠15のそれぞれの間に配置し、
第5図に示す、ように周方向端部の互に重り合った部分
を固定子鉄心3と一体に溶着固定するものである。
第5図に示す、ように周方向端部の互に重り合った部分
を固定子鉄心3と一体に溶着固定するものである。
このように、フィン数の少ない単位外枠を組合せていく
ため、隙間ができにくく、固定子鉄心3との密着性がよ
く、冷却性も良好となる。
ため、隙間ができにくく、固定子鉄心3との密着性がよ
く、冷却性も良好となる。
なお、上記の実施例では外枠15.16の厚みを同一に
したものを示したが、外枠15のみ厚くすることができ
る。
したものを示したが、外枠15のみ厚くすることができ
る。
また、外枠15.16のフィン数配分も固定子鉄心3の
大きさに応じて適宜変更してもよい。
大きさに応じて適宜変更してもよい。
ここては、外枠の種類を2種とし7たが、それ以上の組
合せにしてもよい。
合せにしてもよい。
以上のようにこの考案によれば、固定子鉄心外周に所定
数の溝を設け、この部分に挿入される締金を兼用した外
枠と、これらの間に配置される周長の短かい外枠とを組
合せ、前者は固定子鉄心外周時に、後者は波形鋼板外枠
構成時に別々に溶接することにより、溶接回数を減らず
ことができ、従って、加工費も安価となり、また外枠と
固定子鉄心との密着性もよくなるので、冷却効果のすぐ
れた回転電機を得ることができる。
数の溝を設け、この部分に挿入される締金を兼用した外
枠と、これらの間に配置される周長の短かい外枠とを組
合せ、前者は固定子鉄心外周時に、後者は波形鋼板外枠
構成時に別々に溶接することにより、溶接回数を減らず
ことができ、従って、加工費も安価となり、また外枠と
固定子鉄心との密着性もよくなるので、冷却効果のすぐ
れた回転電機を得ることができる。
第1図は従来の回転電機の縦断面図、第2図は第1図n
−■線にお()る断面図、第3図は従来の固定子鉄心と
外枠との固着部の拡大断面図、第4図はこの考案の一実
施例による外枠の拡大断面図、第5図はこの考案の一実
施例による外枠と固定子鉄心との固着部の拡大断面図で
ある。 1・・・・・・外枠、2・・・・・・フィン、3・・・
・・・固定子鉄心、3a・・・・・・荷、15,16・
・・・・・外枠、15a・・・・・・枠片、16a・・
・・・・段付部。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
−■線にお()る断面図、第3図は従来の固定子鉄心と
外枠との固着部の拡大断面図、第4図はこの考案の一実
施例による外枠の拡大断面図、第5図はこの考案の一実
施例による外枠と固定子鉄心との固着部の拡大断面図で
ある。 1・・・・・・外枠、2・・・・・・フィン、3・・・
・・・固定子鉄心、3a・・・・・・荷、15,16・
・・・・・外枠、15a・・・・・・枠片、16a・・
・・・・段付部。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 軸方向に複数個所の溝を有した固定子鉄心の外周に、波
形フィンを持った鋼板製外枠を装着するものにおいて、
上記鋼板製外枠を2種以上のそれぞれ形状の異なるもの
を交互に配置せしめ、隣接する異種の上記鋼板製外枠の
うち、一方の側の外枠の片側に、上記固定子鉄心の外周
に設けられた溝に挿入のうえ固定され得ると共に、上記
固定子鉄心の締金を兼ねる変形可能な砕片を形成したこ
とを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195680U JPS605717Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195680U JPS605717Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576355U JPS576355U (ja) | 1982-01-13 |
JPS605717Y2 true JPS605717Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=29444323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195680U Expired JPS605717Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605717Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP8195680U patent/JPS605717Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576355U (ja) | 1982-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS605717Y2 (ja) | 回転電機 | |
JPS6145704Y2 (ja) | ||
JPS6134849Y2 (ja) | ||
JPS60128463U (ja) | 回転電機の冷却装置 | |
JPS598440Y2 (ja) | 鋼板外枠回転電機 | |
JPS6145708Y2 (ja) | ||
JPS598441Y2 (ja) | 回転電機 | |
JPS585408Y2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JPS6145720Y2 (ja) | ||
JPS6041800Y2 (ja) | 波形鋼板外枠回転電機 | |
JPH079070U (ja) | 回転電機 | |
JPS6134844Y2 (ja) | ||
JPS5822854U (ja) | 回転電機 | |
JPS6011733Y2 (ja) | 鋼板外枠回転電機 | |
JPS6149555U (ja) | ||
JPH0210790Y2 (ja) | ||
JPH0237244Y2 (ja) | ||
JPH069350U (ja) | 回転電機の回転子コア | |
JPS5822848U (ja) | 回転電機 | |
JPS6149556U (ja) | ||
JPS6341818Y2 (ja) | ||
JPS6149557U (ja) | ||
JPS6026522Y2 (ja) | 固定子積層鉄心形角形回転電機 | |
JPS6149558U (ja) | ||
JPS596134Y2 (ja) | 回転電機 |