JPS602206Y2 - エアジエツトル−ムにおける補助ノズルの固定装置 - Google Patents

エアジエツトル−ムにおける補助ノズルの固定装置

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JPS602206Y2
JPS602206Y2 JP11290280U JP11290280U JPS602206Y2 JP S602206 Y2 JPS602206 Y2 JP S602206Y2 JP 11290280 U JP11290280 U JP 11290280U JP 11290280 U JP11290280 U JP 11290280U JP S602206 Y2 JPS602206 Y2 JP S602206Y2
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JP
Japan
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auxiliary nozzle
pedestal
auxiliary
hole
nozzle
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JP11290280U
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JPS5739981U (ja
Inventor
浩 荒川
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主ノズルおよび補助ノズルを用いて緯入れを行
うようにしたエアジェツトルームにおける補助ノズルの
固定装置に関するものである。
エアジェツトルームにおいて、補助ノズルは緯入れ方向
に所定数配置され、それらから噴射される補助空気流に
よって主ノズルから空気流とともに噴出された緯糸の飛
走速度を維持し、より長い距離にわたって安定した緯入
れを行なわせるという重要な機能を有しているものであ
る。
前記補助ノズルは緯入れ機能を高め、また機構の簡素化
をはかるためにスレイ上に配設された圧力空気の分配孔
に連通ずるように構成したものがある。
しかし、これらの補助ノズルおよび圧力空気の分配孔は
毎分400〜50C@転以上という高速回転するスレイ
上に配置されているため、その振動は激しく、空気供給
管から補助ノズルに至る空気流通路において、圧力空気
の漏洩しやすい構成は極力なくすようにして取り付ける
必要がある。
また、補助ノズルは緯糸を安定的に推進する機能を十分
に発揮させるために、その補助流体の噴射方向の設定が
重要であり、特に、織物の種類が変更された場合などは
それに応じた噴射方向の調整が必要となるものである。
本考案は前記した補助ノズルの重要性を考慮し、スレイ
上に筬、補助ノズルおよび緯糸ガイドの順で配置される
緯入れ案内機構を備えたエアジェツトルームにおいて、
圧力空気の分配孔を有する台座上の所定箇所に前記分配
孔に達する圧力空気の連通孔を穿設し、前記連通孔にフ
ランジを有する補助ノズルを嵌挿し、前記台座上にネジ
止めされた固定部材の1部によって前記フランジを台座
との間に圧接固定するように構成したものである。
以下、本考案を図示の実施例に基いて説明する。
スレイソード1の上端に取り付けたスレイ2の凹溝3内
に緯糸ガイド4および補助ノズル5を取り付ける台座6
と筬7の基部8とを並べ、これにスペーサ9を介在して
ボルト10によりスレイ2に固定する。
なお、前記緯糸ガイド4は補助ノズル5に対応するもの
がその対応側を大きく開口され、他のものが筬側上部を
緯糸の通過しうるわずかな隙間に開口された2種類のガ
イドから戊っている。
補助ノズル5は第4図に示すように、フランジ12同フ
ランジ12の上下に形成された筒状部13,14および
上筒状部13上の先端先細り状に形成された針部15か
ら構成される。
前記台座6にはその長手方向に貫通した圧力空気の分配
孔16が穿設され、その両端部をシール部材27によっ
て密閉される。
なお、分配孔16は片側だけ開口するいわゆるめくら孔
に形威してもよく、この場合、片側開口部のみを封鎖す
るだけで済む。
また、台座6上には補助ノズル5の設置数に相当する連
通孔17が穿設され、同連通孔17は前記分配孔16に
通じている。
さらに、台座6の下部に圧力空気の供給孔18が穿設さ
れ、同供給孔18はスレイの貫通孔19を介して空気供
給管20に接続している。
なお、空気供給管20は機枠の1部に配達された圧力空
気タンク(図示せず)に接続し、圧力空気を必要に応じ
て供給することができる。
前記補助ノズル5の固定部材21はその端部22をフォ
ーク状に形威され、その下端部が補助ノズル5のフラン
ジ12の厚さ分だけ切り欠かれており、その端面が補助
ノズル5の固定時に前記フランジ12の周面と接触する
ようにしである。
また、固定部材21はボルト23がワッシャー24およ
び孔25を貫通して台座6のネジ孔26にネジ込まれる
ことにより固定される。
なお、実施例では固定部材21はその両側にフォーク状
部22を形威し、2本の補助ノズル5を同時に固定する
ようにしているが、これを分離し、1本の補助ノズル5
を1個の固定部材21によって固定するようにしても差
し支えない。
以上の構成において、まず補助ノズル5の下部状部14
を台座6の連通孔17に挿入して分配孔16に連通ずる
とともに固定部材21のフォーク状部22を補助ノズル
5の上筒状部13に嵌挿する。
次に、同補助ノズル5を適宜回動して補助流体の噴射方
向を所定位置に設定する。
なお、この場合、補助流体噴射方向を知るために、補助
ノズル5と台座6あるいは固定部材21との間に角度表
示をしておくことにより、噴射方向の設定を精確にかつ
容易に行なうことができる。
続いて、ボルト23を台座6のネジ孔26にネジ込み、
固定部材21を固定することにより、フォーク状部22
が補助ノズル5のフランジ12を台座6との間に押圧す
るため、補助ノズル5を台座6上に固定することができ
る。
補助ノズル5の噴射角度を調整する場合はボルト23を
ゆるめるだけで補助ノズル5の回動が可能になり、調整
作業を容易に行なうことができる。
以上のように、本考案は補助ノズルの取り付けに際して
、台座を貫通することなく、いわゆるめくら孔に穿設し
た連通孔に挿し込むのみでも堅固に固定することができ
るので、空気供給管から補助ノズルに至る振動の激しい
圧力空気の流通路において極力空気漏洩を考慮する必要
のない構成とすることができる。
また、補助空気流の噴射方向を設定するための補助ノズ
ルの調整作業を極めて容易にかつ精確に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図はスレイの
揺動運動を示す側面図、第2図は台座部分に関する部分
的な平面図、第3図はノズル側からみた台座の部分的な
背面図、第4図は補助ノズルの取り付は部分のみを分離
して示した斜視図である。 2ニスレイ、4:緯糸ガイド、5:補助ノズル、6:台
座、7:筬、12:フランジ、16:分配孔、17:連
通孔、21:固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スレイ上に筬、補助ノズルおよび緯糸ガイドの順で配置
    される緯入れ案内機構を備えたエアジェツトルームにお
    いて、圧力空気の分配孔を有する台座上の所定箇所に前
    記分配孔に達する圧力空気の連通孔を穿設し、前記連通
    孔にフランジを有する補助ノズルを嵌挿し、前記台座上
    にネジ止めされた固定部材の1部によって前記フランジ
    を台座との間に圧接固定したことを特徴とする補助ノズ
    ルの固定装置。
JP11290280U 1980-08-09 1980-08-09 エアジエツトル−ムにおける補助ノズルの固定装置 Expired JPS602206Y2 (ja)

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JPS5739981U JPS5739981U (ja) 1982-03-03
JPS602206Y2 true JPS602206Y2 (ja) 1985-01-22

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