JPS6034067Y2 - 空気噴射式織機の空気供給装置 - Google Patents

空気噴射式織機の空気供給装置

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JPS6034067Y2
JPS6034067Y2 JP14874781U JP14874781U JPS6034067Y2 JP S6034067 Y2 JPS6034067 Y2 JP S6034067Y2 JP 14874781 U JP14874781 U JP 14874781U JP 14874781 U JP14874781 U JP 14874781U JP S6034067 Y2 JPS6034067 Y2 JP S6034067Y2
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JP
Japan
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air
valve
nozzle
air supply
supply device
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JP14874781U
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JPS5856083U (ja
Inventor
好美 和田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は空気噴射式織機において緯入れ用の主ノズル又
は補助ノズルに空気を供給する空気供給装置に関する。
従来、例えば補助ノズルを有する空気噴射式織機におい
ては、第1図に示すように回転軸1に取付けられたカム
2によりカムローラ3を介して開閉弁4の弁棒5を適宜
のタイミングで作動させることにより、開閉弁4を開い
て、図示しない空気供給源から開閉弁4を介し、さらに
継手6、ホース7、継手8を介して筬保持体10側の補
助ノズル13に空気を供給するようにしている。
しかしながら、このような従来の空気供給装置にあって
は、ノズル側は揺動運動するため、開閉弁をその揺動支
点付近に設ける必要上、開閉弁とノズルとが離れており
、これらを接続する配管等が長くなるので、空気は圧縮
性流体であり管路抵抗等により開閉弁の開閉に対してノ
ズルからの空気噴射に遅れやだれ(圧力波形でみると立
上り及び立下り特性のなまり)がみられ、特にだれは緯
糸に対して不安定要因であるだけなく、無駄な空気とな
って結局は空気消費量の増大を招くという問題があった
因に、水噴射式織機ではあるが、特公昭49−427号
公報に、一方向ボール弁を介してノズルに水を供給する
ようにしたものが記載されている。
しかし、一方向ボール弁からノズルまでの距離が長いた
め、前述と同様の問題があった。
また、特公昭44−11986号公報に、ノズルの噴出
口自体を所定圧力以上で開く弁としたものが記載されて
いるが、これではいきなり高速気流が緯糸に作用するの
で弱い緯糸の場合には糸切れを生じるという問題があっ
た。
本考案はこのような実情に鑑みてなされたもので、開閉
弁とノズルとの間の空気供給路のノズル近傍に空気圧力
に応動して空気圧力が所定値以上の時に開く弁(以下圧
力応動弁と称する)を設けることにより、空気噴射特性
を改善したものである。
以下、本考案を補助ノズルへの空気供給装置に適用した
実施例について説明する。
第2図〜第5図を参照し、筬保持体10の取付溝11に
、案内子12を緯入れ方向に比較的密に並べて取付ける
と共に補助ノズル13を適当間隔で取付けたブロック1
4と、筬15の下枠と、くさび16とを挿入し、このく
さび16をボルト17で挿入方向に押込めることにより
、これらを固定しである。
案内子12はその案内子18により緯糸搬送用空気の案
内通路を形成し、補助ノズル13はその先端部側壁の噴
出口(図示せず)から前記案内通路に空気を噴出する。
ブロック14への補助ノズル13の取付態様は、補助ノ
ズル13を、ブロック14の上下方向に貫通させて形成
した取付孔19に下方から挿入してその役付部に補助ノ
ズル13の基端部を係止させ、補助ノズル13の中間ね
じ部に平座金20を介してナツト21を螺合することに
より締付は固定するようになっている。
ここで、本考案に係る構成として、補助ノズル13の基
端には弁座22がねじ込まれており、この弁座22の座
面にボール状の弁体23がスプリング24により付勢さ
れて着座されている。
尚、弁座22、弁体23及びスプリング24で圧力応動
弁Aが構成される。
一方、ブ遁ツク14の底面には補助ノズル13の取付位
置と対応する位置に長手方向(緯入れ方向)に連続する
分配溝25が形成されると共に、この分配溝25を囲繞
するようにシールリング26が装着されている。
このシールリング26により分配溝25の気密性が保た
れる。
また、筬保持体10には分配溝25に臨む導入孔27が
形成され、この導入孔27には第1図に示した開閉弁4
からのホース7がコネクタ8により接続されている。
次に作用を説明する。
第1図に示した開閉弁4が開くと、ホース7を介腰コネ
クタ8、導入孔27及び分配溝25を経て各補助ノズル
13へ空気が供給される。
しか腰第4図に示されるように弁座22の座面と弁体2
3とがスプリング24によって圧接されているため、す
ぐには補助ノズル13の噴出口へ流れない。
すなわち、空気圧力の上昇によりスプリング24の付勢
力に打勝って第5図に示されるように弁体23を持上げ
ると、弁座22との間に隙間を生じ、空気が流れ込む。
よって、補助ノズル13には設定圧力以上の空気が供給
され、噴射開始後すぐさま緯糸を搬送する十分な状態と
なる。
開閉弁4が閉じると、ホース7内の空気圧力が下がるた
め、空気圧力にスプリング24の付勢力が打勝って弁体
23が弁座22に圧接し、空気の補助ノズル13への流
れ込みを阻止する。
これにより、補助ノズル13の噴出口からの噴射が停止
される。
第6図及び第7図には他の実施例を示す。
この実施例は、圧力応動弁Bを、補助ノズル13の基端
部にねじ込まれる弁座32と、この弁座32の座面に着
脱可能で且つ磁石33aが取付けられた弁体33と、こ
の弁体33の磁石33aと同極どうしで相対しこれらの
間の反発力により弁体33を着座方向に付勢する磁石3
4とで構成したもので、このような圧力応動弁Bを用い
ても同様の作用・効果が得られる。
尚、本考案に係る圧力応動弁は補助ノズル1個につき1
個設けるのが最も効率が良いが、補助ノズルのブロック
毎に1個設けてもよい。
又、主ノズルの場合にも適用可能であり、特に主ノズル
が筬保持体に取付けられる場合に有効である。
以上説明したように、本考案によれば、開閉弁とノズル
との間の空気供給路のノズル近傍に設定圧力で作動する
弁を設ける構造としたため、噴射開始及び終了時の空気
圧力の立上りのなまりや立下りのだれがその設定圧力未
満ではカットされるため、所望の噴射特性を得ることが
できる。
しかも、従来では開閉弁の開閉毎に開閉弁からノズルま
での空気を排出していたが、その分を設定圧力まででは
あるが配管等の内部に保留することができ、空気消費量
を節減できる。
また、ノズルの噴出口自体に弁を設けるものではないの
で、徐々に高速気流となり、いきなり高速気流が緯糸に
作用することはなく、糸切れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す織機の要部側面断面図、第2図は
本考案の一実施例を示す織機の要部側面断面図、第3図
は同上の要部正面断面図、第4図及び第5図は同上の作
動状態別の要部拡大側面断面図、第6図及び第7図は他
の実施例を示す要部拡大側面断面図である。 4・・・・・・開閉弁、7・・・・・・ホース、10・
・・・・・筬保持体、13・・・・・・補助ノズル、1
4・・・・・・ブロック、22.32・・・・・・弁座
、23,33・・・・・・弁体、24・・・・・・スプ
リング、34・・・・・・磁石、A、 B・・・・・・
圧力応動弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気供給源から開閉弁4を介して緯入れ用のノズル13
    に空気を供給するようにした空気噴射式織機の空気供給
    装置において、前記開閉弁4とノズル13との間の空気
    供給路のノズル13近傍に空気圧力に応動して空気圧力
    が所定値以上の時に開く弁A、 Bを設けたことを特徴
    とする空気噴射式織機の空気供給装置。
JP14874781U 1981-10-08 1981-10-08 空気噴射式織機の空気供給装置 Expired JPS6034067Y2 (ja)

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JP14874781U JPS6034067Y2 (ja) 1981-10-08 1981-10-08 空気噴射式織機の空気供給装置

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JP14874781U JPS6034067Y2 (ja) 1981-10-08 1981-10-08 空気噴射式織機の空気供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5856083U JPS5856083U (ja) 1983-04-15
JPS6034067Y2 true JPS6034067Y2 (ja) 1985-10-09

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ID=29941554

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JP14874781U Expired JPS6034067Y2 (ja) 1981-10-08 1981-10-08 空気噴射式織機の空気供給装置

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JP6523140B2 (ja) * 2015-11-10 2019-05-29 津田駒工業株式会社 空気噴射式織機

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JPS5856083U (ja) 1983-04-15

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