JPS5926403Y2 - 負圧発生弁 - Google Patents

負圧発生弁

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Publication number
JPS5926403Y2
JPS5926403Y2 JP1975124105U JP12410575U JPS5926403Y2 JP S5926403 Y2 JPS5926403 Y2 JP S5926403Y2 JP 1975124105 U JP1975124105 U JP 1975124105U JP 12410575 U JP12410575 U JP 12410575U JP S5926403 Y2 JPS5926403 Y2 JP S5926403Y2
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JP
Japan
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valve
pressure
hole
compressed air
chamber
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Expired
Application number
JP1975124105U
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English (en)
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JPS5236338U (ja
Inventor
昇輝 樋江井
Original Assignee
豊興工業 (株)
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Publication date
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧縮空気を利用して吸着盤内に真空すなわち
負圧を発生させる負圧発生弁に関するものである。
一般に、ニの種の負圧発生弁は、第1図に示した回路図
のように、圧力源Cから止め弁SエアフィルタFを通り
減圧弁Rで一定圧力に減圧された圧縮空気を切換弁りの
切換操作により供給する複数の分岐管L1.L2.L3
中に設置し吸着盤A工、A2゜A3内に負圧を発生させ
て被吸着物Wを吸着搬送するように使用されているが、
個個の負圧発生弁V1.v2.v3で発生される真空度
が相異しやすく被吸着物を確実に吸着搬送できないこと
があった。
このため、出願人は各種の実験を試みた結果、かかる負
圧発生弁は第2図に示すように、ある一定の供給圧力P
1において良好な真空度を発生する特性を有し、かつ第
3図に示すように、最も良好な真空度を発生する供給圧
力P1において騒音レベルが最も低いことがわかった。
本考案は、かかる実験の結果に鑑み、設置場所等に影響
されることなく、最も良好な真空度を容易に発生させる
ことを目的とするものである。
このため、本考案では、弁本体に設けた絞り孔の圧縮空
気の供給側に弁本体と一体構成して供給圧縮空気を定圧
に減圧制御する減圧弁機構を配置し、減圧弁機構により
供給圧縮空気を負圧発生に最適応するよう規制して絞り
孔へ供給するようにしている。
以下、本考案の一実施例を第4図に基づいて説明する。
1は弁本体で、一端から挿入孔2が穿設されており、該
挿入孔には以下述べる絞り弁機構を形成するため、排出
孔となるテーパ一部3を有する異径流通孔4,5が穿設
された案内部材6が挿入固定されている。
7は絞り孔8を有するピストンで、前記異径流通孔5へ
摺動可能に挿入されて案内部材6との間に弁室9を形成
し、さらに異径流通孔4.5間の円錐面とでオリフィス
Hを形成する。
該ピストンは一端に設けた大径部10が案内部材6の端
面に当接してオリフィスHの最小開度が規制され、また
オリフィスHは前記弁室9に設置されたばね11の弾性
力で全開状態とされる。
前記弁室9は案内部材6に設けられた流通孔12および
環状溝13を介して弁本体1の吸入孔14と連通されて
いる。
次に述べるのは上記絞り弁機構へ導入される圧縮空気を
定圧に減圧制御するよう負圧発生弁に一体構成した減圧
弁機構に関するものであり、15は弁本体1に形成され
た圧力室で、前記ピストン7を摺挿した流通孔5と連通
して設けられており、さらに圧縮空気の供給孔16との
間にねじ部17を有する孔18が形成されている。
該孔18のねじ部17には外周にねじが刻設されさらに
内部に前記供給孔16と圧力室15とを連通ずるよう通
路19および連通孔20が穿設された弁座部材21が螺
着されている。
22は圧力室15を外部と遮断するダイヤフラムで、中
央部はばね受23とダイヤフラム押え24との間に挟着
されさらに外縁部はカバー25によって弁本体1に固定
されている。
26はばねで、カバー25に形成されたばね室27に設
置されその押圧力をばね受け23を介してダイヤフラム
22に付与せしめており、ダイヤフラム22を挟着した
ダイヤフラム押え24は前記弁座部材21に当接し係止
されている。
28は前記弁座部材21の通路19と同径となるよう弁
本体1に形成された摺動孔29に摺挿され、かつ弁本体
1との間にばね室30を形成したポペット部材で、該ポ
ペット部材は前記ばね室30に設置されたばね31の押
圧力により前記弁座部材21への当接方向へ押圧される
が、前記ダイヤフラム押え24との間に設置されたロッ
ド32によってオリフィスAは最大開度が規制されてい
る。
33はオリフィスA下流の二次圧力をばね室30と連通
させる連通孔である。
上記構成による減圧弁機構が供給孔16と前述の絞り弁
機構との間に設置されている。
なおPgは減圧弁機構で減圧され絞り弁機構に供給され
る空気の圧力を検出する圧力計を接続するための接続口
である。
34は合成ゴム等からなり内部に作用室35が設けられ
被吸着物36を吸着するようカップ状に形成された吸着
盤で、開口側の縁部に吸着面37を形成しさらに該吸着
面と反対側に設けられた取付部材38が弁本体1の突出
部39に挿入され固定部材40が弁本体1に螺着される
ことによって固定されている。
そして吸入孔14と吸着盤34の作用室35との間には
以下に述べる逆止め弁機構が設けられている。
すなわち41は前記固定部材40に螺着された弁座部材
で、固定部材との間に弁室42を形成しかつ該弁室に面
してパツキン43が装着された弁座44が設けられてい
る。
45は一端が前記固定部材40の摺動孔46に摺挿され
他端は弁座部材41から突出せられて上下動可能に設け
られた弁棒で、前記弁室42に設置せられたばね47の
押圧力で弁面48が前記弁座44に圧接せられている。
49は吸入孔14と弁室42を常時連通する連通路、5
0は弁棒45の上昇時弁室42と吸着盤34の作用室3
5を連通ずるための連通路である。
また弁棒45の先端には被吸着物36の表面を保護する
ため合成ゴム等の弾性材からなる保護部材51が固着さ
れており、先端は前記吸着盤34の吸着面37より突出
するよう設けられている。
第5図は前述の絞り弁機構と減圧弁機構からなる本考案
の負圧発生弁■を鎖線で囲みさらに同様の弁を複数個設
けて構成した吸着装置の回路図で、切換弁り等は第1図
に示したものと同じものである。
次に上記実施例による作動を説明する。
圧縮空気が供給孔16に導入されないときは、各部材は
図示の状態にあるが、切換弁りが切換えられ供給孔16
に圧縮空気が導入されると圧縮空気は孔18、通路19
、連通孔20、圧力室15、そしてピストン7の絞り孔
8、異径流通孔4、およびテーパ部3を通って外部に排
出される。
このときピストン7は絞り孔8の作用によって両端面に
圧力差が生じ、該ピストンはばね11をたわませて大径
部10が案内部材6の端面に当接する図示の鎖線の位置
に変位する。
そしてオリフィスHは最小開度が形成され、絞り孔8を
流れる高速流れによって弁室9と連通せられた吸入孔1
4内の空気は吸引せられて負圧状態となる。
吸入孔14内の負圧によって逆止め弁機構の弁棒45は
上昇方向の力を受は上昇しようとするが、該弁棒の弁面
48はばね47の力でパツキン43が設けられた弁座4
4に当接せられているので、前記吸入孔14と吸着盤3
4の作用室35は遮断されている。
作動装置(図示せず)の作動によって吸着盤34が被吸
着物36上に位置せられさらに下降して被吸着物36上
に当接せられると、逆止め弁機構の弁棒45は吸着盤3
4の吸着面37よりも突出しているのでまず該弁棒が被
吸着物36に当接してばね47をたわませ、前記吸入孔
14と作用室35を連通ずる。
しかるのちに吸着盤34の吸着面37が被吸着物36に
当接して作用室35内は真空状態となり、被吸着物36
は吸着され作動装置によって搬送される。
搬送が終了すると切換弁りを操作し、供給孔16への圧
縮空気の供給を断ち該供給孔を大気と連通すると、ピス
トン7はばね11によって図示位置に復帰せられてオリ
フィスHを最大開度にし、該オノフイスHを通って流れ
る大気を吸入孔14、連通路49、弁室42、および連
通路50を介して迅速に作用室35に導入せしめ被吸着
物36を離脱する。
被吸着物36の離脱によって逆止め弁機構の弁棒45は
ばね47の押圧力で下降し弁面48は弁座部材41の弁
座44へ当接せられる。
絞り弁機構に導入される圧縮空気は、該絞り弁機構と供
給孔16との間に減圧弁機構が設けであるので、圧力源
Cの圧力変動、配管による管路の圧力降下、切換弁によ
る圧力降下等があっても、常に一定圧力に保持される。
すなわち供給孔16に供給される圧縮空気に変動があっ
ても、弁座部材21とポペット部材28とで形成される
オリフィスA下流の二次側圧力は、通路19、連通孔2
0を通って圧力室15に導入して該圧力室内でダイヤフ
ラム22に作用すると共に連通孔33を通って前記ポペ
ット部材28のばね室30に流入してポペットの下端面
に作用し、ばね26をたわませて該ばねの押圧力と平衝
する位置にポペット部材28を変位せしめ、オリフィス
Aの開度が制御せられることによって一定の圧力に保持
される。
したがって前記絞り弁機構に導入される圧力は、ばね2
6に対応する圧力に保持されることになり、絞り弁機構
が第2図に示した如く最良の真空度を発しかつ騒音の少
ない圧力となるようにばね26を選定すればよい。
第5図に示したように複数の負圧発生弁を使用して吸着
装置を構成する場合、分岐管L1.L2゜L3の相違す
る圧力降下等があっても、また被吸着物の形状に応じて
異なった大きさの弁を使用しても、それぞれの弁につい
て最適な真空度かつ低騒音となるよう構成できる。
また逆止め弁機構は、被吸着物を吸着しない状態のとき
真空状態にある絞り弁機構の弁室42を吸着盤34の作
用室35と遮断しており、吸着時弁棒45の上昇で作用
室35内を速かに真空状態とし吸着作業を迅速にすると
ともに、騒音の発生をより一層防止するためのものであ
る。
第6図は減圧弁機構としてピストン形減圧弁を用いて構
成した負圧発生弁の他の実施例を示す縦断面図で、弁本
体52の挿入孔53には案内部材54が挿入されて絞り
弁機構が構成されているが、前記実施例と同様であるか
ら詳細な説明は省略する。
55は弁本体52に穿設された環状溝で、該環状溝は前
記挿入孔53と連通されかつ弁本体52の一端から設け
られた圧縮空気の供給孔56と連通路57により連通せ
られている。
58は弁本体52および案内部材54に穿設された摺動
孔59.60に摺動可能に挿入されたピストンで、該ピ
ストンの大径部61は弁本体52との間でオリフィスB
を形成している。
62はピストン58が挿入孔60に挿入されて形成され
た圧力室で、該圧力室には前記オリフィスBと連通孔6
3を介して連通されている。
64はばねで、ピストン58が摺動孔59に挿入されて
形成されたばね室65に設置されその押圧力をピストン
58に付与し大径部61が案内部材54端面に当接する
位置に押圧する。
66はばね室65を大気と連通ずる孔である。
次に上記実施例の作動を説明する。
圧力源からの圧縮空気が供給孔56に導入されると、圧
縮空気は連通路57、環状溝55、オリフィスB、連通
孔63を通って圧力室62に流入し、絞り弁機構に流れ
る。
ピストン58は圧力室62でオノフイスB下流の二次圧
力を受け、さらに他端にばね64による押圧力を受けて
移動し、二次圧力を一定にするようにオリフィスBを制
御せしめる。
この一定圧力に減圧された圧縮空気によって絞り弁機構
に供給される圧力は、圧力源や配管の圧力降下等による
供給圧力の変動があっても一定に保持され、前記実施例
同様の作用効果を奏することができる。
このように本考案は、供給圧縮空気を定圧に減圧制御す
る減圧弁機構を弁本体と一体構成して負圧発生を得る絞
り孔への圧縮空気の供給側に配置し、減圧弁機構により
負圧発生に最適応するように供給圧縮空気を一定圧力に
規制せしめたので、設置場所等に影響されることなく、
最も良好な真空度を容易に発生することができ、吸着盤
の吸着力を強力にし確実な吸着作用が得られると共に、
騒音の発生を低減できる。
また、減圧弁機構により絞り孔への供給圧縮空気を容易
に負圧発生に最適応できると共に確実に維持でき、空気
消費量の節約が図れる等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の負圧発生弁を用いた吸着装置の回路図、
第2図は従来の負圧発生弁の供給圧力と真空度の関係を
示すグラフ、第3図は同じく供給圧力と騒音レベルの関
係を示すグラフ、第4図は本考案の実施例を示す負圧発
生弁に吸着盤を取付けた縦断面図、第5図は本考案によ
る負圧発生弁を用いた吸着装置の回路図、第6図は他の
実施例を示す負圧発生弁の縦断面図である。 1.52・・・・・・弁本体、8・・・・・・絞り孔、
9・・・・・・弁室、16、56・・・・・・供給孔、
34・・・・・・吸着盤、35・・・・・・作用室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の供給孔と排出孔間を連通ずる連通路に供給圧縮
    空気の流速を増速せしめる絞り孔を設け、絞り孔の圧縮
    空気が増速排出する開口部に吸着盤内へ連通する吸入孔
    を開口し、かつ絞り孔への圧縮空気の供給側に弁本体と
    一体構成して供給圧縮空気を定圧に減圧制御する減圧弁
    機構を配置し、該減圧弁機構により供給圧縮空気を負圧
    発生に最適応するよう規制して成る負圧発生弁。
JP1975124105U 1975-09-08 1975-09-08 負圧発生弁 Expired JPS5926403Y2 (ja)

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JP1975124105U JPS5926403Y2 (ja) 1975-09-08 1975-09-08 負圧発生弁

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JPS5236338U JPS5236338U (ja) 1977-03-15
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JP (1) JPS5926403Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020189214A (ja) * 2019-04-18 2020-11-26 伊藤超短波株式会社 調音手段
JP2021191433A (ja) * 2020-08-27 2021-12-16 伊藤超短波株式会社 吸引導子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020189214A (ja) * 2019-04-18 2020-11-26 伊藤超短波株式会社 調音手段
JP2021191433A (ja) * 2020-08-27 2021-12-16 伊藤超短波株式会社 吸引導子

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