JPH0121200Y2 - - Google Patents
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- JPH0121200Y2 JPH0121200Y2 JP1983154920U JP15492083U JPH0121200Y2 JP H0121200 Y2 JPH0121200 Y2 JP H0121200Y2 JP 1983154920 U JP1983154920 U JP 1983154920U JP 15492083 U JP15492083 U JP 15492083U JP H0121200 Y2 JPH0121200 Y2 JP H0121200Y2
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- JP
- Japan
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- hole
- valve
- pilot valve
- compressed air
- pressurizing
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Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001464 adherent effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧縮空気を使用してノズル孔からエゼ
クタ孔に空気を噴出させ、その噴流中にノズル孔
とエゼクタ孔間に形成された吸気室内の空気を吸
引させて該吸気室およびこれに接続された系内に
真空を発生せしめるエゼクタポンプに関するもの
で、上記ノズル孔の開閉に空気の圧力差で作動す
るパイロツトバルブを使用することにより比較的
小型の電磁切換弁で大量の圧縮空気を送り強力な
吸引力が得られるようにすると共に、上記パイロ
ツトバルブの前後部に受圧面に差のある加圧部を
設けて小受圧面の加圧部を高圧に保持すると共に
大受圧面の加圧部を電磁切換弁により前者とほぼ
等圧にすることによりパイロツトバルブが受圧面
の差により小受圧面の方向に移動し、また後者を
大気に連通することによりパイロツトバルブが圧
力差によつて大受圧面の方向に移動してノズル孔
を開閉するようにしたもので、上記一方の加圧部
の圧力の切換えだけでパイロツトバルブを作動し
得るので使用する電磁切換弁の構造を著しく簡単
化し得る利点を有するものである。
クタ孔に空気を噴出させ、その噴流中にノズル孔
とエゼクタ孔間に形成された吸気室内の空気を吸
引させて該吸気室およびこれに接続された系内に
真空を発生せしめるエゼクタポンプに関するもの
で、上記ノズル孔の開閉に空気の圧力差で作動す
るパイロツトバルブを使用することにより比較的
小型の電磁切換弁で大量の圧縮空気を送り強力な
吸引力が得られるようにすると共に、上記パイロ
ツトバルブの前後部に受圧面に差のある加圧部を
設けて小受圧面の加圧部を高圧に保持すると共に
大受圧面の加圧部を電磁切換弁により前者とほぼ
等圧にすることによりパイロツトバルブが受圧面
の差により小受圧面の方向に移動し、また後者を
大気に連通することによりパイロツトバルブが圧
力差によつて大受圧面の方向に移動してノズル孔
を開閉するようにしたもので、上記一方の加圧部
の圧力の切換えだけでパイロツトバルブを作動し
得るので使用する電磁切換弁の構造を著しく簡単
化し得る利点を有するものである。
次にその詳細を図示の実施例について説明する
と、1はほぼ扁平角状のポンプ本体で、その長手
方向に貫通穿設された孔部には右端からエゼクタ
孔2aを有するエゼクタブロツク2および上記エ
ゼクタ孔2aに対応するノズル孔3aを有するノ
ズルブロツク3がスペーサ3bを介し順次嵌装さ
れてノズル孔3aとエゼクタ孔2aの間には吸気
室4が形成され、これが通孔5および該通孔5に
設けた逆止弁6を介して本体1の下面に設けた吸
込口7に連通している。
と、1はほぼ扁平角状のポンプ本体で、その長手
方向に貫通穿設された孔部には右端からエゼクタ
孔2aを有するエゼクタブロツク2および上記エ
ゼクタ孔2aに対応するノズル孔3aを有するノ
ズルブロツク3がスペーサ3bを介し順次嵌装さ
れてノズル孔3aとエゼクタ孔2aの間には吸気
室4が形成され、これが通孔5および該通孔5に
設けた逆止弁6を介して本体1の下面に設けた吸
込口7に連通している。
またノズルブロツク3左側の本体孔部にはパイ
ロツトバルブ8が摺動自在に嵌装され、孔部の左
端には導管接続具9aが螺着されて圧縮空気導入
口9が設けられている。パイロツトバルブ8の先
端部8aにはノズル孔3aの入口を閉じるシール
部材が設けられており、またパイロツトバルブ8
にはこの先端部8a周辺の空隙10を上記圧縮空
気導入口9に連通すべき長手方向の孔部8bおよ
び横孔8cが穿設されている。パイロツトバルブ
8の胴部は前部が後部より大径に作られ、その前
後の肩部と本体1との間には受圧面11′とこれ
により小さな受圧面12′をそれぞれ有する加圧
部11,12が形成され、後部の加圧部12は直
接圧縮空気導入口9に連通しているが、前部の加
圧部11は本体1の通孔13を介し同本体1の上
面に取付けられた3方口電磁切換弁14の弁室1
5に連通し、弁室15の一方の口は本体1の通孔
16を介し圧縮空気導入口9に連通し、他方の口
は排気孔17を介し大気に連通しており、弁室1
5にはソレノイド14aにより作動する弁体15
aが嵌装され、上記加圧部11はこの弁体15a
の移動により圧縮空気導入口9と大気へ交互に連
通され、図示の如く圧縮空気導入口9に連通する
ときは前後の加圧部11,12はほぼ等圧となる
が、受圧面11′,12′の差によりパイロツトバ
ルブ8は小受圧面12′の方向(左方向)に移動
してノズル孔3aを開き、また排気孔17を介し
大気へ連通するときは加圧部12の方が圧力が高
くなり、パイロツトバルブ8は大受圧面11′の
方向(右方向)に移動してノズル孔3aを閉じる
ようになつている。図では圧縮空気導入口9の方
がパイロツトバルブの通孔8bより大径となり、
その段部に受圧面12′が形成されているが、こ
れを同径とし、パイロツトバルブ8の背面とこれ
に対向する本体1の段部の間に加圧部12を設け
るようにしてもよい。また図ではパイロツトバル
ブ8の先端部8aも受圧面12′の一部となる。
尚、18は本体孔部中間の気室19を大気に連通
する通孔である。
ロツトバルブ8が摺動自在に嵌装され、孔部の左
端には導管接続具9aが螺着されて圧縮空気導入
口9が設けられている。パイロツトバルブ8の先
端部8aにはノズル孔3aの入口を閉じるシール
部材が設けられており、またパイロツトバルブ8
にはこの先端部8a周辺の空隙10を上記圧縮空
気導入口9に連通すべき長手方向の孔部8bおよ
び横孔8cが穿設されている。パイロツトバルブ
8の胴部は前部が後部より大径に作られ、その前
後の肩部と本体1との間には受圧面11′とこれ
により小さな受圧面12′をそれぞれ有する加圧
部11,12が形成され、後部の加圧部12は直
接圧縮空気導入口9に連通しているが、前部の加
圧部11は本体1の通孔13を介し同本体1の上
面に取付けられた3方口電磁切換弁14の弁室1
5に連通し、弁室15の一方の口は本体1の通孔
16を介し圧縮空気導入口9に連通し、他方の口
は排気孔17を介し大気に連通しており、弁室1
5にはソレノイド14aにより作動する弁体15
aが嵌装され、上記加圧部11はこの弁体15a
の移動により圧縮空気導入口9と大気へ交互に連
通され、図示の如く圧縮空気導入口9に連通する
ときは前後の加圧部11,12はほぼ等圧となる
が、受圧面11′,12′の差によりパイロツトバ
ルブ8は小受圧面12′の方向(左方向)に移動
してノズル孔3aを開き、また排気孔17を介し
大気へ連通するときは加圧部12の方が圧力が高
くなり、パイロツトバルブ8は大受圧面11′の
方向(右方向)に移動してノズル孔3aを閉じる
ようになつている。図では圧縮空気導入口9の方
がパイロツトバルブの通孔8bより大径となり、
その段部に受圧面12′が形成されているが、こ
れを同径とし、パイロツトバルブ8の背面とこれ
に対向する本体1の段部の間に加圧部12を設け
るようにしてもよい。また図ではパイロツトバル
ブ8の先端部8aも受圧面12′の一部となる。
尚、18は本体孔部中間の気室19を大気に連通
する通孔である。
20は真空スイツチで本体1の下部長手方向に
穿設された孔部にベローズ21がカラー22を介
し嵌装されており、ベローズ室23がばね24に
押圧された弁25と弁受26の間隙27および本
体1の通孔28を介し吸込口7に連通し、ベロー
ズ21の移動端部21aには磁石29が取付けら
れ、これに対応して本体1にはリードスイツチ3
0が調整ねじ31に螺着した取付枠32を介して
取付けられ、吸込口7に接続した系内が真空にな
るとベローズ21により磁石29が移動し、所定
の真空度においてリードスイツチ30が切換弁1
4を介してエゼクタポンプを一時的に停止し、系
内は逆止弁6により真空を維持し、真空度が低下
すればリードスイツチ30により再びエゼクタポ
ンプが作動するようになつている。上記弁25は
系内の真空が解除された際ばね24に抗し弁受2
6に押付けられて空気の流量を減速し、空気が急
速にベローズ室23内に流入してベローズ21を
破損するのを防止する。上記ベローズ21の代り
にピストンを使用してもよい。
穿設された孔部にベローズ21がカラー22を介
し嵌装されており、ベローズ室23がばね24に
押圧された弁25と弁受26の間隙27および本
体1の通孔28を介し吸込口7に連通し、ベロー
ズ21の移動端部21aには磁石29が取付けら
れ、これに対応して本体1にはリードスイツチ3
0が調整ねじ31に螺着した取付枠32を介して
取付けられ、吸込口7に接続した系内が真空にな
るとベローズ21により磁石29が移動し、所定
の真空度においてリードスイツチ30が切換弁1
4を介してエゼクタポンプを一時的に停止し、系
内は逆止弁6により真空を維持し、真空度が低下
すればリードスイツチ30により再びエゼクタポ
ンプが作動するようになつている。上記弁25は
系内の真空が解除された際ばね24に抗し弁受2
6に押付けられて空気の流量を減速し、空気が急
速にベローズ室23内に流入してベローズ21を
破損するのを防止する。上記ベローズ21の代り
にピストンを使用してもよい。
33は本体1の下面に取付けた真空解除用電磁
開閉弁で、弁室33aの一方の口は本体1の通孔
34を経て圧縮空気導入口9に連通し、他方の口
は流量調整弁35を途中に介在せしめた本体通孔
36を経て吸込口7に連通している。そしてこの
通路は弁室33aに嵌装され、ばね33bで押圧
された弁体33cにより閉じている。
開閉弁で、弁室33aの一方の口は本体1の通孔
34を経て圧縮空気導入口9に連通し、他方の口
は流量調整弁35を途中に介在せしめた本体通孔
36を経て吸込口7に連通している。そしてこの
通路は弁室33aに嵌装され、ばね33bで押圧
された弁体33cにより閉じている。
第2図は本考案エゼクタポンプの配線図の1例
を示し、ポンプ作動用電磁切換弁14のソレノイ
ド14aは真空スイツチ20のリードスイツチ3
0(常時閉)および別に設けたポンプ作動用切換
スイツチ37と共に電源Eに直列に接続され、切
換スイツチ37の開接点37aはタイマー38を
経て真空解除用開閉弁33のソレノイド33dに
接続されている。39は電源スイツチである。
を示し、ポンプ作動用電磁切換弁14のソレノイ
ド14aは真空スイツチ20のリードスイツチ3
0(常時閉)および別に設けたポンプ作動用切換
スイツチ37と共に電源Eに直列に接続され、切
換スイツチ37の開接点37aはタイマー38を
経て真空解除用開閉弁33のソレノイド33dに
接続されている。39は電源スイツチである。
このエゼクタポンプの作用を説明すると、本体
1下面の吸込口7を例えば真空つかみ装置の吸盤
Aに導管40を介し接続し、左側の導入口9をコ
ンプレツサー等の圧縮空気供給源に接続して圧縮
空気を送れば、空気は本体1の空隙10とパイロ
ツトバルブ8の長手方向の通孔8bに充填し、受
圧面12′に作用してパイロツトバルブ8を右行
させ、先端部8aをもつてノズル孔3aを閉じ
る。この場合、電磁切換弁14のソレノイド14
aには通電されず、弁体15aはばね14bに押
圧されて左行し、加圧部11を通孔17を経て大
気に連通している。
1下面の吸込口7を例えば真空つかみ装置の吸盤
Aに導管40を介し接続し、左側の導入口9をコ
ンプレツサー等の圧縮空気供給源に接続して圧縮
空気を送れば、空気は本体1の空隙10とパイロ
ツトバルブ8の長手方向の通孔8bに充填し、受
圧面12′に作用してパイロツトバルブ8を右行
させ、先端部8aをもつてノズル孔3aを閉じ
る。この場合、電磁切換弁14のソレノイド14
aには通電されず、弁体15aはばね14bに押
圧されて左行し、加圧部11を通孔17を経て大
気に連通している。
次に電源スイツチ39を閉じ、ポンプ作動用切
換スイツチ37を閉接点37b側に切換えて電磁
切換弁14のソレノイド14aに通電すると、可
動鉄片14cを介し弁体15aがばね14bに抗
して右行し、第1図に示す如く加圧部11を圧縮
空気導入口9に連通するので加圧部11と12が
ほぼ等圧となるが、受圧面の差により左方向に力
が作用してパイロツトバルブ8は左行し、先端部
8aがノズル孔3aの入口を開くので、圧縮空気
は通孔8b,8cおよび空隙10を経てノズル孔
3aからエゼクタ孔2aに噴出し、吸盤A内の空
気を吸気室4からエゼクタ孔2a内に吸引し、消
音器41を経て外部に排出するので吸盤A内は減
圧され、部品Bを吸着して所要の場所に搬送する
ことができる。而して真空系内が所定の真空度に
達したときはリードスイツチ30が開くのでソレ
ノイド14aの通電が止まり、エゼクタポンプは
停止するのが真空系内は逆止弁6により所定の真
空度が維持されるので圧縮空気の消費を節約する
ことができる。空気漏れ等により真空度が低下し
たときは真空スイツチ20が作動して系内を再び
所定の真空度に高める。
換スイツチ37を閉接点37b側に切換えて電磁
切換弁14のソレノイド14aに通電すると、可
動鉄片14cを介し弁体15aがばね14bに抗
して右行し、第1図に示す如く加圧部11を圧縮
空気導入口9に連通するので加圧部11と12が
ほぼ等圧となるが、受圧面の差により左方向に力
が作用してパイロツトバルブ8は左行し、先端部
8aがノズル孔3aの入口を開くので、圧縮空気
は通孔8b,8cおよび空隙10を経てノズル孔
3aからエゼクタ孔2aに噴出し、吸盤A内の空
気を吸気室4からエゼクタ孔2a内に吸引し、消
音器41を経て外部に排出するので吸盤A内は減
圧され、部品Bを吸着して所要の場所に搬送する
ことができる。而して真空系内が所定の真空度に
達したときはリードスイツチ30が開くのでソレ
ノイド14aの通電が止まり、エゼクタポンプは
停止するのが真空系内は逆止弁6により所定の真
空度が維持されるので圧縮空気の消費を節約する
ことができる。空気漏れ等により真空度が低下し
たときは真空スイツチ20が作動して系内を再び
所定の真空度に高める。
被着体Bの搬送後は切換スイツチ37を開接点
37a側に切換えれば、ソレノイド14aの通電
が止まり、エゼクタポンプが停止すると共にタイ
マー38を介し真空解除用開閉弁33のソレノイ
ド33dに通電され、同開閉弁33を開くので圧
縮空気が通孔34,36を経て吸込口7に強力に
送給され、吸盤A内の負圧を急速に解除して被着
体Bを離すことができ、搬送作業を正確に行うこ
とができる。上記圧縮空気の送給量は流量調整弁
35により、また送給時間はタイマー38により
それぞれ調節することができる。
37a側に切換えれば、ソレノイド14aの通電
が止まり、エゼクタポンプが停止すると共にタイ
マー38を介し真空解除用開閉弁33のソレノイ
ド33dに通電され、同開閉弁33を開くので圧
縮空気が通孔34,36を経て吸込口7に強力に
送給され、吸盤A内の負圧を急速に解除して被着
体Bを離すことができ、搬送作業を正確に行うこ
とができる。上記圧縮空気の送給量は流量調整弁
35により、また送給時間はタイマー38により
それぞれ調節することができる。
本考案のエゼクタポンプは上述の如くノズル孔
3aの開閉に空気の圧力差で作動するパイロツト
バルブ8を使用したから大径のバルブを使用する
ことにより比較的小型の電磁切換弁14で操作し
てノズル孔3aに大量の圧縮空気を送りポンプの
吸引力を高めることができ、また上述のようにパ
イロツトバルブ8の前後部に受圧面積に差のある
加圧部11,12を設けて小受圧面12′を有す
る加圧部12を常時高圧に保持すると共に大受圧
面11′を有する加圧部11を切換弁14により
加圧部12とほぼ同じ高圧と大気圧に交互に切換
えてパイロツトバルブ8を移動し、ノズル孔3a
を開閉するようにしたから、パイロツトバルブの
戻しに補助スプリングを使用するものなど(例え
ば実開昭58−82500号公報参照)に比べ、パイロ
ツトバルブの作動が迅速確実に行われ、かつ上述
のように加圧部11の圧力の切換えだけでパイロ
ツトバルブ8を作動することができ、構造が簡単
となり、使用する電磁切換弁も3方口のものでよ
く、経済的であり、また本考案においては上述の
如く、本体1にさらに電磁弁を設けてパイロツト
バルブ8がノズル孔3aを閉じポンプの作動を停
止したとき、所定時間上記吸込口7に圧縮空気を
送り真空を解除するようにしたから、圧縮空気を
真空解除に必要な量だけ送ることができ、圧縮空
気の消費量を節減することができる等の実用的な
効果を有している。
3aの開閉に空気の圧力差で作動するパイロツト
バルブ8を使用したから大径のバルブを使用する
ことにより比較的小型の電磁切換弁14で操作し
てノズル孔3aに大量の圧縮空気を送りポンプの
吸引力を高めることができ、また上述のようにパ
イロツトバルブ8の前後部に受圧面積に差のある
加圧部11,12を設けて小受圧面12′を有す
る加圧部12を常時高圧に保持すると共に大受圧
面11′を有する加圧部11を切換弁14により
加圧部12とほぼ同じ高圧と大気圧に交互に切換
えてパイロツトバルブ8を移動し、ノズル孔3a
を開閉するようにしたから、パイロツトバルブの
戻しに補助スプリングを使用するものなど(例え
ば実開昭58−82500号公報参照)に比べ、パイロ
ツトバルブの作動が迅速確実に行われ、かつ上述
のように加圧部11の圧力の切換えだけでパイロ
ツトバルブ8を作動することができ、構造が簡単
となり、使用する電磁切換弁も3方口のものでよ
く、経済的であり、また本考案においては上述の
如く、本体1にさらに電磁弁を設けてパイロツト
バルブ8がノズル孔3aを閉じポンプの作動を停
止したとき、所定時間上記吸込口7に圧縮空気を
送り真空を解除するようにしたから、圧縮空気を
真空解除に必要な量だけ送ることができ、圧縮空
気の消費量を節減することができる等の実用的な
効果を有している。
図面は本考案エゼクタポンプの一実施例を示
し、第1図は縦断正面図、第2図は配線図であ
る。 1……ポンプ本体、2……エゼクタブロツク、
3……ノズルブロツク、6……逆止弁、7……吸
込口、8……パイロツトバルブ、9……圧縮空気
導入口、14……電磁切換弁、20……真空スイ
ツチ、33……真空解除用開閉弁、37……作動
用切換スイツチ、38……タイマー、39……電
源スイツチ、A……吸盤、B……被着体。
し、第1図は縦断正面図、第2図は配線図であ
る。 1……ポンプ本体、2……エゼクタブロツク、
3……ノズルブロツク、6……逆止弁、7……吸
込口、8……パイロツトバルブ、9……圧縮空気
導入口、14……電磁切換弁、20……真空スイ
ツチ、33……真空解除用開閉弁、37……作動
用切換スイツチ、38……タイマー、39……電
源スイツチ、A……吸盤、B……被着体。
Claims (1)
- ポンプ本体1に穿設した孔部にノズル孔3aを
有するノズルブロツク3および上記ノズル孔3a
に対応するエゼクタ孔2aを有するエゼクタブロ
ツク2を嵌装して該ノズル孔3aとエゼクタ孔2
a間に形成された吸気室4を本体1の一側に設け
た吸込口7に連通すると共に同本体1の孔部には
先端部8aにおいて上記ノズル孔3aを開閉する
パイロツトバルブ8を摺動自在に嵌装して該先端
部8a周辺の空隙10を本体外側に設けた圧縮空
気導入口9に連通し、上記パイロツトバルブ8の
前後部に受圧面積に差のある加圧部11,12を
それぞれ設けて小受圧面の加圧部12を上記圧縮
空気導入口9に常時連通すると共に、本体1の外
側には上記大受圧面の加圧部11を上記圧縮空気
導入口9と大気へ交互に連通する3方口の電磁切
換弁14を設け、該切換弁14を作動して上記大
受圧面の加圧部11を圧縮空気導入口9に連通す
ればパイロツトバルブ8が両加圧部の受圧面積の
差により加圧部12の方向に移動し、また大気に
連通すればパイロツトバルブ8が両加圧部の圧力
差により加圧部11の方向に移動して上記ノズル
孔3aを開閉するようにし、上記本体1の外側に
はさらに電磁弁を設けて上記パイロツトバルブ8
が上記ノズル孔3aを閉じポンプの作動を停止し
たとき、所定時間上記吸込口7に圧縮空気を送給
するようにしたことを特徴とするエゼクタポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492083U JPS6063100U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | エゼクタポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492083U JPS6063100U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | エゼクタポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6063100U JPS6063100U (ja) | 1985-05-02 |
JPH0121200Y2 true JPH0121200Y2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=30342302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15492083U Granted JPS6063100U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | エゼクタポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6063100U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329598Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1991-06-24 | ||
JPH0329599Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1991-06-24 | ||
JPH0353040Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1991-11-19 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154919A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Hitachi Ltd | 選局装置 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP15492083U patent/JPS6063100U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154919A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Hitachi Ltd | 選局装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6063100U (ja) | 1985-05-02 |
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