JPS60155750A

JPS60155750A - 空気噴射式織機における糸端牽引装置

Info

Publication number: JPS60155750A
Application number: JP727284A
Authority: JP
Inventors: 誠中川
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1984-01-20
Filing date: 1984-01-20
Publication date: 1985-08-15
Also published as: JPH0440457B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、空気噴射式織機において、緯入れされた緯糸
の糸端を牽引する装置に関するものである。

（従来技術）従来のこの種装置としては、例えば実開昭５８−１８６
４号公報に示されたものがある。

しかしながら、このような従来装置にあっては、織布と
糸端捕捉糸との間に光電式の緯糸検知装置を配置し、織
巾内に配置した補助ノズルから、の噴流によって緯糸を
牽引しつ瓦筬打ち゛するようになっており、そして緯糸
検知装置は筬粋に取り付けられ、補助ノズルは筬保持体
に装着され、さらに糸端捕捉糸の案内は筬の液態に形成
されているというように１それぞれ別体に取り付けられ
ているため、液中が変化した場合には、それぞれ別個に
取り付は位置の調整を行わねばならないから非常に面倒
であった。

（目的）本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、緯糸検知装置や、緯糸端牽引装置の位置調整を容易に
できるようにすることを目的とするものである。

（構成）上述の目的を達成するため本発明においては、糸端捕捉
糸の案内用液態と、緯糸先端部の牽引装置と、緯糸の検
知装置とを備えると共に、液態の案内凹部を列設した緯
糸案内溝を有する空気噴射式織機において、緯入れ側か
ら緯糸の検知装置、案内用液態、牽引装置の順に配置す
ると共に、これらを単一のサドルに固定し、そのサドル
を筬保持体に移動調整自在に取り付けて構成する。

（実施例）以下、図面について本発明の詳細な説明する。

図中１は筬、２は液態、８は液態２に形成した案内四部
、８′は列設された案内凹部８によって形成された案内
溝、４は緯入れノズルで、その先端は案内凹部２に対向
している。５は緯糸、６は筬保、特休、６ａはその上面
に設けた溝で、緯入れノズル４の基部および筬ｌの基部
がそれぞれ溝６ａ内に挿入ぎれ、押圧体７をボルト８に
より溝６ａ内に押し込むことにより緯入れノズル４と筬
ｌを筬保持体６に固定しである。

また９は補助ノズルで、筬保持体６に設けたＴ字溝６ｂ
に、頭部を嵌合したボルト１０とナツト１１により固定
したホルダー１２に補助ノズル９０基部が固定してあり
、この補助ノズル９には所定のタイミングで圧力空気が
供給されるようになっている。そしてこの補助ノズル９
は前記案内溝８／に沿って、はぼ数種の間隔で多数配置
されている。

１８は筬保持体６の前縁部６Ｃを跨ぐと共に、前垂れ部
１８ａと後縁垂下部１８ｂを有するサドルで、筬保持体
６の溝６ａ内に挿入した後縁垂下部１８ｂを、前記押圧
体７とボルト８により固定できるようにすると共に、前
記Ｔ字溝６ｂ内に頭部を嵌合したポル）１４を受圧板１
５の孔１５ａ（第６図参照）とサドル１８の孔１８ｃ　
（第８図・参照）に挿通し、その突出端部にナツト１６
を晴合して締めつけると共に、サドル１８のねじ孔１８
ｄ（第８図参照）に、第６図に示すようにそれぞれ押し
ねじ１７をねじ込んで受圧板１５を押圧することにより
、サドル１８を筬保持体６に固定できるようにする。こ
のようにすればねじをゆるめることによってサドル１Ｂ
は筬保持体６に対して移動自在になる。

また第８図に示すように、比較的に厚さが厚い２枚の液
態１８ａ、１８ｂの間に、８〜５枚の案内凹部付き液態
１９を介挿して一体に形成した糸端捕捉糸の案内用液態
２０をサドル１８の緯入れノズル４側に固定する。なお
１８ａ′は液態１８ａの後方へ突設した突出部で、１８
Ｃはそのボルト孔であり、１８ｅはサドル１Ｂの緯入れ
ノズル４側に突設した突部で、１８ｆはボルト孔である
。

また２１（第４図参照）は、板状に形成した緯糸検知装
置で、２１ａは前記案内溝８′の延長上に位置する凹部
であり、との凹部２１ａの上下面には投光部と受光部と
が配設してあり、これらの投・受光部に接続するリード
線を検知体２１の側面に刻設した溝２１ｂに埋設し、樹
脂を流し込んで固定しである。そしてこの緯糸検知装置
２１は前記サドル１８の突部１８ｅと、案内用液態２０
の緯入れノズル側にあてがって、前記ボルト孔１８ｆ。

１８ｃに挿入したボルト２２をそれぞれねじ孔２１ｃに
ねじ込むことにより固定する。

なおこの緯糸検知装置２１のリード線は、サドル１８の
前垂れ部１８ａにボルト２２により固定した検出回路２
８に接続してあり、それからリード線２４によって織機
の制御回路に接続しである〇また２５は帯板をＬ字状に
形成した牽引装置ホルダーで、サドル１８の上面にビス
２６によって固定し、その垂直板が前記案内用液態２０
の外側に並んで位置するようにする。そして前記案内溝
１Ｂ／の延長線の前方位置に牽引空気噴射用のノズル２
７を設け、このノズル２７の噴射口２？ａからの噴出空
気が前記案内溝８′の延長線をほぼ直角に横切って後方
に噴射されるようにすると共に１その噴射空気が流入す
る案内筒２８をホルダー２５の後方に突出するようにホ
ルダー２５に固定して設ける。そしてこの牽引空気噴射
用ノズル２７にはパイプ２９（第１図参照）を介して圧
力空気が所定のタイミング、すなわち緯糸５の先端部が
ノズル２７に到達する直前から筬打ちが終了するまでの
間供給するようにする。このノズル２７と案内筒２８に
よって緯糸牽引装置８０を構成する。

またこの緯糸牽引装置８０の緯入れノズル４の反対側に
おいて、前記案内溝８′の延長部の上下を覆うようにア
ングル状のガイド８１ａ、８１ｂをホルダー２５に固定
して案内溝８１を形成する。

なお第１図中、８２は経糸、８８は織前、８４は織布、
８５は緯糸端捕捉糸である。

また第７図（Ｉｌｌ　（ｂ）は他の実施例を示すもので
、前記した牽引装置ホルダー２５の代りにブロック８６
をビス２６によりサドル１８上に固定し、このブロック
８６の前部にノズル２７を立設すると共に、このノズル
２７の噴射口２？ａと対向する案内孔２８′をブロック
８６に設け、さらに案内溝８′の延長上に位置する案内
溝８１をブロック８６に形成したものである。

また第８図は前記案内筒２８の変形例を示すもので、こ
の案内筒２８は、その入口側２８ａをラッパ状罠拡開し
である。

（作用）次に上述のように構成した本発明装置の作用を説明する
。緯入れノズル４からの圧力空気の噴射によって緯糸５
を案内溝３／ｉｃ吹き込むと、緯糸５は案内溝８′内を
飛走し、途中で補助ノズル９からの空気噴射によって助
勢されて緯糸５の先端部が反緯入れ側に達する。この緯
糸５の先端部はノズル２７からの空気噴射によって案内
筒２８内に吹き込まれるため、緯糸５はこの気流によっ
て牽引され、張力を高めた状態で筬打ちされる。

しかして線巾が変ると、それに合った長さの筬ｌを使用
することになるが、本発明によれば、筬ｌの長さが変っ
た場合は、ボルト８、ナツト１６をゆるめることにより
、サドル１８を筬保持体６に溢って容易に摺動させるこ
とができるから、筬ｌの長さに応じてサドル１８を簡単
に適応する位置に移動させて再び固定することができる
。

しかも本発明装置はサドル１８に、緯糸検知装置２１と
、糸端捕捉糸の案内用液態２０と、糸端牽引装置ｋｔ８
０が一体的に取り付けられているため、サドル１８の移
動によっても各装置間の関係位置がくずれるおそれはな
い。

（効果）以上説明してきたように、本発明においては、緯糸検知
装置２１と、案内用液態２０と、糸端牽引装［８０とを
順に、サドル１８に一体的に固定し、しかもサドル１８
を筬保持体６に対して移動調整自在に取り付けたから、
線巾の変更に伴う調整作業が非常に容易となる上に、各
装置間の関係位置は不変であるから作用も常に確実に行
われるという効果が得られる。

また本発明においては、補助ノズル９の他に糸端牽引装
置８０があるため緯糸５の牽引力を大きくすることがで
きる。

さらに実施例に示すよ５に、牽引装置８０を液態２の緯
糸案内溝８′に直交する軸線上に配置した空気噴射口２
７ａと案内筒２８とにより構成したことにより案内溝８
１に確実に緯糸を牽引することができると共に１緯糸端
部の飛走が安定するため、緯糸検知が確実に行われると
いう効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を付した空気噴射式織機の一部を示
す斜視図、第２図はその側面図λ 第８図はサドル部の斜視図、第４図は緯糸検知装置の斜視図、第５図は第２図のＡ矢視図、第６図は第５図のＢ−Ｂ断面図、第７図（ａｌは緯糸端牽引装置の平面図、同図（ｂｌは
その立面図、第８図は案内筒の変形例図である。ｌ・・・筬　２・・・液態８・・・案内凹部　８′・・・案内溝４・・・緯入れノズル　５・・・緯糸６・・・筬保持体　？・・・抑圧体８・・・ボルト　９・・・補助ノズル・１２・・・ホルダー　１８・・・サドル１５・・・受
圧板　１８ａ　、　１８ｂ・・・液態１９・・・案内凹
部付き液態　２０・・・案内用液態２１・・・緯糸検知
装置２８・・・検出回路２５・・・牽引装置ホルダー２７・・・牽引空気噴射用ノズル２７ａ・・・噴射口　２８・・・案内筒８０・・・緯糸
牽引装置　８１・・・案内溝８２・・・経糸　８８・・
・織前８４・・・織布　８５・・・緯糸端捕捉糸８６・・・ブ
ロック。特許出願人　日産自動車株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１　糸端捕捉糸８５０案内用筬羽２０と、緯糸先端部の
牽引装置８０と、緯糸検知装置２１とを備えると共に、
液態２の案内凹部８を列設した緯糸案内溝８′を有する
空気噴射式織機において、緯入れ側から緯糸検知装置２
１゜案内用液態２０、牽引装置８０の順に配置すると共
に、これらを単一のサドル１Ｂに固定し、そのサドル１
８を筬保持体６に移動調整自在に取り付けたことを特徴
とする空気噴射式織機における糸端牽引装置。ａ　牽引装置８０を液態２の緯糸案内溝８／に直／交する軸線上に配置した空気噴射口２？ａと案内筒２８
とＫより構成してなる特許請求の範囲第１項記載の空気
噴射式織機における糸端牽引装置。