JPS5831142A - 空気噴射式織機における補助ノズルへの空気分配路構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気噴射式織機において主ノズルから射出され
る緯糸をスレイ上の案内子の列により形成されるひ道に
沿って所定の間隔で配設される補助ノズルからの噴出空
気により搬送して緯入れするようにした緯入れ装置に関
し、特に補助ノズルの取付構造に関する。

従来この柚の緯入れ装置として、例えば第１図に示すよ
うなものがある。これについて説明すれば、スレイ１上
の取付溝２に、案内子３を緯入れ方向に並べて取付は緯
糸搬送路３ａを形成すると共に適当間隔で補助ノズル４
を取付けたブロック５と、筬６の下枠と、くさび７とを
挿入し、このくさび７をボルト８で挿入方向に締伺ける
ことにより、これらを固定しである。そして、補助ノズ
ル４はバイブ９により分配器１０に接続し、この分配器
１０に圧力空気供給源からのパイプ１１を接続しである
。

ところが、このような従来の緯入れ装置にあっては、補
助ノズル４の清掃作業等の際にブロック５を取外すため
には、分配器１０との配管をいちいち外さなければなら
ず、作業が煩雑で合理的ではなかった。

また、実開昭５５−４６６２３号公報に示されているよ
うに、エアーガイドホルダに分配器を内蔵させたものも
ある。しかるに、このものではブロックの内部を中空と
して、この中空部から上方に向けて補助ノズルの取付孔
を形成し、下方に向けてスレイを貫通してその取付溝底
面に開口する圧力空気供給源からのパイプとの接続孔を
形成していたため、ブロックを取外してもその底面から
補助ノズルの取付孔が見えず、目づまりの検査及び清掃
が困難であった。

本発明はこのような実状に鑑み、補助ノズルの清掃作業
等を容易とし、しかも空気洩れ等を生じることがないよ
うな補助ノズルの取付構造を提供するものであって、以
下図面に基づいて説明する。

第２図〜第４図は本発明の一実施例を示している。

構成を説明すると、案内子２１が緯入れ方向に並べられ
て取付けられたブ１］ツク２２に所定の間隔で上下方向
に貫通する取付孔２３が穿設され、取付孔２３の下端は
段付で大径になっている。補助ノズル２４は、第４図に
示されているように側壁に噴出口２５を開設したパイプ
状本体２６の上端にキャップ２７を圧入若しくはろう付
は等により固着し、下端をパイプ状ホルダ２８に固着１
−でなり、ブロック２２の取付孔２３に下方から挿入し
てその段付部にホルダ２８の下端大径部を係止させ、ホ
ルダ２８の上端ねじ部にナツト２９を螺合して固定しで
ある。尚、この固定の際に噴出口１２５の向きを定める
。

かかるブロック２２は筬３０の下枠と共にスレイ３１上
の取付溝３２に挿入し、緯糸搬送路２１ａを形成する。

ここで、取付溝３２の前側の側面３２ａは内側に傾斜さ
せ、後側の側面３２ｂは外側に傾斜させてあり、ブロッ
ク２２の前側の側面２２ａは取付溝３２の前側の側面３
２ａと同様に傾斜させである。そして、ブロック２２の
後側の側面２２ｂの背方にある筬３０の下枠と取付溝３
２の後側の側面３２ｂとの間に取付手段としてのくさび
３３を挿入し、このくさび３３をボルト３４で挿入方向
に締付けることにより、ブロック２２の前側の側面２２
ａを取付溝３２の前側の側面３２ａに圧接させ、それら
の傾斜により下向きの力を生じさせてブロック２２の底
面２２ｃを取付ｍ３２の底面３２ｃに圧接させて、固定
しである。

なお、くさび３３の他にブロック２２をボルト等により
押付けた状態で固定しても同様の効果がある。

一方、スレイ３１に形成したひ進方向に延びる取付ｔ＃
３２の底面３２ａにはその延在方向に分配溝３５を形成
すると共に、この分配溝３５を取囲むようにシール３６
を取付ける。この分配溝３５には、織機と関連して回転
する軸３７に取付けられたカム３Ｂにより所定のタイミ
ングで作動するバルブ装置３９からパイプ４０を介して
圧力空気が供給されるようになっている。バルブ装置３
９の入口側は図示しない圧力空気供給源に接続されてい
る。

尚、分配溝３５は適宜の長さに分割して形成される各ブ
ロック２２の所定数この例では２つの補助ノズル２４に
対応するよう形成し、また織巾にあわせてブロック２２
の長さの異なるものを使用してもさしつかえないように
長さ及び位置を設定する。

かかる構成において、織機の回転に関連してカム３８が
回転し、カム山の高部がバルブ装置３９を作動させると
、圧力空気はパイプ４０から分配溝３５に流れ込み、こ
こから各補助ノズル２４に分配されてそれぞれの噴出口
２５から噴出し、緯糸を搬送する。

ここで、補助ノズル２４の清掃を行なう場合、くさび３
３のボルト３４をゆるめるだけで補助ノズル２４が取付
けられているブロック２２を取外すことができ、しかも
このブロック２２の底面から補助ノズル２４の取付孔２
３が見えるので、目づまりの検査及び清掃も簡単である
。また、取付けの際はくさび３３のボルト３４を締付け
れば、傾斜面の作用でブロック２２はその底面２２ｃが
取付溝３２の底面３２ｃにシール３６を介して密着され
た状態で固定されるので、空気洩れを生じることもない
。々お、分配溝は、エアーガイドホルダに形成しても両
方に形成しても同様の効果がある。　゛ 以」二説明してきたように本発明によれば、補助ノズル
の清掃作業等の際に補助ノズル取付用のブロックの取外
しが容易であり、また、補助ノズルの目づまり状態を目
視するだけで検査でき清掃作業自体も容易であると共に
、取付けに際して給気路のシールも万全になるという効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す断面図、第２図は本発明の一実施
例を示す断面図、第３図は第２図の■−１１矢視断面図
、第４図は同」二の要部拡大断面図である。 ３．２１・・・案内子　　３ａ、２１ａ・・・緯糸搬送
路　　５．２２・・・ブロック　　２３・・・取付孔２
４・・・補助ノズル　　３１・・・スレイ　　３２・・
・取付溝　　３３・・・くさび（取付手段）　　３５・
・・分配溝 特　許　出　願　人　日産自動車株式会社代理人弁理士
笹　島　富二雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の補助ノズルを備えたブロックをひ這方向に延びる
   溝内に並べて取付けることによシ案内子と共に緯糸搬送
   路を形成した空気噴射式織機において、 ブロックと溝との対向面の少なくとも一方に適数個の補
   助ノズルに連なる分配溝を形成して、これらの溝を空気
   供給源に連通させるとともに前記対向面相互を押付けた
   状態で取付けうる取付手段を設けたことを特徴とする空
   気噴射式織機における補助ノズルへの空気分配路構造。