JPS60220163A - 塗装用ブ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば、自動車ボディを塗装する場合等に用
いられるもので、詳しくは、洗浄水膜が形成される床面
に、余剰スプレー塗料ミスト捕集用換気気体の排出口を
形成しである塗装用ブースに関する。

従来この種の塗装用ブースにおいては、第８図に示すよ
うに、前記の床面（Ｉ鴫の中央部に、小さな排気口（２
０’）を形成して、換気気体を排出すべく構成し、そし
て、自動車ボディ醇の被塗物（ト）を、そのセンターが
前記排気口（８０’）直上方に位置するように停止させ
て、塗装させるものであった。

しかし乍ら、この従来ブースによるときけ、図からも明
らかな様に、被塗物下方での換気気体の流動経路が急激
に屈曲し、特に、第８図に示すように、被塗物を台車に
載置させて移送する形成においては、台車やこの台車を
移送するコンベヤ等が障害物となって被塗物下方での換
気気体の流動に著しく渦流が生じ、その結果、余剰スプ
レー塗料ミストを換気気体と共に迅速、スムーズに排出
するためには、換気気体の流速（流量）を上げる必要が
あって、換気気体に対する綽気ファン及び排気ファンと
して大型、大能力のものを必要とする欠点がある。

本発明は、かかる従来欠点を解消しようとする点に目的
を有する。

上記目的達成のために講じた本発明による塗装用フ”−
スの特徴構成は、ｉＩｌ紀排出口を、少なくとも、移送
停止被装物の平面視における外局縁の直下又はその近く
に周方向で分散配置する状態に設けである点にあシ、そ
れＫよる作用効果は次の通りである。

つまシ、被装物を、平面視においてその外周縁が周方向
に分散配置する排出口の直上又はその近くに位置するよ
うにセットすることにょシ、換気気体を、被袋物下側に
回込ませるように屈曲させることがない、又は、少なく
、たとえ、被装物下方に！ＩＩ述した台車やコンベヤが
存在する場合であっても、それらによる流動阻害を受け
ること／ｙなく換気気体を排気口にストレートに流動さ
せて、被装物下方において気流に渦流が生じることを非
常に少なくできる。

従って、本発明によれば、給気ファン及び排ファンの小
型化、小能力化によるイニシャル及びランニングのコス
トダウンを図り乍らも、換気気体、つｔ＃）、余剰スプ
レー塗料ミストを迅速、スムーズに排出させることがで
き、これによって、ブース内にバッチ式に被塗物を搬入
しての塗装時、前回の被塗物塗装による残余塗料ミスト
が今回の被塗物に付着するトラプルを回避する上で必要
となる被塗物のブース内への搬入待ち時間を短縮して、
作業能率を向上できるに至った。

本発明の実施例を次に示す。

第１図に示すように、チェーンコンベヤ（１）を介して
駆動移動される台車（２）に自動車ボディ（ト）（被塗
物の一例）を載置させて移送する経路上に、自動車ボデ
ィ（６）に付着の塵埃を除去するための準備ブース（３
）と、移送停止状態にある自動車ボディ（ト）を複数の
ロボット（４）・・を介して塗装する塗装用ブース（５
）と、塗膜中の溶剤を自然蒸発させて塗膜のたれ醇がな
いように塗膜を安定させるセツティングブース（６）及
び、移送停止状態にある自動車ボディ（６）を複数のロ
ボット（７）・・を介して仕上は塗装する仕上げ用ブー
ス（９）とを、移送上手から下手側にかけてその記載順
に並べて設けて、塗装設備を構成する。

前記塗装用ブース（５）においては、第２図に示すよう
に、給気ファン叫からの余剰スプレー塗料ミスト捕集用
換気空気をフィルター（＋＋ｌ及びパンチングメタル板
化を通して天井面の全面から下方に向かって吹出す給気
用上部チャンバーＯくと、前記給気ファン−から上部チ
ャンバー（Ｉｓを介して送られてくる換気空気をフィル
ター幀及及パンチングメタル板０＠を通して左右両側壁
面の下半部分から横内方側に向かって吹出す給気用側部
チャンバー端、α〜とを設けるとともに、格子製作業床
０７＋下部の、塗料ミスト付着防止用の洗浄水膜（１１
が形成された床面０鴎に、前記換気空気の排出口（２）
、を形成し、もって、余剰スプレー塗料ミヌトを検電空
気で捕集して外部に排出すべく構成されている。

かつ、前記塗装用ブース（６）においては、前記排出口
（２）、から吸引排気ファンシ■への排気経路に、前記
排出口−からの換気空気を直線路−に沿って直下方に高
速流下させて水槽（ハ）内の水面に衝突させることによ
り、慣性質量の違いを利用して換気空気中の塗料ミスト
を水に捕促させて除去する第１！！Ｉ料ミスト除去部（
財）と、この第［Ｉ料ミスト除去部（財）からの空気を
洗浄水とともに湾曲路−に沿って高速流下させて遠心力
を発生させることによシ、慣性質量の違いを利用して空
気中の小径塗料ミストを流下水に補足させて除去する第
８塗料ミスト除去部翰とを横方向に並設して、換気空気
を、塗料ミストを除去して排出すべく構成されている。

前記排出口−は、第３図にも示すように、コンベヤ（１
）による移送方向に適宜間隔を隔てて複数個、並設され
ているとともに、横方向長さが自動車ボディ（５）の巾
とほぼ等しいスリット状に構成されており、そして、並
設方向の両端に位置するものが、塗装位置に停止された
自動車ボディ（６）の平面視における前後両端縁直下の
近くに位置し、かつ、他のものが、それら長手方向の両
端部を夫々、塗装位置に停止された自動車ボディ（５）
の平面視におりる左右両端縁直下の近くに位置するよう
に設けらｔｌている。　つ′！、シ、停止自動車ボディ
（５）の平面視における外周縁の直下の近くに周方向で
分散配置する状態で、かつ、停止自動ボディ（５）の直
下に分散配置する状態に設けられている。　かつ、前記
スリット状排出口いけ、上下に巾を有する状態で、かつ
、下方に至る１′ｉと次第にその移送方向中を狭める形
態に形成されている。

＠は、前起床面−に、洗浄水膜（国を形成すべく洗浄水
を供給するパイプである。

上記実施例構成によれば、自動車ボディ（５）外周縁直
下のみならず、自動車ボディ（６）の直下位置において
も換気空気を排出で゛きるので、自動車ボディ（５）の
隙間等を通して自動車ボディ（５）下に入り込んだ余剰
スプレー塗料ミストをも、自動車ボディ（８）下方で局
部的に滞留させることなく、迅速、スムーズに排出する
ことができ、しかも、自動車ボディ（６）外周縁の直下
位置よりも横外方位置に排出口（２）が存在しないので
、余剰スプレー塗料ミストを自動車ボディ（８）の横外
方に離間飛散させて塗装ロボット（４）・・に付着さけ
その近くに周方向で分散配置し、かつ、停止被塗物（５
）の直下に分散配置する状態に排出口（２）、を構成す
るに、第６図に示すように、平面視において円形（方形
でも良い。）の排出口線の複数を並設する。

■　停止被塗物（６）の平面視における外周縁のＩＩＬ
下又はその近くに周方向で分散配置し、かつ、停止被塗
物（８）の直下に分散配置する状態に排出口−を構成す
るに、第６図に示すように、被塗物移送方向に沿ったス
リット状の排出口（２）の複数を横方向に適宜間隔を隔
てて並設する。

■　停止塗物（８）の平面視における外周縁の直下又は
その近くに周方向に分散配置し、かつ、停止被塗物（５
）の直下に分散配置する状態に排出口−を構成するに、
第７図に示すように、横方向に沿ったスリット状の排出
口（財）と移送方向に沿ったスリット状の排出口（イ）
とを並設する。

■　停止被塗物（６）の直下に排出口（２）を設けずに
実施する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至牛図は本発明に係る塗装用ブースの実施例を
示し、第１図は塗装Ｐ備の概略平面図、第２図はブース
の縦断正面図、第３図は要部の拡大平面図、第４図は第
３図での■−■線断面図である。　第５図乃至第７図は
大々、別実流側を示す要部の拡大平面図である。　第８
図は従来例の概略図である。 ０樽・・・・・・洗浄水膜、（ｌＩ・・・・・・床面゛
、（２）、・・・・・・排出口。 代理人　弁理士　北　村　修

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　洗浄水膜舖が形成される床面−に、余剰スプレー塗
   料ミスト捕集用換気気体の排出口−を形成しである塗装
   用ブースにおいて、前記排出口値を、少なくとも、移送
   停止被塗物（５）の平面視における外周縁の直下又はそ
   の近くに周方向で分散配置する状頗に設けである塗装用
   ブース。 ■　１ＩｔｌＷｉ３排出口翰が、移送停止被塗物（８）
   の平面視における外周縁の直下又はその近くと、移送停
   止被塗物置の直下とに夫権、設けられている特許請求の
   範囲第０項に記載の塗装用ブース。