JPS6021956Y2 - コンバインにおける排稈結束装置 - Google Patents
コンバインにおける排稈結束装置Info
- Publication number
- JPS6021956Y2 JPS6021956Y2 JP1978015176U JP1517678U JPS6021956Y2 JP S6021956 Y2 JPS6021956 Y2 JP S6021956Y2 JP 1978015176 U JP1978015176 U JP 1978015176U JP 1517678 U JP1517678 U JP 1517678U JP S6021956 Y2 JPS6021956 Y2 JP S6021956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straw
- waste
- threshing device
- dust
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、コンバインの脱穀装置から排出される排稈を排藁
装置を介して結束機に供給して結束する場合、結束機を
脱穀装置の板壁に対し平行に装着すると共にそれらの間
に案内板を介装して排稈を結束機に供給していたので、
株元部に多量に付着した土、塵埃及び雑草等が直接結束
機に送り込まれて結束の大きな障害となっていた。
装置を介して結束機に供給して結束する場合、結束機を
脱穀装置の板壁に対し平行に装着すると共にそれらの間
に案内板を介装して排稈を結束機に供給していたので、
株元部に多量に付着した土、塵埃及び雑草等が直接結束
機に送り込まれて結束の大きな障害となっていた。
本考案は脱穀装置から排出される排稈の株元部に付着し
た土、塵埃及び雑草等を、排稈が結束機に供給される前
に分離して除去すると共にそれが堆積しないように外側
方へ順次排出して結束機へ排稈と共に供給されるのを防
止腰以って結束機を常に的確に作動せしめることができ
、しかも排塵物は排塵通路から円滑に放出して良好な選
別を行い得るコンバインにおける排稈結束装置を提供せ
んとするものであって、走行装置２を備えた機体１上に
、脱穀装置をその排塵口６が後位となるようにして搭載
腰該脱穀装置３の後部に結束機１４を間隙を隔てて装着
したコンバインにおいて、前記脱穀装置の排藁排出部と
結束機の前部との間に形成された前記間隙の株元側上部
に藁屑等は落下させるが排藁を支持案内する案内体を架
設し、該誘導体の下方でかつ脱穀装置３の排塵口６より
上部に、排藁から脱落した藁屑を受けて外側方へ滑落さ
せるべく外側部が低くなるように傾斜した屑排出板１６
ａを設けたことを特徴とするものである。
た土、塵埃及び雑草等を、排稈が結束機に供給される前
に分離して除去すると共にそれが堆積しないように外側
方へ順次排出して結束機へ排稈と共に供給されるのを防
止腰以って結束機を常に的確に作動せしめることができ
、しかも排塵物は排塵通路から円滑に放出して良好な選
別を行い得るコンバインにおける排稈結束装置を提供せ
んとするものであって、走行装置２を備えた機体１上に
、脱穀装置をその排塵口６が後位となるようにして搭載
腰該脱穀装置３の後部に結束機１４を間隙を隔てて装着
したコンバインにおいて、前記脱穀装置の排藁排出部と
結束機の前部との間に形成された前記間隙の株元側上部
に藁屑等は落下させるが排藁を支持案内する案内体を架
設し、該誘導体の下方でかつ脱穀装置３の排塵口６より
上部に、排藁から脱落した藁屑を受けて外側方へ滑落さ
せるべく外側部が低くなるように傾斜した屑排出板１６
ａを設けたことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について本考案を更に詳細に説明
すると、１はクローラ−型の走行装置２を有する機台で
あって、自脱型の脱穀装置３は供給口を前位としフィー
ドチェーン４及び挾扼レール５を前後方向となすと共に
排塵口６を後位として機台１上に搭載してあり、この脱
穀装置３の前部には刈取装置７が後部を中心として上下
傾動するように装着しである。
すると、１はクローラ−型の走行装置２を有する機台で
あって、自脱型の脱穀装置３は供給口を前位としフィー
ドチェーン４及び挾扼レール５を前後方向となすと共に
排塵口６を後位として機台１上に搭載してあり、この脱
穀装置３の前部には刈取装置７が後部を中心として上下
傾動するように装着しである。
また、前記脱穀装置３のフィードチェーン４と反対側に
は前方から順に操作盤８、操縦席９及び籾分配筒１０ａ
と袋吊杆１０ｂとからなる和語装置１０が設けである。
は前方から順に操作盤８、操縦席９及び籾分配筒１０ａ
と袋吊杆１０ｂとからなる和語装置１０が設けである。
更に扱室の排藁口１１の後方には、後部が排藁の穂先側
へ向けて偏位する如く傾斜した排藁装置１２が配設され
ており、該排藁装置１２の後端及び排塵口６から排塵通
路１３を隔てると共に排藁装置１２より下位には排藁結
束機１４が排藁装置１２と略直交する方向として脱穀装
置３に装着してあり、上記排塵通路１３は第３図に示す
ようにフィードチェーン側が広くなった扇状に形成され
ている。
へ向けて偏位する如く傾斜した排藁装置１２が配設され
ており、該排藁装置１２の後端及び排塵口６から排塵通
路１３を隔てると共に排藁装置１２より下位には排藁結
束機１４が排藁装置１２と略直交する方向として脱穀装
置３に装着してあり、上記排塵通路１３は第３図に示す
ようにフィードチェーン側が広くなった扇状に形成され
ている。
そして、前記排塵口６の上縁を形成する排塵選別室の天
板６ａの後端と扇状の間隔を隔てた部位から斜め後下方
の結束機１４に亙って案内板１５が設けてあり、この案
内板１５の前端の株元側と上記天板６ａとの間に架設し
た誘導杆１５ａは排藁装置１２から排出される排藁を案
内板１５に案内誘導腰これが案内板１５により結束部に
滑落誘導される。
板６ａの後端と扇状の間隔を隔てた部位から斜め後下方
の結束機１４に亙って案内板１５が設けてあり、この案
内板１５の前端の株元側と上記天板６ａとの間に架設し
た誘導杆１５ａは排藁装置１２から排出される排藁を案
内板１５に案内誘導腰これが案内板１５により結束部に
滑落誘導される。
また、前記結束機１４の前面に沿う部位には前記排藁装
置１２の長さ方向と略直交すると共に案内板１５の下面
から垂下させた遮蔽板１６が設けてあり、この遮蔽板１
６は前記排塵通路１３の斜め後側方へ向う後面を形成し
ている。
置１２の長さ方向と略直交すると共に案内板１５の下面
から垂下させた遮蔽板１６が設けてあり、この遮蔽板１
６は前記排塵通路１３の斜め後側方へ向う後面を形成し
ている。
更に遮蔽板１６と排塵口６の上方の後壁３ａとの間には
穂先側より株元側を低くした屑排出板１６ａが設けであ
る。
穂先側より株元側を低くした屑排出板１６ａが設けであ
る。
なお、図面中１７は結束機１４の結節部から排藁装置１
２に向けて突設して案内板１５上に臨ませ適宜強制駆動
される星型の掻込輪である。
２に向けて突設して案内板１５上に臨ませ適宜強制駆動
される星型の掻込輪である。
前述の装置において、脱穀処理されて扱室の排藁口１１
から排出された排藁は、排藁装置１２に受は継がれて後
送されてその後端から放出される。
から排出された排藁は、排藁装置１２に受は継がれて後
送されてその後端から放出される。
この放出された排藁はカッター等にも供給し易いように
並列に配設した排藁チェーンと排藁ベルトとからなる排
藁装置により排藁口１１から穂先部が遅れ勝ちに排出さ
れたものも含めて（穂先の搬送ベルトを株元側のチェー
ンより速くすることにより）第３図に示すように稈身方
向を機体の進行方向と直交する方向となっているが、結
束機１４と脱穀装置３の後部との間は扇状に開いており
、かつ株元側の排藁チェーンの後端は穂先側の排藁ベル
トのそれより後方へ突出していることと相撲って上記排
藁は誘導杆１５ａ上を移動する間に株元側が扇状に拡開
されて線間隔となり、株元部に付着した土、袴葉、塵埃
及び雑草等が屑排出板１６ａ上に脱落し、それが該屑排
出板１６ａの傾斜により側方へ滑落排出される。
並列に配設した排藁チェーンと排藁ベルトとからなる排
藁装置により排藁口１１から穂先部が遅れ勝ちに排出さ
れたものも含めて（穂先の搬送ベルトを株元側のチェー
ンより速くすることにより）第３図に示すように稈身方
向を機体の進行方向と直交する方向となっているが、結
束機１４と脱穀装置３の後部との間は扇状に開いており
、かつ株元側の排藁チェーンの後端は穂先側の排藁ベル
トのそれより後方へ突出していることと相撲って上記排
藁は誘導杆１５ａ上を移動する間に株元側が扇状に拡開
されて線間隔となり、株元部に付着した土、袴葉、塵埃
及び雑草等が屑排出板１６ａ上に脱落し、それが該屑排
出板１６ａの傾斜により側方へ滑落排出される。
次いで上記排藁は案内板１５上を滑落して結束機１４へ
向けて誘導され、その間に掻込輪１７によって集束部に
掻込まれ、パッカー、ニードル、ビルノツター、ドアー
等の作動により結束され放出アームにより後方へ放出さ
れる。
向けて誘導され、その間に掻込輪１７によって集束部に
掻込まれ、パッカー、ニードル、ビルノツター、ドアー
等の作動により結束され放出アームにより後方へ放出さ
れる。
また、脱穀物は従来のものと同様揺動選別装置により選
別され排塵物は選別風により後方の排塵口６から排塵通
路１３へ吹き出される。
別され排塵物は選別風により後方の排塵口６から排塵通
路１３へ吹き出される。
而して、排塵物は上記排塵通路１３を通ってフィードチ
ェーン４と同じ側へ案内されて側方へ放出されるので排
塵物は結束機１４に吹き付けられることなく、また上方
及び和語装置■側へ吹き出されることもない。
ェーン４と同じ側へ案内されて側方へ放出されるので排
塵物は結束機１４に吹き付けられることなく、また上方
及び和語装置■側へ吹き出されることもない。
本考案は前述のように走行装置２を備えた機体１上に、
脱穀装置をその排塵口６が後位となるようにして搭載し
、該脱穀装置３の後部に結束機１４を間隙を隔てて装着
したコンバインにおいて、前記脱穀装置の排藁排出部と
結束機の前部との間に形成された前記間隙の株元側上部
に藁屑等は落下させるが排藁を支持案内する案内体を架
設し、該誘導体の下方でかつ脱穀装置３の排塵口６より
上部に、排藁から脱落した藁屑を受けて外側方へ滑落さ
せるべく外側部が低くなるように傾斜した屑排出板１６
ａを設けたので、排藁の株元部に付着している土、袴葉
及び雑草等は誘導体により支持案内される間に前記間隙
から屑排出板１６ａ上に落下する。
脱穀装置をその排塵口６が後位となるようにして搭載し
、該脱穀装置３の後部に結束機１４を間隙を隔てて装着
したコンバインにおいて、前記脱穀装置の排藁排出部と
結束機の前部との間に形成された前記間隙の株元側上部
に藁屑等は落下させるが排藁を支持案内する案内体を架
設し、該誘導体の下方でかつ脱穀装置３の排塵口６より
上部に、排藁から脱落した藁屑を受けて外側方へ滑落さ
せるべく外側部が低くなるように傾斜した屑排出板１６
ａを設けたので、排藁の株元部に付着している土、袴葉
及び雑草等は誘導体により支持案内される間に前記間隙
から屑排出板１６ａ上に落下する。
その際、脱穀装置３の排塵口６から噴出される選別排風
及びそれに混入する排塵物は屑排出板に遮断されて上方
に吹き上げることがなく、前記上、袴葉及び雑草等を吹
き上げてそれらの落下を阻害することなく、確実に屑排
出板１６ａ上に落下させ、落下した土、袴葉及び雑草等
を屑排出板により堆積させることなく円滑に滑落させて
株元側の外方へ排出することができる。
及びそれに混入する排塵物は屑排出板に遮断されて上方
に吹き上げることがなく、前記上、袴葉及び雑草等を吹
き上げてそれらの落下を阻害することなく、確実に屑排
出板１６ａ上に落下させ、落下した土、袴葉及び雑草等
を屑排出板により堆積させることなく円滑に滑落させて
株元側の外方へ排出することができる。
また、前記のように土、袴葉及び雑草等を排藁を結束機
に供給する前に除去することができるので土、袴葉及び
雑草等が結束機のニードルに引掛かつて結節部に押し込
まれることがなく、これにより結節ミスを未然に防止す
ることができる。
に供給する前に除去することができるので土、袴葉及び
雑草等が結束機のニードルに引掛かつて結節部に押し込
まれることがなく、これにより結節ミスを未然に防止す
ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第１図は
側面図、第２図は平面図、第３図は要部の平面図、第４
図は同上斜視図である。 １・・・・・・機台、２・・・・・・走行装置、３・・
・・・・脱穀装置、６・・・・・・排塵口、１２・・・
・・・排藁装置、１４・・曲排藁結束機、１５・・・・
・・案内板、１６・・・・・・遮蔽板、１６ａ・・・・
・・屑排出板。
側面図、第２図は平面図、第３図は要部の平面図、第４
図は同上斜視図である。 １・・・・・・機台、２・・・・・・走行装置、３・・
・・・・脱穀装置、６・・・・・・排塵口、１２・・・
・・・排藁装置、１４・・曲排藁結束機、１５・・・・
・・案内板、１６・・・・・・遮蔽板、１６ａ・・・・
・・屑排出板。
Claims (1)
- 走行装置２を備えた機体１上に、脱穀装置をその排塵口
６が後位となるようにして搭載し、該脱穀装置３の後部
に結束機１４を間隙を隔てて装着したコンバインにおい
て、前記脱穀装置の排藁排出部と結束機の前部との間に
形成された前記間隙の株元側上部に藁屑等は落下させる
が排藁を支持案内する誘導体を架設し、該誘導体の下方
でかつ脱穀装置３の排塵口６より上部に、排藁から脱落
した藁屑を受けて外側方へ滑落させるべく外側部が低く
なるように傾斜した屑排出板１６ａを設けたことを特徴
とするコンバインにおける排稈結束装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978015176U JPS6021956Y2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | コンバインにおける排稈結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978015176U JPS6021956Y2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | コンバインにおける排稈結束装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54120456U JPS54120456U (ja) | 1979-08-23 |
| JPS6021956Y2 true JPS6021956Y2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=28836420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978015176U Expired JPS6021956Y2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | コンバインにおける排稈結束装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021956Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4735993U (ja) * | 1971-05-17 | 1972-12-21 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5320467Y2 (ja) * | 1972-01-17 | 1978-05-30 | ||
| JPS581138Y2 (ja) * | 1976-01-30 | 1983-01-10 | 株式会社クボタ | 排ワラ結束装置付コンバイン |
| JPS5726601Y2 (ja) * | 1976-02-16 | 1982-06-09 |
-
1978
- 1978-02-09 JP JP1978015176U patent/JPS6021956Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4735993U (ja) * | 1971-05-17 | 1972-12-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54120456U (ja) | 1979-08-23 |
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